JP3246543U - 座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具 - Google Patents

座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具 Download PDF

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Abstract

【課題】着座するだけで正しい姿勢を習慣付けることができる座席型姿勢矯正器具及び座席型姿勢矯正器具を提供する。【解決手段】健康になるための座席型姿勢矯正器具1であって、前部よりも後方が低い傾斜を付けた座面4を備えており、着座したときの傾斜の角度は、1.5度~8度の範囲内であり、着座してもこの角度が維持できることにより、着座するだけで自然に、臀筋の筋肉を張って骨盤を立てた座り方ができるようにして、正しい姿勢を習慣付けることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、座った時や椅子に腰かけた際に、着座するだけで自然に正しい姿勢を習慣付けることができるようにして、健康になるために使用する座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具に関する。
従来、長時間座ったり椅子に腰かけると、腰が痛くなったり疲れたりする。これを解決するために、多くの座布団、クッション及び椅子が提案されている。提案されているものは座面に後部から前部に一定の傾斜を持たせるものが多いが、例えば、作業をする時や立ち上がろうとする時の不便さを解消する目的で、座面の一端側から他端に10°前後の傾斜角度の座面を有す椅子用座布団が提案されている(特許文献1参照)。
また、椅子に着座した際、背筋が反り返った悪い姿勢になることで、背筋が曲がったり、内臓を圧迫させることが原因で引き起こしていた各種健康障害を阻止し、正しい姿勢を習慣づけ悪い姿勢を矯正改善することを目的として、座布団の後部から前部に向かって上向きに、4度から8度の範囲で斜度を付け、特定の構造とした椅子用姿勢矯正座布団が提案されている(特許文献2参照)。
更に、使用者が長時間座っていても正しい姿勢を維持し、腰等への負担が軽減できて姿勢矯正に役立つことを目的として、前後方向に8~15度の傾斜を付けた三角形状の椅子用姿勢矯正補助マットが提案されている(特許文献3参照)。
特開平9-65953号公報 特開2002-28052号公報 実登3123499号公報
上記のような種々の姿勢矯正用の座布団、クッション及び椅子が知られていたが、殿筋に関する考えは全くない。この殿筋が緩む座布団、クッション及び椅子によると骨盤が常に揺れて不安定になるため、下部腰椎に常時ストレスが発生し腰痛症になる。そして不快であり、疲労するので、姿勢を良くして健康になるためのものという点では不十分なものであった。
また、座った時や椅子に腰かけた際に、殆どの人は殿筋が短縮する座り方をしていることが見受けられる。この座り方では姿勢が悪くなり下部腰痛症になり、また健康も悪くなる。
本考案は前記のような従来の問題を解決するために、着座するだけで正しい姿勢を習慣付けることができる座席型姿勢矯正器具及び座席型姿勢矯正器具を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため、本考案の座席型姿勢矯正器具は、前部よりも後方が低い傾斜を付けた座面を備えており、着座したときの前記傾斜の角度は、1.5度~8度の範囲内であり、着座しても前記角度が維持できることにより、着座するだけで自然に、臀筋の筋肉を程よく張ることで骨盤を安定させ骨髄を立てた座り方が可能になるため、正しい姿勢を習慣付けることができることを特徴とする。
また、本考案の椅子型姿勢矯正器具は、前記本考案の座席型姿勢矯正器具を用いた椅子型姿勢矯正器具であって、前記座面の後方に背もたれを設けたものである。
本考案の座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具を使用することで、着座するだけで臀部の筋肉が程よく張り骨盤が立って仙骨、尾骨、腰椎下部が安定する正しい姿勢を習慣付ける座り方ができる。臀部の筋肉を程よく張る座り方及び骨盤(土台)を立てて安定させる座り方をする際の効果について説明する。
臀部の筋肉が程よく張って緩まない座り方は、骨盤(土台)が立ってぐらつきがなくなり骨盤、仙骨、尾骨、腰椎下部が安定する。そうなると上部の背骨も安定して、良い姿勢でデスクワーク、作業、運転、読書等をすることができ、座り心地も快適で疲労度も軽減する。臀部の筋肉が短縮すると骨盤、仙骨、尾骨(背骨の土台)がいろいろな変位をしながら、後方にハネ上がって腰椎の前湾が強くなったり姿勢(背骨)が最悪になる。又、寛骨が開いてO脚にもなる。骨は筋肉の強い側に引っ張られてどの様にも変位するため、正しい姿勢でないと腰痛症を始め体に様々な不調(首痛、肩痛、股関節痛、膝痛、足関節痛、頭痛、生理痛、生理不順、不妊症、便秘、頻尿、尿漏れ、便漏れ、痔、インポテンツ、不感症、自律神経失調症、不眠、食欲不振等)とあらゆる病気の発生源となる。
また、脳脊髄液は、脳、脊髄神経の栄養素であり、脳の中心にある脈絡層で作られ、脳を外部の衝撃から和らげ保護すると同時に、後頭骨と仙骨尾骨との連動による呼吸運動で脳内をめぐり、硬膜と脊髄の隙間を縦に流れている。
仙骨尾骨が変位すると後頭骨と仙骨尾骨との連動の呼吸運動(脳脊髄液の流れを正常にさせるポンプ運動)がスムーズに行われなくなり、脳脊髄液の流れが滞ると中枢である脳細胞、脊髄細胞が大きくダメージを受け、免疫力や治癒力が落ちる。また、自立神経が乱れる等々体に様々な不調が現れ、もちろん認知症なども加速され、難病にも繋がる。特に仙骨、尾骨(背骨の土台)の変位は、健康維持に絶対欠かせない安眠もできなくなり、頭痛症にもなり、その多くの方が味覚障害にもなっていると考えられる。
脳を活性化させることは、一般的に脳血流量が豊富な状態にすることであり、そのためには良姿勢(良背骨)でないと血流も良くならない。脳脊髄液がスムーズに流れて脳細胞、脊髄細胞を活性化させることが先決で最重要である。脳脊髄液は、例えるなら電源であり、バッテリーである。この細胞が弱ると全ての組織が機能しなくなる。
人は睡眠時以外は立っているか座っているかどちらかであるが、殆どの人は日中時間の半分を座って過ごしている。臀部の筋肉が緩む座り方になると骨盤(土台)が不安定になり腰椎2~3間、腰椎3~4間、腰椎4~5間、腰椎5~仙骨間の関節及び椎間板に常時負担がかかりダメージが発生する。椎間板ヘルニア、すべり症、椎間関節炎、脊椎間狭窄症と腰痛の一番の原因場所の殆どと一致する。
この座っている時間を臀部の筋肉が緩まない(上部に押し上げられない)簡単な方法、また骨盤、仙骨、尾骨(土台)が安定する方法で過ごすことにより、疲労も少なく、座り心地も快適で、姿勢(脊椎)にも良影響を与える。姿勢が良くなれば当然血流も良くなり健康維持に好結果が期待でき、若返る。
本考案の座席型姿勢矯正器具の斜視図である。 本考案の座席型姿勢矯正器具の側面図である。 本考案の椅子型姿勢矯正器具の側面図である。
本考案は、普通に座るだけで自然に殿筋が短縮しない座り方ができ、姿勢も健康もよくなる座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具に関する。これらの座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具は、具体的には学校の生徒の椅子、事務椅子、会議用椅子、食卓用椅子、車両の椅子、新幹線の座席、電車の座席、バスの座席、トラックの座席、ソファー等で使用することができる。
一旦姿勢が悪くなってしまってからの矯正は年月を要すが、子供の頃から本考案の方法で過ごすことが姿勢を良くするのに最も効果が大きく、美と健康において両得となる。健康な身体には愛情いっぱいのハートが育つ。世界中の子供たちが本考案の座席型姿勢矯正器具及び椅子型姿勢矯正器具を使用することで世界に平和の虹をかけることができる。
以下、図面に基づいて本考案に係る座席型姿勢矯正器具1及び椅子型姿勢矯正器具5を詳しく説明する。図1及び図2に示す座席型姿勢矯正器具1は、前部2から後部3に向かって傾斜を付けた後ろ下がりの座面である。傾斜角度は本考案の効果を実現するために、着座したときの傾斜角度が1.5度~8度の範囲内となるようにしている。座席の状態によって異なるが、快適で疲労を感じない点から傾斜角度は1.5度~6度が好ましく、1.5度~4度が更に好ましく、2度~3度が特に好ましい。前記座席型姿勢矯正器具1は座面が後部に向かって1.5度~8度下がる形態であれば座るだけで自然に殿筋が短縮しない座り方ができる。
前記座席型姿勢矯正器具1の座席基板5は本考案の効果を高めるために硬質の材質が好ましい。材質には特に制限はないが、木製、硬質ポリウレタンフォームが好ましい。前記座席基板5は積層及び複合されたものでも良く、前記座席基板5の最外層が先に説明した硬いものであれば問題はない。硬すぎる際には、クッション4及びカバーを取り付けても何ら差し障りない。クッション4及びカバーは公知のもの全てを使用することができる。
図3に示す椅子型姿勢矯正器具6は、前記で説明した座席型姿勢矯正器具1及び前記座面の後方に背もたれ設けられた椅子である。詳しくは、前部2から後部3に向かって1.5度~8度の傾斜を有す座席基板5、及び必要に応じて取り付けられるクッション4からなる前記座席1と前記背もたれ7を有す椅子である。
前記椅子型姿勢矯正器具6は座面が後部に向かって1.5度~8度の範囲内の傾斜角度で下がる形態であれば、着座するだけで自然に殿筋が短縮しない座り方ができる。背もたれ7を設ける場合は、背もたれ7の角度は、着座したときの座面の傾斜角度である1.5度~8度の範囲内の傾斜角度が維持できる角度とすればよい。例えば、背もたれ7は直角より前部に5度以内、後部に10度以内に設ければよい。
1 座席
2 前部
3 後部
4 クッション
5 座席基板
6 椅子
7 背もたれ

Claims (3)

  1. 健康になるための座席型姿勢矯正器具であって、
    前部よりも後方が低い傾斜を付けた座面を備えており、
    着座したときの前記傾斜の角度は、1.5度~8度の範囲内であり、
    着座しても前記角度が維持できることにより、着座するだけで自然に、臀筋の筋肉を程よく張ることで骨盤を安定させ骨髄を立てた座り方が可能になるため、正しい姿勢を習慣付けることができることを特徴とする座席型姿勢矯正器具。
  2. 前記傾斜の角度が、1.5度~4度の範囲内である請求項1に記載の座席型姿勢矯正器具。
  3. 請求項1又は2に記載の座席型姿勢矯正器具を用いた椅子型姿勢矯正器具であって、前記座面の後方に背もたれを設けた椅子型姿勢矯正器具。
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