JP3241003U - 蛇口における注水補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗面台における水栓の蛇口に取付けられ、児童が手洗い等を容易に実行できるように支援する注水補助装置を提供する。【解決手段】蛇口の注水管に着脱自在に取付けられる取付部(1)と、注水管から注出された水を受けて所定方向に流す整流部(2)により構成され、前記取付部(1)は、注水管を上下から挟持した状態で固定手段(5)を介して相互に固定され、前記固定手段は、上下間隔を調節した状態で固定可能とする間隔調節手段(6)を設けており、前記整流部(2)は、連結手段(18)を介して前記取付部(1)に連結され、前記連結手段は、整流部の上下方向の傾斜姿勢を調節可能とする姿勢調節手段(19)を設けている。【選択図】図1

Description

本考案は、洗面台における水栓の蛇口に取付けられ、児童が手洗い等を容易に実行できるように支援する注水補助装置に関する。
一般家庭の洗面台は、標準的な成人の背丈を基準にして台面の高さが設定されており、台面から起立する水栓に蛇口が設けられている。
このため、背丈が低い児童等が給水を受ける際に、手を伸ばすことにより水栓を開閉することはできても、蛇口に手が届き難いため、手洗いや、コップによるうがい等を行うことが困難である。
実用新案登録第3127297号公報
特許文献1は、子供等が使用し易い洗面台を提案している。しかしながら、洗面台それ自体が児童専用に設計されているので、大人には使い勝手が悪いものとなる。
このため、本考案は、現在使用されている一般家庭の洗面台において、簡便に蛇口に取付けるだけで、児童等が給水を受ける際の困難を軽減することができる注水補助装置を提供することを課題としている。
そこで、本考案が手段として構成したところは、洗面台における水栓の蛇口に取付けられる注水補助装置であり、前記蛇口の注水管に着脱自在に取付けられる取付部と、注水管から注出された水を受けて下方に流す整流部により構成され、前記取付部は、注水管を上下から挟持した状態で固定手段を介して相互に固定される上部材と下部材を備え、前記固定手段は、上下部材の上下間隔を調節した状態で固定可能とする間隔調節手段を設けており、前記整流部は、連結手段を介して前記取付部に連結され、前記連結手段は、前記取付部に対する整流部の上下方向の傾斜姿勢を調節可能とする姿勢調節手段を設けて成る点にある。
前記固定手段は、上部材と下部材の一方に設けたスロットに対して、他方に設けた帯板を上下方向に移動自在に挿入すると共に、スロットに設けた係止歯を帯板に設けたラック歯に係止させることにより構成されている。
その際、前記間隔調節手段は、帯板の上下方向に複数のラック歯を列設することにより構成されており、前記帯板を上下移動させることにより前記係止歯を複数から選択されたラック歯に係止させるように構成されている。
前記連結手段は、前記取付部に設けた固定部に対して整流部に設けた回動部を横軸廻りに回動自在に枢結すると共に、前記固定部と回動部の一方に設けた係止歯を他方に設けたラック歯に係止させることにより構成されている。
その際、前記姿勢調節手段は、前記回動方向に複数のラック歯を列設することにより構成されており、前記回動部を回動させることにより前記係止歯を複数から選択されたラック歯に係止させるように構成されている。
本考案によれば、現在使用されている一般家庭の洗面台における蛇口に対して簡便に取付けて使用することが可能であり、注水管から注出された水を整流部により受けると共に、所望の方向に流下させることができる。これにより、背丈が低い児童等の手が届き易くなり、手洗いや、コップによるうがい等を容易に行うことができる。
本考案の実施形態に係る注水補助装置に関して、構成部品を分離した状態を示す斜視図である。 構成部品を組付けた状態を示す斜視図である。 注水補助装置の側面図である。 注水補助装置の断面に関して、(A)は図3のA-A線断面図、(B)は部分拡大図である。 注水補助装置の断面に関して、(A)は図4のB-B線断面図、(B)は部分拡大図である。 異なる型式の蛇口に注水補助装置を取付けた使用状態に関して、(A)は型式の1例を示す側面図、(B)は型式の他例を示す側面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
本考案の注水補助装置は、一般家庭で使用中の洗面台における水栓の蛇口に取付けることにより使用される。
即ち、洗面台や蛇口は、多くの型式のものが提供され使用されているが、図6に例示するように、少なくとも、蛇口は、開閉コックCを備えた柱状の水栓Tから横向きに延びる注水管Pを備え、注水管Pの先端の吐出口Xから水Wを流下させるという基本的構成は相互に共通している。
蛇口に関する限り、図6(A)(B)に示すように、注水管Pの外径や外形の相違、水栓Tからの突出角度の相違があるが、本考案の注水補助装置は、これらの相違に適応して取付けが可能となるように構成されている。
図面に示すように、注水補助装置は、注水管Pに着脱自在に取付けられる取付部1と、注水管から注出された水を受けて下方に流す整流部2により構成されている。
(取付部の構成)
前記取付部1は、蛇口の注水管Pを上下から挟持する上部材3と下部材4を備え、上下部材3、4は、相互に固定手段5を介して固定される。この際、固定手段5は、上部材3と下部材4の上下間隔を調節可能とした状態で固定することができる間隔調節手段6を設けている。
図4に示すように、上部材3は、プラスチックによりほぼ門形の板状に一体形成されており、上板部7の左右両端から帯板8、8を垂設することにより、注水管Pを上から抱持する。
下部材4は、注水管Pの下面に沿う凹曲面を備えた中空状の座部9と、該座部9の左右両端の耳部10、10をプラスチックにより一体に形成されており、耳部10に上下方向に貫通するスロット11を設けている。
そこで、上部材3と下部材4は、帯板8を耳部10のスロット11に上下移動自在に挿通することにより連結され、帯板8とスロット11により前記固定手段5が構成され、該固定手段5に前記間隔調節手段6を設けている。
前記固定手段5は、ラック歯12を設けた帯板8と、係止歯13を設けたスロット11により構成されている。これにより、帯板8をスロット11に挿通した状態で、係止歯13がラック歯12に係止し、帯板8の上下動を阻止した状態で固定することにより、固定手段5が構成される。
前記間隔調節手段6は、複数のラック歯12を帯板8の上下方向に列設することにより構成されている。これにより、帯板8をスロット11に対して上下移動、つまり、上部材3の上板部7と下部材4の座部9の間隔を調節した状態で、係止歯13を複数から選択されたラック歯12に係止させることにより、間隔調節手段6が構成される。
尚、上部材3の上板部7は、正面に向かう表示板14を一体に形成し、子供の人気キャラクター等の図柄や文字を表示できるように構成することが好ましい。
(整流部の構成)
前記整流部2は、浅底の樋形状とされたガイド板15と、該ガイド板15の尾端部に設けられた回動部16をプラスチックにより一体に形成されている。前記回動部16は、前記取付部1の下部材4に設けられた固定部17に対して、連結手段18を介して、回動自在に枢結されており、該連結手段18は、ガイド板15の上下方向の傾斜姿勢を調節可能とする姿勢調節手段19を設けている。
図5に示すように、前記固定部17は、取付部1を構成する下部材4の座部9の両側に垂設された枢支ブラケット17aを備え、該枢支ブラケット17aに枢支孔17bを設けている。そして、前記回動部16は、前記枢支孔17bに回動自在に軸支される枢軸16aを設けている。
この際、前記回動部16の外周面にはラック歯20が設けられ、座部9の下面には係止歯21が設けられており、ガイド板15を所定の下向き姿勢とした状態で、両歯20、21を相互に係止する。
これにより、前記連結手段18は、前記枢軸16aと枢支孔17bを介して回動部16を固定部17に回動自在に枢結すると共に、ラック歯20と係止歯21を係止することにより、ガイド板15を所定の下向き姿勢とされた状態で保持することにより構成されている。
前記姿勢調節手段19は、複数のラック歯20を回動部16の回動方向に列設することにより構成されている。これにより、回動部16を固定部17に対して枢軸16aの廻りに回動、つまり、ガイド板15の上下方向の傾斜姿勢を調節した状態で、係止歯21を複数から選択されたラック歯20に係止させることにより、姿勢調節手段19が構成される。
取付部1を構成する上下部材3、4の固定手段5に関して、図示実施形態は、帯板8を上部材3に設け、スロット11を下部材4に設けているが、反対に、帯板8を下部材4に設け、スロット11を上部材3に設けた構成としても良い。
また、整流部2と取付部1の連結手段18に関して、図示実施形態は、枢軸16aを整流部2に設け、枢支ブラケット17aを取付部1に設けているが、反対に、枢軸16aを取付部1に設け、枢支ブラケット17aを整流部2に設けた構成としても良い。
(作用)
上記のように構成された注水補助装置は、図6に示すように、注水管Pを上下から上部材3と下部材4で挟持することにより、取付部1を蛇口に取付け、該取付部1に連結された整流部2を吐出口Xの下方に位置させることにより使用される。
取付部1の取付けに際して、注水管Pを挟持する上下部材3、4を固定する固定手段5には間隔調節手段6が設けられているので、図6(A)と図6(B)に示すように、注水管Pの外径や外形が相違する蛇口に対して、適応自在に取付け可能である。
図示のように、注水管Pの吐出口Xから流下する水Wは、整流部2のガイド板15により受け取られ、ガイド板15の先端に向けて流されるので、背丈が低い児童等の手が届き易い位置で、手洗いや、コップによるうがい等を容易に行うことができる。
この際、整流部2を取付部1に連結している連結手段18には姿勢調節手段19が設けられているので、ガイド板15の先端に向かう下向き傾斜角度を自在に変更することができる。その結果、図6(A)と図6(B)に示すように、注水管Pの上下方向に向く角度が相違する蛇口に対して、適応自在に取付け可能であり、更に、ユーザの希望に応じて、ガイド板15の傾斜角度を調節することが可能である。
更に、図6に鎖線で示すように、姿勢調節手段19により、ガイド板15を吐出口Xの直下から外れた位置まで回動させれば、注水補助装置を注水管Pに取付けたままの状態で、吐出口Xから流下する水を直接に手指やコップで受け取ることも可能である。従って、児童等が注水補助装置の使用を希望するときだけ、ガイド板15を吐出口Xの直下に位置させれば良く、使用と不使用を簡単に使い分けることもできる。
C コック
T 水栓
P 注水管
X 吐出口
W 水
1 取付部
2 整流部
3 上部材
4 下部材
5 固定手段
6 間隔調節手段
7 上板部
8 帯板
9 座部
10 耳部
11 スロット
12 ラック歯
13 係止歯
14 表示板
15 ガイド板
16 回動部
16a 枢軸
17 固定部
17a 枢支ブラケット
17b 枢支孔
18 連結手段
19 姿勢調節手段
20 ラック歯
21 係止歯

Claims (3)

  1. 洗面台における水栓の蛇口に取付けられる注水補助装置であり、
    前記蛇口の注水管に着脱自在に取付けられる取付部(1)と、注水管から注出された水を受けて所定方向に流す整流部(2)により構成され、
    前記取付部(1)は、注水管を上下から挟持した状態で固定手段(5)を介して相互に固定される上部材(3)と下部材(4)を備え、前記固定手段は、上下部材の上下間隔を調節した状態で固定可能とする間隔調節手段(6)を設けており、
    前記整流部(2)は、連結手段(18)を介して前記取付部(1)に連結され、前記連結手段は、前記取付部に対する整流部の上下方向の傾斜姿勢を調節可能とする姿勢調節手段(19)を設けて成ることを特徴とする蛇口における注水補助装置。
  2. 前記固定手段(5)は、上部材と下部材の一方に設けたスロット(11)に対して、他方に設けた帯板(8)を上下方向に移動自在に挿入すると共に、スロットに設けた係止歯(13)を帯板に設けたラック歯(12)に係止させることにより構成され、
    前記間隔調節手段(6)は、帯板の上下方向に複数のラック歯(12)を列設することにより構成されており、前記帯板を上下移動させることにより前記係止歯を複数から選択されたラック歯に係止させるように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の蛇口における注水補助装置。
  3. 前記連結手段(18)は、前記取付部に設けた固定部(17)に対して整流部に設けた回動部(16)を横軸廻りに回動自在に枢結すると共に、前記固定部と回動部の一方に設けた係止歯(21)を他方に設けたラック歯(20)に係止させることにより構成され、
    前記姿勢調節手段(19)は、前記回動方向に複数のラック歯(20)を列設することにより構成されており、前記回動部を回動させることにより前記係止歯を複数から選択されたラック歯に係止させるように構成されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の蛇口における注水補助装置。
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