JP3248319B2 - ごみ焼却炉の飛灰処理方法及び装置 - Google Patents

ごみ焼却炉の飛灰処理方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみ焼却炉の飛灰処理方
法及びその装置に係わる。さらに詳しくは都市ごみ及び
産業廃棄物に含まれる有害な有機塩素化合物、水銀を除
去するごみ焼却炉の飛灰処理方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却炉から回収される飛灰には非常
に毒性の強いダイオキシン等やクロロベンゼン、クロロ
フェノ−ル等のダイオキシン類前駆物質などの有機塩素
化合物、水銀等の有害な重金属が含まれる。また、産業
廃棄物の焼却処理や金属精錬工場などで可燃性の付着物
を含むスクラップを予熱、溶解する際にもダイオキシン
類やクロロベンゼン、クロロフェノ−ル等のダイオキシ
ン類前駆物質などが発生する。
【0003】飛灰に含まれるダイオキシン類の無害化方
法として、特開平2−78479号公報には、密閉され
たコンベア内で窒素等の還元雰囲気や5%以下の低酸素
雰囲気中において、電熱ヒ−タまたは排ガスによって間
接的に飛灰を再加熱して、飛灰中に含まれる有機塩素化
合物等を分解して飛灰を無害化する方法が開示されてい
る。
【0004】また、本出願人により、ボイラ−下部に飛
灰加熱装置を設置し、ごみ焼却炉から排出される高温の
排ガスによって前記飛灰を400℃〜600℃で直接加
熱することを特徴とする飛灰処理方法及び装置が出願さ
れている(特願平03−301036号、特願平04−
299310号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平2
−78479号公報に記載されている方法では窒素など
の不活性ガスを必要とし、加熱のため、電力等の余分な
エネルギ−を必要とするという欠点を有している。
【0006】また、特願平03−301036号、特願
平04−299310号により出願された方法は、飛灰
の間接加熱ではダイオキシン類の分解する温度の確保が
難しいため、飛灰を直接加熱し、有機化合物の分解を行
なっている。しかしながらこの方法では、有機塩素化合
物の分解とともに、揮発性の高い水銀の揮散が起こる。
揮散した重金属は再び燃焼排ガス中に同伴し、燃焼排ガ
ス中の水銀の濃度を増加させる。通常、排ガスは後段の
集塵装置によって処理される。そこで水銀は吸着され、
捕捉飛灰として分離される。
【0007】そして、この捕捉飛灰は再び飛灰加熱装置
に送られ再度直接加熱される。水銀の揮散が起こる場
合、前述したように水銀の揮散と捕捉から処理が繰り返
えされるため、排ガス中の水銀の濃度はますます高くな
っていく。その結果、水銀は集塵装置等で捕集しきれな
くなり、出口排ガス中の濃度が高くなるという問題点を
有している。従って、本発明は上記問題点を解決すべ
く、省エネルギ−化が図れかつ優れた飛灰処理効率が得
られる、ごみ焼却炉の飛灰処理方法及び装置を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、ごみ焼却
設備の集塵装置で捕集された飛灰中に含まれるダイオキ
シン等の有機塩素化合物及び水銀を除去する方法におい
て、まず、集塵装置で捕集された飛灰をごみ焼却設備に
付属するボイラから抜き出された燃焼排ガスが導入され
ている前処理装置へ装入し、飛灰を水銀が揮散する温度
以上に直接加熱し、次いで、この飛灰を前記ボイラ内に
設けられた飛灰加熱装置へ送り、ボイラ内の燃焼排ガス
によって直接加熱し、ダイオキシン類が分解する温度以
上に加熱すると共に、前記前処理装置から排出された燃
焼排ガスを水銀除去装置へ導入して水銀を除去する処理
を行い、水銀が除去された燃焼排ガスをごみ焼却設備の
煙道へ導入することを特徴とする。
【0009】第二の発明は、250〜350℃の温度で
加熱し、水銀を除去することを特徴とする。第三の発明
は、400〜600℃で加熱し、ダイオキシン等有機塩
素化合物を分解することを特徴とする。第四の発明は、
前記前処理装置を用いて水銀を除去する際に還元剤を添
加することを特徴とする。
【0010】 第五の発明は、ボイラと集塵装置と有害
ガス処理装置を備えたごみ焼却設備に設けられる飛灰処
理装置において、 イ)集塵装置で捕集された飛灰がその一端部から装入さ
れると共に他端部から排出され、その内部へボイラから
抜き出された燃焼排ガスが導入されて飛灰が直接加熱さ
れ、水銀が揮散除去されるように構成された前処理装置
と、 ロ)ボイラの下部を貫通してボイラ内に設けられ、ボイ
ラ内に位置する上面が開放され、その一端部から前処理
装置から排出される飛灰が装入されと共に他端部から排
出され、前処理装置から排出された飛灰がさらに直接加
熱されてダイオキシン類が分解されるように構成された
飛灰加熱装置と、 ハ)集塵装置で捕集された飛灰を前処理装置へ送る飛灰
搬送装置及び前処理装置から排出される飛灰を飛灰加熱
装置へ送る飛灰搬送装置と、 ニ)前記前処理装置から排出された燃焼排ガス中の水銀
を除去する水銀除去装置 とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】ごみ焼却設備の集塵装置で捕集された飛灰は、
まず前処理装置に装入されて直接加熱され水銀が揮散除
去される。次いで、この飛灰が飛灰加熱装置へ送られて
さらに直接加熱され、ダイオキシンが加熱分解される。
前処理装置にて飛灰を加熱するのに用いるボイラ下部の
燃焼排ガスの量は排ガス全量に対し1/10〜1/10
0となる。
【0012】前処理装置の加熱温度は、250℃以下で
は水銀の揮散が起こらず、好ましくなく、350℃以上
では余分なエネルギ−が必要となりエネルギ−効率が悪
くなる。飛灰加熱装置の加熱温度は、400℃以下では
ダイオキンの分解が起こらず分解除去できない。600
℃以上では飛灰の部分的に溶融が起こってしまい好まし
くない。
【0013】還元剤を加えなくても水銀は除去される
が、還元剤を添加した場合には、飛灰中の水銀が金属水
銀に還元され、水銀の除去効果はさらに高まる。還元剤
について特に限定はしないが、望ましくは塩化第二錫、
硫酸ヒドロキシルアミン等が好ましい。集塵機より排出
される飛灰は、まず前処理装置に搬送され、水銀が除去
される。次いで飛灰加熱装置に搬送され、ダイオキシン
が加熱分解される。加熱処理後、飛灰は排出部より灰ピ
ットに排出される。
【0014】ボイラ下部の燃焼排ガスは、まず、ボイラ
下部に設置されている飛灰加熱装置に入る。次いで、前
処理装置に入る。この時、排ガスは排出部より入口に流
れ、飛灰の流れと向流になる。 飛灰加熱装置は上面が
開放形であるため、ボイラ−下部の燃焼排ガスによって
飛灰を直接加熱することができる。
【0015】
【実施例】次に本願発明のごみ焼却炉の飛灰処理方法の
一実施態様を図面を参照しながら説明する。図1、図2
は本発明の飛灰処理装置の一実施例を組み込んだ焼却処
理設備を示す図である。
【0016】図1、図2において1はボイラ、2は有害
ガス処理装置、3は集塵機、4は煙突、5は飛灰ピッ
ト、6はボイラの下部を貫通してボイラ内に設けられた
飛灰加熱装置、7は前処理装置、8は飛灰加熱装置6と
前処理装置7に各々具備しているスクリュ−フィダ−
9は水銀吸着装置、10は還元剤供給装置、11は還元
剤、12は誘引送風機、13は排ガス流れ、14は加熱
用排ガス流れ、15は飛灰搬送装置である。さらに図2
において16は電気ヒ−タ−である。
【0017】(実施例1) 図1において集塵機3から排出された飛灰を飛灰搬送装
置15によって搬送して前処理装置7に熱いまま装入す
。前処理装置7は飛灰が一端部から装入されて他端部
から排出される構造になっているまた、前処理装置7
はボイラの下部から飛灰加熱装置6を通過させて抜き出
された燃焼排ガスが飛灰の排出部より入るようになって
おり、燃焼排ガスにより飛灰を直接加熱できるようにな
っている。さらに、前処理装置7にはスクリュ−フィダ
−8が具備されており、飛灰は供給部から排出部へと攪
拌されながら移動する。スクリュ−フィダ−の回転数を
調整することによって前処理装置での処理時間を10〜
60分の範囲で調整することができる。前処理装置で水
銀を約250℃で30分間加熱し、揮散除去する。
【0018】次いで、前処理装置7から排出された飛灰
飛灰搬送装置15によってボイラの下部を貫通してボ
イラ内に設けられた飛灰加熱装置6へ供給する。飛灰加
熱装置6は飛灰が一端部から装入されて他端部から排出
される構造になっている。また、飛灰加熱装置6は上面
が開放形であり、燃焼排ガスにより飛灰を直接加熱でき
るようになっている。また、飛灰加熱装置6の上面が開
放されているので、ボイラ−下部の燃焼排ガスが飛灰加
熱装置6を通過して抜き出され、前処理装置7へ導入さ
れるようになっている。さらに飛灰加熱装置6にはスク
リュウ−フィダ−8が具備されており、排出部へと攪拌
されながら移動する。スクリュ−フィダ−の回転数を調
整することによって飛灰加熱装置での処理時間を10〜
60分の範囲で調整することができる。飛灰加熱装置6
にてボイラの熱によって直接約500℃で30分間加熱
する。
【0019】ボイラ下部の燃焼排ガスは誘引送風機によ
り飛灰に対して、向流になるように飛灰加熱装置に入
る。次いで前処理装置の飛灰の排出部より入口へと流れ
る。燃焼排ガスにより飛灰が加熱され、飛灰加熱装置に
てダイオキシンが分解され、前処理装置にて水銀が揮散
除去される。
【0020】前処理装置を用いて水銀を除去する際に還
元剤を添加することにより、揮散率が上がり、除去効果
がさらに高まる。還元剤は飛灰供給部に添加されスクリ
ュ−フィダ−の回転によって飛灰と混合される。還元剤
については特に限定はないが、望ましくは塩化第二錫、
硫酸ヒドロキシルアミン等が好ましい。添加量は飛灰に
対し、.0.5〜3wt%が好ましい。実施例では塩化
第二錫を用い、飛灰に対し、0.2wt%加えた。
【0021】加熱処理終了後、飛灰を排出部より灰ピッ
トに排出する。一方、前処理装置から排出された排ガス
を活性炭等の水銀吸着装置によって120〜180℃の
温度によって処理する。そして、水銀を除去した後、有
害ガス除去装置の入口煙道に戻される。水銀吸着装置の
代わりに水銀回収装置を用いても良い。水銀回収装置を
用いる場合、装置での腐食を避けるため還元装置と冷却
装置との間にガス冷却を兼ねた湿式アルカリ洗浄装置を
設け、酸性有害ガスを除去することもできる。この場
合、水銀回収処理排ガスは直接煙道に戻すことができ
る。
【0022】飛灰加熱装置及び前処理装置にて飛灰加熱
に用いるボイラ下部燃焼排ガス量は全処理ガス量の1/
10〜1/100であり、今回用いた排ガス量は1/5
0程度である。またボイラ−下部温度は400〜800
℃である。飛灰加熱装置は、ボイラ−下部の流速が小さ
いところ、もしくはじゃま板等を設け流速を小さくした
ところに設置するのが良い。
【0023】表1は実施例1による飛灰中のダイオキシ
ン類および水銀の除去結果を表したものである。集塵灰
に比べ、前処理装置での処理温度が250℃近辺であり
再合成に適した温度であるため、前処理を行うことによ
って飛灰中のダイオキシン類は一旦増加するが、加熱装
置から排出された処理灰中のダイオキシン類濃度は0.
001ng−TEQ/g以下となり、無害化されてい
た。水銀は前処理装置出口では80%除去されており、
さらに飛灰加熱装置出口では99%除去されていた。ま
た、活性炭吸着層で処理された排ガス中の水銀及びダイ
オキシン類はそれぞれ0.01mg/Nm3 、0.1n
g−TEQ/Nm3 以下であった。
【0024】
【表1】
【0025】図3は2種類の飛灰A、Bに対して水銀の
除去効果を表したものである。飛灰Aは飛灰Bに比べ除
去効果が高かった。除去効果の悪い飛灰Bに対して還元
剤を添加すると(図3において、還元剤を添加した場合
はCで示す)、添加しなかった場合(図3においてB)
に比べ水銀揮散率が上がり除去効果が高くなった。この
結果、処理温度を低くすることが可能である。
【0026】(実施例2)前処理装置の外側に電気ヒ−
タ−を設け、間接加熱を行なう。間接加熱を行なうこと
により、飛灰加熱装置、前処理装置にて加熱に用いられ
るボイラの燃焼排ガス量は、実施例1よりさらに少な
く、全処理ガス量の1/100程度で行なうことができ
る。それ以外の操作は実施例1と同様である。
【0027】
【発明の効果】本願発明によれば、集塵装置で捕集され
た飛灰を燃焼排ガスで直接加熱することによって水銀お
よびダイオキシン等を除去する操作が行われるので、熱
効率が非常によく、従って、装置を小型化することがで
きるまた、飛灰中に含まれる水銀を予め前処理装置に
て揮散除去した後、飛灰をボイラ−下部に設置された飛
灰加熱装置で直接加熱することにより、ダイオキシン等
の有機塩素化合物が脱塩素化され無害化される。飛灰加
熱装置に投入する前に水銀は除去されているため、飛灰
加熱装置での水銀の揮散は無視でき、水銀の濃度が上が
ることなく、効率良く飛灰処理が行なえる。さらに、前
処理装置から排出される水銀を含む排ガスは、活性炭等
の水銀吸着装置もしくは還元・冷却法による水銀回収装
置によって処理されるため、排ガスを煙道に戻した場合
でも水銀の濃度が上がることはなく、環境中に排出され
ることはない。
【0028】前処理装置にて水銀を加熱し、揮散除去を
行う際の排ガス量は、燃焼排ガスの一部(全量に対し1
/10〜1/100)と少量のため後段の水銀吸着装置
または水銀回収装置を小型化することができ、薬剤、エ
ネルギ−使用量が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飛灰処理装置の一実施例を組み込んだ
焼却処理設備を示す図である。
【図2】本発明の飛灰処理装置の一実施例を組み込んだ
焼却処理設備を示す図である。
【図3】還元剤添加の有無による水銀の除去効果を示す
図である。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 有害ガス処理装置 3 集塵装置 6 飛灰加熱装置 7 前処理装置 8 スクリューフィーダー 9 水銀除去装置10 還元剤供給装置 15 飛灰搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 契一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 中村 佐三 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−146772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 F23J 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ焼却設備の集塵装置で捕集された飛
    灰中に含まれるダイオキシン等の有機塩素化合物及び水
    銀を除去する方法において、まず、集塵装置で捕集され
    た飛灰をごみ焼却設備に付属するボイラから抜き出され
    た燃焼排ガスが導入されている前処理装置へ装入し、飛
    灰を水銀が揮散する温度以上に直接加熱し、次いで、こ
    の飛灰を前記ボイラ内に設けられた飛灰加熱装置へ送
    り、ボイラ内の燃焼排ガスによって直接加熱し、ダイオ
    キシン類が分解する温度以上に加熱すると共に、前記前
    処理装置から排出された燃焼排ガスを水銀除去装置へ導
    入して水銀を除去する処理を行い、水銀が除去された燃
    焼排ガスをごみ焼却設備の煙道へ導入することを特徴と
    するごみ焼却炉の飛灰処理方法。
  2. 【請求項2】 水銀の除去は250〜350℃の温度で
    加熱することを特徴とする請求項1に記載のごみ焼却炉
    飛灰処理方法。
  3. 【請求項3】 ダイオキシン等有機塩素化合物の分解
    は、400〜600℃で加熱することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のごみ焼却炉飛灰処理方法。
  4. 【請求項4】 前記前処理装置を用いて水銀を除去する
    際に飛灰に還元剤を添加することを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載の飛灰処理方法。
  5. 【請求項5】 ボイラと集塵装置と有害ガス処理装置を
    備えたごみ焼却設備に設けられる飛灰処理装置におい
    て、 イ)集塵装置で捕集された飛灰がその一端部から装入さ
    れると共に他端部から排出され、その内部へボイラから
    抜き出された燃焼排ガスが導入されて飛灰が直接加熱さ
    れ、水銀が揮散除去されるように構成された前処理装置
    と、 ロ)ボイラの下部を貫通してボイラ内に設けられ、ボイ
    ラ内に位置する上面が開放され、その一端部から前処理
    装置から排出される飛灰が装入されと共に他端部から排
    出され、前処理装置から排出された飛灰がさらに直接加
    熱されてダイオキシン類が分解されるように構成された
    飛灰加熱装置と、 ハ)集塵装置で捕集された飛灰を前処理装置へ送る飛灰
    搬送装置及び前処理装置から排出される飛灰を飛灰加熱
    装置へ送る飛灰搬送装置と、 ニ)前記前処理装置から排出された燃焼排ガス中の水銀
    を除去する水銀除去装置 とを備えたことを特徴とするご
    み焼却炉飛灰処理装置。
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