JP3231627B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3231627B2 JP18570596A JP18570596A JP3231627B2 JP 3231627 B2 JP3231627 B2 JP 3231627B2 JP 18570596 A JP18570596 A JP 18570596A JP 18570596 A JP18570596 A JP 18570596A JP 3231627 B2 JP3231627 B2 JP 3231627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、レ
ーザープリンタなどにおける電子写真プロセスにおい
て、感光体に形成された静電潜像を現像剤により可視像
化するための現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真プロセスでは、静電潜像
担持体としての感光体の表面に形成された静電潜像を現
像し、可視像化して画像を得ている。このプロセスに用
いられている現像装置としては、回転自在な非磁性スリ
ーブおよびスリーブ内に配置された複数の磁極を有する
マグネット体を用いて、磁性キャリアとトナーの混合物
である2成分現像剤をスリーブ表面に吸着して保持し、
このスリーブを回転させて現像剤を感光体まで移動さ
せ、現像剤を穂立ちさせて磁気ブラシを形成して現像を
行うといった、スリーブ回転による磁気ブラシ現像法が
多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記現像装
置では、現像が終了した現像剤の回収工程において現像
装置の現像槽内に搬送されるが、このとき現像装置周辺
に現像剤が落下、飛散して、複写機等の内部を汚すだけ
でなく、感光体に付着して画像を悪くするという問題が
ある。
【0004】これらの問題に対して、現像剤をエアーフ
ローで吸引したり、現像槽のスリーブ鉛直下における形
状を変更し、スリーブ内のマグネット体をできるだけ現
像槽に近接するように配置し、磁気ブラシによるカーテ
ンと搬送性を両立させて、現像剤の落下、飛散を防止し
ようとした。しかし、現像剤の移動による現像槽内の圧
力が増加することによって、現像槽の開口の下流側から
現像剤が混ざったエアーの逆流が発生し、現像剤が落
下、飛散してしまった。
【0005】すなわち、現像剤の回収に関して、開口の
下流側における磁界の強さとその作用について十分な配
慮がなされていないため、上記の問題が生じる。例え
ば、実公平3−50536号公報には、マグネット体の
磁極の位置とスリーブ上の各機能との関係に検討を加え
た現像装置が開示されているが、現像終了後に現像剤を
回収する機能と磁界の分布との関係については十分に検
討がされているとは言えない。
【0006】そこで、本発明は、上記に鑑み、開口の下
流側における磁界の強さを最適化することによって、現
像剤を飛散させることなく現像槽内に現像剤を完全に回
収できる現像装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、磁性を有する現像剤を収容した現像槽に、回転自
在な非磁性スリーブと、スリーブ内に固定され複数の磁
極を有するマグネット体とが設けられ、現像槽の感光体
側に開口が形成され、スリーブが開口から感光体に臨ん
で配置され、スリーブの回転に伴って現像剤を搬送する
現像装置において、開口の下流端部に対向するスリーブ
表面の接線方向の磁界の強さが、そのスリーブ表面の上
流側および下流側の磁界の強さよりも小とされたもので
ある。
【0008】そして、マグネット体は、感光体に対向す
る現像磁極および現像磁極より下流側に位置する搬送磁
極を有し、スリーブ表面での接線方向の磁界は現像磁極
側極大値と搬送磁極側極大値との間に極小値を有し、開
口の下流端部とこれに対向するスリーブとの距離が最小
となるスリーブ表面の位置において極小値となる。
【0009】すなわち、磁界の強さが小となるのは、現
像磁極側極大値をとるスリーブ表面の位置と搬送磁極側
極大値をとるスリーブ表面の位置との間の領域となる。
【0010】ここで、現像磁極側極大値をa、搬送磁極
側極大値をb、極小値をcとしたとき、a>cまたはb
>cであり、さらに0.6a≦c≦0.9aの関係を満
たしていればよい。
【0011】また、接線方向の磁界の強さが極小値にな
るスリーブ表面の位置は、開口の下流端部とこれに対向
するスリーブとの距離が最小となる最近接位置を中心に
した一定の範囲内とされたものである。
【0012】また、スリーブ表面での接線方向の磁界の
強さは、スリーブ表面の現像磁極に対応する位置と搬送
磁極に対応する位置との間で極小値を有し、この極小値
となるスリーブ表面の位置と開口の下流端部との距離d
(mm)は、極小値をc(ガウス)とすると、180<
c/d<270となるものである。
【0013】以上のように、開口の下流端部において現
像剤の搬送性能の向上を図るためにスリーブ表面での接
線方向の磁界の強さを最適化すると、現像剤が現像槽内
へ回収されるとき、開口の下流端部とスリーブとの間に
おいて磁界の強さに応じた現像剤の穂立ちとなり、スリ
ーブ表面の現像剤にはスリーブ回転方向に向かって磁界
が作用する。その結果、現像剤の移動はスムーズに行わ
れて現像槽内に引き込まれ、開口の下流端部への現像剤
の衝突がなくなって現像剤による衝撃力が低減される。
また、現像槽内の開口近傍においても滞留することなく
搬送され、従来のような開口からのエアーの逆流がなく
なる。そのため、現像剤は飛散することなく現像槽内に
完全に回収される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図2は感光体1を備えた複写機の
概略構成図を示し、感光体1は、主帯電器2により表面
を均一に帯電された後、光学系3により照射された光に
よって露光される。これにより、感光体1の表面に静電
潜像が形成され、この静電潜像は現像装置4により現像
されて可視像となる。感光体1上に形成された可視像
は、転写紙カセット5から給紙ローラ6およびレジスト
ローラ7により給紙される転写紙上に転写帯電器8によ
り転写される。上記転写紙は、剥離帯電器9により感光
体1の表面から剥離され、搬送部10により定着装置1
1に搬送される。転写紙に転写されたトナー像は定着装
置11により定着され、その後、転写紙は排紙トレイ1
2上に排出される。一方、感光体1表面の残存トナー
は、クリーナー13にて感光体1表面から回収される。
【0015】前記現像装置4は、図3に示すように、図
示の如く矢印方向Xに回転する感光体1に対向して配置
された矢印方向Yに回転する非磁性スリーブ14と、そ
の内部に固定されたマグネット体15とを有し、これら
は2成分現像剤を収容した現像槽16に内装されてい
る。また、17,18は撹拌ローラ、19はドクター、
20はトナー濃度センサ、21は流し板、22はトナー
補給口である。
【0016】スリーブ14は、円筒状のアルミニウムあ
るいはステンレス鋼からなり、現像槽16の感光体側に
形成された開口23から感光体1に臨むように現像槽1
6に回転自在に支持され、モータによって回転駆動され
る。
【0017】マグネット体15は、スリーブ14と同軸
的に現像槽16に支持された中心軸24に複数個のマグ
ネット25を接合配置したローラであり、スリーブ14
に対して回転しないように固定されている。なお、マグ
ネット体15は、多極着磁した一体成形型のマグネット
ローラとしてもよい。
【0018】そして、マグネット体15は、7個のマグ
ネット25による磁極を有し、これらの磁極のうち感光
体1に対向する位置にある一磁極は、感光体1の静電潜
像を現像するために現像剤を穂立ちさせるN極の現像磁
極Aとされ、その他の磁極は現像剤を搬送するための磁
極とされ、現像磁極Aからスリーブ回転方向に沿って順
にS極、N極と交互に配列されている。特に、現像磁極
Aよりもスリーブ回転方向下流側に位置する一番目の磁
極は、感光体1に移行せずにスリーブ14表面に残った
現像剤を現像槽16内に引き込むための搬送磁極Bとさ
れる。
【0019】現像磁極Aと搬送磁極Bとの中間に位置す
るスリーブ14表面の領域は、開口23の下流側にある
下流端部16aに対向している。下流端部16aは、感
光体1とスリーブ14との間に入り込んでおり、現像剤
がこぼれ落ちないようにしている。下流端部16aに
は、スリーブ14に向かって突起26が形成されてお
り、突起26とスリーブ14との距離は下流側に向かう
ほど小さくなり、突起26の先端において最小となり、
それから徐々に大きくなっている。
【0020】この突起26に対向するスリーブ14表面
の領域は他の領域に比べて下流端部16aに近接してい
ることになり、突起26の先端と対向するスリーブ14
の表面が最近接位置とされ、この最近接位置とスリーブ
14中心とを結ぶ直線Lは、現像磁極Aと搬送磁極Bと
のほぼ中間を通り、突起26の先端に至る。
【0021】図4はスリーブ14表面でのスリーブ14
断面から見たマグネット体15による磁界の分布を示し
たものである。図中、実線Rはスリーブ14表面での半
径方向の磁界成分を示し、点線θは半径方向に直角な接
線方向の磁界成分を示す。これによると、半径方向にお
いては、各磁極に対してその半径方向の延長上にピーク
があり、現像磁極AではN極の約1100ガウスの磁界
の強さであり、搬送磁極BではS極の約1100ガウス
の磁界の強さであるが、現像磁極Aよりやや低くなって
いる。また、接線方向においては、各磁極に対してその
半径方向の延長上では0ガウス近くになっている。
【0022】ここで、現像剤の現像槽16内への回収に
おいて現像剤の搬送性能に影響を与える開口23の下流
側の領域での接線方向の磁界に注目すると、スリーブ1
4の表面で現像磁極Aに対応する位置と最近接位置との
間において極大となり、また最近接位置と搬送磁極Bに
対応する位置との間において極大となり、これらに挟ま
れた中間の位置で極小となって減少から増加に転じてい
る。そして、この極小となる位置がほぼ最近接位置であ
る。この場合、現像磁極側での極大値をa、搬送磁極側
での極大値をb、極小値をcとすると、a>c、b>
c、a>b>cとなる。なお、a=bであってもよい。
【0023】すなわち、現像磁極Aおよび搬送磁極B
は、マグネット体15においてスリーブ14表面の最近
接位置に対応する位置から等距離の位置に配置されるこ
とになる。そして、それぞれの磁界の強さも上記a,
b,cの各関係を満たすように設定されている。
【0024】図1に示すように、スリーブ14表面の最
近接位置において接線方向の磁界の強さをその上流側で
の磁界の強さよりも小さくすることによって、現像剤に
は矢印方向に磁界が作用して、開口23の下流側におい
てスリーブ14の最近接位置近傍ではスリーブ14表面
での半径方向の現像剤の穂の厚みがその前後に比べて小
さくなる。したがって、現像剤が現像槽16に引き込ま
れるとき、現像剤はスムーズに流動して、下流端部16
aへの衝突がなくなり、現像剤による衝撃力が低減され
る。
【0025】さらに、スリーブ14表面の最近接位置に
おいて接線方向の磁界の強さをその下流側での磁界の強
さよりも小さくすることによって、現像槽16内に搬送
された後においても搬送磁極Bによって現像剤の搬送力
が増すことになる。そのため、最近接位置近傍の現像槽
16内において現像剤が滞留して現像剤の圧力が増加す
るといったことがなくなり、開口23からのエアーの逆
流を防止できる。
【0026】したがって、スリーブ14表面の最近接位
置において接線方向の磁界の強さをその最近接位置より
も上流および下流の位置での磁界の強さよりも小さくな
るように、磁極の位置および磁界の強さを最適化するこ
とによって、現像剤を現像槽16内へ完全に回収するこ
とができ、現像剤の飛散、落下を防止できる。
【0027】ここで、現像磁極側極大値aと極小値cと
の関係をみる。表1に極大値a=600ガウスとしたと
きの複写機内の現像剤による汚れの実験結果を示す。表
1より、0.60a≦c≦0.90aであると、下流端
部16aへの現像剤による衝撃力が小さくなり、複写機
内の汚れが許容範囲内にあって、現像剤飛散を改善でき
ることがわかる。すなわち、極小値cが極大値aに対し
て小さすぎると、スリーブ14表面の最近接位置におい
て現像剤の搬送力が低下して、現像剤を現像槽16内に
引き込むことができなくなる。また、極小値cが極大値
aに対して大きすぎると、スリーブ14表面での半径方
向の現像剤の穂の厚みが大きくなりすぎ、現像剤による
衝撃力が大きくなって、現像剤が飛散してしまう。
【0028】
【表1】
【0029】次に、極小値cになる位置と最近接位置と
の関係をみる。表2に突起26の先端とスリーブ14中
心とを結ぶ直線Lを基準にして、その両側にスリーブ1
4表面における極小値cをとる位置を変化させたときの
複写機内へのトナー落ちの実験結果を示す。表2より、
極小値cとなる位置が上流側および下流側に対してそれ
ぞれ5°の範囲内にあれば、下流端部16aへの現像剤
による衝撃力が小さくなり、複写機内へのトナー落ちが
減って、現像剤の飛散を防止できることがわかる。すな
わち、最近接位置に対して±5°の範囲よりも外の位置
では、接線方向の磁界の強さが大きくなって、スリーブ
表面14での半径方向の現像剤の穂の厚みが大きくなり
すぎることにより、現像剤による衝撃力が大きくなっ
て、現像剤が飛散してしまう。
【0030】
【表2】
【0031】さらに、極小値cに対するスリーブ14表
面と突起26との距離の関係をみる。表3にこの距離を
d=2mmとしたときの複写機内へのトナー落ちの実験
結果を示す。表3より、180<c/d<270である
と、下流端部16aへの現像剤による衝撃力が小さくな
り、複写機内へのトナー落ちが減って、現像剤の飛散を
改善できることがわかる。すなわち、距離dと極小値c
とのバランスが崩れると、スリーブ14表面の最近接位
置近傍において現像剤の搬送力が低下して、現像剤を現
像槽16内に引き込むことができなくなったり、またス
リーブ14表面での半径方向の現像剤の穂の厚みが大き
くなりすぎ、現像剤による衝撃力が大きくなって、現像
剤が飛散してしまう。
【0032】
【表3】
【0033】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、マグネット体は、現像磁極Aおよび搬送磁極Bを有
していれば、7極に限らず3極あるいは5極の磁極を有
していてもよい。また、スリーブは、円筒状に限らず無
端ベルトであってもよい。また、開口近傍において、ス
リーブが下流端部に一定の間隔で近接するように下流端
部の形状を設定してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、現像槽の開口の下流端部に対向するスリーブ表
面の接線方向の磁界の強さが、そのスリーブ表面の上流
側および下流側の磁界の強さよりも小とされる。すなわ
ち、感光体に対向する現像磁極側の極大値と現像磁極よ
り下流側に位置する搬送磁極側の極大値との間に極小値
を有することになり、現像剤を現像剤内に回収させるた
めの搬送性能を高めるように、開口の下流側においてス
リーブ表面での接線方向の磁界の強さが最適化される。
【0035】したがって、現像剤が現像槽内へ回収され
るとき、開口の下流端部において接線方向の磁界の強さ
が極小となることにより、スリーブ表面の現像剤の穂は
高くならず、開口の下流端部に現像剤が衝突するといっ
たことがなくなり、これによる現像剤の飛散を防止でき
る。
【0036】さらに、現像剤が現像槽内に移動してから
も搬送磁極の磁界によってスムーズに搬送されるので、
開口の下流側において現像槽内での現像剤の回動による
圧力が高まることがなくなり、開口からエアーが逆流す
ることを防止でき、現像剤の飛散を防げる。以上のこと
から、現像剤を飛散させることなく現像槽内に完全に回
収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の現像装置のスリーブ表面の
様相を示す図
【図2】複写機の概略構成図
【図3】現像装置の断面図
【図4】スリーブ表面の磁界に分布を示す図
【符号の説明】
1 感光体 14 スリーブ 15 マグネット体 16 現像槽 16a 下流端部 23 開口 26 突起 A 現像磁極 B 搬送磁極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−209489(JP,A) 特開 平5−204248(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/09 G03G 15/08 G03G 15/095

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容した現像槽に、回転自在な
    非磁性スリーブと、該スリーブ内に固定され複数の磁極
    を有するマグネット体とが設けられ、前記現像槽の感光
    体側に開口が形成され、前記スリーブが前記開口から感
    光体に臨んで配置され、前記スリーブの回転に伴って現
    像剤を搬送する現像装置において、前記マグネット体
    は、感光体に対向する現像磁極および該現像磁極より下
    流側に位置する搬送磁極を有し、スリーブ表面での接線
    方向の磁界は、現像磁極側極大値と搬送磁極側極大値と
    の間に極小値を有し、開口の下流端部とこれに対向する
    前記スリーブとの距離が最小となる前記スリーブ表面の
    位置において前記極小値になることを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 現像磁極側極大値をa、極小値をcとし
    たとき、0.6a≦c≦0.9aであることを特徴とす
    る請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を収容した現像槽に、回転自在な
    非磁性スリーブと、該スリーブ内に固定され複数の磁極
    を有するマグネット体とが設けられ、前記現像槽の感光
    体側に開口が形成され、前記スリーブが前記開口から感
    光体に臨んで配置され、前記スリーブの回転に伴って現
    像剤を搬送する現像装置において、前記マグネット体
    は、感光体に対向する現像磁極および該現像磁極より下
    流側に位置する搬送磁極を有し、スリーブ表面での接線
    方向の磁界の強さは、前記現像磁極に対応する位置と前
    記搬送磁極に対応する位置との間で極小値を有し、この
    極小値になるスリーブ表面の位置は、前記開口の下流端
    部とこれに対向する前記スリーブとの距離が最小となる
    最近接位置を中心にした一定の範囲内にあることを特徴
    とする現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤を収容した現像槽に、回転自在な
    非磁性スリーブと、該スリーブ内に固定され複数の磁極
    を有するマグネット体とが設けられ、前記現像槽の感光
    体側に開口が形成され、前記スリーブが前記開口から感
    光体に臨んで配置され、前記スリーブの回転に伴って現
    像剤を搬送する現像装置において、前記マグネット体
    は、感光体に対向する現像磁極および該現像磁極より下
    流側に位置する搬送磁極を有し、スリーブ表面での接線
    方向の磁界の強さは、前記現像磁極に対応する位置と前
    記搬送磁極に対応する位置との間で極小値を有し、この
    極小値となるスリーブ表面の位置と前記開口の下流端部
    との距離d(mm)は、極小値をc(ガウス)とする
    と、180<c/d<270となることを特徴とする現
    像装置。
  5. 【請求項5】 開口の下流端部に、スリーブに向かって
    突起が形成され、該突起と前記スリーブとの距離は、下
    流側に向かうほど小さくなり、前記突起の先端において
    最小となり、ここから徐々に大きくなることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の現像装置。
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