JP3242149U - 固定装置およびエンジニアリング構造試験プラットフォーム - Google Patents

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Abstract

【課題】有効かつ信頼性の高い位置決めを行うことができ、模型基礎における固定孔の設置位置が制限されなくなり、かつ固定プラットフォームが異なる規格の模型基礎に効果的に適合することができるようになり、試験プラットフォームの汎用性を向上させた固定装置およびエンジニアリング構造試験プラットフォームを提供する。【解決手段】固定装置は、固定プラットフォームと、複数の締結部材と、固定プラットフォームの上面に設けられ、固定プラットフォームの少なくとも1つの側面まで貫通する移動溝と、移動溝の内壁に設けられた位置決め溝と、位置決め溝から離間して移動溝の内壁に設けられた調節溝と、を備える。本固定装置は、固定プラットフォームに位置決め溝と調節溝を設け、位置決め溝における締結部材は移動できず、調節溝における締結部材は固定位置を調節することができる。【選択図】図2

Description

本実用新案は、エンジニアリング構造試験の技術分野に関し、具体的には、固定装置およびエンジニアリング構造試験プラットフォームに関する。
エンジニアリング模型の試験により、エンジニアリング構造模型の力学的性能に関するテストデータを得ることができ、類似理論により、エンジニアリング模型の試験結果から、実際のエンジニアリング構造の力学的性能を推定することができる。荷重印加の要求に応じて、エンジニアリング構造模型は試験プラットフォームと有効に固定する必要があり、エンジニアリング構造模型のよく使用される固定手段として、構造模型基礎を増設し、固定ボルトで構造模型基礎と試験プラットフォームを固定することで、エンジニアリング構造模型と試験プラットフォームの固定を実現する。
従来の試験プラットフォームには、通常、トレンチホールを備えるトレンチが設けられ、固定ボルトはトレンチ内で移動することができ、対応するトレンチホールに合わせて模型基礎を固定することができる。トレンチホールは一定のモジュラスの配列でアレイ状に配置され、固定ボルトの固定位置はトレンチホールの位置によって決定され、模型基礎のサイズもトレンチホールの位置に制限され、エンジニアリング構造模型の設計を大きく制約する。このように、従来の模型基礎の固定方法は、固定の柔軟性が低いという問題がある。
従って、本実用新案が解決しようとする技術的課題は、従来技術における模型基礎の固定方式は柔軟性が悪いという欠点を克服し、固定装置およびエンジニアリング構造試験プラットフォームを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本実用新案は、模型基礎を固定するのに適するものであって、固定プラットフォームと、複数の締結部材と、固定プラットフォームの上面に設けられ、固定プラットフォームの少なくとも1つの側面まで貫通するものであって、複数の締結部材が移動溝内を移動するのに適している移動溝と、移動溝の内壁に設けられ、1つの取付部位を形成し、移動溝内の1つの締結部材を位置決めするのに適する位置決め溝と、位置決め溝から離間して移動溝の内壁に設けられ、連続した調節部位を形成するものであって、少なくとも1つの締結部材は、調節溝内をスライドする調節状態と、調節溝に固定嵌合する位置決め状態とを有する調節溝と、を備える固定装置を提供する。
任意選択で、各締結部材は、ネジ棒と頭部とを有する固定ボルトを備え、位置決め溝は、対応する締結部材の頭部と嵌合し、調節溝は、対応する締結部材の頭部と嵌合する。
任意選択で、頭部の側壁には、ネジ棒の軸に対して角度をなして設けられる第1のストッパ面を形成し、位置決め溝の内壁および/または調節溝の内壁には第1の嵌合面を形成し、第1のストッパ面は第1の嵌合面とマッチングする。
任意選択で、模型基礎には、ネジ棒が貫通するための貫通孔が設けられ、各締結部材は、固定ボルトと嵌合する固定ナットをさらに含み、固定ナットには、第2のストッパ面を有するストッパが設けられ、貫通孔の固定ナットと嵌合する端の内壁は、第2の嵌合面を形成し、第2のストッパ面は、第2の嵌合面との位置決めおよび嵌合に適する。
任意選択で、ストッパは、固定ナットのねじ穴を一周して設けられるストッパリングであり、ストッパリングの外径は、固定ナットの軸方向に沿って固定ナットから離れる方向に小さくなる。
任意選択で、移動溝は、上下に設けられる第1の溝セクションと第2の溝セクションとを有し、第1の溝セクションと第2の溝セクションとの間には、位置決め溝と調節溝とが設けられる接続面が形成される。
任意選択で、位置決め溝および調節溝は、移動溝の延在方向に対して垂直な横断面における形状が同じであり、第1の溝セクションは、調節溝の上端と幅が同じであり、第2の溝セクションは、調節溝の下端と幅が同じであり、第1の溝セクションは、第2の溝セクションよりも幅が小さい。
任意選択で、移動溝は、深さが固定ボルトの長さ以上である。
任意選択で、位置決め溝の数は少なくとも1つである。
本実用新案は、上記の固定装置を備え、移動溝の数は複数であり、複数の移動溝は、固定プラットフォームに離間して設けられるエンジニアリング構造試験プラットフォームをさらに提供する。
本実用新案は、以下のメリットを有する。
1、固定プラットフォームには、位置決め溝と調節溝が設けられ、位置決め溝における締結部材は、移動不能であり、模型基礎と固定接続すると、有効かつ信頼性の高い位置決めを行うことができ、調節溝における締結部材は、自体の固定位置を調節することができ、これにより、模型基礎における固定孔の設置位置が制限されなくなり、かつ固定プラットフォームが異なる規格の模型基礎に効果的に適合することができるようになり、試験プラットフォームの汎用性を向上させ、従来技術における模型基礎の固定方式の柔軟性が低い問題を効果的に解決し、模型基礎が固定プラットフォームに摺動せずに締結されることを確保した上で、エンジニアリング構造模型のサイズを制限する要因を解決する。
2、頭部は四角錐台であり、頭部がネジ棒に固定接続される面は角錐台の頂面であり、頭部の側壁は4つの傾斜した側壁で構成され、角錐台は嵌合隙間をなくすとともにネジ棒の回動を防止することができ、取り付けまたは取り外しの際に対応する締結部材とより良く嵌合することができる。
3、固定ナットには、第2のストッパ面を有するストッパが設けられ、貫通孔の固定ナットと嵌合する端の内壁は、第2の嵌合面を形成し、第2のストッパ面は、第2の嵌合面との位置決め及び嵌合に適し、ネジ棒と貫通孔との間のガタを効果的に解消し、簡単で確実な方式で固定ナットの位置をロックし、スリップの発生を防止することができる。
4、前記移動溝は、深さが固定ボルトの長さ以上であり、模型基礎の取り外し後に固定ボルトを移動溝内に残すことができ、特に位置決め溝における固定ボルトについて、そのまま原位置での保存が可能であるとともに、固定プラットフォームの上面の平坦度を損なわず、固定ボルトを取り外す必要がなく、固定プラットフォームの上面における各種活動に影響を与えない。
本実用新案の具体的な実施形態または先行技術における技術的ソリューションをより明確に説明するために、以下に具体的な実施形態または先行技術の記載で使用する必要のある添付図面を簡単に説明するが、以下の説明における添付図面は、本実用新案の実施形態の一部であり、創造的な活動を行うことなく、それらに基づいて他の図面を得ることができることが当該技術分野における当業者にとって明らかであろう。
本実用新案の実施例に係る固定装置の三次元模式図。 図1の固定装置の分解図。 図1の固定装置の正面模式図。 図3の固定装置のA-Aにおける断面模式図。 図1の固定装置の固定ナットの拡大模式図。 図1の固定装置の上面模式図を示す図。 図6の固定装置のB-Bにおける断面模式図。 図6の固定装置のC-Cにおける断面模式図。 図6の固定装置のD-Dにおける断面模式図。 図6の固定装置のE-Eにおける断面模式図。 図6の固定装置のE-Eにおける断面模式図。 本実用新案の実施例に係るエンジニアリング構造試験プラットフォームの三次元模式図。 図12のエンジニアリング構造試験プラットフォームの部分拡大模式図。
以下、図面と併せて、本実用新案の技術的ソリューションを明確かつ完全に説明するが、上記の実施例は、本実用新案における実施例の一部である、それらのすべてではないことが明らかである。当該技術分野における当業者の場合、本実用新案の実施例に基づき、創造的な活動を行うことなく得た他の実施例は、すべて本実用新案の保護範囲に属する。
本実用新案の記載において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」などで示される向きや位置関係は、図面に示されたものに基づくものであって、実用新案の説明を容易にするか、簡略化するにすぎず、言及された装置や要素が特定の向きを有し、特定の向きで構成または動作しなければならないことを示したり示唆するものではないため、本実用新案を制限すると解釈してはならないものである。さらに、「第1」、「第2」、「第3」という用語は、記載のためにのみ使用され、相対的な重要性を示したり示唆するものとして理解されるものではない。
本実用新案の記載において、明示的な指定や制限がない限り、「取付け」、「連なる」、「接続」という用語は、例えば、固定的な接続や、着脱可能な接続であっても、または一体的な接続であってもよく、機械的接続であっても、または電気的接続であってもよく、直接的に接するものであっても、または中間体を介した間接的に連なるものであってもよく、2つの素子の内部で連なっているものであってもよいように、広義に理解されることに留意されたい。当該技術分野における当業者であれば、具体的な状況に従って、本実用新案における上記の用語の具体的な意味を理解することができる。
なお、以下に記載する本実用新案の異なる実施形態に係る技術的特徴は、互いに矛盾しない限り、互いに組み合わせることができる。
図1~図11に示すように、本実施例に係る固定装置は、固定プラットフォーム10と、複数の締結部材と、移動溝30と、位置決め溝40と、調節溝50とを備え、移動溝30は固定プラットフォーム10の上面に設けられ、固定プラットフォームの少なくとも1つの側面まで貫通し、複数の締結部材は移動溝30内を移動するのに適している。位置決め溝40は移動溝30の内壁に設けられ、1つの取付部位を形成し、移動溝30内の1つの締結部材を位置決めするのに適する。調節溝50は位置決め溝40から離間して移動溝30の内壁に設けられ、連続した調節部位を形成し、少なくとも1つの締結部材は、調節溝50内をスライドする調節状態と、調節溝50に固定嵌合する位置決め状態とを有する。
本実施例に係る固定装置は、固定プラットフォーム10に位置決め溝40と調節溝50が設けられ、位置決め溝40における締結部材は移動できず、模型基礎60と固定接続すると、有効かつ信頼性の高い位置決めを行うことができ、調節溝50における締結部材は固定位置を調節することができ、これにより、模型基礎60における固定孔の設置位置が制限されなくなり、かつ固定プラットフォーム10が異なる規格の模型基礎60に効果的に適合することができるようになり、試験プラットフォームの汎用性を向上させ、従来技術における模型基礎60の固定方式の柔軟性が低い問題を効果的に解決し、模型基礎60が摺動しないことを確保した上で、エンジニアリング構造模型72のサイズを制限する要因を解決する。
具体的には、固定プラットフォーム10は通常高強度のコンクリート構造または鋼構造である。
本実施例において、各締結部材はネジ棒22と頭部23とを有する固定ボルト21を備え、位置決め溝40は、対応する締結部材の頭部23と嵌合され、調節溝50は、対応する締結部材の頭部23と嵌合され、位置決め溝40は、対応する締結部材と嵌合すると、固定ボルト21の水平両方向および鉛直方向における移動を制限することができ、位置を固定する効果を奏する。固定ボルト21は、適切な位置まで調整され、調節溝50と嵌合されることができ、調節溝50における移動溝30の延在方向および鉛直方向に直交する移動を規制することができ、固定位置を柔軟に変更する効果を奏する。
具体的には、ネジ棒22は、一端に一定長さのねじ山が設けられ、他端が頭部23に固定して接続される。
本実施例において、頭部23の側壁には、ネジ棒22の軸に対して角度をなして設けられる第1のストッパ面を形成し、位置決め溝40の内壁および/または調節溝50の内壁には第1の嵌合面を形成し、第1のストッパ面は第1の嵌合面とマッチングする。第1のストッパ面はネジ棒22の軸に対して角度をなして設けられるため、第1のストッパ面と第1の嵌合面とが嵌合すると緊密に密着することができ、2つの接触面が互いに押しつけ合って良好な制限嵌合効果を形成することができ、締結部材と位置決め溝40および調節溝50との間のガタを効果的に解消し、締結部材の位置をロックしスリップを生じさせなく、これにより模型基礎60が固定プラットフォーム10にしっかりと固定されてスリップが発生しないことを確保するとともに、構造基礎の平面外の揺れが生じないようにすることもできる。
具体的には、締結部材の取付を容易にするために、従来の固定プラットフォーム10におけるトレンチホールと締結部材との間には通常ガタが設けられ、しかし、このような設計による模型基礎60はしっかりと固定しにくく、試験中の荷重が大きい場合、ガタの存在により、模型基礎60と固定プラットフォーム10との間にスリップが多発し、これにより、データ収集の正確性に重大な影響を及ぼす。
具体的には、頭部23の具体的な構造は特に限定されなく、角錐台、円錐台などの形状であってもよく、側壁が一定の角度を有し、溝体の内壁と嵌合する時にしっかりと押しつけて位置決めすることができればよく、頭部23の側壁の傾斜角度は特に限定されなく、加工製造が容易で、高い嵌合効果を有するものであればよい。
好ましくは、頭部23は四角錐台であり、頭部23がネジ棒22に固定接続される面は角錐台の頂面であり、頭部23の側壁は4つの傾斜した側壁で構成され、角錐台は嵌合隙間をなくすとともにネジ棒22の回動を防止することができ、取り付けまたは取り外しの際に対応する締結部材とより良く嵌合することができる。代替実施形態として、角錐台は五角以上の角錐台であってもよく、位置決め溝40および調節溝50の内壁の形状をそれに応じて調整すればよい。
本実施例において、模型基礎60には、ネジ棒22が貫通するための貫通孔61が設けられ、各締結部材は、固定ボルト21と嵌合する固定ナット24をさらに含み、固定ナット24には、第2のストッパ面を有するストッパ25が設けられ、貫通孔61の固定ナット24と嵌合する端の内壁は、第2の嵌合面を形成し、第2のストッパ面は、第2の嵌合面62との位置決めおよび嵌合に適し、ネジ棒22と貫通孔61との間のガタを効果的に解消し、簡単で確実な方式で固定ナット24の位置をロックし、スリップの発生を防止する。
本実施例において、ストッパ25は固定ナット24のねじ穴を一周して設けられるストッパリングであり、ストッパリングの外径は、固定ナット24の軸方向に沿って固定ナット24から離れる方向に小さくなり、固定ナット24がネジ棒22にねじ込まれて模型基礎60の端面に当接すると、第2のストッパ面は第2の嵌合面62を密接に押し付けることができるとともに、ストッパリングの外壁が一定の曲率または角度を有するため、ネジ棒22および固定ナット24の位置をよりよく規制し、固定ナット24の軸と所定位置の固定軸との同軸度を確保することができる。
具体的には、模型基礎60の固定效果を確保するために、模型基礎60における貫通孔61の数は2つ以上である。貫通孔61は、孔径がネジ棒22の外径よりも大きく、固定ナット24と嵌合する端部には、貫通孔61を一周する円環状の凹台が形成され、凹台の内壁は、第2の嵌合面62を形成してストッパリングの外壁とマッチングする。
好ましくは、ストッパリングは穴があいた円錐台であり、その比較的大きい断面は固定ナット24に接続し、円錐台状のストッパリングは、固定ナット24のねじ締め過程が阻害されないことを確保することができる。代替的な実施形態として、ストッパリングは、穴があいた半球形であってもよいことが理解される。なお、必要に応じて、潤滑のためにストッパリングに潤滑油を塗布してもよい。
本実施例において、移動溝30は上下に設けられる第1の溝セクション31と第2の溝セクション32とを有し、第1の溝セクション31と第2の溝セクション32との間には、位置決め溝40と調節溝50とが設けられる接続面33が形成され、構造が簡単で巧妙であり、元の移動溝30の設置位置を大きく変更することなく、締付部材の調節可能な固定範囲と締付効果を効果的に向上させる。
具体的には、位置決め溝40および調節溝50は、接続面33が位置する平面を基準面とし、第1の溝セクション31が位置する方向に延在し、固定プラットフォーム10の内部で下向きに開口する溝体を形成する。第1の溝セクション31は、ネジ棒22がその内部を通ることができるように、ネジ棒22の直径よりも大きい幅を有し、第2の溝セクション32は、その内部で頭部23を引きずったり移動したりすることができるように、頭部23の最大幅よりも大きい幅を有する。
本実施例において、位置決め溝40および調節溝50は、移動溝30の延在方向に対して垂直な横断面における形状が同じであり、第1の溝セクション31は、調節溝50の上端と幅が同じであり、第2の溝セクション32は、調節溝50の下端と幅が同じであり、第1の溝セクション31は、第2の溝セクション32よりも幅が小さく、加工を容易にするとともに、その位置を容易に調整するように、第2の溝セクション32、位置決め溝40および調節溝50への頭部23の進出を確保し、締結部材のその内部でのドラッグを可能にする。
具体的には、図2に示すように、移動溝30は延在方向において調節溝区間とストッパ溝区間とに分割され、調節溝50は、移動溝30の延在方向に開設されたアリ溝であり、移動溝30において調節溝区間とストッパ溝区間との間の部分はアリ溝切断部を形成し、調節溝50の上底が頭部23の上底よりも小さくないことにより、頭部23が調節溝50に入れることを確保し、調節溝50は、長さ方向にアリ溝切断部に止められ、かつ断面が等脚台形であり、調節溝50の断面における脚と底辺がなす挟角は、頭部23の断面における脚と底辺がなす挟角と一致し、位置決め溝40は四角錐台形であり、位置決め溝40と調節溝50は、調節溝50の延在方向への投影が同じ高さで合同である。ここで、上底とは、調節溝50と頭部23の断面の台形の短い底辺をいい、断面とは、調節溝50の延在方向に垂直な断面をいう。
本実施例において、移動溝30は深さが固定ボルト21の長さ以上であり、これにより、模型基礎60の取り外し後に固定ボルト21を移動溝30内に残すことができ、特に位置決め溝40における固定ボルト21について、そのまま原位置での保存が可能であるとともに、固定プラットフォーム10の上面の平坦度を損なわず、固定ボルト21を取り外す必要がなく、固定プラットフォーム10の上面おける各種活動に影響を与えない。
具体的には、移動溝30の鉛直方向の上部は固定プラットフォーム10を貫通し、固定プラットフォーム10の下方は試験プラットフォームの底面71であり、固定ボルト21のドラッグと取り付けを容易にするために、ネジ棒22の固定ナット24に近い端面に吊り輪を取り付けてよい。
本実施例において、位置決め溝40の数は少なくとも1つであり、少なくとも1つの位置決め溝40は移動溝30の延在方向に沿って離間して設けられる。
具体的には、位置決め溝40は、一定のモジュラスに基づいてストッパ溝区間に離間して分布し、位置決め溝40の数は、必要に応じて増減可能であり、調節溝50は、調節溝50区間に設けられる。
図12~図13に示すように、本実用新案は、上記の固定装置を備え、移動溝30の数が複数であり、複数の移動溝30が固定プラットフォーム10に離間して設けられるエンジニアリング構造試験プラットフォームをさらに提供する。なお、図11において、固定プラットフォーム10における複数の十字印が付された位置は、位置決め溝40の位置を模式的に示したものであり、固定プラットフォーム10に円形の孔が設けられることを意味するものではない。
具体的には、図12~図13に示すように、模型基礎60上に設けられる構造はエンジニアリング構造模型72。
以上の説明から分かるように、本実用新案の上述の実施例は、下記の技術的効果を奏する。
固定プラットフォーム10に位置決め溝40と調節溝50が設けられ、位置決め溝40における締結部材は移動できず、模型基礎60と固定接続すると、有効かつ信頼性の高い位置決めを行うことができ、調節溝50における締結部材は固定位置を調節することができ、これにより、模型基礎60における固定孔の設置位置が制限されなくなり、かつ固定プラットフォーム10が異なる規格の模型基礎に効果的に適合することができるようになり、試験プラットフォームの汎用性を向上させ、模型基礎60が摺動しないことを確保した上で、エンジニアリング構造模型72のサイズを制限する要因を解決する。
第1のストッパ面は、ネジ棒22の軸に対して角度をなして設けられ、第1のストッパ面と第1の嵌合面とが嵌合すると、緊密に密着することができ、2つの接触面が互いに押しつけ合って良好な制限嵌合効果を形成することができ、締結部材と位置決め溝40および調節溝50との間のガタを効果的に解消し、締結部材の位置をロックしスリップを生じさせなく、これにより、模型基礎60が固定プラットフォーム10にしっかりと固定されてスリップが発生しないことを確保するとともに、構造基礎の平面外の揺れが生じないようにすることもできる。
移動溝30は、深さが固定ボルト21の長さ以上であり、これにより、模型基礎60の取り外し後に固定ボルト21を移動溝30内に残すことができ、特に位置決め溝40における固定ボルト21について、そのまま原位置での保存が可能であるとともに、固定プラットフォーム10の上面の平坦度を損なわず、固定ボルト21を取り外す必要がなく、固定プラットフォーム10の上面における各種活動に影響を与えない。
上記の実施例は、実施形態を制限するのではなく、明確にするための単なる例にすぎないことが明らかである。当該技術分野における当業者であれば、上記の説明に基づいて、様々な形態で変形または変更も可能である。ここですべての実施形態を網羅する必要もないし、可能性もない。そこから導入された明らかな変形または変更は、依然として実用新案の保護範囲に含まれる。
10、固定プラットフォーム;21、固定ボルト;22、ネジ棒;23、頭部;24、固定ナット;25、ストッパ;30、移動溝;31、第1の溝セクション;32、第2の溝セクション;33、接続面;40、位置決め溝;50、調節溝;60、模型基礎;61、貫通孔;62、第2の嵌合面;71、試験プラットフォームの底面;72、エンジニアリング構造模型

Claims (10)

  1. 模型基礎(60)を固定するのに適するものであって、
    固定プラットフォーム(10)と、
    複数の締結部材と、
    前記固定プラットフォーム(10)の上面に設けられ、前記固定プラットフォーム(10)の少なくとも1つの側面まで貫通するものであって、複数の前記締結部材が移動するのに適している移動溝(30)と、
    前記移動溝(30)の内壁に設けられ、1つの取付部位を形成し、前記移動溝(30)内の1つの前記締結部材を位置決めするのに適する位置決め溝(40)と、
    前記位置決め溝(40)から離間して前記移動溝(30)の内壁に設けられ、連続した調節部位を形成する調整溝であって、少なくとも1つの前記締結部材は、前記調節溝(50)内をスライドする調節状態と、前記調節溝(50)に固定嵌合する位置決め状態とを有する調節溝(50)と、
    を備えることを特徴とする固定装置。
  2. 各前記締結部材は、ネジ棒(22)と頭部(23)とを有する固定ボルト(21)を備え、前記位置決め溝(40)は、対応する前記締結部材の頭部(23)と嵌合し、前記調節溝(50)は、対応する前記締結部材の頭部(23)と嵌合することを特徴とする
    請求項1に記載の固定装置。
  3. 前記頭部(23)の側壁には、前記ネジ棒(22)の軸に対して角度をなして設けられる第1のストッパ面を形成し、前記位置決め溝(40)の内壁および/または前記調節溝(50)の内壁には第1の嵌合面を形成し、前記第1のストッパ面は前記第1の嵌合面とマッチングすることを特徴とする
    請求項2に記載の固定装置。
  4. 前記模型基礎(60)には、前記ネジ棒(22)が貫通するための貫通孔(61)が設けられ、各前記締結部材は、前記固定ボルト(21)と嵌合する固定ナット(24)をさらに含み、前記固定ナット(24)には、第2のストッパ面を有するストッパ(25)が設けられ、前記貫通孔(61)の前記固定ナット(24)と嵌合する端の内壁は、第2の嵌合面(62)を形成し、前記第2のストッパ面は、前記第2の嵌合面(62)との位置決めおよび嵌合に適することを特徴とする
    請求項2に記載の固定装置。
  5. 前記ストッパ(25)は、前記固定ナット(24)のねじ穴を一周して設けられるストッパリングであり、前記ストッパリングの外径は、前記固定ナット(24)の軸方向に沿って前記固定ナット(24)から離れる方向に小さくなることを特徴とする
    請求項4に記載の固定装置。
  6. 前記移動溝(30)は、上下に設けられる第1の溝セクション(31)と第2の溝セクション(32)とを有し、前記第1の溝セクション(31)と前記第2の溝セクション(32)との間には、前記位置決め溝(40)と前記調節溝(50)とが設けられる接続面(33)が形成されることを特徴とする
    請求項1~5のいずれか1項に記載の固定装置。
  7. 前記位置決め溝(40)および前記調節溝(50)は、前記移動溝(30)の延在方向に対して垂直な横断面における形状が同じであり、前記第1の溝セクション(31)は、前記調節溝(50)の上端と幅が同じであり、前記第2の溝セクション(32)は、前記調節溝(50)の下端と幅が同じであり、前記第1の溝セクション(31)は、前記第2の溝セクション(32)よりも幅が小さいことを特徴とする
    請求項6記載の固定装置。
  8. 前記移動溝(30)は、深さが前記固定ボルト(21)の長さ以上であることを特徴とする
    請求項2~5のいずれか1項に記載の固定装置。
  9. 前記位置決め溝(40)の数は少なくとも1つであり、少なくとも1つの前記位置決め溝(40)は、前記移動溝(30)の延在方向に沿って離間して設けられることを特徴とする
    請求項1~5のいずれか1項に記載の固定装置。
  10. 請求項1~5のいずれか1項に記載の固定装置を備え、前記移動溝(30)の数は複数であり、複数の前記移動溝(30)は、前記固定プラットフォーム(10)に離間して設けられることを特徴とする
    エンジニアリング構造試験プラットフォーム。
JP2023001042U 2023-02-27 2023-03-31 固定装置およびエンジニアリング構造試験プラットフォーム Active JP3242149U (ja)

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