JP3229520U

JP3229520U - ビジュアル浮上式ファン

Info

Publication number: JP3229520U
Application number: JP2018600118U
Authority: JP
Inventors: 振明宋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2017-12-06
Filing date: 2018-01-12
Publication date: 2020-12-10
Anticipated expiration: 2028-01-12
Also published as: WO2019109470A1

Abstract

【課題】美しい外観、高い装飾性及び美的価値を有するビジュアル浮上式ファンを提供する。【解決手段】ビジュアル浮上式ファンは、ファンヘッド１、ファンヘッドの前端に回転可能に接続される透明な回転部材２、透明な回転部材の外周に設けられる複数のファンブレード３、透明な回転部材の外周に設けられかつファンブレードの外側を取り囲む環状ファングリル、透明な回転部材の前側に対応して配置される透明なフロント支持部材５、及び透明な回転部材の後側に対応して配置される透明なリア支持部材６を備え、透明なフロント支持部材の外周縁が環状ファングリルと接続され、透明なリア支持部材がファンヘッドと環状ファングリルとの間に支持可能に接続される。環状ファングリルとファンヘッドとの間に任意のサポートがなく、ファンブレード及び環状ファングリルが空中に浮き上げられるように見え、新奇な視覚体験を与える。【選択図】図２

Description

本考案はファンの技術分野に関し、特にビジュアル浮上式ファンに関する。

ファンはモータを用いてブレードの回転を駆動し、空気の循環を促進する家電製品であり、主に暑さの対応及び空気循環のために用いられ、家庭、教室、オフィス、店舗、病院及びホテルなどの場所で広く使われている。従来のファンは主にファンヘッド、ブレード、グリル及び制御装置などの部材からなり、ファンヘッドがモータ、前後カバー及びシェイクヘッド送風機構などを含み、しかしながら、１００年以上の開発の後、ファンの外観はほとんど変わっておらず、装飾性も欠けている。

従来の技術における欠点に対して、本考案はビジュアル浮上式ファンを提供し、従来のファンの構造と外観を覆して、新奇な視覚体験を与え、美しい外観を有し、装飾性に優れている。

本考案はビジュアル浮上式ファンを提供し、ファンヘッド、前記ファンヘッドの前端に回転可能に接続される透明な回転部材、前記透明な回転部材の外周に設けられる複数のファンブレード、透明な回転部材の外周に設けられかつ前記ファンブレードの外側を取り囲む環状ファングリル、透明な回転部材の前側に対応して配置される透明なフロント支持部材、及び透明な回転部材の後側に対応して配置される透明なリア支持部材を備え、前記透明なフロント支持部材の外周縁が環状ファングリルと接続され、前記透明なリア支持部材がファンヘッドと環状ファングリルとの間に支持可能に接続される。

上記構造を採用し、ファンブレードが透明な回転部材とともに回転し、空気循環を促進させて風を作り出し、ファンの中央の透明な回転部材、透明なフロント支持部材及び透明なリア支持部材がすべて透明材料であり、ファンの外輪部が従来の環状ファングリル及びファンブレードの構造を採用し、ユーザーの視覚経験によれば、環状ファングリルとファンヘッドとの間に任意のサポートがなく、ファンブレード及び環状ファングリルが空中に浮き上げられるように見え、新奇な視覚体験を与え、従来のファンの構造形状を覆して、美しい外観、高い装飾性及び美的価値を有する。

さらに前記透明なフロント支持部材、透明なリア支持部材及び透明な回転部材は滑らかでシームレスな表面を有する構造である。透明なフロント支持部材、透明なリア支持部材及び透明な回転部材を見通すとき、あらゆる痕跡もなく、見通す効果を向上させた。

さらに、前記透明なフロント支持部材は環状ファングリルに対して内向きに凹み、前記透明なリア支持部材は環状ファングリルに対して内向きに凹んで、それにより透明なフロント支持部材、透明なリア支持部材及び環状ファングリルにより形成される構造の横断面がダンベル状に成している。より立体的で、美しい外観を有する。

さらに、前記透明なフロント支持部材の中部にファンヘッドの正面を遮蔽する装飾カバーが設けられる。装飾カバーはファンヘッド前端の回転ファン部材を遮蔽して、シンプルでかつ美しい外観を有する。

さらに、前記ファンヘッド内にファンモータが取り付けられ、前記ファンモータの出力軸がファンヘッドを貫通して透明な回転部材の回転中心と接続される。

さらに、前記透明な回転部材は内向きに凹んだボウル状又はスムーズなテーパー構造に成す。透明な回転部材がファンブレードを回転駆動するとき、ファンブレードの作用で空気流が前方に移動し、力の反作用により、空気流がファンブレードに対して後方への力を発生させ、透明な回転部材を内向きに凹んだボウル状又はスムーズなテーパー構造に設けることにより、該力によって透明な回転部材に加わる曲げモーメントを低減させ、透明な回転部材の支持力を向上させ、構造が変形しにくい。

さらに、前記環状ファングリルは内輪から外輪に放射する複数のスポークからなり、前記スポークの幅と深さの比率範囲が１／５〜１／３である。このような設計により、環状ファングリルの風ガイド効果に優れている。

さらに、前記環状ファングリルはフロントグリル及びリアグリルにより係合してなる。

また、ベース及び前記ベースに支持可能に接続される支持柱をさらに備え、前記ファンヘッドが支持柱の上端に取り付けられる。

本考案の有益な効果は、本考案のファンブレードが透明な回転部材とともに回転し、空気循環を促進させて風を作り出し、ファンの中央の透明な回転部材、透明なフロント支持部材及び透明なリア支持部材がすべて透明材料であり、ファンの外輪部が従来の環状ファングリル及びファンブレードの構造を採用し、ユーザーの視覚経験によれば、環状ファングリルとファンヘッドとの間に任意のサポートがなく、ファンブレード及び環状ファングリルが空中に浮き上げられるように見え、新奇な視覚体験を与え、従来のファンの構造形状を覆して、美しい外観、高い装飾性及び美的価値を有することである。

本考案の具体的な実施形態又は従来の技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、次に具体的な実施形態に必要な添加図面について簡単に説明する。すべての添加図面において、類似のデバイス又は部分は一般に類似の符号でマークされる。添加図面において、各デバイス又は部分は必ずしも実際の縮尺に従って描かれていない。

図１は本考案の実施例による構造概略図である。図２は図１のＡ-Ａ断面図である。

次に添加図面を参照しながら、本考案の技術的解決手段による実施例を詳しく説明する。以下の実施例は、本発明の技術的解決手段をより明確に説明するためにのみ使用されるため、単なる例示であり、本考案の保護範囲を限定するものではない。

図１及び図２に示すように、本考案の実施例はビジュアル浮上式ファンを提供し、ファンヘッド１、ファンヘッド１の前端に回転可能に接続される透明な回転部材２、透明な回転部材２の外周に設けられる複数のファンブレード３、透明な回転部材の外周に設けられかつファンブレード３の外側を取り囲む環状ファングリル４、透明な回転部材２の前側に対応して配置される透明なフロント支持部材５、及び透明な回転部材２の後側に対応して配置される透明なリア支持部材６を備え、透明なフロント支持部材５の外周縁が環状ファングリル４と接続され、透明なリア支持部材６がファンヘッド１と環状ファングリル４との間に支持可能に接続される。

動作時、ファンブレード３が透明な回転部材２とともに回転し、空気循環を促進させて風を作り出し、ファンの中央の透明な回転部材２、透明なフロント支持部材５及び透明なリア支持部材６がすべて透明材料であり、ファンの外輪部が従来の環状ファングリル４及びファンブレード３の構造を採用し、ユーザーの視覚経験によれば、環状ファングリル４とファンヘッド１との間に任意のサポートがなく、ファンブレード３及び環状ファングリル４が空中に浮き上げられるように見え、新奇な視覚体験を与え、従来のファンの構造形状を覆して、美しい外観、高い装飾性及び美的価値を有する。

本実施例のファン中央の透明な回転部材２、透明なフロント支持部材５及び透明なリア支持部材６は滑らかでシームレスな表面を有する構造であり、それにより、透明なフロント支持部材５、透明なリア支持部材６及び透明な回転部材２を見通すとき、あらゆる痕跡もなく、見通す効果を向上させた。そして、透明なフロント支持部材５は環状ファングリル４に対して内向きに凹み、透明なリア支持部材６は環状ファングリル４に対して内向きに凹んで、それにより透明なフロント支持部材５、透明なリア支持部材６及び環状ファングリル４により形成される構造の横断面がダンベル状に成して、より立体的で、美しい外観を有する。また、透明なフロント支持部材５の中部にファンヘッド１の正面を遮蔽する装飾カバー８が設けられ、装飾カバー８を介してファンヘッド１前端の回転ファン部材を遮蔽し、シンプルでかつ美しい外観を有する。

本実施例において、ファンヘッド１内にファンモータ７が取り付けられ、ファンモータ７の出力軸がファンヘッド１を貫通して透明な回転部材２の回転中心と接続され、ファンモータ７を介して透明な回転部材２を回転駆動させる。透明な回転部材２は内向きに凹んだボウル状又はスムーズなテーパー構造に成すが、好ましくはスムーズなテーパー構造に成し、透明な回転部材２がファンブレード３を回転駆動するとき、ファンブレード３の作用で空気流が前方に移動し、力の反作用により、空気流がファンブレード３に対して後方への力を発生させ、透明な回転部材２を内向きに凹んだボウル状又はスムーズなテーパー構造に設けることにより、該力によって透明な回転部材２に加わる曲げモーメントを低減させ、透明な回転部材２の支持力を向上させ、構造が変形しにくい。

本実施例の環状ファングリル４は内輪から外輪に放射する複数のスポークからなり、前記スポークの幅と深さの比率範囲が１／５〜１／３（１／５及び１／３２つのエンドポイントを含む）であり、このような設計により、環状ファングリル４の風ガイド効果に優れている。同時に、環状ファングリル４を組み立てやすくするために、環状ファングリル４はフロントグリル４０１及びリアグリル４０２により係合してなる。

本実施例のビジュアル浮上式ファンは床置きファンであり、さらにベース９及びベース９に支持可能に接続される支持柱１０を備え、ファンヘッド１が支持柱１０の上端に取り付けられる。

最後に、上記の実施例は、本考案の技術的解決手段を説明するためのものにすぎず、これに限定されるものではないと留意されたい。前記各実施例を参照して本考案を詳しく説明したが、当業者であれば、上述した各実施例に記載された技術的解決手段を依然として変更したり、技術的特徴の一部又は全部を等価的に置き換えたりすることができるが、これらの変更又は置き換えにより、対応する技術的解決手段の趣旨が本考案の各実施例の技術的解決手段の範囲から逸脱することなく、本考案の特許請求の範囲及び詳細書の範囲に含まれるべきである。

１…ファンヘッド、２…透明な回転部材、３…ファンブレード、４…環状ファングリル、４０１…フロントグリル、４０２…リアグリル、５…透明なフロント支持部材、６…透明なリア支持部材、７…ファンモータ、８…装飾カバー、９…ベース、１０…支持柱

Claims

ファンヘッド、前記ファンヘッドの前端に回転可能に接続される透明な回転部材、前記透明な回転部材の外周に設けられる複数のファンブレード、透明な回転部材の外周に設けられかつ前記ファンブレードの外側を取り囲む環状ファングリル、透明な回転部材の前側に対応して配置される透明なフロント支持部材、及び透明な回転部材の後側に対応して配置される透明なリア支持部材を備え、
前記透明なフロント支持部材の外周縁が環状ファングリルと接続され、前記透明なリア支持部材がファンヘッドと環状ファングリルとの間に支持可能に接続される
ことを特徴とするビジュアル浮上式ファン。
前記透明なフロント支持部材、透明なリア支持部材及び透明な回転部材は滑らかでシームレスな表面を有する構造であることを特徴とする請求項１に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記透明なフロント支持部材は環状ファングリルに対して内向きに凹み、前記透明なリア支持部材は環状ファングリルに対して内向きに凹んで、それにより透明なフロント支持部材、透明なリア支持部材及び環状ファングリルにより形成される構造の横断面がダンベル状に成していることを特徴とする請求項２に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記透明なフロント支持部材の中部にファンヘッドの正面を遮蔽する装飾カバーが設けられることを特徴とする請求項３に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記ファンヘッド内にファンモータが取り付けられ、前記ファンモータの出力軸がファンヘッドを貫通して透明な回転部材の回転中心と接続されることを特徴とする請求項１に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記透明な回転部材は内向きに凹んだボウル状又はスムーズなテーパー構造に成すことを特徴とする請求項５に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記環状ファングリルは内輪から外輪に放射する複数のスポークからなり、前記スポークの幅と深さの比率範囲が１／５〜１／３であることを特徴とする請求項１に記載のビジュアル浮上式ファン。
前記環状ファングリルはフロントグリル及びリアグリルにより係合してなることを特徴とする請求項７に記載のビジュアル浮上式ファン。
さらにベース及び前記ベースに支持可能に接続される支持柱を備え、前記ファンヘッドが支持柱の上端に取り付けられることを特徴とする請求項１〜８のいずれか一項に記載のビジュアル浮上式ファン。