JP3240548U - Seam tightening device - Google Patents
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Abstract
【課題】従来に無い非常に実用的なハゼ締め装置を提供することを目的とする。【解決手段】並設された屋根板材の端部同士を連設して成るハゼ部52をハゼ締めするためのハゼ締め装置であって、装置本体には、屋根板材上を走行移動するための車輪部10と、ハゼ部52を挟持してハゼ締めするハゼ締め部3とが設けられ、ハゼ締め部3は、ハゼ部52を間に配して挟み込む左右の挟持ローラー3A、3Bを有し、電動駆動部の駆動により回動自在に構成されており、ハゼ締め部3のハゼ締めにより推進力を得て装置本体が走行移動するように構成されており、更に、装置本体にはバッテリーが設けられ、ハゼ締め部3のハゼ締めは、バッテリーから供給される電力により行われるものである。【選択図】図6An object of the present invention is to provide a very practical seam tightening device that has not existed in the past. A seam tightening device for seam tightening a seam portion (52) formed by connecting ends of roof plate materials arranged side by side, wherein the device main body includes a device for running and moving on the roof plate material. A wheel portion 10 and a seam tightening portion 3 that pinches and tightens the seam 52 are provided, and the seam tightening portion 3 has left and right sandwiching rollers 3A and 3B that sandwich the seam 52 therebetween. , is configured to be rotatable by driving the electric drive section, and is configured so that the device main body can travel and move by obtaining a propulsive force from the seam tightening of the seam tightening section 3, and furthermore, the device main body is equipped with a battery. The seam tightening of the seam tightening portion 3 is performed by electric power supplied from a battery. [Selection drawing] Fig. 6
Description
本考案は、ハゼ締め装置に関するものである。 The present invention relates to a seam tightening device.
従来から、並設された屋根板材の端部同士を連設して成るハゼ部をハゼ締めするためのハゼ締め装置として、特許文献1に開示されるハゼ締め装置(以下、「従来例」という。)が提案されている。 Conventionally, a seam tightening device disclosed in Patent Document 1 (hereinafter referred to as a "conventional example") is a seam tightening device for seam tightening a seam formed by connecting the ends of roof plate materials arranged side by side. ) has been proposed.
この従来例は、装置本体には、屋根板材上を走行するための車輪部と、ハゼ部を挟持してハゼ締めするハゼ締め部(ハゼ部を間に配して挟み込む左右の挟持ローラー)とが設けられ、ハゼ締め部のハゼ締めにより推進力を得て装置本体が走行移動するように構成されたものである。 In this conventional example, the main body of the device has a wheel portion for running on the roof plate material, and a seam tightening portion (left and right sandwiching rollers that sandwich the seam portion) that sandwiches the seam portion and tightens the seam. is provided, and the device main body is configured to travel and move by obtaining a propulsive force from the seam tightening of the seam tightening portion.
ところで、従来例は、電動駆動部に電力を供給する電源コードが接続されているが、この電源コードに足を引っ掛けてしまう場合があるなど、特に高所で足場の悪い場所(畝形状連設部が並設された凹凸作業面)でのハゼ締めは危険であり、しかも、施工範囲が広い場合では長い電源コードが必要となり、取り扱い性が悪いなどの問題点がある。 By the way, in the conventional example, a power cord that supplies power to the electric drive unit is connected. Seam tightening on an uneven work surface where parts are arranged side by side) is dangerous, and if the work area is wide, a long power cord is required, which poses problems such as poor handling.
本考案は、前述した問題点について鑑みてなされたものであり、従来に無い非常に実用的なハゼ締め装置を提供する。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problems, and provides a highly practical seam tightening device that has not existed in the past.
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。 The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
並設された屋根板材51の端部同士を連設して成るハゼ部52をハゼ締めするためのハゼ締め装置であって、装置本体1には、前記屋根板材51上を走行移動するための車輪部10と、前記ハゼ部52を挟持してハゼ締めするハゼ締め部3とが設けられ、前記ハゼ締め部3のハゼ締めにより推進力を得て前記装置本体1が走行移動するように構成されており、更に、前記装置本体1にはバッテリー5が設けられ、前記ハゼ締め部3のハゼ締めは、前記バッテリー5から供給される電力により行われる構成であることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
A seam tightening device for seam tightening of a
また、請求項1記載のハゼ締め装置において、前記ハゼ締め部3は、前記ハゼ部52を間に配して挟み込む左右の挟持ローラー3A,3Bを有し、この挟持ローラー3A,3Bを電動駆動部4の駆動により回動自在に設けて構成されており、前記電動駆動部4の駆動で回動する前記挟持ローラー3A,3Bが前記ハゼ部52を挟持してハゼ締めすることにより推進力を得て前記装置本体1が走行移動するように構成されていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
In the seam tightening device according to claim 1, the
また、請求項2記載のハゼ締め装置において、前記電動駆動部4を操作する操作部6を有し、この操作部6は前記電動駆動部4を遠隔操作可能な有線リモコン若しくは無線リモコンで構成されていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
Further, the seam tightening device according to
また、請求項1~3いずれか1項に記載のハゼ締め装置において、前記装置本体1には、前記屋根板材51を検知するセンサー部7が設けられ、このセンサー部7は、前記装置本体1の走行移動時に前記屋根板材51が途切れて該屋根板材51の端部に到達したことを確知するように構成されていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
In addition, in the seam tightening device according to any one of claims 1 to 3, the device main body 1 is provided with a
また、請求項4記載のハゼ締め装置において、前記センサー部7で前記屋根板材51の端部に到達したことを確知した場合、前記装置本体1の走行が停止するように構成されていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
Further, in the seam tightening device according to
また、請求項4記載のハゼ締め装置において、前記センサー部7は前記装置本体1の前端部及び後端部夫々に設けられていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
The seam tightening device according to
また、請求項5記載のハゼ締め装置において、前記センサー部7は前記装置本体1の前端部及び後端部夫々に設けられていることを特徴とするハゼ締め装置に係るものである。
The seam tightening device according to
本考案は上述のように構成したから、ハゼ締め作業が安全且つ良好に行えるなど、従来にない非常に実用性のあるハゼ締め装置となる。 Since the present invention is configured as described above, the seam tightening device can be performed safely and satisfactorily.
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。 A preferred embodiment of the present invention will be briefly described with reference to the drawings showing the operation of the present invention.
装置本体1に設けられたハゼ締め部3でハゼ部52をハゼ締めする。この際、ハゼ締め部3のハゼ締めにより推進力を得て装置本体1が走行移動する。
A
ところで、本考案は、装置本体1にはバッテリー5が設けられ、ハゼ締め部3のハゼ締めは、バッテリー5から供給される電力により行われる構成である。
By the way, according to the present invention, the device main body 1 is provided with the
従って、前述した従来例のような作業に支障を来す原因となる(足元の邪魔となる)電源コードの無い所謂コードレス構造であるから、ハゼ締め作業が安全に行え、しかも、取り扱い性が良い為、ハゼ締め作業が良好に行える。 Therefore, since it is a so-called cordless structure that does not have a power cord that causes trouble in the work (obstructs the foot) like the conventional example described above, the seam tightening work can be performed safely and is easy to handle. Therefore, seam tightening work can be performed satisfactorily.
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。 A specific embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施例は、並設された屋根板材51(折板屋根材)の端部同士を連設して成るハゼ部52をハゼ締めするためのハゼ締め装置Xであって、装置本体1には、屋根板材51上を走行移動するための車輪部10と、ハゼ部52を挟持してハゼ締めするハゼ締め部3とが設けられ、ハゼ締め部3のハゼ締めにより推進力を得て装置本体1が走行移動するように構成されている。尚、本実施例は、隣接する屋根板材51の端部同士で形成される畝形状連設部51aの上部に設けられるハゼ部52として、図5に図示したようにコ字状の下ハゼ部52aに上ハゼ部52bを外側上方から覆い重ねて構成するタイプのハゼ部52をハゼ締めする対象としているが、これに限らないのは勿論である。
This embodiment is a seam tightening device X for tightening a
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。 Hereinafter, detailed description will be given of each component of the configuration according to the present embodiment.
装置本体1は、図1に図示したように適宜な金属部材で形成された直方体形状のケース体であり、前後左右の四隅には脚体1aが垂設されている。
As shown in FIG. 1, the apparatus main body 1 is a rectangular parallelepiped case body made of a suitable metal member, and
この脚体1aは、装置本体1に取付部材2を介して上下左右方向に可動自在に設けられている。
The
具体的には、取付部材2は、図1に図示したように装置本体1に上下方向に移動自在に設けられる第一部材2aと、この第一部材2aに水平方向(装置本体1の左右方向)に移動自在に設けられる第二部材2bとで構成されており、この第二部材2bに脚体1aが垂設されている。
Specifically, as shown in FIG. 1, the
従って、左右の脚体1a同士の間隔を並設された屋根板材51の端部同士で形成される畝形状連設部51aの幅と高さに合わせて可変することができ、よって、装置本体1(後述するハゼ締め部3)の位置をハゼ締めできる位置に調整することができる。
Therefore, the interval between the left and
また、各脚体1aの下端部には車輪部10(キャスター)が設けられており、この車輪部10は畝形状連設部51a同士間の溝底面に接地して走行移動可能となる。
A wheel portion 10 (caster) is provided at the lower end portion of each
また、装置本体1にはハゼ締め部3が設けられている。
Further, the device main body 1 is provided with a
このハゼ締め部3は、図2,3に図示したようにハゼ部52を間に配して挟み込む左右の挟持ローラー3A,3Bを有し、この挟持ローラー3A,3Bを電動駆動部4の駆動により回動自在に設けて構成されており、電動駆動部4の駆動で回動する挟持ローラー3A,3Bがハゼ部52を挟持してハゼ締めすることにより推進力を得て装置本体1が走行移動するように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
具体的には、本実施例は、装置本体1の左側部位に前後方向に列を成して並設される3つの挟持ローラー3Aと、この左側の挟持ローラー3Aと対向位置にして装置本体1の右側部位に前後方向に列を成して並設される3つの挟持ローラー3Bが設けられており、この左右の挟持ローラー3A,3Bは、いずれも装置本体1に回動自在に垂設される6本の回転軸8夫々の下端部(同一高さ位置)に設けられている。
Specifically, in this embodiment, three
左側の挟持ローラー3Aは、図3に図示したように適宜な金属製の部材で形成された円盤形状体であり、装置本体1の中央に位置する左中央挟持ローラー3A’と、この左中央挟持ローラー3A’の前後に位置する左前方挟持ローラー3A”及び左後方挟持ローラー3A”とが設けられ、この左前方挟持ローラー3A”及び左後方挟持ローラー3A”夫々の周縁部にはゴム製の環状部材3aが被嵌されている。尚、左前方挟持ローラー3A”と左後方挟持ローラー3A”の外径は同一であり、左中央挟持ローラー3A’の外径は、左前方挟持ローラー3A”及び左後方挟持ローラー3A”の外径と略同一(左中央挟持ローラー3A’が僅かに径小)である。
The left nipping
また、左側の挟持ローラー3A(左前方挟持ローラー3A”,左中央挟持ローラー3A’及び左後方挟持ローラー3A”)は、その周縁部がハゼ部52における上ハゼ部52bの鉛直状基端部を抑えて支承する鉛直形状に設けられている。
In addition, the left
右側の挟持ローラー3Bは、図3に図示したように適宜な金属製の部材で形成された円盤形状体であり、装置本体1の中央に位置する右中央挟持ローラー3B’と、この右中央挟持ローラー3B’の前後に位置する右前方挟持ローラー3B”及び右後方挟持ローラー3B”とが設けられている。尚、右前方挟持ローラー3B”と右後方挟持ローラー3B”の外径は同一であり、右中央挟持ローラー3B’の外径は、右前方挟持ローラー3B”及び右後方挟持ローラー3B”の外径はよりも径大である。
The right-
また、右側の挟持ローラー3B(右前方挟持ローラー3B”,右中央挟持ローラー3B’及び右後方挟持ローラー3B”)は、その周縁部がハゼ部52における上ハゼ部52bの先端部を折り曲げて下ハゼ部52aの内方に折り込み変形させる形状に設けられており、右中央挟持ローラー3B’は、右前方挟持ローラー3B”及び右後方挟持ローラー3B”に比して、更にハゼ部52に接近することで、上ハゼ部52bを下ハゼ部52aの内奥へ押し込み変形させる末広がりの階段形状に設けられている。
In addition, the
また、左側の挟持ローラー3A(左前方挟持ローラー3A”,左中央挟持ローラー3A’及び左後方挟持ローラー3A”)と、右側の挟持ローラー3B(右前方挟持ローラー3B”,右中央挟持ローラー3B’及び右後方挟持ローラー3B”)とは、ハゼ部52のハゼ締めに適した間隔を介して対向位置に設けられている。
Also,
即ち、左前方挟持ローラー3A”及び左後方挟持ローラー3A”と、これに対向する右前方挟持ローラー3B”及び右後方挟持ローラー3B”との間隔L1は、同一であり、ハゼ部52を僅かにハゼ締めする(上ハゼ部52bを僅かに内方へ変形させる)間隔に設定され、左中央挟持ローラー3A’と右中央挟持ローラー3B’との間隔L2は、ハゼ部52を完全にハゼ締めする(上ハゼ部52bを大きく内奥へ変形させる)間隔、即ち、間隔L1>間隔L2に設定されている。
That is, the distance L1 between the left
また、本実施例は、左側の挟持ローラー3A(左前方挟持ローラー3A”,左中央挟持ローラー3A’及び左後方挟持ローラー3A”)に対して右側の挟持ローラー3B(右前方挟持ローラー3B”,右中央挟持ローラー3B’及び右後方挟持ローラー3B”)を離反方向に可動する図示省略の離反機構が設けられており、装置本体1の側方に設けた操作レバー11の操作により右側の挟持ローラー3Bは左側の挟持ローラー3Aに対して接離移動可能に構成されている。
In addition, in this embodiment, the
従って、左右の挟持ローラー3A,3B同士の間にハゼ部52を配する作業が簡易に且つ良好に行うことができる。
Therefore, the operation of arranging the
また、ハゼ締め部3は、後述する電動駆動部4の動力を各挟持ローラー3A,3Bに伝動する伝動構造が設けられている。
Further, the
この伝動構造は、図2に図示したように電動駆動部4の駆動軸4a(原動軸)と傘歯車部12を介して連設する被動軸9(従動軸)を装置本体1に回動自在に設け、この被動軸9の回動をチェーン13・スプロケット14と平歯車部15を介して前述した各挟持ローラー3A,3Bが設けられる6本の回転軸8に伝動するように構成されている。
In this transmission structure, as shown in FIG. 2, a driven shaft 9 (driven shaft) connected to the
具体的には、装置本体1には、右前方挟持ローラー3B”を下端部に有する第一回転軸8aと、右中央挟持ローラー3B’を下端部に有する第二回転軸8bと、右後方挟持ローラー3B”を下端部に有する第三回転軸8cと、左前方挟持ローラー3A”を下端部に有する第四回転軸8dと、左中央挟持ローラー3A’を下端部に有する第五回転軸8eと、左後方挟持ローラー3A”を下端部に有する第六回転軸8fとが設けられ、被動軸9に設けたスプロケット14と第一回転軸8aの上端部に設けたスプロケット14にチェーン13が巻架され、第一回転軸8aの中間部に設けたスプロケット14と第二回転軸8bの中間部に設けたスプロケット14にチェーン13が巻架され、第二回転軸8bの上端部に設けたスプロケット14と第三回転軸8cの上端部に設けたスプロケット14にチェーン13が巻架され、第四回転軸8dの上端部に設けたスプロケット14と第五回転軸8eの中間部に設けたスプロケット14にチェーン13が巻架され、第五回転軸8eの上端部に設けたスプロケット14と第六回転軸8fの上端部に設けたスプロケット14にチェーン13が巻架され、更に、第二回転軸8bの中間部に設けた小歯車15aと第五回転軸8eの中間部に設けた大歯車15bとが噛み合わされている。この小歯車15aと大歯車15bとで平歯車部15が構成されている。
Specifically, the device main body 1 includes a first rotating shaft 8a having a right
従って、電動駆動部4の駆動により被動軸9が回転すると、第一回転軸8aと第二回転軸8bと第三回転軸8cはチェーン13・スプロケット14を介して被動軸9の回転方向と同一方向に回転し、この第二回転軸8bが回転すると、第五回転軸8eは平歯車部15を介して第二回転軸8eと逆方向に回転し、この第五回転軸8eが回転すると、第四回転軸8dと第六回転軸8fはチェーン13・スプロケット14を介して第五回転軸8eと同一方向に回転する。
Therefore, when the driven
つまり、ハゼ締め部3は、左側の挟持ローラー3A(第一回転軸8aと第二回転軸8bと第三回転軸8c)の回転方向と、右側の挟持ローラー3B(第四回転軸8dと第五回転軸8eと第六回転軸8f)の回転方向は逆方向となるように構成され、電動駆動部4の駆動軸4aの回転方向を正逆切り替えることで、この左右の挟持ローラー3A,3Bの回転方向を可変することができ、この左右の挟持ローラー3A,3Bが回転することでハゼ締めが行われ、且つ、このハゼ締め部3のハゼ締めにより推進力を得て装置本体1が走行移動するように構成されている。
That is, the
電動駆動部4は、図1,2に図示したように装置本体1の上部に設けられたハウジング4’内に正逆回転モーター(図示省略)を内蔵したものであり、後述する操作部6の操作による正逆回転モーターの作動により駆動軸4aは正逆回転自在に設けられている。
1 and 2, the
また、装置本体1(ハウジング4’)には充電式のバッテリー5が着脱自在(取替自在)に設けられ、このバッテリー5から供給される電力により正逆回転モーターは作動するように構成されている。
In addition, a
また、電動駆動部4(正逆回転モーター)は、操作部6により停止操作した際、瞬時に惰性回転せずに停止するブレーキ機能を備えている。 In addition, the electric drive unit 4 (forward/reverse rotation motor) has a brake function to stop without inertial rotation instantaneously when the operation unit 6 is operated to stop.
従って、作業者は狙った位置でハゼ締め装置Xを停止することができる。尚、このブレーキ機能は、車輪部10にブレーキ構造を設けるなど、正逆回転モーターの停止に限られるものではない。
Therefore, the operator can stop the seam tightening device X at the target position. Note that this braking function is not limited to stopping the forward/reverse rotation motor, such as by providing a braking structure in the
操作部6は、電動駆動部4(正逆回転モーター)を遠隔操作可能な有線リモコンで構成されている。尚、この操作部6は、無線リモコン(専用リモコンや携帯端末)でも良い。 The operation unit 6 is composed of a wired remote controller capable of remotely operating the electric drive unit 4 (forward/reverse rotation motor). Incidentally, the operation unit 6 may be a radio remote controller (dedicated remote controller or portable terminal).
符号6aは操作ボタン、6bは正逆切り替えスイッチである。 Reference numeral 6a is an operation button, and 6b is a forward/reverse switching switch.
また、装置本体1の前端部及び後端部夫々には、屋根板材51を検知するセンサー部7(例えばレーザー距離計)が設けられ、このセンサー部7は、装置本体1の走行移動時に屋根板材51が途切れて該屋根板材51の端部に到達したことを確知するように構成されている(図8参照)。
A sensor unit 7 (for example, a laser rangefinder) for detecting the
また、本実施例は、センサー部7で屋根板材51の端部に到達したことを確知した場合、操作部6の操作と関係なく走行停止するように電動駆動部4は構成されており、その他、警告音が鳴ったり警告灯が点灯するようにしても良い。
In addition, in this embodiment, the
従って、万一の誤操作が起きた場合に、装置本体1が屋根板材51が落下することを確実に防止することができる。
Therefore, in the unlikely event that an erroneous operation occurs, the device main body 1 can reliably prevent the
符号16は装置本体1を持ち上げ移動する際に握持するコ字状の把手部であり、この左右の両把持部16間に雨避け用のシート等を架設して、電動駆動部4やバッテリー5や伝動構造などが濡れないようにしたり、その他用途にも適用し得るものである。
以上の構成から成る本実施例に係るハゼ締め装置Xを用いたハゼ締め作業について説明する。尚、本実施例では、ハゼ部52における屋根板材51の先端縁から内側所定位置までの領域(図4中のA)は、予め公知の手動式ハゼ締め具を用いてハゼ締めしている。
A seam tightening operation using the seam tightening device X according to the present embodiment having the above configuration will be described. In this embodiment, a region (A in FIG. 4) from the leading edge of the
先ず、ハゼ締め装置Xを屋根板材51上の所定位置にセットする。
First, the seam tightening device X is set at a predetermined position on the
具体的には、装置本体1を畝形状連設部51aに対して跨いだ状態(左右の挟持ローラー3A,3Bの間にハゼ部52を配した状態)とし、操作レバー11を操作して右側の挟持ローラー3Bを左側の挟持ローラー3Aに対して接近移動させると、この左右の挟持ローラー3A,3Bでハゼ部52を挟み込むことになる。
Specifically, the apparatus main body 1 is put in a state straddling the ridge-shaped connecting
続いて、操作部6の操作ボタン6aを押し操作すると、電動駆動部4は作動して左右の挟持ローラー3A,3Bが回転し、ハゼ部52を挟持してハゼ締めすることにより推進力を得て装置本体1が走行移動する。この際、左右の挟持ローラー3A,3Bのうち、まずは進行方向前方側に位置する左右の挟持ローラー(例えば左前方挟持ローラー3A”と右前方挟持ローラー3B”)でハゼ部52を僅かにハゼ締め(上ハゼ部52bを僅かに内方へ変形)し(図5,6参照)、続いて、進行方向中央に位置する左右の挟持ローラー(左中央挟持ローラー3A’と右中央挟持ローラー3B’)でハゼ部52を完全にハゼ締め(上ハゼ部52bを大きく内奥へ変形)する(図7参照)。また、万一、誤操作等により必要以上にハゼ締め装置Xが進んでセンサー部7で屋根板材51の端部に到達したことを確知した場合、電動駆動部4が作動停止することでハゼ締め装置Xは自動停止する(図8参照)。
Subsequently, when the operation button 6a of the operation unit 6 is pressed, the
一の畝形状連設部51aにおけるハゼ部52のハゼ締めが完了した後、操作レバー11を操作して右側の挟持ローラー3Bを左側の挟持ローラー3Aに対して離反移動させると、この左右の挟持ローラー3A,3Bによいハゼ部52の挟み込みが解除され、把手部16を握持してハゼ締め装置Xを持ち上げ、隣接する他の畝形状連設部51aの所定位置にセットする。
After completing the seam tightening of the
この状態で、操作部6の正逆切り替えスイッチ6bで駆動軸4aの回転方向を正逆切り替え操作し、操作ボタン6aを押し操作すると、電動駆動部4は作動して左右の挟持ローラー3A,3Bが回転し、ハゼ部52を挟持してハゼ締めすることにより推進力を得て装置本体1が走行移動する。この際、左右の挟持ローラー3A,3Bのうち、まずは進行方向前方側に位置する左右の挟持ローラー(例えば左後方挟持ローラー3A”と右後方挟持ローラー3B”)でハゼ部52を僅かにハゼ締め(上ハゼ部52bを僅かに内方へ変形)し、続いて、進行方向中央に位置する左右の挟持ローラー(左中央挟持ローラー3A’と右中央挟持ローラー3B’)でハゼ部52を完全にハゼ締めする。もしバッテリー5の残量が所定値以下となった場合、他のバッテリー5と取替すれば良い。
In this state, when the rotation direction of the
以上のように、全ての畝形状連設部51aにおけるハゼ部52が完了するまで同様な作業を行う。
As described above, similar operations are performed until the
本実施例は上述のように構成したから、前述した従来例のような作業に支障を来す原因となる(足元の邪魔となる)電源コードの無い所謂コードレス構造であるから、ハゼ締め作業が安全に行え、しかも、取り扱い性が良い為、ハゼ締め作業が良好に行える。 Since the present embodiment is configured as described above, it has a so-called cordless structure that does not have a power cord that causes trouble in the work (obstructs the feet) like the conventional example described above, so that the seam tightening work can be performed. Since it can be performed safely and is easy to handle, seam tightening work can be performed satisfactorily.
また、本実施例は、ハゼ締め部3は、ハゼ部52を間に配して挟み込む左右の挟持ローラー3A,3Bを有し、この挟持ローラー3A,3Bを電動駆動部4の駆動により回動自在に設けて構成されており、電動駆動部4の駆動で回動する挟持ローラー3A,3Bがハゼ部52を挟持してハゼ締めすることにより推進力を得て装置本体1が走行移動するように構成されているから、ハゼ締めと走行を兼用した極めて効率の良い構造となる。
In this embodiment, the
また、本実施例は、電動駆動部4を操作する操作部6を有し、この操作部6は電動駆動部4を遠隔操作可能な有線リモコン若しくは無線リモコンで構成されているから、装置本体に操作部が設けられる従来例に比し、安全にハゼ締めを行なうことができる。
Further, this embodiment has an operation unit 6 for operating the
また、本実施例は、装置本体1には、屋根板材51を検知するセンサー部7が設けられ、このセンサー部7は、装置本体1の走行移動時に屋根板材51が途切れて該屋根板材51の端部に到達したことを確知するように構成されているから、万一の誤操作等に対応することができる。
Further, in this embodiment, the device body 1 is provided with a
また、本実施例は、センサー部7で屋根板材51の端部に到達したことを確知した場合、走行停止するように構成されているから、この点においても万一の誤操作等に対応することができる。
Also, in this embodiment, when the
また、本実施例は、センサー部7は装置本体1の前端部及び後端部夫々に設けられているから、この点においても万一の誤操作等に対応することができる。
Further, in this embodiment, since the
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。 It should be noted that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
1 装置本体
3 ハゼ締め部
3A 挟持ローラー
3B 挟持ローラー
4 電動駆動部
5 バッテリー
6 操作部
7 センサー部
10 車輪部
51 屋根板材
52 ハゼ部
REFERENCE SIGNS LIST 1 device
10 wheels
51 Roofing Boards
52 Seam
Claims (7)
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