JP3235966U - 衣類皺伸ばし装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 0003235966000001
【課題】駆動源を別途必要とすることなく十分な皴伸ばし効果を得る衣類皺伸ばし装置を提供する。
【解決手段】枠体2と、衣類3の左端部5を把持可能な第1把持具6と、第1把持具6に接続された第1伸縮部材7と、枠体2に設けられ、第1伸縮部材7を係止可能な第1係止部8と、衣類3の右端部9を把持可能な第2把持具10と、第2把持具10に接続された第2伸縮部材11と、枠体2に設けられ、第2伸縮部材を係止可能な第2係止部12と、衣類3の下端部13を把持可能な第3把持具14と、第3把持具14に接続された第3伸縮部材15と、第3伸縮部材15を係止可能な第3係止部16とを有し、衣類3に第1伸縮部材7を介して左方からの引張力を作用させ、衣類3に第2伸縮部材11を介して右方からの引張力を作用させ、衣類3に対し第3伸縮部材15を介して下方からの引張力を作用させることにより衣類3の皺を伸ばす。
【選択図】図1

Description

本考案は、衣類皺伸ばし装置に関する。
従来、ズボン状の衣類のシワ伸ばし効果を有する衣類仕上げ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の図1~図3及び段落[0051]等には、予め吊り下げられた袋10の外周部に、ズボン5を留め具13により固定し、送風手段11で袋10の内部に上方から下方へと風を送り込むことで袋10とともにズボン5を膨らませて皺を伸ばす構成が記載されている。
特開2003-135899号公報
上記従来技術の衣類仕上げ装置では、送風手段での送風により皴を伸ばすものであるため、送風のための駆動源が別途必要となる。また従来の一般的なアイロンがけやプレス機の場合も同様に、熱を生成するための駆動源が別途必要となるものであった。
本考案の目的は、駆動源を別途必要とすることなく十分な皴伸ばし効果を得る衣類皺伸ばし装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願考案は、処理対象となる衣類を枠内に吊り下げ可能に構成された枠体と、前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の左端部を把持可能な複数の第1把持具と、一端が前記複数の第1把持具に接続され、前記衣類の前記左端部に対し左方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第1伸縮部材と、前記枠体に設けられ、前記複数の第1伸縮部材の他端を係止可能な第1係止部と、前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の右端部を把持可能な複数の第2把持具と、一端が前記複数の第2把持具に接続され、前記衣類の前記右端部に対し右方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第2伸縮部材と、前記枠体に設けられ、前記複数の第2伸縮部材の他端を係止可能な第2係止部と、前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の下端部を把持可能な複数の第3把持具と、一端が前記複数の第3把持具に接続され、前記衣類の前記下端部に対し下方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第3伸縮部材と、前記枠体に設けられ、前記複数の第3伸縮部材の他端を係止可能な第3係止部と、を有することを特徴としている。
本考案によれば、枠体の内部に衣類を吊り下げた状態で、枠体側から、第1、第2、第3伸縮部材を介して衣類の左端部、右端部、下端部に対して引張力を作用させることができる。これにより、衣類は、左方向、右方向、下方向から同時に引っ張られてピンと張った状態にされるので、例えば洗濯直後や着用後の状態で皺が生じていたとしても、その皺を徐々に伸ばし、最終的には消失させることができる。
この結果、いわゆるアイロンやプレス機、あるいは送風機等を用いる場合のように別途駆動源を必要とすることなく、それらアイロンがけやプレスや送風による皴伸ばし処理を行った場合と同等の仕上がり状態を得ることができる。
特にアイロンやプレス機だけでは十分な皺伸ばしを行えない場合がある、比較的厚手の生地の衣類の場合に有効である。またそのような厚手の生地の衣類の場合に、本願考案の衣類皺伸ばし装置とアイロン又はプレス機とを併用することで、確実に衣類の皺を伸ばし消失させることもできる。
本実施形態の衣類皺伸ばし装置にズボンを吊り下げた状態を示す斜視図である。 本実施形態の枠体の斜視図である。 本実施形態の衣類皺伸ばし装置に上衣を吊り下げた状態を示す斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1に本実施形態の衣類皺伸ばし装置1に衣類3としてズボン4を吊り下げた状態を示す。図1に示す方角は、後述する上衣29の着用ユーザから見た左右方向に合わせて、この図1でも図の右側を左方向とし、左側を右方向と定義している。上下方向は衣類皺伸ばし装置1を設置した接地面(図示なし)に垂直に向かう下方向と、下方向と逆方向の上方向からなり、前後方向は左右方向及び上下方向に直交する方角である。同様の方角が適宜図2~図3にも適用される。
衣類皺伸ばし装置1は処理対象となる衣類3を枠内27に吊り下げ可能に構成された枠体2を有する。枠体2の構造や材質は特に限定されるものではないが、この図では枠体2は矩形状であり木材で構成されている。衣類3としては例えば厚手の素材のズボン4やジャケット等であり、制服や作業服など、着用時に皺を伸ばしておくことが必要とされるような衣類3である。衣類3は洗濯直後の濡れた状態、または乾いた状態で枠内27に吊り下げられる。
衣類皺伸ばし装置1は枠内27に吊り下げられた状態の衣類3の左端部5を把持可能な複数の第1把持具6と、一端が複数の第1把持具6に接続された複数の第1伸縮部材7と、枠体2に設けられ、複数の第1伸縮部材7の他端を係止可能な第1係止部8とを有する。
この図では第1把持具6としてクリップ(目玉クリップ)を用いている。また第1伸縮部材7として輪ゴムを用いている。第1伸縮部材7には長さを調節できるような器具が適宜取り付けられていてもよい。また第1係止部8は枠体2に取り付けられたフック26である。
第1係止部8の構造は特に限定されるものではなく、枠体2そのものに第1伸縮部材7を巻き付けて係止させてもよい。その際に、枠体2の第1伸縮部材7を巻き付けて係止させる場所に凹設された溝等を適宜設けていてもよい。その場合は前記溝が第1係止部8となる。
この図では10個の第1伸縮部材7の右方向端部がそれぞれ10個の第1把持具6に接続され、左方向端部が10個の第1係止部8にひっかけられて係止されているが、1つの第1係止部8に、複数の第1伸縮部材7を係止させてもかまわない。枠体2の左方向端部には17個のフック26が取り付けられ、ここではそのうち10個を第1係止部8として使用している。
衣類皺伸ばし装置1は枠内27に吊り下げられた状態の衣類3の右端部9を把持可能な複数の第2把持具10と、一端が複数の第2把持具10に接続された複数の第2伸縮部材11と、枠体2に設けられ、複数の第2伸縮部材11の他端を係止可能な第2係止部12とを有する。
第2把持具10,第2伸縮部材11,第2係止部12の構造については上述した第1把持具6,第2伸縮部材7,第1係止部8と同様であるため省略する。
この図では11個の第2伸縮部材11の左方向端部がそれぞれ11個の第2把持具10に接続され、右方向端部が11個の第2係止部12にひっかけられて係止されているが、1つの第2係止部12に、複数の第2伸縮部材11をひっかけてもかまわない。また、枠体2の右方向端部には15個のフック26が取り付けられ、そのうち11個が第2係止部12として使用されている。
衣類皺伸ばし装置1は、枠内27に吊り下げられた状態の衣類3の下端部13を把持可能な複数の第3把持具14と、一端が複数の第3把持具14に接続された複数の第3伸縮部材15と、枠体2に設けられ、複数の第3伸縮部材15の他端を係止可能な第3係止部16とを有する。
第3把持具14と第3伸縮部材15の構造については上述の第1把持具6及び第1伸縮部材7と同様のため省略する。
第3係止部16は、第3伸縮部材15を直接枠体2そのものに巻き付けることで係止させている。
この図では3個の第3伸縮部材15の上方向端部がそれぞれ3個の第3把持具14に接続され、下方向端部が6か所の第3係止部16で係止されている。
衣類皺伸ばし装置1は、衣類3の左端部5に対し複数の第1伸縮部材7を介して左方からの引張力を作用させ、衣類3の右端部9に対し複数の第2伸縮部材11を介して右方からの引張力を作用させ、衣類3の下端部13に対し複数の第3伸縮部材15を介して下方からの引張力を作用させることにより、衣類の皺を伸ばす。
また、ズボン4の左端部5と右端部9とはズボン4の折り目線に相当し、第1把持具6及び第2把持具10は、前記折り目線をプレスするようにズボン4を把持している。
第1把持具6、第2把持具10、及び第3把持具14は、衣類3の左端部5、右端部9、及び下端部13のできるだけ端の部分を把持するように取り付けることが好ましい。このようにすると、クリップの跡が殆ど付くことなく、衣類3の皺を綺麗に伸ばすことができる。
衣類皺伸ばし装置1は、枠体2に接続され、枠内に衣類3を吊り下げて係合させる吊り下げ具17をさらに有し、吊り下げ具17での係合と、衣類3の下端部13に対する複数の第3伸縮部材15を介した引張力の作用と、により、衣類3を上下方向に引き伸ばす。
吊り下げ具17としては、特に限定されるものではないが、この図ではハンガーを用いて衣類3を吊り下げて枠体2に係合させている。また、吊り下げ具17は枠体2の上端部に空けられた穴に通されて枠体2に接続されているが、接続の方法は特にこのような方法に限定されるものではなく、どのように接続してもかまわない。
衣類皺伸ばし装置1は、枠内27に吊り下げられた状態の衣類3のうち左端部5、右端部9、下端部13以外の部位に備えられたポケット18の縁部30を把持可能な少なくとも1つの第4把持具19と、一端が第4把持具19に接続された第4伸縮部材20と、枠体2に設けられ、第4伸縮部材20の他端を係止可能な第4係止部21とをさらに有する。
衣類皺伸ばし装置1は、ポケット18の縁部30に対し第4伸縮部材20を介して枠体2側からの引張力を作用させることにより、ポケット18の皺を伸ばす。
第4把持具19、第4伸縮部材20、第4係止部21の構造は第1把持具6、第1伸縮部材7、第1係止部8と同様のため説明は省略する。
この図ではポケット18の左方向の縁部と右方向の縁部にそれぞれ1個ずつ、計2個の第4把持具19が取り付けられ、第4伸縮部材20の一端は第4把持具19に接続され、他端は第4係止部21に係止されている。この図では枠体2の左右方向端部に取り付けられたフック26のうちの2つを第4係止部21として使用しているが、第1係止部8または第2係止部12として使用されているフックの一部を第4係止部21と共有して使用してもかまわない。また、この図ではポケット18の左右方向から第4把持具19で把持して引っ張っているが、ポケット18の上下方向から引っ張ってもかまわない。
衣類皺伸ばし装置1は、枠内27に吊り下げられた状態の衣類3のうち左端部5、右端部9、下端部13以外の部位に備えられたポケット18の開口を覆うポケット蓋22を把持可能な少なくとも1つの第5把持具23と、一端が第5把持具23に接続された第5伸縮部材24と、枠体2に設けられ、第5伸縮部材23の他端を係止可能な第5係止部25とをさらに有する。
衣類皺伸ばし装置1は、ポケット蓋22に対し第5伸縮部材24を介して枠体2側からの引張力を作用させることにより、ポケット蓋22の皺を伸ばす。
この図では第5把持具23として洗濯ばさみを用いているが、クリップその他の把持具を用いてもかまわない。第5伸縮部材24としてはやや長いサイズの輪ゴムを用いている。第5係止部25としては、枠体2の下端部に第5伸縮部材24を直接巻き付けて係止させている。
この図ではポケット蓋22の下端部に2個の第5把持具23が取り付けられ、第5伸縮部材24の一端は第5把持具23に接続され、他端は第5係止部25に係止されている。この図ではポケット蓋22の下方向から第5把持具23で把持して引っ張っているが、ポケット蓋22の左右方向から引っ張ってもかまわない。その際に第1係止部8,第2係止部12,第4係止部21のうちの少なくとも一部を第5係止部25としても共用してもかまわない。
図2に本実施形態の枠体2の構造を示す。枠体2の内側には枠内27が形成され、枠体2の左右方向の端部には複数のフック26が取り付けられている。フック26は第1係止部8,第2係止部12,第4係止部21、第5係止部25として使用できる。枠体2の上方向端部には吊り下げ具17が取り付けられている。枠体2は、下方向端部に取り付けられた2つの板28により接地面に自立するよう支持されている。枠体2の構造は特にこのような構造に限定されるものではなく、どのように構成してもかまわない。
図3に本実施形態の衣類皺伸ばし装置1に衣類3として上衣29を吊り下げた状態を示す。図3の左右方向は、上衣29をユーザが着用した時、ユーザから見た左右方向である。上衣29は例えばジャケットである。上衣29は前開きになっている状態で吊り下げると引張力をうまく作用させることができないため、ボタンやファスナーを閉めた状態で吊り下げる。
上衣29は、左端部5が5つの第1把持具6で把持されている。衣類皺伸ばし装置1は、一端が第1把持具6に接続され、他端が第1係止部8に係止された第1伸縮部材7を介して上衣29に左方からの引張力を作用させる。
上衣29は、右端部9が5つの第2把持具10で把持されている。衣類皺伸ばし装置1は、一端が第2把持具10に接続され、他端が第2係止部12に係止された第2伸縮部材11を介して上衣29に右方からの引張力を作用させる。
上衣29は、下端部13が6つの第3把持具14で把持されている。衣類皺伸ばし装置1は、一端が第3把持具14に接続され、他端が第3係止部16に係止された第3伸縮部材15を介して上衣29に下方からの引張力を作用させる。
上衣29のポケット18の縁部30は1つの第4把持具19に把持されている。衣類皺伸ばし装置1は、一端が第4把持具19に接続され、他端が第4係止部21に係止された第4伸縮部材20を介して、縁部30に対し枠体2側からの引張力を作用させることにより、ポケット18の皺を伸ばす。
上衣29のポケット18の開口を覆うポケット蓋22は1つの第5把持具23に把持されている。衣類皺伸ばし装置1は、一端が第5把持具23に接続され、他端が第5係止部25に係止された第5伸縮部材24を介して、ポケット蓋22に対し枠体2側からの引張力を作用させることにより、ポケット蓋22の皺を伸ばす。
なお、図示の煩雑を防止するために、左側のポケット18及びポケット蓋22のみについて図示したが、右側のポケット18及びポケット蓋22も同様に引っ張られているものとする。
衣類皺伸ばし装置1は、枠内27に吊り下げられた状態の、衣類3としての上衣29の左肩部31及び右肩部32をそれぞれ把持可能な第6把持具33及び第7把持具34と、一端が第6把持具33及び第7把持具34にそれぞれ接続された第6伸縮部材35及び第7伸縮部材36と、枠体2に設けられ、第6伸縮部材33及び第7伸縮部材34の他端をそれぞれ係止可能な第6係止部37及び第7係止部38とをさらに有する。
衣類皺伸ばし装置1は上衣29の左肩部31に対し第6伸縮部材35を介して第6係止部37側からの左上方向への引張力を作用させ、上衣29の右肩部32に対し第7伸縮部材36を介して第7係止部38側からの右上方向への引張力を作用させることにより、上衣29の左・右肩部及び左・右胸部の皺を伸ばす。
第6把持具33及び第7把持具34の構成は第1把持具6と同様のため説明を省略する。第6伸縮部材35及び第7伸縮部材36の構成は第1伸縮部材7と同様のため説明を省略する。第6係止部37及び第7係止部38の構成については第5係止部25と同様であるため説明を省略する。
<実施形態の効果>
本実施形態の衣類皺伸ばし装置1においては、枠体2の内部に衣類3を吊り下げた状態で、枠体2側から、第1伸縮部材7、第2伸縮部材11、第3伸縮部材15を介して衣類3の左端部5、右端部9、下端部13に対して引張力を作用させることができる。
これにより、衣類3は、左方向、右方向、下方向から同時に引っ張られてピンと張った状態にされるので、例えば洗濯直後や着用後の状態で皺が生じていたとしても、その皺を徐々に伸ばし、最終的には消失させることができる。この結果、いわゆるアイロンやプレス機、あるいは送風機等を用いる場合のように別途駆動源を必要とすることなく、それらアイロンがけやプレスや送風による皴伸ばし処理を行った場合と同等の仕上がり状態を得ることができる。
特にアイロンやプレス機だけでは十分な皺伸ばしを行えない場合がある、比較的厚手の生地の衣類3の場合に有効である。またそのような厚手の生地の衣類3の場合に、本実施形態の衣類皺伸ばし装置1とアイロン又はプレス機とを併用することで、確実に衣類3の皺を伸ばし消失させることもできる。
また、洗濯直後の衣類3をこの衣類皺伸ばし装置1により処理すれば、衣類3の乾燥と皺伸ばしを同時に行うことができるので便利であり、電気等の駆動源が不要であるとともに、アイロンやプレス機によって制服などの衣類3に折り目をつけたり、皺を伸ばす手間が省ける。
また、処理対象となる衣類3の上端部に対し、仮に上記左端部、右端部、下端部と同様に、把持具から係止部までの間を伸縮部材で結ぶ構成とすると、枠内27において衣類3の上下左右の4方向すべてを把持具で把持することとなるため、衣類3をセットする作業が煩雑となって不便である。そこで本実施形態においては特に、衣類3の上端については把持具で把持する構造ではなく、例えばハンガー等の吊り下げ具17を用いて衣類3と係合させる構造とする。これにより、衣類3の上端部を把持具で把持する上記場合のような煩雑さを回避し、容易に衣類3をセットでき、使い勝手が向上する。
また、本実施形態では特に、ジャケット、ジャンパー等の上衣29やズボン4にポケット18が設けられている場合に、ポケット18の縁部30を枠体2側から引っ張ることで、ポケット18の皴を伸ばすことができる。
また、本実施形態では特に、ジャケット、ジャンパー等の上衣29やズボン4にポケット18が設けられ、かつそのポケット18を覆うようにポケット蓋22(ポケットフラップ)が備えられている場合に、そのポケット蓋22を枠体2側から引っ張ることで、ポケット蓋22の皴を伸ばすことができる。
また、本実施形態では特に、ジャケット、ジャンパー等の上衣29を処理対象とする場合に、左肩部31を左上方へ右肩部32を右上方へ枠体2側から引っ張ることで、左型部31、右肩部32及び左胸部、右胸部の皺を伸ばすことができる。
なお、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 衣類皺伸ばし装置
2 枠体
3 衣類
4 ズボン
5 左端部
6 第1把持具
7 第1伸縮部材
8 第1係止部
9 右端部
10 第2把持具
11 第2伸縮部材
12 第2係止部
13 下端部
14 第3把持具
15 第3伸縮部材
16 第3係止部
17 吊り下げ具
18 ポケット
19 第4把持具
20 第4伸縮部材
21 第4係止部
22 ポケット蓋
23 第5把持具
24 第5伸縮部材
25 第5係止部
26 フック
27 枠内
28 板
29 上衣
30 縁部
31 左肩部
32 右肩部
33 第6把持具
34 第7把持具
35 第6伸縮部材
36 第7伸縮部材
37 第6係止部
38 第7係止部

Claims (5)

  1. 処理対象となる衣類を枠内に吊り下げ可能に構成された枠体と、
    前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の左端部を把持可能な複数の第1把持具と、
    一端が前記複数の第1把持具に接続され、前記衣類の前記左端部に対し左方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第1伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記複数の第1伸縮部材の他端を係止可能な第1係止部と、
    前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の右端部を把持可能な複数の第2把持具と、
    一端が前記複数の第2把持具に接続され、前記衣類の前記右端部に対し右方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第2伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記複数の第2伸縮部材の他端を係止可能な第2係止部と、
    前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類の下端部を把持可能な複数の第3把持具と、
    一端が前記複数の第3把持具に接続され、前記衣類の前記下端部に対し下方からの引張力を作用させ、当該衣類の皺を伸ばす複数の第3伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記複数の第3伸縮部材の他端を係止可能な第3係止部と、
    を有する
    ことを特徴とする衣類皺伸ばし装置。
  2. 請求項1記載の衣類皺伸ばし装置において、
    前記枠体に接続され、前記枠内に前記衣類を吊り下げて係合させ、その係合と、前記衣類の前記下端部に対する前記複数の第3伸縮部材を介した引張力の作用と、により、前記衣類を上下方向に引き伸ばす吊り下げ具をさらに有する
    ことを特徴とする衣類皺伸ばし装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の衣類皺伸ばし装置において、
    前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類のうち前記左端部、前記右端部、前記下端部以外の部位に備えられたポケットの縁部を把持可能な少なくとも1つの第4把持具と、
    一端が前記第4把持具に接続され、前記縁部に対し前記枠体側からの引張力を作用させることにより、前記ポケットの皺を伸ばす第4伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記第4伸縮部材の他端を係止可能な第4係止部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする衣類皺伸ばし装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の衣類皺伸ばし装置において、
    前記枠内に吊り下げられた状態の前記衣類のうち前記左端部、前記右端部、前記下端部以外の部位に備えられたポケットの開口を覆うポケット蓋を把持可能な少なくとも1つの第5把持具と、
    一端が前記第5把持具に接続され、前記ポケット蓋に対し前記枠体側からの引張力を作用させ、前記ポケット蓋の皺を伸ばす第5伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記第5伸縮部材の他端を係止可能な第5係止部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする衣類皺伸ばし装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の衣類皺伸ばし装置において、
    前記枠内に吊り下げられた状態の、前記衣類としての上衣の左肩部及び右肩部をそれぞれ把持可能な第6把持具及び第7把持具と、
    一端が前記第6把持具に接続され、前記上衣の前記左肩部に対し左上方向への引張力を作用させ、前記上衣の左肩部及び左胸部の皺を伸ばす第6伸縮部材と、
    一端が前記第7把持具に接続され、前記上衣の前記右肩部に対し右上方向への引張力を作用させ、前記上衣の右肩部及び右胸部の皺を伸ばす第7伸縮部材と、
    前記枠体に設けられ、前記第6伸縮部材及び前記第7伸縮部材の他端をそれぞれ係止可能な第6係止部及び第7係止部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする衣類皺伸ばし装置。
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