JP3237497U - 充電ケーブル - Google Patents

Abstract

【課題】複数人が同時に充電できるとともに、コンパクトに収納可能な充電ケーブルを提供する。【解決手段】給電する差し込み口に接続する第１接続コード部と、充電する電子機器に接続する第２接続コード部と、第１接続コードと前記第２接続コード部とを接続する本体部と、第１接続コードと、第２接続コードと、をまとめるための帯状のバンド部と、を有し、第２接続コード部は、複数の接続コード部材と、を有し、本体部は、バンド部を係止する係止部と、を有し、バンド部は、その一端は本体部に固定され、その他端は、係止部に係止するための被係止部と、を有し、バンド部は、第１接続コード部と、複数の接続コード部材とを、巻きつけるようにまとめるとともに、他端に有する被係止部を、係止部に係止する充電ケーブルである。【選択図】 図１

Description

本考案は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、充電用バッテリを内蔵したライトなどの電子機器に充電するための充電ケーブルに関するものである。

スマートフォン、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、充電用バッテリを内蔵したライトなどの電子機器に充電するために、充電ケーブルとして、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）端子を有する充電ケーブルが用いられることがある。

このような充電ケーブルとして実用新案登録第３２３００５７号公報において、「同軸ケーブルと、前記同軸ケーブルの少なくとも一方の端部に設けられたケーブル側接続端子であって、該端部に接続されている基端部、及び該基端部と接続可能に構成されたコネク部を有するケーブル側接続端子と、を備え、前記基端部は、前記コネクタ部との接続部に第１磁石を有し、前記コネクタ部は、前記基端部との接続部に第２磁石を有するとともに、電子製品の製品側接続端子に脱着可能に構成され、前記第１磁石と前記第２磁石とが、所定の吸着力で吸着される、充電ケーブル。」が開示されている。

上記充電ケーブルは、電子製品に対するコネクタの装着や取り外しの際に接続部分が損傷してしまう事態を抑制するとともに、充電中にコネクタが脱落せずに電気接続を円滑に行うことができるというものである。

しかしながら上述の充電ケーブルは、複数人で使用することができないというものである。すなわち、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）端子を有する充電ケーブルで充電する際は、給電するためのＵＳＢ接続端子を有するパソコン、電源タップ、自動車などから充電することができるが、これらのＵＳＢ接続端子の数は限られており、複数人で充電する際にそのＵＳＢ接続端子が足りないということがある。

また、複数人で充電するに足る人数分の充電ケーブルを所持することはかさばるものであり、コンパクトな充電ケーブルが要望されている。

実用新案登録第３２３００５７号公報

本考案は前記の実情に鑑みなされたもので、その課題は、複数人が同時に充電できるとともに、コンパクトに収納可能な充電ケーブルを提供することである。

前記の課題を解決するため、第１観点の充電ケーブルは、給電する差し込み口に接続する第１接続コード部と、充電する電子機器に接続する第２接続コード部と、第１接続コードと前記第２接続コード部とを接続する本体部と、第１接続コードと、第２接続コードと、をまとめるための帯状のバンド部と、を有し、第２接続コード部は、複数の接続コード部材と、を有し、本体部は、バンド部を係止する係止部と、を有し、バンド部は、その一端は本体部に固定され、その他端は、係止部に係止するための被係止部と、を有し、バンド部は、第１接続コード部と、複数の接続コード部材とを、巻きつけるようにまとめるとともに、他端に有する被係止部を、係止部に係止するというものである。

また、第２観点の充電ケーブルは、第１観点において、複数の接続コード部材は、第１のコード部材と、第２のコード部材と、第３のコード部材とをさらに有するというものである。

また、第３観点の充電ケーブルは、第１観点において、第１接続端子と接続するアタッチメントと、をさらに有するというものである。

また、第４観点の充電ケーブルは、第２観点において、第１のコード部材と、第２のコード部材と、第３のコード部材は、それぞれ電子機器に接続する端子と、を有するというものである。

本考案は以上のように構成され、かつ作用するものであるものであるから、複数人が同時に充電できるとともに、コンパクトに収納可能な充電ケーブルを提供することができる。

充電ケーブルの斜視図である。 Ａは、本体部の平面図である。Ｂは、ＡのＩＩＢ－ＩＩＢ線部分断面図である。 Ａは、第１接続コード部と、第２接続コード部とを収納した状態の充電ケーブルの斜視図である。Ｂは、第１接続コード部と、第２接続コード部とを収納した状態の充電ケーブルの背面斜視図である。

以下図示の実施形態を参照して本実施例について説明する。本実施例の充電ケーブル１０は、第１接続端子２０を具備する第１接続コード部３０と、第２接続コード部５０と、第１接続コード３０と第２接続コード部５０と接続する本体部６０と、帯状のバンド部８０とを有するものである。第１接続端子２０は、給電するために図示しないＵＳＢ接続端子を有するパソコン、電源タップ、自動車の差し込み口に差し込むためのものである。

第１接続端子２０は、本実施例においては、ＵＳＢＴｙｐｅＣ端子２１を具備することが好ましい。また、第１接続端子２０にＵＳＢ端子１０１を有するアタッチメント１００を具備することもできる。すなわちアタッチメント１００は、ＵＳＢＴｙｐｅＣ端子２１を差し込む差し込み口１０２を有し、第１接続端子２０におけるＵＳＢＴｙｐｅＣ端子２１を差し込み口１０２に差し込むことで、いわばＵＳＢＴｙｐｅＣ端子をＵＳＢ端子に変換できるというものである。なおアタッチメント１００は、第１接続端子２０と、帯状の部材１５０で接続されている。紛失防止のためである。もっともアタッチメント１００を介せず、第１接続コード部３０に直接第１接続端子２０にＵＳＢ端子を配置することもできる（図示せず）。

本実施例において第２接続コード部５０は、第１のコード部材５１と第２のコード部材５２と、第３のコード部材５３と、を有し、それらの先端に、それぞれ、図示しない後述する電子機器と接続する端子を配置することができる。例えば、第１のコード部材５１の第１端子５１ａは、ＵＳＢＴｙｐｅＣ端子が好ましい。また、第２のコード部材５２の第２端子５２ａは、ｍｉｃｒｏＵＳＢＴｙｐｅＢ端子が好ましい。第３のコード部材５３の第３端子５３ａは、それらに限られず、携帯端末や、充電可能な電子機器に接続可能な端子であれば好ましい。それらの端子を充電するスマートフォン、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、充電用バッテリを内蔵したライトなどの電子機器に接続することで、それらを充電することができる。なお、第１接続コード部３０から入力した電力を第２接続コード部５０における第１のコード部材５１と第２のコード部材５２と、第３のコード部材５３に分配して出力することができる。

本実施例においては上述の通り、第２接続コード部５０は、３本のコード部材を有しているが、これらに限られず、さらに多数のコード部材を有することもできる（図示せず）。なお、ＵＳＢ端子と称するものはＴｙｐｅＡ端子が好ましい。

本体部６０は、円筒状を呈するものである。したがって、本体部６０は平面視において円形状を呈し、その３時の方向に第１接続コード部３０を配置するとともに、９時の方向に第１のコード部材５１と第２のコード部材５２と、第３のコード部材５３と、を有する第２接続コード部５０を配置する（図２Ａ参照）。

このとき、本体部６０は、第１接続端子２０から入力した電力を、第１のコード部材５１と第２のコード部材５２と、第３のコード部材５３と、を有する第２接続コード部５０に通電するように接続する。したがって、本体部６０は、第１接続端子２０から入力した電力は、それぞれ第１のコード部材５１と第２のコード部材５２と、第３のコード部材５３に通電するように構成されている（図示せず）。

また、本体部６０は、平面視において、１２時の方向に、帯状であって可とう性を有するバンド部８０が固定されておる。また、本体部６０は、平面視において、６時の方向に、後述するバンド部８０の被係止部８６を係止する係止部６１を有する。係止部６１は、断面視Ｌ字状を呈し、いわばフックとして機能する（図２Ａ参照）。

上述の通り、本体部６０を挟んで、第１接続コード部３０と、第２接続コード部５０とを配置するとともに、平面視において、それらと直交する方向にバンド部８０と係止部６１を配置することが好ましい。

バンド部８０は、第１接続コード３０と、第１のコード部材５１、第２のコード部材５２および第３のコード部材５３と、を有する第２接続コード部５０と、をまとめるためのものであって、上述の通りその一端８１は、本体部６０に固定されており、他端部８５は、矩形状を呈する孔をあけた状態を呈する被係止部８６を有する。

本実施例の充電ケーブル１０は、第１接続コード３０と、第１のコード部材５１、第２のコード部材５２および第３のコード部材５３と、を、折り畳むようにまとめ、バンド部８０の他端部８５に配置した被係止部８６を、係止部６１に、係止するように配置することによって、それら第１接続コード３０と、第２接続コード部５０における第１のコード部材５１、第２のコード部材５２および第３のコード部材５３とを、そのバンド部８０でまとめる。

このように、本実施例の充電ケーブル１０は、複数人が同時に充電できるとともに、コンパクトに収納が可能である。

１０ 充電ケーブル
２０ 第１接続端子
３０ 第１接続コード部
５０ 第２接続コード部
５１ 第１のコード部材
５２ 第２のコード部材
５３ 第３のコード部材
６０ 本体部
６１ 係止部
８０ バンド部
８６ 被係止部
１００ アタッチメント

Claims (4)

1. 給電する差し込み口に接続する第１接続コード部と、
   充電する電子機器に接続する第２接続コード部と、
   前記第１接続コードと前記第２接続コード部とを接続する本体部と、
   前記第１接続コードと、前記第２接続コードと、をまとめるための帯状のバンド部と、を有し、
   前記第２接続コード部は、複数の接続コード部材と、を有し、
   前記本体部は、前記バンド部を係止する係止部と、を有し、
   前記バンド部は、その一端は前記本体部に固定され、その他端は、前記係止部に係止するための被係止部と、を有し、
   前記バンド部は、前記第１接続コード部と、前記複数の接続コード部材とを、巻きつけるようにまとめるとともに、前記他端に有する被係止部を、前記係止部に係止する充電ケーブル。
2. 前記複数の接続コード部材は、第１のコード部材と、第２のコード部材と、第３のコード部材とをさらに有する請求項１記載の充電ケーブル。
3. 前記第１接続端子と接続するアタッチメントと、をさらに有する請求項１記載の充電ケーブル。
4. 前記第１のコード部材と、前記第２のコード部材と、前記第３のコード部材は、それぞれ前記電子機器に接続する端子と、を有する請求項２記載の充電ケーブル。

Images