JP3231060U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク装着時において口元を露出させた場合であっても、視界を遮ることなく口元を確認しながら飲食を行う事のできるマスクを提供する。
【解決手段】マスクは、着用者の口部を露出させる枠体として形成された上側フレーム部23、下側フレーム部25、および連結部24からなるフレーム部22と、フレーム部を着用者の顔面に保持する左右一対の紐状の装着部21とからなる保持部材20と、着用者の口部及び鼻孔部を覆う大きさであって、上端側をフレーム部に対して着脱自在に設けたスクリーン部材30とからなり、スクリーン部材は、上端側を下方に捲った状態において、着用者の口部を露出させる。
【選択図】図1

Description

本考案は飲食に際して口部を露出させる事のできるマスクに関し、特に飲食に際して口元を確認することができるようにしたマスクに関する。
近年、感染症の飛沫感染を予防する目的でマスクが利用されている。かかるマスクは、感染症の飛沫感染対策(即ち、ウイルス対策)の他、花粉症対策、風邪対策、防塵、防寒対策などの様々な用途でも利用されており、産業用、医療用、家庭用等の用途で広く利用されている。
しかしながら、マスクは装着者の口元を覆うものであることから、当該マスクを着用したままでは飲食することができない為、飲食に際しては当該マスクを外さなければならない。一方で会話に際しては飛沫の拡散を阻止する為に当該マスクの装着が推奨されている。この為、飲食に際しては、当該マスクの付け外しが面倒であった。
そこで従前においては、飲食時におけるマスクの着脱の手間を軽減する為の検討も行われている。例えば特許文献1(実用新案登録第3228351号公報)では、耳掛け部を掛け外ししてマスク本体を外さなくても、装着者の口の露出および被覆を簡単に行うことができ、口を露出状態にしたときに飲食等がしやすいマスクが提案されている。即ち、この文献では、装着者の口と鼻およびそれらの周辺を覆うマスク本体が、略中央部分に設けられる開口と、表面に設けられて前記開口を開閉自在に閉塞する閉塞部とを備え、前記開口の周縁の少なくとも一部には、芯材を設けたマスクを提案している。
また特許文献2(実用新案登録第3229085号公報)では、装着したままで飲食が可能であると共に、極力、口から出る飛沫を防ぐことのできるマスクとして、利用者の鼻及び口の周辺を覆うマスク本体の下端に設けられた重りを兼ねた線状の形状保持部材とを備えたマスクが提案されている。
実用新案登録第3228351号公報 実用新案登録第3229085号公報
上記の通り従前においても装着した状態において、開口から口元だけを露出させるように構成したマスクも幾つか提案されている。しかしながら、従前のマスクにおいては開口を覆う閉塞部は横方向か又は上方向に開くものとなっていたことから、口元を露出させた状態において、当該閉塞部が飲食の障害になっていた。そこで本考案は、マスク装着時において口元を露出させた場合であっても、口元を確認しながら飲食を行う事のできるマスクを提供することを課題の1つとする。
また従前において提案されている口元だけを露出させるマスクは、マスク本体に形成した開口を閉塞部で塞ぐように構成していることから、マスク本体と閉塞部との間に隙間が生じてしまい、この隙間から飛沫が拡散する可能性も否定できなかった。そこで本考案は、このような隙間が生じないか、仮に生じたとしても飛沫の拡散を阻止する事のできるマスクを提供することを別の課題の1つとする。
更に従前において提案されている口元だけを露出させるマスクは、呼吸における吸気や呼気が通過するマスク本体に開口と閉塞部を設けていたことから、マスク本体が汚れた場合には、マスク自体を交換する必要があった。そこで本考案では、呼吸における吸気や呼気が通過するマスク本体だけを交換可能にすることで、長期にわたって使用することのできるマスクを提供することを別の課題の1つとする。
上記課題の少なくとも何れかを解決するべく、本考案では着用者の口部及び鼻孔部を覆うスクリーン部材を下方向に捲る(又は折り返す。以下同じ)ことで、当該口部及び鼻孔部を露出させるようにしたマスクを提供する。
即ち、本考案に係るマスクは、少なくとも着用者の口部を露出させる枠体として形成されたフレーム部と、当該フレーム部を着用者の顔面に保持する左右一対の紐状の装着部と、前記着用者の口部及び鼻孔部を覆う大きさであって、その上端側を前記フレーム部に対して着脱自在に設けたスクリーン部材とからなり、当該スクリーン部材は、その上端側を下方に捲った状態において、着用者の口部を露出させるように構成している。
前記紐状の装着部は耳掛け紐の他、着用者の後頭部側で緊結する紐体であって良い。また前記フレーム部は、着用者の鼻背部(鼻筋)を横切って延伸する上側フレームと、着用者の口部よりも下方側を横切って延伸する下側フレームと、上側フレームと下側フレームの左右両側をそれぞれ連結する連結部とで形成することができる。かかるフレーム部は不織布や布などの布帛を用いて形成することが望ましいが、樹脂などのその他の材料で形成しても良い。
また、前記スクリーン部材は、その上縁部が前記上側フレームに着脱自在に設けると共に、下縁部は前記下側フレームに着脱自在に設けるのが望ましい。スクリーン部材の上縁部と下縁部とをフレーム部に対して着脱自在にし、スクリーン部材の側縁部はフレーム部に取り付けることなく自由にしておけば、当該スクリーン部材全体をフレーム部に対して着脱自在として、その交換を行うことができる。
フレーム部に対するスクリーン部材の取り付けは、両面テープを用いて行う他、粘着剤(粘着ゲルを含む)、面ファスナーやホック、或いはクリップなどを用いて前記フレーム部に着脱自在に設けることができる。なお、当該スクリーン部材の交換を要しない場合には、当該スクリーン部材の下縁部は前記下側フレームに縫合や接着剤などによって一体化することもできる。また前記スクリーン部材の上縁部は、左右両端側のみを前記上側フレームに着脱自在に設けることも望ましい。左右の2点で取り付けることにより、鼻背部(鼻筋)に沿って変形させた時の歪みを解消することができる。
そしてスクリーン部材の側縁部は、着用時において着用者の顔面、特に頬部に接するように構成することが望ましい。この為、前記上側フレームと下側フレームの左右両側をそれぞれ連結する連結部は、紐状または細い帯状に形成すると共に、スクリーン部材の側縁部が着用者の顔面(特に頬部)に直接接するように構成するのが望ましい。スクリーン部材の側縁部を着用者の顔面(特に頬部)に直接接触させることにより、当該スクリーン部材を着用者の顔面に密着させて、隙間の発生を極力回避することができる。
また、本考案に係るマスクにおいて、前記スクリーン部材の上縁部には、当該上縁部に沿わせて塑性変形可能な線材を設けることが望ましく、特に前記上側フレームの上縁部と前記スクリーン部材の上縁部の両方に、それぞれ塑性変形可能な線材を当該上縁部に沿って設けることが望ましい。但し、前記上側フレームの上縁部には、塑性変形可能な線材を設けず、スクリーン部材の上縁部にのみ塑性変形可能な線材を設けることもできる。少なくともスクリーン部材の上縁部に塑性変形可能な線材を設けることにより、当該スクリーン部材を着用者の顔面に密着させて、両者間の隙間を無くすことができる。
本考案にかかるマスクは、少なくとも着用者の口部を露出させる枠体として形成されたフレーム部と、当該フレーム部を着用者の顔面に保持する左右一対の紐状の装着部と、前記着用者の口部及び鼻孔部を覆う大きさであって、その上端側を前記フレーム部に対して着脱自在に設けたスクリーン部材とからなり、当該スクリーン部材は、その上端側を下方に捲った状態において、着用者の口部を露出させるように構成している。即ち、当該スクリーン部材を下方に捲ることにより着用者の口部及び鼻孔部を露出させる。その結果、着用者が飲食を行う際にも、当該捲ったスクリーン部材が着用者の視界を遮ることなく、口元を確認しながら飲食を円滑に行うことができる。
また、前記スクリーン部材の上縁部には、塑性変形可能な線材を当該上縁部に沿って設け、更にスクリーン部材の側縁部を着用者の顔面(特に頬部)に直接接触させることにより、顔面との間に隙間が生じないか、仮に生じたとしても飛沫の拡散を阻止する事のできる程度であるマスクとすることができる。
更に前記スクリーン部材の上縁部及び下縁部の双方を前記フレーム部に着脱自在とした場合には、呼吸における吸気や呼気が通過するスクリーン部材だけを交換可能にすることができ、長期にわたって使用することのできるマスクとすることができる。
第1の実施の形態にかかるマスクを示す(A)正面分解図、(B)正面図、(C)C−C端面図 第2の実施の形態にかかるマスクを示す(A)正面分解図、(B)正面図 本実施の形態に係るマスクの使用状態を示す(A1)(B1)(C1)正面図、(A2)(B2)(C2)側面図
以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかるマスク10を具体的に説明する。図1は第1の実施の形態にかかるマスク10を示す(A)正面分解図、(B)正面図、(C)C−C端面図である。
この第1の実施の形態に係るマスク10は、フレーム部22と装着部21とからなる保持部材20と、当該保持部材20の正面側に着脱自在に設けられるスクリーン部材30とで構成している。当該保持部材20は、前記スクリーン部材30を着用者の口部及び鼻部近傍に保持する機能を有し、前記スクリーン部材30は着用者の口部及び鼻部近傍を覆って、飛沫の拡散や吸引を阻止するフィルターとして機能することができる。
本実施の形態において、前記保持部材20は、着用者の口部を露出させる枠体として形成されたフレーム部22と、当該フレーム部22を着用者の顔面に保持する左右一対の紐状の装着部21とで構成している。フレーム部22は、着用者の鼻背部(鼻筋)を横切って延伸する上側フレーム23と、着用者の口部よりも下方側を横切って延伸する下側フレーム25と、当該上側フレーム23と下側フレーム25の左右両側をそれぞれ連結する連結部24とで構成している。前記上側フレーム23と下側フレーム25とは不織布を用いて帯状に形成しており、これにより装着者の肌触りを向上させている。但し、当該上側フレーム23と下側フレーム25とは、織地や編地などの布を用いて形成することもでき、更にはフィルムなどの樹脂を用いて形成することできる。この上側フレーム23と下側フレーム25とは、望ましくは1cm以上の幅の帯状に形成する。隙間の発生を阻止する為である。
また、前記連結部24は本実施の形態ではゴム紐(マスク紐)を用いている。但し当該連結部24は、不織布、織布、及び編布などの布帛を用いることもできる。当該連結部24は伸縮自在であることが望ましい。当該連結部24が伸縮することで、装着時における装着者の頬部との密着性を向上させることができる為である。特に後述するようにスクリーン部材30を下方に捲り下げた時において、前記下側フレーム25が着用者の顎部に引っ掛かって、保持部材の装着性を向上させることができる。この為、当該連結部24の長さは、この保持部材20の縦方向長さ(高さ)が、前記スクリーン部材30の縦方向長さ(高さ)よりも短くなるように形成している。連結部24の伸縮性を利用する事により、マスク10の頬部との間における隙間の発生を回避し、保持部材20の装着性を高める為である。
特に本実施の形態に係る保持部材20は、市販されているプリーツ(折返し)入りの不織布マスクの上下中央部分を切除して、左右両側をマスク紐で連結して形成している。但し、後述の第2の実施の形態に示す様に、当該保持部材20は、布帛などを用いて製造しても良い。
そしてスクリーン部材30は、その目的に合った捕集(濾過)能力を有する素材を用いて形成することができ、例えば米国のASTM International(国際標準化・規格設定機関)の定める医療用マスク米国規格(ASTM−F2100−19)に基づいて所望の捕集(濾過)能力のものを使用することができる。本実施の形態では家庭用マスクや医療用マスクとして市販されているマスクの濾過部分(マスク本体部分)と同じものを用いることができる。
かかるスクリーン部材30は、少なくとも着用者の口部と鼻孔部をカバーする大きさに形成されており、上縁部には前記保持部材20におけるフレーム部22に対して着脱自在に取り付ける着脱部材40が設けられている。かかる着脱部材40は、スクリーン部材30とフレーム部22とにおける複数回の着脱動作を担保できるものを使用することが望ましく、例えば両面テープ、粘着剤(ゲル状粘着剤を含む)、面ファスナー、ホック等を用いることが望ましい。特に本実施の形態では、当該着脱部材40として両面テープを使用している。これは設置が容易であると共に、複数回の使用に耐える耐久性を有する為である。
そして当該スクリーン部材30は、その下縁部を前記保持部材20におけるフレーム部22の下側フレーム25に取り付けている。その取付方法は、縫合や接着などによって両者を一体化する他、前記着脱部材40を用いて、当該スクリーン部材30の下縁部も、前記下側フレーム25(即ちフレーム部22)に対して着脱自在に設けることもできる。スクリーン部材30の下縁部も着脱自在に設けた場合には、当該スクリーン自体を前記保持部材20から取り外すことができ、使用によって汚れた場合には、当該保持部材20だけを交換する事のできるマスク10が実現する。特に本実施の形態に係るマスク10は、飲食に際して使用するのに好適であることから、飲食などに際して当該スクリーン部材30が汚れた場合などには、すぐに当該スクリーン部材30を新しいものに交換することができる。
かかるスクリーン部材30の上縁部には、当該上縁部に沿うようにして、塑性変形可能な線材50を設けている。かかる線材50は保形性(折り曲げた形状を保つ性質)を有する樹脂ワイヤーである他、銅やアルミなどの金属ワイヤーであって良く、更に保形性を有する厚さに形成した紙製の帯であっても良い。当該線材50を設けることにより、スクリーン部材30の上側は、着用者の鼻筋を横断するように曲折させることができ、着用者の顔面との間の隙間を無くすことができる。
特に本実施の形態にかかるマスク10において、当該塑性変形可能な線材50は、前記フレーム部22の上縁部にも設けている。従って、当該フレーム部22における上側フレーム23の線材50で着用者に密着すると共に、更に当該スクリーン部材30に設けた線材50により、マスク10と着用者との間における隙間の発生を阻止することができる。但し、当該塑性変形可能な線材50は、少なくともスクリーン部材30の上縁部に設けておけば良い。当該線材50によって、着用者の顔面側に存在するフレーム部22(特に上側フレーム23)をおさえることができる為である。また、当該スクリーン部材30の上縁側に線材50を設けることにより、当該スクリーン部材30を下方に捲った場合に、これを顎下に保持することができるようになる。即ち、下方に捲られたスクリーン部材30は、当該線材50によって形状が保持され、着用者の顎下に保持することができる。この時、前記スクリーン部材30に設けた着脱部材40は、顎下に捲ったスクリーン部材30を保持する為に機能することもできる。即ち、当該着脱部材40を下側フレーム25などに取り付けることにより、当該スクリーン部材30が顎下方に展開してしまい、飲食に支障を生じさせる自体を回避することができる。
以上のように構成した保持部材20とスクリーン部材30は、図1(B)に示す様に、保持部材20の正面側にスクリーン部材30を存在させ、それぞれの上下の縁部を一致させた上で、前記着脱部材40で接続している。この時、当該保持部材20の縦方向長さ(高さ)はスクリーン部材30の縦方向長さ(高さ)よりも短いことから、図1(C)に示す様に、側縁部においてスクリーン部材30が正面側に突出するように湾曲することになる。これにより、当該スクリーン部材30は着用者の顔面に上下方向に沿う様に湾曲変形することができ、側縁部は前記連結部24の伸長によって、着用者の顔面(頬部)に密着することができる。その結果、着用者との間に隙間を生じさせないマスク10が実現する。
図2は第2の実施の形態に係るマスク10を示す(A)正面分解図、(B)正面図を示している。特にこの実施の形態にかかるマスク10は、前記保持部材20におけるフレーム部22を布帛からなる矩形の枠として形成しており、当該フレーム部22の外縁形状(外側の輪郭形状)は、スクリーン部材30の輪郭形状と凡そ同じ形状に形成している。即ち、フレーム部22の縦方向の長さをスクリーン部材30の縦方向の長さとほぼ同じに形成している。そして当該フレーム部22に対して紐状の装着部21を設けて、保持部材20を形成している。なお、前記スクリーン部材30は第1の実施の形態と同じものを使用している。
本実施の形態に係るマスク10において、フレーム部22には塑性変形可能な線材50を設けていない。しかしながら、前記スクリーン部材30の上縁部に設けた線材50によって、着用者との間の隙間が生じないように成形することができる。
以上のように構成した保持部材20には、その正面側に前記スクリーン部材30を設ける。特に当該スクリーン部材30は、その下縁側を縫合乃至は接着によって、前記保持部材20に一体化しており、一方でその上縁部は前記着脱部材40によって、前記上側フレーム23に対して着脱自在に設けている。その結果、この実施の形態に係るマスク10も、着用時において飲食を行う場合には、スクリーン部材30の上端側を下方に捲り返して、これを着用者の顎下部などに存在させることにより、飲食時における口元の確認を容易に行うことができる。
図3は上記した実施の形態に係るマスク10の使用状態を示す(A1)(B1)(C1)正面図、(A2)(B2)(C2)側面図である。本実施の形態に係るマスク10は、飛沫などの捕集機能を有するスクリーン部材30が、その上端側において捲り返すことができるように、前記フレーム部22(特に上側フレーム23)に対して着脱自在に設けている。この為、通常において、スクリーン部材30は着用者の口部や鼻孔部の近傍を塞ぐように存在させ、飲食に際してはその上端側を下方に捲り返し(図3(B1)(B2))、これを着用者の顎下に存在させる(図3(C1)(C2))。スクリーン部材30を顎下に捲り返した状態においては、前記線材50によって、その形状が保持されると共に、着脱部材40によって垂れ下がりを保持できることから、当該スクリーン部材30が飲食に際して障害になることはない。更にこの状態において、着用者は口元を確認することができる為、マスク10を装着していない場合と同様に飲食を楽しむことができる。そして喫食後においては、再びスクリーン部材30を持ち上げて、着用者の口部や鼻孔部の近傍を塞ぐように展開した上で、前記着脱部材40によって固定することができる。
その結果、喫食時だけ口部を露出させることができ、喫食後においては着用者の口部や鼻孔部の近傍を塞ぐことのできるマスク10が実現する。
本考案のマスクは、ウイルス対策、花粉症対策、風邪対策、防塵、防寒対策等で使用される産業用、医療用、家庭用等のマスクにおいて使用することができる。特に本考案に係るマスクは、飲食時において口部を露出させることができる為、飲食時に着用するマスクとして利用する事ができる。
10 マスク
20 保持部材
21 装着部
22 フレーム部
22) 即ちフレーム部
23 上側フレーム
23) 上側フレーム
24 連結部
25 下側フレーム
30 スクリーン部材
40 着脱部材
50 線材

Claims (3)

  1. 少なくとも着用者の口部を露出させる枠体として形成されたフレーム部と、
    当該フレーム部を着用者の顔面に保持する左右一対の紐状の装着部と、
    前記着用者の口部及び鼻孔部を覆う大きさであって、その上端側を前記フレーム部に対して着脱自在に設けたスクリーン部材とからなり、
    当該スクリーン部材は、その上端側を下方に捲った状態において、着用者の口部を露出させることを特徴とするマスク。
  2. 前記フレーム部は、着用者の鼻背部(鼻筋)を横切って延伸する上側フレームと、着用者の口部よりも下方側を横切って延伸する下側フレームと、上側フレームと下側フレームの左右両側をそれぞれ連結する連結部とからなり、
    前記スクリーン部材は、その上縁部が前記上側フレームに着脱自在に設けられると共に、下縁部は前記下側フレームに着脱自在に設けられており、側縁部は着用時において着用者の顔面に接する、請求項1に記載のマスク。
  3. 前記スクリーン部材の上縁部には、当該上縁部に沿わせて塑性変形可能な線材を設けており、
    前記上側フレームと下側フレームは、それぞれ帯状であって、
    前記スクリーン部材の上縁部は、左右両端側のみが前記上側フレームに着脱自在に設けられている、請求項2に記載のマスク。
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