JP3243061B2 - 水処理装置および水処理方法 - Google Patents

水処理装置および水処理方法

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚染された原水を浄化し
て飲料水を生成するために上水道設備などに利用される
水処理装置に係わり、とりわけアンモニア性窒素が変動
する原水に対して安定した処理効果を得ることができる
水処理装置および水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上水道の水源は、湖沼および河川
の表流水または伏流水あるいは地下水などから得られ、
これらは原水と呼ばれる。通常、この原水には種々の物
質が溶解されており、また原水中には個体の微粒子、微
生物などが浮游しており、濁り、色および臭気などが混
入しているため、このままでは飲料水の用には供さな
い。そこで近年、原水に対する凝集沈澱、ろ過などの後
に高度浄水処理としてオゾン酸化を行い、原水中に含ま
れる有機物の酸化、脱臭、脱色などを行い、ついで活性
炭を用いてオゾン酸化生成物を除く方法が進められてい
る。特に、原水に対するオゾン処理後の活性炭処理にお
いて、オゾン酸化生成物を栄養源とした微生物が生育
し、活性炭がいわゆる生物活性炭となり、原水中の多く
の有機物が除去される。活性炭が生物活性炭に移行した
場合、活性炭の寿命も10倍以上となるといわれてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生物活
性炭の使用については種々の問題がある。特に原水中の
アンモニア濃度が変動する場合、生物活性炭の運用に対
して生物処理が十分対応できず、生物活性炭の実用化に
問題が生じている。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、近年利用されはじめた生物活性炭を用いる
とともに原水中のアンモニア濃度が変動してもこれを確
実に除去することができる水処理装置および水処理方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、世代交替時間
が比較的短い微生物が増殖する第1の生物活性炭層と、
世代交替時間が比較的長い微生物が増殖する第2の生物
活性炭層と、前記第1の生物活性炭層の下方に設けら
れ、所定の第1の間隔で第1の生物活性炭層を逆洗浄す
る第1の逆洗装置と、前記第2の生物活性炭層の下方に
設けられ、第1の間隔より長い第2の間隔で第2の生物
活性炭層を逆洗浄する第2の逆洗装置と、を備えたこと
を特徴とする水処理装置、および上記記載の水処理装置
を用いた水処理方法において、所定の第1の間隔毎に通
水を停止して第1の逆洗装置により第1の生物活性炭層
を逆洗浄するとともに、第1の間隔より長い第2の間隔
毎に通水を停止して第2の逆洗装置により第2の生物活
性炭層を逆洗浄することを特徴とする水処理方法であ
る。
【0006】
【作用】所定の第1間隔毎に原水の流入を停止して第1
の逆洗装置により第1の生物活性炭層を逆洗浄するとと
もに、第1の間隔より長い第2の間隔毎に原水の流入を
停止して第2の逆洗装置により第2の生物活性炭層を逆
洗浄することにより、各生物活性炭層内において内部で
増殖する微生物を適切な期間、維持・活性化することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明による水処理装置お
よび水処理方法の第1の実施例を示す図である。
【0008】まず、図1および図2により本発明の基本
的原理について説明する。
【0009】本発明は、後述のように水処理装置の生物
活性炭層を2つに分割して、原水中の汚染有機物の除去
とアンモニア性窒素の除去を完全に行わせるものであ
る。橋本、須藤編著「新しい活性汚泥法」(産業用水調
査会)のP.34によれば、微生物の代謝、つまり世代
交替の増殖速度(世代交替時間)は有機物を除去するB
OD資化菌(Phodopseudomonas sp
heroides)では34℃で2.4時間であるが、
硝化菌(Nitrosomonas sp.)は25℃
で12.7時間となっている。
【0010】このように本質的に硝化菌の世代交替の増
殖速度は遅いので、従来のように生物活性炭層を1層に
した場合、活性炭の目ずまり防止および後生生物の生育
防止などのために逆洗を頻繁に行うとBOD資化菌は生
育しても世代交替の遅い硝化菌は洗い流されてしまう。
このためアンモニア性窒素が原水中に存在する場合、あ
るいは原水中のアンモニア性窒素濃度が急に上昇した場
合、原水を確実に処理できない場合があった。その一例
を海賀らの「オゾンと生物活性炭による高度浄水処理プ
ラント実験」水道協会雑誌第60巻第6号2項(平成3
年6月)に基づいて図1に示す。図1に示すように、処
理水中のアンモニア性窒素濃度が変動していることがわ
かる。このようなアンモニア性窒素濃度の変動は処理工
程の管理のみならず、処理後の残留塩素の保持について
も影響を及ぼす。
【0011】これに対して本発明は、世代交替時間の異
なった微生物に合わせて、2つの生物活性炭層を用いた
水処理装置である。生物活性炭層による溶存有機物の除
去を活性炭内で調べた結果を海賀らの「オゾンと生物活
性炭による高度浄水処理プラント実験」水道協会雑誌第
60巻第6号2項(平成3年6月)に基づいて図2に示
す。
【0012】図2において、生物活性炭層の前段で凝
集、砂ろ過、オゾン処理を行った。図2に示すように、
紫外吸光で求めた有機物質の除去特性は、生物活性炭層
の上部50cmぐらいで顕著に表われている。生物活性
炭層内の微生物により溶存有機物が代謝され、生物活性
炭層上部に微生物の菌体が増加し、ろ過に対する圧力損
失が増加するため、通常1〜5日に一度逆洗を行い、活
性炭表面に付着増加した余分な菌体を剥離、層内から除
去することが必要となる。さらに長期間放置すると、微
生物菌体を食物として生育する後生生物が活性炭層内に
繁殖する。これら後生生物は自ら移動するため処理水中
へ漏れ出す事もあり、後生生物の世代交替を考え、後生
生物の繁殖に対して早めに逆洗を行うことが行われてい
る。つまり、生物活性炭層の利用に当たっては、有機物
を除去するBOD資化菌、アンモニアを硝化する硝化
菌、および微生物を食べ生育する後生生物の3種につい
て考察することが大切である。このうち、後生生物につ
いてはBOD資化菌と同様の時期に早期に排出すること
にすると、2つの異なる世代交替時間を有する微生物
(BOD資化菌等と硝化菌)に合致した生物活性炭層を
用いる必要がある。
【0013】次に本発明の具体的構成を図3により説明
する。図3に示すように、水処理装置は単一の水槽1
と、水槽1内に配置され世代交替時間が比較的短い生物
が増殖する第1の生物活性炭層3と、水槽1内に配置さ
れ世代交替時間が比較的長い生物が増殖する第2の生物
活性炭層4とを備えている。また第1の生物活性炭層3
の入口側の入口室13には、オゾンにより酸化処理され
た被処理水の流入管2が接続され、第2の生物活性炭層
4の出口側の出口室15には、処理水の流出管5が接続
されている。
【0014】またそれぞれの生物活性炭層3及び4に向
って空洗用のエアーを個別に供給できるように、第1の
生物活性炭層3と第2の生物活性炭層4との間の中間室
14および出口室15に、第1のエアー供給管6および
第2のエアー供給管7が各々設けられている。同様に中
間室14および出口室15に、逆洗水を供給するため第
1の逆洗管8および第2の逆洗管9が各々設けられてい
る。また、第1および第2のエアー供給管6,7と第1
および第2の逆洗管8,9には、空洗弁6A,7Aと逆
洗弁8A,9Aが各々取付けられている。
【0015】さらにそれぞれの生物活性炭層3、4を逆
洗した場合の排水用として、入口室13および中間室1
4に第1の排水管10および第2の排水管11が各々設
けられ、これら各排水管10,11には排水弁10A,
11Aが各々取付けられている。
【0016】図3に示す水処理装置において、第1の生
物活性炭層3では主に世代交替時間が比較的短いBOD
資化菌が増殖し、第2の生物活性炭層4では主に世代交
替時間が比較的長い硝化菌が増殖する。この場合、生物
活性炭による汚染物質の吸着除去だけでなく、原水中の
汚染有機物あるいはオゾン酸化を受け生物分解性に変化
した溶存有機物が第1の生物活性炭層3内でBOD資化
菌により浄化され、汚染物質の一つであるアンモニア性
窒素が第2の生物活性炭層4内で硝化される。
【0017】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0018】世代交替時間の短いBOD資化菌は、第一
の生物活性炭層3の上層部で生物分解性有機物を代謝し
菌体として増殖する。この場合、BOD資化菌は活性炭
粒子を担体として増殖するが、BOD資化菌の菌体が粒
子間を埋め尽くし通水の圧力損失を大きくする。このた
め、1〜5日程度に1度、流入管2からの通水を止め、
空洗弁6Aと逆洗弁8Aを開きエアーと逆洗水を中間室
14内に送り第1の生物活性炭層3の逆洗浄を行う。こ
のとき、生物活性炭層3の活性炭粒子表面に生育付着し
た微生物のBOD資化菌は、粒子から剥離して逆洗排水
となって排水管10から排出される。次に、空洗弁6A
および逆洗弁8Aを閉じ、排水管10の排水弁10Aを
閉じ通常の通水を流入管2から行なうことにより、再び
粒子表面に付着している菌体が増殖をはじめ水を浄化す
ることになる。
【0019】なお原水中からはいる後生生物の卵、幼生
などが第1の生物活性炭層3内に入り、粒子間表面で増
殖しているBOD資化菌を食べ増殖する。これら後生生
物としては特に線虫、ミミズ、ミジンコなどが挙げられ
る。これらが処理水中に流出すると、肉眼で見えるため
種々の問題を起こすことになる。特に微生物の増殖は季
節的に変化するが、これらの現象を抑えるため後生生物
の世代交替時間より短い間隔で逆洗を行い、後生生物の
卵、幼生などを第3の生物活性炭層に生存できないよう
にする。
【0020】本実施例においては、第1の生物活性炭層
3内で増殖するBOD資化菌と後生生物の世代交替時間
を比較的短い時間とみなし、第1の生物活性炭層3につ
いての逆洗浄を1〜5日程度の間隔で頻繁に行なうこと
により、BOD資化菌と後生生物を第1の生物活性炭層
3から定期的に排出することができる。
【0021】ところで、第1の生物活性炭層3における
短い間隔の逆洗はBOD資化菌、後生生物にとってはよ
いが、世代交替の遅い硝化菌にとっては都合が悪く、逆
洗によって洗い流されてしまう。河川水を原水とすると
ころでは、下水二次処理水、し尿処理水などの放流によ
り、アンモニア性窒素の大きな変動があり、一般には硝
化菌は育ちにくい。特に硝化菌はアンモニア性窒素、炭
酸塩などを栄養として生育できる菌体であり、BOD資
化菌より栄養源の少ないところで生育する菌となってい
る。
【0022】本実施例では、図3に示すように、第2の
生物活性炭層4内を溶存有機物濃度のうすい条件とし、
この第2の生物活性炭層4内で硝化菌を増殖する。第2
の生物活性炭層4での硝化菌の増殖はゆっくりと起こる
ため、逆洗浄の回数は第1の生物活性炭層3に比べては
るかに少なく、数カ月に1度あるいは数週間に1度でよ
い。逆洗浄の操作は、第1の生物活性炭層3の場合と略
同様であり、流入管2からの通水を止め、空洗弁7Aお
よび逆洗弁9Aを開く。同時に排水弁11Aを開いて、
第2の生物活性炭層4内の硝化菌を活性炭粒子表面から
剥離して排水弁11Aから排出する。
【0023】本実施例によれば、第1の生物活性炭層3
内で増殖するBOD資化菌により原水中の有機物を、ま
た第2の生物活性炭層4内で増殖する硝化菌により原水
中のアンモニアを各々確実に処理することができる。ま
たBOD資化菌、硝化菌、および第1の生物活性炭層3
内で増殖する後生生物について、各々の世代交替時間に
合わせた逆洗浄を行なうことにより、BOD資化菌、硝
化菌および後生生物を適切なタイミングで適宜外部へ排
出することができる。
【0024】次に、図4により本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図4に示す第2の実施例は、第1の水
槽1A内に第1の生物活性炭層3を配置するとともに、
第1の水槽1Aを別個独立した第2の水槽1B内に第2
の生物活性炭層4を配置したものであり、他は図3に示
す第1の実施例と略同様である。
【0025】図4において第1の実施例と同一部分に
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図4に示
すように、第1の水槽1A内には上方から順に、入口室
13、第1の生物活性炭層3、および第1の中間室14
Aが設けられ、第2の水槽1B内には上方から順に、第
2の中間室14B、第2の生物活性炭層4、および出口
室14が設けられている。また第1の中間室14Aと第
2の中間室14Bとの間は、ポンプ17aを有する連結
管17によって連結されている。
【0026】次に図5により本発明の第3の実施例につ
いて説明する。図5に示す第3の実施例は、中間室14
内に第2の生物活性炭層内の硝化菌に栄養源を供給する
ための栄養源供給配管12を配置したものであり、他は
図3に示す第1の実施例と略同一である。
【0027】本実施例によれば、特に原水中のアンモニ
ア濃度が変動したり、微生物の代謝について必須な条件
であるリン濃度が変動した場合に有効である。また、生
物活性炭の運転立ち上げ、若しくは逆洗浄後の運転立ち
上げ再開時に、増殖の遅い硝化菌を活性化させることが
できる。すなわち、必要時栄養源供給配管12からアン
モニア性窒素源として塩化アンモニウム、硝酸アンモニ
ウム、硫酸アンモニウムなどの塩水溶液を供給したり、
アンモニア水あるいはアンモニアガスを添加することに
より、原水中に長時間アンモニア性窒素が含まれない場
合、この添加した栄養源にて硝化菌を第2の生物活性炭
層4内で最低限生育、訓養させることができる。
【0028】また、この栄養源供給配管12から、他の
栄養源としてリン酸、リン酸ナトリウムなどのリンも添
加することができる。湖沼水などを多く含む河川水で
は、春、秋の湖沼のプランクトン増殖、死滅、沈澱など
によって湖沼水中のリン濃度が大きく変動する。このた
めリン濃度の低下したとき、配管12より栄養源を添加
して硝化菌の活性炭層4内での生育を保つことができ
る。
【0029】次に図6により本発明の第4の実施例につ
いて説明する。図6に示す第4の実施例は、第2の中間
室14B内にアンモニア性窒素またはリンを供給するた
めの栄養源供給配管12を配置したものであり、他は図
4に示す第2の実施例と略同一である。
【0030】図6において、入口室13への流入管2、
連結管17、および出口室15からの流出管5の各々
に、アンモニア濃度およびリン濃度を測定する濃度計2
3A、23B、23Cが各々取付けられている。これら
濃度計23A、23B、23Cは、制御装置24に接続
されている。そして、この制御装置24は濃度計23
A、23B、23Cからの信号に基づいて注入器25を
制御して,所定量のアンモニア性窒素またはリンを栄養
源供給配管12から第2の中間室14B内に供給するこ
とができる。この場合、濃度計23Aおよび23Bから
の信号によって連続的に測定して濃度変化を調べ、不足
分を制御装置24で計算し栄養源供給配管12よりアン
モニア性窒素、もしくはリンを添加するとともに、硝化
菌の増殖および活性などを、濃度計23Cによって測定
し制御装置23によりフィードバック制御することによ
り、天候、水運用などによって大きく変動する原水水質
にアンモニア性窒素およびリンを適切に供給することが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
世代交替時間が比較的短い微生物が増殖する第1の生物
活性炭層を短い間隔で逆洗浄し、世代交替時間が比較的
長い微生物が増殖する第2の生物活性炭層を長い間隔で
逆洗浄することにより、各生物活性炭層内において内部
で増殖する微生物を適切な期間維持・活性化させること
ができるとともに、適切なタイミングで外部へ排出する
ことができる。このため季節的もしくは天候等によって
大きく変動する原水に対して安定かつ効率的な水処理を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アンモニア性窒素の除去と水温との関係を示す
図。
【図2】生物活性炭層での吸光度変化を示す図。
【図3】本発明の第1の実施例を示す概略図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す概略図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す概略図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す概略図。
【符号の説明】
3 第1の生物活性炭層 4 第2の生物活性炭層 6 エアー供給管 7 エアー供給管 8 逆洗管 9 逆洗管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C02F 3/34 101 C02F 3/34 101D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/02 - 3/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】世代交替時間が比較的短い微生物が増殖す
    る第1の生物活性炭層と、 世代交替時間が比較的長い微生物が増殖する第2の生物
    活性炭層と、 前記第1の生物活性炭層の下方に設けられ、所定の第1
    の間隔で第1の生物活性炭層を逆洗浄する第1の逆洗装
    置と、 前記第2の生物活性炭層の下方に設けられ、第1の間隔
    より長い第2の間隔で第2の生物活性炭層を逆洗浄する
    第2の逆洗装置と、 を備えたことを特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】第2の生物活性炭層の上流側に、第2の生
    物活性炭層の微生物に栄養源を供給するための栄養源供
    給部を設けたことを特徴とする請求項1記載の水処理装
    置。
  3. 【請求項3】第2の生物活性炭層の上流側および下流側
    に、第2の生物活性炭層の微生物に供給する栄養源の濃
    度計を設け、各濃度計からの信号に基づいて栄養源供給
    部からの供給量を制御する制御装置を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の水処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の水処理装置を用いた水処理
    方法において、 所定の第1の間隔毎に通水を停止して第1の逆洗装置に
    より第1の生物活性炭層を逆洗浄するとともに、 第1の間隔より長い第2の間隔毎に通水を停止して第2
    の逆洗装置により第2の生物活性炭層を逆洗浄すること
    を特徴とする水処理方法。
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