JP3240434B2 - 卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器 - Google Patents
卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器Info
- Publication number
- JP3240434B2 JP3240434B2 JP17479796A JP17479796A JP3240434B2 JP 3240434 B2 JP3240434 B2 JP 3240434B2 JP 17479796 A JP17479796 A JP 17479796A JP 17479796 A JP17479796 A JP 17479796A JP 3240434 B2 JP3240434 B2 JP 3240434B2
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- Japan
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- sensor
- housing
- air
- wall
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- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度センサ等の雰
囲気センサを内蔵したワイヤレス送信装置などに適用し
て好適な卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器に関する。
囲気センサを内蔵したワイヤレス送信装置などに適用し
て好適な卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ビルディング等においては、
空調用制御装置の運転、停止、温度設定等をワイヤレス
の送信装置と受信装置によって行なっている（例：特開
平３−６９３５号公報）。このため、赤外線センサを内
蔵したワイヤレス受信装置を室内の天井に埋め込み、こ
のワイヤレス受信装置にワイヤレス送信装置からの赤外
線による送信情報を送信すると、この送信情報と空調用
制御装置からの入力情報とを比較処理し、その処理結果
に基づく制御信号を空調用制御装置に出力して、運転、
停止、風量制御等を行うようにしている。
空調用制御装置の運転、停止、温度設定等をワイヤレス
の送信装置と受信装置によって行なっている（例：特開
平３−６９３５号公報）。このため、赤外線センサを内
蔵したワイヤレス受信装置を室内の天井に埋め込み、こ
のワイヤレス受信装置にワイヤレス送信装置からの赤外
線による送信情報を送信すると、この送信情報と空調用
制御装置からの入力情報とを比較処理し、その処理結果
に基づく制御信号を空調用制御装置に出力して、運転、
停止、風量制御等を行うようにしている。
【０００３】ワイヤレス送信装置は、空調用制御装置に
用いられるものとして構成されることにより、図４に示
すように前端部が発信部兼用のセンサ収納部３、後端部
が把持部４を形成するハウジング２を備えている。ハウ
ジング２は、表面に運転／停止キー５および室温設定キ
ー６が設けられ、内部に液晶表示装置７、図示しない電
源、温度センサ、温度センサからの各種情報を処理する
マイクロプロセッサ（以下、ＭＰＵという）、駆動回路
等が設けられたプリント配線基板、赤外線発光部として
の発光ダイオード（ＬＥＤ）等を収納している。
用いられるものとして構成されることにより、図４に示
すように前端部が発信部兼用のセンサ収納部３、後端部
が把持部４を形成するハウジング２を備えている。ハウ
ジング２は、表面に運転／停止キー５および室温設定キ
ー６が設けられ、内部に液晶表示装置７、図示しない電
源、温度センサ、温度センサからの各種情報を処理する
マイクロプロセッサ（以下、ＭＰＵという）、駆動回路
等が設けられたプリント配線基板、赤外線発光部として
の発光ダイオード（ＬＥＤ）等を収納している。
【０００４】このような構造からなるワイヤレス送信装
置８は、不使用時において卓上または壁面に設置されて
いる。使用時にハウジング２の把持部４を把持してセン
サ収納部３を図示しないワイヤレス受信装置に向けて運
転／停止キー５を操作し運転の開始を指示すると、その
指示情報が駆動回路に送られてＬＥＤを点灯させ、この
ＬＥＤからの赤外線が送信情報として発射される。この
発射された送信情報はワイヤレス受信装置の赤外線受光
素子によって受光され、この受光された送信情報がワイ
ヤレス受信装置に内蔵されているＭＰＵおよび通信イン
ターフェースによって空調用制御装置に送られ、空調運
転が開始される。同様にして室温設定キー４を操作する
と、ＬＥＤが点灯して室内の設定温度を上昇または下降
方向に変更することができ、このときの設定温度を液晶
表示装置７によって表示する。なお、温度設定後、液晶
表示装置７は室温を表示する。また、空調用制御装置の
運転を停止させるときには、運転／停止キー５を操作す
ればよい。
置８は、不使用時において卓上または壁面に設置されて
いる。使用時にハウジング２の把持部４を把持してセン
サ収納部３を図示しないワイヤレス受信装置に向けて運
転／停止キー５を操作し運転の開始を指示すると、その
指示情報が駆動回路に送られてＬＥＤを点灯させ、この
ＬＥＤからの赤外線が送信情報として発射される。この
発射された送信情報はワイヤレス受信装置の赤外線受光
素子によって受光され、この受光された送信情報がワイ
ヤレス受信装置に内蔵されているＭＰＵおよび通信イン
ターフェースによって空調用制御装置に送られ、空調運
転が開始される。同様にして室温設定キー４を操作する
と、ＬＥＤが点灯して室内の設定温度を上昇または下降
方向に変更することができ、このときの設定温度を液晶
表示装置７によって表示する。なお、温度設定後、液晶
表示装置７は室温を表示する。また、空調用制御装置の
運転を停止させるときには、運転／停止キー５を操作す
ればよい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の空調制
御装置におけるワイヤレス送信装置８においては、ハウ
ジング２のセンサ収納部内に配設した温度センサに室内
の空気を導くために、ハウジング２の前面および背面ま
たは両側面に通気口を形成していた。しかしながら、こ
のような通気口は、ワイヤレス送信装置８を壁面に設置
した状態において微風などの自然な空気の流れに対して
適切に形成されているとはいい難く、室内温度を正確に
測定できないという問題があった。その理由は、ハウジ
ングの表面に通風口を開口させておいても微風などの空
気はハウジング２の表面に沿って上昇するため、通気口
からセンサ収納部３内に流入し難いからである。特に、
空気は壁面に沿って上昇するため、ハウジング２の両側
面に通気口を形成したものにおいては一層流入し難い。
御装置におけるワイヤレス送信装置８においては、ハウ
ジング２のセンサ収納部内に配設した温度センサに室内
の空気を導くために、ハウジング２の前面および背面ま
たは両側面に通気口を形成していた。しかしながら、こ
のような通気口は、ワイヤレス送信装置８を壁面に設置
した状態において微風などの自然な空気の流れに対して
適切に形成されているとはいい難く、室内温度を正確に
測定できないという問題があった。その理由は、ハウジ
ングの表面に通風口を開口させておいても微風などの空
気はハウジング２の表面に沿って上昇するため、通気口
からセンサ収納部３内に流入し難いからである。特に、
空気は壁面に沿って上昇するため、ハウジング２の両側
面に通気口を形成したものにおいては一層流入し難い。
【０００６】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、壁面
に取り付けた状態において壁面に沿って上昇する室内空
気が流入し易く、室内温度等を正確に検出し得るように
した卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器を提供することに
ある。
ためになされたもので、その目的とするところは、壁面
に取り付けた状態において壁面に沿って上昇する室内空
気が流入し易く、室内温度等を正確に検出し得るように
した卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ハウジング内に雰囲気センサを収納し卓上
または壁面に設置される卓上兼壁面取付型センサ内蔵機
器において、壁面に設置された状態におけるハウジング
の上部をセンサ収納部として前記雰囲気センサを配設
し、このハウジングの前面上端部に前記センサ収納部に
連通する通気口を形成し、背面上端部にフック用凹部を
設けるとともに、この凹部内に前記センサ収納部に連通
する連通孔を設けたことを特徴とする。また、本発明
は、雰囲気センサが温度センサであることを特徴とす
る。
に本発明は、ハウジング内に雰囲気センサを収納し卓上
または壁面に設置される卓上兼壁面取付型センサ内蔵機
器において、壁面に設置された状態におけるハウジング
の上部をセンサ収納部として前記雰囲気センサを配設
し、このハウジングの前面上端部に前記センサ収納部に
連通する通気口を形成し、背面上端部にフック用凹部を
設けるとともに、この凹部内に前記センサ収納部に連通
する連通孔を設けたことを特徴とする。また、本発明
は、雰囲気センサが温度センサであることを特徴とす
る。
【０００８】本発明において、センサ内蔵機器を壁面に
取り付けた状態において、壁面に沿って上昇する空気は
ハウジングのフック用凹部において分流し連通孔を通っ
てセンサ収納部内に流入する。雰囲気センサとしては、
温度センサ、ＣＯ2 センサ、煙センサ等が用いられる。
温度センサを用いた場合、センサ収納部内に流入する空
気の温度を検出する。
取り付けた状態において、壁面に沿って上昇する空気は
ハウジングのフック用凹部において分流し連通孔を通っ
てセンサ収納部内に流入する。雰囲気センサとしては、
温度センサ、ＣＯ2 センサ、煙センサ等が用いられる。
温度センサを用いた場合、センサ収納部内に流入する空
気の温度を検出する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図１は本発明を空調制
御装置のワイヤレス送信装置に適用した実施の形態を示
す正面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は壁面に
取付ける様子を示す斜視図である。なお、従来技術の欄
で示した構成部材等と同一のものについては同一符号を
もって示し、その説明を適宜省略する。これらの図にお
いて、ワイヤレス送信装置１０はハウジング２を備え、
その内部に液晶表示装置７、電源１１、プリント配線基
板１２、赤外線発光部としてのＬＥＤ１３、室内温度を
検出する温度センサ１４等を収納している。
形態に基づいて詳細に説明する。図１は本発明を空調制
御装置のワイヤレス送信装置に適用した実施の形態を示
す正面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は壁面に
取付ける様子を示す斜視図である。なお、従来技術の欄
で示した構成部材等と同一のものについては同一符号を
もって示し、その説明を適宜省略する。これらの図にお
いて、ワイヤレス送信装置１０はハウジング２を備え、
その内部に液晶表示装置７、電源１１、プリント配線基
板１２、赤外線発光部としてのＬＥＤ１３、室内温度を
検出する温度センサ１４等を収納している。
【００１０】前記ハウジング２は、合成樹脂によって形
成され複数個の係止片１５と係合凹部との係合によって
両端部および中央部が一体的に結合された第１のケース
２Ａと第２のケース２Ｂによって全体が細長い棒状に形
成されている。このハウジング２は、壁面に設置された
状態において下端側となる基部が使用時に手で把持され
る把持部４を形成し、内部が３つの仕切壁１６，１７，
１８によって下から電源収納部１９，基板収納部２０、
表示装置収納部２１およびセンサ収納部３に仕切られて
いる。電源収納部１９をハウジング２の把持部４側に設
けて電源１１を収納すると、ワイヤレス送信装置１０の
重心位置を把持部４側とすることができるので、安定し
た状態で把持して使用することができる。電源１１とし
ては、１．５Ｖの乾電池が２つ使用される。
成され複数個の係止片１５と係合凹部との係合によって
両端部および中央部が一体的に結合された第１のケース
２Ａと第２のケース２Ｂによって全体が細長い棒状に形
成されている。このハウジング２は、壁面に設置された
状態において下端側となる基部が使用時に手で把持され
る把持部４を形成し、内部が３つの仕切壁１６，１７，
１８によって下から電源収納部１９，基板収納部２０、
表示装置収納部２１およびセンサ収納部３に仕切られて
いる。電源収納部１９をハウジング２の把持部４側に設
けて電源１１を収納すると、ワイヤレス送信装置１０の
重心位置を把持部４側とすることができるので、安定し
た状態で把持して使用することができる。電源１１とし
ては、１．５Ｖの乾電池が２つ使用される。
【００１１】前記プリント配線基板１２は基板収納部２
０内に収納され、第１のケース２Ａの内部に複数個の係
止片２２によって着脱可能に係止される。プリント配線
基板１２の前端部は、液晶表示装置７を収納する表示装
置収納部２１にまで延在している。また、プリント配線
基板１２の前端には前記ＬＥＤ１３と温度センサ１４が
取付けられている。
０内に収納され、第１のケース２Ａの内部に複数個の係
止片２２によって着脱可能に係止される。プリント配線
基板１２の前端部は、液晶表示装置７を収納する表示装
置収納部２１にまで延在している。また、プリント配線
基板１２の前端には前記ＬＥＤ１３と温度センサ１４が
取付けられている。
【００１２】前記表示装置収納部２１内に収納される液
晶表示装置７は、第１のケース２Ａの内面に位置決めさ
れラバーコネクタ２４を介して固定され、このラバーコ
ネクタ２４によって前記プリント配線基板１２に電気的
に接続されている。このラバーコネクタ２４とプリント
配線基板１２の接続は、第２のケース２Ｂ内に突設した
前記仕切壁１７によってプリント配線基板１２をラバー
コネクタ２４に押し付けることにより容易にかつ確実に
得ることができる。
晶表示装置７は、第１のケース２Ａの内面に位置決めさ
れラバーコネクタ２４を介して固定され、このラバーコ
ネクタ２４によって前記プリント配線基板１２に電気的
に接続されている。このラバーコネクタ２４とプリント
配線基板１２の接続は、第２のケース２Ｂ内に突設した
前記仕切壁１７によってプリント配線基板１２をラバー
コネクタ２４に押し付けることにより容易にかつ確実に
得ることができる。
【００１３】前記センサ収納部３は前記ＬＥＤ１３およ
び温度センサ１４を収納し、ハウジング２の前面に形成
した赤外線放射孔２７と、第１のケース２Ａの前面上部
に形成した通気口２８および第２のケース２Ｂの背面上
部に形成した通風口２９によって外部と連通している。
ＬＥＤ１３の先端部は、赤外線放射孔２７から外部に露
呈している。前面側の通気口２８と背面側の通風口２９
は互いに対向する位置に形成され、通気口２８に近接し
て温度センサ１４が配置されている。
び温度センサ１４を収納し、ハウジング２の前面に形成
した赤外線放射孔２７と、第１のケース２Ａの前面上部
に形成した通気口２８および第２のケース２Ｂの背面上
部に形成した通風口２９によって外部と連通している。
ＬＥＤ１３の先端部は、赤外線放射孔２７から外部に露
呈している。前面側の通気口２８と背面側の通風口２９
は互いに対向する位置に形成され、通気口２８に近接し
て温度センサ１４が配置されている。
【００１４】前記第１のケース２Ａの前面で前記基板収
納部２０に対応する部位は操作部を形成し、運転／停止
キー５、室温設定キー６および風量設定キー３０が一体
に設けられている。また、第１のケース２Ａの前面で前
記表示装置収納部２１に対応する部位は表示部を形成
し、表示用開口部３１が形成されている。この表示用開
口部３１は、液晶表示装置７の表示部を外部に露呈させ
ている。また、第１のケース２Ａの前面で前記操作部と
表示部は、前記表示用開口部３１およびキー５，６，３
０を除き不透明なシート３２によって覆われている。
納部２０に対応する部位は操作部を形成し、運転／停止
キー５、室温設定キー６および風量設定キー３０が一体
に設けられている。また、第１のケース２Ａの前面で前
記表示装置収納部２１に対応する部位は表示部を形成
し、表示用開口部３１が形成されている。この表示用開
口部３１は、液晶表示装置７の表示部を外部に露呈させ
ている。また、第１のケース２Ａの前面で前記操作部と
表示部は、前記表示用開口部３１およびキー５，６，３
０を除き不透明なシート３２によって覆われている。
【００１５】前記第２のケース２Ｂの背面で把持部４側
には、電源１１の着脱を可能にする開口部３４が形成さ
れており、この開口部３４を通常はバッテリカバー３５
によって覆っている。バッテリカバー３５は、係合片３
６，３７によって開口部３４に着脱自在に取付けられ
る。また、第２のケース２Ｂの背面上端部には、ワイヤ
レス送信装置１０を壁面４２に設けたフック４１に引っ
掛けるときに使用されるフック用凹部３８が形成されて
いる。このフック用凹部３８は、前記センサ収納部３の
直下に位置して設けられ、上側には外部に対して開口す
る連通孔４０が穿設され、この開口によってセンサ収納
部３の下部に連通している。
には、電源１１の着脱を可能にする開口部３４が形成さ
れており、この開口部３４を通常はバッテリカバー３５
によって覆っている。バッテリカバー３５は、係合片３
６，３７によって開口部３４に着脱自在に取付けられ
る。また、第２のケース２Ｂの背面上端部には、ワイヤ
レス送信装置１０を壁面４２に設けたフック４１に引っ
掛けるときに使用されるフック用凹部３８が形成されて
いる。このフック用凹部３８は、前記センサ収納部３の
直下に位置して設けられ、上側には外部に対して開口す
る連通孔４０が穿設され、この開口によってセンサ収納
部３の下部に連通している。
【００１６】このような構造からなるワイヤレス送信装
置１０において、壁面４２に設置されるときには、図２
に示すようにセンサ収納部３を上に向けてフック４１の
先端部をフック用凹部３８に引っ掛ければよい。フック
４１は、凹部３８に引っ掛けられると連通孔４０を通っ
てセンサ収納部３内に差し込まれるため、ハウジング２
を壁面４２に沿って持ち上げないと外れることはない。
この状態において、ワイヤレス送信装置１０と壁面４２
との間には適宜な隙間４３が形成され、この隙間４３を
通って室内の空気４４が上昇する。この空気４４は、フ
ック用凹部３８が存在しないと壁面４２に沿ってそのま
ま上昇するため、通風口２９からセンサ収納部３内に流
入する空気の量はきわめて少ない。一方、フック用凹部
３８を設けておくと、隙間４３に沿って上昇する空気４
４は、フック用凹部３８において分流するため、その一
部がフック用凹部３８より連通孔４１を通ってセンサ収
納部３内に流入し、通気口２８と通風口２９を通ってセ
ンサ収納部３の外部に流出する。したがって、温度セン
サ１４によって室内の温度を正確に検出することができ
る。一方、卓上に設置したときは、室内の空気が通風孔
２９からセンサ収納部３内に流入し、通気口２８から外
部に流出するため、このときも室内の温度を正確に検出
することができる。
置１０において、壁面４２に設置されるときには、図２
に示すようにセンサ収納部３を上に向けてフック４１の
先端部をフック用凹部３８に引っ掛ければよい。フック
４１は、凹部３８に引っ掛けられると連通孔４０を通っ
てセンサ収納部３内に差し込まれるため、ハウジング２
を壁面４２に沿って持ち上げないと外れることはない。
この状態において、ワイヤレス送信装置１０と壁面４２
との間には適宜な隙間４３が形成され、この隙間４３を
通って室内の空気４４が上昇する。この空気４４は、フ
ック用凹部３８が存在しないと壁面４２に沿ってそのま
ま上昇するため、通風口２９からセンサ収納部３内に流
入する空気の量はきわめて少ない。一方、フック用凹部
３８を設けておくと、隙間４３に沿って上昇する空気４
４は、フック用凹部３８において分流するため、その一
部がフック用凹部３８より連通孔４１を通ってセンサ収
納部３内に流入し、通気口２８と通風口２９を通ってセ
ンサ収納部３の外部に流出する。したがって、温度セン
サ１４によって室内の温度を正確に検出することができ
る。一方、卓上に設置したときは、室内の空気が通風孔
２９からセンサ収納部３内に流入し、通気口２８から外
部に流出するため、このときも室内の温度を正確に検出
することができる。
【００１７】なお、上記した実施の形態においては、セ
ンサ内蔵機器として温度センサ１４を内蔵したワイヤレ
ス送信装置１０に適用した例を示したが、本発明はこれ
に何等特定されるものではなく、温度センサ、ＣＯ2 セ
ンサ、煙センサ等の雰囲気センサを内蔵した各種の卓上
兼壁面取付型の機器に適用することができる。
ンサ内蔵機器として温度センサ１４を内蔵したワイヤレ
ス送信装置１０に適用した例を示したが、本発明はこれ
に何等特定されるものではなく、温度センサ、ＣＯ2 セ
ンサ、煙センサ等の雰囲気センサを内蔵した各種の卓上
兼壁面取付型の機器に適用することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る卓上兼
壁面取付型センサ内蔵機器は、ハウジング内に雰囲気セ
ンサを収納し卓上または壁面に設置される卓上兼壁面取
付型センサ内蔵機器において、壁面に設置された状態に
おけるハウジングの上部をセンサ収納部として前記雰囲
気センサを配設し、このハウジングの前面上端部に前記
センサ収納部に連通する通気口を形成し、背面上端部に
フック用凹部を設けるとともに、この凹部内に前記セン
サ収納部に連通する連通孔を設けたので、壁面に設置し
た状態において壁面に沿って上昇する空気をフック用凹
部からセンサ収納部内に良好に流入させることができ
る。したがって、雰囲気センサにより室内の温度、ＣＯ
2 、煙等を正確に検出することができる。
壁面取付型センサ内蔵機器は、ハウジング内に雰囲気セ
ンサを収納し卓上または壁面に設置される卓上兼壁面取
付型センサ内蔵機器において、壁面に設置された状態に
おけるハウジングの上部をセンサ収納部として前記雰囲
気センサを配設し、このハウジングの前面上端部に前記
センサ収納部に連通する通気口を形成し、背面上端部に
フック用凹部を設けるとともに、この凹部内に前記セン
サ収納部に連通する連通孔を設けたので、壁面に設置し
た状態において壁面に沿って上昇する空気をフック用凹
部からセンサ収納部内に良好に流入させることができ
る。したがって、雰囲気センサにより室内の温度、ＣＯ
2 、煙等を正確に検出することができる。
【図１】 本発明を空調制御装置のワイヤレス送信装置
に適用した実施の形態を示す正面図である。
に適用した実施の形態を示す正面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】 壁面に取付ける様子を示す斜視図である。
【図４】 従来のワイヤレス送信装置を示す斜視図であ
る。
る。
２…ハウジング、２Ａ…第１のケース、２Ｂ…第２のケ
ース、３…センサ収納部、７…液晶表示装置、１０…ワ
イヤレス送信装置、１２…プリント配線基板、１４…温
度センサ、２８…通気口、２９…通風口、３８…フック
用凹部、４１…連通孔、４２…壁面。
ース、３…センサ収納部、７…液晶表示装置、１０…ワ
イヤレス送信装置、１２…プリント配線基板、１４…温
度センサ、２８…通気口、２９…通風口、３８…フック
用凹部、４１…連通孔、４２…壁面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 9/00 - 9/16 F24F 11/02
Claims (2)
- 【請求項１】 ハウジング内に雰囲気センサを収納し卓
上または壁面に設置される卓上兼壁面取付型センサ内蔵
機器において、壁面に設置された状態におけるハウジン
グの上部をセンサ収納部として前記雰囲気センサを配設
し、このハウジングの前面上端部に前記センサ収納部に
連通する通気口を形成し、背面上端部にフック用凹部を
設けるとともに、この凹部内に前記センサ収納部に連通
する連通孔を設けたことを特徴とする卓上兼壁面取付型
センサ内蔵機器。 - 【請求項２】 請求項１記載の卓上兼壁面取付型センサ
内蔵機器において、雰囲気センサが温度センサであるこ
とを特徴とする卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17479796A JP3240434B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17479796A JP3240434B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023565A JPH1023565A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3240434B2 true JP3240434B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=15984843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17479796A Expired - Fee Related JP3240434B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 卓上兼壁面取付型センサ内蔵機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240434B2 (ja) |
Families Citing this family (35)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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