JP3234095B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3234095B2
JP3234095B2 JP07333594A JP7333594A JP3234095B2 JP 3234095 B2 JP3234095 B2 JP 3234095B2 JP 07333594 A JP07333594 A JP 07333594A JP 7333594 A JP7333594 A JP 7333594A JP 3234095 B2 JP3234095 B2 JP 3234095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補間走査線を出力する
テレビジョン信号処理回路を使用した液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式のテレビジョンでは、イン
ターレース走査が採用されている。このため、1フレー
ムは、2つのフィールドで形成されている。1フィール
ドは、262.5本の走査線からなっており、1/60
秒毎に送られてくる。したがって、1フレームは、52
5本の走査線からなっており、1/30秒毎に送られて
くる。
【0003】スポーツのように動きのある映像の場合、
2つのフィールドの画像は互いに異なるので、これらを
合成したフレームの画面は見づらくなる。
【0004】そこで、特開昭63−171086号公報
に開示されているテレビジョン信号処理回路では、補間
により走査線を2倍にし、これにより、高品質の画像を
得るようにしている。
【0005】このテレビジョン信号処理回路は、図6に
示すように、遅延メモリー14〜16を備えている。入
力端子12に入力されたテレビジョン信号(例えば輝度
信号Y)は、遅延メモリー14、15において、それぞ
れ262H、263H(Hは水平走査周期)だけ遅延さ
れる。
【0006】このため、第3フィールドの画素Pに対応
するテレビジョン信号S3が入力端子12に入力される
時刻では、遅延メモリー15は、図7に示すように、ち
ょうど1フレーム前の第1フィールドの画素Pに対応す
るテレビジョン信号S1を出力し、遅延メモリー14
は、第2フィールドの走査線n上の画素に対応するテレ
ビジョン信号S2を出力する。
【0007】減算回路19は、テレビジョン信号S1と
S3との差(S1−S3)を出力する。係数回路20
は、差(S1−S3)に基づいて、映像の動きの程度を
表す動き係数kを出力する。ここで、0≦k≦1であ
る。
【0008】遅延メモリー16は、テレビジョン信号S
2を1Hだけ遅延させる。つまり、遅延メモリー16で
は、走査線l(=n−1)上のテレビジョン信号S2’
が得られる。加算回路17は、テレビジョン信号S2と
S2’との和(S2+S2’)を出力する。係数回路1
8は、和(S2+S2’)に基づいて、それらの平均値
aを出力する。
【0009】乗算回路21、22および加算回路23
は、第2フィールドの走査線lとnとの間に、擬似的走
査線m上の画素Qを形成するため、次式で示される輝度
信号Yを出力する。
【0010】Y=k・b+(1−k)・a ここで、bは、第1フィールドのテレビジョン信号S1
(あるいは、第3フィールドのテレビジョン信号S3)
である。
【0011】この演算によれば、動きが多い映像の場
合、輝度信号Yにおいて、同一フィールド内の隣合う走
査線l、nの重みが増し、動きが少ない映像の場合、前
後のフィールドの走査線の重みが増す。
【0012】遅延メモリー14からのテレビジョン信号
S2、加算回路23からの補間用のテレビジョン信号
は、それぞれ、時間軸変換回路24、25を介して、ス
イッチ回路26に送られ、スイッチ回路26から交互に
出力される。これにより、高品質の画像が得られる。な
お、時間軸変換回路24、25は、水平走査周期Hを半
分に圧縮するものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、1Hの遅延を行う遅延メモリー16や、
平均値aを求める加算回路17、係数回路18が必要と
なるので、コストアップを招来するという問題点を有し
ている。
【0014】また、カラーテレビジョン信号の場合、高
品質の画像が得られないことがあるという問題点を有し
ている。
【0015】すなわち、カラーテレビジョン信号は、輝
度信号Yの他に、色信号としてI信号、Q信号(あるい
は、R−Y信号、B−Y信号)を使用しているので、画
像のエッジ部分や細かい模様の部分では、カラーテレビ
ジョン信号から分離されたQ信号に本来の輝度信号Yが
混入したり、輝度信号YにQ信号の一部が混入したりす
る。つまり、Q信号の極性反転が正しく行われない。こ
のため、静止画像であっても、動きがあると見なされる
ことがある。したがって、静止画像であっても、同一フ
ィールド内の隣合う走査線l、nを使って補間が行われ
ることがある。その結果、画質が低下する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶表示装
は、上記の課題を解決するために、液晶モニターと、
液晶モニターの駆動回路と、3つのテレビジョン信号処
理回路とを備えた液晶表示装置であって、各テレビジョ
ン信号処理回路が、現在のテレビジョン信号と1フレー
ム前のテレビジョン信号とを比較することにより画像の
動きがあるかないかを判定する判定手段と、画像の動き
があると判定手段が判定したとき、補間走査線のテレビ
ジョン信号として、現在のフィールドにおいて隣合う2
つの走査線のテレビジョン信号のいずれかを選択し、画
像の動きがないと判定手段が判定したとき、補間走査線
のテレビジョン信号として、1フィールド期間前の走査
線のテレビジョン信号を選択するスイッチ回路とを備え
ており、上記の判定手段は、テレビジョン信号を1フィ
ールド期間遅延する第1のフィールドメモリーと、第1
のフィールドメモリーの出力を1フィールド期間遅延す
る第2のフィールドメモリーと、現在のテレビジョン信
号と第2のフィールドメモリーの出力とを比較すること
により画像の動きを検出し検出信号を出力する動き検出
回路と、検出信号に基づいて画像の動きがあるかないか
を判定し判定信号を前記スイッチ回路に出力する判定回
路とを含んでおり、上記の判定回路は、動き検出回路か
らの検出信号と基準値Th1 とを加算した信号を出力す
る加算器と、それらを減算した信号を出力する減算器
と、加算器からの信号と減算器からの信号の出力とをそ
れぞれ基準値Th2 と比較することにより上記の判定信
号を出力する演算回路とを備えており、かつ、上記3つ
のテレビジョン信号処理回路が、RGB信号のそれぞれ
に対して画像の動きがあるかないかを判定してRGB信
号のそれぞれに対し補間走査線を作成し駆動回路に送る
ことを特徴としている。
【0017】
【作用】上記液晶表示装置の構成によれば、補間走査線
のテレビジョン信号を、画像の動きがあるかないかに応
じて容易に得ることができる。しかも、画像に動きがあ
る場合、補間走査線のテレビジョン信号として、補間走
査線の前後の2つの走査線のテレビジョン信号のいずれ
かを選択しているので、2つの走査線の平均値を求める
演算回路が不要になる。これにより、低コストで高品質
の画像を得ることが可能になる。また、上記判定回路に
よれば、動き検出回路からの検出信号にノイズ成分やジ
ッター成分が含まれていても、基準値Th1 、Th2
適当に定めることにより、正確な判定信号を得ることが
できる。
【0018】また、上記液晶表示装置の構成によれば、
テレビジョン信号処理回路を3つ使用しているので、R
GB信号のそれぞれに対し、補間走査線を容易に得るこ
とができる。しかも、RGB信号のそれぞれに対し、画
像の動きがあるかないかを判定しているので、正確な判
定を行うことができる。これにより、低コストで高品質
のカラー画像表示が可能な液晶表示装置を実現できる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0020】本実施例の液晶表示装置は、図1に示すよ
うに、テレビジョン信号処理回路1と、液晶モニター1
0と、テレビジョン信号処理回路1の出力に基づいて液
晶モニター10を駆動する駆動回路9とを備えている。
【0021】上記のテレビジョン信号処理回路1は、フ
ィールドメモリー2、3(第1、第2のフィールドメモ
リー)と、映像の動きを検出し、検出信号6aを出力す
る動き検出回路6と、動き検出回路6の検出信号6aに
基づいて動きがあるかないかを判定する判定回路7(判
定手段)と、ラインメモリー4、5と、判定回路7の判
定結果に応じてラインメモリー4または5を選択し、補
間走査線のテレビジョン信号として出力するスイッチ回
路8とからなっている。
【0022】ここで、補間走査線とは、画像の動きがあ
るかないかに応じて元の走査線から再構成された走査線
のことである。
【0023】NTSC方式のテレビジョン信号は、入力
端子11を介して、フィールドメモリー2と、ラインメ
モリー4と、動き検出回路6とに入力される。
【0024】ラインメモリー4は、テレビジョン信号を
1Hだけ遅延させる働きをする。
【0025】フィールドメモリー2は、1フィールドの
テレビジョン信号をストアした後、出力することによ
り、テレビジョン信号を1フィールド期間(=1/60
秒)だけ遅延させる働きをする。フィールドメモリー2
の出力は、フィールドメモリー3と、ラインメモリー5
とに入力される。
【0026】ラインメモリー5は、ラインメモリー4と
同様の働きをする。したがって、ラインメモリー5は、
ラインメモリー4の出力から1フィールド期間だけ遅れ
たテレビジョン信号を出力する。
【0027】フィールドメモリー3は、フィールドメモ
リー2と同様の働きをする。
【0028】したがって、図2に示すように、第3フィ
ールドの画素Pに対応するテレビジョン信号S3が入力
端子11に入力された時刻では、フィールドメモリー3
は、ちょうど1フレーム前の第1フィールドの画素Pに
対応するテレビジョン信号S1を出力する。
【0029】動き検出回路6は、フィールドメモリー3
からのテレビジョン信号S1と、入力端子11からのテ
レビジョン信号S3とを加算あるいは減算することによ
り、画像の動きの程度を表す検出信号6aを出力する。
判定回路7は、検出信号6aに基づいて画像の動きがあ
るかないかを判定し、判定信号7aを出力する。
【0030】スイッチ回路8は、判定回路7からの判定
信号7aに応じて、上記ラインメモリー4の出力または
ラインメモリー5の出力を選択し、補間走査線のテレビ
ジョン信号として駆動回路9に出力する。
【0031】判定回路7が、例えば第3フィールドの走
査線l上の画素P(図2)に変化がある(つまり、動き
がある)と判定した場合、補間走査線m上の画素Qの信
号として、ラインメモリー4の出力、すなわち、第3フ
ィールド(同一フィールド)の走査線l上の画素Pに対
応するテレビジョン信号S3を選択する。
【0032】これに対し、判定回路7が画素Pに変化が
ない(つまり、動きがない)と判定した場合、補間走査
線m上の画素Qの信号として、ラインメモリー5の出
力、すなわち、第2フィールド(直前のフィールド)の
走査線m’上の画素Qに対応するテレビジョン信号S2
を選択する。
【0033】説明を簡単にするため、図3(a)に示す
ように、第1フィールドの走査線lは画素P1〜P3か
らなり、第2フィールドの走査線m’は画素Q1〜Q3
からなり、第3フィールドの走査線lは画素P1〜P3
からなるとする。ここで、走査線l、m’は、フレーム
上において隣合っている。
【0034】動き検出回路6および判定回路7が、同図
(b)に示すように、第3フィールドの走査線lの画素
P1〜P3と第1フィールドの走査線lの画素P1〜P
3とをそれぞれ比較し、画素P1は同じ(すなわち、動
きなし)、画素P2は異なる(すなわち、動きあり)、
画素P3は同じ(すなわち、動きなし)と判定したとす
る。
【0035】この場合、スイッチ回路8は、画素Q1、
画素P2、画素Q3からなる補間走査線mを出力する。
すなわち、動きがある場合、第2フィールドの画素Q2
を使用しないで、第3フィールド(同一フィールド)の
画素P2を使用する。
【0036】駆動回路9は、スイッチ回路8の出力、す
なわち、テレビジョン信号処理回路1の出力に基づいて
液晶モニター10を駆動する。
【0037】以上のように、本実施例のテレビジョン信
号処理回路1によれば、補間走査線mのテレビジョン信
号を、画像の動きがあるかないかに応じて容易に得るこ
とができる。しかも、画像に動きがある場合、補間走査
線mのテレビジョン信号として、補間走査線mの前の走
査線lのテレビジョン信号を選択しているので、隣合う
2つの走査線の平均値を求める演算回路が不要になる。
これにより、低コストで高品質の画像を得ることが可能
になる。
【0038】上記の判定回路7は、具体的には例えば、
図4に示すように、動き検出回路6からの検出信号6a
と基準値Th1 とを加算した信号71aを出力する加算
器71と、それらを減算した信号72aを出力する減算
器72と、加算器71からの信号71aと減算器72か
らの信号72aの出力とをそれぞれ基準値Th2 と比較
することにより画像の動きがあるかないかを示す判定信
号7aを出力する演算回路73とを備えている。
【0039】動き検出回路6からの検出信号6aを例え
ば100B(ここで、Bは2進数であることを示す)と
し、基準値Th1 を010Bとすると、信号71aは1
10Bとなり、信号72aは010Bとなる。
【0040】演算回路73は、例えば、信号72aの値
≧基準値Th2 であれば、ローレベル(動きなし)の判
定信号7aを出力し、信号72aの値<基準値Th2
あれば、ハイレベル(動きあり)の判定信号7aを出力
する。また、信号71aと基準値Th2 との比較結果を
加味して判定を行ってもよい。
【0041】この判定回路7によれば、動き検出回路6
からの検出信号6aにノイズ成分やジッター成分が含ま
れていても、基準値Th1 、Th2 を適当に定めること
により、正確な判定信号7aを得ることができる。
【0042】本実施例のテレビジョン信号処理回路1で
は、画像に動きがある場合、同一フィールド内の異なっ
た領域の画素を補間に利用している。このため、解像度
は低下する。しかしながら、目の解像度は動いているも
のに対して低いため、上記の補間による解像度の低下は
実質的には障害とならない。それよりも、1フィールド
前の画素を補間に使用しないので、動いた部分のエッジ
が櫛の歯状にならず、高品質の画像が得られる。
【0043】以上のように、本実施例のテレビジョン信
号処理回路1を使用すれば、簡単な構成で、高品質の画
像を得ることができる液晶表示装置を実現できる。ま
た、テレビジョン信号処理回路1は、CRT(陰極管)
等の画像表示装置にも広く応用できる。
【0044】さらに、図5に示すように、上記のテレビ
ジョン信号処理回路1を3つ備えることにより、RGB
信号の各信号に対して、正確な補間走査線mを得ること
ができる。これは、RGB信号のそれぞれに対し、画像
の動きがあるかないかを判定しているので、色信号と輝
度信号との混入による判定への影響が原理的になくな
り、正確な判定を行うことができるからである。これに
より、高品質のカラー画像を表示することができる。
【0045】さらにまた、互いに1フィールドずれたテ
レビジョン信号が入力されるようにした2つのテレビジ
ョン信号処理回路1、1を設け、テレビジョン信号処理
回路1、1からの補間走査線mを交互に切り替えて駆動
回路9に送ることにより、液晶モニター10にノンイン
ターレース表示を行うことができる。これにより、フリ
ッカーの少ない、より高品質な画像が得られる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る液晶表示装置は、以上のよ
うに、液晶モニターと、液晶モニターの駆動回路と、3
つのテレビジョン信号処理回路とを備えた液晶表示装置
であって、各テレビジョン信号処理回路は、現在のテレ
ビジョン信号と1フレーム前のテレビジョン信号とを比
較することにより画像の動きがあるかないかを判定する
判定手段と、画像の動きがあると判定手段が判定したと
き、補間走査線のテレビジョン信号として、現在のフィ
ールドにおいて隣合う2つの走査線のテレビジョン信号
のいずれかを選択し、画像の動きがないと判定手段が判
定したとき、補間走査線のテレビジョン信号として、1
フィールド期間前の走査線のテレビジョン信号を選択す
るスイッチ回路と備えている構成である。また、上記
の判定手段は、テレビジョン信号を1フィールド期間遅
延する第1のフィールドメモリーと、第1のフィールド
メモリーの出力を1フィールド期間遅延する第2のフィ
ールドメモリーと、現在のテレビジョン信号と第2のフ
ィールドメモリーの出力とを比較することにより画像の
動きを検出し検出信号を出力する動き検出回路と、検出
信号に基づいて画像の動きがあるかないかを判定し判定
信号を前記スイッチ回路に出力する判定回路とを含んで
いる構成である。そして、上記の判定回路は、動き検出
回路からの検出信号と基準値Th1 とを加算した信号を
出力する加算器と、それらを減算した信号を出力する減
算器と、加算器からの信号と減算器からの信号の出力と
をそれぞれ基準値Th2 と比較することにより上記の判
定信号を出力する演算回路とを備えている構成である。
【0047】これによれば、補間走査線のテレビジョン
信号を、画像の動きがあるかないかに応じて容易に得る
ことができる。しかも、画像に動きがある場合、補間走
査線のテレビジョン信号として、補間走査線の前後の2
つの走査線のテレビジョン信号のいずれかを選択してい
るので、2つの走査線の平均値を求める演算回路が不要
になる。これにより、低コストで高品質の画像を得るこ
とが可能になるという効果を奏する。また、上記判定回
路によれば、動き検出回路からの検出信号にノイズ成分
やジッター成分が含まれていても、基準値Th1 、Th
2 を適当に定めることにより、正確な判定信号を得るこ
とができる。
【0048】また、本発明に係る液晶表示装置は、上記
3つのテレビジョン信号処理回路が、RGB信号のそれ
ぞれに対して画像の動きがあるかないかを判定してRG
B信号のそれぞれに対し補間走査線を作成し駆動回路に
送る構成である。
【0049】これによれば、RGB信号のそれぞれに対
し、補間走査線を容易に得ることができる。しかも、R
GB信号のそれぞれに対し、画像の動きがあるかないか
を判定しているので、正確な判定を行うことができる。
これにより、低コストで高品質のカラー画像表示が可能
な液晶表示装置を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の概略の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の液晶表示装置におけるテレビジョン信号
処理回路の動作を示す説明図である。
【図3】図1の液晶表示装置におけるテレビジョン信号
処理回路の動作を示す他の説明図である。
【図4】図1の液晶表示装置における判定回路の一例を
示すブロック図である。
【図5】RGB信号を使用する液晶表示装置の概略の構
成を示すブロック図である。
【図6】従来のテレビジョン信号処理回路の概略の構成
を示すブロック図である。
【図7】図6のテレビジョン信号処理回路の動作を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 テレビジョン信号処理回路 2 フィールドメモリー(判定手段、第1のフィール
ドメモリー) 3 フィールドメモリー(判定手段、第2のフィール
ドメモリー) 6 動き検出回路(判定手段) 7 判定回路(判定手段) 8 スイッチ回路 9 駆動回路 10 液晶モニター
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−156487(JP,A) 特開 平4−157886(JP,A) 特開 昭61−206385(JP,A) 特開 昭63−132584(JP,A) 特開 平1−186087(JP,A) 特開 昭62−72287(JP,A) 特開 昭62−206967(JP,A) 特開 平1−303886(JP,A) 特開 平2−217083(JP,A) 実開 平3−24788(JP,U) 実開 平3−61781(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/01

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶モニターと、液晶モニターの駆動回路
    と、3つのテレビジョン信号処理回路とを備えた液晶表
    示装置であって、 各テレビジョン信号処理回路は、 現在のテレビジョン信
    号と1フレーム前のテレビジョン信号とを比較すること
    により画像の動きがあるかないかを判定する判定手段
    と、画像の動きがあると判定手段が判定したとき、補間
    走査線のテレビジョン信号として、現在のフィールドに
    おいて隣合う2つの走査線のテレビジョン信号のいずれ
    かを選択し、画像の動きがないと判定手段が判定したと
    き、補間走査線のテレビジョン信号として、1フィール
    ド期間前の走査線のテレビジョン信号を選択するスイッ
    チ回路とを備えており、 上記の判定手段は、テレビジョン信号を1フィールド期
    間遅延する第1のフィールドメモリーと、第1のフィー
    ルドメモリーの出力を1フィールド期間遅延する第2の
    フィールドメモリーと、現在のテレビジョン信号と第2
    のフィールドメモリーの出力とを比較することにより画
    像の動きを検出し検出信号を出力する動き検出回路と、
    検出信号に基づいて画像の動きがあるかないかを判定し
    判定信号を前記スイッチ回路に出力する判定回路とを含
    んでおり、 上記の判定回路は、動き検出回路からの検出信号と基準
    値Th1 とを加算した信号を出力する加算器と、それら
    を減算した信号を出力する減算器と、加算器からの信号
    と減算器からの信号の出力とをそれぞれ基準値Th2
    比較することにより上記の判定信号を出力する演算回路
    とを備えており、かつ、 上記3つのテレビジョン信号処理回路は、RGB信号の
    それぞれに対して画像の動きがあるかないかを判定して
    RGB信号のそれぞれに対し補間走査線を作成し駆動回
    路に送ることを特徴とする液晶表示装置。
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