JP3245155U - ヒッチメンバー - Google Patents

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Abstract

【課題】より高い荷重に耐えられ、その結果、安全率が飛躍的に向上するヒッチメンバーを提供する。【解決手段】自動車の車体後部に各種トレーラーを牽引するヒッチメンバーであって、車体後部に垂直に取りつけられる2つのブラケット3a、3bと、2つのブラケット間に接合されるヒッチメンバーのメンバー部1とを有し、メンバー部両端は方形状に形成される方形板2a、2bと、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部5a、5bを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、フィッシングボートなどを載置するトレーラーやキャンピングトレーラーなどを牽引する自動車と連結させるための装置の根幹部分であるヒッチメンバーに関する。
この種のヒッチメンバーに関しては、例えば、特開2002-220071号公報に開示の「牽引装置」が知られている。
特開2002-220071号公報の開示は、発明名称「小型トレーラーの牽引装置」に係り、「従来、自動車における小型トレーラー用牽引装置のメンバー部は角パイプか丸パイプで、・・強度的には上下荷重より前後荷重を多くとる必要があり両方を満足するために必要以上の材料を使う必要があり、その為、重量が重く、また外観が無骨である」等の発明の課題解決のために(同公報明細書段落番号0002参照)、「小型トレーラーの牽引装置(通称ヒッチメンバー)においてメンバー部を長径と短径の比率が1:0、65から1:0、8の範囲内の楕円パイプを用いる」構成とすることにより(同公報特許請求の範囲の記載参照)、「牽引装置の軽量化につながると同時に従来のものより非常に美しい牽引装置が出来る」との効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0012参照)。
図4は、特開2002-220071号公報に添付第1図として記載される開示発明を実施した状態の牽引装置の斜視図であり、図4において、符号101は、取り付けブラケット、102は、メンバー部、103は、ヒッチボールである(符号は、先行技術であることを明らかにするために、本願出願人において、3桁に変更して説明した。)。
本願出願人は、この種の牽引装置(ヒッチメンバー)について、自動車会社スズキ社製ジムニー(「ジムニー」は登録商標、以下同じ)用のヒッチメンバーを製作し取りつけている。
図5は、本願出願人が製作使用するスズキジムニー車用の従来のヒッチメンバーの概略図である。図5において、符号110a、110bは、ジムニー車体に取りつけるブラケット、111は、従来のヒッチメンバーのメンバー部、112a、112bは、ヒッチメンバー111の両端に配置されるブラケット110a、110bとの接合部、113a、113b、113c、113dは接合ボルト、114a、114b、114c、114dは、同接合ナットである。
また、図6は、ブラケット110aとヒッチメンバーのメンバー部111のとの接合部112aとの従来の接合状態を示す詳細拡大図であり、平坦表面からなるブラケット110aと、同様に平坦表面からなるヒッチメンバーのメンバー部111が、接合部112aで接合される状態を示している。
図5及び図6に示すように、本願出願人が製作使用するスズキジムニー車用の従来のヒッチメンバーのメンバー部111は、車体に取りつけられるブラケット110a、110bと、メンバー部111の両端の接合部112a、112bは、共に平板形状であり、両接合部112a、112bが、平面同士で接合されているに過ぎないので、当該従来のヒッチメンバー部111にトレーラー(図示外)等が接続された場合、トレーラー等の牽引時にヒッチボールからボールマウントを介してヒッチメンバー部111に垂直荷重及び水平荷重や、その他複合的な荷重がかかり、その結果、接合ボルト113a、113b、113c、113dにせん断荷重がかかる懸念がある。このため、ボートトレーラー(図示外)やキャンピングトレーラー(図示外)等の重量級トレーラーを頻繁に牽引する場合などでは、繰り返し荷重による接合ボルト113a、113b、113c、113dがせん断されてしまうというおそれがある。
特開2002-220071号公報 特開2008-302747号公報 実開昭59-51603号公報
本願考案は、上述する従来上の懸念やおそれを解消するために、ブラケットとヒッチメンバーのメンバー部両端の対向面の一方に凹部を設け、ヒッチメンバーのメンバー部の端面が、ブラケット面との間の接合部を凹凸の嵌合嵌め込み構造とし、ヒッチメンバーとブラケットとの間の接合ボルトにせん断荷重がかからないようにすることにより、より高い荷重に耐えられ、その結果、安全率が飛躍的に向上するヒッチメンバーを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本願請求項1に係るヒッチメンバーの考案は、自動車の車体後部に各種トレーラーを牽引するヒッチメンバーであって、車体後部に垂直に取りつけられる2つのブラケットと、2つのブラケット間に接合されるヒッチメンバーのメンバー部とを有し、メンバー部両端は方形状に形成される方形板と、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部を有することを特徴とする。
また、本願請求項2に係る考案は、請求項1に記載のヒッチメンバーにおいて、メンバー部両端の方形板と、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部に替えて、方形板表面の方形凹部と、これに対向するブラケット表面の方形凸形状の方形板とを有することを特徴とする。
さらに、本願請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載のヒッチメンバーにおいて、メンバー部両端の方形板と、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部、又は、方形板表面の方形凹部と、これに対向するブラケット表面の方形凸形状の方形板は、それぞれ楕円又は角形状の凸部及び凹部であることを特徴とする。
上記の構造としたので、ブラケットに凹部を設け、ヒッチメンバー両短のブラケットとの接合部を凸構造として、凹部を嵌め込む構造にし、ヒッチメンバーとブラケットとの間の接合ボルトにせん断荷重がかからないようにすることにより、より高い荷重に耐えられ、その結果、安全率が飛躍的に向上するという効果を奏する。
図1は、本考案に係るヒッチメンバーの実施例1を示す概略図である。 図2は、本実施例1に係るヒッチメンバー1の両端の方形凸部が車体に取りつけるブラケットの接合面の方形凹部に嵌合、 接合される状態を示す接合図である。 図3は、本実施例1に係るヒッチメンバー1にヒッチボールを配設した使用状態を示す概略図である。 図4は、特開2002-220071号公報に添付第1図として記載される開示発明を実施した状態の牽引装置の斜視図である。 図5は、本願出願人が製作使用するスズキジムニー車用の従来のヒッチメンバーの概略図である。 図6は、車体に取りつけるブラケット及びヒッチメンバー両端が共に平坦板からなる従来のヒッチメンバーの接合状態を示す詳細拡大図である。
本考案に係るヒッチメンバーを実施するための一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本考案に係るヒッチメンバーを実施するための一実施例であるヒッチメンバーの実施例を示す概略図である。
図1において、符号1は、本考案の実施例1に係るヒッチメンバーのメンバー部、2a、2bは、実施例1に係るヒッチメンバーのメンバー部1の両端方形板、3a、3bは、車体に取りつけられるブラケット、4a、4bは、当該ブラケット4a、4bのヒッチメンバーのメンバー部1との接合面に形成され、前記方形板が嵌合される方形凹部枠、5a、5bは、ブラケットの対向面の方形凹部、6a、6b、6c、6dは、接合ボルト、7a、7b、7c、7dは、同接合ナット、8は、ヒッチボール取付け口である。
図1に示すように、本実施例1に係るヒッチメンバーは、自動車の車体後部に垂直に取りつけられる2つのブラケット3a、3bと、これらのブラケット3a、3b間にヒッチメンバーのメンバー部1が接合される基本構造を有する。そして、メンバー部1の両端には、ブラケット3a、3bと接合されるため方形状の方形板2a、2bが形成され、これに対向するブラケット3a、3bの対向面には、方形板2a、2bが嵌め込む嵌合される方形凹部5a、5bをそれぞれ形成してなる構造を有することが特徴である。
図2は、本実施例1に係るヒッチメンバー1の両端の方形凸部2a、2がブラケット3a、3bの接合面に形成された凹部5a、5b(図2には図示外)に嵌合されて 接合される状態を示す接合図である。
図1、図2に示すブラケット3a、3bは、本願出願人が使用するジムニー車においては、同車のラダーフレーム(図示外)にボルト・ナット(図示外)により接合固定するようにしたものであり、両ブラケット3a、3bは、本実施例1に係るヒッチメンバー1との接合面が垂直に係合するように配置される。
しかしながら、このようなラダーフレーム構造ではない車種、例えば、モノコックボディの車体に接合面を垂直に形成するブラケット3a、3bを取りつけるには、当該モノコックボディの適切な箇所(例えば、サイレンサーや排気口その他に干渉せず、かつ、両接合面を垂直に維持できる位置等)に取りつけることを要する。このため、ブラケット3a、3bは、モノコックボディの取付け部途が分離するセパレートタイプのブラケットであっても良い。
なお、本実施例1に係るヒッチメンバー1の両端の方形凸部2a、2bは、長方形状としたが、これは振動や回動に耐えられる形状、例えば、楕円形状や三角形、星型形状等の角がある角形状であっても良く、また、本実施例1に係るヒッチメンバー1においては、ヒッチメンバー1の両端を方形凸部2a、2bとし、ブラケット3a、3bの対向面に凹部4a、4bを配置したが、これは、ヒッチメンバー1の両端面に凹部をブラケット3a、3bの対向面に方形凸部を設ける構想としても良い。
図3は、本実施例1に係るヒッチメンバー1にヒッチボールを配設した使用状態を示す概略図であり、図3において、符号9は、ヒッチボール、10は、ボールマウントであり、その余の符号が図1、図2に示した同じ部材、箇所は同じ符号で示している。
図3に示すように、本実施例1に係るヒッチメンバー1は、例えば、本願出願人が使用するジムニー車等の後にフィッシングボートなどを載置するトレーラー(図示外)やキャンピングトレーラー(図示外)などを牽引するために連結して、これらのトレーラーを牽引走行に利用される。
本考案は、フィッシングボートなどを載置するトレーラーやキャンピングトレーラーなどを牽引する自動車と連結させるための装置の根幹部分であるヒッチメンバーに利用される。
1 本考案に係る実施例1のヒッチメンバーのメンバー部
2a、2b ヒッチメンバー1の両端方形凸部
3a、3b 車体に取りつけられるブラケット
4a、4b ブラケットの対向面に形成される方形凹部枠
5a、5b ブラケットの対向面に形成される方形凹部
6a、6b、6c、6d 接合ボルト
7a、7b、7c、7d 同接合ナット
8 ヒッチボール取付け口
9 ヒッチボール
101 取り付けブラケット
102 メンバー部
103 ヒッチボール
110a、110b ジムニー車体に取りつけるブラケット
111 従来のヒッチメンバーのメンバー部
112a、112b 従来のヒッチメンバーのメンバー部111の端部112a、112bとブラケット110a、110bとの接合部
113a、113b、113c、113d 接合ボルト
114a、114b、114c、114d 同接合ナット

Claims (3)

  1. 自動車の車体後部に各種トレーラーを牽引するヒッチメンバーであって、
    車体後部に垂直に取りつけられる2つのブラケットと、
    2つのブラケット間に接合されるヒッチメンバーのメンバー部とを有し、
    メンバー部両端は方形状に形成される方形板と、当該方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部を有することを特徴とするヒッチメンバー。
  2. メンバー部両端の方形板と、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部に替えて、方形板表面の方形凹部と、これに対向するブラケット表面の方形凸形状の方形板とを有することを特徴とする請求項1に記載のヒッチメンバー。
  3. メンバー部両端の方形板と、方形板に対向するブラケット面が方形板を嵌め込み嵌合する方形凹部、又は、方形板表面の方形凹部と、これに対向するブラケット表面の方形凸形状の方形板は、それぞれ楕円又は角形状の凸部及び凹部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒッチメンバー。
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