JP3234782B2 - 監視制御方式 - Google Patents

監視制御方式

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JP3234782B2
JP3234782B2 JP27048596A JP27048596A JP3234782B2 JP 3234782 B2 JP3234782 B2 JP 3234782B2 JP 27048596 A JP27048596 A JP 27048596A JP 27048596 A JP27048596 A JP 27048596A JP 3234782 B2 JP3234782 B2 JP 3234782B2
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豊治 松田
和浩 稲村
洋二 井原
健太郎 武井
良平 大崎
信二 村山
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Meisei Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御装置と駆動
装置とを複数の芯線を有する接続ケーブルを介して接続
し、制御装置からの制御信号を接続ケーブルを介して駆
動装置に供給して、該駆動装置の動作を制御するシステ
ムにおいて、制御装置と駆動装置との間の接続ケーブル
の接続状態および駆動装置の動作状態を監視する監視制
御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】装置間で接続ケーブルを介して制御を行
うシステムにおいては、運用中に、装置間を相互に接続
する接続ケーブルが自然に外れたり、あるいは装置の増
設等によって誤って運用中のシステムの接続ケーブルが
外されると、特に、システムが緊急時に使用される場合
には、重大な事態を招くことになる。また、装置間で制
御を行う場合には、一般に、制御動作が正常に行われた
ことを確認してから、次の制御に移行することが、誤制
御を防止する上で重要である。
【0003】このようなことから、例えば、図3に示す
ように、装置相互間の接続ケーブルの接続状態および装
置の動作状態を監視するようにしたものが提案されてい
る。図3に示すシステムは、例えば、局用交換機で用い
られるもので、共通の制御装置によって複数の駆動装置
を制御するようにしたもので、図面では、共通制御装置
1と一つの駆動装置2とを示すと共に、そのうちの一系
統の制御系を示している。また、駆動装置2は、制御駆
動装置2aと、それによって駆動制御される被制御装置
2bとを有するものとして示してある。共通制御装置1
と制御駆動装置2aとの間、および制御駆動装置2aと
被制御装置2bとの間は、それぞれ複数の芯線を有する
接続ケーブル4および5で接続されている。
【0004】共通制御装置1は、主制御を行う共通制御
部11、制御インターフェースを構成する制御IF部1
2および送信部を構成するCD部13を有し、共通制御
部11から制御IF部12、CD部13および接続ケー
ブル4を経て駆動装置2の制御駆動装置2aに制御信号
を送出するようになっている。制御駆動装置2aは、受
信部を構成するCR部21、リレー22、ダイオード2
3、およびリレー22によって駆動されるリレー出力部
24を有する。リレー22は、CR部21と電磁系アー
スGとの間に接続され、CR部21で受信した制御信号
に基づいて選択的に駆動され、それに応じてリレー出力
部24から接続ケーブル5を経て被制御装置2bに被制
御信号を供給するようになっている。なお、ダイオード
23は、リレー22のコイルで発生するフライバック電
圧を吸収するように、リレー22と並列に接続されてい
る。被制御装置2bは、制御駆動装置2aのリレー出力
部24からの被制御信号を受ける被制御信号受信部31
を有し、ここで受信した被制御信号に基づいて制御され
るようになっている。
【0005】図3に示すシステムでは、制御駆動装置2
aと共通制御装置1および被制御装置2bとをそれぞれ
接続する接続ケーブル4,5の接続状態を、共通制御装
置1で監視するため、被制御装置2bにおいて、接続ケ
ーブル5の所定の芯線5aを電磁系アースGに接続して
いる。この接続ケーブル5の芯線5aは、制御駆動装置
2aにおいて接続ケーブル4の所定の芯線4aに接続
し、この芯線4aを、共通制御装置1において抵抗14
aおよび光結合素子15aを構成する発光ダイオード1
6aを経て第1の電源、例えば−48ボルトに接続して
いる。また、光結合素子15aを構成するフォトトラン
ジスタ17aは、そのエミッタを基板アースEに接地
し、コレクタを抵抗14bを経て第2の電源、例えば+
5ボルトに接続して、コレクタの電位を接続状態監視信
号として共通制御部11に供給するようにしている。
【0006】このようにして、接続ケーブル4,5が正
しく接続されている状態では、光結合素子15aをオン
として、接続状態監視信号を低電位とし、接続ケーブル
4,5の少なくとも一方が外れ等により正しく接続され
ていない状態では、光結合素子15aをオフとして、接
続状態監視信号を高電位として、共通制御部11におい
て、接続状態監視信号の電位を検出することにより、接
続ケーブル4,5の接続状態を監視するようにしてい
る。
【0007】また、制御駆動装置2aの動作状態を共通
制御装置1で監視するため、制御駆動装置2aにおい
て、接続ケーブル4の所定の芯線4bを、リレー22の
ノーマリーオープン接点22aを経て電磁系アースGに
接続し、この芯線4bを、共通制御装置1において抵抗
14cおよび光結合素子15bを構成する発光ダイオー
ド16bを経て第1の電源に接続している。また、光結
合素子15bを構成するフォトトランジスタ17bは、
そのエミッタを基板アースEに接地し、コレクタを抵抗
14dを経て第2の電源に接続して、コレクタの電位を
動作状態監視信号として共通制御部11に供給するよう
にしている。
【0008】このようにして、リレー22が附勢されな
い待機状態では、リレー接点22aをオフ、したがって
光結合素子15bをオフとして、動作状態監視信号を高
電位とし、リレー22が附勢された動作状態では、リレ
ー接点22aをオン、したがって光結合素子15bをオ
ンとして、接続状態監視信号を低電位として、共通制御
部11において、動作状態監視信号の電位を検出するこ
とにより、制御駆動装置2aの動作状態を監視するよう
にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来の監
視制御方式にあっては、接続ケーブル4として、制御信
号を供給するための芯線および制御の動作状態を監視す
るための芯線の他に、接続状態を監視するための芯線4
aを要する。しかも、この接続状態監視用の芯線4a
は、常時監視のみに使用され、装置間の制御運用には使
用されないようになっている。
【0010】ところで、上述したように、装置間を複数
の芯線で接続するシステムにおいては、設置工事の際の
部材費や接続ケーブルの作成工数を削減することから、
芯線数を必要最小限に低減することが要求される。ま
た、一般に、装置間の接続に用いられる接続ケーブル
は、その芯線数が、4芯、24芯、36芯、・・・のよ
うに、必要とする芯線数通りには用意されていない。こ
のため、例えば、4芯の接続ケーブルで、装置間を十分
に接続できる場合において、図3に示したようにして接
続状態を監視しようとすると、接続ケーブルとして、芯
線数が一段階上の24芯のものを使用しなければならな
くなり、コストアップを招くという問題が生じることに
なる。
【0011】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、装置の動作状態および接続ケーブルの
接続状態を、接続ケーブルの芯線数を増やすことなく有
効に監視でき、したがって安価に実施できる監視制御方
式を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、制御装置と駆動装置とを複数の芯線を
有する接続ケーブルを介して接続し、前記制御装置から
の制御信号を、前記接続ケーブルを介して前記駆動装置
に供給して、該駆動装置の動作を制御するにあたり、前
記接続ケーブルの所定の芯線に電源を結合して電流通路
を形成し、前記駆動装置には、前記電流通路に結合し
て、前記所定の芯線の電位を降下させるための電圧降下
発生部と、該電圧降下発生部を前記制御信号による動作
に同期して選択的に短絡する短絡部とを設け、前記制御
装置には、前記電流通路に結合して、その結合点におけ
る電位に基づいて、前記接続ケーブルの接続状態を監視
するための接続状態監視部と、前記制御信号による前記
駆動装置の動作状態を監視する動作状態監視部とを設け
て、前記所定の芯線を共通に用いて、前記接続ケーブル
の接続状態および前記駆動装置の動作状態を監視するこ
とを特徴とするものである。
【0013】前記短絡部は、抵抗を有することが、該短
絡部により前記電圧降下部を短絡した時と、しない時と
の前記電流通路におけるノイズを低減すると共に、前記
動作状態監視部で動作状態を識別する際の閾値電圧を調
整する点で好ましい。
【0014】前記電圧降下発生部は、前記電流通路に直
列に接続した第1の定電圧素子をもって構成し、前記動
作状態監視部は、前記電流通路に直列に結合した第2の
定電圧素子を有し、前記接続状態監視部は、前記第2の
定電圧素子と前記所定の芯線との間の電流通路に結合し
た電流増幅素子を有し、前記第1および第2の定電圧素
子の定電圧の和を、前記電源の電圧以上になるようにす
るのが、消費電力を低減すると共に、発熱を抑える点で
好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態を
示すものである。図1に示すシステムは、図3に示した
ものと同様に、局用交換機で用いられるもので、共通の
制御装置によって複数の駆動装置を制御するものであ
る。図面では、共通制御装置1と一つの駆動装置2とを
示すと共に、そのうちの一系統の制御系を示している。
また、駆動装置2は、制御駆動装置2aと、それによっ
て駆動制御される被制御装置2bとを有するものとして
示してある。共通制御装置1と制御駆動装置2aとの
間、および制御駆動装置2aと被制御装置2bとの間
は、それぞれ複数の芯線を有する接続ケーブル4および
5で接続する。
【0016】共通制御装置1は、主制御を行う共通制御
部11、制御インターフェースを構成する制御IF部1
2および送信部を構成するCD部13を有し、共通制御
部11から制御IF部12、CD部13および接続ケー
ブル4を経て駆動装置2の制御駆動装置2aに制御信号
を送出するようにする。また、共通制御装置1には、接
続ケーブル4の所定の芯線4aに結合されるように、接
続ケーブル4,5の接続状態を監視する接続状態監視部
51および駆動装置2の動作状態を監視する動作状態監
視部52を設け、これら接続状態監視部51および動作
状態監視部52での監視信号を共通制御部11に供給す
るようにする。
【0017】制御駆動装置2aは、受信部を構成するC
R部21および制御駆動部55を有し、共通制御装置1
からの制御信号をCR部21で受信し、それに基づいて
制御駆動部55の動作を制御して、接続ケーブル5を経
て被制御装置2bに被制御信号を供給するようにする。
また、この制御駆動装置2aには、接続ケーブル4の所
定の芯線4aおよび接続ケーブル5の所定の芯線5aと
の間に結合されるように電圧降下発生部56を設けると
共に、この電圧降下発生部56を制御駆動部55の動作
に同期して選択的に短絡する短絡部57を設ける。
【0018】被制御装置2bは、制御駆動装置2aの制
御駆動部55からの被制御信号を受ける被制御信号受信
部31を有し、ここで受信した被制御信号に基づいて制
御するようにする。また、この被制御装置2bには、接
続ケーブル5の芯線5aに結合されるように、接続状態
情報送出部58を設ける。
【0019】以下、図1に示した、接続状態監視部5
1、動作状態監視部52、制御駆動部55、電圧降下発
生部56、短絡部57および接続状態情報送出部58の
具体的構成について、図2を参照して説明する。
【0020】接続状態監視部51には、電流増幅素子を
構成するトランジスタ61を設け、そのベースを高い抵
抗値を有する抵抗62aを経て接続ケーブル4の芯線4
aに結合させるようにする。トランジスタ61のエミッ
タは、第1の電源(−48ボルト)に接続し、コレクタ
は、光結合素子15aを構成する発光ダイオード16a
および抵抗62bを経て電磁系アースGに接続する。ま
た、光結合素子15aを構成するフォトトランジスタ1
7aは、そのエミッタを基板アースEに接地し、コレク
タを抵抗62cを経て第2の電源(+5ボルト)に接続
して、このコレクタの電位を接続状態監視信号として共
通制御部11に供給するようにする。
【0021】動作状態監視部52には、第1の電源と、
接続ケーブル4の芯線4aの接続点との間に、光結合素
子15bを構成する発光ダイオード16b、抵抗62d
および定電圧素子63を順次直列に接続して設ける。ま
た、光結合素子15bを構成するフォトトランジスタ1
7bは、そのエミッタを基板アースEに接地し、コレク
タを抵抗62eを経て第2の電源に接続して、このコレ
クタの電位を動作状態監視信号として共通制御部11に
供給するようにする。
【0022】制御駆動部55は、CR部21と電磁系ア
ースGとの間に接続したリレー22と、このリレー22
に並列に接続したダイオード23と、リレー22によっ
て駆動されるリレー出力部24とを有し、図3で説明し
たと同様に、CR部21で受信した制御信号に基づいて
リレー22を選択的に駆動し、それに応じてリレー出力
部24から接続ケーブル5を経て被制御装置2bに被制
御信号を供給するようにする。
【0023】電圧降下発生部56は、接続ケーブル4の
芯線4aと、接続ケーブル5の芯線5aとの間に接続さ
れるように設けた定電圧素子64をもって構成する。ま
た、短絡部57は、直列に接続した抵抗65およびリレ
ー22のノーマリーオープン接点22aを有し、リレー
22の動作に同期して、定電圧素子64の両端を抵抗6
5を経て選択的に短絡するようにする。さらに、接続状
態情報送出部58は、接続ケーブル5の芯線5aを電磁
系アースGに接続するように構成する。
【0024】以上のように、直列に結合される芯線4a
および5aの線路の一端を第1の電源に結合し、他端を
電磁系アースGに結合することにより、芯線4aおよび
5aを通る電流通路を形成する。なお、図2において、
動作状態監視部52の定電圧素子63および電圧降下発
生部56の定電圧素子64は、それぞれの定電圧の和
が、第1の電源の電圧以上となるもの、例えば、定電圧
がそれぞれ24ボルトのものを用いる。また、短絡部5
7の抵抗65は、ノーマリーオープン接点22aがオン
となった状態で、該抵抗65で生じる電圧降下が、定電
圧素子64の定電圧よりも小さくなるような抵抗値のも
のを用いる。
【0025】以下、この実施形態の動作について説明す
る。接続ケーブル4が、共通制御装置1と制御駆動装置
2aとの間に確実に接続され、かつ、接続ケーブル5が
制御駆動装置2aと被制御装置2bとの間に確実に接続
されている状態では、リレー22が附勢または滅勢のい
ずれの状態にあっても、すなわち、定電圧素子64が抵
抗65を経て短絡されても、されなくても、接続状態監
視部51の芯線4aとの接続点の電位は、第1の電源の
電圧よりも高くなるので、トランジスタ61はオンとな
る。これにより、光結合素子15aもオンとなり、共通
制御部11には、低電位の接続状態監視信号が供給され
る。
【0026】これに対し、接続ケーブル4が共通制御装
置1および/または制御駆動装置2aから外れたり、接
続ケーブル5が制御駆動装置2aおよび/または被制御
装置2bから外れると、芯線4a,5aを通る電流通路
が遮断されるため、接続状態監視部51の芯線4aとの
接続点の電位は、第1の電源の電圧と同じになり、トラ
ンジスタ61はオフとなる。これにより、光結合素子1
5aもオフとなって、共通制御部11には、高電位の接
続状態監視信号が供給される。したがって、共通制御部
11において、接続状態監視信号の電位を検出すること
により、接続ケーブル4,5の接続状態を監視すること
ができる。
【0027】また、接続ケーブル4および接続ケーブル
5が、それぞれ確実に接続されている状態で、リレー2
2が附勢されていない待機状態にあるときは、定電圧素
子64による電圧降下により、動作状態監視部52の芯
線4aとの接続点の電位が低くなるため、光結合素子1
5bはオフとなり、共通制御部11には、高電位の動作
状態監視信号が供給される。
【0028】これに対し、共通制御装置1からの制御信
号によってリレー22が附勢され、そのノーマリーオー
プン接点22aがオンとなって、定電圧素子64が抵抗
65を経て短絡されると、該抵抗65での電圧降下が定
電圧素子64の定電圧よりも小さいので、動作状態監視
部52の芯線4aとの接続点の電位は、リレー22が滅
勢状態にあるときよりも高くなる。これにより、光結合
素子15bはオンとなり、共通制御部11には、低電位
の動作状態監視信号が供給される。したがって、共通制
御部11において、動作状態監視信号の電位を検出する
ことにより、制御駆動装置2aの動作状態を監視するこ
とができる。
【0029】なお、接続ケーブル4および/または接続
ケーブル5が、確実に接続されていない状態では、リレ
ー22の附勢、滅勢にかかわらず、動作状態監視部52
の芯線4aとの結合点の電位は、第1の電源の電圧と同
じになるため、光結合素子15bはオフとなり、共通制
御部11には、高電位の動作状態監視信号が供給される
ことになる。
【0030】上述した実施形態によれば、接続ケーブル
4の所定の一本の芯線4aを共用して、接続ケーブル
4,5の接続状態の監視と、制御駆動装置2aの動作状
態の監視とを行うことができるので、接続ケーブル4と
して最小限の芯線数のものを用いることができ、したが
ってコストダウンを図ることができる。
【0031】また、短絡部57に抵抗65を設けたの
で、定電圧素子64を短絡した時と、しない時との電流
通路における電圧変動によるノイズを低減すると共に、
動作状態監視部52で動作状態を識別する際の閾値電圧
を容易に調整することが可能となる。
【0032】さらに、接続状態監視部51に、電流増幅
素子としてのトランジスタ61を設け、そのベースを高
抵抗値の抵抗62aを経て芯線4aに結合させることに
より、接続状態監視部51の入力インピーダンスを高く
し、かつ、動作状態監視部52の定電圧素子63と、電
圧降下発生部56を構成する定電圧素子64とのそれぞ
れの定電圧の和を、第1の電源の電圧以上となるように
したので、接続状態監視部51および芯線4a,5aを
通る電流通路には、ほとんど電流が流れない。したがっ
て、消費電力を有効に低減でき、発熱を有効に抑えるこ
とができる。
【0033】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変更または変形が可
能である。例えば、上述した実施形態では、駆動装置2
を制御駆動装置2aと、被制御装置2bとに分離して、
両装置間を接続ケーブル5で中継して接続するようにし
たが、接続ケーブル5を用いることなく、リード線等で
直接に被制御装置2bを接続する場合にも、この発明を
有効に適用することができる。
【0034】また、上述した実施形態では、駆動装置2
による制御系を一系統としたが、駆動装置2が複数の制
御系を有する場合にも、この発明を有効に適用すること
ができる。この場合には、駆動装置2において、複数の
制御系の各々に、例えばリレーを設け、それらのノーマ
リーオープン接点を短絡部57において並列に接続し
て、一つの芯線を用いて、接続ケーブルの接続状態の監
視と、複数の制御系の動作状態の監視とを行うようにす
ることもできるし、一つの芯線を接続ケーブルの接続状
態の監視と、一つの制御系の動作状態の監視に共用し、
他の制御系の動作状態の監視はそれぞれ専用の芯線を用
いて行うようにすることもできる。
【0035】さらに、上述した実施形態では、電圧降下
発生部56を定電圧素子64をもって構成したが、例え
ば、抵抗をもって構成することもできる。同様に、動作
状態監視部52における定電圧素子63も、例えば、抵
抗を用いて構成することもできる。また、この発明は、
上述した実施形態のように、一つの共通制御装置で複数
の駆動装置の駆動を制御するものに限らず、一つの制御
装置で一つの駆動装置を制御する場合にも有効に適用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、装置
間で接続ケーブルを介して制御を行うシステムにおい
て、装置の動作状態および接続ケーブルの接続状態を、
接続ケーブルの芯線数を増やすことなく有効に監視でき
るので、安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の要部の具体的回路構成を示す図である。
【図3】従来の技術を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 共通制御装置 2 駆動装置 2a 制御駆動装置 2b 被制御装置 4,5 接続ケーブル 4a,5a 所定の芯線 11 共通制御部 12 制御IF部 13 CD部 15a,15b 光結合素子 16a,16b 発光ダイオード 17a,17b フォトトランジスタ 21 CR部 22 リレー 22a ノーマリーオープン接点 23 ダイオード 24 リレー出力部 31 被制御信号受信部 51 接続状態監視部 52 動作状態監視部 55 制御駆動部 56 電圧降下発生部 57 短絡部 58 接続状態情報送出部 61 トランジスタ 62a〜62e,65 抵抗 63,64 定電圧素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000134707 株式会社ナカヨ通信機 東京都渋谷区桜丘町24番4号 (73)特許権者 000149022 株式会社大興電機製作所 東京都品川区中延6丁目10番13号 (72)発明者 松田 豊治 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会 社内 (72)発明者 稲村 和浩 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 井原 洋二 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 武井 健太郎 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明 星電気株式会社内 (72)発明者 大崎 良平 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社 ナカヨ通信機内 (72)発明者 村山 信二 東京都品川区中延6丁目10番13号 株式 会社 大興電機製作所内 (56)参考文献 実開 昭61−105872(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 G01R 31/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と駆動装置とを複数の芯線を有
    する接続ケーブルを介して接続し、前記制御装置からの
    制御信号を、前記接続ケーブルを介して前記駆動装置に
    供給して、該駆動装置の動作を制御するにあたり、 前記接続ケーブルの所定の芯線に電源を結合して電流通
    路を形成し、 前記駆動装置には、前記電流通路に結合して、前記所定
    の芯線の電位を降下させるための電圧降下発生部と、該
    電圧降下発生部を前記制御信号による動作に同期して選
    択的に短絡する短絡部とを設け、 前記制御装置には、前記電流通路に結合して、その結合
    点における電位に基づいて、前記接続ケーブルの接続状
    態を監視するための接続状態監視部と、前記制御信号に
    よる前記駆動装置の動作状態を監視する動作状態監視部
    とを設けて、 前記所定の芯線を共通に用いて、前記接続ケーブルの接
    続状態および前記駆動装置の動作状態を監視することを
    特徴とする監視制御方式。
  2. 【請求項2】 前記短絡部は、抵抗を有することを特徴
    とする請求項1記載の監視制御方式。
  3. 【請求項3】 前記電圧降下発生部は、前記電流通路に
    直列に接続した第1の定電圧素子をもって構成し、 前記動作状態監視部は、前記電流通路に直列に結合した
    第2の定電圧素子を有し、 前記接続状態監視部は、前記第2の定電圧素子と前記所
    定の芯線との間の電流通路に結合した電流増幅素子を有
    し、 前記第1および第2の定電圧素子の定電圧の和を、前記
    電源の電圧以上になるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の監視制御方式。
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