JP3239988B2 - 磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 - Google Patents
磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法Info
- Publication number
- JP3239988B2 JP3239988B2 JP18883396A JP18883396A JP3239988B2 JP 3239988 B2 JP3239988 B2 JP 3239988B2 JP 18883396 A JP18883396 A JP 18883396A JP 18883396 A JP18883396 A JP 18883396A JP 3239988 B2 JP3239988 B2 JP 3239988B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- magnetic properties
- steel sheet
- electrical steel
- oriented electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
転子の鉄心に最適な磁気特性に優れた高強度無方向性電
磁鋼板およびその製造方法に関する。
鉄心や変圧器の鉄心に使用されているが、近年インバー
タの進歩によって毎分3600回転を超える高速電動機
が実用化され、遠心力による回転子の変形で電動機性能
が劣化するという事態が生じている。一般に電動機は、
回転子と固定子の隙間(エアーギャップ)が電動機性能
に大きく影響するが、回転子の強度が低いと遠心力によ
って変形して隙間が変わるため、電動機性能が劣化する
のである。この回転子の変形を防止するには、回転子の
高強度化が必要となるが、一般の高強度材料では集合組
織、介在物の影響で磁気特性が劣化することが知られて
いる。
552の無方向性電磁鋼帯で規定されており、表1に抜
粋例を示す。小型電動機などには、低品位の磁束密度B
50>1.66T級程度の鋼帯が、大型回転機あるいは小
型変圧器などには高品位の鉄損W15/50<3.00W・
kg-1程度の鋼帯がそれぞれ用いられ、このほか用途に
応じて各種の鋼帯が製造されている。なお、表1中の鉄
損のW15/50は、周波数50Hz、最大磁束密度1.5
Tのときの鉄損を示し、磁束密度のB50は、磁化力50
00A/mにおける磁束密度を示す。
Ni:7〜23%、Ti:0.3〜2.0%を含み、残
部がFeおよび少量の脱酸、脱硫元素、不可避的不純物
からなる磁性材料(特開昭53−10322号公報)、
C+N:0.01%以下、Si+Al:2〜5%、N
i:1%超8%以下、Ni+Mn:1〜8%、Si+A
l+Ni+Mn:10%以下、P:0.1%以下、残
部:Feおよび不可避的不純物からなる鋼組織を有する
高抗張力電磁鋼板であって、その板面に対して垂直方向
に、表面から内部に向かって成長した柱状結晶粒を有
し、前記方向に磁化容易軸である<100>軸が高密度
に集積した高抗張力電磁鋼板(特開平3−281758
号公報)等が提案されている。
322号公報に開示の磁性材料は、高価なNiを7〜2
3%含有させなければならず、かつ磁気特性に劣化が見
られ、回転子としての使用に問題を有していた。また、
特開平3−281758号公報に開示の高抗張力電磁鋼
板は、板面に対して垂直方向に磁化容易軸である<10
0>軸の高度な集合組織を形成させために煩雑な焼鈍処
理が必要があり、実用的ではない。
解消し、磁気特性の劣化を招くことなく、高強度化を図
ることができる磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼
板およびその製造方法を提供することにある。
を達成すべく鋭意試験研究を行った。その結果、磁気特
性を劣化させずに高強度化を図る方法としてTi、V等
の添加を考えたが、Ti、V等は炭窒化物生成元素で、
微細な炭窒化物は著しい磁気特性の劣化を招くが、粗大
な炭窒化物は磁気特性の劣化を引き起こさないこと、一
方、強度の面からは、炭窒化物が微細に分散するほど析
出強化が起こること、すなわち、これら磁気特性と強度
のバランスを考慮すれば、磁気特性の劣化を招くことな
く、高強度化を図ることができることを見い出し、この
発明に到達した。
電磁鋼板は、C:0.01%以下、Si:0.05〜
3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、
Sol.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.
005%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、
V:0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFe
および不可避的不純物からなる。このように、Ti、V
を複合添加して添加量をTi:0.05%以下、V:
0.04%以上1.5%以下に調整することによって、
炭窒化物の大きさを制御することにより、磁気特性の著
しい劣化を招くことなく、かつ、高強度化を図ることが
できる。ここで規定した著しい劣化とは、鉄損W15/50
で10W/kgを超えて劣化したものを指す。
鋼板は、C:0.01%以下、Si:0.05〜3.2
%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、So
l.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.00
5%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、V:
0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFeおよ
び不可避的不純物からなり、両面に無機または有機と無
機の複合物よりなる絶縁皮膜を有してなる。このよう
に、Ti、Vを複合添加して添加量をTi:0.05%
以下、V:0.04%以上1.5%以下に調整すること
によって、炭窒化物の大きさを制御することにより、磁
気特性の劣化を招くことなく、かつ、高強度化を図るこ
とができる。また、両面に無機または有機と無機の複合
物よりなる絶縁皮膜を有することによって、電気絶縁
性、打抜き性が良好となり、焼なましの際の焼付きを防
止できる。
性電磁鋼板の製造方法は、C:0.01%以下、Si:
0.05〜3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.0
1%以下、Sol.Al:0.01%以上2.0%以
下、P:0.005%以上0.1%以下、Ti:0.0
5%以下、V:0.04%以上1.5%以下を含有し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラブを、1
300℃以下の温度に加熱して熱間圧延を行ったのち冷
間圧延し、700〜1050℃で連続焼鈍による仕上焼
鈍を施すこととしている。このように、上記成分からな
るスラブを熱間圧延後、酸洗して冷間圧延し、700〜
1050℃で連続焼鈍による仕上焼鈍を施すことによっ
て、磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板を製造す
ることができる。
向性電磁鋼板の製造方法は、C:0.01%以下、S
i:0.05%以上3.2%以下、Mn:1.0%以
下、S:0.01%以下、Sol.Al:0.01%以
上2.0%以下、P:0.005%以上0.1%以下、
Ti:0.05%以下、V:0.04%以上1.5%以
下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる
スラブを、1300℃以下の温度に加熱して熱間圧延を
行ったのち、酸洗して1回または2回の中間焼鈍を挟ん
で冷間圧延し、700〜1050℃で連続焼鈍による仕
上焼鈍を施すこととしている。このように、上記成分か
らなるスラブを熱間圧延後、酸洗して1回または2回の
中間焼鈍を挟んで冷間圧延し、700〜1050℃で連
続焼鈍による仕上焼鈍を施すことによって、磁気特性に
優れた高強度無方向性電磁鋼板を製造することができ
る。
無方向性電磁鋼板の製造方法は、熱間圧延したのち60
0〜1100℃で熱延板焼鈍することによって、熱間圧
延前の加熱によって劣化した磁気特性を改善することが
できる。
性電磁鋼板の製造方法は、仕上焼鈍を施したのち、両面
に有機または有機と無機の複合物よりなる絶縁皮膜を施
すことによって、電気絶縁性、打抜き性が良好となり、
焼なましの際の焼付きを防止できる。
限定した理由は、下記のとおりである。Cは0.01%
を超えて含有させると、Ti、Vによる炭窒化物が増加
し、磁気特性を劣化させるため、0.01%以下とし
た。
が、0.05%未満ではその効果が十分でなく、また、
3.2%を超えて含有させると延性が劣化し、冷間圧延
時に圧延材の破断等のトラブルを惹起するため、0.0
5%以上3.2%以下とした。
が、1.0%を超えて添加すると冷間圧延が困難となる
と共に、添加量に応じた磁気特性の改善が期待できない
ため、1.0%以下とした。
0.01%以下としたが、好ましくは0.005%以下
である。
要な元素であるが、0.01%未満では微細なAlNを
生成し、逆に磁気特性を劣化させることなり、また、
2.0%を超えて添加すると冷間圧延が困難となるた
め、0.01%以上2.0%以下とした。
質を改善するのに重要な元素であるが、0.005%未
満とするには脱燐処理のコストがかかり、また、0.1
%を超えて含有すると冷間圧延時に圧延材の破断等のト
ラブルを惹起するため、0.005%以上0.1%以下
とした。
が、0.05%を超えて含有させると(Fe、Ti)P
等の磁気特性に有害な介在物を形成するため、0.05
%以下としたが、好ましくは0.02%以下である。
の発明において必須元素であるが、0.04%未満では
生成する炭窒化物が微細なため、著しい磁気特性の劣化
を惹起し、また、1.5%を超えて添加すると冷間圧延
が困難となるため、0.04%以上1.5%以下とし
た。
度に加熱し、通常の熱間圧延を行う。加熱温度は、13
00℃を超えると鋼中のMnSを溶解させ、磁気特性の
劣化を招く。一方、圧延性を確保するためには、好まし
い加熱温度は1100〜1250℃である。
気特性の改善のために焼鈍を行う。熱延鋼帯の焼鈍温度
は、600℃未満では効果がなく、1100℃を超える
と結晶粒が粗大化し、冷間圧延時に圧延材の破断等のト
ラブルを惹起するため、600〜1100℃とした。
鈍されたのち、酸洗後冷間圧延し、連続焼鈍により70
0〜1100℃で仕上焼鈍される。仕上焼鈍温度は、7
00℃未満ではTi、Vの添加によって再結晶組織が十
分得られず、磁気特性が不良となり、また、1100℃
を超えると結晶粒が著しく粗大となり、加工性が劣化す
る。さらには、Si添加量によっては、α−γ変態が起
こり、磁気特性、鋼板の平坦度が劣化するので、700
〜1100℃とした。
または2回の中間焼鈍を挟んで行うことができる。この
場合の中間焼鈍は、冷間圧延の中間板厚で600〜10
00℃で行う。中間焼鈍の温度が600℃未満では効果
がなく、1000℃を超えると結晶粒が粗大化し、圧延
材の破断等のトラブルを惹起する。
あるいは半有機質の絶縁皮膜を施す。絶縁皮膜は、絶縁
ワニス、変圧器油、機械油などに侵されないものであれ
ばよく、特に限定されないが、樹脂あるいは樹脂と無機
バインダーの混合物等をスプレー塗装、ロールコータ、
カーテンフローコート等により鋼帯両面に皮膜形成す
る。
明の領域である表2に示す試験No.1〜9の本発明鋼
および*印の化学成分が本発明の範囲外である試験N
o.10〜21の比較鋼の厚さ227mm、幅1000
mmのスラブを、表3に示す加熱条件で加熱して通常の
熱間圧延を行い、2.3mm厚の熱延コイルとしたの
ち、通常の酸洗を行い、熱延コイルを水素ガス中で表3
に示す温度条件で均熱5時間の焼鈍を行い、あるいは焼
鈍することなく、冷間圧延の中間板厚0.7mmで表3
に示す温度条件で均熱5時間の中間焼鈍を行い、あるい
は行うことなく冷間圧延して板厚0.35mmまたは
0.50mmの冷延鋼帯となし、連続焼鈍により表3に
示す温度条件で再結晶焼鈍したのち、冷延鋼帯両面にア
クリル−スチレン樹脂エマルジョン、クロム酸マグネシ
ウム、ほう酸よりなる膜厚0.4〜0.7μmの絶縁皮
膜をロールコータ方式により形成させた。得られた各電
磁鋼板から試験片を採取し、JIS C2550に規定
の電磁鋼板試験方法に準じて25cmエプスタイン試験
器を用いて磁気特性を評価すると共に、JIS Z22
01に規定の5号試験片によって引張強さを測定した。
その結果を表3に示す。
用いた場合は、表3に示すとおり、いずれも磁気特性W
15/50≦10W/kgと良好で、しかも、引張強さ59
0MPa以上の高強度無方向性電磁鋼板を得ることがで
きた。これに対し、Cの含有量が本発明の上限を超え、
Ti、Vを添加しなかった試験No.10の比較鋼を用
いた場合は、磁気特性が良好であるが、引張強さ450
MPaと強度の低いものであった。また、Siの含有量
が0.03%と本発明の下限未満の試験No.11の比
較鋼を用いた場合は、磁気特性ならびに強度共に十分で
はなかった。さらに、Siの含有量が3.50%と本発
明の上限を超える試験No.12の比較鋼を用いた場合
は、冷間圧延時板が破断し、圧延が不可能であった。さ
らにまた、Mnの含有量が1.2%と本発明の上限を超
え、Vの含有量が0.03%と本発明の下限未満の試験
No.13の比較鋼を用いた場合は、引張強さ560M
Paとまずまずであるが、磁気特性が不良であった。ま
た、Sol.Alの含有量が0.008%と本発明の下
限未満の試験No.14の比較鋼を用いた場合は、磁気
特性ならびに強度共に不良であった。さらに、Sol.
Alの含有量が2.20%と本発明の上限を超える試験
No.15の比較鋼を用いた場合は、冷間圧延が不可能
であった。さらにまた、Sの含有量が0.020%と本
発明の上限を超える試験No.16の比較鋼を用いた場
合は、磁気特性ならびに強度共に不良であった。また、
Pの含有量が0.20%と本発明の上限を超える試験N
o.17の比較鋼を用いた場合は、冷間圧延時板が破断
し、圧延が不可能であった。さらに、Tiの含有量が
0.060%と本発明の上限を超える試験No.18の
比較鋼を用いた場合は、引張強さ618MPaと十分な
高強度を有しているが、磁気特性が不良であった。さら
にまた、Vの含有量が1.65%と本発明の上限を超え
る試験No.19の比較鋼を用いた場合は、冷間圧延時
板が破断し、圧延が不可能であった。また、Ti、Vを
含有しない試験No.20の比較鋼を用いた場合は、磁
気特性が良好であるが、引張強さ380MPaと強度の
低いものであった。さらに、V含有量が0.03%と本
発明の下限未満の試験No.21の比較鋼を用いた場合
は、引張強さ680MPaと高強度であるが、磁気特性
が不良であった。
磁鋼板は、Ti、Vを複合添加し、それらの添加量を最
適な範囲に調整した鋼成分とすることによって、炭窒化
物の結晶粒の大きさを制御し、磁気特性を劣化させるこ
となく、高強度化を図ることができる。
性電磁鋼板は、Ti、Vを複合添加し、それらの添加量
を最適な範囲に調整した鋼成分とすることによって、炭
窒化物の結晶粒の大きさを制御し、磁気特性を劣化させ
ることなく、高強度化を図ることができる。しかも、連
続焼鈍を行ったのち、両面に絶縁皮膜を形成させること
によって、電気絶縁性、打抜き性が良好となり、焼なま
しの際の焼付きを防止することができる。
強度方向性電磁鋼板の製造方法は、上記Ti、Vを複合
添加したスラブを熱間圧延したのち、酸洗して冷間圧
延、熱延板を焼鈍して酸洗後冷間圧延、あるいは熱延板
を焼鈍後、酸洗して中間板厚まで冷間圧延し、中間焼鈍
後に最終板厚まで冷間圧延し、連続焼鈍による仕上焼鈍
を行うことによって、磁気特性を劣化させることなく、
高強度化を図ることができ、磁気特性に優れた高強度方
向性電磁鋼板を得ることができる。
方向性電磁鋼板の製造方法は、請求項3ないし5の高強
度方向性電磁鋼板の両面に絶縁皮膜を形成させることに
よって、磁気特性を劣化させることなく、高強度化を図
ることができると共に、電気絶縁性、打抜き性が良好と
なり、焼なましの際の焼付きを防止することができる。
るためのグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 C:0.01%以下、Si:0.05〜
3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、
Sol.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.
005%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、
V:0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFe
および不可避的不純物からなる磁気特性に優れた高強度
無方向性電磁鋼板。 - 【請求項2】 C:0.01%以下、Si:0.05〜
3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、
Sol.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.
005%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、
V:0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFe
および不可避的不純物からなり、両面に無機または有機
と無機の複合物よりなる絶縁皮膜を有してなる磁気特性
に優れた高強度無方向性電磁鋼板。 - 【請求項3】 C:0.01%以下、Si:0.05〜
3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、
Sol.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.
005%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、
V:0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFe
および不可避的不純物からなるスラブを、1300℃以
下の温度に加熱して熱間圧延を行ったのち冷間圧延し、
700〜1050℃で連続焼鈍による仕上焼鈍を施すこ
とを特徴とする磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼
板の製造方法。 - 【請求項4】 C:0.01%以下、Si:0.05〜
3.2%、Mn:1.0%以下、S:0.01%以下、
Sol.Al:0.01%以上2.0%以下、P:0.
005%以上0.1%以下、Ti:0.05%以下、
V:0.04%以上1.5%以下を含有し、残部がFe
および不可避的不純物からなるスラブを、1300℃以
下の温度に加熱して熱間圧延を行ったのち、1回または
2回の中間焼鈍を挟んで冷間圧延し、700〜1050
℃で連続焼鈍による仕上焼鈍を施すことを特徴とする磁
気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板の製造方法。 - 【請求項5】 熱間圧延を行ったのち、600〜110
0℃で熱延板焼鈍を行ことを特徴とする請求項3、4記
載の磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板の製造方
法。 - 【請求項6】 仕上焼鈍を施したのち、両面に有機また
は有機と無機の複合物よりなる絶縁皮膜を施すことを特
徴とする請求項3ないし5記載の磁気特性に優れた高強
度無方向性電磁鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883396A JP3239988B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883396A JP3239988B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018005A JPH1018005A (ja) | 1998-01-20 |
JP3239988B2 true JP3239988B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=16230645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18883396A Expired - Fee Related JP3239988B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239988B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5130637B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2013-01-30 | Jfeスチール株式会社 | 高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP5194535B2 (ja) | 2006-07-26 | 2013-05-08 | 新日鐵住金株式会社 | 高強度無方向性電磁鋼板 |
JP5076510B2 (ja) * | 2007-01-17 | 2012-11-21 | 住友金属工業株式会社 | 回転子用無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
EP2278034B1 (en) | 2008-04-14 | 2020-02-12 | Nippon Steel Corporation | High-strength non-oriented electrical steel sheet and method of manufacturing the same |
JP5671870B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2015-02-18 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
PL2698441T3 (pl) | 2011-04-13 | 2021-01-25 | Nippon Steel Corporation | Blacha cienka z niezorientowanej stali elektrotechnicznej o dużej wytrzymałości |
CN103415638B (zh) | 2011-08-18 | 2015-09-02 | 新日铁住金株式会社 | 无方向性电磁钢板、其制造方法、电机铁心用层叠体及其制造方法 |
EP2746415B1 (en) | 2011-08-18 | 2019-04-24 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet, method of manufacturing the same, laminate for motor iron core, and method of manufacturing the same |
CN102337459A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-02-01 | 首钢总公司 | 一种电力塔架用钢及其生产方法 |
JP6339768B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2018-06-06 | 日新製鋼株式会社 | 弱め界磁性に優れたipmモータのロータ鉄心用鋼板及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP18883396A patent/JP3239988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1018005A (ja) | 1998-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4329538B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JP3888033B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3239988B2 (ja) | 磁気特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
KR100345706B1 (ko) | 자기적특성이우수한무방향성전기강판및그제조방법 | |
JP4218077B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JP2970423B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP2000256810A (ja) | 低磁場高周波での磁気特性及び打ち抜き加工性に優れる方向性けい素鋼板及びその製造方法 | |
JP4123629B2 (ja) | 電磁鋼板およびその製造方法 | |
KR19990076739A (ko) | 2방향성 전자강판 및 제조방법 | |
JP2022506636A (ja) | 改善された分極および低磁気損失を有する、高周波電気モータ用途のための電気鋼帯または鋼板 | |
JP4568999B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
KR100345701B1 (ko) | 무방향성전기강판의제조방법 | |
JP4707162B2 (ja) | 耐疲労特性に優れた高強度無方向性電磁鋼板とその製造法 | |
KR100340503B1 (ko) | 무방향성전기강판의제조방법 | |
KR950004933B1 (ko) | 자기특성이 우수한 무방향성 전기강판의 제조방법 | |
KR101110257B1 (ko) | 자속밀도가 우수한 무방향성 전기강판 및 그 제조방법 | |
JP2874564B2 (ja) | 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3275292B2 (ja) | 磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JPH0657332A (ja) | 磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板の製造方法 | |
JP3885450B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板 | |
JP3737558B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JP3791226B2 (ja) | 無方向性電磁鋼板とその製造方法 | |
JPH03274247A (ja) | 磁気特性に優れた無方向性電磁鋼板 | |
JP2001279400A (ja) | 被膜密着性に優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 | |
JPH10212558A (ja) | 磁気特性の優れた高強度無方向性電磁鋼板とその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081012 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091012 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091012 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 12 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |