JP3250822B2 - 貯湯式給湯器 - Google Patents

貯湯式給湯器

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JP3250822B2
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正次 服部
佳嗣 藤本
和彦 宮本
賢志 明河
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動式減圧弁および電
動式逃がし弁を備えた貯湯式給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の貯湯式給湯器は図4に示
すような構成のものがあった。図に示すように、一次給
水配管1の途中に、止水栓2、タンク3からの逆流を防
止する逆止弁4、二次給水圧力を一定に保つ圧力式減圧
弁5、開閉用の電動給水弁6、給水量を管理する流量セ
ンサー7を設け、またタンク3の上部には膨張水を逃が
すための逃がし弁8と空気抜き弁9を設けている。また
タンク3の下部の排水管10の途中に手動の排水栓11
および開閉用の電動排水弁12が取り付けられている。
圧力式減圧弁5と逃がし弁8の法規制は圧力容器の常用
圧力(1kg/cm2 )以下であり、圧力式減圧弁4は0.8
5kg/cm2 に、また逃がし弁8は0.97kg/cm2 に設定
されている。また制御盤13と接続したシステム制御器
14は電動給水弁6、流量センサー7、電動排水弁12
に結線している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、止水栓2と排水栓11は電動式でないの
で、HAシステムとして使用して遠隔操作するために
は、これらとは別に電動給水弁6と電動排水弁12が必
要となり、複雑な配管工事となり、費用も高額となる等
の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、周辺配管を簡素化し、遠隔制御のための電気配線も
簡素化することができる貯湯式給湯器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一次給水配管に接続して二次給水圧力を制
御すると共に閉止機能を有する電動式減圧弁と、この電
動式減圧弁に並設して給水量を検出する流量センサー
と、排水管に接続して膨張水を逃がすと共に開度調節機
能を有する電動式逃がし弁と、タンクの給湯口近傍に設
タンク内圧を検出する圧力センサーと、前記流量セン
サーと圧力センサーの信号に基づいて所定の給水、
熱、排水動作を行うと共に二次給水圧を制御する制御器
と、この制御器に所定の動作を指示するための外部信号
を送る制御盤とを備え、前記制御盤はHAシステムで構
成すると共に、使用開始の信号が送られた時は電動式減
圧弁と電動式逃がし弁を制御してタンクへの自動給水を
行うと共に圧力センサーと流量センサーの信号に基づい
て所定の給水、加熱動作を行い、タンク内の圧力を調整
しながら所定の湯温に沸き上げ、使用停止の信号が送ら
れた時は電動式減圧弁と電動式逃がし弁を制御してタン
クの自動排水を行うようにし、HAシステムによる使用
状況に応じた使い方が可能な構成としている。
【0006】
【作用】上記した構成において、制御器が流量センサ
ー、圧力センサー及び制御盤の信号を入力して電動式減
圧弁及び電動式逃がし弁を制御するため、使用時にはタ
ンクの内圧を調整しながら所定の湯温に沸き上げる自動
給水、加熱動作及び給湯流量が変化しても二次給水圧を
一定にする調圧動作ができ、使用停止時には自動排水動
作が可能となり、使い勝手が大幅に向上する。また、制
御盤をHAシステムで構成することで、任意の場所から
自動給水、加熱動作及び自動排水動作を指示することが
できるため、使用状況に応じた使い方及び集中管理が可
能となり、操作性が大幅に向上できるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。なお、本実施例において、前
述の従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を
付し、その説明は省略する。貯湯式給湯器15の内部に
はタンク3、ヒータ16、システム制御器17等を設け
ている。タンク3の上部には給湯口18、下部には給水
口19および排水口20を備えている。給水配管は一時
給水管1から逆止弁4、電動式減圧弁21、流量センサ
ー22を経て給水口19に接続している。二次給水配管
23の途中に電動式逃がし弁24を設け、膨張水は排水
口20から排水栓11を経た配水管25に導かれてい
る。給湯管26は給湯口18から給湯栓27まで配管接
続され、給湯口18の近くに圧力センサー28を設けて
いる。システム制御器17は電動式減圧弁21、流量セ
ンサー22、電動式逃がし弁24、圧力センサー28が
各々電気配線され、また外部からは制御盤13からHA
システムにより接続されている。
【0008】図2は給水配管部の詳細を示すものであ
る。すなわち、弁体29の下部の一次給水接続口30か
ら逆止弁4を通って弁内部に入る。逆止弁4は上からば
ね31で軽く押圧されて閉止している。電動式減圧弁2
1を形成する弁32はニードル形状としており、モータ
33により水平方向に可動する弁軸32aにより弁開度
の調整ができるようにしている。流量センサー22は羽
根車34とその軸上に磁石35を取りつけ、その外側に
磁気センサー36を設けた構成としており、調圧した二
次給水は羽根車34を回転させることによるパルス信号
をシステム制御器17に伝達する。
【0009】また弁体29の中央上部の二次給水接続口
37はタンク3の給水口19に接続している。さらに電
動式逃がし弁24の弁38も水平方向にモータ39によ
り弁38の開度調整ができるようになっており、弁38
から出た膨張水は排水接続口40から排水管25に流れ
る。
【0010】上記構成において動作を説明すると、給湯
栓27を開きお湯を使用すると、タンク3内の圧力が低
下する。これに瞬時に対応して圧力センサー28が検知
しシステム制御器17に信号を送る。システム制御器1
7からの演算の結果から直ちにモータ33が駆動し、弁
32を開く。設定二次圧に達するまでこの動作を繰り返
す。
【0011】そして設定二次圧に達するとその弁32の
開度を維持し平衡状態を保つ。給湯をやめるために給湯
栓27を閉め始めると、設定二次圧以上の圧力となって
くるので圧力センサー28の信号によりシステム制御器
17からモータ33が弁32を閉じる。このようにして
圧力調整をするので図3のaに示す特性のように流量に
かかわらず一定の二次圧力となっている。
【0012】またヒータ16に通電して沸き上げを始め
ると、内部の水が膨張するため少しづつタンク3内の圧
力が上昇してくる。これを圧力センサー28が検知した
信号によりシステム制御器17がモータ39を駆動し弁
38を少し開く。膨張による圧力上昇はわずかであるた
め、再び圧力は低下するので同様に制御器17によりモ
ータ39が弁38を閉じる。これを繰り返して沸き上げ
て逃がし弁設定圧力は図3のbに示す特性となり、給湯
流量を増しても二次給水圧力は変化しない。
【0013】つぎに、遠隔制御の動作について説明す
る。最初はタンク3内は空水状態であり、このとき電動
式減圧弁21は全閉となっている。たとえば利用客が翌
日に来ることを管理人に連絡すると、管理人は制御盤1
3を動作させて運転を開始する。この信号を受けてシス
テム制御器17は電動式逃がし弁24を全閉、電動式減
圧弁21を全開にしてタンク3への給水を始める。これ
と同時に流量センサー22からのパルス信号を積算し
て、タンク3が満水になりパルス信号が止まると満水と
判断し、ヒータ16の通電を開始し所定の湯温まで沸き
上げる。この状態で利用客の来室を待つ。利用客が帰る
ときには管理人にその旨連絡すると、制御盤13のスイ
ッチで給湯器の停止を指示する。この信号を受けてシス
テム制御器17は電動式逃がし弁24を全開、電動式減
圧弁21を全閉にしてタンク3の排水を始める。こうし
て非使用時にはタンク3内を空水状態にして次回の来室
を待つ利用システムに対応している。
【0014】このように実施例の貯湯式給湯器は、電動
式減圧弁21と電動式逃がし弁24が、電動給水弁6と
電動式排水弁12を兼用できるので、弁の数量が削減で
き、これとともに配管構成も簡単になり、配管工事も大
幅に省力化できる。
【0015】また、圧力センサー28だけをタンク3の
上部に設ければ高い二次圧力を確保でき、電動式減圧弁
21および電動式逃がし弁24は任意の位置に取りつけ
られ、これらをすべて、タンク3の下部の給水口19の
近傍に配置すれば配管距離を極めて短くすることがで
き、簡単で合理的な給水配管ができる。
【0016】なお、逆止弁4、電動式減圧弁21、電動
式逃がし弁24など給水まわりの部品を一体化すれば、
さらに組み立ても簡単にでき実用上の効果も高く、また
電動式減圧弁21は調圧だけでなく完全に閉止すること
もできるので、制御器17からのスイッチ操作で閉止さ
せれば従来のような止水栓2を使わなくても良い。
【0017】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
貯湯式給湯器は、流量センサー、圧力センサー及び制御
盤の信号を入力して電動式減圧弁及び電動式逃がし弁を
制御するため、使用開始時の給水、加熱動作及び通常使
用時のタンク内圧の調圧動作、さらに停止時の排水動作
を自動的に行うことができ、使い勝手が大幅に向上する
とともに、配管構成の簡素化、操作性の向上、異常圧の
抑制及び通常使用時の出湯性能を確保し、快適なシャワ
ー給湯を提供することができる。また、制御盤をHAシ
ステムで構成することで、任意の場所から自動給水、加
熱動作及び自動排水動作を指示することができるため、
使用状況に応じた使い方及び集中管理が可能となり、操
作性が大幅に向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における貯湯式給湯器の概略
構成図
【図2】同貯湯式給湯器の要部断面図
【図3】同貯湯式給湯器の動作特性図
【図4】従来の貯湯式給湯器の概略構成図
【符号の説明】
1 一次給水配管 3 タンク 13 制御盤 17 システム制御器(制御器) 21 電動式減圧弁 22 流量センサー 24 電動式逃がし弁 25 排水管 28 圧力センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 明河 賢志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−84360(JP,A) 特開 平3−20559(JP,A) 特開 平2−115656(JP,A) 特開 平2−176350(JP,A) 特開 平1−239342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/18 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次給水配管に接続して二次給水圧力を制
    御すると共に閉止機能を有する電動式減圧弁と、この電
    動式減圧弁に並設して給水量を検出する流量センサー
    と、排水管に接続して膨張水を逃がすと共に開度調節機
    能を有する電動式逃がし弁と、タンクの給湯口近傍に設
    タンク内圧を検出する圧力センサーと、前記流量セン
    サーと圧力センサーの信号に基づいて所定の給水、
    熱、排水動作を行うと共に二次給水圧を制御する制御器
    と、この制御器に所定の動作を指示するための外部信号
    を送る制御盤とを備え、前記制御盤はHAシステムで構
    成すると共に、使用開始の信号が送られた時は電動式減
    圧弁と電動式逃がし弁を制御してタンクへの自動給水を
    行うと共に圧力センサーと流量センサーの信号に基づい
    て所定の給水、加熱動作を行い、タンク内の圧力を調整
    しながら所定の湯温に沸き上げ、使用停止の信号が送ら
    れた時は電動式減圧弁と電動式逃がし弁を制御してタン
    クの自動排水を行うようにし、HAシステムによる使用
    状況に応じた使い方を可能にした貯湯式給湯器。
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JP2010078189A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Denso Corp 給湯装置
JP5130258B2 (ja) * 2009-06-08 2013-01-30 リンナイ株式会社 コージェネレーションシステム
JP5658495B2 (ja) * 2010-07-08 2015-01-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 貯湯式給湯機

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