JP3244029U - 版画セット - Google Patents

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Abstract

【課題】絵の具やインク等で手や机等の周辺什器を汚すことなく、結果的に版画作品の品質向上に寄与し、また、原版製作において原画の左右反転を不要とすることのできる版画セットを提供すること。【解決手段】版画セットSは、マイクロカプセル化された発色剤2bが片面2a又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙2と、所定の凹凸部6bを有する原画6aがその表面に描かれ、当該原画6aの上にノーカーボン紙2を重ねてノーカーボン紙2の上から押圧することにより、マイクロカプセルが破砕されて発色剤2bが発色することに起因して原画6aの凹凸部6bに基づく輪郭をノーカーボン紙2上に転写可能な原版6と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、版画セットに係り、特にノーカーボン紙を用いた版画セットに関する。
従来より、彫刻刀、えのぐ、バレン等の版画用具を容器内に収納した版画セットが提案されている(特許文献1を参照。)。これによれば、版画板に彫刻刀で絵や文字を彫刻し、えのぐを塗布した後に用紙を載置し、用紙上にバレンを摺接して用紙上に絵や文字を写しとることができるとされている。
実全昭55-108036号公報
しかしながら、上記版画セットによれば、版画板に絵の具を塗布する必要があり、例えば子供等が使用する際には、手や机等が絵の具で汚れてしまうという課題があった。絵の具が付着した手で用紙に触れることで、作品としての版画をも汚してしまってその完成度を低下させてしまうという結果を招いていた。
また、インクを用いた版画では、原画と完成品としての版画とは鏡像関係となるので、例えば文字等を版画作品としたい場合には、予め文字を左右反転させた鏡像(ミラー像)を原版としての版画板に彫刻する必要があるという課題があった。
本考案は、上記の事情に鑑みて為されたもので、絵の具やインク等で手や机等の周辺什器を汚すことなく、結果的に版画作品の品質向上に寄与し、また、原版製作において原画の左右反転を不要とすることのできる版画セットを提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本考案の例示的側面としての版画セットは、以下の構成を有する。
マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれ、当該原画の上に前記ノーカーボン紙を重ねて前記ノーカーボン紙の上から押圧することにより、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な原版と、を有する版画セット。
更に、本考案の他の例示的側面としての版画セットは、以下の構成を有する。
マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
把持部と押圧部とを有して形成された押圧具であって、所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれた原版の上に前記ノーカーボン紙を重ねて、前記把持部を把持して前記ノーカーボン紙の表面側から前記押圧部により前記ノーカーボン紙を押圧することで、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な押圧具と、を有する版画セット。
本考案の更なる課題又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本考案によれば、絵の具やインク等で手や机等の周辺什器を汚すことなく、結果的に版画作品の品質向上に寄与することができる。また、原版製作において原画の左右反転を不要とすることができるので、原版製作を容易なものとすることができる。
本考案の実施形態1に係る版画セットSの全体構成を示す概略構成図である。 図1に示すバレン4の押圧により原画6aがノーカーボン紙2に転写される様子を示す図であって、(a)は、原版6が型紙である場合を示し、(b)は原版6が木板である場合を示す。 図1に示す原版6の概略構成図である。 本考案の実施形態2に係る版画セットSにおける押圧具としてのローラー8の外観図である。
[実施形態1]
以下、本考案の実施形態1に係る版画セットSについて、図面を用いて説明する。図1は、本考案の実施形態1に係る版画セットSの全体構成を示す概略構成図である。版画セットSは、ノーカーボン紙(一般に、感圧紙ともいう。)2、バレン(押圧具)4、原版6を有している。本実施形態1では、バレン4が版画セットSに含まれているが、バレン4が版画セットSに含まれていなくてもよい。また、原版6が版画セットSに含まれているが、原版6が版画セットSに含まれていなくてもよい。
<ノーカーボン紙2>
ノーカーボン紙2は、紙又はフィルムを材質とし、その片面2aに発色剤2bが塗布されたものである。発色剤2bは、発色部がマイクロカプセル内に封印(マイクロカプセル化)されており、一般的に溶媒やオイル等に溶融された液剤の状態とされ、ノーカーボン紙2の片面2aに塗布されて乾燥される。
なお、本実施形態1では、発色剤2bが塗布された面を片面2aとし、発色剤2bが塗布されていない面(反対面)と区別する。また、本実施形態1では、原版6に原画6aが形成された面を表面とし、ノーカーボン紙2を押圧具4により押圧する側の面を表面とする。ここで、表面は上側の面(上面)と略同義である。すなわち、「上から」の用語は「表面側から」と略同義である。なお、ノーカーボン紙2の片面2aと反対面との両面に発色剤2bが塗布されてもよい。
マイクロカプセル化された発色剤2bは、使用前の通常状態では発色剤2bの色が発色せず、潜在状態である。ノーカーボン紙2の使用により一定の圧力が負荷されると、その加圧部分におけるマイクロカプセルが破砕して発色剤2bが有する色が顕在化(顕像化)するようになっている。
ここで、詳細には説明しないが、「マイクロカプセル化された発色剤2b」は、「マイクロカプセル化された発色部」と「マイクロカプセル化されていない顕色部」とを概念として含む場合がある。この場合において、発色部自体や顕色部自体が発色するのでなく、両者が混合することにより発色するものであってもよい。すなわち、「発色剤2bによる発色」は、「マイクロカプセル化された発色部の破砕」と「マイクロカプセル化されていない顕色部」とにより、発色部と顕色部とが混合して発色する場合を含む。
なお、発色剤2bが発色部と顕色部とを含んで概念される場合には、「マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布されたノーカーボン紙」は、以下の態様を含むものとする。
(A)発色部と顕色部とが同一面の片面に塗布されたノーカーボン紙
(B)発色部と顕色部とが同一面の表裏両面に塗布されたノーカーボン紙
(C)上下2枚重ねで構成され、1枚目(下側)のノーカーボン紙の表面(上面)に顕色部(又は発色部)が塗布され、2枚目(上側)のノーカーボン紙の裏面(下面)に発色部(又は顕色部)が塗布された2枚構成のノーカーボン紙
(D)表面(上面)に顕色部(又は発色部)が塗布されかつ裏面(下面)に発色部(顕色部)が塗布されたノーカーボン紙が複数枚積層されて構成されたノーカーボン紙
ここで、「発色剤の発色」は、発色剤2bの染料自体(発色部と顕色部との混合により発色した色自体)の色を意味し、「発色剤によりノーカーボン紙上に発色した色」がノーカーボン紙2上に顕像化した色を意味するのと区別される。
なお、ノーカーボン紙2のサイズは、A2サイズ(420mm×594mm)以下であることが好ましい。版画セットSとして販売され、市場に置かれる場合には、A2サイズ以下であることが商品流通上、店舗展示上利点が多いからである。ただし、本考案は、ノーカーボン紙2のサイズがA2サイズを超える場合を排除するものではない。例えば、大型の版画作品製作用の版画セットSの場合は、A1やA0サイズ、又はそれ以上のサイズであっても構わない。
<バレン4>
バレン4は、原版6の上にノーカーボン紙2を重ねた状態で、ノーカーボン紙2の表面側からノーカーボン紙2を押圧するための押圧具である。バレン4は、平盤部(押圧部)4aと把持部4bとを有している。版画セットSの使用者(版画製作者)が把持部4bを手で持ち、平盤部4aをノーカーボン紙2にあてがい押圧することで、原版6上に描かれた原画6aがノーカーボン紙2上に転写される。
後述するように、原画6aにはその図形や文字等の輪郭に沿って凹凸部6bが形成されている。例えば、原画6aが紙を重ね貼りしたもの(型紙)により形成されたものであれば、紙の厚さによる段差が凹凸部6bとなる。例えば、原画6aが木板やゴム板等に彫刻刀によって彫刻したものであれば、彫刻による溝が凹凸部6bとなる。
バレン4の平盤部4aは、硬質でなく所定の柔軟性を有することが好ましい。図2は、バレン4の押圧により原画6aがノーカーボン紙2に転写される様子を示す図である。図2(a)は、原版6が型紙である場合を示し、図2(b)は原版6が木板である場合を示す。
図2(a)において、原版6の表面にノーカーボン紙2を重ね置き、ノーカーボン紙2の表面側からバレン4によって押圧すると、バレン4の平盤部4aがその柔軟性に基づいて撓み、その結果、原画6aの凹凸部6bとしての段差部分が特異的に加圧される。その結果、凹凸部6bの輪郭に沿ってノーカーボン紙2のマイクロカプセルが破砕され、発色剤2bが発色して顕像化し、原画6aの輪郭線がノーカーボン紙2側に転写される。バレン4をノーカーボン紙2全面において押圧摺動すれば、ノーカーボン紙2と重なった原版6の原画6a部分の全体がノーカーボン紙2側に転写される。
図2(b)において、原版6の表面にノーカーボン紙2を重ね置き、ノーカーボン紙2の表面側からバレン4によって押圧すると、バレン4の平盤部4aがその柔軟性に基づいて撓み、その結果、原画6aの凹凸部6bとしての溝部分の淵が特異的に加圧される。その結果、凹凸部6bの輪郭に沿ってノーカーボン紙2のマイクロカプセルが破砕され、発色剤2bが発色して顕像化し、原画6aの輪郭線がノーカーボン紙2側に転写される。バレン4をノーカーボン紙2全面において押圧摺動すれば、ノーカーボン紙2と重なった原版6の原画6a部分の全体がノーカーボン紙2側に転写される。
<原版6>
図3は、原版6の概略構成図である。図3(a)は、原版6が紙の重ね貼りにより原画6aを形成した型紙である場合の例を示し、図3(b)は、原版6が木板に彫刻刀で線図を彫刻して原画6aを形成した版木である場合の例を示す。図3においては、原版6の厚さ方向を正面に向けて断面を示している。
原版6は、ノーカーボン紙2と略同サイズであることが好ましく、例えばノーカーボン紙2がA4サイズ以下である場合は、原版6も同様にA4サイズ以下であることが好ましい。原版6は、版画セットSに、そのセット品の一部として含まれていてもよいが、もちろん版画セットSに原版6が含まれておらず、使用者自身によって原版6が準備されるものであってもよい。
例えば、使用者が幼児や小学生等の子供である場合は、動物や乗り物等の形状を紙で切り貼りして図3(a)に示すような型紙としての原版6を使用者自身で製作してもよい。紙の重ね貼りによる紙厚の差異により凹凸部6bとしての段差が形成され、その段差が原画6aの輪郭を形成する。
また、例えば、使用者が大人である場合は、木板に好みの図柄や模様を彫刻刀で彫刻して図3(b)に示すような版木としての原版6を使用者自身で製作してもよい。彫刻により凹凸部6bとしての溝が形成され、その溝の淵が原画6aの輪郭を形成する。
もちろん、これら所定の原画6aが既に形成された型紙や版木が予め準備されて製品としての版画セットS内に含まれていてもよい。
<版画セットSの使用方法>
次に、この版画セットSの使用方法について説明する。使用者は、原画6aがその表面に形成された原版6を、原画6aが上向きとなるようにテーブル又は机等の上に載置する。原版6は型紙であってもよいし、版木であってもよい。また、版画セットSに含まれているものであってもよいし、使用者自身が自ら製作し準備したものであってもよい。
次に、原版6の表面にノーカーボン紙2を重ねて置く。原版6とノーカーボン紙2とが同サイズであれば、その両者の周縁が一致するように重ね置きする。このとき、発色剤2bが塗布された片面2aを上向きとするか下向きとするかは、ノーカーボン紙2の色、厚さ、発色剤2bの発色性能等により適宜選択される。
原版6の表面に重ねたノーカーボン紙2を、その表面からバレン4で押圧する。そして、バレン4をノーカーボン紙2の全体にわたって摺動し、ノーカーボン紙2全体に加圧が行き渡るようにする。そうすると、凹凸部6bに沿った原画6aの輪郭がノーカーボン紙2上に浮かび上がり、版画作品が完成する。
版画作品の製作において、インクや絵の具を用いないので、手や版画作品を汚さずに済み、版画作品の品質を向上させることができる。ノーカーボン紙2の色と発色剤2bの色とに明度・彩度・色相における大きな差異がある場合は、ノーカーボン紙2における輪郭線もはっきり視認することができ、くっきりときれいな版画作品とすることができる。
発色剤2bが塗布された片面2aが表面(上面)である場合は、版画作品には原画6aと左右反転しない正像が顕れる。また、発色剤2bが塗布された片面2aが裏面(下面)であってもノーカーボン紙2の色や紙厚が薄い場合は、発色剤2bによる発色が透けて反対面側に原画6aと左右反転しない正像の版画作品が顕れることとなる。したがって、左右反転を見越して鏡像となる原画6aを原版6に形成する必要がなく、版画作品と左右方向が同じ原画6aを原版6に形成することができる。
[実施形態2]
図4は、実施形態2に係る版画セットSにおける押圧具としてのローラー8の外観図である。ローラー8は、円柱状の回転体であるローラー部(押圧部)8aと把持部8bとを有している。ローラー部8aは、回転体として構成されている。版画セットSの使用者(版画製作者)が把持部8bを手で持ち、ローラー部8aをノーカーボン紙2にあてがい押圧し、ローラー部8aを回転させつつノーカーボン紙2全体を摺動することで、原版6上に描かれた原画6aがノーカーボン紙2上に転写される。
ローラー部8aは、その表面が硬質でなく所定の柔軟性を有することが好ましい。ローラー部8aがその柔軟性に基づいて撓むことで、原画6aの凹凸部6bが特異的に加圧され、ノーカーボン紙2に原画6aの輪郭が転写される点は、実施形態1と同様である。その他の構成や作用については、実施形態1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
[変形例]
ノーカーボン紙2に塗布された発色剤2bの色がノーカーボン紙2の所定サイズ内において均一でなくてもよい。すなわち、複数の色相を持つ発色剤2bが、ノーカーボン紙2に塗布されており、マイクロカプセルが破砕された際に、ノーカーボン紙2内の位置によって異なる色が発色するようになっていてもよい。版画作品に転写された輪郭が単色でなくカラフルなものとなるので、より一層版画作品の審美性を向上させることができる。
以上、本考案の好ましい実施の形態を説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。なお、本考案は、以下の趣旨を含む。
[趣旨1]
マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれ、当該原画の上に前記ノーカーボン紙を重ねて前記ノーカーボン紙の上から押圧することにより、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な原版と、を有する版画セット。
[趣旨2]
把持部と押圧部とを有して形成された押圧具であって、前記把持部を把持して前記ノーカーボン紙の上から前記押圧部により前記ノーカーボン紙を押圧することで、前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な押圧具、を更に有してもよい。
[趣旨3]
マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
把持部と押圧部とを有して形成された押圧具であって、所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれた原版の上に前記ノーカーボン紙を重ねて、前記把持部を把持して前記ノーカーボン紙の表面側から前記押圧部により前記ノーカーボン紙を押圧することで、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な押圧具と、を有する版画セット。
[趣旨4]
前記押圧具がバレンであり、前記押圧部がその表面が略平盤状とされて所定の柔軟性を有する平盤部であるか、又は、前記押圧具がローラーであり、前記押圧部が回転体とされて所定の柔軟性を有するローラー部であってもよい。
[趣旨5]
前記ノーカーボン紙の色が白色又は薄色であり、前記発色剤により前記ノーカーボン紙上に発色した色と前記ノーカーボン紙の色との色同士の境界が明確に視認可能であってもよい。
[趣旨6]
前記ノーカーボン紙の所定サイズが、A2サイズ以下であってもよい。
[趣旨7]
前記発色剤による発色の色相が均一でなく、前記ノーカーボン紙内で複数の異なる色を発色してもよい。
S:版画セット
2:ノーカーボン紙
2a:片面
2b:発色剤
4:バレン(押圧具)
4a:平盤部(押圧部)
4b:把持部
6:原版
6a:原画
6b:凹凸部
8:ローラー
8a:ローラー部(押圧部)
8b:把持部

Claims (7)

  1. マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
    所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれ、当該原画の上に前記ノーカーボン紙を重ねて前記ノーカーボン紙の上から押圧することにより、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な原版と、を有する版画セット。
  2. 把持部と押圧部とを有して形成された押圧具であって、前記把持部を把持して前記ノーカーボン紙の上から前記押圧部により前記ノーカーボン紙を押圧することで、前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な押圧具、を更に有する請求項1に記載の版画セット。
  3. マイクロカプセル化された発色剤が片面又は両面に塗布された所定サイズのノーカーボン紙と、
    把持部と押圧部とを有して形成された押圧具であって、所定の凹凸部を有する原画がその表面に描かれた原版の上に前記ノーカーボン紙を重ねて、前記把持部を把持して前記ノーカーボン紙の表面側から前記押圧部により前記ノーカーボン紙を押圧することで、前記マイクロカプセルが破砕されて前記発色剤が発色することに起因して前記原画の前記凹凸部に基づく輪郭を前記ノーカーボン紙上に転写可能な押圧具と、を有する版画セット。
  4. 前記押圧具がバレンであり、前記押圧部がその表面が略平盤状とされて所定の柔軟性を有する平盤部であるか、又は、前記押圧具がローラーであり、前記押圧部が回転体とされて所定の柔軟性を有するローラー部である、請求項2又は請求項3に記載の版画セット。
  5. 前記ノーカーボン紙の色が白色又は薄色であり、前記発色剤により前記ノーカーボン紙上に発色した色と前記ノーカーボン紙の色との色同士の境界が明確に視認可能である、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の版画セット。
  6. 前記ノーカーボン紙の所定サイズが、A2サイズ以下である、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の版画セット。
  7. 前記発色剤による発色の色相が均一でなく、前記ノーカーボン紙内で複数の異なる色を発色する、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の版画セット。


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