JP3237108U - 印判 - Google Patents

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伴廣 影山
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シヤチハタ株式会社
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Abstract

【課題】不測の力や振動等が加わってもインキカートリッジが印面収納部から不意に外れるのを防止してインキ漏れを防止することができる印判を提供する。【解決手段】印面13を収納する印面収納部11と、前記印面13の上部にセットされる筒状のインキカートリッジを備えており、前記インキカートリッジの外壁面に形成した可撓性を有する爪片2と、前記印面収納部11に設けた外側に向かって凹部を有する環状溝15とが嵌合することによりインキカートリッジが固定される印判であって、前記環状溝15には、前記爪片2を離脱するための切欠き部と、この切欠き部に向けて傾斜する傾斜面が形成されており、前記爪片2が傾斜面に沿って前記環状溝15へ案内されることでカートリッジが印面収納部11に固定される構造とした。【選択図】図2

Description

本考案は、不測の力や振動等が加わってもインキカートリッジが印面収納部から不意に外れるのを防止してインキ漏れを防止することができる印判に関するものである。
従来から、会社名や住所等を表示したり、製品名や品質等を表示したり、検査済みの検印を表示したりなど、様々な場所でスタンパが広く用いられている。この場合の印判は、インキを含浸させたインキ吸蔵体をスタンパ内に内蔵したものがほとんどである。
しかしながら、インキ吸蔵体を用いた場合は、インキ残量が目視で判断しにくい為、インキ吸蔵体へのインキ補充時期がわからず、印影が擦れてからインキ補充を行っていた。しかし、補充を行ってから印面にインキが移行するまで、ある程度の時間が必要であり、すぐに捺印できない等の問題があった。
一方、例えば特許文献1に示されるように、浸透式スタンプオイル供給装置において直液式のインキカートリッジを用いたものが提案されている。この特許文献1に記載のものでは、インキカートリッジをスタンプ本体に圧入嵌合することで固定する構造である。このため、捺印時の振動や不測の力が加わった場合にインキカートリッジが不意に外れるおそれがあり、この結果、インキ漏れが生じるという問題があった。
実開昭61-22652号公報
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、カートリッジを印面収納部に簡単に着脱操作することができ、しかも、カートリッジを取り付けた状態において振動や不測の力が加わった場合にもインキカートリッジが不意に外れるおそれがなくて、インキ漏れが生じるのを防止することができる印判を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の印判は、印面を収納する印面収納部と、前記印面の上部にセットされる筒状のインキカートリッジを備えており、
前記インキカートリッジの外壁面に形成した可撓性を有する爪片と、前記印面収納部に設けた外側に向かって凹部を有する環状溝とが嵌合することによりインキカートリッジが固定される印判であって、
前記環状溝には、前記爪片を離脱するための切欠き部と、この切欠き部に向けて傾斜する傾斜面が形成されており、前記爪片が傾斜面に沿って前記環状溝へ案内されることでカートリッジが印面収納部に固定される構造であることを特徴とするものであり、これを請求項1に係る考案とする。
好ましい実施形態によれば、環状溝の傾斜面の下方部には、カートリッジが印面収納部に装着された状態で爪片が傾斜面に侵入しにくくするための返し部が突設してあるものが好ましく、これを請求項2に係る考案とする。
請求項1に係る考案では、印面を収納する印面収納部と、前記印面の上部にセットされる筒状のインキカートリッジを備えており、前記インキカートリッジの外壁面に形成した可撓性を有する爪片と、前記印面収納部に設けた外側に向かって凹部を有する環状溝とが嵌合することによりインキカートリッジが固定される印判であって、前記環状溝には、前記爪片を離脱するための切欠き部と、この切欠き部に向けて傾斜する傾斜面が形成されており、前記爪片が傾斜面に沿って前記環状溝へ案内されることでカートリッジが印面収納部に固定される構造であるので、インキカートリッジの取り付けは爪片を撓ませて印面収納部の環状溝に嵌合させるだけの簡単な操作で行うことができる。また、インキカートリッジの取り付け時に、前記爪片を前記切欠き部に挿入した場合でも、前記爪片は前記切欠き部の傾斜面に沿って前記環状溝内に案内される為、インキカートリッジの回転角度を気にすることなく装着することが可能である。一方、インキカートリッジの離脱は爪片を回動させて切欠き部に位置合わせすると、前記爪片が前記傾斜面に沿って切欠き部に案内される為、カートリッジを引き上げる動作をせず前記印面収納部から離脱させることができる。以上より、インキカートリッジの脱着操作を簡素化できると同時に、インキカートリッジの爪片と環状溝とで嵌合させる為、振動や不測の力が加わったとしても不意に外れる可能性は極めて小さなものとなる。
また、請求項2に係る考案では、環状溝の傾斜面の下方部には、カートリッジが印面収納部に装着された状態で爪片が傾斜面に侵入しにくくするための返し部が突設してあるものとしたので、爪片に意識的に力を加えて返し部を乗り越えない限り切欠き部に位置合わせすることができず、不用意にインキカートリッジが外れるのをより確実に防止することができる。
本考案の実施の形態を示す斜視図である。 図1のA-A断面図である。 インキカートリッジを示す斜視図である。 図3のB-B断面図である。 インキカートリッジと印面収納部を示す分解斜視図である。 印面収納部を示す平面図である。 印面収納部を示す正面図である。 図6のC-C断面図のうち、環状溝の部分だけ抽出した図である。
以下に、図面を参照しつつ本考案の好ましい実施の形態を示す。
図1は本考案の一例として直液式の印判を示す斜視図、図2は図1のA-A断面図である。また、図3はインキカートリッジを示す斜視図、図4は図3のB-B断面図である。更に、図5はインキカートリッジと印面収納部を示す分解斜視図、図6は印面収納部の平面図、図7はその正面図である。
図1~図2に示されるように、直液式の印判は下端の印面13を昇降自在に収納するスライド式の印面収納部11と、この印面収納部11の上部を覆うホルダ12を備えている。そして、前記ホルダ12の押し下げ動作によってカバー14が開かれるのと同時に印面13が下降して露呈され、捺印可能な状態となる印判構造であるが、このような構造は従来のこの種の印判と基本的に同じである。なお、図示のものでは、印面収納部11が昇降するタイプのものについて説明するが、昇降しないタイプのものでもよい。
前記印面収納部11には、直液式のインキカートリッジ1が取り付けられている。このインキカートリッジ1の外壁面には、可撓性を有する爪片2が形成されており、この爪片2と前記印面収納部側に設けた外側に向かって凹部を有する環状溝とが嵌合することによりインキカートリッジが固定される構造となっている(この点については後述する)。また、図3~図4に示されるように、前記爪片2は両側にスリットが入れられて中心に向けて僅かに撓むように構成されており、更に、外側下方部は徐々に縮径するテーパ面2aとなっていて、インキカートリッジ1を下方に向けて押した場合はスムースに差し込み可能であるが、上方に向けて引き上げるとテーパ面2aの上端段部2bが引っ掛かって抜けない構造となっている。ここでインキカートリッジとは、インキの貯蔵体と定義し、直液式のカートリッジのみならずインキ吸収体も含んでいる。
なお、図示のものでは、前記爪片2は直径位置に2個の爪片2が形成されているが、それ以上であってもよい。
前記インキカートリッジ1は、図2に示されるように、前記爪片2が印面収納部11側に設けた外側に向かって凹部を有する水平な環状溝15に嵌合することで固定される構造である。
即ち、印面収納部11の上面にはインキカートリッジの挿入孔16が形成されており、この孔に前記インキカートリッジ1を押し込んで装着するが、前記爪片2のテーパ面2aによって案内されるので前記インキカートリッジの押込み操作により前記爪片2が撓み、前記環状溝に嵌まり込むため、装着が容易である。また、爪片2が環状溝15に嵌合された後は、上端段部2bが引っ掛かって抜けないためインキカートリッジ1が不用意に外れることはない。
一方、インキカートリッジを交換する場合は、インキカートリッジ1を回動して爪片2の位置を切欠き部17に位置に合わせる。図6に示されるように、切欠き部17、17は挿入孔16の約45度傾いた位置に設けられている。
また、図8に示されるように、前記環状溝15には前記爪片2を離脱するための切欠き部17に加えて、更に、この切欠き部17に向けて上昇する傾斜面15bが形成されており、前記爪片2が傾斜面15bに沿って切欠き部17へ案内されることでインキカートリッジ1が印面収納部11から離脱される構造となっている。これにより、爪片2と切欠き部17の位置に合わせを意識的に行わなくても、インキカートリッジ1を軸方向に回動させれば、爪片2は自動的に切欠き部17に案内されて取り外しが可能となる。
更に、前記環状溝15の傾斜面15bの下方部には返し部18を突設することもできる。これにより、前記カートリッジ1が前記印面収納部11に装着された状態で爪片2を傾斜面15bへ案内するには、前記返し部18を乗り越えるように力を加える必要が生じるので、インキカートリッジ1が外れにくくなり不用意に外れる可能性が小さくなる。即ち、返し部18を乗り越えるように意識的に力を加えた場合のみ爪片2を切欠き部17へ案内することが可能となり、インキカートリッジ1が不用意に外れてインキ漏れを生じることをなくすことができる。
次に、上記のように構成した印判のインキカートリッジの着脱操作について説明する。
先ず、インキカートリッジを装着する場合は、インキカートリッジ1を印面収納部11の上面の挿入孔16に合わせて下方に押し込むと、爪片2のテーパ面2aにより案内されてスムースに差し込みが完了する。万が一、前記爪片2を前記切欠き部17に挿入した場合でも、前記爪片2は前記切欠き部17の傾斜面15bに沿って前記環状溝15内に案内される為、インキカートリッジ1の回転角度を気にすることなく装着することが可能である。このように、爪片2が印面収納部11の環状溝15に嵌合され、この結果、インキカートリッジ1は確実に固定された状態で使用に供されることとなる。
なお、装着されたインキカートリッジ1を上方に向けて引き上げてもテーパ面2aの上端段部2bが引っ掛かって抜けない構造となっているので、インキカートリッジ1が不用意に抜けることがなく、インキ漏れが生じることはない。
次に、インキカートリッジを取り外す場合は、インキカートリッジ1を回動して爪片2の位置を切欠き部17に位置に合わせした後、インキカートリッジ1を軸方向に回動させれば、環状溝15には前記切欠き部17に向けて上昇する傾斜面15bが形成されているので、爪片2は自動的に切欠き部17に案内されて取り外しが行えることとなる。
更に、前記環状溝15の水平面15aの下方部に返し部18が突設してある場合は、この返し部18を乗り越えるように意識的に力を加えた場合のみ爪片2を切欠き部17へ案内することが可能となり、インキカートリッジ1が不用意に外れてインキ漏れを生じることをなくすことができる。
なお、以上の説明は直液式のインキカートリッジの印判について行ったが、これに限定されるものではなく、例えば含浸式のインキカートリッジについても同様に用いることができるのは勿論である。
以上の説明からも明らかなように、本考案はカートリッジを印面収納部に簡単に着脱操作することができ、しかも、カートリッジを取り付けた状態において振動や不測の力が加わった場合にもインキカートリッジが不意に外れるおそれがなくて、インキ漏れが生じるのを防止することができることとなる。
1 インキカートリッジ
2 爪片
2a テーパ面
2b 上端段部
11 印面収納部
12 ホルダ
13 印面
14 カバー
15 環状溝
15a 水平面
15b 傾斜面
16 挿入孔
17 切欠き部
18 返し部

Claims (2)

  1. 印面を収納する印面収納部と、前記印面の上部にセットされる筒状のインキカートリッジを備えており、
    前記インキカートリッジの外壁面に形成した可撓性を有する爪片と、前記印面収納部に設けた外側に向かって凹部を有する環状溝とが嵌合することによりインキカートリッジが固定される印判であって、
    前記環状溝には、前記爪片を離脱するための切欠き部と、この切欠き部に向けて傾斜する傾斜面が形成されており、前記爪片が傾斜面に沿って前記環状溝へ案内されることでカートリッジが印面収納部に固定される構造であることを特徴とする印判。
  2. 環状溝の傾斜面の下方部には、カートリッジが印面収納部に装着された状態で爪片が傾斜面に侵入しにくくするための返し部が突設してある請求項1に記載の印判。
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