JP3233680U - フック - Google Patents

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藤田 真澄美
真澄美 藤田
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株式会社エム・アンド・エフ
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Abstract

【課題】ドアや壁の厚みによらず取り付けることができ、大きな耐荷重で使用することが可能なフックを提供する。【解決手段】フック1は、物を掛けるための引っ掛け部11を有する鉤部材10と、シート状部材20とを備える。鉤部材10は、被取付体50の側面51に配置される。シート状部材20は、鉤部材10の上部に接続された可撓性の部材であり、一方の面に、壁またはドアに貼り付けるための貼付部材23が設けられている。フック1は、貼付部材23により、被取付体50の少なくとも上面52に貼り付けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、ドアや壁に取り付けることができるフックに関する。
従来、壁面に取り付けるフックとして、両面テープなどにより壁面に貼り付けるタイプのフックがよく知られている。
また、ドア等の上縁に引っ掛けて使用するフックも知られている(特許文献1)。
実用新案登録第3151385号公報
ところで、ドア等の上縁にフックを引っ掛ける場合、フックの耐荷重は、両面テープの接着力に依存しないので、耐荷重を大きくし易いというメリットがあるが、特許文献1のフックは、ドアの上縁に引っ掛ける部分が決まった形状であるため、厚みが大きいドアに取り付けることができないという問題がある。
そこで、本考案は、ドアや壁の厚みによらず取り付けることができ、大きな耐荷重で使用することが可能なフックを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本考案のフックは、側面および当該側面の上端から連続する上面を有する被取付体に取り付けられるフックであって、鉤部材とシート状部材とを備えてなる。
鉤部材は、物を掛けるための引っ掛け部を有し、被取付体の側面に配置される。
シート状部材は、鉤部材の上部に接続された可撓性の部材であり、一方の面に、被取付体に貼り付けるための貼付部材が設けられる。シート状部材は、貼付部材により、被取付体の少なくとも上面に貼り付けられる。
このような構成によれば、シート状部材が被取付体の上面に貼り付けられることにより、引っ掛け部に物を掛けた場合に、鉤部材に掛かる重みがシート状部材を被取付体の上面に押し付けるように作用するので、シート状部材が被取付体から容易には外れず、大きな耐荷重で使用することができる。また、シート状部材は、被取付体の厚みによらずに貼り付けることができるので、フックをドアや壁の厚みによらず取り付けることができる。
シート状部材は、鉤部材よりもヤング率が小さい材料により構成されていることが望ましい。
このような構成によれば、鉤部材にはしっかりとした剛性を持たせて引っ掛け部に安定して物を引っ掛けることができるとともに、シート状部材に柔軟性を持たせて、シート状部材を被取付体に貼り付けやすくすることができる。
シート状部材は、プラスチック材料からなり、鉤部材は、シート状部材とは異なる材料からなっていてもよい。この場合、鉤部材は、両端に開口を有する貫通孔を有し、シート状部材を構成するプラスチック材料は、貫通孔を貫通するとともに、貫通孔の両端の開口の周囲に回り込んでいることが望ましい。
このような構成によれば、シート状部材が鉤部材から外れにくくなる。
鉤部材とシート状部材とは、プラスチック材料により一体に形成されていてもよい。
鉤部材とシート状部材とをプラスチック材料により一体成形することで、フックの製造コストを低くすることができる。
本考案によれば、フックをドアや壁の厚みによらず取り付けることができ、また、フックを大きな耐荷重で使用することができる。
実施形態に係るフックを示す斜視図である。 シート状部材を仮想線で示したフック(a)と、(a)のX−X断面図(b)である。 フックの使用例を示す図(a)〜(d)である。 樹脂で一体成形した場合のフック(a)と、ワイヤからなる鉤部材とリボンを組み合わせたフック(b)である。 フックを机で使用する場合の使用例を示す斜視図である。 フックを窓枠で使用する場合の使用例を示す斜視図である。
以下、本考案の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るフック1は、壁やドアなどの被取付体50に取り付けられるもので、鉤部材10と、シート状部材20とを備えてなる。なお、本発明において、「壁」には、衝立や、塀などの上面がある壁が含まれるものとする。また、「ドア」は、ヒンジを中心に回動する扉の他、引き戸その他の開閉形式の戸が含まれるものとする。壁やドアの幅や厚みの大きさは特に限定されない。また、被取付体50は、机、窓枠、ドア枠、長押、箪笥、下駄箱などであってもよい。
鉤部材10は、物を掛けるための引っ掛け部11を有し、被取付体50の一方の側面51に配置される。なお、被取付体50は、上面52と、一方の側面51とは反対側の裏側面53とを有する。鉤部材10は、引っ掛け部11に物を下げるのに適した剛性を備えていれば、材料は限定されない。本実施形態においては、鉤部材10は、金属板からなる。
シート状部材20は、下端が鉤部材10の上部に接続されている。シート状部材20は、帯状部21と、接続部22と、貼付部材23とを有する。
帯状部21は、薄い帯形状を有する。
接続部22は、帯状部21の下端に位置し、鉤部材10の上端部を覆うようにして鉤部材10と接続されている。
貼付部材23は、被取付体50に貼り付けるための部材であり、帯状部21の一方の面、具体的には、引っ掛け部11が突出する側とは反対側の面に位置する。貼付部材23は、両面テープ、粘着剤および接着剤の少なくとも1つからなる。
シート状部材20は、可撓性の部材からなる。シート状部材20は、帯状部21が被取付体50の表面に沿うことができる可撓性を有していれば、材料は限定されない。シート状部材20は、例えば、プラスチック、紙、布、金属などからなる。望ましくは、シート状部材20は、鉤部材10よりもヤング率(引張弾性率)が小さい材料により構成される。本実施形態においては、一例として、シート状部材20は、プラスチック材料からなる。
本実施形態のように、シート状部材20がプラスチック材料からなり、鉤部材10がシート状部材20とは異なる材料からなっている場合、シート状部材20を成形する際に、鉤部材10を金型にインサートして成形するとよい。具体的には、鉤部材10は、図2(a)に示すように、上部に貫通孔15を有する。本実施形態では、貫通孔15は複数設けられている。図2(b)に示すように、貫通孔15は、それぞれ、両端に開口15A,15Bを有する。このような鉤部材10の上端部をプラスチック材料で覆うようにしてシート状部材20を射出成形することで、シート状部材20を構成するプラスチック材料は、貫通孔15を貫通するとともに、貫通孔の両端の開口15A,15Bの周囲に回り込む。本実施形態のフック1では、一方側の開口15Aの周囲に回り込んだプラスチック材料と、他方側の開口15Bの周囲に回り込んだプラスチック材料とは、鉤部材10の幅方向(図2(a)の左右方向)の両端部を回り込んで、互いに繋がっている。
このように構成されたフック1は、図1に示すように、シート状部材部21が、貼付部材23によって、被取付体50の少なくとも上面52に貼り付けられる。
次に、図3を参照して、フック1の使い方と作用について説明する。
図3(a)に示すように、フック1のシート状部材20は、例えば、被取付体50の上面52と、裏側面53に渡って貼り付ける。
また、ここでの被取付体50は、一例として、ヒンジを中心に回動するドアであり、ドアを閉じたときには、ドア枠80が近接して位置する。ドア枠80は、戸当たり81を有している。ドアを閉じたときに、裏側面53側から帯状部21が目立たないようにしたい場合には、符号CUで示した端部を切除し、戸当たり81に隠れる長さだけ裏側面53に帯状部21を貼るとよい。
このように、上面52と裏側面53に帯状部21を貼り付ける場合、引っ掛け部11に物を掛けることで引っ掛け部11が力Fで下に引っ張られると、この力は、シート状部材20の長手方向の張力として働く。そして、帯状部21のうち、上面52に貼り付けられた部分は、力Fによって上面52に押し付けられる。さらに、上面52に貼り付けられた帯状部21に掛かる張力は、裏側面53に貼り付けられた帯状部21を裏側面53に押し付ける。このように、物を引っ掛け部11に掛けることにより、帯状部21がより被取付体50の上面52および裏側面53に貼り付くように作用するため、シート状部材20が被取付体から容易には外れず、フック1を大きな耐荷重で使用することができる。
また、図3(b)に示すように、シート状部材20は、例えば、被取付体50の側面51と、上面52と、裏側面53とに渡って貼り付けてもよい。
ここでの被取付体50は、一例として、引き戸である。引き戸は、周囲にドア枠90が配置され、側面51の上端部と裏側面53の上端部をガイドするレール91によって外れないようにガイドされている。帯状部21の鉤部材10に近い端部を側面51に貼り付けることで、側面51の上端部をガイドするレール91と鉤部材10または接続部22との干渉を避けることができる。
仮に、被取付体50の厚さが薄い場合や、厚い場合であっても、帯状部21は、可撓性を有するので、自由な位置で曲げて被取付体50に貼り付けることができ、被取付体50の厚さによらずフック1を取り付けることができる。
また、図3(c)に示すように、シート状部材20は、例えば、被取付体50の上面52のみに貼り付けてもよい。もしくは、図3(d)に示すように、シート状部材20は、被取付体50の側面51と上面52に貼り付けてもよい。
また、本実施形態のフック1によれば、上述の他、次のような効果も奏することができる。
シート状部材20は、鉤部材10よりもヤング率が小さい材料により構成されているので、鉤部材10にはしっかりとした剛性を持たせて引っ掛け部11に安定して物を引っ掛けることができるとともに、シート状部材20に柔軟性を持たせて、被取付体50に貼り付けやすくすることができる。
鉤部材10は、貫通孔15を有し、シート状部材20を構成するプラスチック材料は、貫通孔15の両端の開口15A,15Bの周囲に回り込んでいるので、シート状部材20が鉤部材10から外れにくい。
以上に本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、前記した実施形態に限定されずに適宜変形して実施することができる。
例えば、図4(a)に示すフック100のように、鉤部材110とシート状部材120とがプラスチック材料により一体に形成されていてもよい。この場合、鉤部材110は、厚みがあり、物を引っ掛けるのに十分な剛性を有し、シート状部材120は、鉤部材110より薄く、十分な可撓性を有するように構成される。このように鉤部材110とシート状部材120とをプラスチック材料により一体成形することで、フック100の製造コストを低くすることができる。
また、図4(b)に示すフック200のように、鉤部材210とシート状部材220とを個別の部品として製造し、これらを組み立てて接続してもよい。このフック200は、鉤部材210とシート状部材220を接続するピン230を備える。
鉤部材210は、金属ワイヤを屈曲させてなり、鉤部材210の上端部には、2つの接続リング部211が形成されている。
シート状部材220は、布などのリボンからなり、一方の面に両面テープなどの貼付部材23が設けられている。シート状部材220は、端部を折り返して縫うことで、環状部225が形成されている。
ピン230は、両端にフランジ231を有する。ピン230は、環状部225に通され、両端部が鉤部材210の接続リング部211内を通っている。両端のフランジ231は、各接続リング部211の外側に位置することで、鉤部材210がピン230から外れないようになっている。
このようなフック200によっても、シート状部材220を貼付部材23により被取付体の上面に貼り付けることで、被取付体に取り付けることができる。
また、フック1を取り付ける場所は、図3のような壁やドアに限らず、図5に示すように、机150であってもよい。この場合、机150の天板150Aの上面152にシート状部材20を貼り付け、天板151の側面151もしくは脚となる側板159の側面に鉤部材10を配置することができる。収納ボックスや、下駄箱に取り付ける場合も同様である。
また、図6に示すように、窓枠250にフック1を取り付けてもよい。この場合、窓枠250の上面252にシート状部材20を貼り付け、窓枠250の側面251または窓枠250が設けられた壁面Wに鉤部材10を配置することができる。
また、前記実施形態においては、鉤部材10の貫通孔15の開口15A,15Bの周囲にプラスチック材料を回り込ませる際に、インサート成形を用いる場合について説明したが、プラスチック製のシート状部材にボスを形成し、このボスを鉤部材の貫通孔に貫通させた後、ボスの先端を熱カシメして、プラスチック材料のシート状部材と鉤部材の強固な接続を実現することもできる。
また、本考案は、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 フック
10 鉤部材
11 引っ掛け部
15 貫通孔
15A,15B 開口
20 シート状部材
23 貼付部材
50 被取付体
51 側面
52 上面

Claims (3)

  1. 側面および当該側面の上端から連続する上面を有する被取付体に取り付けられるフックであって、
    物を掛けるための引っ掛け部を有する鉤部材であって、前記被取付体の前記側面に配置される鉤部材と、
    前記鉤部材の上部に接続された可撓性のシート状部材であって、一方の面に、前記被取付体に貼り付けるための貼付部材が設けられ、前記貼付部材により、被取付体の少なくとも上面に貼り付けられるシート状部材と、を備えることを特徴とするフック。
  2. 前記シート状部材は、プラスチック材料からなり、
    前記鉤部材は、前記シート状部材とは異なる材料からなり、
    前記鉤部材は、両端に開口を有する貫通孔を有し、
    前記シート状部材を構成するプラスチック材料は、前記貫通孔を貫通するとともに、前記貫通孔の両端の開口の周囲に回り込んでいることを特徴とする請求項1に記載のフック。
  3. 前記鉤部材と前記シート状部材とは、プラスチック材料により一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフック。
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