JP3231137U - マスク支持具 - Google Patents
マスク支持具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3231137U JP3231137U JP2020005548U JP2020005548U JP3231137U JP 3231137 U JP3231137 U JP 3231137U JP 2020005548 U JP2020005548 U JP 2020005548U JP 2020005548 U JP2020005548 U JP 2020005548U JP 3231137 U JP3231137 U JP 3231137U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- frame member
- mask support
- nose
- cover member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
【課題】着け心地が良く、マスクとともに長時間装着しても不快に感じにくいマスク支持具を提供する。【解決手段】マスク支持具1は、マスク装着時に口及び鼻の周辺の空間を確保するフレーム部材2と、フレーム部材2に着脱自在に取り付けられたカバー部材3とを備え、フレーム部材2は、樹脂材によって成形され、片側に凸状に膨らんだ曲面構造を持ち、顔面にフィットする形状の縁部4と、通気性のあるメッシュ面5とによって構成され、カバー部材3は、所定の布素材によってリング状に形成され、縁部4の全周を覆うようにフレーム部材2に取り付けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、マスク支持具に関し、詳しくは、口及び鼻を覆うマスクを立体的に支持する器具に関する。
従前より、口及び鼻を覆う衛生用のマスクの平面的に形成されたフィルター部分が、口や鼻に接触することを防ぐマスク支持具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のようなマスク支持具は、肌と接触する部材の材質によっては、装着の際に肌への当たりが悪かったり、汗をかいた際に接触部位がべたついたりして違和感を生じるおそれがあった。
また、長時間装着する場合、マスクで覆われた部分に熱気がこもることで、暑さを感じ、不快になりやすいという問題もあった。
そこで本考案は、着け心地が良く、マスクとともに長時間装着しても不快に感じにくいマスク支持具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本考案のマスク支持具は、マスク装着時に口及び鼻の周辺の空間を確保するフレーム部材と、フレーム部材に着脱自在に取り付けられたカバー部材とを備え、前記フレーム部材は、片側に凸状に膨らんだ曲面構造を持ち、顔面にフィットする形状の縁部と、通気性のあるメッシュ面とによって構成され、前記カバー部材は、所定の布素材によってリング状に形成されて前記縁部の全周を覆うとともに、前記フレーム部材に対して着脱可能であることを特徴としている。
また、前記メッシュ面の膨らみは、前記縁部を顔の口及び鼻を囲む位置に当てた際に、前記メッシュ面が肌に接触しない高さに形成され、前記メッシュ面の最も高く膨らんだ頂上部は、装着時に鼻先を覆う箇所に位置するように設けられていることを特徴としている。
さらに、前記布素材は、吸汗性と速乾性と接触冷感性とを有する機能性素材であることを特徴としている。
本考案のマスク支持具によれば、フレーム部材によってマスクのフィルター部分が顔に密着することなく口及び鼻を覆うので、マスクを装着しても口及び鼻周りの空間を確保でき、化粧崩れを防ぐとともに、マスクの装着に伴う息苦しさが軽減され、会話もしやすくなり、フレーム部材の縁部に布素材で形成されたカバー部材を取り付けたことから、フレーム部材の肌への当たりが改善して着け心地の良さが向上しカバー部材が着脱自在に構成されていることから、カバー部材だけ取り外して洗浄できるのでマスク支持具を清潔に保ちやすく、カバー部材が劣化しても新しいものに交換すればよいので経済的である。
また、メッシュ面の頂上部が、マスク支持具の装着時に鼻を覆う箇所に位置するように設けられていることから、メッシュ面の膨らみが顔の凹凸に沿ったものとなってマスク支持具が確保する空間を最小限にできるので、マスクとともに装着してもマスクと顔との間に隙間を作ることがなく、マスクの密着性を阻害しない。
さらに、カバー部材が、汗を吸い、蒸れにくく、接触冷感によって熱気を感じにくい素材で形成されているので、着け心地が良く、マスク11とともに長時間装着しても不快に感じにくい。
図1は、本考案の一形態例であるマスク支持具1を示す概略図である。図1に示すように、マスク支持具1は、マスク装着時に口及び鼻の周辺の空間を確保するフレーム部材2と、フレーム部材2に着脱自在に取り付けられたカバー部材3とを備えている。
フレーム部材2は、ポリエステルやポリエチレン等の樹脂材によって形成され、片側に凸状に膨らんだ曲面構造を持ち、顔面にフィットする形状の縁部4と、通気性のあるメッシュ面5とによって構成されている。
ここで、顔面にフィットする形状とは、マスクが覆う範囲内において、鼻梁を横切り、頬及び顎を通って口及び鼻を囲うことができる、顔面に沿った曲線の形状を指す。
フレーム部材2のメッシュ面5の膨らみは、縁部4を顔の口及び鼻を囲む位置に当てた際に、メッシュ面5が肌に接触しない程度の高さに形成されている。また、メッシュ面5の最も高く膨らんだ頂上部6は、装着時に鼻先を覆う箇所に位置するように設けられている。
また、頂上部6が鼻先を覆う箇所にあることで、頂上部6付近のメッシュ面5の形状が鼻の形に沿った曲面を形成しており、マスクのノーズワイヤーをフィットさせやすくなっている。
図2は、カバー部材3の概略図である。図2に示すように、カバー部材3は、帯状の布素材3aを二つ折りにしてリング状に形成したものであり、ゴム紐3bにより伸縮する縁部差込口7と、袋状の縁部保持部8とを備えている。
図3は、カバー部材3の製造工程を示す説明図である。図3に示すように、カバー部材3は、帯状にした布素材3aの長辺の両方を折り込んでできた隙間のそれぞれにゴム紐3bを挿入し、短辺同士を縫い合わせてリング状にしたうえで、長辺に沿う中央のラインで二つ折りにすることによって形成されている。
このとき、折り合わさった布素材3aの両長辺が縁部差込口7をなし、折り返されて袋状になった布素材3aの中央部分が縁部保持部8をなしている。
したがって、カバー部材3は、縁部差込口7を適宜伸縮させて図1のフレーム部材2の縁部4を縁部差込口7から縁部保持部8内に差し込ませることで、図1に示した通り、縁部4の全周を覆うようにフレーム部材2に着脱自在に取り付けることができる。
ここで、カバー部材3に用いられる布素材3aは、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン等の繊維によって織られ、肌触りがよく、吸汗性と速乾性と接触冷感性とを有する機能性素材である。
図4は、マスク支持具1とともにマスク11が装着された状態を示す説明図である。図4に示すように、マスク支持具1とともにマスク11を装着する場合、ユーザは、フレーム部材2のメッシュ面5の頂上部6がある側を上方にして、メッシュ面5にマスク11のフィルター部分を被せるようにしてマスク11を重ね、カバー部材3に覆われた部分を口及び鼻を覆うように顔に当てて装着する。
このとき、マスク支持具1は、装着されたマスク11のフィルター部分によってユーザの顔に押し当てられて固定されるので、マスク11を外さなければ脱落することがない。
このように、本考案のマスク支持具1は、フレーム部材2によってマスク11のフィルター部分が顔に密着することなく口及び鼻を覆うので、マスク11を装着しても口及び鼻周りの空間を確保でき、化粧崩れを防ぐとともに、マスク11の装着に伴う息苦しさが軽減され、会話もしやすくなる。
また、フレーム部材2の縁部4に布素材3aで形成されたカバー部材3を取り付けたことから、フレーム部材2の肌への当たりが改善して着け心地の良さが向上し、カバー部材3が着脱自在に構成されていることから、カバー部材3だけ取り外して洗浄できるのでマスク支持具1を清潔に保ちやすく、カバー部材3が劣化しても新しいものに交換すればよいので経済的である。
また、メッシュ面5の頂上部6が、マスク支持具1の装着時に鼻先を覆う箇所に位置するように設けられていることから、メッシュ面5の膨らみが顔の凹凸に沿ったものとなってマスク支持具1が確保する空間を最小限にできるので、マスク11とともに装着してもマスク11と顔との間に隙間を作ることがなく、マスク11の密着性を阻害しない。
さらに、カバー部材3が、汗を吸い、蒸れにくく、接触冷感によって熱気を感じにくい素材で形成されているので、着け心地が良く、マスク11とともに長時間装着しても不快に感じにくい。
なお、本考案は、以上の形態例に限定されることなく、考案の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、本形態例では、カバー部材にゴム紐を用いているが、カバー部材をフレーム部材に着脱自在に取り付けられればよく、ゴム紐に代えて、縁部差込口の緩み締まりを調節可能な口紐にしてもよい。あるいは、ゴム紐を用いず、カバー部材の布素材自体を伸縮可能なものとしてもよい。
また、本形態例では、カバー部材には、接触冷感性の布素材を用いたもののみを採用しているが、季節に合わせて適切な温度感が得られるものに取り替え可能としてもよく、例えば、別のカバー部材を接触温感性の布素材で形成し、冬場に取り替えられるようにしてもいい。
また、本形態例におけるマスク支持具は、マスクとともに装着することを想定しているが、口及び鼻を覆うものであればマスクに限られず、例えば、防風・防寒用フェイスマスクや口元を覆えるネックウォーマーとともに用いてもよい。
1…マスク支持具、2…フレーム部材、3…カバー部材、3a…布素材、3b…ゴム紐、4…縁部、5…メッシュ面、6…頂上部、7…縁部差込口、8…縁部保持部、11…マスク
Claims (3)
- マスク装着時に口及び鼻の周辺の空間を確保するフレーム部材と、フレーム部材に着脱自在に取り付けられたカバー部材とを備え、
前記フレーム部材は、片側に凸状に膨らんだ曲面構造を持ち、顔面にフィットする形状の縁部と、通気性のあるメッシュ面とによって構成され、
前記カバー部材は、所定の布素材によってリング状に形成されて前記縁部の全周を覆うとともに、前記フレーム部材に対して着脱可能であることを特徴とするマスク支持具。 - 前記メッシュ面の膨らみは、前記縁部を顔の口及び鼻を囲む位置に当てた際に、前記メッシュ面が肌に接触しない高さに形成され、前記メッシュ面の最も高く膨らんだ頂上部は、装着時に鼻先を覆う箇所に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1記載のマスク支持具。
- 前記布素材は、吸汗性と速乾性と接触冷感性とを有する機能性素材であることを特徴とする請求項1又は2記載のマスク支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005548U JP3231137U (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | マスク支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005548U JP3231137U (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | マスク支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231137U true JP3231137U (ja) | 2021-03-18 |
Family
ID=74860608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005548U Active JP3231137U (ja) | 2020-12-23 | 2020-12-23 | マスク支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231137U (ja) |
-
2020
- 2020-12-23 JP JP2020005548U patent/JP3231137U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100122398A1 (en) | Sleep Mask | |
KR100769488B1 (ko) | 자외선 차단용 황토 마스크 | |
JP2006288650A (ja) | マスク | |
US20150208787A1 (en) | Hairdressing cape | |
KR101650167B1 (ko) | 다기능 마스크 | |
JP5260784B1 (ja) | 紫外線防止用フェイスマスク | |
JP3231137U (ja) | マスク支持具 | |
JP6865941B2 (ja) | マスク用サポート部材 | |
JP5466781B1 (ja) | マスク | |
KR200490048Y1 (ko) | 겨울 스포츠용 2-way 방한 마스크 | |
KR200457145Y1 (ko) | 야외용 자외선차단 마스크 | |
KR20170098047A (ko) | 헤어웨어 | |
JP2008212432A (ja) | マスク | |
JPH08131253A (ja) | 保湿フェースマスク | |
JP2014018624A (ja) | フェイスカバー付ネックピロー | |
KR200389797Y1 (ko) | 얼굴 전면 방한대 | |
JP7496072B2 (ja) | マスク | |
EP2730193B1 (en) | Hairdressing cape | |
KR101885965B1 (ko) | 유해광 차단 마스크 | |
CN220734486U (zh) | 面罩 | |
JP6582168B1 (ja) | 日よけシェード | |
KR102456197B1 (ko) | 흘러내리지 않는 마스크 | |
JP3240237U (ja) | タオル兼用帽子 | |
US20170303615A1 (en) | Satin Hair Edge Protector | |
KR102315084B1 (ko) | 모자 전면부에 밴드를 걸쳐 고정하여 얼굴과 목귀를 동시에 보호하는 자외선 차단 마스크 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3231137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |