JP3240734B2 - ゴミ処理機 - Google Patents
ゴミ処理機Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/30—Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
- B30B9/3003—Details
- B30B9/3035—Means for conditioning the material to be pressed, e.g. paper shredding means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/30—Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
- B30B9/306—Mechanically-driven presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭の台所で発生
するプラスチックゴミ、例えば食品類の包装に使用され
ている容器・ラップ類等を処理するゴミ処理機に関する
ものである。
するプラスチックゴミ、例えば食品類の包装に使用され
ている容器・ラップ類等を処理するゴミ処理機に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】家庭の台所で発生する生ゴミは、粉砕し
て下水へ流すディスポ−ザ処理や、焼却して灰化する焼
却式処理機などが実用化されている。しかし、プラスチ
ックゴミを各家庭で処理するための装置は現在の処実用
化されていないものである。
て下水へ流すディスポ−ザ処理や、焼却して灰化する焼
却式処理機などが実用化されている。しかし、プラスチ
ックゴミを各家庭で処理するための装置は現在の処実用
化されていないものである。
【０００３】以下、図２を用いて従来使用されている焼
却式処理機について説明する。１は生ゴミを収容して処
理する断熱容器、２はマグネトロン、３は導波管であ
る。断熱容器１に入れた生ゴミは、マグネトロン２が発
生した電磁波によって加熱乾燥され、更に燃焼する。４
は二次燃焼室、５はヒータ、６は触媒、７は点火器であ
る。断熱容器１に収容した生ゴミが、乾燥時・燃焼時に
発生する臭気や可燃ガス等は触媒６で酸化分解された
り、二次燃焼室４で加熱分解されて外部に排気される。
８は送風ファンで、外部から吸気した空気を二次燃焼室
４に送っている。なお９はドア、１０は把手である。
却式処理機について説明する。１は生ゴミを収容して処
理する断熱容器、２はマグネトロン、３は導波管であ
る。断熱容器１に入れた生ゴミは、マグネトロン２が発
生した電磁波によって加熱乾燥され、更に燃焼する。４
は二次燃焼室、５はヒータ、６は触媒、７は点火器であ
る。断熱容器１に収容した生ゴミが、乾燥時・燃焼時に
発生する臭気や可燃ガス等は触媒６で酸化分解された
り、二次燃焼室４で加熱分解されて外部に排気される。
８は送風ファンで、外部から吸気した空気を二次燃焼室
４に送っている。なお９はドア、１０は把手である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記した焼却式処理機
はあくまでも生ゴミ焼却用のものである。つまりプラス
チックゴミに対しては、マグネトロン２が加熱源として
有効に作用しないし、またプラスチックを焼却する際に
発生する有毒ガスの処理が必要で、家庭用の機器として
はこの方式での実現は難しいものである。
はあくまでも生ゴミ焼却用のものである。つまりプラス
チックゴミに対しては、マグネトロン２が加熱源として
有効に作用しないし、またプラスチックを焼却する際に
発生する有毒ガスの処理が必要で、家庭用の機器として
はこの方式での実現は難しいものである。
【０００５】しかしながら、近年、家庭の台所において
は、食生活の多様化と生活様式の変化によって食品の包
装容器・ラップ類等のプラスチックゴミの量が増大して
きている。現実にはこれらのプラスチックゴミは、かさ
ばるもので、自治体のゴミの収集日までの保管に頭を悩
ますものとなっている。
は、食生活の多様化と生活様式の変化によって食品の包
装容器・ラップ類等のプラスチックゴミの量が増大して
きている。現実にはこれらのプラスチックゴミは、かさ
ばるもので、自治体のゴミの収集日までの保管に頭を悩
ますものとなっている。
【０００６】本発明は前記問題点に鑑み、家庭の台所等
で発生するプラスチックゴミ類を処理できる簡単な構成
のゴミ処理器を提供することを目的としている。
で発生するプラスチックゴミ類を処理できる簡単な構成
のゴミ処理器を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プラスチックゴミを投入する容器と、こ
の容器上部に開閉可能に設けた蓋体と、前記プラスチッ
クゴミを温風により軟化させるヒ−タ及び送風ファン
と、前記蓋体と容器との境界部に設けた遮蔽板と、前記
容器内に設け軟化したプラスチックを遮蔽板との間で圧
縮処理する上下動可能なプレス板とを備え、プレス板に
よるプラスチックゴミの圧縮処理を加熱により伸張する
形状記憶素子により行うゴミ処理機としたものである。
め、本発明は、プラスチックゴミを投入する容器と、こ
の容器上部に開閉可能に設けた蓋体と、前記プラスチッ
クゴミを温風により軟化させるヒ−タ及び送風ファン
と、前記蓋体と容器との境界部に設けた遮蔽板と、前記
容器内に設け軟化したプラスチックを遮蔽板との間で圧
縮処理する上下動可能なプレス板とを備え、プレス板に
よるプラスチックゴミの圧縮処理を加熱により伸張する
形状記憶素子により行うゴミ処理機としたものである。
【０００８】
【作用】本発明は以下のように作用する。すなわち、一
旦プラスチックゴミを軟化温度まで昇温して軟化し、こ
の状態で形状記憶素子を駆動源としているプレス板によ
って圧縮するものである。こうすることによって、常温
に戻ってもプラスチックゴミは圧縮されたままの形で固
くなり、容積を大幅に減じた形で取り出すことができ
る。また、有毒ガスの発生を伴うことがないものであ
る。
旦プラスチックゴミを軟化温度まで昇温して軟化し、こ
の状態で形状記憶素子を駆動源としているプレス板によ
って圧縮するものである。こうすることによって、常温
に戻ってもプラスチックゴミは圧縮されたままの形で固
くなり、容積を大幅に減じた形で取り出すことができ
る。また、有毒ガスの発生を伴うことがないものであ
る。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図１に示す。１１はプラス
チックゴミを投入する容器で、上部にはヒンジにより開
閉可能な蓋体１２を設けている。蓋体１２の内部には、
温風発生源となるヒータ１３及び送風ファン１４を設け
ている。前記蓋体１２と容器１１との境界部には、通風
孔を有する遮蔽板１５を設けている。１６は容器１１の
下部に設けた上下動可能なプレス板で、容器１１の内面
に沿って上下動可能となっている。２０は容器１１の上
部に設けた排気口である。また２９は蓋体１２を容器１
１に固定する止め金具である。プレス板１６は、同心円
状に組み合わせたコイル状の形状記憶合金等よりなる形
状記憶素子２７とバイアスコイルバネ２８を連結してい
る。形状記憶素子２７は、容器内部の加熱によって所定
の温度に達したときに伸張して、プレス板１６を上方に
押し上げるように作用するものである。またプレス板１
６は多数の小さな通風孔を有していて、容器内部の熱を
前記形状記憶素子２７に供給している。バイアスコイル
バネ２８は、その両端をプレス板１６と容器１１の底面
に連結している。
チックゴミを投入する容器で、上部にはヒンジにより開
閉可能な蓋体１２を設けている。蓋体１２の内部には、
温風発生源となるヒータ１３及び送風ファン１４を設け
ている。前記蓋体１２と容器１１との境界部には、通風
孔を有する遮蔽板１５を設けている。１６は容器１１の
下部に設けた上下動可能なプレス板で、容器１１の内面
に沿って上下動可能となっている。２０は容器１１の上
部に設けた排気口である。また２９は蓋体１２を容器１
１に固定する止め金具である。プレス板１６は、同心円
状に組み合わせたコイル状の形状記憶合金等よりなる形
状記憶素子２７とバイアスコイルバネ２８を連結してい
る。形状記憶素子２７は、容器内部の加熱によって所定
の温度に達したときに伸張して、プレス板１６を上方に
押し上げるように作用するものである。またプレス板１
６は多数の小さな通風孔を有していて、容器内部の熱を
前記形状記憶素子２７に供給している。バイアスコイル
バネ２８は、その両端をプレス板１６と容器１１の底面
に連結している。
【００１０】以下本実施例の動作について説明する。使
用者がプラスチックゴミを容器１１内に投入して図示し
ていないスイッチをオンすると、ヒータ１３及び送風フ
ァン１４が動作を開始する。送風ファン１４は、蓋体１
２と容器１１内部の空気を遮蔽板１５の通風孔を通して
循環させ、ヒータ１３の熱をプラスチックゴミに供給し
ている。ところで家庭から発生するプラスチックゴミは
大部分が、軟化温度１３０℃程度の比較的低温の熱可塑
性のものとなっている。またこの軟化温度は、プラスチ
ックゴミが分解されて有毒ガスが放出される温度より低
いものである。そこで本実施例では、図示していない制
御装置によって容器１１内を前記１３０℃程度を目標に
温度制御しているものである。
用者がプラスチックゴミを容器１１内に投入して図示し
ていないスイッチをオンすると、ヒータ１３及び送風フ
ァン１４が動作を開始する。送風ファン１４は、蓋体１
２と容器１１内部の空気を遮蔽板１５の通風孔を通して
循環させ、ヒータ１３の熱をプラスチックゴミに供給し
ている。ところで家庭から発生するプラスチックゴミは
大部分が、軟化温度１３０℃程度の比較的低温の熱可塑
性のものとなっている。またこの軟化温度は、プラスチ
ックゴミが分解されて有毒ガスが放出される温度より低
いものである。そこで本実施例では、図示していない制
御装置によって容器１１内を前記１３０℃程度を目標に
温度制御しているものである。
【００１１】室温付近ではバイアスコイルバネ２８は、
この収縮力によって形状記憶素子２７のバネ力に打ち勝
ってプレス板１６を下方に引き下げている。この状態で
容器１１内のプラスチックゴミが、ヒ−タ１３と送風フ
ァン１４による熱風によって加熱され始めると、この熱
風はプレス板１６の通風孔あるいはプレス板１６と容器
１１の側壁との隙間を通って、またプレス板１６を介し
た熱伝導によっても形状記憶素子２７を加熱する。
この収縮力によって形状記憶素子２７のバネ力に打ち勝
ってプレス板１６を下方に引き下げている。この状態で
容器１１内のプラスチックゴミが、ヒ−タ１３と送風フ
ァン１４による熱風によって加熱され始めると、この熱
風はプレス板１６の通風孔あるいはプレス板１６と容器
１１の側壁との隙間を通って、またプレス板１６を介し
た熱伝導によっても形状記憶素子２７を加熱する。
【００１２】この形状記憶素子２７の変態設定温度を１
３０℃程度としておけば、容器１１内のプラスチックゴ
ミが加熱軟化される頃と相前後して、形状記憶素子２７
が加熱伸張を起こしてプレス板１６を上方に押し上げる
ものである。つまり、この温度での形状記憶素子２７の
形状記憶に基づく伸張力は、バイアスコイルバネ２８の
引張力よりも大きく設計されており、形状記憶素子２７
の加熱伸張はバイアスコイルバネ２８の引張力に打ち勝
って行われる。こうして容器１１内のプラスチックゴミ
は、圧縮され容積は大幅に減少するものである。
３０℃程度としておけば、容器１１内のプラスチックゴ
ミが加熱軟化される頃と相前後して、形状記憶素子２７
が加熱伸張を起こしてプレス板１６を上方に押し上げる
ものである。つまり、この温度での形状記憶素子２７の
形状記憶に基づく伸張力は、バイアスコイルバネ２８の
引張力よりも大きく設計されており、形状記憶素子２７
の加熱伸張はバイアスコイルバネ２８の引張力に打ち勝
って行われる。こうして容器１１内のプラスチックゴミ
は、圧縮され容積は大幅に減少するものである。
【００１３】こうしてプラスチックゴミの圧縮が終了す
ると、制御装置が作用してヒータ１３の通電を停止す
る。ヒータ１３の通電が停止されれば、容器１１は室温
付近まで自然に冷却される。このため、形状記憶素子２
７も室温付近まで冷却されることになる。形状記憶素子
２７の温度が所定値まで下がると、形状記憶素子２７は
伸張力を失って、バイアスコイルバネ２８による圧縮力
の方が強くなる。従ってプレス板１６は下方に引き下げ
られ、初期状態に戻ることになる。
ると、制御装置が作用してヒータ１３の通電を停止す
る。ヒータ１３の通電が停止されれば、容器１１は室温
付近まで自然に冷却される。このため、形状記憶素子２
７も室温付近まで冷却されることになる。形状記憶素子
２７の温度が所定値まで下がると、形状記憶素子２７は
伸張力を失って、バイアスコイルバネ２８による圧縮力
の方が強くなる。従ってプレス板１６は下方に引き下げ
られ、初期状態に戻ることになる。
【００１４】以上のように本実施例によれば、より簡単
な構成により有毒ガスの発生を伴わない、プラスチック
ゴミの圧縮機を実現するものである。
な構成により有毒ガスの発生を伴わない、プラスチック
ゴミの圧縮機を実現するものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックゴミを投
入する容器と、この容器上部に開閉可能に設けた蓋体
と、前記プラスチックゴミを温風により軟化させるヒ−
タ及び送風ファンと、前記蓋体と容器との境界部に設け
た遮蔽板と、前記容器内に設け軟化したプラスチックを
遮蔽板との間で圧縮処理する上下動可能なプレス板とを
備え、前記プレス板によるプラスチックゴミの圧縮処理
を加熱により伸張する形状記憶素子によって行う構成と
して、家庭の台所において発生するプラスチックゴミ
を、簡単な手段によって圧縮処理でき、有毒ガスを発生
させることなく簡単に処理できるゴミ処理機を提供でき
るものである。
入する容器と、この容器上部に開閉可能に設けた蓋体
と、前記プラスチックゴミを温風により軟化させるヒ−
タ及び送風ファンと、前記蓋体と容器との境界部に設け
た遮蔽板と、前記容器内に設け軟化したプラスチックを
遮蔽板との間で圧縮処理する上下動可能なプレス板とを
備え、前記プレス板によるプラスチックゴミの圧縮処理
を加熱により伸張する形状記憶素子によって行う構成と
して、家庭の台所において発生するプラスチックゴミ
を、簡単な手段によって圧縮処理でき、有毒ガスを発生
させることなく簡単に処理できるゴミ処理機を提供でき
るものである。
【図１】本発明の実施例を示すゴミ処理機の断面図
【図２】従来例である生ゴミ焼却式処理機の断面図
１１ 容器 １２ 蓋体 １３ ヒータ １４ 送風ファン １５ 遮蔽板 １６ プレス板 ２７ 形状記憶素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−317908（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−317909（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−334582（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−23655（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−12758（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B09B 3/00
Claims (1)
- 【請求項１】 プラスチックゴミを投入する容器と、こ
の容器上部に開閉可能に設けた蓋体と、前記プラスチッ
クゴミを温風により軟化させるヒ−タ及び送風ファン
と、前記蓋体と容器との境界部に設けた遮蔽板と、前記
容器内に設け軟化したプラスチックを遮蔽板との間で圧
縮処理する上下動可能なプレス板とを備え、前記プレス
板によるプラスチックゴミの圧縮処理を加熱により伸張
する形状記憶素子により行うゴミ処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05823793A JP3240734B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ゴミ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05823793A JP3240734B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ゴミ処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269761A JPH06269761A (ja) | 1994-09-27 |
| JP3240734B2 true JP3240734B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=13078498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05823793A Expired - Fee Related JP3240734B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | ゴミ処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240734B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008094596A2 (en) * | 2007-01-30 | 2008-08-07 | Staples The Office Superstore, Llc | A shredder |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP05823793A patent/JP3240734B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06269761A (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |