JP3241895B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP3241895B2 JP3241895B2 JP24463993A JP24463993A JP3241895B2 JP 3241895 B2 JP3241895 B2 JP 3241895B2 JP 24463993 A JP24463993 A JP 24463993A JP 24463993 A JP24463993 A JP 24463993A JP 3241895 B2 JP3241895 B2 JP 3241895B2
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- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- fixing device
- fuse
- fixing
- fixing roller
- Prior art date
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ等
の画像形成装置の定着装置に関する。詳しくは温度ヒュ
−ズが用いられる定着装置に関するものである。
の画像形成装置の定着装置に関する。詳しくは温度ヒュ
−ズが用いられる定着装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】画像形成装置の定着装置としては、図１
に示すごとく、熱源１を内蔵する定着ロ−ラ２と、これ
に圧接する加圧ロ−ラ３と前記定着ロ−ラ２に近接され
ている温度ヒュ−ズ４と前記定着ロ−ラ２に当接されて
いる分離爪５と前記定着ロ−ラ２に当接、又は近接して
いる温度検知手段６と前記定着ロ−ラ２に当接している
クリ−ニング部材７を有し、前記定着ロ−ラ２と前記加
圧ロ−ラ３のニップ部に未定着トナ−像を担持する記録
紙８を通過させ、前記定着ロ−ラ２の熱で前記記録紙８
上のトナ−像Ｔを加熱、加圧してトナ−像Ｔを前記記録
紙８に融着させて定着を行なう。そして前記記録紙８は
前記分離爪５により前記定着ロ−ラ２から分離する。前
記温度検知手段６より検知された前記定着ロ−ラ２の表
面温度は定着に必要な温度を保持するよう制御を行な
う。
に示すごとく、熱源１を内蔵する定着ロ−ラ２と、これ
に圧接する加圧ロ−ラ３と前記定着ロ−ラ２に近接され
ている温度ヒュ−ズ４と前記定着ロ−ラ２に当接されて
いる分離爪５と前記定着ロ−ラ２に当接、又は近接して
いる温度検知手段６と前記定着ロ−ラ２に当接している
クリ−ニング部材７を有し、前記定着ロ−ラ２と前記加
圧ロ−ラ３のニップ部に未定着トナ−像を担持する記録
紙８を通過させ、前記定着ロ−ラ２の熱で前記記録紙８
上のトナ−像Ｔを加熱、加圧してトナ−像Ｔを前記記録
紙８に融着させて定着を行なう。そして前記記録紙８は
前記分離爪５により前記定着ロ−ラ２から分離する。前
記温度検知手段６より検知された前記定着ロ−ラ２の表
面温度は定着に必要な温度を保持するよう制御を行な
う。
【０００３】そして、万が一前記定着ロ−ラ２の表面温
度が異常に上昇した場合、画像形成装置の過昇温防止手
段として異常温に反応して前記熱源１の通電を遮断する
前記温度ヒュ−ズ４を設けている。また、前記記録紙８
に定着せず残ったトナ−は前記定着ロ−ラ２に付着す
る。このトナ−を取り除くため前記クリ−ニング部材７
を設けている。
度が異常に上昇した場合、画像形成装置の過昇温防止手
段として異常温に反応して前記熱源１の通電を遮断する
前記温度ヒュ−ズ４を設けている。また、前記記録紙８
に定着せず残ったトナ−は前記定着ロ−ラ２に付着す
る。このトナ−を取り除くため前記クリ−ニング部材７
を設けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記温度ヒュ
−ズ４を設置する場合温度ヒュ−ズを保持するための部
品や定着ロ−ラ等の設計上の誤差や、各部品の設置位置
における誤差等により当初予定していた前記温度ヒュ−
ズ４と前記定着ロ−ラ２との間における距離にも±０．
５ミリ程度の誤差が生じてしまい、前記温度ヒュ−ズ４
の反応する温度にバラツキが発生してしまうという不具
合が生じていた。
−ズ４を設置する場合温度ヒュ−ズを保持するための部
品や定着ロ−ラ等の設計上の誤差や、各部品の設置位置
における誤差等により当初予定していた前記温度ヒュ−
ズ４と前記定着ロ−ラ２との間における距離にも±０．
５ミリ程度の誤差が生じてしまい、前記温度ヒュ−ズ４
の反応する温度にバラツキが発生してしまうという不具
合が生じていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の不具
合を解決するため、温度ヒュ−ズ保持部材に調整機能を
設けることにより、設置時等の調整時に、定着ロ−ラと
温度ヒュ−ズとの距離を一定にすることができる。
合を解決するため、温度ヒュ−ズ保持部材に調整機能を
設けることにより、設置時等の調整時に、定着ロ−ラと
温度ヒュ−ズとの距離を一定にすることができる。
【０００６】このように構成した定着装置によれば温度
ヒューズの設置時に温度ヒューズと定着ローラとの距離
を一定とすることができるため、温度ヒューズの反応す
る温度は一定となる。当該効果に加えて、弾性部材が異
常温度で熱変形することで、温度ヒューズが加熱部材に
近づくので、温度ヒューズを溶断するのにかかる時間を
短くなり、定着装置の異常事態を早い時期に解除するこ
ともできる。ここで、異常温度とは、通常、１００度か
ら２５０度の間の温度をいうが、これに限定されるもの
ではない。
ヒューズの設置時に温度ヒューズと定着ローラとの距離
を一定とすることができるため、温度ヒューズの反応す
る温度は一定となる。当該効果に加えて、弾性部材が異
常温度で熱変形することで、温度ヒューズが加熱部材に
近づくので、温度ヒューズを溶断するのにかかる時間を
短くなり、定着装置の異常事態を早い時期に解除するこ
ともできる。ここで、異常温度とは、通常、１００度か
ら２５０度の間の温度をいうが、これに限定されるもの
ではない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図２は本発明の定着装置の過昇温防止部の概
略図である。熱源１と温度ヒュ−ズ４は直列接続されて
おり、定着ロ−ラ２が異常温度まで上昇した場合、温度
ヒュ−ズ４がその温度に反応し溶断され、熱源１からの
熱供給を停止する。
説明する。図２は本発明の定着装置の過昇温防止部の概
略図である。熱源１と温度ヒュ−ズ４は直列接続されて
おり、定着ロ−ラ２が異常温度まで上昇した場合、温度
ヒュ−ズ４がその温度に反応し溶断され、熱源１からの
熱供給を停止する。
【０００８】ここで前記温度ヒュ−ズ４を正確に異常温
度に反応させるため温度ヒュ−ズ保持部材９として前記
温度ヒュ−ズ４を固定するブラケット１０、弾性部材と
しての板バネ１１、調節部材としてのねじ１２を図２及
び図３に示すように枠体１４に取り付ける。前記板バネ
１１と前記ブラケット１０、に設けられた図示しないね
じ孔には、ねじ溝はなくそのため前記板バネ１１と前記
ブラケット１０は図２にある矢印方向に移動可能であ
る。前記枠体１４には図示しない前記ねじ１２を止める
ねじ孔が設けてある。前記温度ヒュ−ズ４と前記定着ロ
−ラ２との距離を調整するときは、前記枠体１４に設け
られた溝１４ａからギャプゲ−ジ１３を挿入し、前記温
度ヒュ−ズ４と前記定着ロ−ラ２との間に置き、前記ね
じ１２を締める。すると前記温度ヒュ−ズ４は図３に示
すような、前記枠体１４に設けられた案内穴１４ｂとブ
ラケット案内部１０ａにガイドされて降下し、前記ギャ
プゲ−ジ１３に当接して止まる。このとき前記ブラケッ
ト１３と前記枠体１４の間には、前記板バネ１１がある
ためその弾性力により前記温度ヒュ−ズは固定される。
度に反応させるため温度ヒュ−ズ保持部材９として前記
温度ヒュ−ズ４を固定するブラケット１０、弾性部材と
しての板バネ１１、調節部材としてのねじ１２を図２及
び図３に示すように枠体１４に取り付ける。前記板バネ
１１と前記ブラケット１０、に設けられた図示しないね
じ孔には、ねじ溝はなくそのため前記板バネ１１と前記
ブラケット１０は図２にある矢印方向に移動可能であ
る。前記枠体１４には図示しない前記ねじ１２を止める
ねじ孔が設けてある。前記温度ヒュ−ズ４と前記定着ロ
−ラ２との距離を調整するときは、前記枠体１４に設け
られた溝１４ａからギャプゲ−ジ１３を挿入し、前記温
度ヒュ−ズ４と前記定着ロ−ラ２との間に置き、前記ね
じ１２を締める。すると前記温度ヒュ−ズ４は図３に示
すような、前記枠体１４に設けられた案内穴１４ｂとブ
ラケット案内部１０ａにガイドされて降下し、前記ギャ
プゲ−ジ１３に当接して止まる。このとき前記ブラケッ
ト１３と前記枠体１４の間には、前記板バネ１１がある
ためその弾性力により前記温度ヒュ−ズは固定される。
【０００９】ここで前記板バネ１１は周囲が１００度か
ら２５０度のような異常温度で熱変形を行なう樹脂を用
いることにより前記板バネ１１は上記温度内で図４
（ｂ）のように変形し前記温度ヒュ−ズ４は前記定着ロ
−ラ２に近づくので、前記温度ヒュ−ズを溶断するのに
かかる時間を短くすることができ、前記定着装置の異常
状態の解除を早めることができる。
ら２５０度のような異常温度で熱変形を行なう樹脂を用
いることにより前記板バネ１１は上記温度内で図４
（ｂ）のように変形し前記温度ヒュ−ズ４は前記定着ロ
−ラ２に近づくので、前記温度ヒュ−ズを溶断するのに
かかる時間を短くすることができ、前記定着装置の異常
状態の解除を早めることができる。
【００１０】本実施例では前記板バネ１１が熱変形を行
なう温度を１００度から２５０度としたが、これに限定
されるものではない。
なう温度を１００度から２５０度としたが、これに限定
されるものではない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、温度ヒュ−ズの設置時に温度ヒュ−ズと定着ロ−ラ
との距離を調節し一定とすることができるため、温度ヒ
ュ−ズの反応する温度は一定となり、簡単な構造で、ど
の製品にも一定の温度範囲で過昇温防止機能を働かすこ
とができる。当該効果に加えて、この発明によれば、弾
性部材が異常温度で熱変形することで、温度ヒューズが
加熱部材に近づくので、温度ヒューズを溶断するのにか
かる時間を短くなり、定着装置の異常事態を早い時期に
解除することもできる。
ば、温度ヒュ−ズの設置時に温度ヒュ−ズと定着ロ−ラ
との距離を調節し一定とすることができるため、温度ヒ
ュ−ズの反応する温度は一定となり、簡単な構造で、ど
の製品にも一定の温度範囲で過昇温防止機能を働かすこ
とができる。当該効果に加えて、この発明によれば、弾
性部材が異常温度で熱変形することで、温度ヒューズが
加熱部材に近づくので、温度ヒューズを溶断するのにか
かる時間を短くなり、定着装置の異常事態を早い時期に
解除することもできる。
【００１２】
【図１】定着装置の概略図である。
【図２】本願定着装置の過昇温防止部の一実施例を示す
概略図である。
概略図である。
【図３】本願定着装置の過昇温防止部の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図４】本願の距離調整部の拡大図である。
４ 温度ヒュ−ズ ９ 温度保持部材 １０ ブラケット １１ 板バネ １２ ねじ １４枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 13/20 G03G 15/20
Claims (1)
- 【請求項１】 熱源により加熱される加熱部材により未
定着トナー像を担持する記録紙上に加熱定着させる定着
装置であって、過昇温防止機能として前記加熱部材の近
傍に設けられ周囲が異常温度になると前記熱源を遮断す
る温度ヒューズを備えた定着装置において、前記温度ヒューズを固定するブラケット と、前記加熱部
材が配置される側から前記ブラケットを弾性力によって
鉛直上方向に支持し、周囲が異常温度になると熱変形を
行う樹脂を使用した弾性部材と、前記温度ヒューズと前
記加熱部材との距離を調整する調整部材とからなる温度
ヒューズ保持部材を設けることを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24463993A JP3241895B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24463993A JP3241895B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07104597A JPH07104597A (ja) | 1995-04-21 |
| JP3241895B2 true JP3241895B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17121746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24463993A Expired - Fee Related JP3241895B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3241895B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110161822B (zh) * | 2019-04-30 | 2021-09-10 | 高德品创(山东)科技有限公司 | 热熔断器安装结构、热熔断器组件、定影单元及打印机 |
| CN111238675A (zh) * | 2020-02-13 | 2020-06-05 | 山东仁丰特种材料股份有限公司 | 一种电气车间大缸表面温度实时在线监测*** |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24463993A patent/JP3241895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07104597A (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |