JP3242708U - サイクルラック及びサイクルラックを備える駐輪機 - Google Patents

サイクルラック及びサイクルラックを備える駐輪機 Download PDF

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Abstract

【課題】自転車の搬入時においては、自転車全体やタイヤ径、タイヤ幅の大小に関わらずタイヤを確実に挟持し自転車を直立姿勢に保持しつつ移動可能であり、自転車の搬出時においては、タイヤが容易に離脱し自転車を迅速安全に取出し可能であるサイクルラック、及びそのようなサイクルラックを備える駐輪機を提供する。【解決手段】ラック本体3とタイヤガイド5とを有するサイクルラック1であって、ラック本体3の左右側面に取付けられるタイヤガイド5は、各々側面視において自転車BCLの前後輪FW、RWいずれかのタイヤTと複数の部位5A、5B、5C、5D、5E(交差部位)で交差するとともに、長手方向Xと直交する投影面においていずれか1か所の交差部位5AではタイヤTと接触し、タイヤTの外側にまで延びるガイド延長部5Zが形成されタイヤTを挟持するための押圧部材6が設けられ、残りの交差部位ではタイヤTと接触しない。【選択図】図4

Description

本考案は、自転車を搭載するためのサイクルラック及びそのようなサイクルラックを備える駐輪機に関する。
非特許文献1や特許文献1には、細長い樋状で水平姿勢に配置され長手方向の一端側から搬入された自転車を搭載しつつ水平方向又は垂直方向に移動可能なラック本体と、自転車の横転・脱輪を防ぐためにラック本体の左右両側に配置された一対のタイヤガイド(タイヤサポート、倒れ防止部材、車輪支持枠等とも称する)とを有するサイクルラックが記載されている。このようなサイクルラックは上下2段式駐輪機において下段ラック(水平方向に移動可能なスライドラック)や上段ラック(垂直方向に移動可能な昇降ラック)としても用いられている。
さらに具体的には、一対のタイヤガイドは、ラック本体の長手方向(自転車の搬入方向)と直交する投影面において、全体が上下方向に平行状に配置され、上端部は導入されたタイヤの外側を囲うように逆U字状に連結され、下端部はラック本体の左右側面に各々固定されている。そして、長手方向の一端側から搬入された自転車は、自身の姿勢(傾き)に応じていずれか一方のタイヤガイドの内面にもたれ掛かるように接触して保持され、横転や脱輪が防止されている。
その際、自転車の大きさ(長さ、高さ、幅)はもちろんタイヤ径やタイヤ幅が異なるだけでも、タイヤガイドの内面と自転車(タイヤ)との接触部位は広範囲に変動するため、搬入された自転車によっては横転・脱輪する一歩手前の傾斜姿勢でタイヤガイドの内面と接触して停止する可能性がある。このようなときに、例えば突風による風圧などを受けて、あるいは急速移動、緊急停止などによって自転車が再移動すると、自転車はタイヤガイドの内面との接触が一旦途絶え、その結果自身の傾きがさらに大きくなって、タイヤガイドの内面との再接触前又は再接触後に横転・脱輪したり、隣り合う(昇降ラックに搭載された)自転車とハンドル同士が絡み合ったりするおそれがある。
一方、特許文献2には、地表面に立設・固定された支柱に対する自転車の車輪ロック構造(いわゆる車輪キャッチャー)が例示されている。このような車輪ロック構造は、搬入された自転車の車輪を(地表面に対し)移動しないように施錠しておくための構造であって、自転車を搬出する(取り出す)には特別のロック解除構造及び解除操作が必要であり、水平姿勢に配置され、自転車を搭載しつつ水平方向又は垂直方向に移動可能なサイクルラックへの自転車の保管(搬入・移動・搬出)には適さない。
「サイクルラック等技術基準」,一般社団法人 自転車駐車場工業会,2016年4月発行,p.37-40
特許第5970797号公報 特開2005-104381号公報
本考案の課題は、自転車の搬入時においては、自転車全体やタイヤ径、タイヤ幅の大小に関わらずタイヤを確実に挟持し自転車を直立姿勢に保持しつつ移動可能であり、自転車の搬出時においては、タイヤが容易に離脱し自転車を迅速安全に取出し可能であるサイクルラック、及びそのようなサイクルラックを備える駐輪機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記課題を解決するために、本考案のサイクルラックは、
細長い樋状で水平姿勢に配置され長手方向の一端側から搬入された自転車を搭載しつつ水平方向又は垂直方向に移動可能なラック本体と、自転車の横転・脱輪を防ぐために前記ラック本体の左右両側に配置された一対のタイヤガイドとを有するサイクルラック(スライドラック又は昇降ラック)であって、
各々の前記タイヤガイドは、側面視において棒状又は板状を呈し自転車の前後輪いずれか(例えば先行搬入車輪としての前輪)のタイヤと複数の部位で交差するとともに、長手方向と直交する投影面においていずれか1か所の交差部位ではタイヤと接触して内面同士がタイヤ幅にて対向することにより接触交差部位を形成し、かつ残りの交差部位ではタイヤと接触せず内面同士がタイヤ幅よりも広い離間距離にて対向することにより離間交差部位を形成し(全体として上方ほど狭まり下方ほど広がるハの字状に配置され)て、前記ラック本体の左右側面に取付けられ、
前記タイヤガイドは側面視で前記接触交差部位よりもタイヤの外側にまで延びてガイド延長部が形成され、該ガイド延長部には、各々の前記タイヤガイドの内面をタイヤに押し付けて前記接触交差部位にてタイヤを挟持するための押圧部材が設けられることを特徴とする。
このように、自転車の搬入時においては、タイヤガイドのガイド延長部に設ける押圧部材によって、自転車全体やタイヤ径、タイヤ幅の大小に関わらず1か所に形成される接触交差部位がタイヤを確実に挟持し、水平姿勢のラック本体に対し自転車を直立状態に安定して保持しつつ水平方向又は垂直方向に移動できる。一方、自転車の搬出時においては、押圧部材による接触交差部位での挟持からタイヤが容易に離脱し自転車を迅速安全に取出すことができる。
なお、タイヤガイドのガイド延長部に設ける押圧部材として例えば次のようなばねを用いることができる。
(1)一対のガイド延長部の内面間に架け渡された単一の引張コイルばね;
(2)長手方向と直交する投影面において一対のガイド延長部の各々に対し外側から押圧するように設けられた一対の圧縮コイルばね;
(3)長手方向と直交する投影面においていずれか一方のガイド延長部に対し外側から押圧するように設けられた単一の圧縮コイルばね。
押圧部材としてばねを用いるか否かに関わらず、少なくとも接触交差部位において一対のタイヤガイドは、その内面相互間隔が、長手方向一端側から搬入された自転車のタイヤを受け入れるための導入開口から搬入下流側へ向かうにつれて連続的に小となるように形成される。
これによって、自転車の搬出入のため一対のタイヤガイドの内面間にタイヤが頻繁に出入りしてもタイヤガイド及びタイヤの双方ともに損傷が発生しにくくなるので、タイヤガイドは長期にわたり自転車の横転・脱輪防止機能を発揮して耐久性が向上する。
例えば、ガイド延長部は一対のタイヤガイドにそれぞれ形成され、押圧部材は一対のガイド延長部の内面間に架け渡された引張コイルばねであり、
一対のタイヤガイドは、長手方向一端側から搬入された自転車のタイヤによって接触交差部位の内面相互間隔が引張コイルばねのばね力に抗してタイヤ幅に押し広げられ、かつ引張コイルばねのばね力によってタイヤに挟持される。
このように、一対のガイド延長部の内面間に架け渡された引張コイルばねにより、一対のタイヤガイドの内面間にタイヤを確実に挟持し、自転車を直立状態に安定して保持できる。しかも、押圧部材は簡素で安価に構成できる。
さらに、引張コイルばねにはタイヤ幅よりも短い長さのスリーブが被せられ、
長手方向の一端側へ自転車が搬出される際に接触交差部位において一対のタイヤガイドは、タイヤの離脱に応じ引張コイルばねのばね力によって内面相互間隔を縮小しスリーブの両端面に接触して停止する。
このように、引張コイルばねがスリーブで覆われ露出しなくなるので、自転車の搬出入のため一対のタイヤガイドの内面間にタイヤが出入りする際に引張コイルばねとタイヤとの接触が防止され、双方ともに損傷が発生しにくくなり、長期にわたり自転車の横転・脱輪防止機能を発揮することができる。また、自転車の搬出後に一対のタイヤガイドは、ガイド延長部に位置しタイヤ幅よりも短い長さのスリーブの両端面に接触し停止して搬入待機状態となるので、次に搬入される自転車のタイヤ径やタイヤ幅が前回と異なるものであってもそれに対応して形成される接触交差部位にてタイヤを挟持することができる。なお、引張コイルばね及びスリーブは、側面視でタイヤの外側にまで延びた一対のガイド延長部の内面間に位置しているので、引張コイルばねやスリーブを部品交換する際にもタイヤの外側から容易に行える。
そして、上記課題を解決するために、本考案の駐輪機は、
以上に記載したサイクルラックを
イ:水平方向に移動可能なスライドラックとして備えること、
ロ:垂直方向に移動可能な昇降ラックとして備えること、
又は
ハ:水平方向に移動可能なスライドラック及び垂直方向に移動可能な昇降ラックとして備えること、
を特徴とする。
イ,ロ,ハいずれの駐輪機によっても、自転車の搬入時においては、自転車全体やタイヤ径、タイヤ幅の大小に関わらずタイヤを確実に挟持し自転車を直立姿勢に保持しつつサイクルラックを水平方向又は垂直方向に移動できる。また、自転車の搬出時においては、タイヤが容易に離脱し自転車を迅速安全に取出すことができる。
本考案に係る駐輪機の右側面図。 昇降ラック及びスライドラックの動きを示した斜視図。 実車状態の昇降ラックが上段位置にある上段駐輪装置を示した右側面図。 図1のサイクルラックの平面図(a)と右側面図(b)。 図4のA1、A2、A3部分の拡大図。 図1のサイクルラックにおいて空車状態(a)と実車状態(b)を示した正面図。 タイヤガイドのガイド延長部の平面図(a)と左側面図(b)と正面図(c)。 タイヤガイドの折り畳み手順を示した右側面図。 タイヤガイドに設けられる押圧部材の第一変形例を示した平面図。 タイヤガイドに設けられる押圧部材の第二変形例を示した平面図。
以下、本考案の実施例を説明する。
本実施例は、図1~図3に示すように、地表面E(基準面)に設定される横方向Y(水平方向)に沿って直線状に配設された固定レール2に対し平面視で直交又は斜め交差する長手方向X(スライドラック長手方向)に載置され固定レール2上をスライド可能な複数のスライドラック20を含む下段駐輪装置200と、横方向Yに沿って地表面E(基準面)から一定のピッチで高さ方向Z(垂直上下方向、上下方向)に筒状形態で立設された支柱9ごとに片持ち状に長手方向X(昇降ラック長手方向)へ突出して支持され支柱9に沿って昇降可能な昇降ラック10を含む上段駐輪装置100とを有し、スライドラック20の横方向Yへのスライド(図2(a)→図2(b))により生じた空きスペースES(図2(b)参照)において昇降ラック10が支柱9の上段位置(上部)と下段位置(下部)との間で昇降可能となる上下2段式の駐輪機300である。
昇降ラック10及びスライドラック20は、細長い樋状で水平姿勢に配置され長手方向X(ラック長手方向)の後端側(一端側)から搬入された自転車BCLを搭載しつつ水平方向(横方向Y)又は垂直方向(高さ方向Z)に移動可能なラック本体3と、自転車BCLの横転・脱輪を防ぐためにラック本体3の左右両側に配置された一対のタイヤガイド5、5と、を有するサイクルラック1である。昇降ラック10及びスライドラック20は、自転車BCLを搭載及び降車させる際の前後進方向(前後方向)を長手方向Xとする長手状をなし、かつ上面開放された樋形状をなす。ラック10、20の後端(一端)には、自転車BCLを搬出入するための出入口4が形成される。
各スライドラック20は、図1に示すように、自身の長手方向Xの前端部(他端部)の底面側に複数のころ8A(転動体)が取り付けられ、それら複数のころ8A(転動体)を介して、地表面Eに設置された固定レール2に沿って横方向(図2参照)に移動可能な横スライド移動式に構成される。また、各スライドラック20は、自身の長手方向Xの後端部(一端部)の底面側にキャスタ8Bが取り付けられる。キャスタ8Bは、地表面E(基準面)に着地してラック20を支持するとともに、その際に横方向Yへの転動が可能に構成される。また、各スライドラック20は、ユーザーによる足踏み操作に基づいて地表面Eに着地した状態に保持され、固定レール2に沿った横方向Yへの移動を阻止するブレーキ操作部8Cが設けられる。
昇降ラック10は、図2に示すように、横方向Yに沿って地表面E(基準面)から一定のピッチで立設された支柱9ごとに片持ち状に長手方向Xへ突出して支持される。各昇降ラック10は、図1及び図3に示すように、下段にて長手方向Xの後端側(一端側)から自転車BCLを出し入れ可能であり、周知の昇降機構(符号無し)によって自転車BCLの搭載有無とは関係なく支柱9に沿って昇降可能である。具体的には、下段(下部)に位置するスライドラック20の横方向Y(支柱9の配列方向)へのスライドにより生じた空きスペースES(図2及び図3参照)において上段位置(上部)と下段位置(下部)との間で昇降可能となる(即ち、図1のようにラック10の直下に空きスペースが無い状態では昇降不可)。
各々のタイヤガイド5は、図4(b)に示す側面視において棒状又は板状を呈し自転車BCLの前後輪FW、RW(ここでは先行搬入車輪:図1参照)いずれかのタイヤT(図4(b)のドット領域)と複数の部位5A、5B、5C、5D、5E(交差部位)で交差するとともに、長手方向Xと直交する投影面(図6(b)に示す正面視参考)においていずれか1か所の交差部位5AではタイヤTと接触して内面5a同士がタイヤ幅にて対向することにより接触交差部位(5A)を形成し、かつ残りの交差部位5B、5C、5D、5EではタイヤTと接触せず内面同士がタイヤ幅よりも広い離間距離にて対向することにより離間交差部位(5B、5C、5D、5E)を形成して、ラック本体3の左右側面に取付けられる。
なお、後輪RW(後続搬入車輪)のタイヤTにもタイヤガイド5が交差してもよい(図2参照)。この場合、後輪RWのタイヤTとの交差部位は離間交差部位となる。また、タイヤTには、タイヤTの内周に配置されるホイール部は含まない。符号WRはタイヤTの回転中心を示している。
各タイヤガイド5には、図4(b)に示す側面視で接触交差部位5AよりもタイヤTの外側にまで延びてガイド延長部5Zが形成され、該ガイド延長部5Zには、各々のタイヤガイド5の内面5a(図6(b)参照)をタイヤTに押し付けて接触交差部位5AにてタイヤTを挟持するための押圧部材6が設けられる。本実施例のガイド延長部5Zは一対のタイヤガイド5にそれぞれ形成され、押圧部材6は一対のガイド延長部5Zの内面間(図7参照)に架け渡された引張コイルばね6とされている。
本実施例のタイヤガイド5について詳細に説明する。
本実施例の左右の各タイヤガイド5は、図6に示すように、左のタイヤガイド5がラック本体3の左側面部3Lに対しラック幅方向(図6の左右方向)の外側に固定され、右のタイヤガイド5がラック本体3の右側面部3Rに対しラック幅方向(図6の左右方向)の外側に固定されており、タイヤTがラック本体3上を通って搬入可能となるよう、それら左右の各タイヤガイド5の対向間をまたがるような構造は基本的には存在しない。唯一、それら左右の各タイヤガイド5の上端部(5Z)において、押圧部材6(スリーブ7)がそれら対向間をまたぐように配置され、双方を連結している。
また、本実施例の左右の各タイヤガイド5は、図4及び図6に示すように、ブレース52(サイドガイド)と、トップガイド51と、ブレースブラケット53と、をそれぞれ有する。
左右の各ブレース52は、図4(b)に示すように、ラック本体3に搭載された自転車BCLの横転を防ぐために、ラック本体3の後端側から前端側にかけて長く配置される斜め延出部材であり、ラック本体3に対し長手方向Xの前方(支柱9側)に向けて上り勾配となるよう配置される。ここでの各ブレース52は角パイプ(棒状部材)であり、後端部52Bから直線状に延びた先に屈曲部52Dを有し、屈曲した先の前端部52Aでさらに勾配を増して直線状に延びる形状をなす。
また、各ブレース52は、ラック本体3の後方側所定位置において、回動連結部32によってラック幅方向に延びる軸線R32周りを回動可能となるように、後端部52Bが固定される。
ここでの左右の各ブレース52は、図4(a)及び図5に示すように、ラック本体3の左右の側面部3L、3Rを外側から挟むようラック本体3に対し略平行(実際にはわずかではあるが長手方向Xの前方側ほどラック幅方向の外向きに拡がる)に配置される。ラック本体3の左右の側面部3L、3Rには、側面視で重なる後方側所定位置において、それぞれ回動軸32R(ここではボルトの軸部)が貫通配置される。図5(A1拡大部分)に示すように、左右の各回動軸32Rは、ラック本体3の左右の側面部3L、3Rと、その外側に配置されるブレース52の後端部52Bごとラック幅方向に貫通する形で、互いに同軸(軸線R32)をなして配置される。これにより、各ブレース52は、ラック本体3の側面部3L、3Rに対し各回動軸32Rの軸線R32の周りを回動可能となる形で取り付けられる。その上で、各ブレース52は、最終的にはラック本体3に対し所定回動角度をなす形で回動軸32Rをなす上記ボルト及びナットによって側面部3L、3Rに対し締結固定される。締結固定された各ブレース52は上述の交差部位5C、5Dを有する(図4(b)参照)。
なお、本実施例の回動連結部32は、左右の各ブレース52に対応する回動軸32Rと、それら回動軸32Rが貫通配置されるラック本体3(貫通配置部)及びブレース52の後端部52B(貫通配置部)と、を含む。
各ブレース52の前端部52Aには、支柱9に設けられる上述の昇降機構に対し固定するための固定部52Cが設けられる。なお、スライドラック20に対応するブレース52であれば、支柱9に対し連結しないため、固定部52Cは省略できる。
左右の各トップガイド51は、図4(b)に示すように、ラック本体3に搭載された自転車BCLの先行搬入車輪(ここでは前輪FW)を保持するために、ラック本体3の長手方向Xの前方側において、高さ方向Zに長く配置される部材である。ここでの各トップガイド51は板材であり、ラック本体3に対しブレース52よりも急勾配となるよう前方斜め上方に延びるよう配置される。
また、各トップガイド51は、ラック本体3の前方側所定位置において、位置合わせ固定部33によって位置合わせされた上で、下端部51Bが固定される。
ここでの左右の各トップガイド51は、それぞれの下端部51Bがラック本体3の左右の側面部3L、3Rを外側から挟むように配置される。具体的には、図5(A3拡大部分)及び図8(a)に示すように、ラック本体3の左右の側面部3L、3Rには側面視で重なる前方側所定位置において、それぞれ貫通孔3Hが互いに同軸(軸線R33)をなして設けられる。それら貫通孔3Hにはそれぞれ軸部33R(ここではボルト)が互いに同軸(R33)をなすよう側面部3L、3Rを貫通して配置される。他方、板状の各トップガイド51には板幅方向の一方側に開口し、かつ板厚方向に貫通するU字状の切り欠き部51Cが設けられる。各トップガイド51は、それぞれの切り欠き部51Cに、対応する側の軸部33Rを受け入れることにより、各トップガイド51の下端位置をラック本体3の前方側所定位置に合わせて配置することができる。その上で、各トップガイド51は、その位置合わせ状態において、最終的にはラック本体3の側面部3L、3Rに対し軸部33Rをなす上記ボルトとナットによって締結固定される。締結固定された各トップガイド51は上述の交差部位5A、5B(図4(b)参照)を有する。
なお、本実施例の位置合わせ固定部33は、左右の各トップガイド51に対応する切り欠き部51Cと、それら切り欠き部51Cが受け入れる軸部33Rと、それら軸部33Rが貫通配置されるラック本体3(貫通配置部)と、を含む。
また、各トップガイド51は、対応する側のブレーズ52に対し側面視で交差するように配置されるとともに、当該ブレーズ52に対し回転連結部31によってその交差部(51D、52D)を貫通する方向に延びる軸線R31の周りで回転可能に連結する。
ここでの左右の各トップガイド51は、下端部51Bから上端部51Aまでの間の中間部の下方側において、対応する側のブレース52の前端側と交差して配置され、その交差部(51D)に回転軸31R(ここではボルト)が貫通して配置される。これにより、ラック本体3の左右それぞれのトップガイド51及びブレース52は、回転軸31Rの軸線R31(回動軸線)の周りを相対回転可能とされる形で連結する。その上で、左右のそれぞれのトップガイド51及びブレース52は、最終的にはラック本体3に対し回転軸31Rをなす上記ボルトとナットによって締結固定されることにより、回動軸32Rの周りの回転が不可となり、互いの交差角度が定まる。
なお、本実施例の回転連結部31は、左右の各ブレース52に対応する回転軸31Rと、それら回転軸31Rが貫通配置されるトップガイド51及びブレース52の交差部51D、52D(貫通配置部)と、を含む。
本実施例の各トップガイド51は、図6に示すように、下端部51Bから、ブレース52と交差する交差部51D(連結部)までにかけての下区間において、前方斜め上方に直線状に延びる形で互いに平行に配置され、その下区間内に交差部位5B(図4(b)参照)を有する。一方、各トップガイド51は、交差部51Dから上端部51Aにかけての上区間において、前方斜め上方に直線状に延びつつ、上方ほど互いが接近するよう互いに傾斜した形で配置され、その上区間内に交差部位5A(図4(b)参照)を有する。この交差部位5Aは接触交差部位である。
本実施例では、図7に示すように、少なくとも接触交差部位5Aにおいて左右一対のタイヤガイド5は、その内面相互間隔が、長手方向Xの後端側(一端側)から搬入された自転車BCLのタイヤTを受け入れるための導入開口51Hから搬入下流側((長手方向Xの後方側から前方側:図7(a)の矢印X方向)へ向かうにつれて連続的に小となるように形成される。これにより、左右一対のタイヤガイド5の各接触交差部位5Aの対向間へのタイヤTの受け入れが容易となっている。
具体的にいえば、図7(a)に示すように、本実施例の各トップガイド51は板材であって、ラック本体3に対しそれぞれの主面を対面させる形で配置されるとともに、それぞれが板幅方向Y51の両側を互いの対面方向に対し外向き(互いに遠ざかる方向)に屈曲し、その屈曲形状が板長さ方向の全体にわたって形成されている。このため、各トップガイド51は、ラック本体3に配置されたとき、それぞれの板幅方向の両側の屈曲部51S1、51S2のうち長手方向Xの後方側(図7(a)下側)に位置する屈曲部51S1の後端縁間が、自転車BCLのタイヤTを受け入れるための導入開口51Hとなり、それら対向する屈曲部51S1が、長手方向Xの前方側、即ち搬入下流側(矢印X方向)へ向かうにつれて連続的に小となるタイヤTの導入部51Iとなる。
つまり、本実施例では、各タイヤガイド5の接触交差部位5Aに限らず、接触交差部位5Aを含む各トップガイド51全体が、ラック本体3に配置されたときに、長手方向Xの後端縁から前方に向けて互いの対向間を連続的に小とする屈曲部51S1を有する。なお、各タイヤガイド5の逆側にも同様の屈曲部51S2が形成されていることで、トップガイド51はラック本体3の左右どちら側にも取り付けても、上記導入部51Iを形成できる。
なお、本実施例の左右それぞれのトップガイド51及びブレース52は、図4(a)及び図5に示すように、ラック本体3のラック幅方向の内側にトップガイド51、外側にブレース52を配置し、それらを回転軸31R(ここではボルト)により互いに回転可能に連結する(最終的には回転不能に締結固定される)。この回転可能状態において、トップガイド51は、板幅方向Y51の両側の屈曲部の端縁(角)において角パイプであるブレース52の主面52e(図6参照)と接触することになると、相対回転した際に摺動抵抗が高くなってしまう。
このため、本実施例では、図4(b)に示すように、板状部材51Lを、各トップガイド51の交差部51D(連結部)を配置する。具体的には、各トップガイド51の交差部51Dにおいて、屈曲部51S1、51S2の間となる外側中央面51e(図7参照)に板状部材51Lを配置し、屈曲部51S1、51S2の端縁(角)ではなく、板状部材51Lの主面が角パイプであるブレース52の主面52e(図6参照)と接触(面接触)するようになっている。ここでの板状部材51Lは複数重なったものであり、それら全体で屈曲部51S1、51S2の高さ以上となる厚みを確保して、角パイプであるブレース52の主面52eと板状部材51Lの主面とを接触させている。これにより、トップガイド51とブレース52の相対回転時の摺動抵抗を軽減している。回転軸31Rをなすボルトの軸部は、トップガイド51、板状部材51L、ブレース52を貫通する形で配置される。
各トップガイド51の上端部には、ガイド延長部5Zが形成される。図6に示すように、一対のタイヤガイド5は、長手方向Xの後端側(一端側)から搬入された自転車BCLのタイヤTによって接触交差部位5A(図4参照)の内面相互間隔が引張コイルばね6のばね力に抗してタイヤ幅に押し広げられ、かつ引張コイルばね6のばね力によってタイヤTに挟持される(図6(a)→(b))。引張コイルばね6にはタイヤ幅よりも短い長さのスリーブ7(図6(b)参照)が被せられ、長手方向Xの後端側(一端側)へ自転車BCLが搬出される際に接触交差部位5A(図4参照)において一対のタイヤガイド5は、タイヤTの離脱に応じ引張コイルばね6のばね力によって内面相互間隔を縮小しスリーブ7の両端面7a、7aに接触して停止する(図6(b)→(a))。
具体的にいえば、図7に示す板材をなす左右それぞれのトップガイド51の上端部(5Z)には、板長さ方向に並ぶ2つの貫通孔51hが設けられ、それらに対し外側からU字状フック部材51Fの端部がそれぞれ内向きに挿通されている。引張コイルばね6は、スリーブ7の内部に挿通されるとともに、両端のフック部6fを、それらフック部材51Fの直線状の中央部に対し外側から引っ掛ける形で内側に抜けないように配置される。
左右の各ブレースブラケット53は、図4に示すように、下端部53Bがラック本体3の長手方向Xの中間部において左右の側面部3L、3Rに対し上向きに延びるよう配置される板状部材であり、下端部53Bが側面部3L、3Rに対し締結部材53N(ボルト及びナット)により締結固定され、上端部53Aがブレース52の長さ方向の中間部において締結部材53M(ボルト及びナット)により締結固定される。各ブレースブラケット53は、その下側に上述の交差部位5E(図4(b)参照)を有する一方、各ブレース52は、対応する側のブレースブラケット53の長手方向Xのやや後方側に上述の交差部位5Dを有する。
また、ラック本体3は、図4及び図5に示すように、左右のトップガイド51の下端部51Bの固定位置よりも前方側において左右の側面部3L、3Rをまたぐように配置され、搬入されるタイヤTの前進を妨げる下側前進規制部35、36を長手方向Xの前後に所定は間隔を隔てて有する。ここでの下側前進規制部35、36は、ラック本体3の左右の側面部3L、3Rをラック幅方向に貫通配置されたボルトがナット(図示なし)により締結固定され、そのボルトに円筒状被覆体17が被せられてなる。タイヤTは、それら下側前進規制部35、36の間に下端を落とすことにより前進を妨げられる。
ところで、本実施例の駐輪機300の昇降ラック10及びスライドラック20をなすサイクルラック1は、使用形態では一定の高さがあるため、そのまま運搬するとなると嵩張る。このため、本実施例のサイクルラック1では、運搬時の高さを下げるために、折り畳み機構30が形成されている。
折り畳み機構30は、トップガイド51とブレース52をラック幅方向に配置される回転軸31R(回転軸線R31)の周りを相対回転可能となる形で連結した回転連結部31と、そのブレース52をラック本体3の後方側所定位置においてラック本体3に対しラック幅方向に配置された回動軸32R(回動軸線R32)の周りを回動可能となる形で連結させる回動連結部32と、そのブレース52を回動軸32R(回動軸線R32)の周りに回動させつつそのブレーズ52に対しトップガイド51を回動軸31R(回転軸線R31)の周りに回転させることによりトップガイド51の下端をラック本体3の前方側所定位置に位置を合わせた上で固定する位置合わせ固定部33と、を有する。さらにここでの折り畳み機構30は、ラック本体3に対するブレース52の回動範囲を規定する形でその回動をガイドする回動ガイド部34と、を有する。
板状の各ブレースブラケット53には、図4(b)に示す側面視において回動軸32R(軸線R32)を中心とする円弧状をなすガイド溝53Vが貫通形成される。これにより、ブレース52の中間部には、ラック本体3に締結固定される前の、回動軸32Rに対し回動可能に取り付けられた段階において、ガイド溝53Vを貫通する形で軸部34R(ここではボルト)が固定される。このとき、ブレースブラケット53は、ガイド溝53V内において軸部34Rが移動できる範囲内においてのみ、ブレース52の回動が可能になる。最終的に、ブレース52は、軸部34Rをなす上記ボルトとナットによってブレースブラケット53に対し締結固定され、軸部34Rのガイド溝53Vに沿った移動が不可となる。本実施例の回動ガイド部34は、軸部34Rと、ガイド溝53Vと、を含む(図5のA2拡大部分参照)。
以下、折り畳み機構30の折り畳み動作について説明する。
図4(b)は、サイクルラックの使用状態であり、折り畳み機構30を構成する回転連結部31と回動連結部32と位置合わせ固定部33と回動ガイド部34と回動ガイド部34とのうち、少なくとも回動連結部32と位置合わせ固定部33とがボルト及びナットにより締結固定されることで、図示の形状に維持されている。本実施例では、回転連結部31及び回動ガイド部34もボルト及びナットにより締結固定されている。本実施例では、この締結固定状態から、それら全ての締結固定を解除することにより、図8(a)に示す折り畳み可能状態となる。
図8(a)では、位置合わせ固定部33のボルトとナットによる締結が緩められて締結固定が解除されるとともに、位置合わせをしていたボルト(軸部33Rが取り外されている。これにより、トップガイド51はブレース52に対し回転連結部31の回転軸31R(軸線R31)の周りで回転可能となる。例えば図4(b)の位置にあったトップガイド51を、図8(a)に示すように、R1方向に回転させることが可能になる。その結果、トップガイド51は、図8(b)に示すように、ラック本体3に対し角度を減じて平行ないし平行に近い形で配置することが可能になる。つまり、トップガイド51は、ラック本体3に対し高さ(高さ方向Z)を減じた配置をとることができる。ここではさらに、トップガイド51を、交差部51D(連結部)から下端部51Bにかけての短い部分を長手方向Xの前方側、交差部51Dから上端部51Aにかけての長い部分を長手方向Xの後方側とする形でラック本体3に対し配置することで、長手方向Xの長さも減じた配置となっている。
一方、図8(b)では、さらに回動連結部32及び回動ガイド部34のボルトとナットによる締結が緩められて締結固定が解除され、ブレース52は、ラック本体3に対し回動軸32R(軸線R32)の周りで回動(揺動)可能となる。例えば図8(a)の位置にあったブレース52をR2方向に回動させることが可能になる。その結果、ブレース52は、図8(b)に示すように、前端部52Aをラック本体3に対し接近させ、双方のなす角度を減じて配置することが可能になる。つまり、ブレース52も、ラック本体3に対し高さ(高さ方向Z)を減じた配置をとることができる。図8(b)のような高さを減じて折り畳まれた形態は、運搬時等に嵩張らないため有利となる。
なお、図4~図8では、昇降ラック10及びスライドラック20に設けられる昇降機構やスライド機構に係る部分について図示を省略している。
以上、本考案の一実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本考案はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、追加及び省略等の種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例の押圧部材としての引張コイルばね6は、図9及び図10に示すように、圧縮コイルばね6’とすることもできる。例えば、左右のタイヤガイド5のそれぞれのガイド延長部5Zと、左右のタイヤガイド5のブレース52から上方に立ち上がる立ち上がり部52’との間に圧縮コイルばね6’を配置しても、上記実施例と同様、各々のタイヤガイド5の対向間にタイヤTを受け入れ、それぞれの内面(5a)をタイヤTに押し付けて接触交差部位5AにてタイヤTを挟持する構造を実現できる。図9では、左右のタイヤガイド5において対向するガイド延長部5Zの対向方向外側の一方に圧縮コイルばね6’が配置されており、図10では、対向するガイド延長部5Zの対向方向外側の双方に圧縮コイルばね6’が配置されている。
本考案は、歩道上・公園内等に常設された屋外駐輪場、マンション・アパート等に開設された屋内駐輪場、ビル・地下駅等に併設された地下駐輪場を問わず、これらに設置されたいずれの駐輪機にも適用できる。なお、上下2段式の駐輪機において下段ラックや上段ラックにも適用可能である。
1 サイクルラック
2 固定レール
3 ラック本体
4 出入口
5 タイヤガイド
5A 接触交差部位(交差部位)
5B、5C、5D、5E 離間交差部位(交差部位)
5a 接触交差部位の内面
5Z ガイド延長部
51 トップガイド
52 ブレース(サイドガイド)
53 ブレースブラケット
6 引張コイルばね(押圧部材)
6’ 圧縮コイルばね(押圧部材)
7 スリーブ
7a、7a スリーブの両端面
9 支柱
10 昇降ラック
20 スライドラック
100 上段駐輪装置
200 下段駐輪装置
300 駐輪機
X 長手方向
Y 横方向(水平方向)
Z 高さ方向(垂直方向)
BCL 自転車
T タイヤ
FW 前輪
RW 後輪


Claims (7)

  1. 細長い樋状で水平姿勢に配置され長手方向の一端側から搬入された自転車を搭載しつつ水平方向又は垂直方向に移動可能なラック本体と、自転車の横転・脱輪を防ぐために前記ラック本体の左右両側に配置された一対のタイヤガイドとを有するサイクルラックであって、
    各々の前記タイヤガイドは、側面視において棒状又は板状を呈し自転車の前後輪いずれかのタイヤと複数の部位で交差するとともに、長手方向と直交する投影面においていずれか1か所の交差部位ではタイヤと接触して内面同士がタイヤ幅にて対向することにより接触交差部位を形成し、かつ残りの交差部位ではタイヤと接触せず内面同士がタイヤ幅よりも広い離間距離にて対向することにより離間交差部位を形成して、前記ラック本体の左右側面に取付けられ、
    前記タイヤガイドは側面視で前記接触交差部位よりもタイヤの外側にまで延びてガイド延長部が形成され、該ガイド延長部には、各々の前記タイヤガイドの内面をタイヤに押し付けて前記接触交差部位にてタイヤを挟持するための押圧部材が設けられることを特徴とするサイクルラック。
  2. 少なくとも前記接触交差部位において前記一対のタイヤガイドは、その内面相互間隔が、長手方向一端側から搬入された自転車のタイヤを受け入れるための導入開口から搬入下流側へ向かうにつれて連続的に小となるように形成される請求項1に記載のサイクルラック。
  3. 前記ガイド延長部は前記一対のタイヤガイドにそれぞれ形成され、前記押圧部材は一対の前記ガイド延長部の内面間に架け渡された引張コイルばねであり、
    前記一対のタイヤガイドは、長手方向一端側から搬入された自転車のタイヤによって前記接触交差部位の内面相互間隔が前記引張コイルばねのばね力に抗してタイヤ幅に押し広げられ、かつ前記引張コイルばねのばね力によってタイヤに挟持される請求項1に記載のサイクルラック。
  4. 前記引張コイルばねにはタイヤ幅よりも短い長さのスリーブが被せられ、
    長手方向の一端側へ自転車が搬出される際に前記接触交差部位において前記一対のタイヤガイドは、タイヤの離脱に応じ前記引張コイルばねのばね力によって内面相互間隔を縮小し前記スリーブの両端面に接触して停止する請求項3に記載のサイクルラック。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサイクルラックを水平方向に移動可能なスライドラックとして備えることを特徴とする駐輪機。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサイクルラックを垂直方向に移動可能な昇降ラックとして備えることを特徴とする駐輪機。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサイクルラックを水平方向に移動可能なスライドラック及び垂直方向に移動可能な昇降ラックとして各々備えることを特徴とする駐輪機。
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