JP3238941U - 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム - Google Patents

電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3238941U
JP3238941U JP2022001585U JP2022001585U JP3238941U JP 3238941 U JP3238941 U JP 3238941U JP 2022001585 U JP2022001585 U JP 2022001585U JP 2022001585 U JP2022001585 U JP 2022001585U JP 3238941 U JP3238941 U JP 3238941U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
trigger
housing
actuator
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022001585U
Other languages
English (en)
Inventor
キン ユ ウォン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Defond Electech Co Ltd
Defond Components Ltd
Original Assignee
Defond Electech Co Ltd
Defond Components Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Defond Electech Co Ltd, Defond Components Ltd filed Critical Defond Electech Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3238941U publication Critical patent/JP3238941U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/20Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch wherein an auxiliary movement thereof, or of an attachment thereto, is necessary before the main movement is possible or effective, e.g. for unlatching, for coupling
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/36Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having only two operative positions, e.g. relatively displaced by 180 degrees
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H21/00Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
    • H01H21/02Details
    • H01H21/04Cases; Covers
    • H01H21/10Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/06Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/024Avoid unwanted operation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/20Interlocking, locking, or latching mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

【課題】ロックオフ機構を非アクティブ化することで、ユーザーが不注意に電動工具を起動するリスクを減らすという安全機能を有するトリガーアセンブリを提供する。【解決手段】トリガーアセンブリであって、トリガー部材130と、アクチュエータ部材150と、第1のロック部材131と第2のロック部材121とを含むロックオン機構であって、アクチュエータ部材がオン位置に移動すると、前記第1および第2のロック部材で、オン位置にロックされるロック構成とオン位置にロックされない非ロック構成との少なくとも1つに互いに対して選択的に移動可能であるロックオン機構と、ロックオフ部材132がロックオフ位置に回転可能に配置された状態でトリガー部材がハウジングに向けて移動する場合に、ロックオフ部材に当接するように構成され、これによりアクチュエータ部材がオフ位置からオン位置への移動が制限される。【選択図】図8B

Description

本考案は、電動工具、園芸工具などの電気機器のトリガーをロックオンおよびロックオフするためのロックシステムに関する。
電動工具などのトリガー作動性電気機器を所望の速度設定で長時間連続して操作する必要があることがある。トリガーを操作するユーザーの指の疲労を軽減するために、「ロックオン」機構が提供され、ユーザーがトリガーへの圧力を維持しなくても所望の動作速度で電動工具をロックできる。同じロックオン機構は、「ロックオフ」機構-すなわち、トリガーが押し込まれないようにしたり、電気機器の電源が入らないようにしたりするロックオフ位置に選択的に移動可能な機構としてのデュアル機能を提供するように構成することもできる。このような二重目的のロックオン/ロックオフ機構について予期される問題の1つは、ユーザーが混乱してロックオフ機構を不注意に非アクティブ化し、電気機器の電源を入れてユーザーに害を及ぼし得ることである。
本考案は、上記の問題の少なくとも1つを軽減しようとするものである。
本考案は、いくつかの広範な形態を含むことができる。本考案の実施形態は、本明細書に記載の種々の広範な形態の1つまたは任意の組合せを含むことができる。
1つの広範な形態では、本考案は、電気機器で使用するトリガーアセンブリであって、前記電気機器が、その中に配置された電気スイッチユニットを備えた電気スイッチハウジングを有し、トリガーアセンブリが、ハウジングに対して移動するように構成されたトリガー部材と、トリガー部材に動作可能に接続されたアクチュエータ部材であって、ハウジングに対するトリガー部材の移動に応答して、前記アクチュエータ部材が、電気スイッチユニットがアクチュエータ部材により動作可能に開かれるオフ位置から電気スイッチユニットがアクチュエータ部材により動作可能に閉じられるオン位置に向かうハウジングに対する第1の方向に移動可能であり、オン位置からオフ位置に向かうハウジングに対する第2の方向に移動可能であるアクチュエータ部材と、トリガー部材に隣接して取り付けられた第1のロック部材とハウジングに隣接して取り付けられた第2のロック部材とを含むロックオン機構であって、アクチュエータ部材がオン位置に移動すると、前記第1および第2のロック部材が、アクチュエータ部材がオン位置にロックされるロック構成と、アクチュエータ部材がオン位置にロックされない非ロック構成との少なくとも1つに互いに対して選択的に移動可能であるロックオン機構と、トリガー部材上に配置されたロックオフ部材を含むロックオフ機構であって、前記ロックオフ部材が、ロックオフ部材がハウジングに対するトリガー部材の移動を制限しアクチュエータ部材がオフ位置からオン位置への移動が制限されるロックオフ位置と、ロックオフ部材がハウジングに対するトリガー部材の移動を制限せずアクチュエータ部材がオフ位置からオン位置への移動が制限されない非ロックオフ位置との少なくとも1つの間で第1の回転軸の周りに回転可能に移動可能であり、トリガーアセンブリが、ハウジングに隣接して配置された成形部分を含み、トリガー部材が、ロックオフ位置に回転可能に配置されたロックオフ部材を備えたハウジングに向けて移動する場合に、前記成形部分がロックオフ部材に当接するように構成され、これによりアクチュエータ部材がオフ位置からオン位置への移動が制限される、トリガーアセンブリを提供する。
好ましくは、ロックオン機構とロックオフ機構は、別であってもよく、互いに独立して動作可能であってもよい。
好ましくは、ロックオフ部材がロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材の成形部分は、トリガー部材またはハウジング上に配置された係合面との干渉嵌合係合に移動するように構成されてもよい。ロックオフ部材の成形部分の係合面との干渉嵌合係合により、ロックオフ部材がロックオフ位置に保持される。
好ましくは、第1の回転軸は、トリガー部材の長軸と実質的に直角であってもよい。
好ましくは、ロックオフ部材は、非ロックオフ位置からロックオフ位置に第1の回転軸の周りに時計回りまたは反時計回りのいずれかで回転移動するように構成されてもよい。
好ましくは、本考案は、トリガー部材上に配置された少なくとも1つのストッパーを含んでもよく、前記ストッパーは、非ロックオフ位置からロックオフ位置に回転する場合および/またはロックオフ位置から非ロックオフ位置に回転する場合に、トリガー部材に対する第1の回転軸の周りの所定の回転点を越えるロックオフ部材の回転を阻止するように構成されてもよい。
好ましくは、ロックオフ部材は、ロックオフ部材を非ロックオフ位置に向けて付勢するように構成された付勢部材を含んでもよい。
好ましくは、付勢部材は、ねじりバネを含んでもよい。
好ましくは、ロックオフ部材がロックオフ位置に配置される場合に、少なくとも約50ポンドの力がトリガー部材に加えられると、ハウジングに対するトリガー部材の移動を制限するように構成されてもよい。
好ましくは、ロックオフ部材は、トリガー部材内に配置された凹部内のトリガー部材に対する第1の回転軸の周りに回転するように構成されてもよく、これによりロックオフ部材がロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材の一部が凹部の外向きに突出してもよく、ロックオフ部材が非ロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材は、凹部を覆ってトリガー部材と実質的に連続した表面を形成するように構成される。
好ましくは、ロックオン機構の第1のロック部材は、トリガー部材に回転可能に取り付けられてもよく、トリガー部材に対する第2の回転軸の周りの第1の方向に回転して、アクチュエータ部材がオン位置にロックされるロック構成になり、第2の回転軸の周りの第2の方向に回転して、アクチュエータ部材がオン位置にロックされない非ロック構成になるように構成される。
好ましくは、第2の回転軸は、アクチュエータの移動方向と実質的に直角であってもよい。
好ましくは、トリガー部材は、ハウジングに対してヒンジ結合されてもよく、ヒンジの周りのトリガー部材の移動を付勢するように構成された付勢部材を含み、これによりアクチュエータがオフ位置に向けて付勢される。
本考案は、添付の図面に関連して説明される、その好ましいが非限定的な実施形態の以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。
本考案の第1の実施形態による電気機器のトリガーアセンブリの上面図である。 本考案の第1の実施形態の側面図である。 本考案の第1の実施形態の底面図である。 本考案の第1の実施形態の斜視図である。 本考案の第1の実施形態の正面図である。 本考案の第1の実施形態の背面図である。 本考案の第1の実施形態の分解図である。 トリガーアセンブリのトリガー部材がハウジングに向けて内向きに押し込まれず、アクチュエータ部材が電気スイッチハウジング内の電気スイッチユニットを動作可能に開くオフ位置に配置される場合の本考案の第1の実施形態の正面断面図である。 トリガーアセンブリのトリガー部材がハウジングに向けて内向きに押し込まれず、アクチュエータ部材が電気スイッチハウジング内の電気スイッチユニットを動作可能に開くオフ位置に配置される場合の本考案の第1の実施形態の側面断面図である。 トリガーアセンブリのトリガー部材がハウジングに向けて内向きに押し込まれ、アクチュエータ部材が電気スイッチハウジング内の電気スイッチユニットを動作可能に閉じるオン位置に配置される場合の本考案の第1の実施形態の正面断面図である。 トリガーアセンブリのトリガー部材がハウジングに向けて内向きに押し込まれ、アクチュエータ部材が電気スイッチハウジング内の電気スイッチユニットを動作可能に閉じるオン位置に配置される場合の本考案の第1の実施形態の側面断面図である。 本考案の第1の実施形態によるロックオフ機構の動作を示す図である。 ロックオフ機構をより詳細に示す、本考案の第1の実施形態の正面断面図である。 本考案の第1の実施形態の分解斜視図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の上面図である。 非ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の上面図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の側面図である。 非ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の上面図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の底面図である。 非ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の底面図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の斜視図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の正面図である。 ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の側面断面図である。 非ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の正面図である。 非ロックオフ位置に配置された正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第2の実施形態の側面断面図である。 正回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリの第2の実施形態の分解図である。 非ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の上面図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の上面図である。 非ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の側面図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の側面図である。 非ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の底面図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の底面図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の斜視図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の正面図である。 ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオフ位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の側面断面図である。 非ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の正面図である。 非ロックオフ位置に配置された逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリおよびオン位置に配置されたトリガーアセンブリの第3の実施形態の側面断面図である。 逆回転ロックオフ部材を備えたトリガーアセンブリの第3の実施形態の分解図である。
ここで、本考案の好ましい実施形態を、図1から19を参照して本明細書に説明する。実施形態は、例えば、電動ドリル、グラインダー、サンダー、ソー、回転駆動工具などを含む、電動機を有する電動工具で使用する可変速度トリガーアセンブリ(100)を含む。より具体的には、本明細書に記載の実施形態は、ロックオン機能もロックオフ機能も提供するロックシステムを有する可変速度トリガーアセンブリを含む。この実施形態は、電動工具での使用について説明されているが、これは、単に機能を説明するためのものであり、本考案の代替の実施形態は、もちろん園芸工具などの他のタイプの電気機器で使用できることを理解されよう。
可変速度トリガーアセンブリ(100)は、電気スイッチハウジング(120)に対してヒンジ(133)の周りに回転可能に移動可能な手動可能なトリガー部材(130)を含む。戻しバネ(136)は、ハウジング(120)から離れる方向に付勢されるように、トリガー部材(130)を付勢する。ハウジング(120)は、硬質プラスチック材料から成形され、電動工具のハンドル付近の電動工具本体(110)に取り付けられる。ハウジング(120)は、電動工具のブラシレスDCモーターとDC電源(例えば、バッテリーパック)との間の電気回路に直列に配置される可動電気スイッチング接点および固定電気スイッチング接点(160)を含む電気スイッチユニット(160)を囲む。
トリガー部材(130)はまた、アクチュエータ部材(150)に動作可能に接続され、これによりトリガー部材(130)がハウジング(120)に向けて押し込まれる場合に、アクチュエータ部材(150)は、オフ位置からオン位置に向かうハウジング(120)の内向きの方向に移動するように構成される。ユーザーの手がトリガー部材(130)を放すと、戻しバネ(136)は、トリガー部材(130)をハウジング(120)から離れる方向に付勢し、その結果、アクチュエータ部材(150)もオン位置からオフ位置に向かうハウジング(120)の外向きの方向に移動させられる。アクチュエータ部材(120)が電気スイッチング接点(160)に動作可能に接続されるため、アクチュエータ部材(150)がオン位置に移動するのに応答して、電気スイッチング接点(160)は、DC電源からの電力を一対の電気スイッチング接点(160)を介してブラシレスDCモーターに供給できる閉回路構成に移動する。逆に、トリガー部材(130)をハウジング(120)から遠ざけることにより、アクチュエータ部材(150)がオフ位置に戻るのに応答して、一対の電気スイッチング接点(160)は、DC電源が一対の電気スイッチング接点(160)を介してブラシレスDCモーターに電力を供給できない開回路構成に移動する。アクチュエータ部材(150)はまた、ユーザーの手によりトリガー部材(130)に加えられる押し込み力の量に応じてハウジング(120)の内向きのオン位置の範囲で移動可能であり、DCモーターは、ハウジングの内向きのアクチュエータ部材(150)の移動の程度に応じて可変動作速度で動作するように構成される。本明細書に記載の実施形態では、ハウジングに対してヒンジの周りに回転可能に移動するように構成されるヒンジ付きトリガー部材が利用されることを理解されよう。しかし、代替の実施形態では、トリガー部材は、ピストルタイプトリガー、または回転移動あるいはスライド移動以外でハウジングに対して移動するように構成された任意の他のタイプのトリガーに構成されてもよい。
ロックシステムのロックオン機構は、電動工具の動作を任意の所定の速度で維持するために、ユーザーがトリガー部材(130)の速度設定位置でトリガー部材(130)を押し込み続けることを不要にする。ロックオン機構には、トリガー部材(130)に配置された別のヒンジ(134)の周りに回転可能に取り付けられる第1のロック部材(131)と、ハウジング(120)に隣接する電動工具本体にしっかりと取り付けられる第2のロック部材(121)とが含まれる。トリガー部材(130)がハウジング(120)に向けて押し込まれ、アクチュエータ部材(150)がトリガー部材(130)の移動によりオン位置に動作可能に移動すると、ロックオン機構の第1のロック部材(131)は、ヒンジ(134)の周りの第1の方向に回転して第2のロック部材(121)とのロック構成になり得る。第1のロック部材(131)は、例えば、ユーザーの親指がヒンジ(134)の周りの第1のロック部材(131)の回転移動を制御するように構成されたユーザー接触面(131A)を含む。ユーザー接触面には、ユーザーの親指による把持を可能にするように、その上にリビング表面テクスチャまたは他の表面テクスチャが配置されてもよい。第1のロック部材(131)は、第1の成形部分(131B)を含み、該第1の成形部分(131B)は、第1のロック部材(131)がトリガー部材(130)の周りに回転してロック構成になると、第2のロック部材(121)上にて適切に構成された第2の成形部分(121)に解放可能に掛金を掛けるように構成される。ロック構成では、第1のロック部材(131)の戻しバネ(131C)は、第1のロック部材(131)の第1の成形部分(131B)を第2のロック部材(121)の第2の成形部分(121)に対して付勢するのに役立ち、ユーザーがトリガー部材(130)の押し込みを止めてもロック構成のままにできる。したがって、アクチュエータ部材(150)は、無期限にオン位置にロックされたままである。
その後、トリガー部材(130)をハウジング(120)に向けて再び押し込むことにより、第2のロック部材(121)とのロック構成から第1のロック部材(131)を外すことができ、第1のロック部材(131)上の第1の成形部分(131B)は、第2のロック部材(121)上の第2の成形部分(121)からそれ自体の掛金を外し、次いで、ヒンジ(134)の周りの第2(例えば逆)の方向に自由に回転して第2のロック部材(121)との非ロック構成になり得る。非ロック構成では、ユーザーがトリガー部材(130)の押し込みを止めると、トリガー部材(130)は、トリガー部材の戻しバネ(136)の付勢により、ハウジング(120)から離れてヒンジ(133)の周りに自由に回転でき、そして次に、トリガー部材(130)に動作可能に接続されるアクチュエータ部材(150)も、ハウジング(120)の外向きの方向にオン位置からオフ位置に移動する。
この実施形態では、第1のロック部材(131)が回転する回転軸(X)は、アクチュエータ部材(150)の移動方向と実質的に直角である。しかし、必要に応じて、第1のロック部材(131)の回転の方向と向きを変えてもよい。さらに、特定の実施形態では、ロックオン機構は、例えば、第2のロック部材(121)に対してスライド移動できるように構成されるバネ式の第1のロック部材(131)を使用するなど、他の適切な構成を使用して、第2のロック部材(121)とのインターロック構成のために実施してもよい。
ロックシステムのロックオフ機構には、トリガー部材(130)上に配置されたロックオフ部材(132)が含まれる。ロックオフ部材(132)は、ロックオフ部材(132)がハウジング(120)に対するトリガー部材(130)の移動を制限しアクチュエータ部材(150)がオフ位置からオン位置への移動が制限されるロックオフ位置と、ロックオフ部材がハウジング(120)に対するトリガー部材(130)の移動を制限せずアクチュエータ部材(150)がオフ位置からオン位置に移動することが制限されない非ロックオフ位置との間で選択的に移動可能である。この実施形態では、ハウジングから延びる成形部分は、ロックオフ部材がスライド軸(Y)に沿った比較的中央のロックオフ位置にスライド可能に配置される場合に、ロックオフ部材がハウジングに向かう方向に移動するのを防ぐように構成されてもよい。すなわち、図9に示すように、ロックオフ部材は、ハウジングに向けて下向きに移動できず、その結果、これは、トリガー部材のハウジングに向かう回転移動も制限する。
ロックオフ機構のロックオフ部材(132)は、トリガー部材(130)にスライド可能に取り付けられ、ロックオフ位置と非ロックオフ位置と間のスライド軸(Y)に沿ってトリガー部材(130)に対してスライド移動できるように構成される。これらの実施形態では、スライド軸(Y)は、ヒンジ(134)の周りの第1のロック部材(131)の回転軸(X)と実質的に平行である。ロックオフ部材(132)は、スライド軸(Y)に沿った比較的中央の位置に配置されるとロックオフ位置にあり、ロックオフ部材(132)は、比較的中央の位置の両側のスライド軸(Y)に沿った位置にスライド可能に配置されると非ロックオフ位置にある。図10および11に示すように、ロックオフ機構には、ロックオフ部材(132)の両側に取り付けられ、ロックオフ部材(132)のスライド軸(Y)と実質的に軸方向に整列して延びる2つの戻しバネ(132A、132B)が含まれる。戻しバネ(132A,132B)は、ロックオフ部材(132)をデフォルト位置としてスライド軸(Y)に沿った比較的中央の位置に付勢するように構成される。ロックオフ部材(132)は、ロックオン機構の第1のロック部材(131)に隣接するトリガー部材(130)にスライド可能に取り付けられているため、ユーザーの親指は、使用中のトリガー部材(130)上のユーザーの手の位置を調整しなくてもロックオン機構もロックオフ機構も都合よく接触して操作できる。ロックオフ部材(132)はまた、ロックオフ位置に配置される場合に、トリガー部材(130)に加えられる少なくとも約50ポンドの力に耐えると評価される。例えば「Eクリップ」、「Eリング」などの金属ファスナー(132C)は、ロックオフ部材(132)とトリガー部材(130)との間のロックオフ部材(132)のステムの周りの位置にクリップ留めされ、ロックオフ部材(132)と一緒にファスナー(132C)を動かすように、戻しバネ(132A,132B)により作用される。好都合には、ロックオフ部材(132)とトリガー部材(130)との間のファスナー(132C)の存在は、ロックオフ部材(132)がロックオフ位置に配置される場合に、トリガー部材(130)に加えられる力に耐えるのに役立ち得る。
図9は、ロックオフ機構の動作におけるステップ(I-V)の例を示す。図9で、ステップIには、ロックオフ部材(132)がトリガー部材(130)のハウジング(120)に向かうヒンジ(133)の周りの回転移動を制限するスライド軸(Y)に沿った比較的中央の位置にロックオフ部材(132)が配置されることが含まれる。図9で、ステップIIには、示したロックオフ部材(132)がスライド軸(Y)に沿った中央の位置の両側でスライド可能に移動することが含まれる。この非ロックオフ位置では、トリガー部材(130)は、ロックオフ部材(132)による制限なく今にもハウジング(120)に押し込むことができるまたは用意がある。図9で、ステップIIIには、トリガー部材(130)がハウジング(120)に向けて回転することが含まれ、画像の右端に示されるように、ロックオン機構の第1のロック部材(131)が、第2のロック部材(121)との非ロック構成に配置されているため、ユーザーがトリガー部材(130)に対する把持を解除すると、トリガー部材(130)がハウジング(120)から離れてなお自由に回転できることが含まれる。図9で、ステップIVは、ロックオン機構の第1のロック部材(131)が回転して第2のロック部材(121)とのロック構成になったときの、ステップIIIに示すよりもわずかに高く持ち上げられたロックオフ部材(132)の位置を示し、第1のロック部材(131)の戻しバネ(131C)は、第1のロック部材(131)の第1の成形部分(131B)を上向きに付勢して、第2のロック部材(121)の第2の成形部分(121)との掛金係合になる。図9のステップVでは、トリガー部材(130)が、トリガー部材(130)の戻しバネ(136)に対して作用するハウジング(120)に向けて押し込まれているため、ロックオフ部材(132)の位置はステップIVに示すよりもわずかに低く、ロックオン機構の第1のロック部材(131)上の第1の成形部分(131B)が、ロックオン機構の第2のロック部材(121)上の第2の成形部分(121)から外れるようになる。見て分かるように、ロックオン機構の第1のロック部材(131)は、第2のロック部材(121)から離れて回転して、トリガー部材(130)が戻しバネ(136)の付勢により再びハウジング(120)から離れてヒンジ(133)の周りに今にも自由に回転できる非ロック構成になる。
各々ロックオン機能もロックオフ機能も提供するロックシステムを有するさらなる可変速度トリガーアセンブリ(200,300)の実施形態を図12A~19に示す。上記の実施形態と同様に、代替の可変速度トリガーアセンブリ(200,300)は、電気スイッチハウジング(220,320)に対してヒンジ(233,333)の周りに回転可能に移動可能な手動可能なトリガー部材(230,330)を含む。戻しバネ(236,336)は、ハウジング(220,320)から離れる方向に付勢されるように、トリガー部材(230,330)を付勢する。ハウジング(220,320)は、硬質プラスチック材料から成形され、電動工具のハンドル付近の電動工具本体に取り付けられる。ハウジング(220,320)は、各々、電動工具のブラシレスDCモーターとDC電源(例えば、バッテリーパック)との間の電気回路に直列に配置される可動電気スイッチング接点および固定電気スイッチング接点を含む電気スイッチユニットを囲む。トリガー部材(230,330)はまた、アクチュエータ部材(250,350)に動作可能に接続され、これによりトリガー部材(230,330)がハウジング(220,320)に向けて押し込まれる場合に、アクチュエータ部材(250,350)は、オフ位置からオン位置に向かうハウジング(220,320)の内向きの方向に移動するように構成される。ユーザーの手がトリガー部材(230,330)を放すと、戻しバネ(236,336)は、トリガー部材(230,330)をハウジング(220,320)から離れる方向に付勢し、その結果、アクチュエータ部材(250,350)もオン位置からオフ位置に向かうハウジング(220,320)の外向きの方向に移動させられる。アクチュエータ部材(220,320)が電気スイッチング接点に動作可能に接続されるため、アクチュエータ部材(250,350)がオン位置に移動するのに応答して、電気スイッチング接点は、DC電源からの電力を一対の電気スイッチング接点を介してブラシレスDCモーターに供給できる閉回路構成に移動する。逆に、トリガー部材(230,330)をハウジング(220,320)から遠ざけることにより、アクチュエータ部材(250,350)がオフ位置に戻るのに応答して、一対の電気スイッチング接点は、DC電源が一対の電気スイッチング接点を介してブラシレスDCモーターに電力を供給できない開回路構成に移動する。アクチュエータ部材(250,350)はまた、ユーザーの手によりトリガー部材(230,330)に加えられる押し込み力の量に応じてハウジング(220,320)の内向きのオン位置の範囲で移動可能であり、DCモーターは、ハウジング(220,320)の内向きのアクチュエータ部材(250,350)の移動の程度に応じて可変動作速度で動作するように構成される。本明細書に記載の実施形態では、ハウジング(220,320)に対してヒンジの周りに回転可能に移動するように構成されるヒンジ付きトリガー部材(230,330)が利用されることを理解されよう。しかし、代替の実施形態では、トリガー部材は、ピストルタイプトリガー、または回転移動あるいはスライド移動以外でハウジングに対して移動するように構成された任意の他のタイプのトリガーに構成されてもよい。
ロックオン機構には、トリガー部材(230,330)に配置されたヒンジ(234,334)の周りに回転可能に取り付けられる第1のロック部材(231,331)と、ハウジング(220,320)に隣接する電動工具本体にしっかりと取り付けられる第2のロック部材(221,321)とが含まれる。トリガー部材(230,330)がハウジング(220,320)に向けて押し込まれ、アクチュエータ部材(250,350)がトリガー部材(230,330)の移動によりオン位置に動作可能に移動すると、ロックオン機構の第1のロック部材(231,331)は、各ヒンジ(234,334)の周りの第1の方向に回転して第2のロック部材(221,321)とのロック構成になり得る。第1のロック部材(231,331)は、例えば、ユーザーの親指がヒンジ(234,334)の周りの第1のロック部材(231,331)の回転移動を制御するように構成されたユーザー接触面(231A,331A)を含む。ユーザー接触面には、ユーザーの親指による把持を可能にするように、その上にリビング表面テクスチャまたは他の表面テクスチャが配置されてもよい。第1のロック部材(231,331)は、第1の成形部分(231B,331B)を含み、該第1の成形部分(231B,331B)は、第1のロック部材(231,331)がトリガー部材(230,330)の周りに回転してロック構成になると、第2のロック部材(221,321)上にて適切に構成された第2の成形部分(221,321)に解放可能に掛金を掛けるように構成される。ロック構成では、第1のロック部材(231,331)の戻しバネ(231C,331C)は、第1のロック部材(231,331)の第1の成形部分(231B,331B)を第2のロック部材(221,321)の第2の成形部分(221,321)に対して付勢するのに役立ち、ユーザーがトリガー部材(230,330)の押し込みを止めてもインターロック構成のままにできる。したがって、アクチュエータ部材(250,350)は、無期限にオン位置にロックされたままである。
その後、トリガー部材(230,330)をハウジング(220,320)に向けて再び押し込むことにより、第2のロック部材(221,321)とのロック構成から第1のロック部材(231,331)を外すことができ、第1のロック部材(231,331)上の第1の成形部分(231B,331B)は、第2のロック部材(221,321)上の第2の成形部分(221,321)からそれ自体の掛金を外し、次いで、ヒンジ(234,334)の周りの第2(例えば逆)の方向に自由に回転して第2のロック部材(221,321)との非ロック構成になり得る。非ロック構成では、ユーザーがトリガー部材(230,330)の押し込みを止めると、トリガー部材(230,330)は、トリガー部材の戻しバネ(236,336)の付勢により、ヒンジ(233,333)の周りにハウジング(220,320)から自由に回転でき、そして次に、トリガー部材(230,330)に動作可能に接続されるアクチュエータ部材(250,350)も、ハウジング(220,320)の外向きの方向にオン位置からオフ位置に移動する。
代替の実施形態(200,300)のロックオフ部材(232,332)は、それぞれロックオフ部材を非ロックオフ位置からロックオフ位置に移動させるために正回転可能であり、非ロックオフ位置からロックオフ位置に移動させるために逆回転可能である。ロックオフ部材(232,332)がその周りに回転する回転軸は、各トリガー部材(230,330)の長軸と実質的に直角である。ロックオフ位置に回転可能に配置されると、ロックオフ部材(232,332)は、ハウジング(220,320)に対するトリガー部材(230,330)の移動を制限し、これによりアクチュエータ部材(250,350)は、オフ位置からオン位置への移動が制限される。非ロックオフ位置に回転可能に配置されると、ロックオフ部材(232,332)は、ハウジング(220,320)に対するトリガー部材(230,330)の移動を制限せず、これによりアクチュエータ部材(250,350)は、ハウジング(220,320)に向かうオフ位置からオン位置への移動が制限されない。これらの実施形態では、トリガーアセンブリは、トリガー部材(230,330)がロックオフ位置に回転可能に配置されたロックオフ部材(232,332)を備えたハウジング(220,320)に向けて移動する場合に、アクチュエータ部材(250,350)が、オフ位置からオン位置への移動が制限されるようにロックオフ部材(232,332)と相互作用するように構成されるハウジング(220,320)に隣接して配置された成形部分(242,342)を含む。例えば、ロックオフ位置に配置される場合のロックオフ部材(232,332)の向きは、ロックオフ部材(232,332)が下向きに突出し、トリガー部材(230,330)が各アクチュエータ部材(250,350)をオフ位置からオン位置に移動させるために各ハウジング(220,320)の十分近くに押し込むことができないように係合面(244,344)に当接するように構成されてもよい。逆に、ロックオフ部材(232,332)が非ロックオフ位置に配置される場合、ロックオフ部材(232,332)は、ロックオフ部材(232,332)が下向きに突出せず、トリガー部材(230,330)が各アクチュエータ部材(250,350)をオフ位置からオン位置に移動させるために、各ハウジング(220,320)の十分近くに押し込むことができるように係合面(244,344)に当接するような向きである。これらの実施形態のロックオフアセンブリは、少なくとも約50ポンドの力がトリガー部材(230,330)に加えられる場合に、ハウジング(220,320)に対するトリガー部材(230,330)の移動を制限するように構成される。
ロックオフ部材(232,332)がロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材(232,332)の成形部分は、ハウジング(220,320)に隣接して配置された係合面(244,344)との干渉嵌合係合に移動するように構成され、これによりロックオフ部材(232,332)は、ロックオフ部材(232,332)の成形部分の係合面(244,344)との干渉嵌合係合により、ロックオフ位置に保持される。ロックオフ部材(230,330)の成形部分は、例えば、凸形状プロファイルを含んでもよい。他の実施形態では、干渉嵌合係合を必ずしも必要としない他の解放可能な係合手段が利用されてもよい。特定の実施形態では、ロックオフ部材(232,332)をロックオフ位置に解放可能に保持するために、干渉嵌合係合を伴わなくてもよい。代わりに、ロックオフ部材(232,332)の成形部分は、トリガー部材(230,330)またはハウジング(220,320)上に配置された対応する成形部分の上または周りに引っ掛けるかまたは掛金を掛けるように構成してもよい。
ロックオフ部材(232,332)は、トリガー部材(230,330)内に配置された凹部(243,343)内のトリガー部材(230,330)に対してヒンジの周りに回転するように構成され、これによりロックオフ部材(233,332)がロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材(232,332)の一部は凹部の外向きに突出し、ロックオフ部材が非ロックオフ位置に回転する場合に、ロックオフ部材(232,332)は、凹部(243,343)を覆ってトリガー部材(230,330)と実質的に連続した表面を形成するように構成される。好都合には、ロックオフ部材(232,332)の突出部分は、ロックオフ部材(232,332)をロックオフ位置から非ロックオフ位置にレバーで戻す便利なレバー手段を提供する。
また、トリガーアセンブリは、トリガー部材(230,330)上に配置されたストッパー(241,341)を含み、これは、非ロックオフ位置からロックオフ位置に回転する場合および/またはロックオフ位置から非ロックオフ位置に回転する場合に、トリガー部材(230,330)に対するヒンジの周りの所定の回転点を越えるロックオフ部材(232,332)の回転を阻止するように構成される。ロックオフ部材(232,332)が各ストッパー(241,341)と接触するように回転する場合に、ロックオフ部材(232,332)は、特定の実施形態ではまた、ロックオフ部材(232,332)をロックオフ位置に保持するのにさらに役立ち得るストッパー(241,341)との干渉嵌合係合(または本考案の機能的文脈内の他の適切な解放可能な係合手段)に構成されてもよい。
ロックオフ部材(232,332)は、これらの実施形態ではねじりバネ(240,340)により構成される付勢部材(240,340)で非ロックオフ位置に付勢される。付勢部材(240,340)は、ロックオフ部材(232,332)がロックオフ位置に配置される場合に、ロックオフ部材(232,332)を非ロックオフ位置に向けて付勢する付勢部材(240,340)の力にもかかわらず、干渉嵌合係合がロックオフ部材(232,332)をロックオフ位置に解放可能に保持するのに十分強いように適切に選択される。しかし、ロックオフ部材(232,332)がロックオフ位置に配置される場合に、ユーザーは非ロックオフ位置に向かう方向に適切な量の力(例えば、ユーザーの指が突出部分を引くまたは押す)を加えることができ、加えられる追加の力は、ロックオフ部材(232,332)を干渉嵌合係合から外すのに十分であるため、付勢部材(240,340)は、ロックオフ部材(232,332)を自由に付勢してデフォルトの非ロックオフ位置に戻し得る。これらの実施形態(200,300)では、ロックオフ部材(232,332)は、ねじりバネ(240,340)をその中に受け入れて保持できる凹部を含む。
好都合には、ロックオン機構およびロックオフ機構は、独立して動作可能な別の機構により構成される。これによりロックオフ機構を非アクティブ化することで、ユーザーが不注意に電動工具を起動するリスクを減らすという安全機能が提供される。
上記を考慮して、本明細書に記載の本考案の実施形態は、種々の利点を提供するのに役立ち得ることが明らかであろう。特に、ロックシステムは、ユーザーが片手でユーザーの手の位置を調整しなくても操作できるように、互いに隣接するロックオン機構もロックオフ機構も都合よく提供する。さらに、ロックオン機構およびロックオフ機構は、独立して動作可能な別の機構により構成される。これによりロックオフ機構を非アクティブ化することで、ユーザーが不注意に電動工具を起動するリスクを減らすという安全機能が提供される。さらに、特定の実施形態では、ロックオフ機構は中央のロックオフ位置の両側にスライド可能に移動できるため、これは左利きのユーザーも右利きのユーザーも便宜をはかるのに役立ち得る。
当業者は、本明細書に記載の本考案が、本考案の範囲から逸脱することなく、具体的に記載されたもの以外の変形および修正を受けやすいことを理解するであろう。当業者に明らかとなるこのような変形および修正はすべて、上で広範に説明した本考案の精神および範囲に入るとみなされるべきである。本考案は、このような変形および修正をすべて含むことを理解されたい。本考案はまた、個々にまたは集合的に、本明細書で言及または示されたすべてのステップおよび特徴、ならびに任意の2つ以上の前記ステップまたは特徴のあらゆる組合せを含む。
この明細書におけるいかなる先行技術への言及は、その先行技術が共通の一般的知識の一部を形成するという認識またはいかなる示唆ではなく、またそのように解釈されるべきではない。

Claims (11)

  1. 電気機器で使用するトリガーアセンブリであって、前記電気機器が、その中に配置された電気スイッチユニットを備えたハウジングを有し、前記トリガーアセンブリが、
    前記ハウジングに対して移動するように構成されたトリガー部材と、
    前記トリガー部材に動作可能に接続されたアクチュエータ部材であって、前記ハウジングに対する前記トリガー部材の移動に応答して、前記アクチュエータ部材が、前記電気スイッチユニットが前記アクチュエータ部材により動作可能に開かれるオフ位置から前記電気スイッチユニットが前記アクチュエータ部材により動作可能に閉じられるオン位置に向かう前記ハウジングに対する第1の方向に移動可能であり、且つ前記オン位置から前記オフ位置に向かう前記ハウジングに対する第2の方向に移動可能である、アクチュエータ部材と、
    前記トリガー部材に隣接して取り付けられた第1のロック部材と前記ハウジングに隣接して取り付けられた第2のロック部材とを含むロックオン機構であって、前記アクチュエータ部材が前記オン位置に移動すると、前記第1および第2のロック部材が、前記アクチュエータ部材が前記オン位置にロックされるロック構成と前記アクチュエータ部材が前記オン位置にロックされない非ロック構成との少なくとも1つに互いに対して選択的に移動可能であり、第1のロック部材の第1の成形部分が、第2のロック部材上にて適切に構成された第2の成形部分に解放可能に掛金を掛け、第1の成形部分が、戻りばねの付勢によって第2の成形部分に掛金を掛けたままであるように構成されたロックオン機構と、
    前記トリガー部材上に配置されたロックオフ部材を含むロックオフ機構であって、前記ロックオフ部材が、前記ロックオフ部材が前記ハウジングに対する前記トリガー部材の移動を制限し前記アクチュエータ部材が前記オフ位置から前記オン位置への移動が制限されるロックオフ位置と、前記ロックオフ部材が前記ハウジングに対する前記トリガー部材の移動を制限せず前記アクチュエータ部材が前記オフ位置から前記オン位置への移動が制限されない非ロックオフ位置との少なくとも1つの間で第1の回転軸の周りに回転可能に移動可能であるロックオフ機構と、
    を含み、
    前記トリガーアセンブリが、前記ハウジングに隣接して配置された成形部分を含み、前記成形部分が、前記ロックオフ部材が前記ロックオフ位置に回転可能に配置された状態で前記トリガー部材が前記ハウジングに向けて移動する場合に、前記ロックオフ部材に当接するように構成されており、これにより前記アクチュエータ部材が、前記オフ位置から前記オン位置への移動が制限され、
    前記ロックオフ部材は、前記ロックオフ部材を前記非ロックオフ位置に向けて付勢するよう構成されたねじりバネを含み、
    前記ロックオフ部材は、前記ねじりバネが受け入れられている凹部を含む、トリガーアセンブリ。
  2. 前記ロックオン機構と前記ロックオフ機構とが、分かれており、互いに独立して動作可能である、請求項1に記載のトリガーアセンブリ。
  3. 前記ロックオフ部材が前記ロックオフ位置に回転する場合に、前記ロックオフ部材の成形部分が、前記トリガー部材またはハウジング上に配置された係合面との干渉嵌合係合に移動するように構成され、これにより前記ロックオフ部材の前記成形部分と前記係合面との前記干渉嵌合係合により、前記ロックオフ部材が前記ロックオフ位置に保持される、請求項1または2に記載のトリガーアセンブリ。
  4. 前記第1の回転軸が前記トリガー部材の長軸と実質的に直角である、請求項1から3のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  5. 前記ロックオフ部材が、前記非ロックオフ位置から前記ロックオフ位置に前記第1の回転軸の周りに時計回りまたは反時計回りのいずれかで回転移動するように構成可能である、請求項1から4のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  6. 前記トリガー部材上に配置された少なくとも1つのストッパーを含み、前記ストッパーが、前記非ロックオフ位置から前記ロックオフ位置に回転する場合および/または前記ロックオフ位置から前記非ロックオフ位置に回転する場合に、前記トリガー部材に対する前記第1の回転軸の周りの所定の回転点を越える前記ロックオフ部材の回転を阻止するように構成される、請求項1から5のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  7. 前記ロックオフ部材が、前記ロックオフ位置に配置される場合に、少なくとも約50ポンドの力が前記トリガー部材に加えられると、前記ハウジングに対する前記トリガー部材の移動を制限するように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  8. 前記ロックオフ部材が、前記トリガー部材内に配置された凹部内の前記トリガー部材に対する前記第1の回転軸の周りに回転するように構成され、これにより前記ロックオフ部材が前記ロックオフ位置に回転する場合に、前記ロックオフ部材の一部が前記凹部の外向きに突出し、前記ロックオフ部材が前記非ロックオフ位置に回転する場合に、前記ロックオフ部材が前記凹部を覆って前記トリガー部材と実質的に連続した表面を形成するように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  9. 前記ロックオン機構の前記第1のロック部材が、前記トリガー部材に回転可能に取り付けられ、前記トリガー部材に対する第2の回転軸の周りの第1の方向に回転して、前記アクチュエータ部材が前記オン位置にロックされるロック構成になり、前記第2の回転軸の周りの第2の方向に回転して、前記アクチュエータ部材が前記オン位置にロックされない非ロック構成になるように構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
  10. 前記第2の回転軸が、前記アクチュエータ部材の移動方向と実質的に直角である、請求項9に記載のトリガーアセンブリ。
  11. 前記トリガー部材が、前記ハウジングに対してヒンジ結合され、前記ヒンジの周りの前記トリガー部材の移動を付勢するように構成された付勢部材を含み、これにより前記アクチュエータ部材がオフ位置に向けて付勢される、請求項1から10のいずれか一項に記載のトリガーアセンブリ。
JP2022001585U 2019-01-03 2022-05-16 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム Active JP3238941U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
HK19100096.2 2019-01-03
HK19100096 2019-01-03

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000408A Continuation JP2020123568A (ja) 2019-01-03 2020-01-06 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3238941U true JP3238941U (ja) 2022-09-01

Family

ID=69104281

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000408A Pending JP2020123568A (ja) 2019-01-03 2020-01-06 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム
JP2022001585U Active JP3238941U (ja) 2019-01-03 2022-05-16 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020000408A Pending JP2020123568A (ja) 2019-01-03 2020-01-06 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11367577B2 (ja)
EP (1) EP3678154A1 (ja)
JP (2) JP2020123568A (ja)
CN (1) CN111403190A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11345011B2 (en) * 2020-06-08 2022-05-31 Jenn Feng New Energy Co., Ltd. Trigger switch device of power tool for preventing accidental triggering
USD963599S1 (en) * 2020-06-30 2022-09-13 Paccar Inc Switch cap

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2850120A1 (de) * 1977-11-21 1979-05-23 Black & Decker Mfg Co Schalter-betaetigungseinrichtung
DE19526591B4 (de) 1995-07-21 2005-04-21 Abb Patent Gmbh Elektrischer Schalter
US6120362A (en) * 1997-06-09 2000-09-19 Porter-Cable Corporation Ergonomic grinder
JPH11329151A (ja) * 1998-05-07 1999-11-30 Omron Corp ロック機構およびこれを用いたスイッチ
EP1759813A3 (en) * 2002-01-10 2008-04-23 Black & Decker, Inc. Angle Grinder
EP1327497B1 (en) * 2002-01-10 2006-05-31 Black & Decker Inc. Gear case
US20040148789A1 (en) * 2002-08-20 2004-08-05 Gist Leslie D. Rotatable handle for reciprocating saws
US9492941B2 (en) * 2007-11-08 2016-11-15 Echo, Incorporated Apparatus having a tool on an elongate pole
DE102009011766A1 (de) * 2008-03-12 2009-09-24 Marquardt Gmbh Elektrischer Schalter, insbesondere Elektrowerkzeugschalter
JP5208775B2 (ja) * 2009-01-09 2013-06-12 株式会社マキタ 電動工具のスイッチ
CN201590345U (zh) * 2009-12-30 2010-09-22 浙江科都电气制造有限公司 一种具有锁定机构的扳动开关
US9259832B2 (en) * 2010-08-25 2016-02-16 Makita Corporation Handheld electrical power tools
EP2688715B1 (en) * 2011-03-21 2019-05-15 Techtronic Power Tools Technology Limited Hand held power tool with locking rotatable handle
WO2014032347A1 (zh) * 2012-08-28 2014-03-06 上海锐奇工具股份有限公司 一种作业工具
CN206277198U (zh) 2016-06-08 2017-06-27 浙江开创电气股份有限公司 一种新型电动工具保护装置
US11484986B2 (en) * 2017-01-13 2022-11-01 Makita Corporation Electric tool
US10818450B2 (en) * 2017-06-14 2020-10-27 Black & Decker Inc. Paddle switch
WO2018230707A1 (ja) * 2017-06-16 2018-12-20 工機ホールディングス株式会社 電動工具
CN108252251A (zh) 2018-03-09 2018-07-06 浙江亚特电器有限公司 一种吹吸机

Also Published As

Publication number Publication date
US20200219675A1 (en) 2020-07-09
CN111403190A (zh) 2020-07-10
JP2020123568A (ja) 2020-08-13
US11367577B2 (en) 2022-06-21
EP3678154A1 (en) 2020-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3238941U (ja) 電気機器のトリガーアセンブリで使用するロックシステム
JP6755913B2 (ja) 電気装置のトリガーアセンブリーとともに使用するための施錠システム
EP1693161B1 (en) Actuation apparatus for power tool
EP3296062B1 (en) Multipurpose tool having accessible tool members
EP2285535B1 (en) Powered device having an on-off mechanism
US20040020057A1 (en) Hand held device comprising a handle and an operational member which folds into and out of a side of the handle
US8872049B2 (en) Trigger lock-on lock-off mechanism
CN110614613B (zh) 具有一个或多个可旋转工具构件的工具
CA2981415A1 (en) Trigger lock for a miter saw
EP2794193A1 (en) Method and mechanism for power tool lock-off
WO2014032347A1 (zh) 一种作业工具
US6610946B2 (en) Actuation mechanism for a power tool
US10529502B2 (en) Lockable trigger mechanism for use in an electrical device
CN112214063B (zh) 用于锁止电气设备的触发器的锁止组件
US10219441B2 (en) Multi-position lock for pruning device
CA2774505C (en) Trigger lock-on lock-off mechanism
CN112238423B (zh) 用于电动工具的控制组件
EP1699601B1 (en) Electric tool with dually controllable switch
JP5698035B2 (ja) 電動工具
RU2815109C2 (ru) Моторный блок электробытового прибора, выполненный с возможностью удержания рукой
JP2021172989A (ja) 車両用スライドドア装置
CN105983947A (zh) 电动工具
KR20220027074A (ko) 파지형으로 구성된 가전기기용 전동 하우징

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3238941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150