JP3230043U - 衣服 - Google Patents
衣服 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3230043U JP3230043U JP2020003541U JP2020003541U JP3230043U JP 3230043 U JP3230043 U JP 3230043U JP 2020003541 U JP2020003541 U JP 2020003541U JP 2020003541 U JP2020003541 U JP 2020003541U JP 3230043 U JP3230043 U JP 3230043U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garment
- bag
- fastening member
- main body
- clothes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
【課題】通常は衣服として使用しつつ必要に応じバッグに変換することができ、かつ防水性や収納物の落下を確実に防ぐことができる衣服を提供する。【解決手段】衣服1は、バッグに転換可能な筒状の衣服1であって、衣服1の本体2下部における、少なくとも本体2下部全周の半分の領域を、他の領域よりも下方に所定長さ長くした折込部4を設け、折込部4に複数個の第1の留め部材5bを所定間隔で設け、他の領域における、第1の留め具5bに対応する箇所に第2の留め部材5aを設け、折込部4を他の領域にかぶせて織り込み、第1の留め部材5bと第2の留め部材5aによって本体2の下部を閉じることによりバッグとして使用できる。【選択図】図3
Description
本考案はバッグとして兼用可能な衣服に関する。
従来より、アウトドアレジャー等による外出時にはベスト等の衣服を着用する場合がある。その一方、アウトドアレジャーには着替え、遊具、食材等必要なものを収納するためのバッグが必須である。これらを別々に持ち運ぶと嵩張ってしまうことになり、また不使用時にはかえって邪魔になってしまう。これらを解決するために種々の考案がなされている。例えば特許文献1には、バッグ本体の底部に開閉可能なファスナーを設け、使用状態ではファスナーを閉めてバッグとし、不使用時にはファスナーを開けて衣服として使用することができるバッグが開示されている。また特許文献2には、筒状体の底部に開閉可能な留め具を設け、留め具を閉めた状態では手提げ袋として使用し、留め具を開いた状態ではビブスとして使用可能なバッグ及び衣服が開示されている。
特許文献1、特許文献2ともに底部にファスナー等の留め具を設け、衣服とバッグの両方の形態をとり得ることは共通している。しかし特許文献1では、バッグ本体底部に単に開閉可能なファスナーを設けているのみであり、単にファスナーで閉めただけでは、防水仕様のファスナーにする等の処理をしなければ液状物を収納した場合に外部に漏れたり、雨水がバッグ内部にしみ込むなどの問題が起きる可能性がある。またファスナーの場合左右両端に隙間が生じ小さな内容物が外へ落ちてしまう可能性もある。また特許文献2の場合も特許文献1と同様の問題は避けられず、また留め具としてボタンを用いた場合は単にボタンを止めただけではボタン間に隙間が生じ、収納物が隙間から落下する可能性がある。
本考案は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、通常は衣服として使用しつつ必要に応じバッグに変換することができ、かつ防水性を確保しつつ収納物の落下を確実に防ぐことができる衣服を提供することを課題とする。
本考案は、前記課題を解決するために、
バッグに転換可能な筒状の衣服であって、
前記衣服の本体下部における、少なくとも前記本体下部全周の半分の領域を、他の領域よりも下方に所定長さ長くした折込部を設け、
前記折込部に複数個の第1の留め部材を所定間隔で設け、
前記他の領域における、前記留め具に対応する箇所に第2の留め部材を設け、
前記折部を前記他の領域にかぶせて織り込み、前記第1の留め部材と前記第2の留め部材によって前記衣服の下部を閉じることによりバッグとして使用可能な衣服であることを特徴とする。
バッグに転換可能な筒状の衣服であって、
前記衣服の本体下部における、少なくとも前記本体下部全周の半分の領域を、他の領域よりも下方に所定長さ長くした折込部を設け、
前記折込部に複数個の第1の留め部材を所定間隔で設け、
前記他の領域における、前記留め具に対応する箇所に第2の留め部材を設け、
前記折部を前記他の領域にかぶせて織り込み、前記第1の留め部材と前記第2の留め部材によって前記衣服の下部を閉じることによりバッグとして使用可能な衣服であることを特徴とする。
前記領域は前記衣服の左前部と右後部に設けられていることが好ましい。
また前記領域は前記衣服の前側半分でもよい。
また前記第1の留め部材と前記第2の留め部材が並んでいる方向に沿った、横長形状の芯材を設けてもよい。
前記衣服の上方に2つの係り部を設けてもよい。
前記衣服はベストであってもよい。
本考案によれば、衣服の下部に設けた折部を折り込んで留め部材で留めることにより衣服下方が閉塞され、バッグとして使用することが可能になり他の荷物の持ち運びが容易になる。また折部により折り込まれた箇所が下方を覆うことで収容物の脱落を防ぎ、防水性も確保できる。
以下、本考案の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本考案における衣服1を示す。この衣服1は、図1(a)に示すように、上半身に着用する筒状の本体2と肩に係る係部3からなる。本体2の前部には図1(b)に示すように、向かって左前部2bに折込部4aが設けられており、右前部2aに比べ下方に約2cmほど長くなっている。また図1(a)に示すように、本体2の後部には右後部2cに折込部4bが設けられており、左後部2dに比べ折込部4aと同様、下方に約2cmほど長くなっている。また、図2(a)に示すように右前部2aと左前部2b、右後部2cと左後部2dを重ね合わせた状態では折込部4aと折込部4bとで一体の折込部4を形成する。この折込部4には図2(b)に示すように、第1の留め部材であるスナップボタンの雌5bが複数個(本実施形態では4個)設けられている。
図1は、本考案における衣服1を示す。この衣服1は、図1(a)に示すように、上半身に着用する筒状の本体2と肩に係る係部3からなる。本体2の前部には図1(b)に示すように、向かって左前部2bに折込部4aが設けられており、右前部2aに比べ下方に約2cmほど長くなっている。また図1(a)に示すように、本体2の後部には右後部2cに折込部4bが設けられており、左後部2dに比べ折込部4aと同様、下方に約2cmほど長くなっている。また、図2(a)に示すように右前部2aと左前部2b、右後部2cと左後部2dを重ね合わせた状態では折込部4aと折込部4bとで一体の折込部4を形成する。この折込部4には図2(b)に示すように、第1の留め部材であるスナップボタンの雌5bが複数個(本実施形態では4個)設けられている。
また図2(b)に示すように本体2の下方には第2の留め部材であるスナップボタンの雄5aがスナップボタン5bに対応する位置に同数個設けられている。スナップボタンの雄5aとスナップボタン5bとで留め具としてのスナップボタンを構成する。なお、スナップボタンの雄5aとスナップボタンの雌5bが並んでいる方向に沿って、横長の芯材10が設けられている。芯材10の材質はポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン等の樹脂であれば使用可能である。
衣服1の材質は一般にベストで用いられているポリエステル等の樹脂が用いられる。それ以外に防水性の高い樹脂等も使用可能である。
本体2の前部中央には、図1(b)に示すように、開閉可能なファスナー8と、右前部2aと左前部2b及び右後部2cと左後部2dに小物等を収納するためのポケット6が設けられている。ポケット6には全て開閉可能なファスナー7が設けられている。
次に、衣服1の使用方法について説明する。
衣服1を衣服として使用するときは、本体2のスナップボタンの雄5aと折込部4のスナップボタンの雌5bを外し、図1(a)に示した状態でファスナー8を開いてから係部3に両肩を通し、再びファスナー8を閉じる。これによりアウトドア等での作業時等に衣服1を衣服として使用することができる。
衣服1を衣服として使用するときは、本体2のスナップボタンの雄5aと折込部4のスナップボタンの雌5bを外し、図1(a)に示した状態でファスナー8を開いてから係部3に両肩を通し、再びファスナー8を閉じる。これによりアウトドア等での作業時等に衣服1を衣服として使用することができる。
一方、衣服1をバッグとして使用するときは、図3(a)に示すように衣服1を前部と後部の中央で折り、右前部2aと左前部2b、右後部2cと左後部2dを重ね合わせる。その後、折込部4を図3(a)に矢印で示すように手前に折り込んでから、図3(b)に示すように、スナップボタンの雄5aとスナップボタンの雌5bとを留めて下方を閉塞する。これにより衣服1に底部9ができ、バッグとして食品や他の旅行用品等を収容することができる。またスナップボタンの雄5aとスナップボタンの5bの一部をできるだけ本体2と折込部4の両端部に設けておけば、バッグとして使用する際に底部9に隙間が生じず、内容物が落下したりすることなく、防水性も確保することができる。さらに芯材10により衣服1自体が柔らかく腰がなくても底部9が腰折れすることがなく、スナップボタン間に隙間が生じずより確実に底部9を閉鎖することができる。
また、バッグとして使用する際には係部3は肩に掛けることができ、ショルダーバッグとして使用することもできる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されることなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。例えば折込部4は右前部2aと右後部2cに設けてもよいし、右前部2aと左前部2bに設けてもよい。右前部2aと左前部2bに設けた場合は、係部3は手で提げることになるが、本体2を中央でいったん折るという作業が不要であり、バッグとしての機能も果たすことができる。またスナップボタンの雄5aとスナップボタン5bの数は衣服の大きさや形状等に応じ適宜変更してもよい。またスナップボタンの雄5a.スナップボタンの雌5bの代わりに面ファスナーを用いてもよい。さらにポケット6の代わりに巾着を取り付けてもよい。
1…衣服
2…本体
3…係部
4…折込部
5a…スナップボタンの雄
5b…スナップボタンの雌
6…ポケット
7…ファスナー
8…ファスナー
9…底部
10…芯材
2…本体
3…係部
4…折込部
5a…スナップボタンの雄
5b…スナップボタンの雌
6…ポケット
7…ファスナー
8…ファスナー
9…底部
10…芯材
Claims (6)
- バッグに転換可能な筒状の衣服であって、
前記衣服の本体下部における、少なくとも前記本体下部全周の半分の領域を、他の領域よりも下方に所定長さ長くした折込部を設け、
前記折込部に複数個の第1の留め部材を所定間隔で設け、
前記他の領域における、前記留め具に対応する箇所に第2の留め部材を設け、
前記折込部を前記他の領域にかぶせて織り込み、前記第1の留め部材と前記第2の留め部材によって前記本体の下部を閉じることによりバッグとして使用可能な
衣服。 - 前記領域は前記衣服の左前部と右後部に設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の衣服。 - 前記領域は前記衣服の前側半分に設けられていることを特徴とする
請求項1に記載の衣服。 - 前記第1の留め部材と前記第2の留め部材が並んでいる方向に沿った、横長形状の芯材を設けたことを特徴とする
請求項1から3のいずれか1項に記載の衣服。 - 前記衣服の上方に係り部を2か所設けたことを特徴とする
請求項1から4のいずれか1項に記載の衣服。 - 前記衣服はベストであることを特徴とする
請求項1から5のいずれか1項に記載の衣服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003541U JP3230043U (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 衣服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003541U JP3230043U (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 衣服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230043U true JP3230043U (ja) | 2021-01-07 |
Family
ID=73992730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020003541U Active JP3230043U (ja) | 2020-07-30 | 2020-07-30 | 衣服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230043U (ja) |
-
2020
- 2020-07-30 JP JP2020003541U patent/JP3230043U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10455873B2 (en) | Combination garment and carry-on bag | |
US5561865A (en) | Outerwear garment with integral storage pouch | |
US6510974B2 (en) | Backpack for displaying objects stored within | |
US2710639A (en) | Multipurpose bag | |
US5996121A (en) | Convertible coat | |
US5850634A (en) | Upper body clothing article convertible into a carrying article | |
US8944682B2 (en) | Convertible clutch purse | |
US11291257B2 (en) | Apparel with integrated storage | |
CN1988821A (zh) | 具有可互换覆盖物的手袋 | |
KR102113676B1 (ko) | 보안 포켓 | |
US10362819B2 (en) | Low-profile edge pocket | |
US9370211B2 (en) | Upper body garment with hidden pockets | |
EP2826399A1 (en) | Pocket system to combine the functionality of a bag and apparel | |
US20200107594A1 (en) | Packable Garment Convertible to a Carry-On Bag | |
US4613039A (en) | Drop bottom garment bag | |
US20170280793A1 (en) | Convertible garment bag | |
CN112165878A (zh) | 具有集成背包的上身服装 | |
US20150203281A1 (en) | Wearable container with costume features | |
WO2008121106A1 (en) | Convertible jacket and bag | |
US6349411B1 (en) | Body garment | |
CN110507017B (zh) | 可打包的服装***和相关方法 | |
JP3230043U (ja) | 衣服 | |
US20100077530A1 (en) | Detachable travel pocket | |
US20130081194A1 (en) | Wrap With Pockets | |
WO2015200193A1 (en) | Convertible garment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3230043 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |