JP3229662U - 断熱材固定具および断熱材固定構造 - Google Patents
断熱材固定具および断熱材固定構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】断熱材が建築構造物の側面から脱落しにくくでき、かつ断熱材の建築構造物への設置の作業効率性をよくできる断熱材固定具および断熱材固定構造を提供する。【解決手段】コンクリート製の建築構造物1の側面に配設される板状の断熱材3を該建築構造物に固定する断熱材固定具10であって、建築構造物の両方の側面間には、型枠間隔保持用の棒材20が貫通、固着され、該棒材の端部に形成された螺合部21が建築構造物の側面外側に突出しており、断熱材は、その内部に螺合部が埋設されるように、建築構造物の側面に配設されており、断熱材の内部に埋設された螺合部に対し建築構造物の側面1a外側より螺合、固定する固定部11と、断熱材の外面に当接する当接部15とを備えている。【選択図】図2
Description
本考案は、建築構造物の側面に配設する断熱材をその建築構造物に固定する断熱材固定具および断熱材固定構造に関する。
建築構造物に対する断熱材の配設方法としては、通例では接着剤や両面テープで固着する方法が多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、現場でコンクリート成形にて形成した、床下の梁の表面(側面)に、床スラブの下面に取りつけた床用断熱材に隣接するように配設する板状の断熱材は、接着剤や両面テープで取りつけるだけでは、上下方向からの支持がないため経年により脱落する可能性がある。また、接着剤等による固着に加え、断熱材を下方より支持できるように梁に段差を設け、その段差に起立させるように載置することが想定されるが、段差を形成するためにコンクリート量が増え、コスト高となるおそれがあり、適切な方法とはいえない。
また、板状の断熱材に代えて、吹き付けにより断熱材を形成する手法も採られているが、吹き付けホースの床下への導入準備や、断熱材を形成する面以外の保護・養生、断熱材形成後の後片付けなどに時間を要するため、効率的な作業ができていなかった。
本考案は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、断熱材が建築構造物の側面から脱落しにくくでき、かつ断熱材の建築構造物への設置の作業効率性をよくできる断熱材固定具および断熱材固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の断熱材固定具は、コンクリート製の建築構造物の側面に配設される板状の断熱材を該建築構造物に固定する断熱材固定具であって、前記建築構造物の両方の側面間には、型枠間隔保持用の棒材が貫通、固着され、該棒材の端部に形成された螺合部が前記建築構造物の側面外側に突出しており、前記断熱材は、その内部に前記螺合部が埋設されるように、前記建築構造物の側面に配設されており、前記断熱材の内部に埋設された前記螺合部に対し前記建築構造物の側面外側より螺合、固定する固定部と、前記断熱材の外面に当接する当接部とを備えたことを特徴とする。
また、本考案の断熱材固定構造は、建築構造物の側面外側に、突出した状態に設けられた連結部と、該連結部と相互に固定される断熱材固定具とを備えた、前記建築構造物の側面に配設する板状の断熱材を固定するための断熱材固定構造であって、前記断熱材は、その内部に前記連結部が埋設されるように、前記建築構造物の側面に配設されており、前記断熱材固定具は、前記断熱材の内部に埋設された前記連結部に対し前記建築構造物の側面外側より係合、固定する固定部と、前記断熱材の外面に当接する当接部とを備えたことを特徴とする。
本考案の断熱材固定具および断熱材固定構造はそれぞれ上述した構成とされているため、断熱材が建築構造物の側面から脱落することを防止でき、かつ断熱材の建築構造物への設置の作業効率性を向上させることができる。
以下に、本考案の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
まず、以下に例示説明する断熱材固定構造の基本構成について記述する。
まず、以下に例示説明する断熱材固定構造の基本構成について記述する。
本断熱材固定構造は、建築構造物1の側面1a外側に、突出した状態に設けられた連結部Aと、連結部Aと相互に固定される断熱材固定具10とを備えた、建築構造物1の側面1aに配設する板状の断熱材3を固定するための固定構造である(図2、図5参照)。
断熱材3は、その内部に連結部Aが埋設されるように、建築構造物1の側面1aに配設される。断熱材固定具10は、断熱材3の内部に埋設された連結部Aに対し建築構造物1の側面1a外側より係合、固定する固定部11と、断熱材3の外面3aに当接する当接部15とを備えている。
ついで、断熱材固定構造および断熱材固定具10の詳細について説明する。
ついで、断熱材固定構造および断熱材固定具10の詳細について説明する。
建築構造物1としては例えば、鉄筋コンクリート製のものが挙げられる。コンクリート製であるから、その製造のために型枠24と、その横方向から押圧する型枠24を固定するための棒材(セパレータ)20と、締め付け具25とが用いられる。この棒材20は、製造後の建築構造物1の(両方の)側面1a間を貫通するように固着された状態で維持される。なお棒材20は、梁1の略同高さ位置に、梁1の長手方向(紙面の貫通方向)に沿って間隔をあけて複数設けられている。
図1(a)は、コンクリート製の建築構造物1の一例である梁1の型成形の一態様を示す縦断面図である。梁1は、両方の側面1aと下面1bの3面に成型板24aを有する型枠24を配して成形される。側面1a間には型締めするための棒材20が貫通され、その棒材20の両端には締め付け具25が取りつけられている。棒材20、それに連結した締め付け具25、角材26、調整金具28、楔材27などを用いて、型枠24を横方向の両側より押圧、締め付けすることで、梁1が成形される。
図1(b)(c)に示すように、棒材20の両端部には螺合部(雄ネジ部)21が形成され、その雄ネジ部21は梁1の側面1a外側に突出しており、型枠24の成型板24aを介した状態で、雄ネジ部21に締め付け具25の雌ネジ部25aが螺合することで、棒材20と締め付け具25とは連結される。なお、図1(b)における22は、成形する梁1の側面1aを規定するために棒材20の端部(雄ネジ部21よりも内方)に配したストッパ用座金であり、梁の成形後には梁1の側面1aに埋設された状態となる。また25bは、楔材27で押圧調整をするために設けられた楔材27装着用の開口である。
成形後の梁1は、図1(b)に示すように、棒材20、型枠24、締め付け具25などが付随した状態にあるが、貫通、固着された棒材20以外の付随物を取り除き、図1(c)に示すような、雄ネジ部21を先端に露出させ突出させた状態とすることで、この雄ネジ部21を断熱材3を連結するための連結部Aとして用いることができる。なお、図1および以下に説明する図2、図3では、梁1の内部の鉄筋については図示が省略してある。
図2および図3は断熱材3の固定構造の説明図(縦断面図)である。図3(a)(b)は、図2の右側面側の固定構造を示した拡大縦断面図である。なお図2、図3の例では、連結部Aに使用される棒材20は、図1に示した棒材20のうち上部に設けたものとされる。よって、下部の棒材20は、図2に示すように側面に突出した雄ネジ部21は切除されればよい。
断熱材3としては、板状のものが用いられ、その素材としてはグラスウール、ロックウール、ウレタン発泡体などが挙げられる。断熱材3は、図2(a)(b)に示すように、床スラブ5の下面に配設された床用断熱材7に、隙間なく隣接するように取りつけられる。
断熱材3は、棒材20の雄ネジ部21が断熱材3の内部に埋設されるように、かつ梁1の側面1aに密着するように配設される。断熱材3は複数の雄ネジ部21が装着されることで、その雄ネジ部21により支持されているが、断熱材3の断熱効果が梁1との隙間によって減殺されないよう断熱材3が梁1にしっかりと固着されるようにするために、接着剤や両面テープで梁1の側面1aに接着されることが望ましい。
図2(a)(b)に示すように、断熱材3の厚み内に埋設された雄ネジ部21に対し、梁1の側面1a外側より断熱材固定具10が取りつけられることで、断熱材3は梁1の側面1aから離反することが防止される。
この断熱材固定具10は、梁1の側面1a外側より螺合部(雄ネジ部)21に螺合、固定する固定部11と、断熱材3の外面3aに当接する当接部15とを備えた構成とされる。
具体的には、図4(a)または(b)に示すように、固定部11はナット状部材とされ、鍔状頭部12と、螺合部(雄ネジ部)21に対し螺合する被螺合部(雌ネジ部)13とを備えている。雌ネジ部13は筒状とされ、筒の一方は鍔状頭部12で塞がっており、他方に開口13aを有し、その筒内の内面に雄ネジ部21と螺合できる雌ネジ13bが形成されている。
断熱材固定具10は、後述するように、雄ネジ部21に連結され断熱材3を貫通するように配されるため、雄ネジ部21とともに熱橋となるおそれがある。そのため、断熱材固定具10として、断熱性が低下しないように、金属製のものに代えて熱伝導性の小さい合成樹脂で形成されたものを用いてもよい。
また、図4(c)に示すように、当接部15は環状の座金15よりなる。座金15の挿通孔15aの径は、雌ネジ部13の軸部外径よりもやや大とされ、かつ固定部11の鍔状頭部12の径よりも小とされる。座金15の外径は、鍔状頭部12の径よりも大きく、挿通孔15aの径の2〜4倍程度とすることが望ましい。
雌ネジ部13の軸部外径は、雄ネジ部21の径に依存して決まるが、一般に用いられるセパレータ20の径が5〜10mm程度であるから、肉厚を考慮して8〜15mm程度とすることが望ましく、熱橋の発生防止を考慮すれば、外径をより小さく、12mm以下とすることが望ましい。
なお、固定部11の雌ネジ部13と、断熱材3の内部に埋設された雄ネジ部21とは断熱材3の厚み内で螺合し、固定部11の鍔状頭部12が断熱材3の側面1a外側に突出する固定構造であるため、固定部11は図例のような鍔付き袋ナットで構成されることが望ましい。
また、鍔状頭部12は、硬貨やマイナスドライバーで操作ができるようにコイン割り溝(すり割り溝)12aが形成されたものでもよいし(図4(a)参照)、硬貨やマイナスドライバーまたはプラスドライバーで操作ができるように十字溝12bが形成されたものでもよい(図4(b)参照)。
以上のように、雌ネジ部13が座金15の挿通孔15aに挿通された状態で雄ネジ部21と螺合し、かつ座金15が梁1の側面1aと鍔状頭部12との間に挟着されることで、断熱材3が梁1に固定される。このように、断熱材3自体は断熱材固定具10(断熱材固定構造)により、梁1にしっかりと固定される。
また、経年により接着剤の接着力が低下した場合でも、断熱材3は棒材20の連結部A(雄ネジ部21)と断熱材固定具10とにより支持されているため、断熱材3がずり落ちたり、下方にずれたりするおそれはほとんどない。
このようにして、断熱材3を梁1に対し、床用断熱材7と略直角状に隣接するように施工することができる。このように断熱材3は経年によってもずれが発生しにくいため、断熱効果が低下していく要因となり得るような隙間が、断熱材3と床用断熱材7との間に形成される可能性はきわめて低い。
また、図例のものでは座金15の径が雌ネジ部13の軸径よりも十分に大きく、断熱材3に対する当接面積が大きいため、断熱材固定具10による棒材20の雄ネジ部21に対する締め付けによっても押圧力は分散され、よって座金15が断熱材3に埋まり込む可能性は軽減される。そのため、雌ネジ部13の装着部近傍における、断熱材固定具10の装着による断熱材3の欠損を防止することができる。
また、固定部11を断熱材3内部の雄ネジ部21に装着する際には雌ネジ部13の周囲には隙間ができるおそれがあるが、その隙間の側面開口は座金15により塞がれるため、隙間空間による断熱効果の低下を防ぐことができる。なお、固定部11の鍔状頭部12の径が十分に大きければ、例えば図例の座金15の径と同程度であれば、断熱材固定具10は座金15を用いずに、鍔状頭部12で当接部を構成してもよい。
また、断熱材固定具10の雄ネジ部21に対する螺進により断熱材3が損傷されないようにするために、最大限に螺進させたときでも座金15が断熱材3を押圧することのないような長さの螺合寸法関係とすればよい。なお、断熱材3は施工後に下方にずれたり、梁1との間に隙間ができたりしなければよく、そのためには雌ネジ部13の螺進により当接部15が断熱材3の表面に密着すればよく、当接部15で断熱材3の表面を押圧させなくてもよい。
以上には、コンクリート製の梁1を建築構造物の例として挙げたが、これにはかぎらない。上記断熱材固定具10、上記断熱材固定構造は、床用断熱材7に隣接するコンクリート製の壁や柱にも適用される。またコンクリート製の床、天井に断熱材3を取りつける場合にも適用される。
特に、断熱材3を取りつける面が上記の梁1や壁、柱のように起立面である場合には、段差などの載置部がなくても、断熱材3はずり落ちないように下方より支持(あるいは上方より吊り支持)される。すなわち、この断熱材固定具10、断熱材固定構造によれば、施工後に断熱材3が脱落したり、ずれたりすることを防止でき、かつ施工作業の効率性を高めることができる。
また、断熱材固定具10を取りつける連結部Aとしては、棒材(セパレータ)20の螺合部21にはかぎらず、他のものであってもよい。例えば、ボルト30(図5参照)を利用して連結部Aを構成してもよい。
図5は、図2の例で用いられる棒材20に代えてボルト30が用いられる断熱材固定構造である。梁1の側面1aの略同高さの複数箇所に、頭部32が埋め込まれ、軸部(螺合部、雄ネジ部)31が突出するようにボルト30が固着されている。そのボルト30の軸部31により、断熱材固定具10が固定される連結部Aが構成されている。このようにすれば、断熱材3のサイズなどに合わせて連結部Aを適切な位置に配設することができ、セパレータ20によらず断熱材3を設置することができる。
さらに、コンクリート製の建築構造物1は、現場で形成されるものにはかぎらず、プレキャスト成形されたものであってもよい。さらにまた、コンクリート製でない建築構造物1にも本断熱材固定具10、本断熱材固定構造を適用することができる。
また、上記断熱材固定構造においては、螺合部21、31が雄ネジ部21、31で形成され、断熱材固定具10の被螺合部13が雌ネジ部13で構成されているが、雌雄が逆の構成であってもよい。さらに、連結部Aと断熱材固定具10との固定構造は螺合構造にかぎらず、弾性係合などの他の固定構造であってもよい。
図2、図5に例示したものは、断熱材固定具10が1つの高さ位置に複数箇所で用いられるようになっているが、これにはかぎらない。例えば、図2の例において、棒材20よりも高い位置の1箇所にボルト30による連結部Aを設けて、断熱材3をさらに安定させるように固定してもよい。その他種々の位置で断熱材固定具10を用いてもよい。
連結部Aとして棒材(セパレータ)20よりも軸径の小さいボルト30を用いれば、断熱材固定具10の雌ネジ部13の軸径も小さくでき、断熱材固定構造による断熱性の低下を抑えることができる。
1 建築構造物(梁)
1a 側面
1b 下面
3 断熱材
3a 外面
5 床スラブ
7 床用断熱材
10 断熱材固定具
11 固定部(ナット状部材)
12 鍔状頭部
12a コイン割り溝(すり割り溝)
12b 十字溝
13 被螺合部(雌ネジ部)
15 当接部(座金)
15a 挿通孔
A 連結部
20 棒材(セパレータ)
21 螺合部、雄ネジ部
22 ストッパ用座金
24 型枠
25 締め付け具
25a 雌ネジ部
25b 楔用開口
26 角材
27 楔材
30 ボルト
31 螺合部、雄ネジ部
32 頭部
1a 側面
1b 下面
3 断熱材
3a 外面
5 床スラブ
7 床用断熱材
10 断熱材固定具
11 固定部(ナット状部材)
12 鍔状頭部
12a コイン割り溝(すり割り溝)
12b 十字溝
13 被螺合部(雌ネジ部)
15 当接部(座金)
15a 挿通孔
A 連結部
20 棒材(セパレータ)
21 螺合部、雄ネジ部
22 ストッパ用座金
24 型枠
25 締め付け具
25a 雌ネジ部
25b 楔用開口
26 角材
27 楔材
30 ボルト
31 螺合部、雄ネジ部
32 頭部
Claims (7)
- コンクリート製の建築構造物の側面に配設される板状の断熱材を該建築構造物に固定する断熱材固定具であって、
前記建築構造物の両方の側面間には、型枠間隔保持用の棒材が貫通、固着され、該棒材の端部に形成された螺合部が前記建築構造物の側面外側に突出しており、
前記断熱材は、その内部に前記螺合部が埋設されるように、前記建築構造物の側面に配設されており、
前記断熱材の内部に埋設された前記螺合部に対し前記建築構造物の側面外側より螺合、固定する固定部と、前記断熱材の外面に当接する当接部とを備えたことを特徴とする断熱材固定具。 - 請求項1において、
前記固定部は、鍔状頭部と、前記螺合部と螺合する被螺合部とを備え、
前記当接部は、環状の座金よりなり、
前記被螺合部が前記当接部に挿通された状態で前記螺合部と螺合し、かつ前記当接部が前記建築構造物の側面と前記鍔状頭部との間に挟着されることで、前記断熱材が前記建築構造物に固定されることを特徴とする断熱材固定具。 - 請求項1または2において、
前記建築構造物は梁、壁または柱とされ、
前記断熱材は、床スラブの下面に配した床用断熱材に隣接するように配設されることを特徴とする断熱材固定具。 - 建築構造物の側面外側に、突出した状態に設けられた連結部と、該連結部と相互に固定される断熱材固定具とを備えた、前記建築構造物の側面に配設する板状の断熱材を固定するための断熱材固定構造であって、
前記断熱材は、その内部に前記連結部が埋設されるように、前記建築構造物の側面に配設されており、
前記断熱材固定具は、前記断熱材の内部に埋設された前記連結部に対し前記建築構造物の側面外側より係合、固定する固定部と、前記断熱材の外面に当接する当接部とを備えたことを特徴とする断熱材固定構造。 - 請求項4において、
前記固定部は前記連結部に対し螺合により固定、取り付けされることを特徴とする断熱材固定構造。 - 請求項4または5において、
前記連結部は螺合部で構成され、
前記固定部は、鍔状頭部と、前記連結部に螺合する被螺合部とを備え、
前記当接部は、環状の座金よりなり、
前記被螺合部が前記当接部に挿通された状態で前記螺合部と螺合し、かつ前記当接部が前記建築構造物の側面と前記鍔状頭部との間に挟着されることで、前記断熱材が前記建築構造物に固定されることを特徴とする断熱材固定構造。 - 請求項4〜6のいずれか1項において、
前記建築構造物はコンクリート製の梁、壁または柱とされ、前記建築構造物の両方の側面間には型枠間隔保持用の棒材が貫通、固着され、該棒材の端部に前記連結部が配されており、
前記断熱材は、床スラブの下面に配した床用断熱材に隣接するように配設されることを特徴とする断熱材固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004099U JP3229662U (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 断熱材固定具および断熱材固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020004099U JP3229662U (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 断熱材固定具および断熱材固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3229662U true JP3229662U (ja) | 2020-12-17 |
Family
ID=73740740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020004099U Active JP3229662U (ja) | 2020-09-23 | 2020-09-23 | 断熱材固定具および断熱材固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3229662U (ja) |
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2020
- 2020-09-23 JP JP2020004099U patent/JP3229662U/ja active Active
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