JP3235152U - 肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自分で所定の箇所を伸び縮みさせてストレッチすることができるようにした体重を利用した肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具を提供する。【解決手段】底部材22と、底部材の両側の長辺から立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部23cより幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部23aを備えた一対の側部材23と、一対の側部材の上部に差し渡された支持部材と、幅広弧状端部に抜き差し自在に取り付けられた棒部材25と、からなる肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21であって、側部材の幅広弧状端部に棒部材を挿通して把持し、支持部材に背中することにより、使用者の肩と背中と腰と内蔵の伸び縮みのストレッチを行うことができるようにした。【選択図】図11

Description

この考案は、長時間同じ姿勢を保つ必要のある職業や、同じ姿勢で長時間作業を続けている人が、腰や背中、肩などに疲労が蓄積した状態を解消させるとともに、疲労の蓄積した人が自分で所定の箇所を伸び縮みさせてストレッチすることができるようにした体重を利用した肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具に関するものである。
従来の身体を載せることにより体重を利用して身体を揉みほぐす健康具としては、台座にツボ突起を複数設け、腰部と床の間に挟んで指圧する指圧タイプと、連結された台座にマッサージ用のコロの突起を複数取り付け、背中部と床に挟んで背中を反らすとともに、刺激を与えるマッサージタイプが一般的である。これらの従来技術は、身体と床の間に健康具を挟み、その圧力や形状による動きのない固定式の健康器具であり、揉みほぐしが十分できず、好適なマッサージを行える健康器具は存在しなかった。
ちなみに、特開2002−85516号公報(特許文献1参照)には、身体を載せる身体載台がどの方向にも自由に傾けられる様に、前記身体載台が床と接する下面中央部に球面状的な凸部を設け、また身体載台の表面にツボ刺激や指圧を目的とする突起物を複数設けたことを特徴する健康具が、また特開平10−28711号公報(特許文献2参照)には、弾力性を有する半球状の本体部と、この本体部を滑動させる球体状の転動子とで形成され、上記本体部の直径がバレーボール大で、上記の転動子が本体部の底面の中心位置に、球面の一部が露出されるように保持された状態で配設されたことを特徴とする転動式のマッサージ用具はそれぞれ提案されている。
しかしながら、前記特開2002−85516号公報(特許文献1参照)の健康具においては、身体載台はその中央に球面状的な凸部を設けてあるので、使用に際しては非常に不安定な状態で使いずらく、また身体載台の表面に設けた指圧用の突起物はその高さが調節できないので、揉みほぐしが十分できず、好適なマッサージを行える健康器具とはなり得ない。
また、特開平10−28711号公報(特許文献2参照)の転動式のマッサージ用具は、弾力性を有する半球状の本体部と、この本体部を滑動させる球体状の転動子とで形成され、上記本体部の直径がバレーボール大からなるものであり、いわゆるツボを指圧するようにはできていなかった。
そこで、本考案者は、これらの問題を解決するため、実用新案登録第3178225号公報(特許文献3参照)において、底部材と、該底部材の両側から立ち上げるとともに、その長さ方向の一方の側に円弧状切欠部を形成した左右一対の側部材と、該一対の側部材の上部に差し渡した人体の支持部材とで、ほぼ人体に等しい幅を備え、設置面から所定の高さを有するように構成した支持台と、該支持台上部の支持部材に着脱可能に取り付けた指圧棒と、前記左右一対の側部材の円弧状切欠部を設けた側から外向きに突設した棒状ハンドルとを設けたことを特徴とする簡易指圧具を提案した。
特開2002−85516号公報 特開平10−28711号公報 実用新案登録第3178225号公報
本考案者の前記実用新案登録第3178225号公報(特許文献3参照)は、指圧棒を用いて、腰、背中、肩等の身体の各部位に対して好適なマッサージを行えるものではあったが、指圧を主たる目的としており、指圧によるマッサージ効果は十分であったものの、身体を伸び縮みさせるストレッチ運動を行うことができる構造にはなっていなかった。
そこで、本考案は、長時間同じ姿勢を保つ必要のある職業や、同じ姿勢で長時間作業を続けている人が、腰や背中、肩などに疲労が蓄積した状態を解消させるとともに、疲労の蓄積した人が自分で所定の箇所を伸び縮みさせてストレッチすることができるようにした体重を利用した肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具を提供することを目的とするものである。
すなわち、本考案に係る肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具は、底部材と、前記底部材の両側の長辺から立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部を備えた一対の側部材と、前記一対の側部材の上部に差し渡された支持部材と、前記幅広弧状端部に抜き差し自在に取り付けられた棒部材と、からなる肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具であって、前記側部材の前記幅広弧状端部に前記棒部材を挿通して把持し、前記支持部材に背中を載せることにより、使用者の肩と背中と腰と内蔵の伸び縮みのストレッチを行うことができるようにしたことを特徴とするものである。
また、本考案に係る肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具は、底部材と、前記底部材の両側の長辺から立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部を備えた一対前記一対の側部材の上部に差し渡された支持部材と、前記支持部材に着脱自在に取り付けられる緩衝部材と、前記幅広弧状端部に抜き差し自在に取り付けられた棒部材と、からなる肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具であって、前記緩衝材を前記支持部材の所望の位置に取り付け、前記側部材の前記幅広弧状端部に前記棒部材を挿通して把持し、前記支持部材に背中を載せることにより、使用者の肩と背中と腰と内蔵の伸び縮みのストレッチを行うことができるようにしたことを特徴とするものである。
本考案に係る肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具において、前記支持部材は、円形、楕円形、又は矩形の打ち抜き孔を備え、使用者の腰骨または背骨が前記支持部材に直接当たることがないようにして、使用者への負荷を軽減することができるようにしてあることをも特徴とするものである。
本考案に係る肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具において、前記支持部材が、前記側部材の上部の前記幅広弧状端部側に取り付けられた第1支持部材と、前記側部材の上部の他方の端部側に取り付けられ、前記第1支持部材よりも長尺に形成された第2支持部材と、からなることをも特徴とするものである。
第1考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具によれば、一対の側部材の上部に差し渡した支持部材上に使用者が背中を載せ、かつ使用者が前記一対の側部材の幅広弧状端部に外向きに突設した棒状部材を手で持ち、前記幅広弧状端部に使用者の背面腰部近傍を当接させた上、前記使用者の背面腰部に自重をかけることで、前記幅広弧状端部が下降するとともに、前記幅広弧状端部の弧状に沿って、前記側部材の他方の端部が上昇することで、前記支持部材が前記使用者の背中面に接近し、前記使用者が前記支持部材に自重をかけて、前記幅広弧状端部に形成された弧状に沿って前記支持部材とともに滑らかに後傾で倒れこむことができ、前記使用者の背中面が前記支持部材に載る形で使用者は仰向けになり、使用者の背中のストレッチを行うことができる。また、使用者が上体を起こす際は、前記幅広弧状端部に形成された弧状に沿って前記支持部材とともに容易にかつ滑らかに上体を起こすことができ、使用者のストレッチ行為以外の身体的負荷を軽減することができる。
したがって、使用者は自分の体重を利用し、ストレッチ行為以外の身体的負荷を軽減しながら、十分に肩と背中と腰と内蔵のストレッチを行うことができる。
第2考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具によれば、一対の側部材の上部に差し渡した支持部材上に使用者が背中を載せ、かつ使用者が前記一対の側部材の幅広弧状端部に外向きに突設した棒状部材を手で持ち、前記幅広弧状端部に使用者の背面腰部近傍を当接させた上、前記使用者の背面腰部に自重をかけることで、前記幅広弧状端部が下降するとともに、前記幅広弧状端部の弧状に沿って、前記側部材の他方の端部が上昇することで、前記支持部材が前記使用者の背中面に接近し、前記使用者が前記支持部材に自重をかけて、前記幅広弧状端部に形成された弧状に沿って前記支持部材とともに滑らかに後傾で倒れこむことができ、前記使用者の背中面が前記支持部材に載る形で使用者は仰向けになり、使用者の背中のストレッチを行うことができる。このとき、前記支持部材の上部には、使用者の行うストレッチの内容に合わせて、適宜前記緩衝部材を所望の位置に取り付けることにより、より効果的なストレッチを行うことができるようにしてある。また、使用者が上体を起こす際は、前記幅広弧状端部に形成された弧状に沿って前記支持部材とともに容易にかつ滑らかに上体を起こすことができ、使用者のストレッチ行為以外の身体的負荷を軽減することができる。
したがって、使用者は自分の体重を利用し、ストレッチ行為以外の身体的負荷を軽減しながら、ストレッチの内容に応じて緩衝部材を取り付けて、より効果的に肩と背中と腰と内蔵のストレッチを行うことができる。
第3考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具によれば、前記支持部材には、円形、楕円形、又は矩形の打ち抜き孔を備えてあり、使用者の腰骨や背骨が前記支持部材上に載る形となっても、前記腰骨や背骨が直接前記支持部材と当接することがないようにしてあるので、ストレッチに際して使用者の腰骨または背骨への負荷を軽減することができるようにしてある。
したがって、使用者の体形や肉付きを問わず、誰でも腰骨や背骨への負荷を軽減した状態で、十分なストレッチを行うことができる。
第4考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具によれば、前記支持部材は、前記支持台の長さ方向の前後に第1支持部材と第2支持部材とに分断されており、器具全体の軽量化を図ることができる。
以上説明したように、この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具によれば、側部材の一方の端部の幅広弧状端部は弧状に形成されており、体重を利用して腰、背中、肩や首など載せた身体の部分を前後方向に円弧を描いて滑らかに回すことができるため、前後の動きが身体に作用して身体を伸ばす動きとともに、適度な運動負荷も加えられる。したがって、使用者の身体の伸び縮みを十分に行うことができ、肩と背中と腰と内蔵のストレッチができる。
ストレッチ効果としては、次のような点が挙げられる。
肩のストレッチ−頭痛、肩凝り、耳なり、不眠症の解消。
背中のストレッチ−背骨の曲がりを矯正、肩凝りや胸部痛の解消、内臓機能の向上。
腰のストレッチ−腰痛、膝痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアの改善と予防。
内蔵のストレッチ−胃腸の調整、便通改善。
このように、この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具は電気等の外部動力を使用せず、自分の体重を利用するものであるため、体力、年齢に合わせて自分自身でコントロールしながら安全に使用することができる。
この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具の第1実施例を示し、(a)はその概略側面図、(b)はその概略断面図である。 (a)はその概略平面図、(b)はその概略底面図である。 その概略分解斜視図である。 その底部材の両側に一対の側部材を取り付けた状態の概略斜視図である。 その一対の側部材の上部に支持部材を取り付けた状態の概略斜視図である。 その支持部材に緩衝カバーを取り付けた状態の概略斜視図である。 その一対の側部材の幅広弧状端部に棒状部材を挿通させた状態の概略斜視図である。 この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具の第2実施例を示し、(a)はその概略側面図、(b)はその概略断面図である。 (a)はその概略平面図、(b)はその概略底面図である。 その支持部材上に緩衝部材を取り付けようとする状態の概略斜視図である。 その支持部材上に緩衝部材を取り付けた状態の概略斜視図である。 その緩衝部材を支持部材の異なる位置に取り付けた状態の概略斜視図である。 その緩衝部材を支持部材の更に異なる位置に取り付けた状態の概略斜視図である。 この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具を用いた、ストレッチ方法の概略図である。
以下この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
まず、図1ないし図7を用いて、この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具の第1実施例を説明する。
図1ないし図2に示すように、肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11は、底部材12と、前記底部材12の両側の長辺12aから立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部13aを備えた一対の側部材13,13と、前記一対の側部材13,13の上部に差し渡された支持部材14と、前記幅広弧状端部13aに抜き差し自在に取り付けられた棒部材15とからなるものである。
そして、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11は、図14に示すように、使用者の上体の上げ下ろしに際して前記支持部材14が使用者の背中と連動するように動かすことができ、使用者が仰向けとなってストレッチすることができるようにしている。
前記底部材12には、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11の持ちやすさや、軽量化を目的として、複数の打ち抜き孔12bが形成されている。
前記一対の側部材13,13は、前記底部材12の両側の長辺12aから垂直上方に立ち上げられており、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部13aを備えている。
さらに、前記一対の側部材13,13には、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11の持ちやすさや、軽量化を目的として、複数の打ち抜き孔13bが形成されている。
前記支持部材14は、前記一対の側部材13,13の上部に差し渡されて取り付けられており、本実施例においては、前記一対の側部材13,13の上部の前記幅広弧状端部13a側に取り付けられた第1支持部材14aと、前記一対の側部材13,13の上部の他方の端部13c側に取り付けられ、前記第1支持部材14aよりも長尺に形成された第2支持部材14bとから構成されている。
このようにすることで、使用者が前記支持部材14上に仰向けで載った際には、前記第1支持部材14aが使用者の腰、前記第2支持部材14bが使用者の背中に当接するようにしながら、前記第1支持部材14aと前記第2支持部材14bとに切り離すことで軽量化を果たすことができるのである。
また、前記支持部材14を構成する前記第1支持部材14aと前記第2支持部材14bには、それぞれ緩衝カバー14cを取り付けるとともに、所定の箇所に打ち抜き孔14dを備えている。これは、緩衝カバー14cにより使用者の腰、背中の負担を軽減するとともに、加えて、前記支持部材14の使用者の腰、背中が当接する部分に前記打ち抜き孔14dを形成しておくことで、使用者の腰、背中が前記支持部材14の板状部分に直接当接しないようにすることができる。
したがって、使用者が前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11を用いてストレッチを行う際に、使用者の腰、背中が痛くなるといった負担を軽減し解消することができ、使用者は安心してストレッチを行うことができるのである。
なお、前記打ち抜き孔12b,13b,14dは、持ちやすさなどの利便性や、軽量化、使用者への負担軽減を目的として、適宜円形、楕円形、又は矩形のいずれかの形状とすればよい。
前記棒部材15は、短尺部15aと、長尺部15bと、前記短尺部15aと前記長尺部15bとの間に形成された前記貫通孔13dより径の大きい大径部15cと、からなるものである。
そして、前記一対の側部材13,13の前記幅広弧状端部13aに形成された貫通孔13dに、前記棒部材15の前記長尺部15bを挿通すると、前記大径部15cの位置で前記短尺部15aと前記長尺部15bの前記一対の側部材13,13から外部に露出した部分が略同等の長さとなる位置で位置決めすることができるようにしてある。
このようにすることで、前記棒部材15は、前記幅広弧状端部13aに形成された貫通孔13dに挿通して容易に取り付けることができるとともに、前記棒部材15の両側の前記一対の側部材13,13から外部に露出した部分が略同等の長さとすることができ、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11を操作する際に、前記棒部材15をハンドルとして用いることができるのである。
本考案の第1実施例の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11の組立工程の一例を、図3ないし図7を用いて説明する。
第1実施例の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11は、図3に示すように、底部材12、一対の側部材13、支持部材14を構成する第1支持部材14aと第2支持部材14b、緩衝カバー14c、棒部材15とから構成されている。
そして、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11の組立に際しては、まず、図4に示すように、前記底部材12の両側の長辺12aに前記一対の側部材13,13を取り付ける。
ついで、図5に示すように、前記一対の側部材13,13の上部に前記支持板14を構成する前記第1支持部材14aと第2支持部材14bを取り付けるとともに、図6に示すように、前記第1支持部材14aと第2支持部材14bに前記緩衝カバー14cを取り付ける。
最後に、図7に示すように、前記棒部材15の前記長尺部15bを、前記棒部材15の前記短尺部15aと前記長尺部15bの前記一対の側部材13,13の外部に露出した部分が略同等の長さとなる位置まで前記幅広弧状端部13aに形成された前記貫通孔13bに挿通して取り付けると、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11の組立は完了する。
もちろん、本考案の要旨を変更しない限り、上記の組立工程に限定されるものではない。
つぎに、図8ないし図13を用いて、この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具の第2実施例を説明する。
図8ないし図9に示すように、肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21は、底部材22と、前記底部材22の両側の長辺22aから立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部23aを備えた一対の側部材23,23と、前記一対の側部材23,23の上部に差し渡された支持部材24と、前記支持部材24に着脱自在に取り付けられる緩衝部材26と、前記幅広弧状端部23aに抜き差し自在に取り付けられた棒部材25とからなるものである。
そして、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21は、図14に示すように、使用者の上体の上げ下ろしに際して前記支持部材24が使用者の背中と連動するように動かすことができ、使用者が仰向けとなってストレッチすることができるようにしている。
前記底部材22には、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21の持ちやすさや、軽量化を目的として、複数の打ち抜き孔22bが形成されている。
前記一対の側部材23,23は、前記底部材22の両側の長辺22aから垂直上方に立ち上げられており、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部23aを備えている。
さらに、前記一対の側部材23,23には、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21の持ちやすさや、軽量化を目的として、複数の打ち抜き孔23bが形成されている。なお、前記打ち抜き孔23bは、前記緩衝部材26を前記支持部材24上に固定するための、面ファスナ(図示せず)からなる固定バンド26aを挿通する孔の役目をも担うものである。
前記支持部材24は、前記一対の側部材23,23の上部に差し渡されて取り付けられており、本実施例においては、前記一対の側部材23,23の上部の前記幅広弧状端部23a側に取り付けられた第1支持部材24aと、前記一対の側部材23,23の上部の他方の端部23c側に取り付けられ、前記第1支持部材24aよりも長尺に形成された第2支持部材24bとから構成されている。
このようにすることで、使用者が前記支持部材24上に仰向けで載った際には、前記第1支持部材24aが使用者の腰、前記第2支持部材24bが使用者の背中に当接するようにしながら、前記第1支持部材24aと前記第2支持部材24bとに切り離すことで軽量化を果たすことができるのである。
また、前記支持部材24を構成する前記第1支持部材24aと前記第2支持部材24bには、それぞれ緩衝カバー24cを取り付けるとともに、所定の箇所に打ち抜き孔24dを備えている。これは、緩衝カバー24cにより使用者の腰、背中の負担を軽減するとともに、加えて、前記支持部材24の使用者の腰、背中が当接する部分に前記打ち抜き孔24dを形成しておくことで、使用者の腰、背中が前記支持部材24の板状部分に直接当接しないようにすることができる。
したがって、使用者が前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21を用いてストレッチを行う際に、使用者の腰、背中が痛くなるといった負担を軽減し解消することができ、使用者は安心してストレッチを行うことができるのである。
なお、前記打ち抜き孔22b,23b,24dは、持ちやすさなどの利便性や、軽量化、使用者への負担軽減を目的として、適宜円形、楕円形、又は矩形のいずれかの形状とすればよい。
前記棒部材25は、短尺部25aと、長尺部25bと、前記短尺部25aと前記長尺部25bとの間に形成された前記貫通孔23dより径の大きい大径部25cと、からなるものである。
そして、前記一対の側部材23,23の前記幅広弧状端部23aに形成された貫通孔23dに、前記棒部材25の前記長尺部25bを挿通すると、前記大径部25cの位置で前記短尺部25aと前記長尺部25bの前記一対の側部材23,23から外部に露出した部分が略同等の長さとなる位置で位置決めすることができるようにしてある。
このようにすることで、前記棒部材25は、前記幅広弧状端部23aに形成された貫通孔23dに挿通して容易に取り付けることができるとともに、前記棒部材25の両側の前記一対の側部材23,23から外部に露出した部分が略同等の長さとすることができ、前記肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21を操作する際に、前記棒部材25をハンドルとして用いることができるのである。
前記緩衝部材26は、使用者のストレッチしたい部位に応じて、適宜、前記支持部材24上の所望の位置に着脱自在に取り付けられるものであり、本実施例においては、前記緩衝部材26を取り付けるために、面ファスナ(図示せず)からなる前記固定バンド26aを用いて固定するようにしている。このように前記固定バンド26aを用いることで、誰でも、容易に前記緩衝部材26を前記支持部材24上の所望の位置に取り付けることができるようにしてある。
本考案の第2実施例の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21において、前記緩衝部材26の取付工程を除く組立工程は、前述の第1実施例と同様であるため省略する。もちろん、第2実施例の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具21においても、本考案の要旨の変更がない限り、前述の組立工程に限定されるものではない。
図10ないし図13は、前記緩衝部材26の前記支持部材24上の所望の位置への取付工程の一例を示すものである。
図において、前記緩衝部材26は、前記支持部材24上の所望の位置に取り付けられるものであるが、例えば、使用者が背中や内臓のストレッチを行いたいときは、図11や図12に示すように、前記緩衝部材26が使用者の背中の中央付近の位置となるよう取り付ければ良く、使用者が肩のストレッチを行いたいときは図13に示すように、前記緩衝部材26が使用者の肩甲骨付近の位置となるよう取り付ければ良い。
本考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11,21を用いたストレッチ方法を、図14を用いて説明する。
図14に示すように、本考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11,21を用いたストレッチ方法の一例は、下記の(1)〜(6)の段階により構成される。(イ)〜(リ)は、(1)〜(6)の各段階の動きを説明するものである。
(1) 棒部材15,25の両側を後手で持つ。
(イ)ストレッチ用具11,21を床の上に置く。
(ロ)ストレッチ用具11,21の弧状に形成された幅広弧状端部13a,23aに背中を向けて座る。
(ハ)背中の後にある棒部材15,25の両側を後手で持つ。
(2)幅広弧状端部13a,23aの先端を尾てい骨にあてる。
(ニ)棒部材15,25を引き寄せながら、幅広弧状端部13a,23aの先端を尾てい骨のあたりにあてる。
(ホ)棒部材15,25に自分の体重をあずけながら、ストレッチ用具11,21の徐々にのけぞる。
(3)位置の調整
(ヘ)尾てい骨の位置を調整する。
(4)体の凝っている部分を刺激する。
(ト)両腕の回転、背中の凝っている部分、肩の凝っている部分、尾てい骨のツボの刺激等を適宜行う。
(5)棒部材15,25を持ち体重を移動する。
(チ)起き上がる場合は、棒部材15,25を持ちながら、体全体の体重を足側に移す。
(6)最後に起き上がる。
(リ)ストレッチ用具11,21の幅広弧状端部13a,23aの弧状部分を利用して、用具と一緒に起き上がる。
本考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具11,21は、前記幅広弧状端部13a,23aに形成された弧状を用いて滑らかに使用者の上体の上げ下ろしができ、使用者は自分の体重を利用して安心してストレッチ体勢に移行することができ、安心してストレッチ体勢から上体を起こすことができるので、体力、年齢に合わせて自分自身でコントロールしながら安全に使用することができるのである。
本考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具は、前記実施例においては、この考案の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具を前後にスイングする機構として説明したが、この発明の要旨を変更しない範囲で、底部材の形状を変更すること等によって前後のみならず左右にスイングする肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具にも適用することも可能である。
11 肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具
12 底部材
12a 長辺
12b 打ち抜き孔
13,13 一対の側部材
13a 幅広弧状端部
13b 打ち抜き孔
13c 他方の端部
13d 貫通孔
14 支持部材
14a 第1支持部材
14b 第2支持部材
14c 緩衝カバー
14d 打ち抜き孔
15 棒部材
15a 短尺部
15b 長尺部
15c 大径部
21 肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具
22 底部材
22a 長辺
22b 打ち抜き孔
23,23 一対の側部材
23a 幅広弧状端部
23b 打ち抜き孔
23c 他方の端部
23d 貫通孔
24 支持部材
24a 第1支持部材
24b 第2支持部材
24c 緩衝カバー
24d 打ち抜き孔
25 棒部材
25a 短尺部
25b 長尺部
25c 大径部
26 緩衝部材
26a 固定バンド

Claims (4)

  1. 底部材と、
    前記底部材の両側の長辺から立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部を備えた一対の側部材と、
    前記一対の側部材の上部に差し渡された支持部材と、
    前記幅広弧状端部に抜き差し自在に取り付けられた棒部材と、
    からなる肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具であって、
    前記側部材の前記幅広弧状端部に前記棒部材を挿通して把持し、前記支持部材に背中を載せることにより、使用者の肩と背中と腰と内蔵の伸び縮みのストレッチを行うことができるようにしたことを特徴とする肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具。
  2. 底部材と、
    前記底部材の両側の長辺から立ち上げられ、長さ方向の一方の端部が他方の端部より幅広に形成されるとともに弧状に形成された幅広弧状端部を備えた一対前記一対の側部材の上部に差し渡された支持部材と、
    前記支持部材に着脱自在に取り付けられる緩衝部材と、
    前記幅広弧状端部に抜き差し自在に取り付けられた棒部材と、
    からなる肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具であって、
    前記緩衝材を前記支持部材の所望の位置に取り付け、前記側部材の前記幅広弧状端部に前記棒部材を挿通して把持し、前記支持部材に背中を載せることにより、使用者の肩と背中と腰と内蔵の伸び縮みのストレッチを行うことができるようにしたことを特徴とする肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具。
  3. 前記支持部材は、円形、楕円形、又は矩形の打ち抜き孔を備え、使用者の腰骨または背骨が前記支持部材に直接当たることがないようにして、使用者への負荷を軽減することができるようにしてあることを特徴とする請求項1または2に記載の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具。
  4. 前記支持部材が、前記側部材の上部の前記幅広弧状端部側に取り付けられた第1支持部材と、
    前記側部材の上部の他方の端部側に取り付けられ、前記第1支持部材よりも長尺に形成された第2支持部材と、
    からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の肩と背中と腰と内蔵のストレッチ具。

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