JP3256362B2 - 振動部品供給装置 - Google Patents

振動部品供給装置

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JP3256362B2
JP3256362B2 JP00551494A JP551494A JP3256362B2 JP 3256362 B2 JP3256362 B2 JP 3256362B2 JP 00551494 A JP00551494 A JP 00551494A JP 551494 A JP551494 A JP 551494A JP 3256362 B2 JP3256362 B2 JP 3256362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ抵抗等の、表面
と裏面を有する横長形の部品に振動を与えて、該部品の
長手方向の向きと表裏とを揃えた状態で所定の搬送方向
に単列単層で整列搬送する振動部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小形チップ抵抗や半導体チップなどの小
形部品に振動を与えて、単列単層に整列搬送する振動部
品供給装置(パーツフィーダ)は、電子部品をプリント
基盤に自動実装する際に大いに役立っている。
【0003】ところで、プリント基盤に実装される電子
部品の中には、形状の方向性のみならず、表裏をも有す
るものがある。例えば、図9に示す部品T(チップ抵
抗)は、平面形状が横長の長方形であり、長手方向の寸
法Lが幅方向の寸法Wよりも大きい。さらに、プリント
基盤に実装される抵抗を主体とする裏面mと、その反対
側の表面nとがある。したがって、このような部品Tに
あっては、形状の方向性と表裏の双方を整列する必要が
ある。
【0004】一般に、振動部品供給装置は、摺り鉢状の
ボウルとこれを支持して振動させる加振機構とで構成さ
れる。ボウル内にランダムに収容された多数の部品は、
ボウルから振動を受けてボウルの内周面に螺旋状に形成
された搬送路の下端入口から搬送路上に乗り移る。搬送
路に乗り移った部品は、振動を受けながら搬送路の上端
出口に向かって搬送される間に単列単層に修正され、さ
らに、その方向性(長手方向の向き)や表裏が修正され
る。
【0005】従来、部品Tをその長手方向の向きに整列
する手段としては、断面逆台形状の方向整列路を用いる
のが一般的である。この方向整列路は、平坦な底壁と、
底壁の両側から斜めそれぞれ上方に延びた一対の傾斜壁
からなり、底壁の幅は、部品Tの幅寸法Wより少し大き
く、部品Tの長手方向寸法Lよりかなり小さく設定され
ている。そのため、方向整列路に横向き状態で入ってき
た部品Tは、振動を受けながら搬送される間に底壁上に
滑り落ち、その長手方向が方向整列路の部品搬送方向に
向くように方向修正される。方向整列路にて方向修正さ
れなかった横向き部品は、適宜の手段でボウル内にリジ
ェクトされる。
【0006】また、部品Tの表裏を検出する手段として
は、反射型の光学センサを用いるのが一般的である。す
なわち、部品T(チップ抵抗)は、裏面mがプリント基
盤に実装される抵抗を主体とする光反射性の悪い黒色の
面であり、表面nが光反射性の良い白色の面であること
から、部品Tの上面に光学センサの検出光を照射し、そ
の反射光の有無や光量を光学センサで検知することによ
り、表裏nmの判別が可能である。このようにして、部
品Tの表裏nmを検出してから、部品Tを表面nまたは
裏面mに揃えるための手段としては、従来より、部品T
の厚さに対応した幅の溝や段差を設けた表裏整列路を用
いるもの、断面V形状の表裏整列通路を用いるもの等が
知られている。前者は、上記溝や段差を利用して部品T
を起立状態に起こし、この起立させた部品Tの表裏を検
出した結果に基づいて、ワイパーや圧縮エアーなどで部
品Tを左右いずれか一方の側方から択一的に押圧して、
所要の向きに横転させるものである。後者は、表裏整列
路のV形に対向した一対の傾斜壁の一方に部品を傾斜姿
勢で搬送し、この傾斜壁上の部品の表裏を検出した結果
に基づいて、所要の向きになっている場合はそのままの
状態で通過させ、反対の向きになっている場合は、圧縮
エアーなどで部品を押圧して、他方の傾斜壁上に表裏反
転移動させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】断面逆台形状の方向整
列路を用いる方向整列手段は、部品を方向修正する際の
確実性に欠けるという問題点がある。特に、部品Tの長
手方向寸法Lが幅寸法Wの2倍以下になると、方向整列
路を横向き状態のまま通過する確率が高くなり、ボウル
内にリジェクトされる部品数が多くなる。このことは、
部品の供給効率の低下につながる。
【0008】また、溝や段差を設けた表裏整列路を用い
る表裏整列手段は、表裏整列路とワイパーとの間で部品
が詰まる不具合や、表裏整列路の溝加工や段差加工が困
難であるという問題点がある。
【0009】さらに、断面V形状の表裏整列路を用いる
表裏整列手段は、構造が簡単で、表裏整列路内で部品が
詰まるといった不具合はないが、表裏整列路の下流に、
この表裏整列路の一対の傾斜壁の双方から搬送されてく
る部品を合流させて単列にするため等別な合流路を設け
る必要があり、この合流路で部品の詰まりが発生する場
合がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、表面と裏面を有
する横長形の部品の長手方向の向きと表裏とを確実に効
率良く整列することができ、しかも、加工の容易な振動
部品供給装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の振動部品供給装
置は、部品の長手方向の向きを揃える方向整列部と、部
品の表裏の向きを揃える表裏整列部と、部品の姿勢を変
換する姿勢変換部と、表裏整列不良の部品を排除する部
品排除部とを備えている。
【0012】方向整列部は、部品をその長手方向に単列
で搬送する幅をもった底壁、および、この底壁の両側か
らそれぞれ斜め上方に延びた傾斜壁からなる断面逆台形
状で、かつ、傾斜壁に、横向き部品の一側端部が係合可
能な凹部を有する。
【0013】表裏整列部は、方向整列部の下流側に配置
されるものであって、V形に対向した第一傾斜壁および
第2傾斜壁からなる断面V形状の表裏整列路と、この表
裏整列路の第一傾斜壁に沿って搬送されてくる部品の表
裏を検出する第1の表裏検出手段と、この表裏検出手段
の検出結果に基づいて、第1傾斜壁上の部品の傾斜下端
部を第2傾斜壁の傾斜方向に沿って押圧し、部品を第2
傾斜壁上に横滑り移動させる押圧手段と、第2傾斜壁上
に横滑り移動した部品を第1傾斜壁に向って押圧し、部
品を第1傾斜壁上に表裏反転移動させる反転手段とを有
する。
【0014】姿勢変換部は、表裏整列路から漸次断面変
化した断面逆台形状で、第1傾斜壁から傾斜姿勢で搬送
されてくる部品を徐々に寝かせて平坦姿勢に変換する。
【0015】部品排除部は、姿勢変換部から平坦姿勢で
搬送されてくる部品の表裏を検出する第2の表裏検出手
段と、この表裏検出手段の検出結果に基づいて、部品の
側部を押圧して、この部品を排除する排除手段とを有す
る。
【0016】
【作用】方向整列部は、ランダムになった部品の向きを
揃え、その長手方向の向きが搬送方向に向くように整列
するものである。方向整列部は、部品をその長手方向に
単列で搬送する幅をもった底壁と、底壁の両側から斜め
上方に延びた一対の傾斜壁とからなる断面逆台形状の溝
構造のものである。方向整列部に長手方向の向きで入っ
た部品は、そのままの状態で底壁上を搬送されてゆく。
一方、方向整列部に横向きで入った部品は、その両端が
一対の傾斜壁に支持され、底壁から浮いた状態で搬送さ
れるが、凹部の形成位置まで進行すると、その一側端部
が凹部に係合し、この係合点を支点として回転すること
により、長手方向の向きに方向修正される。
【0017】表裏整列部は方向整列部の下流に配置さ
れ、方向整列部によって長手方向に整列された部品の表
裏を揃えるものである。表裏整列路の第1傾斜壁に沿っ
て搬送されてくる部品が所定位置に達すると、表裏検出
手段により部品の裏面が検出される。この時、部品の表
裏が所要の向きになっている場合は、そのままの状態で
通過させ、表裏が反対になっている場合には、押圧手段
を作動させ、第1傾斜壁上の部品の傾斜下端部を押圧し
て、部品をその上面を上に向けたまま、横滑り的に第2
傾斜壁上へと移動させる。そして、第2傾斜壁上へ移動
した部品を、さらに、反転手段によって押圧し、第1傾
斜壁側に表裏反転移動する。したがって、表裏整列部に
おいて、部品はすべてその上面が所要の向きになった状
態で第1傾斜壁上に整列される。
【0018】姿勢変換部は、表裏整列路の第1傾斜壁に
沿って搬送される傾斜姿勢の部品を平坦姿勢に姿勢変換
するものである。
【0019】部品排除部は、表裏整列部で表裏整列され
なかった表裏整列不良の部品を最終的に排除し、表裏整
列の確実性を高めるものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図9に示す部品T
(チップ抵抗)を整列搬送する場合を例にとって説明す
る。
【0021】図1は、この実施例の振動部品供給装置の
全体構成を示す。この振動部品供給装置は、下部振動体
1と上部振動体2とを板バネ3を介して連結すると共
に、下部振動体1と上部振動体2との間に電磁励振装置
(図示省略)を配置し、電磁励振装置と板バネ3との協
働により上部振動体2に振動を与えるものである。上部
振動体2の上面には螺旋状の搬送路4aを有するボウル
4が固定されており、上部振動体2の振動により、ボウ
ル4及びこれに収容された部品Tに振動が与えられ、部
品Tが搬送路4aに沿って搬送されてゆく。図1aに示
すように、ボウル4には搬送方向Xに沿って、順次に、
以下に示す主要な構成要素A〜Fが配置されている。
【0022】(A)部品Tの向きを(長手方向に)揃え
る方向整列部。 (B)2段積み、2列、横向きになった部品Tを排除し
て部品Tを長手方向の単列単層に揃える単列単層整列
部。 (C)部品Tを所定の姿勢に変換して下流側の表裏整列
部Dに送る第1の姿勢変換部。 (D)部品Tの表裏を揃える表裏整列部。 (E)表裏整列部Dからの部品Tを平坦姿勢に変換する
第2の姿勢変換部。 (F)表裏整列不良の部品Tを排除する部品排除部。
【0023】図2〜図3は、方向整列部Aを示す。ボウ
ル4の搬送路4aの終端Pを通過する部品Tは、その向
きおよび表裏がランダムになっている。方向整列部A
は、このランダムになった部品Tの向きを揃え、その長
手方向の向きが搬送方向Xに向くように整列するもので
ある。方向整列部Aは、部品Tをその長手方向に単列で
搬送する幅をもった底壁5と、底壁5の両側から略45
度の角度で斜め上方に延びた一対の傾斜壁6とからなる
断面逆台形状の溝構造のものである。底壁5の幅は部品
Tの幅Wよりも少し大きく、かつ、部品Tの長さLより
もかなり小さい。また、傾斜壁6の深さは部品Tの厚さ
よりも大きい。さらに、傾斜壁6には複数の凹部7が千
鳥配置されている。凹部7は、傾斜壁6上を横向きで搬
送される部品Tの一側端部が係合可能な形状寸法、高さ
位置に形成される。この実施例の凹部7は、平面形状が
円弧形で、その弦部分が底壁5と略平行であり、また、
その内面が、平坦な円弧底面7aと垂直な円弧側壁面7
bからなる。ただ、凹部7の形状はこのような平面円弧
形に限らず、その他の形状例えば平面矩形などでも良
い。尚、この実施例において、複数の凹部7を千鳥配置
してあるのは整列効率を高めるためであるが、一対の傾
斜壁6の一方にのみ単数又は複数の凹部7を設けた構成
でもかなりの効果が期待できる。
【0024】方向整列部Aに長手方向の向きで入った部
品Tは、そのままの状態で底壁5上を搬送されてゆく。
一方、方向整列部Aに横向きで入った部品Tは、図3に
示すように、その両端が一対の傾斜壁6に支持され、底
壁5から浮いた状態で搬送されるが、凹部7の形成位置
まで進行すると、その一側端部が凹部7に係合し(円弧
側壁面7bに係合する)、この係合点Qを支点として約
90度回転することにより、長手方向の向きに方向修正
される。
【0025】図4は、単列単層整列部Bを示す。単列単
層整列部Bは方向整列部Aの下流に配置され、方向整列
部Aで長手方向に整列された部品Tのうち、2段積み、
2列になった部品Tを排除すると共に、方向整列部Aで
方向修正されなかった横向きの部品Tを排除して、部品
Tを長手方向の単列単層に揃えるものである。単列単層
整列部Bは、底壁が略15度の角度でボウル4の中心方
向に向って傾斜した段状の通路8と、通路8の上端から
同様の角度で傾斜した上面壁9と、通路8の端面側に設
けられた排除ポケット10からなる。通路8の幅は部品
の幅Wと同程度であり、高さは部品Tの厚さと同程度で
ある。
【0026】単列単層整列部Bに2段積みになって入っ
てきた部品Tは、図4bに示すように、傾斜した上面壁
9上を滑り落ちてボウル4に戻され、2列または横向き
に入ってきた部品Tは、図4cおよび図4dに示すよう
に、通路8から排除ポケット10に落下する。
【0027】図5a、図5c、図5eは、第1の姿勢変
換部Cを示す。姿勢変換部Cは単列単層整列部Bの下流
に配置され、単列単層整列部Bの通路8で長手方向の単
列単層に整列された部品Tを所定の姿勢に変換して下流
側の表裏整列部Dに送るものである。姿勢変換部Cは、
図5bに示す段状の通路8から漸次断面変化したもの
で、図5cに示すように、V形に対向した第1傾斜壁1
1と第2傾斜壁12からなる。通路8から姿勢変換部C
に入ってきた部品Tは第1傾斜壁11に沿って搬送され
てゆく間に、図5bに示す姿勢から図5cに示す姿勢へ
と徐々に変換される。尚、通路8から図5dに示す起立
姿勢で入ってきた部品Tは、一旦、第2傾斜壁12側に
姿勢変換した後、図5eに示すように、押圧手段例えば
第2傾斜壁12のエアー穴13から常時噴出される圧縮
エアーP1により押圧反転し、第1傾斜壁11側に再び
姿勢変換する。尚、押圧手段として、ピストンピンなど
の機械的手段を用いても良い。
【0028】図6は、表裏整列部Dを示す。表裏整列部
Dは姿勢変換部Cの下流に配置され、方向整列部Aおよ
び単列単層整列部Bによって長手方向の単列単層に整列
された部品Tの表裏nmを揃えるものである。表裏整列
部Dは、V形に対向した第1傾斜壁14aおよび第2傾
斜壁14bからなる断面V形状の表裏整列路14と、表
裏整列路14の第一傾斜壁14aに沿って搬送されてく
る部品Tの表裏nmを検出する第1の表裏検出手段例え
ば反射型の光学センサ15と、光学センサ15の検出結
果に基づいて、第1傾斜壁14a上の部品Tの傾斜下端
部を第2傾斜壁14bの傾斜方向に沿って押圧し、部品
Tを第2傾斜壁14a上に横滑り移動させる押圧手段と
しての第1エアー穴16と(図6a:第1ポジションD
1)、第2傾斜壁14b上に横滑り移動した部品Tを第
1傾斜壁14aに向って押圧し、部品Tを第1傾斜壁1
4a上に表裏反転移動させる反転手段としての第2エア
ー穴17とを有する(図6b:第2ポジションD2)。
この実施例において、光学センサ15と第1エアー穴1
6は上流側の第1ポジションD1に、第2エアー穴17
はそれよりも下流側の第2ポジションD2に配置されて
いる。
【0029】第1ポジションD1において、光学センサ
15は、第1傾斜壁14a上を搬送されてくる部品Tの
表裏nmを検出可能な位置に配置され、第1エアー穴1
6は第1傾斜壁14aの下端部に形成されている。さら
に、この実施例では、第1傾斜壁14aと第2傾斜壁1
4bとの間に形成されるV形空間の上方定位置に反転防
止爪18が配置されている。また、第2ポジションD2
において、第2エアー穴17は、第2傾斜壁14bの上
方部で、丁度、部品Tの上端部位置に対応した高さ位置
に形成されている。
【0030】姿勢変換部Cから表裏整列路14に導き入
れられ、第1傾斜壁14aに沿って搬送されてくる部品
2が第1ポジションD1に達すると、光学センサ15か
ら検出光が部品Tの傾斜した上面に向けて照射され、そ
の反射光の有無、量を光学センサ15が検知して、部品
Tの上面が表面nか裏面mかを判別する。例えば、図6
aに示すように、第1ポジションD1に達した部品Tの
上面が光反射性の良い表面nであると、これを光学セン
サ15が検出して、第1エアー穴16から圧縮エアーP
2を短時間だけ噴出させる。そうすると、第1エアー穴
16から噴出された圧縮エアーP2が、第1傾斜壁14
a上の部品Tの傾斜下端部を押圧して、部品Tをその上
面(表面n)を上に向けたまま、横滑り的に第2傾斜壁
14b上へと移動させる。このとき、反転防止爪18
は、第1傾斜壁14aの部品Tの上端部が第2傾斜壁1
4b側へと回転移動しないように作用して、部品Tの表
裏nmが反転するのを防止し、部品Tの上記の横滑り移
動を確実なものにする。尚、反転防止爪18は、光学セ
ンサ15による表裏検出を妨げることがないよう、透光
性材料で形成するか、あるいは、検出光を通過させるた
めの孔を設けたものとする。
【0031】以上のようにして、第1傾斜壁14aから
第2傾斜壁14b上に移動した部品2の上面は表面nの
ままであるが、この部品Tが第2傾斜壁14bに沿って
少し搬送されて第2ポジションD2に達すると、図6b
に示すように、第2エアー穴17から常時噴出されてい
る圧縮エアーP3によってその上端部を押圧される。
尚、第2ポジションD2には、上述した反転防止爪18
は配置されていない。そうすると、第2傾斜壁14b上
の部品Tが上端部から第1傾斜壁14aへと回転(反
転)移動し、部品Tの表裏nmが反転する。このように
して、第1傾斜壁14a上に表裏反転移動した部品T
は、その上面が裏面mになって、そのまま第1傾斜壁1
4aに沿って第2ポジションD2から下流へと搬送され
る。
【0032】一方、第1ポジションD1に達した部品T
の上面が光反射性の悪い裏面mであると、これを光学セ
ンサ15が検出して、第1エアー穴16の圧縮エアーP
2を無動作状態に維持させる。この場合、部品Tは、そ
の上面を裏面mにした状態で第1傾斜壁1aに沿って搬
送され、そのままの状態で第2ポジションD2を通過し
下流へと搬送される。
【0033】したがって、表裏整列部Dにおいて、部品
Tはすべてその上面が裏面mになった状態で第1傾斜壁
14a上に整列される。
【0034】尚、第1傾斜壁14aから第2傾斜壁14
bに部品Tを横滑り移動させる押圧手段、第2傾斜壁1
4bから第1傾斜壁14aに部品Tを表裏反転移動させ
る反転手段は、圧縮エアーに限らず、ピストンピンなど
の機械的手段であってもよいが、圧縮エアーが部品Tを
傷付けず安全確実に移動させ、また、機構的にも実施が
容易で望ましい。
【0035】図7bおよび図7cは、第2の姿勢変換部
Eを示している。姿勢変換部Eは、表裏整列部Dにて、
表裏整列路14の第1傾斜壁14a上に表裏整列された
部品T(図7a)を、図7bに示すような平坦姿勢に変
換するものである。姿勢変換部Cは、断面V形状の表裏
整列路14から漸次断面変化したもので、図7bに示す
ように、部品Tをその長手方向に単列で搬送する幅をも
った底壁19と、底壁19の両側から略45度の角度で
斜め上方に延びた一対の傾斜壁20とからなる断面逆台
形状の溝構造のものである。表裏整列路14から傾斜姿
勢で入ってきた部品Tは、姿勢変換部Eを搬送されてゆ
く間に、その上面を裏面mとした平坦姿勢へと徐々に変
換される。上述したように、表裏整列路14からの部品
Tはすべて第1傾斜壁14a上に表裏整列されているの
で、従来のように(V形断面の表裏整列路を用いたも
の)に比べ、2列のもの(第1傾斜壁と第2傾斜壁のそ
れぞれに表裏整列されたもの)を合流させて単列にする
ような合流路を付設する必要が無く、合流路部分におけ
る部品詰まりの問題は生じない。
【0036】図8は、部品排除部Fを示す。部品排除部
Fは、表裏整列部Dで表裏整列されなかった表裏整列不
良の部品Tを検出し、これを排除するものである。部品
排除部Fは、姿勢変換部Eで平坦姿勢に変換された部品
Tを単列で搬送する幅をもった段状の通路21と、この
通路21の端面側に設けられた排除ポケット22と、通
路21上を搬送されてくる部品Tの表裏nmを検出する
第2の表裏検出手段例えば反射型の光学センサ23と、
光学センサ23の検出結果に基づいて、通路21上の部
品Tの側部を押圧し、部品Tを通路21から排除ポケッ
ト22に排除する排除手段としてのインジェクター24
とを有する。例えば、通路21上を通過する部品Tの上
面が表面nであると、光学センサ23がこれを検出し、
インジェクター24を作動させてこれを排除する。一
方、通路21上を通過する部品Tの上面が裏面mの場合
は、インジェクター24は作動せず、その部品Tは部品
排除部Fをそのままの状態で通過する。部品排除部Fを
通過した部品Tは、すべてその上面が裏面mになった状
態で下流へ搬送され、装置外部に排出される。尚、排除
手段として圧縮エアーバルブを用いても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明の振動部品供給装置は、横向き状
態で進行してきた部品の大多数を、方向整列部における
傾斜壁の凹部との係合によって正規の方向に修正するの
で、従来装置に比べ、部品の方向整列の効率が極めて高
い。しかも、方向整列部は、底壁と傾斜壁からなる断面
逆台形状の溝構造のものであるから加工が容易であり、
凹部についても傾斜壁を部分的に切り欠くような二次加
工で簡単に形成できるため、製作上、有利である。
【0038】また、表裏整列部において、部品がすべて
表裏整列路の第1傾斜壁上に表裏整列されるので、従来
装置(V形断面の表裏整列路を用いたもの)に比べ、2
列のもの(第1傾斜壁と第2傾斜壁のそれぞれに表裏整
列されたもの)を合流させて単列にするような合流路を
付設する必要が無く、合流路部分における部品詰まりの
問題が解消される。
【0039】さらに、上記効果に起因して、表裏整列部
からの部品を平坦姿勢に変換する姿勢変化部の構造を簡
略化することができる。
【0040】姿勢変換部の下流に部品排除部を配置し、
表裏整列不良の部品を最終的に排除することにより、表
裏整列の確実性をより一層向上させることができる。
【0041】したがって、本発明によれば、表面と裏面
を有する横長形の部品の長手方向の向きと表裏とを確実
に効率良く整列することができ、しかも、そのための構
造が簡単で、製作上も有利な振動部品供給装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の振動部品供給装置の全体構成を示す。
同図aは平面図、同図bは側面図である。
【図2】方向整列部を示す。同図aは平面図、同図bは
拡大平面図、同図cは図bにおけるc−c断面図であ
る。
【図3】方向整列部を示す。同図aは拡大平面図、同図
bは図aにおけるb−b断面図である。
【図4】単列単層整列部を示す。同図aは平面図、同図
b、c、dは図aにおけるbcd−bcd断面図であ
る。
【図5】第1の姿勢変換部を示す。同図aは平面図、同
図c、eは図aにおけるc−c断面図である。尚、同図
b、dは単列単層整列部の断面図である。
【図6】表裏整列部を示す。同図aは第1ポジションに
おける断面図、同図bは第2ポジションにおける断面図
である。
【図7】第2の姿勢変換部を示す。同図cは平面図、同
図bは図cにおけるb−b断面図である。尚、同図a
は、表裏整列部の断面図である。
【図8】部品排除部を示す断面図である。
【図9】部品(チップ抵抗)を示す斜視図である。
【符号の説明】
A:方向整列部 5 底壁 6 傾斜壁 7 凹部 D:表裏整列部 14 表裏整列路 14a 第1傾斜壁 14b 第2傾斜壁 15 光学センサ(第1の表裏検出手段) 16 第1エアー穴(押圧手段) 17 第2エアー穴(反転手段) E:姿勢変換部 F:部品排除部 23 光学センサ(第2の表裏検出手段) 24 インジェクター(排除手段) T 部品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面と裏面を有する横長形の部品に振動
    を与えて、該部品の長手方向の向きと表裏とを揃えた状
    態で所定の搬送方向に単列単層で整列搬送する振動部品
    供給装置において、 上記部品をその長手方向に単列で搬送する幅をもった底
    壁、および、この底壁の両側からそれぞれ斜め上方に延
    びた傾斜壁からなる断面逆台形状で、かつ、傾斜壁に、
    横向き部品の一側端部が係合可能な凹部を有する方向整
    列部と、 上記方向整列部の下流側に配置されるものであって、V
    形に対向した第一傾斜壁および第2傾斜壁からなる断面
    V形状の表裏整列路と、この表裏整列路の第一傾斜壁に
    沿って搬送されてくる部品の表裏を検出する第1の表裏
    検出手段と、この表裏検出手段の検出結果に基づいて、
    第1傾斜壁上の部品の傾斜下端部を第2傾斜壁の傾斜方
    向に沿って押圧し、部品を第2傾斜壁上に横滑り移動さ
    せる押圧手段と、第2傾斜壁上に横滑り移動した部品を
    第1傾斜壁に向って押圧し、部品を第1傾斜壁上に表裏
    反転移動させる反転手段とを有する表裏整列部と、 上記表裏整列路から漸次断面変化した断面逆台形状で、
    上記第1傾斜壁から傾斜姿勢で搬送されてくる部品を徐
    々に寝かせて平坦姿勢に変換する姿勢変換部と、 上記姿勢変換部から平坦姿勢で搬送されてくる部品の表
    裏を検出する第2の表裏検出手段と、この表裏検出手段
    の検出結果に基づいて、部品の側部を押圧して、部品を
    排除する排除手段とを有する部品排除部とを備えたこと
    を特徴とする振動部品供給装置。
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