JP3234996B2 - 街路樹用照明支持具 - Google Patents

街路樹用照明支持具

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辰美 西川
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株式会社電気工事西川組
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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Supports For Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は街路樹等の樹木の育成・
保護および強風による倒伏防止等のために使用される添
え木や支柱等の支持具に、樹木およびその周辺を照明す
る照明器具を組合わせ、環境および景観あるいは安全性
の改善を図るものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、街路樹等の樹木用の照明は街路灯のようにかなり高
い位置からの全体照明であったり、または地面に設置し
た照明器具による極めて低い位置からの照明であった。
高い位置からの全体照明は確かに照明効率は良いもの
の、強い光が葉によって反射して枝や幹の形や質感が不
鮮明となり、樹木全体が平面的な表面で覆われ恰も一つ
の塊状に見えてしまい情緒的ではなかった。また、眩し
すぎて走行中の車両等にとっては視界不良を招く原因と
なる場合もあるほか、街の景観を損なう逆効果となった
り、更にはエネルギーの消費も少なくないものであっ
た。
【0003】また、地面あるいは地面に近接して低い位
置から上向き照射状態で設置する照明器具は、前者に比
較して格段に情緒的な照明が可能であり、また、強い光
で他を眩惑することはないものの、その多くは樹木の根
元近くの施設帯に設置することになり、他の低木や植込
みあるいはごみ箱やその他の物と干渉し邪魔になるもの
であった。また、歩道を歩くの歩行者の足元を照明する
ことはできなかった。
【0004】特に近年、街の環境美化や景観改善あるい
は安全・防犯、更には省エネルギーが叫ばれるようにな
り、何等かの効果的な照明技術が切に望まれていた。
【0005】本発明はこのような従来の技術や現状に着
目してなされたものであり、照射光や照明器具そのもの
が他を眩惑したり他と干渉して邪魔になったりせず、ま
た、省エネルギーで情緒的な照明ができ、更には歩行者
の足元も過不足なく確実に照明することができる効果的
な照明器具を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
街路樹用照明支持具は上記のような課題を解決するため
に、街路樹用の支持具に照明器具を組み合わせたもので
あり、この照明器具は略上方向および略下方向にのみ光
を照射するようになっているものである。街路樹の支持
具は一般的に街路樹と略一体の状態となっているもので
あり、この支持具をそのまま照明器具の一部とすること
により、新たに照明器具の設置スペースを設ける必要が
なくなり、近接する他のものと干渉して邪魔になること
が無くなる。また、街路樹の各々に備えるものであるこ
とから明るさは極めて少なくて済み、消費電力等を削減
して省エネルギーとすることができる。更に、この照明
器具は略上方向および略下方向にのみ光を照射するもの
であることから情緒的な照明が可能となる。また、横方
向へは光を照射しないことから走行中の車両等に対して
眩惑等の影響を及ぼしたり、街の景観を損なうようなこ
とがなく、同時に近接する歩道等を照明することができ
る。
【0007】尚、以上および以下の記述において「街路
樹」とは文字通り道路等の側帯に植える街路樹の他、庭
木、各種の低木、植木、植込みその他を含む樹木一般を
広く意味する用語として用いるものである。また、「支
持具」とはこれらの樹木の育成・保護および強風による
倒伏防止や、積雪による枝折れ防止等のために使用され
る添え木や支柱の類い全般を広く意味する用語として用
いるものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を以下、図面に基づいて説明
する。尚、各図において共通する部分には同一の符号を
付し、重複する説明は省略する。図1は本発明に係る街
路樹用照明支持具1を示すものであり、街路樹2用の支
持具3の直立部材4の頂上部に照明器具5を取付けたも
のである。直立部材4の下端部はアンカー部材6が備え
られ施設帯7の地面に植設されており、電気配線8が接
続されている。照明器具5は図2に示すように直立部材
4の頂上部に取付けられており、電球9と、電球9を取
囲み横方向への光の照射を遮る側板10と、略上方向へ
の光の照射を透過させる天井カバー11と、そして、略
下方向への光の照射を透過させる下カバー12とから成
っている。尚、13はソケット兼用の取付け金具であ
り、電球9を装着すると共に照明器具5と直立部材4と
を結合させるためものである。また、天井カバー11は
電球9の保守点検・交換のため側板10に対して取外し
自在となっている。
【0009】このような構造とすることにより、新たに
照明器具の設置スペースを設ける必要が無くなり近接す
る植込み14など、他の物と干渉して邪魔になることが
無くなる。また、このように支持具3は街路樹2の各々
に備えるものであることから、照明器具5の明るさは極
めて少なくて済み、消費電力等を削減して省エネルギー
とすることができる。そして、この照明器具5は略上方
向および略下方向にのみ光を照射するものであることか
ら情緒的な照明が可能となる。即ち、特に略上方向への
光の照射は街路樹2の枝や幹の形、更にその質感をも鮮
やかに照らし出し、樹木の持つ独特の深みのある佇まい
を豊かに演出することができる。また、横方向へは光を
照射しないことから、走行中の車両等に対して眩惑等の
影響を及ぼしたり街の景観を損なうようなことがない。
更には、略下方向への光の照射により、近接する歩道等
を過不足なく確実に照明し歩行者の足元を照らすことが
できる。
【0010】図に示すのは他の実施例であり、このよ
うに直立部材4および照明器具5を斜めに用いて街路樹
2を支持する場合には、取付け角度調整機構15を備え
て直立部材4に対する照明器具5の取付け角度を自在に
調節することができるようにしたものである。取付け角
度調節機構15はこの例のようにブラケット16とピン
17とを用いた関節構造のほか、図示せぬユニバーサル
継手やポールジョイント等、あるいは可撓性のフレキシ
ブルチュウブやその他の角度調節機構・部材等を使用す
るものであり、それらの詳細な構造の説明は省略する。
【0011】尚、本発明に係る街路樹用支持照明支持具
1は、これらの例のように略上方向および下方向へのみ
光を照射するものであるが、また、側板10を半透過性
の材料で形成するなど、周囲に対して差支えない程度に
横方向へも光を照射するようにしても良い。また、これ
らの例においては支持具3の直立部材4に照明器具5を
取付けたものであるが、この他にも例えば図1中に示す
水平部材18のように、水平状態および略水平状態で用
いる支持具類に照明器具を取付けても良いものである。
無論その際に用いる照明器具はその形状あるいは形式に
関わらず、略上方向および下方向にのみ光を照射するも
のであれば良いものである。
【0012】
【発明の効果】本発明の街路樹用照明支持具は以上説明
してきた如き内容のものであり、走行中の車両等に対し
眩惑や視界不良の原因となる虞が無く、景観を損ねる心
配も無く、また、他の物と干渉して邪魔になったりせ
ず、更には省エネルギーで情緒的な照明ができると共
に、歩行者の足元も過不足なく確実に照明することがで
きる。特に街路樹の根元付近に近接した低位置からの略
上方向への照明は、街路樹の枝や幹の形、更にその質感
をも鮮やかに照らし出し、樹木の持つ独特の深みのある
佇まいを情緒豊かに演出することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1中に示す照明器具5の概略断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1……街路樹用照明支持具 2……街路樹 3……支持具 4……直立部材 5……照明器具

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】街路樹用の支持具に照明器具を組み合わせ
    た街路樹用照明支持具であって、上記の照明器具は、
    球と、電球を取り囲み横方向への光の照射を遮る側板
    と、光の照射を透過させる天上カバーおよび下カバーと
    で成り、略上方向および略下方向にのみ光を照射するも
    のである街路樹用照明支持具。
  2. 【請求項2】前記照明器具の構成において、側板を半透
    過性の材料で形成した街路樹用照明支持具。
  3. 【請求項3】任意角度調節機構を備えて直立部材に対す
    る照明器具の取付け角度を自在に調節可能である請求項
    1又は請求項2記載の街路樹用支持具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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