JP3231630U - エコバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトに折りたためるエコバッグに大きな広告宣伝機能を持たせる。【解決手段】特定のキャラクターあるいはロゴ12の印刷されたエコバッグ1であって、折り畳むことによってキャラクターやロゴの形に小さく折り畳んで携行することができ、かつそのキャラクターあるいはロゴには近距離無線通信チップ(NFCチップ)13を付帯させてあり、NFCチップにはキャラクターやロゴに関連する特定の店を宣伝するURLサイトを記憶させている。【選択図】図2
Description
本考案は、コンパクトに折り畳んで外形が特定の動物やかわいいキャラクタの形状になるエコバッグであって、そのエコバッグに近距離無線通信チップ(NFCチップ)を付帯させ、キャラクタ形をスマートフォンにかざすことでスマートフォン側のアプリが起動し、NFCチップに記憶させてある情報を読み出して表示し、あるいはNFCチップに記憶させてあるリンク先のURLにアクセスして当該リンク先のURLの情報を表示するエコバッグに関する。
従来から、店内備え付けの買い物かごに商品を入れてレジに並ぶと、買い物かごごと収容し、商品それぞれに貼り付けられている商品タグと自動的に通信し、買い上げ商品リスト、商品毎の金額と合計金額を計算して精算用のタグに登録し、これを買い物客に持たせ、そのタグをレジに提示すればレジでタグの識別番号に基づいてセンターと通信し、買い上げリストと合計金額をセンターから受け取り、精算させる自動精算システムが知られている。
ところが従来のシステムでは、買い物客が持参しているエコバッグにはキャラクターやロゴ(以下、「ロゴ」と称する。)がプリントされているだけであり、店の特売品の報知、商品の宣伝等の情報をエコバッグに取りつけたNFCチップを通じて買い物客に知らせるといったシステムは知られていない。
加えて、エコバッグをコンパクトに折り畳むことで店のキャラクタの形状になり、そのキャラクタ形状の折り畳み形にNFCチップを付帯させておき、キャラクタ形をスマートフォンにかざすことでスマートフォン側のアプリが起動し、NFCチップに記憶させてある情報を読み出して表示し、あるいはNFCチップに記憶させてあるリンク先のURLにアクセスして当該リンク先のURLの情報を表示するようにした技術は知られていない。
サンワサプライ株式会社のNFCチップ製品を紹介しているURL https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=MM-NFCT (2021年1月18日現在)
本考案はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、特定のロゴの印刷されたエコバッグでコンパクトに折り畳むことによって当該キャラクターやロゴの形に小さく折り畳むことができ、かつそのキャラクターやロゴには近距離無線通信チップ(NFC)を付帯させ、そのNFCチップには当該キャラクターやロゴに関連する特定の店を宣伝する情報やリンク先のURLを記憶させ、当該エコバッグを手にした人が携帯するスマートフォンやタブレットPCのような携帯端末にてNFCチップに近接させることで店の宣伝情報を再生させあるいは記憶させてあるURLにリンクさせてその店の催し物情報、セール品情報、特価品情報などの宣伝情報を受信させて表示させ、宣伝効果を上げることができるエコバッグを提供することを目的とする。
本考案は、特定のキャラクターあるいはロゴの印刷されたエコバッグで、折り畳むことによって当該キャラクターやロゴの形に小さく折り畳むことができ、かつそのキャラクターあるいはロゴには近距離無線通信チップ(NFCチップ)を貼り付けその他の方法で付帯させてあり、そのNFCチップには当該キャラクターやロゴに関連する特定の店を宣伝する情報やリンク先のURLを記憶させたエコバッグを特徴とする。
本考案によれば、このエコバッグを持参する客がスマートフォンやタブレットPCのような携帯端末を小さく折り畳んでキャラクターの形あるいはロゴの形をしたエコバッグに近づけると、携帯端末が予め登録しているアプリを起動してNFCチップと通信し、NFCチップに記憶させてある宣伝情報を再生し、あるいは当該エコバッグに関連する店を宣伝する特定のURLサイトにリンクし、当該宣伝サイトにアップロードされている宣伝情報、例えばデパートの催し物情報、特価品情報、セール品情報などを閲覧させることができ、デパート等の店には宣伝効果を期待することができ、同時に客にとってはエコバッグの利用を促してエコロジーに寄与できる。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1、図2は、本考案の1つの実施の形態のエコバッグ1であり、バッグ本体11の外面にロゴ12が取り付けてあり、このロゴ12の裏側には折り畳み収容部11Aが設けてあり、バッグ本体11はコンパクトに折り畳んでこの折り畳み収容部11Aに押し込むことで、外からはロゴ12の形だけが見える状態にして持ち運ぶことができる。そしてロゴ12には近距離無線通信チップ(NFCチップ)13が付帯させてある。このNFCチップ13としてキーフォルダー形式の物にすることもできる。
実施の形態のNFCチップ13は貼り付けが可能なタイプのものであり、記憶内容の書き換えが可能であり、例えば、ロゴ12を所有する店を宣伝するURLサイトのアドレスを記憶させてある。
図3には、エコバッグ1を利用した宣伝システムの構成を示している。エコバッグ1のロゴ12に付帯してあるNFCチップ13にはロゴ12を提供する特定の店の宣伝広告用のURLアドレスを記憶させてある。その店のセンターコンピュータ3は、店の宣伝広告用のURLアドレスにアクセスしてきた携帯端末10に対して、予め登録してある宣伝広告情報を配信する。
エコバッグ1の利用者はスマートフォンやタブレットPCのような携帯端末10を持参しており、この携帯端末10にはNFC通信アプリがインストールされている。そこで、利用者が図2に示すようにロゴ形状にまでコンパクトに折り畳んだエコバッグ1を持参し、ロゴ12に付帯しているNFCチップ13に携帯端末10を近接させると近距離通信を開始し、NFC通信アプリが起動される(図4のステップST1)。このNFC通信アプリが起動すれば、携帯端末10はNFCチップ13から登録されているURLに誘導され、そのURLのサイトにアップロードされている宣伝情報を受信して当該携帯端末10のスクリーンに表示させる(ステップST2)。提供されるコンテンツが終了し、NFC通信アプリの停止操作があればこの近距離無線通信は停止する(ステップST3)。
図5−図8は宣伝内容を例示している。ロゴ12の提供店がデパートであるとしている。入店に際してロゴ12に付帯しているNFCチップ13と近距離通信を開始することで、NFC通信アプリが起動され、インターネット2を通じてセンターコンピュータ3に繋がり、センターコンピュータ3から図5に例示するようにこの店の全体的な催し内容が案内される。そしてNFC通信アプリにて、例えば8階催し物会場の催し物情報を求めると、図6に示すように催し物会場である8階の催し物情報が提供される。また図7に示すように2階売り場について情報提供を求めると、婦人服売り場である2階の売り場情報が提供される。また図8に示すように地階食料品売り場の情報を求めると、地階食料品売り場の詳しい売り場情報が提供される。
これによりエコバッグ1を持参してそのロゴ12の店を利用する客は、エコバッグ1を図2に示すようなコンパクトに折り畳んだロゴ形状の状態にして携行し、店を訪れて携帯端末10にて店内の催し物情報を取得し、目的の商品を購入することできることになる。そして買い物を済ませれば折り畳み状態のエゴバッグ1を広げて買い物した商品を入れて持ち帰ることができる。
本実施の形態の考案のエコバッグ1では、利用者はそれをロゴ形状にまでコンパクトに折り畳んで携行することができ、手軽、身軽な格好で店を訪れ、小さく折り畳んだ状態のエコバッグ1を取り出し、携帯している携帯端末10にてそのロゴ12に付帯しているNFCチップ13と通信することで訪れた店のURLにリンクし、店の広告宣伝を携帯端末10を通じて閲覧することができる。
尚、上記実施の形態では、NFCチップ13にはロゴ12の店の宣伝広告情報を提供するURLアドレスを記憶させ、携帯端末10側の近距離通信アプリの起動にて当該URLにリンクさせる設定にしたが、これに代えて、利用者が家にいて当該近距離通信アプリを起動させてNFCチップ13と通信することにより、NFCチップ13にロゴ12の店の宣伝広告情報を提供するURLアドレスにアクセスして事前にその情報を記憶させておき、店までの移動中に、また店に入ってからでも携帯端末10にてNFCチップ13と通信することで店の広告宣伝を閲覧できる仕様にすることもできる。
そうすれば、エコバッグ1の利用者は、家にいながらも小さく折り畳んだ状態のエコバッグ1のロゴ12に携帯端末10を近づけることでその店の宣伝広告を閲覧することができ、本日買い物に行くのが良いか明日にした方が良いかとか、何月何日に行くのが良いとかの判断をすることができ、この点でも利便性がある。
さらにNFC通信アプリとしてはNFCチップに実装するタイプと、携帯端末で活用するタイプとがある。またNFCチップとの通信により起動するアプリとしては最初に携帯端末にダウンロードしてインストールしておくタイプのネイティブアプリ、携帯端末とNFCチップとの通信によりインターネットブラウザーを起動させ、特定のURLにアクセスして利用するWEBアプリとがある。これらのいずれのタイプを採用するかはNFCチップの提供者による。
携帯端末については、実施の形態ではスマートフォン、タブレットについて説明したが、さらに、NFCチップ読み取り機能を内蔵し、あるいはNFCチップ読み取り用のリーダーライターを外付けしたPCも含むものとする。
1 エコバッグ
2 インターネット
3 センターコンピュータ
10 携帯端末
12 ロゴ
13 NFCチップ
2 インターネット
3 センターコンピュータ
10 携帯端末
12 ロゴ
13 NFCチップ
Claims (1)
- 特定のキャラクターあるいはロゴの印刷されたエコバッグであって、
折り畳むことによって当該キャラクターやロゴの形に小さく折り畳んでロゴ形状の収容部に収容することができ、かつ
前記キャラクターあるいはロゴには近距離無線通信チップを付帯させてあり、
前記近距離無線通信チップには前記キャラクターあるいはロゴに関連する特定の店を宣伝するURLサイトを記憶させていることを特徴とするエコバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000367U JP3231630U (ja) | 2021-02-04 | 2021-02-04 | エコバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021000367U JP3231630U (ja) | 2021-02-04 | 2021-02-04 | エコバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231630U true JP3231630U (ja) | 2021-04-15 |
Family
ID=75377901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021000367U Active JP3231630U (ja) | 2021-02-04 | 2021-02-04 | エコバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231630U (ja) |
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2021
- 2021-02-04 JP JP2021000367U patent/JP3231630U/ja active Active
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210204 |
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