JP3229508U - 建物玩具 - Google Patents

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JP3229508U
JP3229508U JP2020004039U JP2020004039U JP3229508U JP 3229508 U JP3229508 U JP 3229508U JP 2020004039 U JP2020004039 U JP 2020004039U JP 2020004039 U JP2020004039 U JP 2020004039U JP 3229508 U JP3229508 U JP 3229508U
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Abstract

【課題】簡易な構成で故障点の少ない照明玩具を備えた建物玩具を提供する。【解決手段】建物玩具は、光源(LED42)と、壁部21に設けられた第一開口部211と、光源からの光を導光する導光部材50と、を有する照明玩具2を備え、導光部材50は、始端51が光源側に配置され、終端52が第一開口部211側に配置され、終端52には、光を第一開口部に反射させる傾斜端面521が形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、建物玩具に関する。
従来から、建物を模した模型玩具が提供されている。模型玩具には、室内灯等の照明器
具を模した照明玩具が配置され、模型玩具の雰囲気をより実際の建物に近づけるようにし
ている。
照明玩具を備えた模型玩具の例として、特許文献1には鉄道用プラットホーム模型が開
示されている。この鉄道用プラットホーム模型は、屋根部とホーム部とを柱模型で接続し
ている。鉄道用プラットホーム模型は、屋根部側に設けられた導体と、この導体から供給
される電力によって発光する発光体を備える。また、鉄道用プラットホーム模型は、発光
体からの光をホーム部側に導く導光板を備える。
特開2011−110071号公報
特許文献1の鉄道用プラットホーム模型では、屋根部に複数の発光体が配置され、遮光
板により一部の領域を覆うことにより、照明を行いたい部分を選択する構成としている。
そのため、照明光として利用されない光が多くなり、発光体を余分に配置させる必要があ
る。
また、特許文献1では発光体として電球やLEDを用いることが例示されている。この
ような発光体を用いる場合、電源部から電力を供給させるための電気的な配線が必要であ
る。しかし、このような光源の構成とすると、発光体の数が多いほど光源とそのソケット
部との間や、ソケット部、電源用スイッチ、電源部と配線との間などに多くの電気的な接
点が生じる。このような接点は、部品の交換等で脱着が繰り返されることにより接触不良
等の故障点となることがある。その結果、玩具全体の故障率が増加してしまうという課題
があった。
本考案は、以上の点に鑑み、簡易な構成で故障点の少ない照明玩具を備えた建物玩具を
提供することを目的とする。
本考案の一つの態様に係る建物玩具は、光源と、壁部に設けられた開口部と、前記光源
からの光を導光する導光部材と、を有する照明玩具を備え、前記導光部材は、始端が前記
光源側に配置され、終端が前記開口部側に配置され、前記終端には、傾斜端面が形成され
る。
上記態様によれば、簡易な構成で故障点の少ない照明玩具を備えた建物玩具を提供する
ことができる。
本考案の実施形態に係る建物玩具の斜視図である。 本考案の実施形態に係る建物玩具の照明玩具を壁部の外面側から見た図である。 本考案の実施形態に係る建物玩具の照明玩具の図2におけるIII−III断面図である。 本考案の実施形態に係る建物玩具の照明玩具の図2における、(a)オン状態を示すIV−IV断面図、及び(b)オフ状態を示すIV−IV断面図である。 本考案の実施形態に係る建物玩具の照明玩具の図2におけるV−V断面図である。
以下、図に基づいて本考案の実施形態を説明する。図1は、建物玩具1の斜視図である
。建物玩具1は、下層部10と上層部20と照明玩具2とを備え、あかりが灯る2階建て
の家屋を模している。下層部10は床部、天井部、及び三枚の壁部11により一つの部屋
10aを形成している。上層部20も床部、天井部、及び三枚の壁部21により一つの部
屋20aを形成している。部屋10aの天井部と部屋20aの床部は一枚の板材31によ
り形成される。遊戯者は、各部屋10a,20aに、形象体や家具玩具等を配置して人形
遊びやまま事遊び等をすることができる。
1階の部屋10aの壁部11の内面11bには、照明器具を模した二つの照明部81が
配置されている。2階の部屋20aの壁部21の内面21bにも、照明器具を模した一つ
の照明部81が配置されている。また、壁部11,21の外面11c,21cには、照明
玩具2が設けられる。
図2は、照明玩具2を壁部21の外面21c側から見た図である。また、図3、図4(
a)、図4(b)及び図5は、図2の照明玩具2の断面図である。図3は、III−II
I断面図であり、図4(a)及び図4(b)は、オン状態を示すIV−IV断面図とオフ
状態を示すIV−IV断面図であり、図5は、V−V断面図である。以下、照明玩具2の
詳細について説明する。
照明玩具2は、光源部40、導光部材50,60、シャッター部70を備える。また、
照明玩具2は、主に図3に示すように、壁部11,21に形成される第二開口部111及
び第一開口部211と、これら第二開口部111及び第一開口部211に対応する照明部
81とを備える。なお、本実施形態の照明玩具2は、壁部11,21の外面11c,21
c側に配置されるが、壁部11,21の内部に配置させてもよい。
光源部40は、電圧源である電源41と光源であるLED42により構成される。本図
では、電源41として電池を用いた例を示しているが、外部から有線により電力供給を受
ける構成としてもよい。また、LED42の代わりに白熱電球、有機EL、蛍光光を利用
した光源等、他の光源を用いてもよい。電源41は、プッシュボタン式のスイッチSWを
介してLED42と直列に接続される。
導光部材50は、1階の壁部11から2階の壁部21に亘って設けられる。導光部材5
0は、全体が略四角柱の長尺棒状に形成される。導光部材50は、透明な固体部材である
。導光部材50の材質として、周囲の空気よりも屈折率の高いプラスチックやガラス等の
透光性のある材料を用いることができる。図3に示す導光部材50の始端51には、導光
部材50の長手方向に向かって略円形に窪んだ凹部511が形成される。凹部511の底
部は、すり鉢状に形成されるが、平坦面としてもよい。LED42の発光体が内装される
発光部421は、凹部511の中に挿入される。また、発光部421は、電源41と接続
する端子422側の外周縁にフランジ部423を有する。LED42は、このフランジ部
423が凹部511の内周縁と係止することにより、導光部材50に対して予め定められ
た位置に固定される。
始端51付近において、壁部11には、略円形の貫通孔である第二開口部111が形成
される。第二開口部111は、図2のように壁部11の外面11c側から見て、LED4
2の発光部421の位置と略重なる位置に設けられる。
図3で、導光部材50の終端52には、傾斜端面521が形成される。傾斜端面521
は、壁部21の反対側を向くように形成される。
図2〜図4に示すように、導光部材50の終端52付近において、壁部21の外面21
c側には、略長方形状に窪んだ凹部212が形成される。凹部212の底面は、平坦に形
成される。また、凹部212の底面には、略円形の貫通孔である第一開口部211が形成
される。第一開口部211は、図2のように壁部21の外面21c側から見て、導光部材
50の傾斜端面521の位置と略重なる位置に設けられる。第一開口部211の内径は、
壁部21の外面21c側から見た場合、傾斜端面521と略内接する大きさで形成される
(不図示)。
シャッター部70は、略長方形の板状に形成される。図4に示すように、シャッター部
70の長手方向の長さは、凹部212の長手方向の長さより短く形成される。シャッター
部70は、長手方向の中央部分が傾斜端面512とずれた位置に配置される。シャッター
部70は、第三開口部71と操作部72を有する。
第三開口部71は、略円形の貫通孔として形成される。第三開口部71の内径は、第一
開口部211の内径と略同じに形成される。操作部72は、シャッター部70の板面から
壁部21の内面21b側(すなわち部屋20a側)に向かって立設する。操作部72は、
壁部21に設けられた略長方形状のスイッチ孔213に貫挿されて、壁部21の内面21
b側から突出する。
シャッター部70は、主に図4に示すように、凹部212の中に係合しており、長手方
向(図4の左右方向)に滑動することができる。このように、シャッター部70は、導光
部材50と、第一開口部211との間に配置される。
壁部11,21の内面11b,21bには、第一開口部211及び第二開口部111の
位置に、照明部81が設けられる(図3参照)。照明部81の照明カバー811は、透光
性のある部材により形成される。また、照明カバー811には、微細な凹凸が形成されて
おり、第一開口部211及び第二開口部111から照明カバー811内に入射してくる光
を拡散透過させることができる。
図2に戻り、導光部材60は、1階の壁部11の外面11cに設けられる。導光部材6
0は、導光部材50と同様に、全体が略四角柱状の長尺棒状に形成される。導光部材60
は、導光部材50と同様の材料により形成される。導光部材60は、導光部材50と異な
る方向に向かって配置される。本図では、二つの導光部材50,60を、略直角となる向
きに配置した例を示している。
導光部材60の始端61は、LED42の発光部421側に配置される。図5に示すよ
うに、導光部材60の始端61の端面611は、導光部材50の始端51側の側面513
と当接するように配置される。
導光部材60の終端62には、傾斜端面621が形成される。傾斜端面621は、壁部
11の反対側を向くように形成される。
壁部11には、第一開口部211と同様の略円形の貫通孔である第四開口部112が形
成される。第四開口部112は、図2のように壁部11の外面11c側から見て、導光部
材60の傾斜端面621の位置と略重なる位置に設けられる。第四開口部112の内径は
、壁部11の外面11c側から見た場合、傾斜端面621と略内接する大きさで形成され
る(不図示)。
図2に戻り、照明玩具2は、導光部材50,60を壁部11,21に対して固定するた
めのカバー部材91,92,93を有する。
導光部材50の始端51側に設けられたカバー部材91は、二つの側板911を有する
。側板911は、壁部11から立設するように形成される。二つの側板911は、導光部
材50の長手方向と略平行となる向きに配置される。導光部材50は、これら二つの側板
911に挟まれ、導光部材50の長手方向に垂直で壁部11と平行な方向(図2の左右方
向)への位置ずれが規制される。
また、カバー部材91は、側板911と垂直方向を向いた二つの側板912を有する。
側板912も、壁部11から立設するように形成される。二つの側板912は、導光部材
60の長手方向と略平行となる向きに配置される。導光部材60は、これら二つの側板9
12に挟まれ、導光部材60の長手方向に垂直で壁部11と平行な方向(図2の上下方向
)の位置ずれが規制される。互いが垂直向きに配置される二つの側板911,912は、
始端51,61側で接続される。
図3及び図5に示すように、側板911,912は、側板911,912と略垂直に天
板913と接続される。カバー部材91が壁部11に対し固定されると、導光部材50,
60の始端51,61は、天板913により壁部11方向へ押えられ、始端51,61の
壁部11から離れる方向への位置ずれが規制される。
導光部材50の終端52側に設けられたカバー部材92は、二つの側板921と、側板
921同士を接続する中板922と、側板921の一方からシャッター部70の中央部分
側へ向けて延設される押え板923とを有する。側板921、中板922及び押え板92
3は、壁部21から立設するように形成される。二つの側板921は、導光部材50の長
手方向と略平行となる向きに設けられる。導光部材50は、これら二つの側板921に挟
まれ、導光部材50の長手方向に垂直で壁部21と平行な方向(図2の左右方向)への位
置ずれが規制される。
また、導光部材50の終端52付近には、二つのブロック状のガイド部94が形成され
る。ガイド部94は、導光部材50の両側部に配置される。二つの側板921は、ガイド
部94により挟まれて、導光部材50の長手方向に垂直で壁部21と平行な方向(図2の
左右方向)への位置ずれが規制される。
図2及び図3に示すように、側板921及び中板922は、側板921及び中板922
と略垂直に天板924と接続される。カバー部材92が壁部21に対し固定されると、導
光部材50の終端52は、天板924より壁部21方向へ押えられ、終端52の壁部21
から離れる方向の位置ずれが規制される。
図2及び図5に示すように、導光部材60の終端62側に設けられたカバー部材93は
、二つの側板931と、側板931同士を接続する中板932を有する。側板931及び
中板932は、壁部11の裏面から立設するように形成される。二つの側板931は、導
光部材60の長手方向と略平行となる向きに設けられる。導光部材60は、これら二つの
側板931に挟まれ、導光部材60の長手方向に垂直で壁部11と平行な方向(図2の上
下方向)への位置ずれが規制される。
また、導光部材60の終端62付近には、二つのブロック状のガイド部95が形成され
る。ガイド部95は、導光部材60の両側部に配置される。二つの側板931は、ガイド
部95により挟まれて、導光部材50の長手方向に垂直で壁部11と平行な方向(図2の
上下方向)への位置ずれが規制される。
図5に示すように、側板931及び中板932は、側板931及び中板932と略垂直
に天板933と接続される。カバー部材93が壁部11に対し固定されると、導光部材6
0の終端62は、天板934により壁部11方向へ押えられ、終端62の壁部11から離
れる方向の位置ずれが規制される。
つぎに、照明玩具2の動作について説明する。遊戯者がスイッチSWをオンに操作する
と、発光部421は光を出射する。本実施形態で用いるLED42は指向性が高くなく、
発光部421から出射された光は各導光部材50,60の内部へ、始端51,61側から
入射する。
まず、導光部材50における光路について説明する。導光部材50に入射した光は、導
光部材50の屈折率が高いため、内面で全反射することにより終端52側へ伝搬する。導
光部材50内を伝搬して終端52へ達した光の一部は、傾斜端面521で反射して第一開
口部211へ向かう。
終端52へ達した光の他の一部は、傾斜端面521から側板921、中板922、天板
924に囲われた空間S(図3参照)に出射される。導光部材50からの光は、傾斜端面
521において屈折して空間Sに出射される。空間Sに出射された光は、側板921、中
板922及び天板924の表面で反射又は拡散反射された後、傾斜端面521に再び入射
し、大部分が第一開口部211へ向かう。
なお、傾斜端面521に微細な凹凸を設ければ、傾斜端面521に達した光を、第一開
口部211へ反射又は空間Sへ透過する際に、拡散させることができる。
ここで、遊戯者は、操作部72をスイッチ孔213の長手方向に動かして、シャッター
部70を滑動させることができる。図4(a)は、第三開口部71と、第一開口部211
との位置を一致させて、シャッター部70をオン状態とした場合を示している。図4(b
)は、第三開口部71と、第一開口部211との位置を一致させないようにずらして、シ
ャッター部70をオフ状態とした場合を示している。遊戯者は、操作部72を操作するこ
とにより、第一開口部211を開閉させることができる。なお、押え板923は、操作部
72を操作する際、シャッター部70が凹部212から外れないように押える機能を有す
る。また、補助板925は、操作部72の操作により押された押え板923が、側板92
1から外れることを防止する。
第一開口部211がオン状態である場合、空間S側から第一開口部211へ向かう光は
、第一開口部211を通過し、照明カバー811を介して壁部21の内面21b側(部屋
20a側)に出射される。なお、照明カバー811に凹凸が設けられていれば、照明カバ
ー811から部屋20a内に出射される光はさらに拡散されて、温かみのある照明器具を
表現することができる。
遊戯者が第一開口部211を図4(b)のオフ状態とさせると、第一開口部211から
出射する光は、遮蔽される。
したがって、照明玩具2は、部屋20a側から見ると、スイッチを有して点灯及び消灯
の切り替えが可能な臨場感のある照明器具を表現することができる。
また、遊戯者は、操作部72を操作して、シャッター部70の板面により第一開口部2
11の一部を遮蔽することができ、第一開口部の遮蔽量を調節できる。そのため、第一開
口部211と第三開口部71とが重なる量に応じて空間Sから出射される光の量を変化さ
せることができる。よって、照明玩具2は、部屋20a側から見ると、無段階調光が可能
なスイッチを有した照明器具を表現することができる。
一方、導光部材50の始端51側には、第二開口部111を開閉させるための部材が設
けられていない。したがって、遊戯者がスイッチSWをオンに操作すると、発光部421
から出射された光は、第二開口部111及び照明カバー811を介して、部屋10a内に
出射される。
つぎに、導光部材60における光路について説明する。スイッチSWが投入されて発光
部421から出射された光の一部は、導光部材60側へ向かう。発光部421からの光は
、導光部材50と同様に、内面で全反射することにより終端62側へ伝搬する。導光部材
60内を伝搬して終端62へ達した光の一部は、傾斜端面621で反射して第四開口部1
12へ向かう。
終端62へ達した光の他の一部は、傾斜端面621から側板931、中板932、天板
933に囲われた空間S(図5参照)に出射される。導光部材60からの光は、傾斜端面
621において屈折して空間Sに出射される。空間Sに出射された光は、側板931、中
板932及び天板933の表面で反射又は拡散反射された後、傾斜端面621に再び入射
し、大部分が第四開口部112へ向かう。
なお、傾斜端面621に微細な凹凸が設ければ、傾斜端面621に達した光を、第四開
口部112へ反射又は空間Sへ透過する際に、拡散させることができる。
導光部材60の終端62側には、第四開口部112を開閉させるための部材が設けられ
ていない。したがって、遊戯者がスイッチSWをオンに操作すると、発光部421から第
四開口部112へ向かった光は、照明カバー811を介して、部屋10a内に出射される
以上、本考案の実施形態を説明したが、本考案は以上の実施形態によって限定されるこ
とはなく、種々の態様で実施することができる。
本実施形態では、照明玩具2がシャッター部70により光を調節可能な第一開口部21
1を一つ設けた例について説明したが、第二開口部111や第四開口部112に対しても
シャッター部を配置させて、各位置の照明部81の点灯及び消灯を個別に切り替え可能な
構成としてもよい。また、図2のLED42側から導光部材50,60と異なる他の方向
に延設させた別の導光部材をさらに設けて、これらの導光部材の終端位置にそれぞれシャ
ッター部70及び第一開口部211を設ける構成としてもよい。こうすることで、部屋1
0a,20a内に配置可能な照明部81をさらに増やすことができる。
また、導光部材50,60の形状は、長尺の略四角柱状としたが、その他の角柱又は円
柱状としてもよいし、湾曲可能な紐状体としてもよい。さらに、照明玩具2は、導光部材
50,60とともに反射ミラーを設けることで導光方向を変化させたり、ハーフミラーを
設けることで一部の光を別の光路へ分割させてもよい。
また、導光部材50,60の終端52,62に設けられた傾斜端面521,621は、
壁部11,21と同じ側に設ける構成としてもよい。さらに、導光部材50,60は、長
手方向の途中の側面に、凹凸、切込みあるいは溝等を設け、内面反射により導光される光
の一部を途中で壁部11,21側へ導光させる構成としてもよい。例えば、壁部11,2
1と反対側の位置に凹凸、切込み、溝等を設けて、壁部11,21には開口部を設ける。
これにより、導光部材50,60の途中の位置においても照明部81を配置させることが
できる。
また、操作部72と第一開口部211は離れた位置に設けてもよい。この場合、光を遮
蔽するシャッター部70は、第一開口部211付近の開口部に設けられる。シャッター部
70は、操作部72とその離れた距離に応じた長さの接続部を介して接続され、操作部7
2の動きと連動して開閉する構成としてもよい。接続部は、剛性を持った板状体や棒状体
により形成してもよいし、柔軟性のあるシートや糸状体により形成してもよく、操作部7
2の開閉動作に応じてシャッター部70を開閉させる機構とすることができる。よって、
照明部81は、壁部11,21以外にも天井等の任意の位置に配置させることができる。
以上のような本考案の実施形態によれば、下記の態様の建物玩具を提供することができ
る。
第1の態様に係る建物玩具は、光源と、壁部に設けられた第一開口部と、前記光源から
の光を導光する導光部材と、を有する照明玩具を備え、前記導光部材は、始端が前記光源
側に配置され、終端が前記開口部側に配置され、前記終端には、傾斜端面が形成される。
この構成によれば、光源から出射された光を用いて、その光源から離れた位置に配置さ
れた照明部に光を導光することができる。また、電気配線に接続された発光点を照明部毎
に直接設ける必要がないため、電気的な接点を減らすことができる。よって、簡易な構成
で故障点の少ない照明玩具を備えた建物玩具構成することができる。
第2の態様に係る建物玩具は、前記開口部を開閉するシャッター部を備える。
この構成によれば、開口部の遮蔽量を調節できるため、照明部から出射される光を無段
階に調光することができる。
第3の態様に係る建物玩具は、前記シャッター部は、前記開口部の開閉を操作する操作
部を有し、前記壁部と前記終端との間に滑動可能に設けられ、前記操作部は、前記壁部に
設けられたスイッチ孔に貫挿され、前記壁部の表側へ突出する。
この構成によれば、建物玩具のスイッチを表現した臨場感のある照明玩具を簡易に構成
することができる。また、電気的に光を無段階に調光する構成にしようとすると、部品点
数が増えて、接点も増えてしまうが、この構成によれば、簡易な構成で故障点が少ない無
段階調光機能を設けることができる。
第4の態様に係る建物玩具は、前記シャッター部を前記壁部の反対側から押さえるカバ
ー部材を備える。
この構成によれば、カバー部材でシャッター部を押さえることにより、安定して開口部
の開閉を操作できる。
第5の態様に係る建物玩具は、前記傾斜端面は、前記開口部の反対側に形成される。
この構成によれば、導光部材の終端から出射される光を、拡散させて光束密度の均一な
光を開口部へ出射させることができる。
第6の態様に係る建物玩具は、前記終端を覆うカバー部材を備える。
この構成によれば、傾斜端面から出射された光がカバー部材の内部を反射又は拡散反射
することにより、第一開口部211へ光を効率よく導光させることができる。
第7の態様に係る建物玩具は、前記カバー部材は、前記開口部と反対側に空間を形成し
ながら前記終端を覆う。
この構成によれば、傾斜端面から出射された光が空間内を反射又は拡散反射することに
より、第一開口部211へ光をさらに効率よく導光させることができる。
第8の態様に係る建物玩具は、前記開口部と前記導光部材を複数備える。
この構成によれば、一つの光源から出射された光を複数の位置に分散しながら導光させ
、少ない光源部品であっても多数の照明部81へ光を供給させることができる。
1 建物玩具 2 照明玩具
10 下層部 10a 部屋
11 壁部 11b 内面
11c 外面 20 上層部
20a 部屋 21 壁部
21b 内面 21c 外面
31 板材
40 光源部 41 電源
42 LED
50 導光部材 51 始端
52 終端 60 導光部材
61 始端 62 終端
70 シャッター部 71 第三開口部
72 操作部 81 照明部
91〜93 カバー部材 94,95 ガイド部
111 第二開口部
112 第四開口部 211 第一開口部
212 凹部 213 スイッチ孔
421 発光部 422 端子
423 フランジ部 511 凹部
512 傾斜端面 513 側面
521 傾斜端面 611 端面
621 傾斜端面 811 照明カバー
911 側板 912 側板
913 天板 921 側板
922 中板 923 押え板
924 天板 931 側板
932 中板 933 天板
934 天板
S 空間 SW スイッチ

Claims (1)

  1. 光源と、壁部に設けられた開口部と、前記光源からの光を導光する導光部材と、
    を有する照明玩具を備え、
    前記導光部材は、始端が前記光源側に配置され、終端が前記開口部側に配置され、
    前記終端には、傾斜端面が形成される、
    ことを特徴とする建物玩具。
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