JP3239982U - 多機能ラジオ - Google Patents

Abstract

【課題】多様な機能を有し、充電が容易で、携帯に便利な多機能ラジオを提供する。【解決手段】多機能ラジオは、内部にキャビティを有し、表面に複数の取り付け孔又はインターフェースを有する筐体と、全帯域の無線放送を受信するための信号受信コンポーネントと、チャネル、音量または動作モードを調整するための調整コンポーネントと、前記調整コンポーネント及び信号受信コンポーネントに接続され、制御信号を送受信するための制御コンポーネントと、前記制御コンポーネントに接続され、音声を発するためのスピーカーコンポーネントと、前記制御コンポーネントに接続され、前記動作状態または前記動作パラメータを表示するための表示コンポーネントと、前記制御コンポーネントに接続され、電力を供給するための電源コンポーネントとを含む。【選択図】図２

Description

本考案は、ラジオの技術分野に関し、具体的には、多機能ラジオに関する。

従来のラジオは、音声放送を受信して再生する機械である。社会と科学技術の発展に伴い、人々は、ラジオの機能の拡張を絶えず改善している。同時に、従来のラジオのラジオ機能は単一であり、通常はラジオ放送を聴取する機能だけであり、技術の発展や他の機能に対する人々のニーズを満たすことができず、従来のラジオの電力供給は、バッテリーまたは有線接続に限られ、この電力供給方式はユーザーに不便な問題をもたらしている。

本考案の主な目的は、従来のラジオの機能が単一で携帯に不便であるという問題点を解決するための多機能ラジオを提供することである。

上記の問題を解決するために、本考案は、
内部にキャビティを有し、表面に複数の取り付け孔又はインターフェースを有する筐体と、
前記筐体に設けられ、全帯域の無線放送を受信するための信号受信コンポーネントと、
前記筐体に設けられ、チャネル、音量または動作モードを調整するための調整コンポーネントと、
前記筐体に設けられ、前記調整コンポーネント及び前記信号受信コンポーネントに接続され、制御信号を送受信するための制御コンポーネントと、
前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、音声を発するためのスピーカーコンポーネントと、
前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、動作状態または動作パラメータを表示するための表示コンポーネントと、
前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、電力を供給するための電源コンポーネントと、を含む多機能ラジオを提供する。

任意選択で、前記制御コンポーネントは、ＰＣＢマザーボードと、複数のボタンと、第１回路基板とを含み、
前記ＰＣＢマザーボードは、前記筐体の内部に取り付けられ、データ処理に使用され、
複数の前記ボタンは、前記ＰＣＢマザーボードと連通する前記第１回路基板に接続され、複数の前記ボタンは、前記筐体の上面の取り付け孔内に嵌め込まれる。

任意選択で、前記信号受信コンポーネントは、ロッドアンテナとＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢとを含み、
前記筐体には、前記ロッドアンテナを収容する通路が設けられ、前記ロッドアンテナは、伸縮自在で前記ＰＣＢマザーボードと連通し、全帯域の無線放送の受信に使用され、
前記ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢは、前記筐体の内部に設けられ、前記ＰＣＢマザーボードと連通し、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ通信に使用される。

任意選択で、前記調整コンポーネントは、調音コンポーネント、周波数変調コンポーネント、及び動作モード切り替えコンポーネントを含み、
前記調音コンポーネントは、前記筐体の上面の取り付け孔内に埋め込まれたエンコード回転調音ボタンを含み、前記エンコード回転調音ボタンは、前記第１回路基板に接続され、
前記周波数変調コンポーネントは、前記筐体の側面に位置するエンコードチューニングプーリと、前記筐体の内部に位置するデジタルエンコーダとを含み、前記エンコードチューニングプーリは、前記デジタルエンコーダに接続され、前記デジタルエンコーダは、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、
前記動作モード切り替えコンポーネントは、前記筐体の側面に位置する選択スイッチと、前記筐体の内部に位置する第２回路基板を含み、前記選択スイッチは、第２回路基板に接続され、前記第２回路基板は、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記選択スイッチは、ラジオ受信モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード及びメモリカード再生モードを含む。

任意選択で、前記スピーカーコンポーネントは、ホーンと、ホーンカバーとを含み、前記ホーンは、前記筐体の内部の下方に位置し、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記ホーンのベルマウスに対応する筐体の位置に開口が設けられ、前記ホーンカバーは、前記開口に着脱可能に接続され、前記ホーンカバーの表面には複数の貫通孔が設けられる。

任意選択で、前記表示コンポーネントは、ディスプレイスクリーンを含み、前記ディスプレイスクリーンは、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記筐体の表面に埋め込まれ、前記スピーカーコンポーネントの上方に位置する。

任意選択で、前記ディスプレイスクリーンは、前記ラジオの音楽スペクトル表示記号、保存したチャンネル、取得チャンネル、ＥＱ表示記号、全自動検索チャンネルまたは手動保存チャンネルまたは取得チャンネル表示記号、電力量表示記号、充電指示記号、中波単位、周波数変調または短波またはウェザー帯域単位、自動電源オンまたは目覚まし時計有効化記号、スリープ時間設定記号、ロック設定記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生表示記号、ＴＦカード再生表示記号、ウェザー帯域イネーブル警告指示記号、周波数変調モード、中波モード、短波モード、北米諸国ウェザー帯域、ＦＭ動作モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、時間記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ状態、ＴＦカード動作状態を表示する。

任意選択で、前記ディスプレイスクリーンは、前記ラジオの受信モード、調整効果音、短波受信モード、周波数変調受信モード、中波受信モード、信号指示、検索チャンネルモード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、自動シャットダウン時間、電力量、数字、メートル波セグメント、ウェザー周波数点、及び取得チャンネルを表示する。

任意選択で、前記電源コンポーネントは、バッテリーと充電孔を含み、前記筐体には、前記バッテリーを収容する溝が設けられ、前記溝の開口には、取り外し可能なカバーが設けられ、前記バッテリーを前記溝に配置した後、前記カバーを前記溝に掛け、前記充電孔が前記バッテリーに接続され、前記バッテリーは前記ＰＣＢマザーボードに接続されている。

任意選択で、前記筐体の上部に位置し、前記筐体に接続された吊掛孔をさらに含み、
前記インターフェースは、前記ＰＣＢマザーボードに接続されたメモリカードソケットを含む。

本考案は、従来技術と比較して、次のような有益な効果を有する。
本考案は、信号受信コンポーネントを設置することによって複数種類の信号を受信し、動作モード切り替えコンポーネントにより、例えば、ラジオ受信モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、及びメモリカード再生モードの３つのモード切り替えなどの複数の機能の切り替えを実現し、さらに、無線放送の聴取、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生、及びメモリカード再生の３つの機能を実現し、同時に、周波数変調コンポーネントを設置して受信信号の周波数を調整し、電源コンポーネントを設置して充電・蓄電機能を実現する。本考案は、多様な機能を有し、充電が容易で、携帯に便利であるという利点を有する。

１つまたは複数の実施例は、それに対応する図面によって例示的に説明されており、これらの例示的な説明は、実施例の限定を構成するものではなく、図面中の同じ参照番号を有する要素は、類似する要素として表されているが、図面中の図は、特に明記されていない限り、スケール制限を構成していない。
本考案の多機能ラジオの実施例の分解図である。 本考案の多機能ラジオの実施例の斜視図１である。 本考案の多機能ラジオの実施例の斜視図２である。 本考案の多機能ラジオの実施例の斜視図３である。 本考案の多機能ラジオの実施例の断面図１である。 本考案の多機能ラジオの実施例の断面図２である。

本考案の理解を容易にするため、以下、図面及び特定の実施例を参照して、考案をより詳細に説明する。なお、構成部品が別の構成部品に「固定されている」と表現される場合、その構成部品は、別の構成部品上に直接存在してもよいし、それらの間に１つ以上の介在構成部品が存在してもよい。ある構成部品が、別の構成部品を「接続する」と表現されている場合、その構成部品は、別の構成部品に直接接続されてもよいし、１つ以上の介在構成部品がその間に存在してもよい。本明細書で使用される用語「垂直」、「水平」、「左」、「右」、「内」、「外」、及び類似する表現は、単に説明の目的のために使用される。本考案の説明において、「第１」及び「第２」という用語は、説明の目的にのみ使用され、相対的重要性を示しているとは理解できず、又は示された技術的特徴の数を暗黙的に示しているとは理解できない。したがって、別段の記載がない限り、「第１」及び「第２」によって限定される特徴は、明示的または暗黙的に、１つまたは複数の特徴を含むことができ、「複数」とは、２つ以上のものを意味する。用語「包含」及びそれらの任意の変形は、排他的な包含ではないことを意味し、１つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、ユニット、構成要素、及び／またはそれらの組合せが存在するかまたは追加される場合がある。

さらに、別段の明示的な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「接続」、「連通」という用語は、広い意味で理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよいし、取り外し可能接続、または一体的接続などであってもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接接続であってもよいし、中間媒体を介した間接接続、または２つの構成部品の内部の連通であってもよい。本明細書で使用されるすべての技術用語及び科学用語は、本考案の技術分野に属する技術者が通常理解するものと同じ意味を有する。本考案の明細書において使用される用語は、特定の実施例を説明する目的でのみ使用されるものであり、本考案を限定する目的で使用されるものではない。本明細書で使用される用語「及び／または」は、１つまたは複数の関連する列挙された項目の任意及びすべての組合せを含む。

また、以下に説明する本考案の異なる実施例に係る技術的特徴は、相互に矛盾を生じさせない限り、相互に結合することができる。

図１～図６に示すように、多機能ラジオの実施例の概略図である。

図１～６を参照すると、本実施例は、部品を支持する筐体１００を含み、筐体１００の表面には、部品を収容して取り付けるための複数の取り付け孔１１０またはインターフェース１２０が設けられており、インターフェース１２０は、データインターフェースまたは電源インターフェースであってもよい。筐体１００は、内部に、内部部品を収容するためのキャビティ１６０を有する。信号受信コンポーネント２００は、筐体１００にネジで接続されており、周波数変調、中波、短波、ＷＢ（Ｎｏｒｔｈ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｎｏｒｍａｌ Ｂａｎｄ：北米諸国ウェザー帯域）全帯域の無線放送、またはＢｌｕｅｔｏｏｔｈ信号を受信するために使用される。調整コンポーネント３００は、筐体１００に接続され、筐体１００の内部に横方向に置かれ、チャネル、音量または動作モードを調整することができる。制御コンポーネント４００は、筐体１００のキャビティ１６０に設けられ、制御コンポーネント４００は、信号コンポーネントに接続され、制御コンポーネント４００は、他のコンポーネントに接続されることによって信号の受信及び送信を実現する。スピーカーコンポーネント５００は、筐体１００のキャビティ１６０に設けられ、制御コンポーネント４００に接続され、音声を発するために使用される。表示コンポーネント６００は、筐体１００の表面に埋め込まれ、制御コンポーネント４００に接続され、ラジオの動作状態または動作パラメータを表示するために使用される。電源コンポーネント７００は、筐体１００の背面に設けられ、制御コンポーネント４００に接続されてラジオに電力を供給する。

一実施例において、制御コンポーネント４００は、ＰＣＢマザーボード４１０と、複数のボタン４２０と、第１回路基板４３０とを含む。ＰＣＢマザーボード４１０は、筐体１００の内部に取り付けられ、第１回路基板４３０などの関連する回路基板と連通し、関連する回路基板によって伝達された信号を受信し、内蔵されたプログラムによってデータ処理を行い、各出力部品に制御信号を出力するために使用される。筐体１００の上面の取り付け孔１１０には複数のボタン４２０が埋め込まれており、ボタン４２０を押すことにより、制御指令を出力する。第１回路基板４３０は、筐体１００の内部に取り付けられ、第１回路基板４３０は、ボタン４２０及びＰＣＢマザーボード４１０に接続され、ボタン４２０を押すことにより、第１回路基板４３０に信号がフィードバックされ、さらにＰＣＢマザーボード４１０に信号が伝達される。

具体的には、本実施例における複数のボタン４２０は、電源スイッチボタンを含み、その機能は、ラジオの電源をオンまたはオフに制御すること、または、ラジオの電源を入れた状態で自動スリープ機能を設定すること、または、時間表示を明るくすることを含む。ＳＥＴボタンの機能は、シャットダウンクロック状態にあるときに目覚まし時計をオンにすること、時間指定の電源オン／時間指定の目覚まし時計を設定すること、手動保存チャンネル／取得チャンネルのラジオ動作状態を設定すること、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ／ＴＦカードの動作状態を設定するＥＱ選択を含む。再生ボタンの機能は、ラジオが時間モードにあるときに実行時間機能を設定すること、ラジオ動作状態で、シュートをオン／オフし、全自動検索保存チャンネルに入ること、ＴＦカード＆Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ動作状態で、再生／一時停止を有効にすること、ＷＢモードの場合、自動アラーム「ＡＬＥＲＴ」に入ることを含む。ＢＡＮＤボタンの機能は、時間モードでのＦＭ「受信周波数範囲」変換、ラジオオン状態でのＦＭ、ＭＷ、ＳＷ、ＷＢバンド切り替え、ＴＦカード状態で、ｒＡ（順次再生）、ｒＯ（シングルループ）、ｒＦ（現在のフォルダの曲をリピート）、ｒｒ（ランダム再生）から選択できることを含む。早送りボタンの機能は、次の曲／保存したチャンネル+／チューン+／取得チャンネル+／時間＋、ＴＦカードモードの場合、長押しして早送り再生することを含む。巻き戻しボタンの機能は、前の曲／保存したチャンネル－／チューン－／取得チャンネル－／時間－、ＴＦカードモードの場合、長押しして巻き戻し再生することを含む。ＭＯＤボタンの機能は、ＴＦカードの動作モードの場合、曲のクイック選択を開始し、選択した曲の再生を確認すること、電源オンまたはオフの状態で、長押しでロック／ロック解除すること、シャトルチャンネル選択を開始するときに、チャンネル選択ビット数値を選択すること、短波動作モードで、高速メートル波チャンネル選択を有効にすることを含む。

一実施例では、信号受信コンポーネント２００は、ロッドアンテナ２１０とＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ２２０とを含む。ロッドアンテナ２１０は、筐体１００にネジで接続され、筐体１００の上面にロッドアンテナ２１０を収容する通路が設けられ、ロッドアンテナ２１０は通路内で伸縮自在であり、ロッドアンテナ２１０はＰＣＢマザーボード４１０と連通し、ロッドアンテナ２１０で受信した信号は、ＰＣＢマザーボード４１０に伝送される。筐体１００の内部には、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）信号を処理するためのＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ２２０が取り付けられ、ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ２２０は、ＰＣＢマザーボード４１０に接続されており、ＰＣＢマザーボード４１０と通信する。

ラジオ受信モードでは、ラジオでＳＷ（短波）またはＦＭ（周波数変調放送）またはＷＢ（ウェザー）帯域を聴く場合、ロッドアンテナ２１０の長さを変えて、最適な受信効果の位置を見つける方向を探し、非常に強いラジオ局によって干渉されてタンデムを起こす場合、ロッドアンテナ２１０を短縮することができ、ＭＷ（中波）放送を聴く場合、ＰＣＢマザーボード４１０は、磁性体アンテナを内蔵しているため、信号を受信する際に一定の指向性を持っており、機体方向を適切に回転させることで最適な受信位置を見つけることができる必要がある。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モードでは、ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ２２０を介してＢｌｕｅｔｏｏｔｈ信号が送信され、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ信号は、ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ２２０によって処理された後、ＰＣＢマザーボード４１０に送信され、ＰＣＢマザーボード４１０によって再生のためにスピーカーコンポーネント５００に送信される。

具体的には、本実施例では、ラジオ受信モードにおいて、信号受信範囲は、ＦＭ：６４～１０８ＭＨｚ、ＭＷ：５２０～１７１０ＫＨｚ、ＳＷ：４．７５０～２１．８５０ＭＨｚ、ＷＢ：１６２．４００～１６２．５５０ＭＨｚである。他の実施例では、ラジオ受信モードにおいて、信号受信範囲は、５２２～１６２０ＫＨｚ（中波ステップ値９ＫＨｚ）、５２０～１７１０ＫＨｚ（中波ステップ値１０ＫＨｚ）、ＦＭ：７６～１０８ＭＨｚ、ＳＷ：５．７０～１７．９０ＭＨｚ、ＷＢ：１６２．４００～１６２．５５０ＭＨｚである。

一実施例では、調整コンポーネント３００は、調音コンポーネント３１０、周波数変調コンポーネント３２０、及び動作モード切り替えコンポーネント３３０を含む。調音コンポーネント３１０は、音量の大きさを調整するために使用され、調音コンポーネント３１０は、エンコード回転調音ボタン３１１を含み、筐体１００の上面には、エンコード回転調音ボタン３１１に対応する大きさの取り付け孔１１０が設けられ、エンコード回転調音ボタン３１１は、取り付け孔１１０に埋め込まれ、第１回路基板４３０に接続される。本実施例では、エンコード回転調音ボタン３１１は、０～９段のレンジ選択が可能であり、音量の大きさを広範囲に調整することができる。周波数変調コンポーネント３２０は、ラジオ受信モードでラジオ局を調整及び切り替えるためのものであり、周波数変調コンポーネント３２０は、エンコードチューニングプーリ３２１と、デジタルエンコーダ３２２を含み、エンコードチューニングプーリ３２１の側面に、エンコードチューニングプーリ３２１に対応する大きさの切り欠きを有し、エンコードチューニングプーリ３２１は、切り欠き内に配置され、デジタルエンコーダ３２２に接続され、デジタルエンコーダ３２２は、筐体１００の内部に取り付けられ、ＰＣＢマザーボード４１０に接続される。周波数変調は、エンコードチューニングプーリ３２１を回転させることによってデジタルエンコーダ３２２を変化させることによって実現される。本実施例では、デジタルエンコーダ３２２は、ドラム型デジタルエンコーダである。動作モード切り替えコンポーネント３３０は、選択スイッチ３３１と第２回路基板３３２を含み、選択スイッチ３３１は、筐体１００の側面に設けられ、エンコードチューニングプーリ３２１に対向して配置され、選択スイッチ３３１は、第２回路基板３３２に接続され、第２回路基板３３２は、ＰＣＢマザーボード４１０に接続され、ラジオの再生モードは、選択スイッチ３３１をトグル操作することにより変更され、再生モードには、ラジオ受信モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、メモリカード再生モードが含まれる。

一実施例では、スピーカーコンポーネント５００は、ホーン５１０とホーンカバー５２０を含み、ホーン５１０は、筐体１００の内部の下方に配置され、円錐台の形状であり、筐体１００の表面にはホーンカバーに対応する大きさの開口１３０が設けられ、ホーン５１０のベルマウス５１１は開口１３０の位置に対応し、ベルマウス５１１の他側はＰＣＢマザーボード４１０に接続され、開口１３０にはホーンカバー５２０が着脱可能に接続されており、ホーンカバー５２０の表面には、音を伝搬させるための複数の貫通孔５２１が形成されている。

一実施例では、表示コンポーネント６００は、ＰＣＢマザーボード４１０に接続され、筐体１００の表面に埋め込まれ、スピーカーコンポーネント５００の上方に位置するディスプレイスクリーン６１０を含み、ディスプレイスクリーン６１０は、ラジオの動作パラメータを表示するために使用される。具体的には、ディスプレイスクリーン６１０上に表示される動作パラメータは、再生モードによって異なる。

具体的には、ディスプレイスクリーン６１０は、ＬＣＤディスプレイスクリーン６１０であり、ディスプレイスクリーン６１０の画面に表示されるパラメータは、ラジオの音楽スペクトル表示記号、保存したチャンネル、取得チャンネル、ＥＱ表示記号、全自動検索チャンネルまたは手動保存チャンネルまたは取得チャンネル表示記号、電力量表示記号、充電指示記号、中波単位、周波数変調または短波またはウェザー帯域単位、自動電源オンまたは目覚まし時計有効化記号、スリープ時間設定記号、ロック設定記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生表示記号、ＴＦカード再生表示記号、ウェザー帯域イネーブル警告指示記号、周波数変調モード、中波モード、短波モード、北米諸国ウェザー帯域、ＦＭ動作モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、時間記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ状態、ＴＦカード動作状態を含む。

別の実施例では、ディスプレイスクリーン６１０は、受信モード、調整効果音、短波受信モード、ＦＭ受信モード、中波受信モード、信号表示、検索チャンネルモード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、自動シャットダウン時間、電力量、数字、メートル波セグメント、ウェザー周波数点、及び取得チャンネルを表示する。

一実施例では、電源コンポーネント７００は、バッテリー７１０と、充電孔７２０とを含み、筐体１００の背面には、バッテリー７１０を収容する溝１４０が設けられ、バッテリー７１０を溝１４０内に配置した後、溝１４０の開口１３０にカバー１５０を掛け、異物が溝１４０内に入るのを防止するか、またはバッテリー７１０が抜け出るのを防止し、筐体１００の背面には、バッテリー７１０に接続された充電孔７２０も設けられ、バッテリー７１０がＰＣＢマザーボード４１０に接続され、充電時には、電源コードを充電孔７２０に接続し、電源は充電孔７２０から入り、ＰＣＢマザーボード４１０を経てバッテリー７１０内に貯蔵される。本実施例では、溝１４０は２層であり、最も外側の層はカバー１５０の大きさに対応した大きさであり、２層目はバッテリー７１０の大きさに対応した大きさであり、カバー１５０を掛けたときに筐体１００の背面は平面となる。本実施例では、充電孔７２０は具体的にはｔｙｐｅ－ｃ充電ジャックであり、アクセス電圧は具体的には直流５Ｖの電圧であり、バッテリー７１０は具体的には３．７Ｖ、１０００ｍＡｈのＢＬ５Ｃリチウムバッテリー７１０を選択する。

一実施例では、筐体１００の上部に位置し、筐体１００に着脱可能に接続される吊掛孔８００をさらに含み、本実施例では、吊掛孔８００は、その長さは筐体の幅の２分１より長い正方形であり、インターフェース１２０は、メモリカードソケット１２１を含み、メモリカードソケット１２１はＰＣＢマザーボード４１０に接続され、ＰＣＢマザーボード４１０を介して、メモリカードが挿入されたか否かの信号がディスプレイスクリーン６１０に表示される。本実施例では、メモリカードソケット１２１の種類は、ＴＦカードソケットである。

以上をまとめると、本考案の実施例は、信号受信コンポーネントを設置することによって複数種類の信号を受信し、動作モード切り替えコンポーネントにより、例えば、ラジオ受信モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、及びメモリカード再生モードの３つのモード切り替えなどの複数の機能の切り替えを実現し、さらに、無線放送の聴取、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生、及びメモリカード再生の３つの機能を実現し、同時に、周波数変調コンポーネントを設置して受信信号の周波数を調整し、電源コンポーネントを設置して充電・蓄電機能を実現する。本考案は、多様な機能を有し、充電が容易で、携帯に便利であるという利点を有する。

上記の実施例は、本考案の技術的解決手段を説明するためにのみ使用され、本考案を限定するものではない。本考案の思想の下では、上記の実施例又は異なる実施例における技術的特徴を組み合わせてもよく、ステップは、任意の順序で実施されてもよく、上記のような本考案の異なる態様の多くの他の変更が存在し、これらは、簡潔化のために詳細には記載されていない。前述の実施例を参照して本考案について詳細に説明したが、当業者は、前述の各実施例に記載された技術的解決策を修正したり、その一部の技術的特徴を均等に置換したりすることができることを理解すべきであり、これらの修正又は置換は、対応する技術的解決策の本質を本考案の各実施例の技術的解決策の範囲から逸脱させるものではない。

１００ 筐体；１１０ 取り付け孔；１２０ インターフェース；１２１ メモリカードソケット；１３０ 開口；１４０ 溝；１５０ カバー；１６０ キャビティ；２００ 信号受信コンポーネント；２１０ ロッドアンテナ；２２０ ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢ；３００ 調整コンポーネント；３１０ 調音コンポーネント；３１１ エンコード回転調音ボタン；３２０ 周波数変調コンポーネント；３２１ エンコードチューニングプーリ；３２２ デジタルエンコーダ；３３０ 動作モード切り替えコンポーネント；３３１ 選択スイッチ；３３２ 第２回路基板；４００ 制御コンポーネント；４１０ ＰＣＢマザーボード；４２０ ボタン；４３０ 第１回路基板；５００ スピーカーコンポーネント；５１０ ホーン；５１１ ベルマウス；５２０ ホーンカバー；５２１ 貫通孔；６００ 表示コンポーネント；６１０ ディスプレイスクリーン；７００ 電源コンポーネント；７１０ バッテリー；７２０ 充電孔；８００ 吊掛孔

Claims (10)

1. 内部にキャビティを有し、表面に複数の取り付け孔又はインターフェースを有する筐体と、
   前記筐体に設けられ、全帯域の無線放送を受信するための信号受信コンポーネントと、
   前記筐体に設けられ、チャネル、音量または動作モードを調整するための調整コンポーネントと、
   前記筐体に設けられ、前記調整コンポーネント及び前記信号受信コンポーネントに接続され、制御信号を送受信するための制御コンポーネントと、
   前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、音声を発するためのスピーカーコンポーネントと、
   前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、動作状態または動作パラメータを表示するための表示コンポーネントと、
   前記筐体に設けられ、前記制御コンポーネントに接続され、電力を供給するための電源コンポーネントと、
   を含むことを特徴とする多機能ラジオ。
2. 前記制御コンポーネントは、ＰＣＢマザーボードと、複数のボタンと、第１回路基板とを含み、
   前記ＰＣＢマザーボードは、前記筐体の内部に取り付けられ、データ処理に使用され、
   複数の前記ボタンは、前記ＰＣＢマザーボードと連通する前記第１回路基板に接続され、複数の前記ボタンは、前記筐体の上面の取り付け孔内に嵌め込まれる、ことを特徴とする請求項１に記載の多機能ラジオ。
3. 前記信号受信コンポーネントは、ロッドアンテナとＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢとを含み、
   前記筐体には、前記ロッドアンテナを収容する通路が設けられ、前記ロッドアンテナは、伸縮自在で前記ＰＣＢマザーボードと連通し、全帯域の無線放送の受信に使用され、
   前記ＢｌｕｅｔｏｏｔｈアンテナＰＣＢは、前記筐体の内部に設けられ、前記ＰＣＢマザーボードと連通し、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ通信に使用される、ことを特徴とする請求項２に記載の多機能ラジオ。
4. 前記調整コンポーネントは、調音コンポーネント、周波数変調コンポーネント、及び動作モード切り替えコンポーネントを含み、
   前記調音コンポーネントは、前記筐体の上面の取り付け孔内に埋め込まれたエンコード回転調音ボタンを含み、前記エンコード回転調音ボタンは、前記第１回路基板に接続され、
   前記周波数変調コンポーネントは、前記筐体の側面に位置するエンコードチューニングプーリと、前記筐体の内部に位置するデジタルエンコーダとを含み、前記エンコードチューニングプーリは、前記デジタルエンコーダに接続され、前記デジタルエンコーダは、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、
   前記動作モード切り替えコンポーネントは、前記筐体の側面に位置する選択スイッチと、前記筐体の内部に位置する第２回路基板を含み、前記選択スイッチは、第２回路基板に接続され、前記第２回路基板は、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記選択スイッチは、ラジオ受信モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード及びメモリカード再生モードを含む、ことを特徴とする請求項２に記載の多機能ラジオ。
5. 前記スピーカーコンポーネントは、ホーンと、ホーンカバーとを含み、前記ホーンは、前記筐体の内部の下方に位置し、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記ホーンのベルマウスに対応する筐体の位置に開口が設けられ、前記ホーンカバーは、前記開口に着脱可能に接続され、前記ホーンカバーの表面には複数の貫通孔が設けられる、ことを特徴とする請求項２に記載の多機能ラジオ。
6. 前記表示コンポーネントは、ディスプレイスクリーンを含み、前記ディスプレイスクリーンは、前記ＰＣＢマザーボードに接続され、前記筐体の表面に埋め込まれ、前記スピーカーコンポーネントの上方に位置する、ことを特徴とする請求項２に記載の多機能ラジオ。
7. 前記ディスプレイスクリーンは、前記ラジオの音楽スペクトル表示記号、保存したチャンネル、取得チャンネル、ＥＱ表示記号、全自動検索チャンネルまたは手動保存チャンネルまたは取得チャンネル表示記号、電力量表示記号、充電指示記号、中波単位、周波数変調または短波またはウェザー帯域単位、自動電源オンまたは目覚まし時計有効化記号、スリープ時間設定記号、ロック設定記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生表示記号、ＴＦカード再生表示記号、ウェザー帯域イネーブル警告指示記号、周波数変調モード、中波モード、短波モード、北米諸国ウェザー帯域、ＦＭ動作モード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、時間記号、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ状態、ＴＦカード動作状態を表示する、ことを特徴とする請求項６に記載の多機能ラジオ。
8. 前記ディスプレイスクリーンは、前記ラジオの受信モード、調整効果音、短波受信モード、周波数変調受信モード、中波受信モード、信号指示、検索チャンネルモード、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ再生モード、ＴＦカードモード、自動シャットダウン時間、電力量、数字、メートル波セグメント、ウェザー周波数点、及び取得チャンネルを表示する、ことを特徴とする請求項６に記載の多機能ラジオ。
9. 前記電源コンポーネントは、バッテリーと充電孔を含み、前記筐体には、前記バッテリーを収容する溝が設けられ、前記溝の開口には、取り外し可能なカバーが設けられ、前記バッテリーを前記溝に配置した後、前記カバーを前記溝に掛け、前記充電孔が前記バッテリーに接続され、前記バッテリーは前記ＰＣＢマザーボードに接続されている、ことを特徴とする請求項２に記載の多機能ラジオ。
10. 前記筐体の上部に位置し、前記筐体に接続された吊掛孔をさらに含み、
    前記インターフェースは、前記ＰＣＢマザーボードに接続されたメモリカードソケットを含む、ことを特徴とする請求項１に記載の多機能ラジオ。

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