JP3241116U - 掃除機用アタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭用掃除機に取り付け可能で、水分の多い廃棄物又は廃液を吸引できる掃除機用アタッチメントを提供する。【解決手段】家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメント100であって、吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体1と、本体の吸引装置が取り付けられた側とは対向する側に備えられたタンク取付部12と、本体の中央近傍の側面から本体に対して垂直方向に分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管3と、分岐管の本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部4と、からなることを特徴とする掃除機用アタッチメントを提供する。【選択図】図1

Description

本考案は、家庭用掃除機に取り付け可能で、水分の多い廃棄物を吸引できる掃除機用アタッチメントに関するものである。
家庭用掃除機は、主に、家庭内で使用され、屋内の埃や乾いた粉塵を吸引するものであるが、水分を多く含んだ廃棄物を吸引すると、モーター部分の故障につながるため、ペットの***物や、台所で調理の際に出る魚のアラその他水分を多く含んだ廃棄物は吸引することができない。水分を多く含んだ廃棄物は、本体内部に、水分を分離する構造が備えられた業務用の湿式掃除機で吸引する必要があるが、湿式掃除機は、本体内部に気液分離構造を備えるため大型であることが多く、また価格も高いので気軽に使用することができない。
そこで、家庭用掃除機に取り付けるアタッチメント式のもので、水分を含んだ廃棄物を吸引できる掃除機用アタッチメントが考案されている。特許文献1の掃除機用アタッチメントは、家庭用掃除機の延長管の先端部側に着脱可能なノズルとして機能するアタッチメントであり、吸引した混合気体を小径の分離管に導入して掃除機本体の吸引力を減衰させたうえ空気と水分を分離するものである。
実用新案登録第3193670号公報
特許文献1の掃除機用アタッチメントは、床にこぼしてしまった飲料やペット尿等、液体または混合する固形物が非常に少ない廃液を吸引するのに効果的であるが、小径の分離管を通して吸引されるので、粘度の高い廃液や、固形物がまじった廃棄物、たとえば、魚のアラや、ペットの排出物のうち糞便のまじった液体等は、分離管が詰まってしまうので使用できない。本考案の掃除機用アタッチメントは、キッチンで排出される生ごみや魚のあら等、水分が多く固形物が混じっていたり、粘度が高かったりする廃棄物でも、家庭用掃除機で吸引可能であって、吸引した廃棄物は廃棄物タンクに貯蔵され、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できる掃除機用アタッチメントである。廃棄物タンクは、ペットボトルその他の使い捨て容器を使用できる。腐りやすい水分の多い生ごみ等を、吸引したらすぐに廃棄できるので清潔であって、悪臭が発生することを予防でき、廃棄物に触れずに、廃棄作業を行えるため衛生的である。
この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントは、前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、前記本体の前記吸引装置が取り付けられた側とは対向する側に備えられたタンク取付部と、前記本体の中央近傍の側面から前記本体に対して垂直方向に分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、前記分岐管の前記本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする。
この考案によれば、水分が多い廃棄物が、吸引装置内ではなく廃棄物タンクに貯蔵される。吸引装置内のモーターが水分によって故障することを予防できる。また、生ごみなど、悪臭が発生するものを、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに廃棄物を、簡単に、衛生的に処理することができる。
また、この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントは、前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、前記本体の下側に備えられたタンク取付部と、前記本体の中央近傍の側面から前記本体から分岐したのち斜め下の方向に延伸する中空形状の分岐管と、前記分岐管の下側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなり、前記本体の側面と前記分岐管とが形成する角度が30度以上60以下であることを特徴とする。
この考案によれば、水分が多い廃棄物が、吸引装置内ではなく廃棄物タンクに貯蔵される。吸引装置内のモーターが水分によって故障することを予防できる。また、生ごみなど、悪臭が発生するものを、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに廃棄物を、簡単に、衛生的に処理することができる。
また、この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントは、前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、前記本体の下側に備えられたタンク取付部と、前記タンク取付部に取りつけられた廃棄物を貯蔵する廃棄物タンクと、前記本体の中央近傍の側面から分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、前記分岐管の前記本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする。
この考案によれば、水分が多い廃棄物が、吸引装置内ではなく廃棄物タンクに貯蔵される。吸引装置内のモーターが水分によって故障することを予防できる。また、生ごみなど、悪臭が発生するものを、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに廃棄物を、簡単に、衛生的に処理することができる。また、本体の先端に設けられた取付け部には、ペットボトルや使い捨ての袋等、任意の使い捨て容器を取り付けることができるので、衛生的である。
また、この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントは、前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、前記本体の下側に備えられたペットボトル取付部と、前記本体の中央近傍の側面から分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、前記分岐管の前記本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする。
この考案によれば、水分が多い廃棄物が、吸引装置内ではなく廃棄物タンクに貯蔵される。吸引装置内のモーターが水分によって故障することを予防できる。また、生ごみなど、悪臭が発生するものを、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに廃棄物を、簡単に、衛生的に処理することができる。また、本体の先端に設けられた取付け部には、ペットボトルや使い捨ての袋等、任意の使い捨て容器を取り付けることができるので、衛生的である。
また、この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントの前記分岐管は、前記本体の中央近傍の外側を貫通して前記本体の内部まで達するとともに先端を蓋で覆われ、前記本体の内側にある前記分岐管の側面には空気孔又は隙間が設けられたことを特徴とする。
この考案によれば、水分が多い廃棄物が、吸引装置内ではなく廃棄物タンクに貯蔵される。吸引装置内のモーターが水分によって故障することを予防できる。また、生ごみなど、悪臭が発生するものを、使用の都度、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに廃棄物を、簡単に、衛生的に処理することができる。また、本体の先端に設けられた取付け部には、ペットボトルや使い捨ての袋等、任意の使い捨て容器を取り付けることができるので、衛生的である。
また、この考案の家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントの分岐管は、前記本体の中央近傍の外側を貫通して前記本体の内部まで達するとともに、前記本体の内側にある前記分岐管の先端には空気孔又は隙間が設けられた蓋を有することを特徴とする。
この考案によれば、本体内部にある分岐管の上に、側面に空気穴を有する誘導管が設けられていることで、誘導管が空気の通り道となり、水分と空気を分離して、空気だけを放出し、吸引装置側に送るので、吸引装置に水分が入ることがなく、吸引装置のモーターが水分によって故障することを予防する。
(a)は、本考案の実施の形態1にかかる掃除機アタッチメント100の正面図であって、(b)は、廃液タンクを取り外した状態を示す参考正面図である。 (a)は、図1(a)の掃除機アタッチメント100に、吸込みノズルを取り付けた状態を示す参考正面図であって、(b)、掃除機用アタッチメント100に、床用アタッチメントを取り付けた状態を示す参考正面図である。 (a)は、図2(a)に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100の参考断面図であって、(b)は図3(a)のA部拡大図である。 は、図2(a)に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100で廃液を吸引する方法を説明するための参考断面図である。 図1(a)の掃除機アタッチメント100に床用アタッチメントを取り付け、吸引装置に接続して使用する方法を説明するための参考図である。 (a)は、本考案の実施の形態2にかかる掃除機アタッチメント200の正面図であって、(b)は、廃液タンクを取り外した状態を示す参考正面図である。 図6(a)の掃除機アタッチメント200に、吸込みノズルを取り付けた状態を示す参考正面図である。 図6(a)の掃除機アタッチメント200に、床用アタッチメントを取り付けた状態を示す参考正面図である。 (a)は、図2に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100の参考断面図であって、(b)は、図2に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100で廃液を吸引する方法を説明するための参考断面図である。 図6(a)の掃除機アタッチメント100に床用アタッチメントを取り付け、吸引装置に接続して使用する方法を説明するための参考図である。
以下、考案を実施するための最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
最初に、図1から図5を示しながら、本考案の実施の形態1の掃除機用アタッチメント100について説明する。図1(a)は、本考案の実施の形態1にかかる掃除機アタッチメント100の正面図であって、(b)は、廃液タンクを取り外した状態を示す参考正面図である。
本考案の実施の形態1の掃除機用アタッチメント100は、図1(a)に示すように、家庭用掃除機等の吸引装置Cに取り付けて使用するものであって、筒形状の本体1、本体1の吸引装置Cが取り付けられた側とは対向する側に備えられたタンク取付部である取付け部12、本体1の先端に設けられた取付け部12に取りつけられた廃棄物タンク2、本体1の中央近傍の側面から本体1に対して垂直方向に分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管3、分岐管3の先に設けられたパイプ部4を、主に有する。パイプ部4の先端には、家庭用掃除機の床用アタッチメントYやノズルN等を取り付けることができる。
本体1は、筒形状であって、上側は、吸引装置接続部11が設けられている。吸引装置接続部11は、吸引装置の種類ごとに、複数種類の形状及び大きさのアタッチメントが準備されており、どのようなサイズの吸引装置にも、ぴったりと嵌め込めるようになっている。また、着脱が容易であって、使用の都度、取り外して本体1の内側の水分を拭き取ったり、内部を掃除して、清潔に保てるような仕様となっている。本体1の下側は、取付け部12となっている。取付け部12は、廃棄物タンク2の開口部と嵌合する嵌め込み溝が設けられている。実施の形態1の掃除機用アタッチメント100は、廃棄物タンク2として、使い捨てのペットボトルを取り付けることができるようになっており、取付け部12は、ペットボトルの蓋の内側に設けられている溝と同じ形状の溝が設けられている。ペットボトル蓋をくりぬいて、取付け部12として本体1に取り付けても良い。本体1の内部には、気液分離部13が設けられている。気液分離部13については後述する。
本体1の側面の中程から、斜め下方向に、分岐管3が設けられている。本体1の側面と、分岐管3のが形成する角度は、30度以上60度以下であって、40度以上50度以下が最適である。本体1と分岐管3とが、前述の角度を形成するように設けられていることで、分岐管3から入ってきた固形物の混じった廃液が廃液タンク2に誘導され、空気は本体1の上部から吸引装置接続部11のほうに流れる。また、吸引装置側差込み口Kの近傍に設けられている持ち手を握ったときに、廃液タンク2は下方向に、廃液を吸引する吸込みノズルや床用アタッチメントは斜め前方に位置することになるので、掃除及び吸引作業が行いやすい。また、掃除機アタッチメント100は、吸引作業の際、吸引装置Cのスイッチを切る直前に、パイプ部4の先端を少し持ち上げて、パイプ部4の内部の水分を、廃棄物タンク2に落とすようにすると良い。分岐管3とパイプ部4が、本体1に対して40度から50度の角度で設けられていることで、パイプ部4内部の水分が、廃棄物タンク2に落ちやすいようになっている。
本体1の下部には、廃棄物タンク2が取り付けられている。廃棄物タンク2は、図1(b)に示すように、着脱可能である。また、本実施の形態1の掃除機用アタッチメント100では、廃棄物タンク2として、ペットボトルを使用することができるので、廃棄物タンク2は、廃棄物がいっぱいになったら、廃棄物タンク2ごと廃棄し、新しいペットボトルを廃棄物タンク2として装着できる。廃棄物の処理を、手を汚さずに行えるので衛生的であり、魚のあらなどの時間経過すると共に悪臭を発する廃棄物を、その都度、こまめに廃棄することができるので便利である。廃棄物タンク2は、ペットボトルと同形状のプラスチックタンクを設けて繰り返し使用できるようにしても良い。また、廃棄物タンク2は、プラスチックその他の素材の容器として、繰り返し使用できるようにしてもよい。
図2(a)は、図1(a)の掃除機アタッチメント100に、吸込みノズルを取り付けた状態を示す参考正面図である。図2(b)は、図1(a)の掃除機アタッチメント100に、床用アタッチメントを取り付けた状態を示す参考正面図である。図3(a)は、図2に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100の参考断面図であって、(b)は(a)のA部拡大図である。図4は、図2に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント100で廃液を吸引する方法を説明するための参考断面図である。図5は、図1(a)の掃除機アタッチメント100に床用アタッチメントを取り付け、吸引装置に接続して使用する方法を説明するための参考図である。
図2(a)に示すように、掃除機用アタッチメント100は、本体1の吸引装置接続部11を吸引装置Cに接続し、パイプ部4の先端に、ノズルN挿入して使用することができる。ノズルNは、開口部分が狭いため、より吸引力が強く、細かな固形物と液体が混じった廃棄物、たとえば、魚のアラや、食べ残しの食物等、流し台に散らばった廃棄物を効率よく吸引することができる。流し台やキッチン台の上等の高さのあるところでの作業を効率良く行うことができる。床面の清掃及び吸引作業には、図2(b)に示すように、パイプ部4の先端に、家庭用掃除機の床用ヘッドYを挿入して使用すると良い。床用ヘッドYは、床面にこぼしてしまったシチュー等の粘度の高いもの、ペットの糞尿が混じった廃棄物を、広い範囲で吸引することができる。
図3(a)に示すように、本体1の内部は、気液分離部13となっている。筒形状のパイプ部4に接続された分岐管3は、本体1の中央近傍外側から内部に貫通し、本体1の貫通面と対向する内壁の近傍まで達している。分岐管3の先端には、蓋31が設けられて塞がれている。本体1の内側にあるパイプ33の側面下側には、小さな孔32が設けられている。この孔32が設けられていることで、分岐管3を通って入ってきた廃棄物が、孔32から下に流れ落ち、廃棄物タンク2に貯蔵される。孔32が設けられていることで、廃棄物が、本体1内部の中央部分を落下するので、本体1の内壁に廃棄物がこびりつきにくく、廃棄物タンク2の中に落とし込まれやすい。また、図3(b)に示すように、本体1の内側であって、分岐管3の上側面には、誘導管16が設けられている。誘導管16は、本体1の内部の空気を、上方に逃がし、吸引装置接続部11から吸引装置Cの中に、空気を送り込むための通り道となる。
図4に示すように、固形物と液体が混じった廃棄物は、パイプ部4から分岐管3を通って本体1の内部に達し、分岐管3の孔32から本体1の下部に流れ落ち、廃棄物タンク2に貯蔵される。分岐管3は、本体1の中央近傍び側面から本体1に対して斜め方向に分岐している。本体1と分岐管3とが形成する角度は30度以上50度以下であって、40度以上50度以下が最適である。分岐管3が本体1の中央近傍から分岐しているため、分岐管3の先端から吸引装置側差込み口Kまでの距離が長くなっている。分岐管3を通ってきた廃棄物は、上に跳ねあがって吸引装置側差込み口Kに入ることがなく、下方に流れていく構造となっている。
廃棄物タンク2は、本体1の取付け部に着脱可能に取り付けられているので、廃棄物を吸引後は、すみやかに廃棄物タンク2を取り外して、廃棄物タンク2ごと廃棄する。本体1の内側であって、分岐管3の上部には、開口部材14が設けられている。図3(b)に示すように、開口部材14は、漏斗形状の部材であって、漏斗形状の先端は、分岐管3の上部近傍にある。誘導管16の先端近傍には、、分岐管3との間には、わずかに隙間がある。また、開口部材14の開口部分には、誘導管16が設けられている。誘導管16は、パイプ形状であって、分岐管3の上面から上方向に設けられている。誘導管16は、中程から略垂直に曲がっており先端は本体1の内側側壁に接していて、誘導管16の先端近傍の側面には小さな孔16aが設けられている。孔16aは、実施例1では誘導管16の底に設けられているが、誘導管16の側面に設けてもよい。また、孔16aは空気が通過できる隙間であればよく孔形状のほか、細長い切込みを設けてもよい。
開口部材14の漏斗形状の先端と分岐管3との間のわずかな隙間は、吸引された空気の通り道である。吸引された空気は、開口部材14の漏斗形状の先端と分岐管3との間の隙間から誘導管16の中を通り、孔16aから本体1内部に放出され、内部パイプ15から吸引装置側差込み口Kに吸引される。
本体1の内側上部には、内部パイプ15が設けられている。内部パイプ15は、吸引装置接続部11の下方に設けられており、パイプの先端が吸引装置接続部11と開口部材14との中間地点付近に位置するように設置されている。吸引された液状の廃棄物は、遠心力によって、本体1の内壁に付着し、本体1の中央軸近辺は空気のみが溜っている。内部パイプ15は、本体1の中央軸近辺にパイプの先端が位置しているので、液状の廃棄物が入らず、空気だけを取り入れることができる。吸引された空気は、内部パイプ15から吸引装置接続部11を経由して吸引装置Cに取り込まれることになり、吸引装置Cに水分が入らないような構造になっている。
図5に示すように、本考案の掃除機用アタッチメント100は、一般家庭にある掃除機等の吸引装置に取り付けるだけで、家庭用掃除機では吸引できない水分の多い廃棄液や水分と固形物の混じった廃棄物を、手軽に吸引することができる。吸引後は、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに、衛生的に清掃が可能となる。
次に、図6から図10を示しながら、本考案の実施の形態2の掃除機用アタッチメント200について説明する。図6は、(a)は、本考案の実施の形態2にかかる掃除機アタッチメント200の正面図であって、(b)は、廃液タンクのキャップを取り外した状態を示す参考正面図である。
(実施の形態2)
次に、図6から図10を示しながら、本考案の実施の形態2の掃除機用アタッチメント200について説明する。図6(a)は、本考案の実施の形態2にかかる掃除機アタッチメント200の正面図であって、(b)は、廃液タンクを取り外した状態を示す参考正面図である。
本考案の実施の形態1の掃除機用アタッチメント200は、図6(a)に示すように、家庭用掃除機等の吸引装置Cに取り付けて使用するものであって、筒形状の本体1、本体1の吸引装置Cが取り付けられた側とは対向する側に備えられたタンク取付部である取付け部12、本体1の先端に設けられた取付け部12に取りつけられた廃棄物タンク2、本体1の中央近傍の側面から本体1に対して垂直方向に分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管3、分岐管3の先に設けられたパイプ部4を、主に有する。パイプ部4の先端には、家庭用掃除機の床用アタッチメントYやノズルN等を取り付けることができる。
本体1は、筒形状であって、上側は、吸引装置接続部11が設けられている。吸引装置接続部11は、吸引装置の種類ごとに、複数種類の形状及び大きさのアタッチメントが準備されており、どのようなサイズの吸引装置にも、ぴったりと嵌め込めるようになっている。本体1の下側は、取付け部12となっている。取付け部12は、廃棄物タンク2の開口部と嵌合する嵌め込み溝が設けられている。実施の形態1の掃除機用アタッチメント200は、廃棄物タンク2として、使い捨てのペットボトルを取り付けることができるようになっており、取付け部12は、ペットボトルの蓋の内側に設けられている溝と同じ形状の溝が設けられている。ペットボトル蓋をくりぬいて、取付け部12として本体1に取り付けても良い。本体1の内部には、気液分離部13が設けられている。気液分離部13については後述する。
本体1の下部には、廃棄物タンク2が取り付けられている。廃棄物タンク2は、図6(b)に示すように、着脱可能である。また、本実施の形態2の掃除機用アタッチメント200では、廃棄物タンク2として、ペットボトルを使用することができるので、廃棄物タンク2は、廃棄物がいっぱいになったら、廃棄物タンク2ごと廃棄し、新しいペットボトルを廃棄物タンク2として装着できる。廃棄物の処理を、手を汚さずに行えるので衛生的であり、魚のあらなどの時間経過すると共に悪臭を発する廃棄物を、その都度、こまめに廃棄することができるので便利である。
図7は、図6(a)の掃除機アタッチメント100に、吸込みノズルを取り付けた状態を示す参考正面図である。図8は、図6(a)の掃除機アタッチメント100に、床用アタッチメントを取り付けた状態を示す参考正面図である。図9(a)は、図7に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント200の参考断面図であって、(b)は、図7に示した吸込みノズルを取り付けた掃除機用アタッチメント200で廃液を吸引する方法を説明するための参考断面図である。図10は、図6(a)の掃除機アタッチメント200に床用アタッチメントを取り付け、吸引装置に接続して使用する方法を説明するための参考図である。
図7に示すように、掃除機用アタッチメント200は、本体1の吸引装置接続部11を吸引装置Cに接続し、パイプ部4の先端に、ノズルN挿入して使用することができる。ノズルNは、開口部分が狭いため、より吸引力が強く、細かな固形物と液体が混じった廃棄物、たとえば、魚のアラや、食べ残しの食物等、流し台に散らばった廃棄物を効率よく吸引することができる。流し台やキッチン台の上等の高さのあるところでの作業を効率良く行うことができる。床面の清掃及び吸引作業には、図8に示すように、パイプ部4の先端に、家庭用掃除機の床用ヘッドYを挿入して使用すると良い。床用ヘッドYは、床面にこぼしてしまったシチュー等の粘度の高いもの、ペットの糞尿が混じった廃棄物を、広い範囲で吸引することができる。
図9(a)に示すように、本体1の内部は、気液分離部13となっている。筒形状のパイプ部4に接続された分岐管3は、本体1の中央近傍外側から内部に貫通し、本体1の貫通面と対向する内壁の近傍まで達している。分岐管3の先端には、蓋31が設けられている。蓋31は、吸引装置に接続された側、すなわち、廃棄物タンク2に近い、蓋31の下側に、隙間が設けられている。この隙間が設けられていることで、分岐管3を通って入ってきた廃棄物が、隙間から下に流れ落ち、廃棄物タンク2に貯蔵される。
図9(b)に示すように、固形物と液体が混じった廃棄物は、パイプ部4から分岐管3を通って本体1の内部に達し、分岐管3の先端に設けられた蓋31の下側に設けられた隙間から本体1の下部に流れ落ち、廃棄物タンク2に貯蔵される。分岐管3は、本体1の中央近傍び側面から本体1に対して垂直方向に分岐したのち下方向に延伸している。分岐管3が本体1の中央近傍から分岐しているため、分岐管3の先端から吸引装置側差込み口Kまでの距離が長くなっている。分岐管3を通ってきた廃棄物は、上に跳ねあがって吸引装置側差込み口Kに入ることがなく、下方に流れていく構造となっている。
廃棄物タンク2は、本体1の取付け部に着脱可能に取り付けられているので、廃棄物を吸引後は、すみやかに廃棄物タンク2を取り外して、廃棄物タンク2ごと廃棄する。本体1の内側であって、分岐管3の上部には、開口部材14が設けられている。開口部材14は、漏斗形状の部材であって、漏斗形状の先端は、分岐管3の上部近傍にあるが、分岐管3との間には、わずかに隙間がある。この隙間は、吸引された空気の通り道であり、吸引された廃棄物は分岐管3を通って、下部に落ちるが、空気は開口部材14の隙間を通って吸引装置側差込み口Kに吸引される。
本体1の内側上部には、内部パイプ15が設けられている。内部パイプ15は、吸引装置接続部11の下方に設けられており、パイプの先端が吸引装置接続部11と開口部材14との中間地点付近に位置するように設置されている。吸引された液状の廃棄物は、本体1の内壁に付着し、本体1の中央軸近辺は空気が溜っている。内部パイプ15は、本体1の中央近辺にパイプの先端が位置しているので、液状の廃棄物が入らず、空気だけを取り入れることができる。吸引された空気は、内部パイプ15から吸引装置接続部11を経由して吸引装置Cに取り込まれることになり、吸引装置Cに水分が入らないような構造になっている。
図10に示すように、本考案の掃除機用アタッチメント200は、一般家庭にある掃除機等の吸引装置に取り付けるだけで、家庭用掃除機では吸引できない水分の多い廃棄液や水分と固形物の混じった廃棄物を、手軽に吸引することができる。吸引後は、廃棄物タンクごと廃棄できるので、手を汚さずに、衛生的に清掃が可能となる。
100,200 掃除機アタッチメント
1 本体
11 吸引装置接続部
12 取付け部
13 気液分離部
14 開口部材
15 内部パイプ
16 誘導管
16a 孔
2 廃棄物タンク
21 取付け用キャップ
22 廃液貯蔵部
3 分岐管
31 蓋
32 孔
33 パイプ
4 パイプ部
S 人
C 吸引装置
H ホース
K 吸引装置側差込み口
N 吸込みノズル
Y 床用ヘッド
D 廃液

Claims (6)

  1. 家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントであって、
    前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、
    前記本体の下側に備えられたタンク取付部と、
    前記本体の中央近傍の側面から前記本体から分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、
    前記分岐管の下側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする掃除機用アタッチメント。
  2. 家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントであって、
    前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、
    前記本体の下側に備えられたタンク取付部と、
    前記本体の中央近傍の側面から前記本体から分岐したのち斜め下の方向に延伸する中空形状の分岐管と、
    前記分岐管の下側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなり、前記本体の側面と前記分岐管とが形成する角度が30度以上60以下であることを特徴とする掃除機用アタッチメント。
  3. 家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントであって、
    前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、
    前記本体の下側に備えられたタンク取付部と、
    前記タンク取付部に取りつけられた廃棄物を貯蔵する廃棄物タンクと、
    前記本体の中央近傍の側面から分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、
    前記分岐管の前記本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする掃除機用アタッチメント。
  4. 家庭用掃除機その他の吸引装置に取り付ける掃除機用アタッチメントであって、
    前記吸引装置に取り付け可能な筒形状の本体と、
    前記本体の下側に備えられたペットボトル取付部と、
    前記本体の中央近傍の側面から分岐したのち下方向に延伸する中空形状の分岐管と、
    前記分岐管の前記本体と接する側とは対向する側に設けられた筒形状のパイプ部と、からなることを特徴とする掃除機用アタッチメント。
  5. 前記分岐管は、前記本体の中央近傍の外側を貫通して前記本体の内部まで達するとともに先端を蓋で覆われ、前記本体の内側にある前記分岐管の側面には空気孔又は隙間を有することを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1つに記載の掃除機用アタッチメント。
  6. 前記分岐管の上であって前記本体の内部に、側面に孔を有する誘導管を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1つに記載の掃除機用アタッチメント。
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