JP3250286B2 - カラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法 - Google Patents
カラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法Info
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Description
用紙の長さの検出方法の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の熱転写式カラ−プリンタは図2に
示すように構成されていた。同図において,1は用紙カ
セット,2は用紙,3は手差し用紙の繰り出しロ−ラ,
4は送りロ−ラ,5及び6は夫々ピンチロ−ラ,7はプ
ラテンロ−ラ,8はサ−マルヘッド,9及び10は夫々
排出ロ−ラ,11はインクリボン,12は供給スプ−
ル,13乃至15は夫々ガイドロ−ラ,16は巻取スプ
−ル,17は手差し用のガイド,17aは用紙カセット
1側のガイド,18は枠壁で,図示のように配置・構成
されていた。なお,S1はカセット1に収納された用紙
のサイズを検出するためのセンサ,S2は用紙繰り出し
の時に,サ−マルヘッド8の下の所定位置まで用紙を搬
送するための制御に使われるセンサ,S3はY,M,C
の各色の印字開始位置まで用紙を搬送するための制御に
使われるセンサである。上記構成において,カラ−プリ
ンタを駆動すると,用紙カセット1に収納されている用
紙2による印刷の場合は,カセット1から繰り出された
際にセンサS1で用紙のサイズを検出し,繰り出される
用紙2を送りロ−ラ4,ピンチロ−ラ5,6に挟持搬送
され,プラテンロ−ラ7とサ−マルヘッド8の間を経て
排出ロ−ラ9,10(両ロ−ラは同期回転)により排出
されるが,この間,センサS2の信号によりサ−マルヘ
ッド8への搬送工程が制御される。一方,インクリボン
11は供給スプ−ル12からガイドロ−ラ13,14に
案内されてプラテンロ−ラ7とサ−マルヘッド8の間で
用紙2と一緒になり,Y,M,C等の各色エリアのイン
クリボンの往復印字動作によって所要のカラ−プリント
が行われた後,サ−マルヘッドの先端部で用紙2と分離
されてガイドロ−ラ15を経て巻取スプ−ル16に巻き
取られる。なお,この間,センサS3はY,M,Cの各
色の印刷開始位置までの用紙の搬送を制御する信号を出
す。この印字動作を更に詳しく説明すると,次の通りで
ある。即ち,用紙カセット1にある用紙2のサイズが,
例えばA3なのか,A4なのかという用紙の大きさはセ
ンサS1によって検出され,この用紙大きさを別置され
るコンピュ−タに伝え,同コンピュ−タからその用紙に
応じた印刷制御信号を各部に与えておき,以降は,用紙
2が繰り出されて送りロ−ラ4のところにあるセンサS
2は進んでくる用紙2の先端を検出してCPUに信号を
送り,用紙2がサ−マルヘッドの下のプリントされる所
定の位置に達したら停止させ,先ず,Y(黄色)のプリ
ントが行われるが,この時の用紙2は排出ロ−ラ9(回
転速度は送りロ−ラ4の回転速度より少々早い)に引っ
張られてプリントドットラインが移動する。Y(黄色)
のプリントが終了すると,サ−マルヘッド8は反時計方
向に回転傾斜してプラテンロ−ラ7から離れ,排出ロ−
ラ9,10,プラテンロ−ラ7及び送りロ−ラ4は逆転
して用紙2は後退,停止した後,再び用紙2は前進して
センサS3がM(赤色)の印字開始位置を検出して,サ
−マルヘッド8が時計方向に回転してプラテンロ−ラ7
に圧接し,前以てMのエリアに変わったインクリボン1
1でMのプリントが行われる。同様にしてC(青色)の
プリントが行われ,引き続き用紙2の連続する未印刷エ
リアにY,M,Cのプリントが繰り返して行われて,用
紙の大きさに対応して定まる印刷エリアとなるような所
要のカラ−プリントがなされる。このような印刷制御は
手差し用紙の場合も,用紙サイズ検出用のセンサと対応
して行うものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで,従来のもの
では,上記のように構成され,動作される機構であった
ため,用紙カセット1から繰り出される用紙についての
プリントの場合は用紙のサイズ(この場合長さ)をセン
サS1がCPUに入力することにより以後の作動が順調
に行われるが,手差し給紙の場合には,カセット1にセ
ットされている用紙とは異なるサイズの用紙を使用する
ことが殆どであると共にその用紙サイズが種々の大きさ
の用紙を用いてプリントすることになるから,カセット
用の用紙検出センサS1とは別に独立した手差し給紙時
に使用する各種サイズの用紙に合わせて多数のセンサ,
例えばS4〜S8を配置する必要があり,このことはコス
トアップになると共にこれらセンサの設置面積も必要と
なるので,これに対処する方法が要望されていた。本発
明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するように
したカラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法を提供
することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明のカラープリンタ
における用紙長さの検出方法は,カラープリンタのサー
マルヘッドの所定位置まで用紙を搬送するための信号を
出す機能を有する第1のセンサと,その下流に配置され
Y(黄),M(赤),C(青)等の各色の印字開始位置
までの用紙搬送のための信号を出す機能を有する第2の
センサとを用い,カラープリンタにおける手差し給紙の
場合に,用紙の先端が上記第2のセンサにより検出され
た後,上記第1のセンサにより用紙の後端が検出される
までの時間Tと用紙の排出速度Vと上記第1,第2のセ
ンサ間の距離Sとによって,次式により用紙の長さLを
専用の検知センサを設けることなく算出するようにし
た。 L=(T×V)十S 【0005】 【作用】手差し用紙の長さをLとすると,手差し用の用
紙の先端がセンサS3を通過したときからセンサS2を用
紙の後端が通過するまでの時間Tと排出ロ−ラによる排
出速度Vとの積により用紙の長さの一部L1がL1=T×
Vとしてが求められ,その用紙の残部の長さL2はセン
サS2とセンサS3の間の距離SからL2=Sとして求め
られるから,用紙の長さは,L=L1+L2として検出さ
れる。 【0006】 【実施例】図1は本発明のカラ−プリンタにおける用紙
長さの検出方法を実施するカラ−プリンタの構成で,同
図において,従来のものと対応する構成については,図
2と同一の符号を付して示した。同図において,19は
演算回路で,手差しモ−ドである旨のCPUからの信号
がある時のみ各センサS3,S2からの検出信号を受け
て,まず,手差し用の用紙の先端がセンサS3を通過し
たときからセンサS2を用紙の後端が通過するまでの時
間Tと用紙の排出速度Vすなわち排出ロ−ラの周速度と
の積により用紙の長さの一部L1はL1=T×Vとして求
め,一方,その用紙の残部の長さL2はセンサS2とセン
サS3の間の距離SからL2=Sとして求められるから,
用紙の長さLを,L=L1+L2として検出し,この長さ
信号Lをカラ−プリンタの印刷制御を行うコンピュ−タ
20に伝達し,用紙の長さによって定まる所定の印刷制
御信号を各部に伝送するようになっている。この場合,
演算回路19を設ける代わりに上記の演算を直接,コン
ピュ−タ20によって行うようにしても良い。なお,本
発明のものでは,手差し用の用紙のサイズ検出用の複数
個のセンサS4〜S8は不要となる。また,各センサ
S2,S3の信号は本発明では用紙長さの計測用の信号と
しても併用するようにしている。 【0007】本発明のものは上記のように構成され,手
差しモ−ドの時には,ガイド17によりガイドされロ−
ラ3により繰り出された用紙2は,送りロ−ラ4を経て
サ−マルヘッド8は回転傾斜してプラテンロ−ラ7から
離れた位置にある状態でプラテンロ−ラ7,排出ロ−ラ
9へと進み,用紙先端がセンサS3を通過したときにセ
ンサS3はONになり検出信号を演算回路19に送り,更
に進んで用紙後端がセンサS2を通過したときにセンサ
S2 はOFFになって演算回路19へOFF信号を送
り,これらの信号に基づき,演算回路19ではL1=T
×Vの演算をすると共に,予め,入力されていたL2と
加算するL=L1+L2なる演算を行って,用紙の長さL
を検出し,この用紙長さの検出信号をコンピュ−タ20
に伝達し,コンピュ−タ20は用紙長さに合致した所要
の印刷制御信号を出し,用紙の印刷エリアに対応した適
正なプリントを行う。 【0008】 【発明の効果】本発明による用紙長さの検出方法による
と,従来のもので,手差し給紙の場合に必要だった多数
のセンサは不要となり,しかも,この用紙長さの検出の
ためのセンサは他の目的のために設置されている既存の
センサを兼用して使用して用紙長さを正確に検出し,用
紙の印刷エリアに対応した印刷制御を行うもので,この
ためのセンサを大幅に節減できるから大幅にコストダウ
ンできるという優れた効果を有する。
の検出方法を実施する概略説明図である。 【図2】従来のカラ−プリンタの概略説明図である。 【符号の説明】 8:サ−マルヘッド 19:演算回路 S2,S3:センサ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【講求項1】 カラープリンタのサーマルヘッドの所定
位置まで用紙を搬送するための信号を出す機能を有する
第1のセンサと,その下流に配置されY(黄),M
(赤),C(青)等の各色の印字開始位置までの用紙搬
送のための信号を出す機能を有する第2のセンサとを用
い, カラープリンタにおける手差し給紙の場合に, 用紙の先
端が上記第2のセンサにより検出された後,上記第1の
センサにより用紙の後端が検出されるまでの時間Tと用
紙の排出速度Vと上記第1,第2のセンサ間の距離Sと
によって,次式により用紙の長さLを専用の検知センサ
を設けることなく算出するようにしたことを特徴とする
カラープリンタにおける用紙長さの検出方法。 L=(T×V)十S
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31797992A JP3250286B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31797992A JP3250286B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06144638A JPH06144638A (ja) | 1994-05-24 |
JP3250286B2 true JP3250286B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=18094134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31797992A Expired - Lifetime JP3250286B2 (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | カラ−プリンタにおける用紙長さの検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250286B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109130542B (zh) * | 2017-11-30 | 2020-09-11 | 深圳市思乐数据技术有限公司 | 通过黑标传感器检测票据打印状态的方法及装置 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP31797992A patent/JP3250286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06144638A (ja) | 1994-05-24 |
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