JP3244278B2 - セキュリティ素子を有するデータ担体 - Google Patents

セキュリティ素子を有するデータ担体

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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶材料を含み、光学
的に変化するセキュリティ素子(贋造防止要素)を有す
る、データ担体、特に有価証券、書類、身分証明書、等
に関する。
【従来の技術】カラー複写機の技術的な進歩により、
色、解像度および品質の点で複写を原画から見分けるの
が益々困難になっている。データ担体をカラー複写機ま
たはスキャナーにより贋造されるのを防ぐために、セキ
ュリティ素子として光学的に変化する素子が益々多用さ
れるようになっている。その様な素子は、一般に、照明
や見る条件により、異なった色または輝度を示す。最も
一般的な、光学的に変化する素子としては、回折格子、
ホログラム、干渉被覆、メタメリックインクおよび偏光
被覆がある。ホログラムおよび格子は、回折効果に基づ
いている。干渉被覆は、通常、幾つかの重なりあった層
からなり、その層厚は光の波長域にある。メタメリック
インクは、通常、反射率帯の異なった顔料の混合物から
なる。この組成により、メタメリックインクは、照明の
種類が変化した時にそれらの目に見える色の効果が変化
する。二色染料は、偏光方向により、異なった波長域で
白色光を吸収し、その結果、偏光に応じた色の効果を生
じる。
【発明が解決しようとする課題】公知の光学的に変化す
るセキュリティ手段には、製作経費が非常に高いこと、
通常の製造方法を使用して処理できないこと、あるいは
他のセキュリティ手段またはカード材料との相容性が十
分ではないこと、などの欠点がある。本発明の目的は、
見る角度により異なった効果を発揮し、安価に、従来の
方法を使用して製造でき、他の特徴と相容性がある、す
なわち組み合わせることができる、複製防止効果がある
特徴を提案することにある。
【課題を解決するための手段】この目的は、主請求項の
特徴を表す部分に記載された特徴により達成される。他
の特徴は他の独立および従属請求項に記載されている。
本発明は、セキュリティ素子として液晶重合体を使用す
る。目的に適った適切な製造を行った後、これらの重合
体は、室温で顕著な光のきらめきを示すプラスチック状
の固体を構成する。好ましい製造方法としては、例え
ば、液状のままの材料を基材の上に塗布し、続いてUV
照射によりこれを硬化させる方法がある。好ましい液晶
重合体としては、とくに液晶シリコーン重合体およびコ
レステリックオルガノポリシロキサンが挙げられる。そ
れらの化学構造および製造方法は公開ヨーロッパ特許出
願EP-A 0136501,EP-A 0060335 およびヨーロッパ特許第
0066137 号に記載されている。これら特許の記載内容を
ここに参照文献として含める。セキュリティ素子すなわ
ち贋造を防止するための付属要素として、通常の液晶を
使用することはすでに公知であり、例えば、オーストラ
リア特許第488652号で提案されている。この特許は、セ
キュリティ素子を液晶材料の形で埋め込んだ中間層を備
えた銀行券を記載している。この液晶材料は、印刷技術
により充填物に付けてある。液晶は凝集の液体状態にあ
り、側面をすべて閉じたマイクロカプセル中に埋め込ん
であり、インク中に混合してある。セキュリティ性の試
験は、温度変化によるセキュリティ素子の色の変化を見
て行われる。液晶は、構造的な異方性にも関わらず、通
常は液体のような挙動を示し、これが、この材料をカプ
セルまたはキャビティ中に収容しなければならない理由
であり、製造技術を複雑にしている。液晶材料を収容す
るのは複雑なだけではなく、キャビティやカプセルを壊
す危険性があるために、提案されたセキュリティ素子
を、通常の方法で圧力および熱の作用(古典的なラミネ
ート技術)により、フィルムや識別書類中に埋め込むこ
とも不可能である。また、カプセルやキャビティに収容
した液晶は、鋼製凹版印刷による銀行券や有価証券上の
セキュリティにも適していない。というのは、この製造
方法で必要とする高い圧応力によりカプセルやキャビテ
ィが破壊されるためである。しかし、適切な処理を行え
ば、液晶は固体の形で存在することもでき、処理方法に
応じてその分子の高度の配向を示し、その光学的に変化
する特性を最大限に、最高輝度で発揮する。本発明の液
晶系では、反射光の色純度は100 nmの領域をほとんど超
えることはなく、見る角度を変えることによって生じる
変色効果が非常に顕著であり、反射および透過光は著し
い円偏光を有する。これらの特性を十分に発揮した光学
的に変化する特性により、その様な液晶重合体は、デー
タ担体、有価証券および身分証明書上のセキュリティ素
子として使用するのに特に適している。色のきらめきは
一般の人にも容易に観察できる。波長選択的反射性およ
び偏光効果により、この材料は自動試験に非常に適して
いる。その光学的効果の多様性および著しい特性のため
に、模造品の製作は困難である。事実上すべての実施形
態において、この液晶素子は、機械により読み取れる真
贋識別性特徴として、および他の機械的特徴と共に使用
することができる。この液晶重合体はIR透過性を有す
るために、他の機械特徴を液晶重合体の下に配置するこ
ともできよう。液晶重合体が固体であるために、そこか
らセキュリティ素子を製作するのは著しく容易になる。
第一に、液晶を中空の物体に収容する必要がない。第二
に、その後の処理工程およびそのデータ担体の使用期間
中、破裂および液晶洩れの危険性がない。これによっ
て、製造工程および使用が著しく簡単になる。液晶重合
体のプラスチック状特性により、半製品または完成品へ
の処理が簡単になる。出発材料は一般に粒状材料であ
り、プラスチック製造で公知の方法および機械により成
形および処理できる。これによって、セキュリティ技術
の分野で、液晶重合体を原料として全く異なった種類の
セキュリティ素子を製作し、異なった用途に併用するこ
とができる。したがって、耐引き裂き性のプラスチック
でできた担体ウェブを液晶重合体で被覆することができ
る。得られた材料のウェブは、細いウェブまたは細線に
裁断し、それを紙または他の材料中にセキュリティ細線
として埋め込むことができる。あるいは、液晶重合体か
らなる埋め込み層を含むフィルムの多層ウェブを製造す
ることもできる。最後に、液晶重合体は、自己支持型フ
ィルムとして製造することもできる。これらのフィルム
は、例えば、多層身分証明書用のフィルム層として使用
できる。本発明の他の長所および特徴は、独立および従
属請求項、および下記の実施例および図面に示す。
【実施例】図面および実施例で説明する液晶重合体の応
用および効果を理解し易くするために、この物質の重要
な特性の幾つかを先に説明する。液晶重合体とは、光学
的特性が特に顕著に現れるように、液晶状態を重合体マ
トリックス中に「凍結」させてある、液晶の特殊な変形
である。したがって、液晶重合体は通常は光を吸収せ
ず、その色は、個々の結晶面上で光が多重干渉すること
によって生じる。それにしたがって、入射光および透過
光中の色効果も異なっている。反射された色スペクトル
は、中央波長の回りのせまい周波数領域だけを含み、し
たがって高い色の彩度を示す。透過したスペクトルは反
射スペクトルに対して補色関係にあり、中央波長近くで
下降している。液晶重合体を不透明基材上に使用する場
合、液晶層を黒色の背景に施すと、すべての観察角度に
対して特に高度の色純度がえられる。反射スペクトル
は、背景上の二次反射により妨害されることはない。本
発明の配向液晶重合体の格子定数は、垂直に入射した時
の反射した中央波長が近赤外または可視領域にある様
に、300 nm〜1,000 nmの範囲になるように、合成時に設
定することができる。観察角度が平らになるにつれて、
反射帯の中央波長はより短い波長の方向に移動する。例
えば、直角に反射した波長は、60°で反射した場合より
も約20% 大きい。図1は、液晶層のスペクトル反射R
を、垂直入射照明を曲線1で、60°の照明角度を曲線2
で示す。特殊な液晶重合体では、発色効果はそれにした
がって、緑色から紫色に、黄色から青色に、明赤色から
緑色に、あるいはIR反射帯では黒色から赤色に変化し
得る。液晶重合体の格子定数およびしたがって基本色
は、その液晶の正確な化学構造によって異なり、合成条
件により、300 〜1,000 nmの範囲内に決定することがで
きる。図2は、窓セキュリティ細線用の液晶重合体用途
を示す。セキュリティ印刷12を備えた銀行券11にお
いて、セキュリティ細線13を、製紙工程で、紙の表面
上の窓14と一列に配置し、視覚的に認められるように
埋め込む。実施形態に応じて、その様なセキュリティ細
線の幅は0.5 〜数ミリメートルの間である。光学的に変
化する効果により銀行券を複写防止するには、セキュリ
ティ細線を、それが液晶重合体からなる一つ以上の層を
含むように設計する。セキュリティ細線製造の変形を図
3〜図9に示す。図3は、セキュリティ細線13aの第
一の変形を示す。このセキュリティ細線はプラスチック
製の担体20を含むが、これには一般的に厚さが20〜10
0 ミクロンのポリエステルフィルムを使用するのが好ま
しい。担体20の片側を数ミクロン厚の液晶重合体から
なる層21で被覆する。液晶の色のきらめきを光学的に
引き出すには、フィルム20は好ましくは黒に着色す
る。細線は、製紙工程で、液晶層が目に見える外側表面
上に来る様に方向を合わせる。図4は、対称的な層構造
を備えたセキュリティ細線13bの他の変形の断面を示
す。対称的に構築したセキュリティ細線には、紙に埋め
込む際に細線の配向に注意する必要がないという利点が
ある。細線13bは、それぞれ片側を液晶重合体の層2
1で被覆した2枚の担体フィルム20からなる。担体フ
ィルム20は、張り合わせ剤22で接続し、外側に液晶
層を有する対称層構造を与えている。色の豊かさを増す
ために、所望により担体ウェブ20および/または張り
合わせ剤22を透明または顔料インクで着色することが
できる。製造技術上の簡単な解決策は、好ましくは不透
明な黒を使用して、張り合わせ剤だけを着色することで
ある。図5は、対称的に構築したセキュリティ細線13
cの別の変形を断面で示す。図3と対照的に、ここでは
担体フィルム20が細線13cの外側に配置され、それ
によって内側の液晶層21を損傷から保護している。こ
の変形では、好ましくは張り合わせ剤だけを染料で着色
する。外側の担体層20は、透明のままでなければなら
ないので、弱く着色するか、または全く着色しない。図
6および7は、セキュリティ細線13dの他の変形を、
断面(図6)および上から見た状態(図7)で示す。図
5と同様に、細線13dは2つの担体フィルム20、2
つの液晶層21および接着層22からなる対称層構造を
有する。製造に際しては、この細線は、2つの被覆した
フィルム30,31の対を接続する。接続する前に、フ
ィルム対の一つの表面33に、黒色インクの図形34を
施し、文字数字式記号を通常の印刷方法で液晶重合体層
の表面にマイクロライティングで施す。さらに透明な張
り合わせ剤22を使用する。透過光では、紙の窓の区域
で、重合体層の光学的に変化する着色背景の前で、これ
らの文字が黒色に見える。しかし、入射光では、微小文
字だけが色の変化を示す。図6および7のセキュリティ
細線のもう一つの変形では、文字34を緑色のマイクロ
プリントで液晶層の一つに付け、張り合わせ剤22は黒
に着色する。同時に、特定の観察角度、例えば黒色の背
景に対して直角で緑色に見えるように液晶材料を選択す
る。このセキュリティ細線をこの角度で見ると、表面全
体が緑色に見える。観察角度を変えると、液晶重合体層
の色が変化し、印刷した所では緑色がそのまま支配的で
ある。その結果、細線を傾けた場合にのみ文字が見える
セキュリティ細線が得られる。図8および9は、別の変
形13eを、断面(図8)および上から見た状態(図
9)で示す。このセキュリティ細線は、担体フィルム2
0および液晶重合体の層21からなる。重合体層には通
常の印刷方法で、異なった色の、斜めの縞40の図形が
印刷されている。図に示す実施例では、図形40のため
に選択した特殊な色の順序は、赤41、黄42、緑4
3、青44であり、この図形は細線の全長に渡って反復
されている。このセキュリティ細線13eを見ると、着
色表面区域40は、液晶層を通してそれぞれ異なった色
で見える。個々の区域の色スペクトルは、印刷した染料
の反射帯からなる。その上、液晶層の色は追加的に混合
される。液晶重合体の角度に依存する反射特性により、
図に示す配置の着色縞は、液晶重合体の色を適当に統一
すれば、その細線を傾けた時に、その細線に沿って移動
する、着色縞の幻影を造り出すことができる。この変形
は、図5と同様に、対称的な層構造を有するセキュリテ
ィ細線に拡張することができる。図3〜9に示す変形
は、望ましい外観に応じて、多種多様に変化させること
ができる。液晶重合体の光学的に変化する効果は、透明
な染料または着色染料を使用して望ましい層を着色する
ことにより、「古典的な」インクと組み合わせることが
できる。染料自体は、セキュリティ細線のどの層(液晶
層を含めて、ただしその場合は低濃度でのみ)にも導入
できる、および/または印刷図形として細線のどの層に
も付けることができる。図の説明で述べた着色方法は、
提案を目的としているだけであり、上記の色は他のどの
様な染料で置き換えてもよい。これらの組み合わせの可
能性により、膨大な数の可能な色の変化、色の幻影およ
び動的な効果が得られる。図3〜9に示すセキュリティ
細線の変形は、すべて一つの半製品から製造することが
できる。その半製品は、ポリエステル樹脂の様な担体材
料からなるフィルム20のウェブを液晶重合体の層21
で被覆することによって製造される。セキュリティ細線
色デザインに応じて、印刷した、透明な、あるいは着色
した担体フィルムを使用する。フィルムのウェブの厚さ
は、好ましくは1ミリメートルの10分の1未満の範囲
であり、液晶被覆には、約10ミクロンのフィルム厚で
通常は十分である。製造上の理由から、半製品の代表的
なウェブ幅は1メートルの範囲である。印刷したセキュ
リティ細線は、公知の印刷機械で適当な製造方法によ
り、担体ウェブおよび/または液晶層上に望ましい図形
または文字を印刷することにより製造する。多層の、特
に対称構造を有するセキュリティ細線は、被覆し、場合
により印刷したフィルムウェブを重ね合わせ、張り合わ
せ剤で接続して製作する。ウェブが望ましい層構造にな
ったら、そのウェブを公知の裁断装置で細線に裁断す
る。最終的な細線幅は、望ましい用途に応じて0.5 〜5.
0 mmの範囲である。得られた細線は、特に紙の中に埋め
込むのに適しているが、身分証明書のプラスチック層の
間に埋め込むこともできる。別の種類のセキュリティ素
子は、クレジットカード、身分証明書、銀行券、有価証
券、等に適用し、それらを贋造および特に多量に複写さ
れることから保護するのに使用することが多い、転写エ
レメントである。これらの目的に、液晶重合体からなる
セキュリティ素子を、その光学的に変化する特性により
使用することができる。転写エレメントは、転写方法に
より、担体の帯からセキュリティすべき物体の表面上に
転写する。図10および11は、記号的に表したデータ記録
49および転写セキュリティ素子51を備えた身分証明
書50を正面図および断面図で示す。セキュリティ素子
51は液晶重合体の層を含み、これらの材料特有の色の
きらめきを有する。転写エレメントは、通常幾つかの層
からなる。図11は、線I−Iに沿って見た、身分証明書
の断面を示す。この図では、このエレメントの高さをか
なり誇張しているが、通常は1ミクロンの10分の幾つ
かである。基材53は、順に接着層54、保護ラッカー
55、液晶層56および保護ラッカー57の最終外層を
備えている。ここに非常に簡単な実施形態で示すセキュ
リティ素子は、多くの異なった様式に変えることができ
る。液晶素子の色デザインに対する可能性は、セキュリ
ティ細線に対する可能性と同等である。明らかに(視覚
的に)認識できる色のきらめきを必要とする場合、背景
を黒色に着色するのが好ましい。色を反射スペクトルに
混合するには、図10に示すように、印刷した背景に素子
51を施す。印刷図形は多様に変化させることができ、
簡単なデザインなら単色の背景であるが、明色の斜め
縞、互いに入り組んだ着色円、等の、コントラストを付
けた文字数字式記号または図形を備えた多色印刷背景は
目覚ましい光学的な効果を有する。背景60が黒と白ま
たは着色した写真、署名、等を含む場合、特に面白い効
果が得られる。背景の印刷に対する類似の色効果は、転
写の際に変化しない、転写エレメントの、好適な光学的
効果を有する層の上に着色、印刷または書き込むことに
より得ることができる。以下に説明するように、転写の
原理により、どの様な望ましい外側輪郭でも光学素子に
与えることができる。したがって、図10および11に示す
紋章形の被覆は、縞、***、会社のロゴ、文字数字式記
号、数字、編み縄模様、等を代表しているのである。輪
郭61の形状は、光学的に変化する素子に個々の性格を
与える。図12および13は、カードデータを液晶素子によ
り目立たないように偽装し、変造防止する用途の正面図
および断面図である。容易に目に見える色のきらめきを
備えた液晶重合体は、通常、赤外では透明であり、した
がって赤外領域で読み取れる記号と容易に組み合わせる
ことができる。最初の印刷工程で、この目的のために記
号72をカード70の表面にIR−吸収性インク71で
印刷する。次の工程で、このIR記号72の上に、可視
スペクトル領域では不透明なIR−透明インク73で印
刷する。最後の工程で、液晶セキュリティ素子74をこ
の区域で不透明なインク73の上に被覆する。製造上の
理由から、液晶重合体からなるセキュリティ素子を基材
表面に設ける転写方式の方が好ましいこともある。その
場合、最初の工程で転写帯を製造し、第二の工程でセキ
ュリティ素子を転写帯から外し、基材に接続する。図14
は、液晶層を備えたセキュリティ素子を基材表面に付け
るのに適した、転写帯100の構造を断面で示す。担体
フィルム101は、順にワックス層102、保護ラッカ
ーの層103、液晶重合体からなる層104、着色層1
05、および熱密封層106を備えている。担体フィル
ムは、厚さが1ミリメートルの10分の1未満の、耐引
き裂き性のポリエステル樹脂からなるのが好ましい。こ
の転写帯の他の層は、通常厚さが数ミクロン〜1ミクロ
ンの10分の幾つかである。ワックス層の上にある層1
03〜106は、それに続くセキュリティ素子を形成す
る。色の効果を得るために、転写帯を、その製造の際
に、各層で着色または印刷することができる。セキュリ
ティ素子を基材に付けるには、熱密封層106を備えた
転写帯100を図15に示すように基材111上に載せ、
それを圧迫する。この圧迫は、加熱した転写ダイス11
2または転写ロールで行う。圧力と熱の作用により、熱
密封層が基材に接着する。同時に、分離層102が融解
し、担体材料101が剥離される。セキュリティ素子
は、分離層が液体になった表面区域、すなわち転写ダイ
スにより加熱された表面区域においてのみ基材と接着す
る。他の表面区域では、層構造および担体材料は相互に
堅く接続したままである。担体フィルムを基材から除去
すると、層構造は転写ダイスの輪郭縁部113に沿って
引き裂かれるので、転写されたセキュリティ素子の輪郭
113は、常に圧縮ダイスの輪郭に相当する。この様に
して、会社のロゴ、ブロック式字体、等の複雑な輪郭も
実現することができる。熱密封の方法自体は公知であ
り、例えば独国特許出願公開第3308831 号に記載されて
いる。また、液晶重合体は、フィルムに成形することも
できる。この形態は、特に多層身分証明書用の表面の大
きな、あるいは全面セキュリティ素子として適してい
る。図16および17は、例として、紙の中間層121およ
び2つの外側熱可塑性カバーフィルム122および12
3からなるラミネート加工した身分証明書120を示
す。これらの層を圧迫すると、圧力と熱の作用により緊
密な身分証明書になる。カード情報は通常、中間層の上
に印刷するが、図に示す例では、所有者の写真124、
カードデータ125および会社のロゴ126を有する。
贋造防止策は、液晶重合体製のフィルムをカードの左半
分で、中間層と上側カバーフィルムとの間のカード構造
の中に一体化することにより強化される。液晶フィルム
の光のきらめきは、透明なカバーフィルムを通して観察
され、その際、カラー印刷した会社記号126が色効果
を追加する。ある種の液晶化合物は、高エネルギー(例
えばUV)照射の作用により架橋し、化学的に安定した
フィルムを形成する。露光していない、すなわち硬化し
ていない区域は溶剤で除去することができる。半導体お
よび印刷版製作の公知の写真方法と同様の方法で、液晶
フィルムの予め決めた表面をマスクを通して露光し、次
いで露光していない区域の被覆を化学的に除去すること
によって図形、文字、数字、等を造り出すことができ
る。無論、カードの全面を液晶重合体フィルムで覆うこ
ともできる。フィルムをカード構造の中に一体化する代
わりに、ラミネート加工する前に、転写方法により液晶
素子を中間層に転写する方が好ましい場合もあろう。別
の変形方法は、通常の張り合わせカードの構造で、カバ
ーフィルム122,123の一方、または両方の全体を
液晶フィルムで置き換えることである。液晶材料製のフ
ィルムは、大表面または全面セキュリティ素子として適
している。その様なフィルムは、液晶材料から造るのが
好ましい。セキュリティ目的に適したフィルムを得るに
は、液晶材料をローラーフレーム上で処理する。光学的
効果に必要な液晶分子の配向は、ロール加工の際に生じ
る剪断力により与えられる。その結果得られるフィルム
材料は、身分証明書の製作に特に適しているが、セキュ
リティ細線の様な他の真贋識別マークにも使用できる。
本発明の液晶重合体を原料とする真贋識別マークの自動
試験には、それらの偏光特性および波長選択性が特に適
している。反射光をまずスペクトル的に、中央波長のま
わりの領域に絞り込み、偏光していない光を液晶重合体
中で右および左成分に分解する。重合体の化学組成に応
じて、その成分の一つだけが反射され、相補的な成分は
透過する。自動試験の一つの方法を、以下に、黒色の完
全吸収性の担体128上に配置した液晶重合体フィルム
に関して説明する。図18に示すように、素子130を予
め決めた角度で、例えば白熱電球129の、偏光してい
ない光線131で照明する。反射の後、光線132は、
図19に示す、スペクトル的なフィルター作用および円偏
光を検出するのに使用する検出機構133に当たる。検
出機構133の構造を図19に示す。検出機構133内部
で、反射光線132は、まず、期待する中央波長の光だ
けを通す着色フィルター141を通過する。次いで、こ
の光線は、円偏光を直線偏光に転換する4分の1ラムダ
板142に当たる。次いで光は1:1光線分割器143
に当たり、そこから2つの部分光線144,145は偏
光フィルター150,151を前に置いた2つの検出器
146,147に達する。2つのフィルターの偏光面1
50,151は、互いに直角であるが、4分の1ラムダ
板の2つの光学軸とは45°で並んでいる。自動真贋識
別試験は、2つの検出信号の解析により行う。検出機構
の作動モードを以下に幾つかの場合に関して説明する。 イ)真贋識別素子 反射光は、着色フィルターを妨害なしに通過する。4分
の1ラムダ板内で、円偏光から、水平または垂直の直線
偏光が造られる。この直線偏光により、検出器146,
147の一方が十分な強度の光を受けるが、他方の検出
器は光を受けない。 ロ)無偏光反射を伴う贋造素子 スペクトル的には正しいが、無偏光反射光は、4分の1
ラムダ板を通過した後も、優先偏光方向を持たない。各
検出器は50%の反射光を受ける。 ハ)スペクトル的に間違っている贋造素子 反射光は着色フィルター142で吸収され、どちらの検
出器も信号を受け取らない。 ニ)直線偏光を伴う贋造素子 4分の1ラムダ板の45°配置および2つの偏光器によ
り、反射光の本来の偏光方向に関係なく、両検出器共同
じ信号を受ける。誤差の重要度を増加するために、一つ
の素子を検出するための幾つかの検出機構を使用し、そ
れらの機構を例えば異なった角度で配置し、それに応じ
て異なった中央波長で作動させることもできる。無論、
専門家には、検出機構を多くの異なった様式で実現でき
ることは明らかである。図20は、取り扱いの簡単な装置
として、光ファイバーを使用する機構を示す。この光学
配置の基礎はやはり図18である。この検出機構133で
は、反射光線132がまず着色フィルター161を通過
し、中央波長を調べる。続く4分の1ラムダ板162で
円偏光を直線偏光に転換する。入力接続光学機構153
が光線132を導波管機構154に接続し、公知の光線
分離器が光線を等しい部分光束に分離する。各部分光束
の末端に、2つの異なった偏光方向のための偏光器−検
出器対155/156および157/158がある。光
が正しい波長および偏光を有していれば、2つの検出器
156/158の一方が(無損失光学系の場合)入力強
度の50%を受け、他方は光を受け取らない。無偏光光
線を反射する贋造素子の場合、各検出器は入力強度の5
0%を受ける。この様にして、贋造品を本物から識別す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】異なった観察角度から見た、液晶重合体のスペ
クトル透過率および反射特性を示すグラフ
【図2】液晶重合体からなる一つ以上の層を有する窓セ
キュリティ細線を備えた銀行券の図
【図3】液晶重合体からなる層を有するセキュリティ細
線の断面図
【図4】液晶重合体からなる外側層を有する、対称的に
構築したセキュリティ細線の断面図
【図5】液晶重合体からなる内側層を有する、対称的に
構築したセキュリティ細線の断面図
【図6】印刷した、対称的な窓セキュリティ細線の断面
【図7】印刷した、対称的な窓セキュリティ細線の上面
【図8】動的効果を有する印刷したセキュリティ細線の
断面図
【図9】動的効果を有する印刷したセキュリティ細線の
上面図
【図10】液晶層を備えた転写エレメントを有する身分
証明書の上面図
【図11】液晶層を備えた転写エレメントを有する身分
証明書の断面図
【図12】セキュリティ素子で被覆した視覚的に読み取
れない記号を有する身分証明書の上面図
【図13】セキュリティ素子で被覆した視覚的に読み取
れない記号を有する身分証明書の断面図
【図14】転写帯の断面図
【図15】液晶セキュリティ素子を基材に転写している
【図16】液晶重合体製の、内側にラミネート加工した
層を有する身分証明書の上面図
【図17】液晶重合体製の、内側にラミネート加工した
層を有する身分証明書の断面図
【図18】液晶セキュリティ素子用の試験機構を示す図
【図19,20】液晶セキュリティ素子を検出するため
の検出器機構を示す図
【符号の説明】
11 銀行券 13 セキュリティ細線 20 担体フィルム 21 液晶重合体の層 22 張り合わせ剤 34、40 反射性インク 50、120 身分証明書 51 セキュリティ素子 122、123 カバーフイルム
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト シュヴェンク ドイツ連邦共和国 8039 プックハイム プリメルシュトラーセ 106 (72)発明者 ユルゲン モル ドイツ連邦共和国 8029 ゾイエルラッ ハ ダイゼンホフェナー シュトラーセ 12 (56)参考文献 特開 昭63−51193(JP,A) 特開 昭61−152494(JP,A) 特開 昭64−35478(JP,A) 特開 昭61−272772(JP,A) 特開 昭61−227085(JP,A) 特開 昭62−69202(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 5/00 - 15/10 551 B44F 1/02

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶材料を含み光学的に変化するセキュ
    リティ素子を有するデータ担体であって、前記材料が、
    配向した形で、室温において固体として存在する液晶重
    合体であり、前記セキュリティ素子がセキュリティ細線
    であることを特徴とするデータ担体。
  2. 【請求項2】 前記液晶重合体が前記セキュリティ素子
    中で層またはフィルムとして存在することを特徴とする
    請求項1記載のデータ担体。
  3. 【請求項3】 前記セキュリティ素子が、液晶重合体で
    被膜された少なくとも二つの担体フィルムを備えてな
    り、該担体フィルムが張り合わせ剤により対にして接続
    され、対称層構造として構成されていることを特徴とす
    る請求項2記載のデータ担体。
  4. 【請求項4】 前記セキュリティ素子の少なくとも一つ
    の表面に透明な吸収性または反射性インクが配されてい
    ることを特徴とする請求項2記載のデータ担体。
  5. 【請求項5】 液晶材料を含み光学的に変化するセキュ
    リティ素子を有するデータ担体であって、前記材料が、
    配向した形で、室温において固体として存在する液晶重
    合体であり、前記セキュリティ素子が前記データ担体の
    表面に転写エレメントとして施されていることを特徴と
    するデータ担体。
  6. 【請求項6】 前記セキュリティ素子が、前記データ担
    体の印刷区域または書き込み区域に配されていることを
    特徴とする請求項5記載のデータ担体。
  7. 【請求項7】 前記セキュリティ素子に対応する区域に
    おいて前記データ担体に通常は目に見えない記号が付さ
    れていることを特徴とする請求項6記載のデータ担体。
  8. 【請求項8】 液晶材料を含み光学的に変化するセキュ
    リティ素子を有するデータ担体であって、前記材料が、
    配向した形で、室温において固体として存在する液晶重
    合体であり、赤外領域で読み取れる特徴が前記液晶材料
    の下に配されていることを特徴とするデータ担体。
  9. 【請求項9】 前記材料が架橋可能な液晶シリコーン重
    合体であることを特徴とする請求項1記載のデータ担
    体。
  10. 【請求項10】 前記材料がオルガノポリシロキサン、
    オルガノオキシシラン、または、オルガノポリシロキサ
    ンあるいはオルガノオキシシランとの化合物であること
    を特徴とする請求項1記載のデータ担体。
  11. 【請求項11】 データ担体用の液晶材料を含む、光学
    的に変化するセキュリティ素子であって、そのセキュリ
    ティ素子が、少なくとも一層の液晶重合体の層を有する
    多層転写エレメントを含むものであることを特徴とする
    セキュリティ素子。
  12. 【請求項12】 担体フィルムに付加された液晶重合体
    層を有する半製品として構成されたものであることを特
    徴とする請求項11記載のセキュリティ素子。
  13. 【請求項13】 少なくとも一つの担体帯と、分離層
    と、液晶重合体を有する層とを含む半製品として構成さ
    れたものであることを特徴とする請求項11記載のセキ
    ュリティ素子。
  14. 【請求項14】 液晶重合体材料をまだ液体である間に
    担体表面に塗布する工程と、 前記液晶材料を剪断力の機械的な作用により配向させる
    工程と、 前記配向させた材料を硬化させ固体とする工程と、 前記固体の液晶材料をデータ担体の層構造中または層構
    造上に導入または付加する工程とを含むことを特徴とす
    るデータ担体作製方法。
  15. 【請求項15】 前記液晶重合材料を塗布する工程が、
    該材料を印刷ローラーへ塗布する工程を含み、 前記配向させる工程が、前記液晶材料を直接ドクターブ
    レード処理もしくはロール処理することを含み、 さらに、前記液晶材料を印刷処理により前記データ担体
    の表面に転写する工程を含むことを特徴とする請求項1
    4記載のデータ担体作製方法。
  16. 【請求項16】 液晶材料を配向し、硬化した形で担体
    フィルム上に配置する工程と、その担体フィルムからデ
    ータ担体または該データ担体の層に前記材料を転写する
    工程を含むことを特徴とするデータ担体作製方法。
  17. 【請求項17】 液晶材料の硬化を全表面の一部に予め
    定められた形状にのみ施し、該硬化処理の後、液晶の硬
    化しない部分を除去する工程を含むことを特徴とする請
    求項16記載のデータ担体作製方法。
  18. 【請求項18】 データ担体の真正性を保護または識別
    するための液晶重合体の使用。
  19. 【請求項19】 液晶重合体を含んだデータ担体の試験
    装置であって、 少なくとも一つの予め決めた角度からセキュリティ素子
    を照明する光源と、 前記光源の光路上に配された、少なくとも一つの色フィ
    ルターと、 前記光路上に配された偏光−光学構成要素と、 前記光路上に配された、反射光を異なる偏光の部分光線
    に分割するように構成された光線分割器と、 前記光線分割器から出力される光の光路上に配された、
    前記部分光線の強度を測定するように構成された偏光光
    学構成要素および検出器とを備えていることを特徴とす
    る装置。
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