JP3236824B2 - 包装体及び熱収縮性包装材 - Google Patents

包装体及び熱収縮性包装材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱収縮性ラベルや
キャップシール等の包装材を加熱することにより容器に
装着してなる包装体及び熱収縮性包装材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料等が充填された容器の口
部は、キャップにより閉塞されており、更に、安全性や
密封性を確保すべく、口部にはキャップを被覆するよう
に包装材としてのキャップシールが装着されている。
【0003】このキャップシールは、図7に示す如く筒
状の熱収縮性を有するフィルム50を備え、その下端に
は摘み片51が形成され、該摘み片51を起点として2
条のミシン目53が上下方向に刻設されている。そし
て、開封時には、前記摘み片51を摘んで上方に引っ張
ることにより、ミシン目53に沿ってキャップシール5
5を分断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記キ
ャップシールは、摘み片を摘んで引っ張ると、途中で破
断して最後までスムースに開封できないことがある。か
かる原因としては、通常、キャップシール55は横方向
(周方向)に延伸されたフィルム50から構成されてい
るため、図7に示す如くミシン目53を起点として横方
向に裂けやすいと考えられる。この問題は、特にフィル
ムを高収縮(40〜50%以上)させた場合には、フィ
ルムが硬化するため、横方向の破断が起こりやすい傾向
にある。
【0005】また、これらのフィルム50には、通常文
字等を表示する印刷層が設けられており、高収縮部分は
印刷層も厚くなっていることにも起因していると考えら
れる。即ち、印刷層は通常フィルム側のデザインや適宜
着色が施された着色インキ層と、酸化チタン等の顔料が
含有された白色インキによる白印刷層とからなるのであ
るが、白印刷層は、通常酸化チタン等の顔料が含有され
ているため、インキ被膜が硬くなり、フィルムがミシン
目53に沿う上下方向に破断するのを阻害すると考えら
れる。また、印刷インキに含まれる有機溶剤がフィルム
を弱くしていることも考えられる。
【0006】そこで、本発明はこのような問題を解決す
べくなされたものであり、容器に装着された熱収縮性ラ
ベル又はキャップシール等からなる包装材を、ミシン目
に沿って容易且つ確実に開封することができるようにす
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る包装体とし
ての特徴は、容器2に装着された筒状の熱収縮性フィル
ム10と該フィルム10に施された印刷層12とから包
装材1が構成され、該包装材1には、前記フィルム10
の収縮方向と交差する方向に開封用のミシン目8aが刻
設され、該ミシン目8aに沿って容器2に装着された包
装材1を破断できるようにした包装体において、前記フ
ィルム10の両端部の印刷の施されていないクリア部1
8を重ね合わせることにより、無印刷部分17が設けら
れ、該無印刷部分17は、重ね合わせ部1aを中心にし
て所定の幅L1を有し、前記重ね合わせ部1aの両側に
位置するように前記ミシン目8aが刻設され、両方のミ
シン目8aの間隔L2は、前記無印刷部分17の幅L1
以下に設定されていることにある。
【0008】そして、前記包装体は、包装材1が加熱す
ることにより収縮し、印刷層12は厚くなって硬くなる
が、ミシン目8aは無印刷部分17に刻設されているこ
とから、印刷層12の影響を受けることはない。従っ
て、フィルム本来の軟らかさ及び伸びが可及的に保持で
きる部分にミシン目8aを設けることができ、開封を容
易且つ確実に行うことができる。尚、ミシン目とは、包
装材を貫通するように形成された多数の微細な孔又は切
込みを意味する。収縮方向とは、収縮率の大きい筒状の
熱収縮フィルムの周方向である。
【0009】また、容器2に装着された筒状の熱収縮性
フィルム10と該フィルム10に施された印刷層12と
から包装材1が構成され、該包装材1には、前記フィル
ム10の収縮方向と交差する方向に開封用のミシン目8
aが刻設され、該ミシン目8aに沿って容器2に装着さ
れた包装材1を破断できるようにした包装体において、
前記包装材1の所定位置には、前記印刷層12の層厚を
薄くした薄層部20が形成され、該薄層部20に、前記
ミシン目8aが刻設されてなることにある。
【0010】そして、前記包装体は、印刷層12の層厚
を薄くした薄層部20内に、前記ミシン目8aが形成さ
れているので、他の部分よりも印刷層12の影響を受け
ることは少なく、開封を容易且つ確実に行うことができ
る。
【0011】熱収縮性包装材としての特徴は、容器2に
装着可能な筒状の熱収縮性フィルム10と該フィルム1
0に施された印刷層12とを備え、該フィルム10に
は、その収縮方向と交差する方向に開封用のミシン目8
aが刻設された熱収縮性包装材において、前記フィルム
10の両端部の印刷の施されていないクリア部18を重
ね合わせることにより、無印刷部分17が設けられ、該
無印刷部分17は、重ね合わせ部1aを中心にして所定
の幅L1を有し、前記重ね合わせ部1aの両側に位置す
るように前記ミシン目8aが刻設され、両方のミシン目
8aの間隔L2は、前記無印刷部分17の幅L1以下に
設定されていることにある。そして、前記熱収縮性包装
材を容器2の所定部分に被嵌し、加熱収縮することによ
り装着させるが、ミシン目8aが設けられている部分
は、印刷層12による影響を受けないため、開封を容易
且つ確実に行うことができる。
【0012】また、容器2に装着可能な筒状の熱収縮性
フィルム10と該フィルム10に施された印刷層12と
を備え、該フィルム10には、その収縮方向と交差する
方向に開封用のミシン目8aが刻設された熱収縮性包装
材において、前記印刷層12の層厚を薄くした薄層部2
0がフィルム10の所定位置に形成され、該薄層部20
に、前記ミシン目8aが刻設されてなることにある。か
かる場合には、印刷層12の層厚を薄くした薄層部20
に、前記ミシン目8aを設けることにより、印刷層12
による影響を受け難くし、開封を容易且つ確実に行うこ
とができるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の包装体の実施の形
態について図面を参酌しつつ説明する。図1〜図3は本
発明の第一実施の形態を示し、図1に示す如く、本実施
の形態は例えば、熱収縮性ラベル付き容器を例示する。
かかる容器は、包装材としての筒状の熱収縮性ラベル1
が容器としてのビール用のガラス瓶2に外嵌装着されて
なるものである。
【0014】前記ガラス瓶2は、図3(a)に示す如
く、下方側に直径Aが略均一な胴部3が形成され、該胴
部3の上方には、胴部3より直径が小さい口部4が形成
されている。口部4は、上方の開口部に向かって直径が
徐々に小さくなった先細状に形成され、最も細い最小部
4aの直径Bは、前記胴部3の直径Aの37%であり、
また、前記熱収縮性ラベル1の直径Cは、胴部3の直径
Aの103〜110%になっている。
【0015】また、口部4の上方に開口する開口部は、
王冠やスクリューキャップ等の閉塞体5で閉塞されてい
る。
【0016】前記熱収縮性ラベル1は、厚さ30乃至8
0μmの例えばポリエチレンテレフタレートや共重合ポ
リエステル等の熱収縮性のポリエステルフィルム10
と、文字や図柄等が印刷された印刷層12とからラベル
本体15が構成され、印刷層12が内側になるように、
フィルム10の両端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部1
aが接着されて筒状に形成されている。
【0017】前記印刷層12は、図2(b)に示す如く
フィルム10側のデザインや適宜着色が施された着色イ
ンキ層13と、酸化チタン等の顔料が含有された白色イ
ンキによる白印刷層(白ベタ印刷層)14とからなる。
【0018】そして、前記ガラス瓶2に、図3(a)の
二点破線に示す如く筒状に形成された熱収縮性ラベル1
が外装されて加熱されることにより、ガラス瓶2は下端
部2aから上端部2bまで熱収縮性ラベル1で被覆さ
れ、また、前記閉塞体5の上面外周縁も熱収縮性ラベル
1で被覆される。即ち、熱収縮性ラベル1は、ガラス瓶
2の周囲全体を被覆すると共に閉塞体5の周縁も被覆し
てなる。
【0019】該熱収縮性ラベル1における所定の位置に
は、無印刷部分17が設けられている。即ち、フィルム
10の両端部に印刷の施されていないクリア部18をそ
れぞれ形成することにより、無印刷部分17が設けられ
ている。この無印刷部分17は、重ね合わせ部1aを中
心にして所定の幅L1を有し、且つ、フィルム10の収
縮方向と交差する方向である熱収縮性ラベル1の上端か
らガラス瓶2の肩部(口部4の根本部分)にわたって略
帯状に設けられている(図1の斜線部分)。尚、所定の
幅L1は、平行である必要はなく、上方又は下方に向け
て次第に幅Lが大きくなるようにしても良い。
【0020】該無印刷部分17の幅L1内で且つ下部に
は、切り込みを施して形成されたラベルの開封用の摘み
片7(切離開始部)が設けられている。該摘み片7を起
点としてミシン目8が刻設されてなる。該ミシン目8
は、ラベル1を下側から上方に向けて開封すべく摘み片
7を起点としてフィルム10の上端まで刻設された2条
の縦ミシン目8aと、摘み片7を起点として周設された
横ミシン目8bとからなる。
【0021】縦ミシン目8aは、前記重ね合わせ部1a
の両側に位置しており、両方の縦ミシン目8aの間隔L
2は、前記無印刷部分17の幅L1以下に設定こされて
いる。具体的には、印刷層12の端縁12aと縦ミシン
目8aとの間隔L3は、0.5〜3mmに設定するのが
好ましいが、図5(a)に示す如く印刷層12の端縁1
2aと縦ミシン目8aとを合致させることも可能であ
る。尚、ミシン目8aは2条に限らずそれ以上の複数条
に設けることも可能である。
【0022】上記構成からなる熱収縮性ラベル付き容器
は、筒状の熱収縮性ラベル1をガラス瓶2に被嵌し、該
熱収縮性ラベル1をスチームヒータ(水蒸気及び水蒸気
が結露した湯気により加熱するヒータ)で80℃〜90
℃程度の温度で5秒〜15秒加熱することにより周方向
に高収縮させて製造する。
【0023】このラベル装着の際に、前記熱収縮性ラベ
ル1が周方向に高い熱収縮性を有しているので、胴部3
に対して径差の大きい口部4、特に最小部4aまで確実
に被覆できて均一な被覆状態が得られる。
【0024】また、熱収縮性ラベル1を熱収縮させた場
合に、無印刷部分17はその他の部分(印刷層12が設
けられた部分)に比し、熱収縮して厚くなった印刷層1
2による影響を受けないため、フィルム本来の軟らかさ
及び伸びが保持できる。特に、インキ被膜の硬い白印刷
層14が無いため効果的である。
【0025】以上のように製造された容器のラベル1を
開封する際には、摘み片7を上方に引っ張り上げて縦ミ
シン目8aに沿って口部4のラベル1を左右に二分した
後、横ミシン目8bに沿って該ラベル1を胴部3のラベ
ル1から切り離して除去する。
【0026】本実施の形態では、胴部3の外形寸法と口
部4の外形寸法が大きく異なるため、胴部3の部分と口
部4の部分とのラベル収縮量が大きく異なる結果、収縮
後の熱収縮性ラベル1は口部4の部分が胴部4の部分に
比して厚く、しかも、口部4が先細の形状であるので上
側ほど厚みが厚くなっている。しかしながら、ミシン目
8aが前記無印刷部分17に形成されているので、無印
刷部分17は上記の如くフィルム本来の軟らかさ及び伸
びが保持でき、摘み片7を引っ張って開封する際に、フ
ィルムを高収縮させるにもかかわらず、フィルムの途中
切れの発生が少なく、フィルム10の上端まで容易且つ
確実に開封することができる。
【0027】しかも、ラベル1の重ね合わせ部1aが左
右の縦ミシン目8aの間に設けられてラベル1が二重に
なっているので、開封部分のラベル1の強度を十分に確
保できる。
【0028】このように、口部4のラベル1を除去する
ことにより、閉塞体5の封緘が解かれ、口部4を開封す
ることができる。
【0029】図4(a)は本発明の第二の実施の形態を
示す。即ち、前記第一実施の形態では、無印刷部分17
を設けたが、本実施の形態では、前記印刷層12の内、
着色インキ層13はラベル1の全面に設け、白印刷層1
4のみを無くすることにより、薄層部20を構成してい
る。しかも、該薄層部20は、必ずしも重ね合わせ部1
aを含む必要はなく、フィルムの中途部に設けることも
可能である。
【0030】かかる構成においても、ラベルの熱収縮に
特に影響を及ぼす白印刷層14を無くすることにより、
ラベル1の開封を最後まで確実に行えるようにすること
が可能である。
【0031】図4(b)は本発明の第三実施の形態を示
す。即ち、前記印刷インキ層12を構成する着色インキ
層13及び白印刷層14の層厚を薄くすることにより、
薄層部20を構成している。かかる構成においても、白
印刷層14によりる影響は、他の部分に比し受けること
は少なくなり、ラベル1の開封を最後まで確実に行える
ようにすることが可能である。
【0032】図5(b)は参考例を示し、同図に示すよ
うに、前記無印刷部分(又は薄層部)17を各ミシン目
8aに対応させて複数条に設けることも可能である。
【0033】また、本発明は上記実施の形態の如く収縮
率が50%以上の高収縮部分にミシン目8aを有する包
装材に効果的であるが、これに限定されるものではな
く、図6に示す如く包装材として容器2の口部に装着さ
れる筒状の熱収縮性フィルム10と該フィルム10に施
された印刷層(図示省略)とから構成されたキャップシ
ール本体25に、ミシン目26を刻設してなるキャップ
シール22であっても良い。かかるキャップシール22
の場合には、ミシン目26はキャップシール本体25の
上下方向の全長にわたって形成されている。
【0034】尚、前記摘み片7は、容器2の全長を被覆
する熱収縮性ラベルまたは、容器2の口部のみをシール
するキャップシールの何れの場合であっても、それぞれ
の上端に設けて上方から下方に向けて破断する構成であ
っても良い。
【0035】また、容器2は、上記のガラス瓶以外のプ
ラスチックボトルや金属製容器等であってもよく、ま
た、容器の外形も断面視矩形であっても良い。
【0036】
【発明の効果】以上ように、本発明の包装体は、包装材
の所定位置に設けられた無印刷部分または、薄層部に、
ミシン目が刻設されているので、特にフィルムを高収縮
させた場合であっても、ミシン目に沿って包装材を容易
且つ確実に開封できるという効果を有する。しかも、ラ
ベルの重ね合わせ部が左右の縦ミシン目の間に設けられ
てラベルが二重になっているので、開封部分のラベルの
強度を十分に確保できる。
【0037】しかも、包装材の薄層部に前記ミシン目が
刻設されている場合には、印刷層を包装材に連続的に施
すことができ、ラベルとしての機能を損なうおそれもな
い。
【0038】また、本発明の熱収縮性包装材は、無印刷
部分または薄層部にミシン目が刻設されているので、高
熱収縮により容器の所定の部分を被覆しても、その開封
を容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示す一部断面を含む
包装体の全体正面図。
【図2】(a)は同包装体の口部の断面平面図、(b)
は同包装体の口部の要部を示す断面平面図。
【図3】(a)は包装材を容器に被嵌した状態の正面
図、(b)は包装材を開封する状態の一部断面を含む要
部斜視図。
【図4】(a)本発明の第二実施の形態の要部を示す断
面平面図、(b)は本発明の第三実施の形態の要部を示
す断面平面図。
【図5】(a)は本発明の第一実施の形態の変形例の要
部を示す断面平面図、(b)は参考例の要部を示す断面
平面図。
【図6】キャップシールの全体斜視図。
【図7】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…熱収縮性ラベル(包装材)、1a…重ね合わせ部、
2…容器、8a…ミシン目、10…熱収縮性フィルム
縁、12…印刷層、15…包装材本体、17…無印刷部
分、20…薄層部、22…キャップシール(包装材)、
25…キャップシール本体、26…ミシン目、L1無印
刷部分の幅、L2…ミシン目の間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 前田 幸雄 (56)参考文献 特開 平7−234637(JP,A) 特開 平9−216647(JP,A) 実開 昭62−136322(JP,U) 実公 昭46−30629(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 41/62 B65D 71/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(2)に装着された筒状の熱収縮性
    フィルム(10)と該フィルム(10)に施された印刷
    層(12)とから包装材(1)が構成され、該包装材
    (1)には、前記フィルム(10)の収縮方向と交差す
    る方向に開封用のミシン目(8a)が刻設され、該ミシ
    ン目(8a)に沿って容器(2)に装着された包装材
    (1)を破断できるようにした包装体において、前記フ
    ィルム(10)の両端部の印刷の施されていないクリア
    部(18)を重ね合わせることにより、無印刷部分(1
    7)が設けられ、該無印刷部分(17)は、重ね合わせ
    部(1a)を中心にして所定の幅(L1)を有し、前記
    重ね合わせ部(1a)の両側に位置するように前記ミシ
    ン目(8a)が刻設され、両方のミシン目(8a)の間
    隔(L2)は、前記無印刷部分(17)の幅(L1)以
    下に設定されていることを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 容器(2)に装着された筒状の熱収縮性
    フィルム(10)と該フィルム(10)に施された印刷
    層(12)とから包装材(1)が構成され、該包装材
    (1)には、前記フィルム(10)の収縮方向と交差す
    る方向に開封用のミシン目(8a)が刻設され、該ミシ
    ン目(8a)に沿って容器(2)に装着された包装材
    (1)を破断できるようにした包装体において、前記包
    装材(1)の所定位置には、前記印刷層(12)の層厚
    を薄くした薄層部(20)が形成され、該薄層部(2
    0)に、前記ミシン目(8a)が刻設されてなることを
    特徴とする包装体。
  3. 【請求項3】 容器(2)に装着可能な筒状の熱収縮性
    フィルム(10)と該フィルム(10)に施された印刷
    層(12)とを備え、該フィルム(10)には、その収
    縮方向と交差する方向に開封用のミシン目(8a)が刻
    設された熱収縮性包装材において、前記フィルム(1
    0)の両端部の印刷の施されていないクリア部(18)
    を重ね合わせることにより、無印刷部分(17)が設け
    られ、該無印刷部分(17)は、重ね合わせ部(1a)
    を中心にして所定の幅(L1)を有し、前記重ね合わせ
    部(1a)の両側に位置するように前記ミシン目(8
    a)が刻設され、両方のミシン目(8a)の間隔(L
    2)は、前記無印刷部分(17)の幅(L1)以下に設
    定されていることを特徴とする熱収縮性包装材。
  4. 【請求項4】 容器(2)に装着可能な筒状の熱収縮性
    フィルム(10)と該フィルム(10)に施された印刷
    層(12)とを備え、該フィルム(10)には、その収
    縮方向と交差する方向に開封用のミシン目(8a)が刻
    設された熱収縮性包装材において、前記印刷層(12)
    の層厚を薄くした薄層部(20)がフィルム(10)の
    所定位置に形成され、該薄層部(20)に、前記ミシン
    目(8a)が刻設されてなることを特徴とする熱収縮性
    包装材。
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