JP3245361U - 防草シート用枠 - Google Patents

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信弘 前田
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Abstract

【課題】地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置でき捲れにくい防草シート用枠を提供する。【解決手段】防草シート用枠100は、複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材200と、縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシート300と、シートを縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を溝内で重ねて留具で押さえることによって固定され、支持材は、枠材と地面との間が狭くなるように長さが調整される。【選択図】図1

Description

本発明は、雑草などが生えるのを抑制するためのシートを地面に張るための防草シート用枠に関する。
空き地や耕作していない畑などに雑草が生えるのを抑制するために防草シートを敷設することがある。防草シートは、地面にビニールシートを被せて、アンカーピンを地中まで埋め込んで飛ばないように押さえられる。また、枠材にビニールシートを張って地面に置いておく場合もある。
特許文献1に記載されているように、防草シートの押さえも十分で、防草シートの破損もなく、また草の生える余地がなく、かつ間伐材の利用促進を図ることのできる法面の木製枠を使用した防草構造の発明も開示されている。なお、特許文献2のように、地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置することが可能な防草シート用枠の発明も開示されている。
特開2001-069862号公報 特開2021-145606号公報
しかしながら、特許文献1に記載の防草構造は、防草シートの上面に、縦材と横材からなる格子状の各区画スペース内に間伐材を使用した中詰部材が敷き詰められた押さえ枠を載せるものであり、予め防草シートを平坦な地面に張っておく必要がある。
防草シートを予め枠材に張っておけば、地面に置くだけで設置することができるが、地面に凹凸がある場合、全体的に地面から浮いてしまったり、枠材が傾いたりして、バランス良く防草シートを被せることができない。
特許文献2に記載の防草シート用枠は、パイプ状の枠材にシートの端同士を重ねた状態で当該枠材に留具を複数間欠的に嵌めたもので、留具間においてシートが捲れて隙間から雑草が生えることが起こり得る。
そこで、本考案は、地面に凹凸があっても防草シートと地面との間を狭く設置でき捲れにくい防草シート用枠を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案である防草シート用枠は、複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、前記縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに前記縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材と、前記縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシートと、前記シートを前記縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、前記縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を前記溝内で重ねて前記留具で押さえることによって固定され、前記支持材は、前記枠材と前記地面との間が狭くなるように長さが調整される、ことを特徴とする。
本考案によれば、防草シートを張った枠材を、防草シートと地面との間を狭く設置することができる。地面に凹凸がある場合でも、全体的に地面から必要以上に浮いてしまったり、枠材がグラグラ傾いたりすることなく、バランス良く防草シートを被せることができる。
防草シートを直接地面に被せる場合、防草シートに貫通孔を空けて地面に固定することになり、貫通孔から防草シートの破れが拡がる場合があるが、防草シートに貫通孔を空けずに地面を覆うので、防草シートの耐久性を保持することができる。
シートの端同士を重ねて凹状の枠材の中に入れ込みバネ材で留めるので、シート間が捲れたり隙間が生じたりすることがない。枠材から地面やコンクリートにアンカーを打ち込んで固定するのも容易となる。また、枠材と壁等に隙間なく設置することもできる。さらに、障害物を避けて自由に枠材を組むことができる。
本考案である防草シート用枠を示す平面図である。 本考案である防草シート用枠の枠材を示す底面図である。 本考案である防草シート用枠のシートを一部剥がした状態を示す平面図である。 本考案である防草シート用枠を地面に設置した状態を示す正面図である。 本考案である防草シート用枠の枠材及び留具を示す図である。 本考案である防草シート用枠の使用方法を示す図である。 本考案である防草シート用枠の使用方法を示す図である。 本考案である防草シート用枠の使用方法を示す図である。 本考案である防草シート用枠の使用方法を示す図である。 本考案である防草シート用枠の使用方法を示す図である。
以下に、本考案の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
まず、本考案である防草シート用枠の構造について説明する。図1は、防草シート用枠を示す平面図である。図2は、防草シート用枠の枠材を示す底面図である。図3は、防草シート用枠のシートを一部剥がした状態を示す平面図である。図4は、防草シート用枠を地面に設置した状態を示す正面図である。図5は、防草シート用枠の(a)枠材の斜視図(b)枠材の断面図及び(c)留具を示す図である。
図1に示すように、防草シート用枠100は、地面110の所定の領域を覆う防草用のシート300を張った枠材200である。地面110は、空き地や耕作していない畑などであり、平坦な土地とは限らず大きな凹凸が存在する場合もある。地面110に雑草が生えるのを抑制することから、主に土壌からなり、石などが埋まっているとしても、アスファルトやコンクリートで舗装されていない土地である。
図2に示すように、枠材200は、シート300を張るための金属製の枠である。複数の縦枠210及び横枠220を連結材250で繋いで環状に連結し、両端の縦枠210の間に複数の間枠230を同じ方向に並ぶように間欠的に配置し、さらに縦枠210、横枠220及び間枠230の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材240を有する。なお、間枠230は縦向きだけでなく、横向きに配置しても良い。
図3に示すように、シート300は、縦枠210又は間枠230と横枠220とで形成される各スペース260に張るためのビニールシートなどである。シート300を縦枠210又は間枠230に留めるために留具400が用いられる。
シート300は、両側の縦枠210又は間枠230を覆う幅を有し、一のシート300aの右端と隣接する他のシート300bの左端を重ねた状態で、留具400により縦枠210又は間枠230に押さえられる。
図4に示すように、枠材200を地面110に置いたときに、枠材200と地面110との間が狭くなるように、支持材240を地面110に突き刺す。シート300は、スペース260毎に張られており、膨張や伸びに対して柔軟性があるため、地面110に突出している部分があっても受け止められ、地面110の凹凸の差を吸収可能である。
それぞれの支持材240は、長さを調整することが可能であり、地面110への深さが均一になるように調整すれば良い。また、石など硬いものが埋まっており、支持材240を突き刺すことができない場合は、短いものを使用すれば良い。
図5(a)(b)に示すように、枠材200は、例えば、凹状の溝201を形成したものを使用する。上面の空いた部分から、シート300の端や留具400を入れ込む。下部を広くし、上部を少し狭めても良い。上端部は、留具400が抜けないように係止可能に突起状にしても良い。
図5(c)に示すように、留具400は、例えば、スプリングなどバネ状のものを使用する。具体的には、針金等を枠材200の溝201の幅で波状に繰り返し湾曲させれば良い。溝201に入れ込む際に収縮させて幅を狭め、溝201内で元に戻して押さえ付ける。シート300の端同士を溝201に収め、溝201に沿って留具400で押さえれば、隙間なくシート300を固定することができる。
図6~10は、防草シート用枠の使用方法を示す図である。図6に示すように、防草したい領域を被覆可能に、枠材200を組み上げる。木の根など障害物が存在する場合は、そこを避けて枠材200を組んでも良い。
縦枠210と横枠220の角や、縦枠210や横枠220の途中に間枠230を配置する場合には、直接固定しても良いし、連結材250を介在させても良い。また、支持材240が配置される位置ごとに連結材250を設けても良い。連結材250は、例えば、ユニバーサルジョイント(自在継手)などを用いて、自由に外形を変更可能にしても良い。
図7に示すように、支持材240は、枠材200の下にパイプ状のものを配置しても良いし、枠材200の横にパイプをビス等で固定しても良い。また、枠材200から全ネジやアンカー等を貫通させて下側のパイプ内を通して地面に打ち込んでも良いし、パイプ等を使用せずに枠材200から直接コンクリート等にビス留めしても良い。
図8に示すように、地面に凹凸がある場合、段差など高さが異なる場合、傾斜している場合には、縦枠210、横枠220及び間枠230を、支持材240に固定する高さを変えてたり、斜めに取り付けたりしても良い。
図9に示すように、組み上げた枠材200の各スペース260にシート300を張って留具400で固定することにより、シート300自体を地面110に固定しなくても、地面110に雑草が生えないように被覆可能である。シート300は枠材200に固定されているので飛ばされることもなく、また、支持材240は浅く地面110に刺さっているだけであり、容易に撤去することも可能である。
一のシート300aの右端と、隣接するシート300bの左端を重ねて、枠材200の溝201に入れた状態で、留具400を溝201内に嵌めてシート300の端同士を押さえ付ければ良い。
なお、壁に形成した溝を利用してシート300を留めても良い。同様に、溝に留具400を嵌め込んでシート300を張れば良い。壁までの隙間を塞いで防草することができる。必要に応じて、シート300に空き窓を形成しても良い。
図10に示すように、地面110から浮かした状態で防草シートを設置しても良いし、地面110を直接覆うように防草シートを張っても良い。設置場所に応じて、枠材200の取り付け方を調整すれば良く、枠材200を組み上げればシート300を容易に留具400で固定することができる。
本考案によれば、防草シートを張った枠材を、防草シートと地面との間を狭く設置することができる。地面に凹凸がある場合でも、全体的に地面から必要以上に浮いてしまったり、枠材がグラグラ傾いたりすることなく、バランス良く防草シートを被せることができる。
防草シートを直接地面に被せる場合、防草シートに貫通孔を空けて地面に固定することになり、貫通孔から防草シートの破れが拡がる場合があるが、防草シートに貫通孔を空けずに地面を覆うので、防草シートの耐久性を保持することができる。
シートの端同士を重ねて凹状の枠材の中に入れ込みバネ材で留めるので、シート間が捲れたり隙間が生じたりすることがない。枠材から地面やコンクリートにアンカーを打ち込んで固定するのも容易となる。また、枠材と壁等に隙間なく設置することもできる。さらに、障害物を避けて自由に枠材を組むことができる。
以上、本考案の実施例を述べたが、これらに限定されるものではない。例えば、枠材は、Lアングルやパイプ状のものでも良く、枠として機能すればどのような形状でも良い。また、間枠と交差するように枠を通して格子状の枠材にしても良い。また、支持材は、地面に突き刺さずに、長さを調整した上で単に地面に置いておくだけでも良い。
100:防草シート用枠
110:地面
200:枠材
201:溝
210:縦枠
220:横枠
230:間枠
240:支持材
250:連結材
260:スペース
300:シート
400:留具

Claims (1)

  1. 複数の縦枠と横枠を連結材で繋いで環状に連結し、前記縦枠又は横枠の間に複数の間枠を間欠的に配置し、さらに前記縦枠、横枠及び間枠の任意の位置から下方に長さ調整可能に延ばした複数の支持材を有する枠材と、
    前記縦枠と横枠と間枠とで形成される各スペースを塞ぐように張るための複数のシートと、
    前記シートを前記縦枠、横枠及び間枠に留めるための留具と、を備え、
    前記縦枠、横枠及び間枠は、上面の空いた溝を有し、
    一のシートの右端と隣接する他のシートの左端を前記溝内で重ねて前記留具で押さえることによって固定され、
    前記支持材は、前記枠材と前記地面との間が狭くなるように長さが調整される、
    ことを特徴とする防草シート用枠。
JP2023004168U 2023-11-20 2023-11-20 防草シート用枠 Active JP3245361U (ja)

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