JP3241536U - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3241536U
JP3241536U JP2023000380U JP2023000380U JP3241536U JP 3241536 U JP3241536 U JP 3241536U JP 2023000380 U JP2023000380 U JP 2023000380U JP 2023000380 U JP2023000380 U JP 2023000380U JP 3241536 U JP3241536 U JP 3241536U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
base
groove
grooves
heat exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023000380U
Other languages
English (en)
Inventor
冠▲しん▼ 劉
朝泉 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CCLathe Enterprise Co ltd
Original Assignee
CCLathe Enterprise Co ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CCLathe Enterprise Co ltd filed Critical CCLathe Enterprise Co ltd
Priority to JP2023000380U priority Critical patent/JP3241536U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3241536U publication Critical patent/JP3241536U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】熱交換装置の両側のフィンが外側に反り返るのを防止し、熱交換装置の蓋体を閉じようとするときに、組み立てを容易にする。【解決手段】熱交換装置は、基部と、基部に接続された複数のフィンとを含み、隣接する2枚のフィンの間にそれぞれ溝が形成され、溝はコンピュータ数値制御(CNC)を用いて垂直方向に加工され、溝の深さと幅、フィンの高さと厚さは必要に応じて変化し、溝の深さは均等でも不均等でもよく、1層でも複数層でもよく、フィンと溝は直立でも傾斜していてもよい。これらのフィンのうち最外側の2枚のフィンは厚みを増して補強フィンを形成する。【選択図】図11

Description

本考案は、熱交換装置、特に水冷式ヘッドの熱交換装置に関する。
現在、技術産業は高度化し、集積回路やコンピュータなどのデバイスは小型化するだけでなく、発熱量が著しく大きいため、動作時の発熱は相当なものになる。電子発熱部品はすべて、許容温度内で正常に動作するよう放熱装置を備えている。
高出力の電子発熱部品には、放熱を助けるために水冷式ヘッドが使用される。水冷式ヘッドは、基部と、基部上に熱交換面積を増やすために配置された複数のフィンで構成されている。既存の水冷ヘッドの多くは、横型フライス盤で複数の溝を切り、この溝の間に複数のフィンを形成できるようにしている。しかし、この溝はフライス加工の際に反りやすく、水冷装置の側面が外側に反ってしまい、水冷装置がキャップを閉めようとすると、反ったフィンがキャップの閉めを邪魔して、組立工程に不都合が生じる。
本考案が解決しようとする技術的課題は、熱交換装置の両側のフィンの外反を回避し、熱交換装置を閉じる際のカバー体のカバーを容易にし、組み立てを容易にする熱交換装置を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、本考案は、水冷式ヘッドに使用するための熱交換装置を提供し、この熱交換装置は、基部と、基部に接続された複数のフィンとを備え、隣接する2つのフィンの各々は、それらの間に形成された溝を備え、フィンのうち、最外側の2つのフィンは、厚さが増加して2つの補強フィンを形成し、2つの補強フィンの厚さが2つの補強フィンの間のフィンの厚さより大きい。2枚の補強フィンの厚さは、2枚の補強フィンの間のフィンの厚さよりも大きく、2枚の補強フィンは基部上に直立して設置されている。
上記技術的課題を解決するために、本考案はまた、水冷式ヘッドに適用される、熱交換装置を提供し、熱交換装置は、基部、及び複数のフィンを含み、フィンは基部に接続され、隣接する二つのフィンのそれぞれの間に溝が形成され、溝はコンピュータ数値制御によって垂直に加工され、溝の深さは等しくなく、複数の深さを形成し、溝の一部は基部の一面に凹み、溝は基部の一面から他面に向かって凹み、溝は中央から側面に向かって深さが段違いになっている。溝の深さは中央から側面に向かって階段状に小さくなっており、中央の溝は側面の溝よりも基部における向こうの面に寄っている。2枚の補強フィンの厚さは、その間のフィンの厚さよりも大きく、2枚の補強フィンはその基部上に直立するように設置されている。
本考案の有益な効果は、熱交換装置が、フィンのうち最外側の2枚のフィンの厚みを増して2枚の補強フィンを形成し、2枚の補強フィンの厚みが2枚の補強フィン間のフィンの厚みより大きく、2枚の補強フィンが底面に直立して設けられ、熱交換装置の両側のフィンが外側に反り返らないので、熱交換装置を蓋体で覆う際に、蓋体を容易に組み立てることができることである。熱交換装置にキャップを付ける場合、ケーシングに簡単にキャップを付けることができ、組み立てが容易になる。
さらに、本考案では、基部の片側から他側に向かって溝が凹んでおり、溝の深さは中央から両側に向かって段階的に小さくなっているので、中央の溝は熱源(例えば電子発熱部材)に近く、流体(冷却水)が溝を通過する際に素早く熱伝導することが可能である。
本考案の特徴や技術的な内容をより深くご理解いただくために、以下の詳細な説明や図面をご参照ください。ただし、図面はあくまでも参考および説明のためのものであり、本考案を制限するものではない。
本考案による第1実施形態の熱交換装置を示す立体図である。 本考案による第1実施形態に係る熱交換装置の側面図である。 本考案による第2実施形態に係る熱交換装置の側面図である。 本考案による第3実施形態に係る熱交換装置の加工を示す模式図(I)である。 本考案による第3実施形態に係る熱交換装置の加工を示す模式図(II)である。 本考案の第3実施形態に係る熱交換装置の加工を示す模式図である(VII)。 本考案の第3実施形態に係る熱交換装置の処理(IV)を示す模式図である。 本考案による第4実施形態の熱交換装置を示す立体図である。 本考案による第4実施形態の熱交換装置の断面図である。 本考案による第5実施形態の熱交換装置を示す立体図である。 本考案による第5実施形態の熱交換装置の断面図である。
以下、公開された実施例を具体的に説明することにより、当業者が本件著作物の利点と効果を理解することができるようにする。この考案は、他の具体的な実施形態によって実施または適用することができ、この詳細の説明は、この考案の思想を逸脱することなく、異なる見解や用途に応じて修正および変更することができる。また、本考案に添付されている図面は、あくまで簡易的なイラストであり、寸法的な描写を意図したものではない。以下の実施により、本考案の技術的側面についてさらに詳しく説明するが、この開示は、本考案の保護範囲を限定するものではない。
[第1の実施形態]
図1および図2を参照すると、本考案は、水冷ヘッドの基部プレートなど、熱伝導率の良い金属材料(例えば、アルミニウムまたは銅など)からなる水冷ヘッドに用いる独自の熱交換装置を提供する。熱交換装置は、基部1と、基部1に接続される複数のフィン2とを備え、隣接する2つのフィン2のそれぞれの間に溝3が形成されている。溝3は、熱交換装置の製造コストを低減するために、CNC(ComputerNumericalControl)を用いて垂直方向に加工される。
溝3の深さや幅、フィン2の高さや厚さは必要に応じて変えることができ、溝3の深さは等しくても不等間隔でもよく、1層またはそれ以上の異なる深さを形成することも可能である。フィン2および溝3は、直立した状態でも傾斜した状態でもよいが、本実施形態では、フィン2および溝3は直立した状態、すなわちフィン2および溝3は基部1に垂直に立てた状態でセットされる。
このフィン2のうち最外側の2枚のフィン2は厚みを増して2枚の補強フィン2aを形成し、この補強フィン2aは熱交換装置における互いに反対する側に位置し、2枚の補強フィン2aは基部1上に直立して配置されている。2つの補強フィン2aの厚さt3は、2つの補強フィン2a間のフィン2の厚さt1、t2よりも大きく、2つの補強フィン2aの厚さが増すことにより、フライス加工時に溝3がたわんで反らないように強度を高めることができる。なお、2枚の補強フィン2aの間に位置するフィン2の厚さt1、t2は特に限定されず、必要に応じて変化させることができる。本実施形態では、フィン2の一部が1つの厚みt1を有し、複数の組み合わせAで配置され、フィン2の一部が別の厚みt2を有し、複数の組み合わせBで配置されており、フィン2の異なる2つの厚みが組み合わせA、Bで千鳥に配置されている。
[第2の実施形態]
図3を参照して、本実施例の熱交換装置は、基部1と、基部1に接続される複数のフィン2とを含み、隣接する2つのフィン2のそれぞれの間に溝3が形成されており、CNC(ComputerNumericalControl)を用いて垂直方向に加工されている。また、フィン2の最外周の2枚のフィンの厚みを大きくして、熱交換装置における互いに反対する側に位置する2枚の補強フィン2aを形成し、2枚の補強フィン2aの厚みt3は、2枚の補強フィン2aの間に位置するフィン2の厚みt1よりも大きくなっている。2つの補強フィン2aの間に位置するフィン2の厚さt1が等しいことのみが異なる。
[第3の実施形態]
図4~図7を参照すると、本実施形態では、ブレード5がコンピュータ数値制御(CNC)によって制御され、ブレード5の移動経路がプログラムされ、ブレード5が1つ以上の刃51を含み、前記刃51が組み合わせて設定され、刃51の数、厚さ及び直径が必要に応じて変化できることが明らかにされている。フィン2は、基部1の片面に凸状ステージ4を予め形成し、ブレード5を用いて凸状ステージ4に複数の溝3を加工し、溝3の間にフィン2を形成することにより製造でき、溝3は基部1から離れる側に開放されている。隣接する2枚のフィン2のそれぞれの間に溝3が形成され、フィン2が溝3によって間隔をあけて配置され、溝3の対向する端部が開放されているので、流体を溝3の延長方向に流してフィン2と熱交換させることができる。
[第4の実施形態]
図8および図9を参照すると、本実施形態では、溝3は等しい深さであり、深さが1層を形成してもよく、このような溝3は基部1の表面の外側に配置される。
[第5の実施形態]
図10および図11を参照して、本実施形態では、溝3の深さは様々であり、深さの異なる複数の層を形成することができ、溝3の一部は、基部1の一面(表面)に凹んでおり(切り込まれており)、溝3が基部1の一面から他面に向かって凹んでいるので、溝3が基部1の他面と熱源(例えば電子加熱素子)に近づき、液体(冷却水)が通るときに熱源の熱交換面積が良好となり、そのため溝3は、基部1の一側からフィン2の他側に向かって凹んでおり、これによってもフィン2の熱交換面積が増加する。本実施形態では、溝3は深さが3層(3種類)形成されており、溝3の深さは中央から側面に向かって階段状に減少しており、すなわち中央の溝3が最も深く、側面の溝3が最も浅く、中央の溝3は側面の溝3よりも基部1の他面に近いため、熱源(例えば電子発電機)に近接することが可能である。この溝3を流体(冷却水)が通過すると、素早く熱を伝導することができる。
[本考案による有益な効果]
本考案の有益な効果は、本考案の最外周の2枚のフィンの厚みを大きくして2枚の補強フィンを形成し、2枚の補強フィンの厚みは2枚の補強フィン間のフィンの厚みよりも大きく、2枚の補強フィンは基部上に直立して設けられており、熱交換装置の両側のフィンが外側に反り返らないようにしたことである。これにより、組み立てが容易になる。
なお、上記はあくまで本考案の好ましい実施形態であり、本考案の範囲を限定するものではない。したがって、本考案の説明および図面を用いて行われた同等の技術的変更は、本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1…基部
2…フィン
2a…補強フィン
3…溝
4…凸状ステージ
5…ブレード
51…刃
t1…厚み
t2…厚み
t3…厚み
w1…幅
W2…幅
A…ポートフォリオ
B…ポートフォリオ

Claims (2)

  1. 基部、及び複数のフィンを備える水冷式ヘッド用熱交換装置であって、
    複数の前記フィンは前記基部に取り付けられ、隣接する2つの前記フィンの間にそれぞれ溝を形成しており、前記フィンのうち最外側の2つは厚みを増やした2つの補強フィンとして形成され、2つの前記補強フィンの厚みは2つの前記補強フィンの間における前記複数のフィンの厚みよりも大きく、2つの前記補強フィンは前記基部に直立して設置され、
    前記溝は不等深度である多段深さを有し、前記溝の一部は基部の一方側で前記基部の一方側から他方側に向かって凹み、前記溝の深さは中央から両側に階段状に減少し、前記溝における前記基部から離れた側は開いており、前記溝における互いに反対する端は開いている
    ことを特徴とする、熱交換装置。
  2. 基部、及び前記基部に接続された複数のフィンを備える水冷式ヘッド用熱交換装置であって、
    複数の前記フィンでは、隣接する2つの前記フィンの間にそれぞれ溝が形成され、前記溝はコンピュータ数値制御によって直立姿勢に加工され、前記溝は不等深度である多段深さを有し、前記溝の一部は基部の一方の側面で、前記基部の一方側から他方側に向かって凹むように構成され、前記溝の深さは中央から側面にかけて階段状に減少し、中央部分の前記溝は、側面の前記溝よりも基部の他方側に近く、前記フィンのうち最外側の2つの前記フィンは、厚みが増した2つの補強フィンとして形成され、2つの前記補強フィンの厚みは、2つの前記補強フィン間における前記フィンの厚みよりも大きく、2つの前記補強フィンは前記基部に直立して設置され、
    前記フィンは不均等な厚さを有し、前記溝は不均等な幅を有し、前記溝における前記基部から離れる一方側は開放されており、前記溝における互いに反対する端が開放されている
    ことを特徴とする、熱交換装置。
JP2023000380U 2023-02-10 2023-02-10 熱交換装置 Active JP3241536U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023000380U JP3241536U (ja) 2023-02-10 2023-02-10 熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023000380U JP3241536U (ja) 2023-02-10 2023-02-10 熱交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3241536U true JP3241536U (ja) 2023-04-10

Family

ID=85801556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023000380U Active JP3241536U (ja) 2023-02-10 2023-02-10 熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3241536U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI768877B (zh) 均溫板結構
US9713284B2 (en) Locally enhanced direct liquid cooling system for high power applications
TWI784364B (zh) 散熱模組
TW202041827A (zh) 流量調整件與液冷式散熱裝置
JP3241536U (ja) 熱交換装置
JP6548193B2 (ja) フィン部材および温度調節装置並びにこれらの製造方法
JP2020017631A (ja) ヒートシンク及び溝入れ加工方法
TWM638946U (zh) 散熱裝置
CN212164044U (zh) 热交换装置
CN115334834A (zh) 散热器、电子设备及散热器的制作方法
JP3241537U (ja) 放熱装置
JP7082036B2 (ja) 放熱器の製造方法
TWI747037B (zh) 液冷式散熱頭改良結構
JP6563161B1 (ja) 冷却器、電力変換装置ユニット及び冷却システム
CN219919561U (zh) 散热结构及散热装置
TWI785938B (zh) 液冷式散熱結構
JP2016149449A (ja) 半導体モジュール
CN215819168U (zh) 散热器、热交换装置
TWI765606B (zh) 液冷散熱結構
CN215956923U (zh) 散热器、热交换装置
TW201813489A (zh) 散熱裝置
CN214482008U (zh) 液冷散热结构
TWM585431U (zh) 散熱裝置
JP4746961B2 (ja) 中空回路基板の製造方法
JP6465943B1 (ja) ヒートシンクおよび半導体モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3241536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150