JP3231574B2 - 空調機のドレン水の排水装置 - Google Patents

空調機のドレン水の排水装置

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JP3231574B2 JP09079995A JP9079995A JP3231574B2 JP 3231574 B2 JP3231574 B2 JP 3231574B2 JP 09079995 A JP09079995 A JP 09079995A JP 9079995 A JP9079995 A JP 9079995A JP 3231574 B2 JP3231574 B2 JP 3231574B2
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排水ポンプにより空調
機から流れ出るドレン水排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、壁掛け式空調機は、屋内の外に
面した壁またはその壁に近接した位置の天井近くに設置
されている。このため空調機から排出されるドレン水
は、空調機のドレン管に接続した排水管を通して重力に
よって屋外へ排出されている。しかしながら、屋外に面
した壁から遠い屋内の位置に空調機を設置したい場合に
は、屋外に到達するまでの距離が長くなり屋内に長い排
水管が露出してしまう。従って、マンションや家屋の建
築時に部屋と部屋とを仕切る壁内に排水管を設けてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、すでにマンシ
ョンや家屋が建造されており、排水管が壁内に設けられ
ていない場合には、屋内に長い排水管が露出してしまう
ため、屋内の美観を損ねていた。または、高価な天井埋
め込み型空調機を付けて天井裏を通して排水するしかな
かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本ドレン水の排水装置においては、空調機2から
流れて来たドレン水を一旦収集タンク8に収集する。収
集タンク8に集まったドレン水が一定水位22に上昇し
たら、フロートセンサ7の水位検出によりモータ9を回
転させてポンプ11を作動させ、タンク内に溜まった空
調機のドレン水を汲み上げる。また、ポンプの故障や排
水管のつまりなどにより収集タンクの水の量が異常に増
えて警戒水位23に達した場合には、ランプ21または
ブザ等により水位異常を警告する。
【0005】また、空調機のドレン水を汲み上げる排水
管4には、一部に切欠きを有している逆流抑制弁28を
設けた。
【0006】
【作用】本装置により、どんな場所でも、屋内に長い排
水管を露出させずに、天井裏の排水管を通してドレン水
を排水することができる。また、本装置は、空調機が運
転している場合に常に排水ポンプが作動するのでなく、
一定量のドレン水が溜まったらドレン水を排水するよう
にしている。壁掛け型空調機と組み合わせて使用した場
合、天井埋め込み型空調機と比較しても、安価な空調シ
ステムを提供することができる。
【0007】また、天井裏の排水管を通してドレン水を
排水した後に、配管にドレン水が残っていても、逆流弁
の一部を切欠いているため、ドレン水がタンク内に徐々
に自重によって戻っていく。そのためドレン水が急激に
逆流して不快な水音を発生することはなく、ポンプモー
タが再起動する際にもモータに過負荷がかからない。
【0008】
【実施例】以下、ドレン水の排水装置の第1実施例を図
面を参照しながら説明する。図1は、排水装置の斜視図
であり、図2は、空調機2と排水装置3のシステム図で
ある。これらの図を参照して本発明の第1実施例を説明
する。排水装置カバー12内部には、空調機2から排出
されたドレン水を収集する収集タンク8、DCモータ9
及び制御回路6が設けられている。収集タンク8内部に
は、二接点を有すフロートセンサ7が設けられている。
フロートセンサ7は、二接点を有しているので2種類の
水位を検出してそれぞれ信号を出力することができる。
収集タンク8内部には、排水ポンプ11が設けられてお
り、排水ポンプ本体11が収集タンク8外部に設けられ
たDCモータ9と接続している。排水ポンプ本体11に
接続された排水管4は排水装置カバー12を貫通してい
る。排水装置カバー12の表面には、制御回路6からの
信号でON/OFFする水位異常ランプ21が設けられ
ている。
【0009】次に、排水装置の動作について説明する。
空調機2から排出されたドレン水は排水装置内の収集タ
ンク8に収集され、水位が上昇する。フロートセンサ7
は、2種類の水位を検出してそれぞれ信号を出力するこ
とができる。排水開始水位22に達するとフロートセン
サ7が水位を検知し制御回路6が作動することによっ
て、DCモータ9を回しドレン水を天井1上に汲み上げ
る。汲み上げられたドレン水は、勾配が付けてある排水
管4に沿って屋外に排水される。
【0010】また、DCモータ9の故障もしくは排水管
4が詰まるなどして、収集タンク8の中のドレン水が異
常水位23に達すると、フロートセンサ7が検出して水
位異常ランプ21を点灯させ使用者に異常を知らせる。
水位異常ランプの他に、警告ブザを鳴らしたり、空調機
2を止める信号を空調機2に出力するなどしてもよい。
【0011】図3は、ドレン水の排水ポンプの断面図で
ある。DCモータ9は、モータ取り付け板13にねじで
取り付けられ、モータ取り付け板13は、排水ポンプ本
体11にねじで取り付けられている。DCモータ9の軸
はカップリング14を介して軸16と結合し、軸16の
先端部にはポンプの羽根15が結合されている。
【0012】図4は、モータの制御フロー図である。ま
ず、ステップS101において、フロートセンサ7の出
力からドレン水が異常水位23が否かを判断する。異常
水位23であれば水位異常ランプ21を点灯する(S1
02)。異常水位23でなければ水位異常ランプ21は
消灯のままである(S103)。
【0013】ステップS104において、フロートセン
サ7の出力からドレン水が排水開始水位22に達してい
るか否かを判断する。排水開始水位22に達していれば
ステップS105に進み、排水開始水位22に達してい
なければステップS101に戻りDCモータ9が作動す
ることはない。これにより空調機2が作動しているとき
常にDCモータ9が回転していることを防ぎ消費電力を
節約する。
【0014】ステップS105では、DCモータ9が作
動を開始し、所定時間ドレン水を排出し(S106)、
DCモータ9の作動を停止する(S107)。次に図
5、図6を参照して本発明の第2実施例を説明する。図
5は、排水装置の断面図である。モータの振動を抑える
ため、DCモータ9と排水ポンプ本体11の間に吸振材
10を取り付ける。更に、モータ固定ネジ19の所にも
吸振材を取り付けている。これによって、モータの振動
による共振が最小限に抑えられる。また、モータ自身の
騒音が外に漏れないように、装置カバー12の内壁に遮
音材5を張り付けている。
【0015】さらに、モータ自身の騒音を低く抑えるた
め、図6に示すように遮音ボックス17を作り、内壁に
遮音材24を張り付けてもよい。次に図7〜図10を参
照して本発明の第3実施例を説明する。第1実施例およ
び第2実施例で説明したように、空調機2のドレン水排
水装置が汲み上げたドレン水は、排水管4を通して天井
1上に持ち上げられ、重力によって屋外へ排水されてい
る。
【0016】しかしながら、収集タンク8内のドレン水
を排水完了して排水ポンプ11が停止しても、排水管4
の最高点に達しないドレン水が排水管4に残っている。
従って、排水ポンプ11の停止により、排水管4に残っ
たドレン水が排水管4を逆流してタンク8内に戻ってし
まう。この時ドレン水は急激に収集タンク8に戻るた
め、大きな水音が発生する。この水音の発生を防止する
ために、ポンプのドレン水の吐出口にドレン水の逆流を
完全に防ぐ逆流制止弁を設けるとドレン水の逆流を完全
に止めることも考えることができる。しかし、DCモー
タ9が再起動する時に、排水管中に残ったドレン水の水
圧の影響で瞬間的にDCモータに過負荷がかかる。従っ
てDCモータ9に悪影響を与えてしまう。
【0017】そこで、第3実施例の排水装置3は、逆流
を抑圧する逆流抑制弁28を設けた。図7は、ドレン水
の排水装置3の断面図であり、ドレン水吐出口に逆流抑
制弁28を設けている。図8は、逆流抑制弁28の斜視
図である。逆流抑制弁28は逆流するドレン水を少しず
つ収集タンク8に戻すように、弁は完全に閉まらずに適
当な隙間Aを設けてある。
【0018】図9は、ポンプ動作時の排水ポンプ本体1
1の断面図であり、ここで逆流抑制弁28の弁は開いて
いる。図10は、ポンプ停止直後の排水ポンプ本体11
の断面図であり、逆流抑制弁28の弁は閉じているが、
管は完全に閉まっていない。これらの図を参照して、逆
流抑制弁28の動作について説明する。空調機2から排
出されドレン水は収集タンク8に収集され、排水開始位
置22に達すると、ドレン水は逆流抑制弁28を押し上
げて天井1上に汲み上げられる。汲み上げられたドレン
水は、勾配が付けてある排水管4に沿って屋外に排水さ
れる。
【0019】所定時間ドレン水を排水して水位が排水終
了水位25に達すると、制御回路6がDCモータ9を停
止させる。この状態では、図10のように排水管4中に
ドレン水が残っている。このドレン水の水圧で逆流抑制
弁28は閉じられるが、ドレン水は図8で示した逆流
弁28の隙間Aから徐々に収集タンク8に戻ってい
く。
【0020】したがって排水管中のドレン水は徐々にタ
ンクに戻るため、急激に逆流して不快な水音を発生する
ことはなく、静かな環境を提供することができる。ま
た、DCモータ9が再起動する時には、排水管中のドレ
ン水はなくなっており、DCモータ9が過負荷になるこ
とはないので、DCモータ9に悪影響を与えることもな
い。
【0021】
【発明の効果】本発明のドレン水の排水装置は、室内の
壁に長い排水管をはわせることなく、排水管を天井裏に
もっていき天井裏で排水管をはわせることができるの
で、空調機の設置の自由度を増やすことができる。しか
も、ポンプの故障や、排水管のつまりなどにより、収集
タンク内の水の量が異常に増えた場合、ランプまたはブ
ザ等により水位異常を報知するので、空調機を停止する
などの対処が可能である。
【0022】またドレン水の排水装置は、排水管中に残
ったドレン水の急激な逆流を防ぐので水音を抑えること
ができ、静かな環境を与えることができる。しかも、ポ
ンプモータが過負荷になることはないので、モータに悪
影響を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排水装置の斜視図である。
【図2】空調機と組み合わせたドレン水排水装置のシス
テム図である。
【図3】小型DCモータを使用したドレン水排水ポンプ
である。
【図4】排水装置の制御フロー図である。
【図5】空調機ドレン水排水装置の断面図である。
【図6】遮音ボックスを取り付けたポンプモータ部分で
ある。
【図7】ドレン水排水装置の断面図である。
【図8】逆流抑制弁の斜視図である。
【図9】ポンプ動作時のドレン水排水装置の断面図であ
る。
【図10】ポンプ停止直後のドレン水排水装置の断面図
である。
【符号の説明】
6 ・・・・ ドレン水排水ポンプの制御回路 13 ・・・・ モータ取り付け板 14 ・・・・ カップリング 15 ・・・・ ポンプの羽根 16 ・・・・ ポンプ軸 20 ・・・・ エアコンドレン水 22 ・・・・ 排水開始水位 23 ・・・・ 異常水位 25 ・・・・ 排水終了水位 28 ・・・・ 逆流抑制弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 361

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機のドレン管から流出するドレン水
    を貯める収集タンクと、前記収集タンク内に設けられた
    前記収集タンク内の前記ドレン水を汲み上げるポンプ
    と、前記ポンプを回転させるモータと、前記収集タンク
    に貯まるドレン水の水位を検知するセンサー手段と、前
    記センサー手段で検知した水位に基づいて前記モータを
    制御する制御回路と、前記ポンプで汲み上げたドレン水
    を排出するため上方に伸びた排水管と、前記排水管に設
    けられ一部に切欠きを有する逆流抑制弁とを有する空調
    機のドレン水の排水装置。
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