JP3244971B2 - キヤスク固縛装置 - Google Patents

キヤスク固縛装置

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JP3244971B2 JP28001194A JP28001194A JP3244971B2 JP 3244971 B2 JP3244971 B2 JP 3244971B2 JP 28001194 A JP28001194 A JP 28001194A JP 28001194 A JP28001194 A JP 28001194A JP 3244971 B2 JP3244971 B2 JP 3244971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用済核燃料等の格納容
器であるキヤスクの固縛装置に関し、特にキヤスクを運
搬船あるいは運搬車両などの輸送用機体の搭載台に固縛
するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済核燃料の運搬船あるいは輸
送車両におけるキヤスクの固縛は、専用架台上に固定さ
れたキヤスクを運搬船等の所定の搭載台上に設置後、架
台をボルト,ナットにより、人力で搭載台に締め付ける
方式が一般的である。なおこのほか、搭載台上の四方に
溶接固定されたストッパーの中にキヤスクを設置し、キ
ヤスクの架台とストッパーとの間隙に手作業で楔を打ち
込んで架台を搭載台に固定する方式も一部では行なわれ
ている。
【0003】上述のボルト,ナット締付方式の場合、架
台には、架台底面両側に通常直径50mmのボルト穴が片側
7ケ所、計14ケ所架台の長手方向に並んで設けられてい
る。一方運搬船の船倉内の搭載台にも同様のボルト穴が
設けられていて、岸壁クレーンで架台に固定されたキヤ
スクを吊り上げ船内の所定の位置に積み込み、架台と搭
載台とのボルト穴の位置を合わせた後、M45ボルト,ナ
ットを取り付け締め付けている。
【0004】キヤスクを陸上輸送する輸送用車両の搭載
台にも同様のボルト穴が設けられていて、運搬船内と同
様の手順により架台の固縛が行なわれている。なお、上
記の人力作業による固縛装置に代えて、遠隔操作が可能
な固縛装置も提案されているが、未だ実用に供せられて
いない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キヤスクは
専用架台も含めて約100トンもしくはそれ以上も有る重
量物であるため、キヤスクの積み込み固縛の際の搭載台
と架台のボルト穴の位置合わせは、キヤスクを岸壁クレ
ーンで重量をささえながらキヤスクの四方に補助ロープ
を取り付けて多数の作業員が四方より引っ張り合いなが
らの作業となる。この作業は能率も悪くしかも多くの労
力を必要とするという問題点がある。また、ボルトのサ
イズも大きく14組のボルトの取付け,締付け作業にもか
なりの労力を必要とする。また船舶ではキヤスクを多数
並べて搭載するため作業スペースも限られており安全に
も気を使う必要があるという問題点もある。
【0006】さらにキヤスクは放射性物質を格納したも
のであり、上述作業はキヤスクに近づいての手作業とな
ることから作業員の被爆管理のため、多数の作業員を交
代で従事させる必要もあるなどの問題点もある。本発明
はこのような問題点の解決をはかろうとするもので、キ
ヤスクを固定された架台を、運搬船機体の搭載台から離
れた場所から遠隔操作により固縛できるようにした、キ
ヤスク固縛装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明のキヤスク固縛装置は、キヤスクを固定可能
な架台を運搬船あるいは運搬車両等の輸送用機体の搭載
台に固縛するキヤスク固縛装置において、上記搭載台に
設けられて上記架台を上記搭載台に着床させる際は位置
決め手段としての機能を有するとともに、上記架台が上
記搭載台に搭載された後は同架台の前後方向および左右
方向の移動を制限するサイドストッパーとしての機能を
有するガイド兼ストッパーと、上記キヤスクの幅方向と
平行に搭載台に設けられた溝にスライド可能に嵌合さ
れ、上記搭載台に搭載された上記架台を上記キヤスクの
幅方向の両側から同時にクランプ可能な一対のクランプ
金物を有するクランプ装置とが設けられている。そし
て、上記クランプ装置による上記架台のクランプ状態の
もとで、上記クランプ金物と上記架台に設けられたクラ
ンプ座とで形成されるクランプ面の摩擦抵抗より大きな
上記キヤスクに作用する長手方向の水平力には上記クラ
ンプ面で上記架台がスライドし、上記クランプ金物と上
記搭載台との間の摩擦抵抗より大きな上記溝と平行方向
の上記キヤスクに作用する水平力には上記クランプ金物
が上記架台をクランプしたままで同架台と共に上記溝に
沿ってスライドし、上記キヤスクに作用する上記双方向
の水平力によりスライドした上記架台が上記ガイド兼ス
トッパーで支持されるとともに、上記キヤスクに作用す
る転倒モーメントによる上記架台の回転浮き上がりが上
記クランプ装置で抑止されるように構成されている。
【0008】また、上記クランプ装置が、軸線を上記キ
ヤスクの幅方向中心線と平行に配設されかつ同軸線方向
へ移動可能に上記搭載台に取り付けられた油圧シリンダ
をそなえ、同油圧シリンダが、油圧力無圧状態でロッド
を固持できるメカニカルロック機構をそなえるととも
に、上記一対のクランプ金物が上記油圧シリンダのロッ
ド側とヘッド側とに取り付けられて、同油圧シリンダの
上記ロッドの繰り出しおよび繰り入れにより上記一対の
クランプ金物を同時に摺動可能に構成されている場合が
ある。
【0009】
【作用】上述の本発明のキヤスク固縛装置では、架台に
固定されたキヤスクを岸壁クレーンで吊り上げ、搭載台
上へ降ろす際、架台の底部四方をガイド兼ストッパーに
ガイドされながら降ろされ着床する。
【0010】台両側の搭載台に適当数設けられ、搭載
台に設けた溝にはめ込まれスライド可能なクランプ金物
と油圧シリンダ等で構成されるクランプ装置が、着床後
にキヤスクが浮き上がり、あるいは転倒するのを防ぐ。
なお油圧シリンダは遠隔操作で作動される。
【0011】油圧シリンダは油圧力が無圧でロッドが固
縛できるメカニカルロック機構をそなえていて、対向す
る一対のクランプ金物が油圧シリンダのロッド側とヘッ
ド側に取り付けられ、シリンダロッドを繰り出しおよび
繰り入れすることで、双方のクランプ金物が同時に固縛
あるいは解縛方向へ摺動(スライド)する。
【0012】またガイド兼ストッパーは、架台のサイド
ストッパーを兼ねるもので、キヤスクに作用する架台を
すべらそうとする水平力はこのガイド兼サイドストッパ
ーで支持される。すなわち、クランプ装置のクランプ金
物は、キヤスクのに長手方向に作用する水平力に対して
は、クランプ面の摩擦抵抗を越えると架台はガイド兼ス
トッパーに当接するまですべり、また、キヤスクの幅方
向に作用する水平力に対しては、架台をクランプ後、油
圧シリンダの油圧力を無圧にし、シリンダロッドを固持
して対向する一対のクランプ金物の動きを同一化し作用
力の方向に応じクランプ状態を保ちつつ架台の動きに追
従して、ガイド兼ストッパーに当接するまですべり、最
終的にガイド兼ストッパーにより支持される。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
キヤスク固縛装置について説明すると、図1はその斜視
図、図2はそのガイド兼ストッパーの図1のA矢視およ
びB矢視方向断面図、図3はそのクランプ装置のクラン
プ状態を示す側面部分断面図、図4は同装置のクランプ
前の状態を示す側面部分断面図、図5は同装置の正面
図、図6は図3のC−C矢視図である。
【0014】この実施例は、キヤスク4を固定された架
台3をキヤスク運搬船の船倉内に設けられた搭載台7に
固縛するキヤスク固縛装置を例にしており、この固縛装
置は、図1に示すように、ガイド兼サイドストッパー1
とクランプ装置2とで構成され、このような固縛装置が
架台3の四方に配置される。なおクランプ装置2は、図
1の例では片側2組としているが、架台3に作用する力
の大きさに応じ追加配置されるものである。
【0015】また、ガイド兼サイドストッパー1(以下
「ストッパー」と称す)についても、キヤスク4の長手
方向(矢印5の方向)および幅方向(矢印6の方向)に
それぞれ複数個分離させて配置することもできる。この
実施例ではストッパー1は架台3の四隅に対向するよう
に配置されていて、各ストッパー1は架台3の矢印6お
よび5の両方向のガイドとストッパーとして機能するよ
うに、平面視L型の縦壁1aをそなえている。
【0016】ガイド兼サイドストッパー1は、搭載台7
に溶接等で固定され、クランプ装置2は、搭載台7に形
成された幅方向6と平行な溝8にスライド可能にはめ込
まれている。
【0017】キヤスク4は、キヤスク4が架台3に固定
された状態で図示していない岸壁クレーンにより吊り上
げられ船倉内へと搬入され、図示していない適当なガイ
ド装置によりストッパー1の上方に導かれてくる。スト
ッパー1は、図2に示すように、上側が外側に開いた形
状のL字形の縦壁1aをもっていて、キヤスク4が搭載
台7上に吊り降ろされるにしたがい、架台3の底部がそ
の四方でストッパー1の縦壁1aにガイドされながら着
床する。図2の符号1bはストッパー1の底壁を示して
いる。
【0018】図3〜6はクランプ装置の構成例を示すも
ので、クランプ装置2は一対のクランプ金物10と、それ
を同時にスライドさせる油圧シリンダ12および連結ロッ
ド13等で構成される。また、一対のクランプ金物10に対
応し、架台3の長手方向両端部にはクランプ座11がそれ
ぞれ設けられている。
【0019】クランプ金物10は油圧シリンダ12のロッド
側とヘッド側とにそれぞれ対向してピン14で連結されて
いる。ヘッド側には対向するクランプ金物10との間の距
離に応じて連結ロッド13が設けられピン14で連結されて
いる。なお、油圧シリンダ12は油圧力が無圧の状態でシ
リンダロッドが固持されるメカニカルロック機構をそな
えたものの採用が望ましいが、通常の油圧シリンダを用
いて油圧シリンダの油圧制御でシリンダロッドを固定さ
せる機構のものでも良い。
【0020】油圧シリンダ12はその軸線をキヤスク4の
幅方向中心線と平行に配設されるとともに、搭載台7の
下方に設けられたスライド板17により重量を支えられな
がら、シリンダロッドの繰り出しおよび繰り入れに伴い
スライド板17上を軸線方向へ摺動可能に装着されてい
る。なおスライド板の代りに搭載台側あるいは油圧シリ
ンダにローラーを設けることでも良い。
【0021】上述の構成において、油圧シリンダ12のヘ
ッド側油入口15に図示していない作動油圧源から作動圧
油を送り込むと、シリンダロッドが延び対向する一対の
クランプ金物10が外側方向(矢印6の方向)にスライド
し、搭載台7にキヤスク4の長手方向と平行に設けられ
た溝8の外側端部9に当たり停止する。図4は対向する
クランプ金物10を外側にスライドさせた後、上述の要領
で架台3に固定したキヤスク4を着床させた状態をして
いる。
【0022】次に作動圧油を油圧シリンダ12のロッド側
油入口16に送り込み、シリンダロッドを縮ませクランプ
金物10でクランプ座11を押え込んで、クランプする(図
3の状態)。このとき、クランプ金物10の傾斜面10aが
クランプ座11の傾斜面11aを上方から押圧するので、そ
の垂直方向分力により架台3は搭載台7に押し付けられ
る。そしてこの押し付け力は、搭載台7にクランプ金物
10との摺動面10bを介して支持される。
【0023】これによりクランプ時に架台3に転倒モー
メントが作用しても架台3が浮き上がることはない。続
いてロッド側およびヘッド側とも油圧力を無圧にし、シ
リンダロッドを固持させてクランプを保持させる。
【0024】また、クランプ装置がクランプ状態にある
とき、キヤスク4を動かそうとする水平力がキヤスクの
長手方向(矢印5の方向)に作用した場合、その水平力
がクランプ金物10とクランプ座11とのクランプ面の摩擦
抵抗より大きな力であれば、クランプ面ですべりが生
じ、架台3の端縁がストッパー1に当たるまで架台3が
搭載台7上をスライドするようになっている。
【0025】また、キヤスク4に作用する幅方向(矢印
6方向)の摺動面10bの摩擦抵抗より大きな水平力に
は、対向する一対のクランプ金物10がクランプ状態を保
ったままで架台3と共に溝8をスライドして追従するよ
うになっている。なお架台3の上述の双方向への移動
は、着床後も架台3とストッパー1との間に若干の隙間
があるために生じるものである。
【0026】上述のシリンダロッドを固持したクランプ
状態では、対向するクランプ金物10の動きは油圧シリン
ダ12および連結ロッド13等を介して同一化されるため、
クランプ状態を保ったまま、架台3のキヤスク幅方向の
動きに追従することになる。なお、シリンダロッドを固
持する方法として、上述のメカニカルロック形式の油圧
シリンダのほか、通常の油圧シリンダを用いて、油圧回
路内にシリンダロッド固持回路を設け制御するようにし
てもよい。
【0027】このように、この実施例では、搭載台7の
キヤスク設置位置の四方に溶接等で固定されたガイド兼
サイドストッパー1により、キヤスクを船内に積み込む
際に架台3がガイドされる。すなわちキヤスク4(架台
3)が着床する際、ストッパー1は上・外開き形状でL
字形の壁面1aをそなえているため、キヤスク4が下が
るにしたがい徐々に四方のストッパー間の開口寸法が狭
まって架台3を所定の位置へと導き、作業員の補助なし
に着床させることができる。
【0028】着床後も、ストッパー1と架台3の間には
若干の間隙は残るため、船体の動揺あるいは傾斜の方向
変化により架台3は搭載台7をすべり、反対側のストッ
パー1で止められることになる。すなわちクランプ金物
10はキヤスク4に作用する幅方向水平力の作用に応じ、
追従してスライドできるため、キヤスク幅方向(矢印6
方向)ではクランプ状態を保ったままストッパー1と架
台3との間隙分を溝8に沿って架台3は動くこととな
る。
【0029】クランプ金物10の架台3の上述のスライド
は、クランプ状態で油圧シリンダ12の油圧力を無圧にし
てシリンダロッドを固持させ、対向するクランプ金物10
の動きを同一化することで可能となる。すなわち、片側
のクランプ金物10が架台3に押され後退すれば反対側の
クランプ金物10はロッドが固持された油圧シリンダ12を
介して引っ張られ前進し、クランプ状態を保ちつつ架台
3の動きに追従する。一方キヤスク長手方向の水平力に
対しては、上述のクランプ時の垂直方向分力による摩擦
抵抗を生じるが、摩擦抵抗力以上の水平力ではクランプ
面ですべりが生じ、架台は動き、ストッパーで支持され
ることになる。
【0030】このようにキヤスク4に作用する水平力お
よび転倒モーメントをストッパー1とクランプ装置2と
で分担支持させる構成としたことにより、クランプ装置
2のコンパク化をはかることができる。クランプ装置の
クランプ金物10と架台3上のクランプ座11は適当な勾配
の傾斜面10a,11aを有しており油圧シリンダ12で引き
付けられたクランプ金物10はこの勾配角により垂直方向
分力を生じ架台3を搭載台7に押し付ける。
【0031】この垂直方向分力は搭載台に設けた溝とそ
れにはめ込まれたクランプ金物のはめ込み部で支持さ
れ、したがってキヤスク4に転倒モーメントが作用して
も架台3の浮き上がりを抑制することができる。また油
圧シリンダ12を遠隔で作動させることにより、キヤスク
(架台)の固縛および可解縛を遠隔操作により行なうこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のキヤスク
固縛装置によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。 (1) キヤスクを着床する際、ガイド兼サイドストッパー
がキヤスクの固定された架台の四方をガイドするため、
容易にかつ短時間で所定場所に着床させることができ
る。またボルト締め方式における搭載台と架台のボルト
穴合せ等比較的細かい位置合せは不要となり、作業能率
が向上する。 (2) 油圧シリンダにより一対のクランプ金物を同時に駆
動して架台を幅方向の両側から固縛あるいは解縛を行な
うことができ、しかも油圧シリンダを作動させることで
瞬時にしかも数組同時に行なうことができるため、大き
く省力化に貢献できる。 (3) 遠隔操作で油圧シリンダを制御できるため、キヤス
クに近づくことなくキヤスクの固縛あるいは解縛がで
き、作業の安全が確保でき被爆の可能性も少なくなる。 (4) 運搬船あるいは輸送車両の動揺・傾斜等により生じ
る水平力および転倒モーメントをガイド兼サイドストッ
パーとクランプ装置とで分担支持する構成であるため、
クランプ装置のコンパクト化が可能となる。 (5) 油圧シリンダに油圧力が無圧の状態でクランプ状態
を保つ機構をそなえさせるとき、固縛装置としての信頼
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのキヤスク固縛装置の
斜視図。
【図2】同ガイド兼サイドストッパーの図1におけるA
矢視およぴB矢視方向断面図。
【図3】同クランプ装置のクランプ状態を示す側面部分
断面図。
【図4】同装置のクランプ前の状態を示す側面部分断面
図。
【図5】同装置の正面図。
【図6】図3のC−C矢視図。
【符号の説明】
1 ガイド兼サイドストッパー 2 クランプ装置 3 架台(キヤスク用) 4 キヤスク 5 キヤスクの長手方向 6 キヤスクの幅方向 7 搭載台 8 搭載台に設けられた溝 9 搭載台に設けられた溝の端部 10 クランプ金物 10a 傾斜面 11 クランプ座 11a 傾斜面 12 油圧シリンダ 13 連結ロッド 14 ピン 15 油圧シリンダのヘッド側油入口 16 油圧シリンダのロッド側油入口 17 スライド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−67383(JP,A) 特開 昭57−156187(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 25/00 B25J 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キヤスクを固定可能な架台を運搬船ある
    いは運搬車両等の輸送用機体の搭載台に固縛するキヤス
    ク固縛装置において、 上記搭載台に設けられて上記架台を上記搭載台に着床さ
    せる際は位置決め手段としての機能を有するとともに、
    上記架台が上記搭載台に搭載された後は同架台の前後方
    向および左右方向の移動を制限するサイドストッパーと
    しての機能を有するガイド兼ストッパーと、 上記キヤスクの幅方向と平行に搭載台に設けられた溝に
    スライド可能に嵌合され、上記搭載台に搭載された上記
    架台を上記キヤスクの幅方向の両側から同時にクランプ
    可能な一対のクランプ金物を有するクランプ装置とが設
    けられ、 上記クランプ装置による上記架台のクランプ状態のもと
    で、上記クランプ金物と上記架台に設けられたクランプ
    座とで形成されるクランプ面の摩擦抵抗より大きな上記
    キヤスクに作用する長手方向の水平力には上記クランプ
    面で上記架台がスライドし、上記クランプ金物と上記搭
    載台との間の摩擦抵抗より大きな上記溝と平行方向の上
    記キヤスクに作用する水平力には上記クランプ金物が上
    記架台をクランプしたままで同架台と共に上記溝に沿っ
    てスライドし、上記キヤスクに作用する上記双方向の水
    平力によりスライドした上記架台が上記ガイド兼ストッ
    パーで支持されるとともに、 上記キヤスクに作用する転倒モーメントによる上記架台
    の回転浮き上がりが上記クランプ装置で抑止されるよう
    に構成されている ことを特徴とする、キヤスク固縛装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキヤスク固縛装置にお
    いて、上記クランプ装置が、軸線を上記キヤスクの幅方向中心
    線と平行に配設されかつ同軸線方向へ移動可能に上記搭
    載台に取り付けられた油圧シリンダをそなえ、 同油圧シリンダが、油圧力無圧状態でロッドを固持でき
    るメカニカルロック機構をそなえるとともに、上記一対
    のクランプ金物が上記油圧シリンダのロッド側とヘッド
    側とに取り付けられて、同油圧シリンダの上記ロッドの
    繰り出しおよび繰り入れにより上記一対のクランプ金物
    を同時に摺動可能 に構成されていることを特徴とする、
    キヤスク固縛装置。
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