JP3238474B2 - スチルビデオカメラのリモコン装置 - Google Patents

スチルビデオカメラのリモコン装置

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JP3238474B2 JP17384692A JP17384692A JP3238474B2 JP 3238474 B2 JP3238474 B2 JP 3238474B2 JP 17384692 A JP17384692 A JP 17384692A JP 17384692 A JP17384692 A JP 17384692A JP 3238474 B2 JP3238474 B2 JP 3238474B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスチルビデオカメラに関
し、特に撮影動作制御等を行うことができるリモコン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像素子(CCD)を備えた
撮像装置が知られている。この撮像装置では、外部から
の入射光をCCD上にて結像せしめ光電変換することに
よって撮像が行われる。このような撮像装置において、
リモートコントロール(以下、リモコンと言う)による
撮影動作制御に用いられているものがある。すなわち、
リモコン装置から発せられる赤外線信号等のリモコン信
号が、スチルビデオカメラに設けられたセンサによって
光電変換され、これをもとに、CPU等でデコードし、
これによりカメラの各装置が制御されて撮影等の操作が
行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなリモコン機能を備えている撮像装置では、セン
サ、デコーダ及びこれらに付随する回路ブロック等が必
要になり、これらのセンサ等を収納するスペースが必要
となる。このスペースの確保が、スチルビデオカメラで
は小型化を妨げる要因になるという問題点があった。
【0004】本発明は、小型化を妨げることなく、リモ
ートコントロール可能なスチルビデオカメラのリモコン
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスチルビデ
オカメラのリモコン装置は、被写体の像が形成可能な受
光部を有する撮像素子と、前記受光部の一部に、リモコ
ン装置からの赤外線信号を照射する手段と、この赤外線
信号に対応した制御を行う手段とを備えたことを特徴と
している。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例に係るリモコン装置の構成を示す
ものである。
【0007】スチルビデオカメラのカメラボディ11の
前面には、開口部12が形成されており、開口部12は
レンズカバー13によって開閉可能である。カメラボデ
ィ11内において、レンズカバー13に近接した部位に
絞り羽根14が設けられ、絞り羽根14よりも内側に
は、レンズ15、赤外線遮断用光学フィルタ16、CC
D17が、この順に設けられている。レンズカバー13
の開閉は、MPU30の制御に基づいて駆動機構18に
よって行われる。また絞り羽根14の開閉は、MPU3
0の制御に基づいて駆動機構19によって行われる。
【0008】レンズカバー13は、本実施例において上
下に分割された2つのカバー部材13a、13bから成
る。各カバー部材13a、13bは、開口部12の開放
時、開口部12の上方と下方に形成された収納部21、
22内に収納される。
【0009】下側に位置する収納部22には、リモコン
信号としての赤外線信号の受信用開口23が形成され
る。収納部22の受信用開口23に対応する位置には、
赤外線信号のみを通過させる光学フィルタ24が設けら
れており、この光学フィルタ24には、光ファイバ25
の一端が接続されている。この光ファイバ25の他端
は、CCD17の受光部17aの下端部に対向してい
る。したがって、リモコン装置より出力された赤外線信
号は、受信用開口23、光学フィルタ24、光ファイバ
25を経て受光部17aに照射される。
【0010】カバー部材13a、13bにより開口部1
2が開放されている時、外部からの入射光が光学系を経
てCCD17の受光部17a上に結像され、光電変換が
行われる。このCCD17の駆動及び制御は、MPU3
0の制御に基づき駆動回路27によって行われる。な
お、この状態では、受信用開口23は収納部22に収納
されているカバー部材13bによって遮光される。した
がって、自然光に含まれる赤外線の成分が、光学フィル
タ24、光ファイバ25を介してCCD17に照射され
ることはなく、撮影される画像は赤外線の影響を受けな
い。
【0011】カバー部材13a、13bにより開口部1
2が閉じられている時、外部からの光はカバー13によ
って遮光されており、レンズ15等の光学系を介してC
CD17には導かれない。しかし下側の収納部22にお
いて、受信用開口23は開放されているため、外部から
の光はこの開口23からCCD17に導かれる。すなわ
ちリモコン装置からの赤外線信号は、受信用開口23、
光学フィルタ24および光ファイバ25を介して、CC
D17の受光部17aの下端部に導かれ、後述するよう
に、リモコン装置による撮影等の操作が可能となる。な
お、赤外線信号は受光部17aの端部に近い部分に照射
され、この部分(非有効領域)の出力は、通常被写体の
像信号として用いられず、後段の処理で同期信号等を付
加するために消去される。
【0012】このように本実施例では、光学フィルタ2
4および光ファイバ25によって赤外線信号をCCD1
7の受光部17aに導き、この赤外線信号をCCD17
の光電変換作用によって輝度信号に変換することによ
り、リモコン装置による撮影動作の制御を行っている。
すなわちCCD17は、被写体の撮像とともに、リモコ
ン信号受信用のセンサとして用いることができる。
【0013】CCD17では、撮像信号が、例えばフィ
ールド毎に形成される。この撮像信号は、CDS(相関
二重サンプリング回路)31に供給され、リセット雑音
が低減せしめられる。そして撮像信号は、アンプ32を
経てAD変換器33に供給され、デジタル変換されてD
SP(デジタル信号処理回路)34に供給される。DS
P34では、MPU30の制御に基づいて、デジタル撮
像信号に対してγ補正等の各種の信号処理が施される。
デジタル撮像信号は、端子35を介して図示しない次段
の回路に供給され、例えばNTSC方式に準じたコンポ
ジットビデオ信号に変換され、モニタ用として出力され
る。
【0014】MPU30は、撮像装置全体の制御を行う
マイクロコンピュータであり、このMPU30にはキー
スイッチ36が接続されている。このキースイッチ36
を操作することにより所望のモードあるいは機能等が選
択されると、それぞれに対応する信号が形成され、MP
U30に供給される。MPU30では、キースイッチ3
6から供給される信号に基づいて、撮像装置のモード設
定が行われるとともに、設定されたモードの動作を実行
すべく各回路ブロックに対する動作制御が行われる。
【0015】第1および第2のメモリ41、42は、リ
モコン装置からの赤外線信号が照射されるCCD受光部
17aに対応した、1H(水平走査期間)のデジタル撮
像信号(すなわちリモコン信号)を一時的に格納するた
めに設けられる。これらのメモリ41、42はラインメ
モリであり、それぞれ1水平走査期間(1H)のデジタ
ル撮像信号を格納することができる。なお、第1および
第2のメモリ41、42は、ラインメモリに限定される
ものではなく、例えばフィールドメモリであってもよ
い。
【0016】メモリ41、42の前段および後段には、
それぞれ切替えスイッチ43、44が接続される。これ
らの切替えスイッチ43、44はMPU30によって切
替え制御される。すなわち、切替えスイッチ43が第1
のメモリ41に接続されている時、切替えスイッチ44
が第2のメモリ42に接続される。逆に、切替えスイッ
チ43が第2のメモリ42に接続されている時、切替え
スイッチ44が第1のメモリ41に接続される。これに
よりDSP34から出力される1Hのデジタル撮像信号
が、第1または第2のメモリ41、42に格納され、ま
た第1または第2のメモリ41、42に格納されている
1Hのデジタル撮像信号が、レベル差検出回路45に入
力される。
【0017】ここで、1Hのデジタル撮像信号をレベル
差検出回路45に取り込む動作について説明する。切替
えスイッチ43、44は、1フィールド期間(1/60
秒)毎に切替えられ、この接続状態の切替えのタイミン
グは同じである。まず切替えスイッチ43が第1のメモ
リ41に接続されて、1Hのデジタル撮像信号がDSP
34から直接レベル差検出回路45に入力されると同時
に、第1のメモリ41にも入力される。さらにこの時、
切替えスイッチ44が第2のメモリ42に接続されてお
り、DSP34からの出力信号が検出回路45に入力さ
れるのと同時に、第2のメモリ42に既に格納されてい
る1フィールド前の1Hのデジタル撮像信号がレベル差
検出回路45に入力される。
【0018】同様に、切替えスイッチ43が第2のメモ
リ42に接続されて、1Hのデジタル撮像信号がDSP
34からレベル差検出回路45に入力されると同時に第
2のメモリ42にも入力される。さらにこの時、切替え
スイッチ44が第1のメモリ41に接続されており、D
SP34からの出力信号が検出回路45に入力されるの
と同時に、第1のメモリ41に格納されている1フィー
ルド前の1Hのデジタル撮像信号がレベル差検出回路4
5に入力される。
【0019】レベル差検出回路45では、MPU30の
制御に基づいて、連続する2フィールド中の赤外光が照
射される部分の1Hデジタル撮像信号が2つの入力端か
ら同時に入力され、このデジタル撮像信号の連続する2
フィールドのレベル差が所定値以上であるか否かの判断
が行われる。もし2入力のレベル差が所定値以上であっ
た場合、比較出力信号CYL(i)=1がセットされ、
所定値以上のレベル差がなかった場合、比較出力信号C
YL(i)=0がセットされる。この比較出力信号CY
L(i)はMPU30に供給される。
【0020】次に、図2〜図6を参照して動作について
説明する。図2のフローチャートにはレベル差検出回路
45における検出動作が示されており、図3および図4
のフローチャートにはMPU30における判断および撮
像装置の制御動作が示されている。
【0021】図2のレベル差検出動作のプログラムは、
キースイッチ36の操作によってリモコンモードが選択
された時始動する。また、このプログラムの初期状態と
して、レンズカバー13が閉じられて、受信用開口23
が開放されており、またCCD17が駆動回路27によ
って駆動されている。
【0022】ステップ101では、連続する2フィール
ド間における輝度信号のレベル差が求められる。すなわ
ち、DSP34から出力され、直接レベル差検出回路4
5に入力されるデジタル撮像信号の輝度レベルと、これ
より1フィールド前のデジタル撮像信号であってメモリ
内に記録しておいた信号の輝度レベルとが、相互に比較
される。この輝度信号のレベル差の比較について、図5
を参照して次に説明する。
【0023】複合同期信号CSYは、水平同期信号HSY
と、垂直ブランキング期間VBLK に含まれる垂直同期信
号とを有する。受信用開口23が開放されている状態で
赤外線信号が送出されていない場合、輝度レベルYLは
図5Bのように低レベルとなる。これに対し、受信用開
口23が開放されている状態で赤外線が照射されている
場合、輝度レベルYLは図5Cのように高レベルとな
る。1Hは、1つの水平同期信号HSYと次の水平同期信
号HSYまでの期間であり、レベル差検出回路45には、
1つのフィールドの1Hのデジタル撮像信号と、その前
のフィールドの1Hのデジタル撮像信号が、メモリ41
または42を介して入力される。
【0024】前述したように、赤外線信号が照射される
のは、CCD受光部17aの下端部の非有効領域である
ので、赤外線信号に対応する輝度信号が出力されるタイ
ミングは、ブランキング期間VBLK の直前の数Hであ
る。したがって、レベル差検出回路45に取り込まれる
輝度レベルYLは、図5Cに示されているように、ブラ
ンキング期間VBLK の直前の数Hの内から1Hの輝度レ
ベルYLが適宜に選択される。
【0025】さて、ステップ102では、ステップ10
1において求められたレベル差の有無を示す情報が、M
PU30に出力される。MPU30では、図3および図
4に示すフローチャートに従った制御が行われる。一
方、ステップ103では、MPU30から停止命令が出
力されているか否かについて判断される。MPU30で
は、比較出力信号CYL(i)に基づきコマンドの識別
を行なう。この一実施例では、比較出力信号CYL
(i)に基づいて、リモコン信号がシャッターレリーズ
の指令を示すものか否かが判別され、この判別が終了し
た段階で停止命令がMPU30からレベル差検出回路4
5に出力される。
【0026】レベル差検出回路45では、このステップ
103において、レベル差検出動作の停止命令が入力さ
れていないと判断した場合、ステップ101に戻り、レ
ベル差検出動作の停止命令が入力されている場合、処理
を終了する。
【0027】次に、各フィールドにおける輝度レベルY
Lの変化の検出と、比較結果をMPU30に出力するタ
イミングについて、図6を参照して説明する。図6Aに
は垂直同期信号VDが示されており、図6Bにはリモコ
ン装置による赤外線信号の発光タイミングが示されてい
る。そして図6CにはCCD出力の輝度成分YLが示さ
れている。
【0028】図から明らかなように、垂直同期信号中の
期間VD1、VD3、VD4の各フィールド期間では、
リモコン装置が操作されることによって、所定のタイミ
ングで赤外線信号がリモコン装置から出力される。この
赤外線信号が出力される状態を(“1”)、出力されな
い状態を(“0”)として表すと、リモコン装置から出
力される赤外線信号のコードは(“10110”)とな
る。このコードは、後述のレリーズ動作に対応するリモ
コン装置側の出力信号であり、赤外線信号の出力される
周期はフィールド周期、すなわち(1/60)秒であ
る。
【0029】赤外線信号は、発光タイミングよりも1フ
ィールド遅れてCCD17から出力されるため、垂直同
期信号中の期間VD2、VD4、VD5の各フィールド
期間において、輝度レベルYLはハイ信号として検出さ
れる。
【0030】輝度レベルYLのレベル差検出は、以下の
ようにして行われる。垂直同期信号中の期間VD2、V
D4、VD5の各フィールド期間では、ハイ信号の輝度
レベルYLが検出されるが、垂直同期信号中の期間VD
1、VD3、VD6の各フィールド期間では、ハイ信号
の輝度レベルYLが検出されない。連続する2フィール
ド間で、輝度レベルYLのレベル差を求めると、垂直同
期信号中の期間VD1とVD2、垂直同期信号中の期間
VD2とVD3、垂直同期信号中の期間VD3とVD
4、垂直同期信号中の期間VD5とVD6の間では、そ
れぞれレベル差ありと判断される。また、垂直同期信号
中の期間VD4とVD5の間ではレベル差なしと判断さ
れる。
【0031】これらの比較結果は、比較出力信号CYL
(i)として出力される。例えば、レベル差ありと判断
される場合を“1”と表し、レベル差なしと判断される
場合を“0”と表わす時、比較出力信号CYL(i)
(i=1〜5)は“11101”と表される。すなわ
ち、リモコン装置によってシャッターレリーズを示す赤
外線信号が出力される時、比較出力信号CYL(i)は
“11101”となる。
【0032】次に、図3および図4を参照して、MPU
30の動作について説明する。このフローチャートは、
シャッターレリーズ動作を表している。そしてステップ
201〜212まではカメラをリモコン信号待ちの状態
にした後、比較出力信号CYL(i)の識別を行う過程
を示し、ステップ213以後はレリーズ動作の過程を示
している。
【0033】本実施例では、リモコン装置の使用に先立
ち、キースイッチ36が操作されることにより、レリー
ズモード設定用の信号がMPU30に入力される。これ
により、撮像装置全体がレリーズモードとされる。この
モードの設定により、図3および図4に示される処理が
実行される。なお、この時、撮影レンズは被写体に合焦
しているとする。
【0034】ステップ201では、レンズカバー13が
閉じられ、受信用開口23が開放される。そして、ステ
ップ202ではCCD17が駆動され、ステップ203
では、CCD17のサブ基板に対する印加電圧が通常の
15Vから例えば10Vまで低下せしめられ、CCD1
7の赤外線信号に対する感度が上げられる。
【0035】ステップ204は、比較出力信号CYL
(1)=1が入力されるまで繰り返し実行され、比較出
力信号CYL(1)=1が入力された場合、ステップ2
05に進む。すなわち比較出力信号CYL(1)=1が
入力されることにより、ステップ205が実行され、リ
モコン装置によるシャッターレリーズの指令が行われた
か否かが判別される。
【0036】ステップ205では、1フィールド期間、
すなわち1/60秒間待機し、ステップ206へ進む。
ステップ206では、比較出力信号CYL(2)=1が
入力されたか否かについて判断される。比較出力信号C
YL(2)=0の場合にはステップ204に戻り、比較
出力信号CYL(2)=1が入力された場合、ステップ
207において1フィールド期間待機した後、ステップ
208に進む。ステップ208では、比較出力信号CY
L(3)=1が入力されたか否かについて判断される。
比較出力信号CYL(3)=0の場合にはステップ20
4に戻り、比較出力信号CYL(3)=1の場合、ステ
ップ209において1フィールド期間待機した後、ステ
ップ210に進む。ステップ210では、比較出力信号
CYL(4)=1が供給されたか否かについて判断され
る。比較出力信号CYL(4)=1の場合にはステップ
204に戻り、比較出力信号CYL(4)=0の場合に
はステップ211において1フィールド期間待機した
後、ステップ212に進む。ステップ212では、比較
出力信号CYL(5)=1が入力されたか否かについて
判断され、比較出力信号CYL(5)=0の場合にはス
テップ204に戻り、比較出力信号CYL(5)=1の
場合にはステップ213に進む。
【0037】このように、比較出力信号CYL(=“1
1101”)が入力された場合、ステップ213が実行
され、レリーズコマンドを示すリモコン信号が入力され
たことが認識される。そして、以下のステップ214〜
217においてレリーズ動作が行われる。
【0038】ステップ213では、CCD17のサブ基
板に対する印加電圧が、通常状態である15Vまで上昇
せしめられる。ステップ214では、レンズカバー13
が開放されて、下側の収納部22の受信用開口23が閉
じられる。そしてステップ216では、絞り羽根14が
調整される。ステップ217では、シャッターレリーズ
が行われるとともに、撮影により得られた画像信号が磁
気ディスクあるいはメモリ等の記録媒体に記録される。
【0039】ステップ218では、処理を終了するか否
かについて判断される。キースイッチ36の操作によ
り、リモコン操作を終了することが指令されている場
合、この処理は終了するが、終了の指令が入力されてい
ない場合、ステップ201へ戻る。
【0040】以上のように本実施例によれば、CCD1
7をリモコン用の赤外線信号を検出するセンサとして利
用することできる。したがって、比較的簡単なリモコン
操作の場合には、センサ、デコーダおよびこれらに付随
する回路ブロック等が不要になり、これらの回路ブロッ
ク等を収納するためのスペースが不要になる。このた
め、カメラの小型化およびコストダウンを図ることがで
きる。
【0041】また、本実施例によれば、光ファイバ25
からの赤外線信号がCCD17の受光部17aに照射さ
れる部分としては非有効領域が使用されているので、受
光部17aに結像されている被写体の光電変換に影響は
及ぼされない。
【0042】さらに本実施例によれば、CCD17によ
る撮像時は、レンズカバー13が収納部21、22に収
納され、受信用開口23および光学フィルタ24間の赤
外線信号の受信経路が遮光されるので、自然光に含まれ
る赤外線の成分が、光学フィルタ24、光ファイバ25
を介してCCD17に照射されることはなく、撮影され
る画像は赤外線の影響を受けない。
【0043】なお本実施例は、レリーズ操作のリモート
コントロールを例にして説明しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他のリモコン操作に対して
も適用することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単かつ
小型な構成により、リモートコントロールを行うことが
可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る撮像装置のブロック図
である。
【図2】レベル差検出の処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】MPUにおける比較出力信号の識別処理を示す
フローチャートである。
【図4】MPUにおけるレリーズ動作時の制御手順を示
すフローチャートである。
【図5】CCDにおける赤外線信号の検出を示す図であ
る。
【図6】赤外線信号の発光タイミングと輝度信号の出力
タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
13 レンズカバー 17 CCD 17a 受光部 21、22 収納部 23 受信用開口 24 光学フィルタ 25 光ファイバ 45 レベル差検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の像が形成可能な受光部を有する
    撮像素子と、前記受光部の一部に、リモコン装置からの
    赤外線信号を照射する手段と、この赤外線信号に対応し
    た制御を行う手段とを備えたことを特徴とするスチルビ
    デオカメラのリモコン装置。
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