JP3229234U - マスクの耳掛け紐用留め具及びマスク - Google Patents

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勇一郎 菊池
勇一郎 菊池
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【課題】マスク装着時の呼吸を楽にする耳掛け紐用留め具を提供する。【解決手段】マスクのマスク本体部に設けられた耳掛け紐に取り付ける耳掛け紐用留め具10である。耳掛け紐用留め具10は、中央に胴部10aを備え、胴部10aの長手方向両端に、マスク本体部の左右両端部上下からそれぞれ耳に延びる耳掛け紐の上側紐及び下側紐に取り付ける取付部10bをそれぞれ有している。取付部10bは、自然状態におけるマスク本体部の左右両端部の上下間の長さより短い間隔で形成されている。【選択図】図4

Description

本考案は、マスクの耳掛け紐に用いる留め具、及びそれを用いたマスクに関する。
マスクは、布や不織布などからなるマスク本体部に耳掛け紐を備え、耳掛け紐を耳に掛けて、マスク本体部で口や鼻を前方から被覆する衛生用品である。耳掛け紐は、通常マスク本体部の左右それぞれの端縁にU字状に取り付けられ、それぞれの耳掛け紐を耳に掛けてマスク本体部を保持する。
特開2018−145548号公報
マスクを装着していると、マスク本体部が口等を覆うことから吸気をするに際して抵抗が増加し息苦しさを感じたり、マスクと顔との間に熱がこもり、口の周囲が蒸れたり、夏季には体温の上昇が危惧される。
一方マスクは、花粉や微粒子等を呼吸とともに体内に吸引してしまうことを回避する目的と、例えばくしゃみなどをした際、口から唾が飛散し、周囲に病原菌等をまき散らすことを回避する、他者への配慮を目的として装着することがある。
主に他者へ配慮するためにマスクを装着している場合、口や鼻からの呼気の排出方向にマスク本体部があれば飛沫が周囲へ飛散することを防止でき、十分目的を達していると考えられる。しかし、その場合でも、マスク本体部が口と鼻を覆うことから、息苦しさや暑さ等の問題は解消されなかった。
本考案は、上記課題を解決し、主に周囲への配慮のためマスクを装着しているときは、呼吸を楽にし、かつマスクと顔の間に熱が蓄積されにくくできるマスクの耳掛け紐用留め具及びそれを有するマスクを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案は、マスクの耳掛け紐に取り付ける耳掛け紐用留め具及びそれを有するマスクを次のように構成した。
耳掛け紐用留め具は、マスク本体部の左右両端部上下からそれぞれ耳に延びる耳掛け紐の上側紐及び下側紐に取り付ける取付部をそれぞれ有している。取付部は、自然状態におけるマスク本体部の左右両端部の上下間の長さより短い間隔で設けられている。
マスクは、耳掛け紐に予め留め具を取り付けて構成されている。
本考案によれば、マスクの耳掛け紐を耳に掛けた後、耳掛け紐用留め具の取付部をマスク本体部から延びる耳掛け紐の上側紐及び下側紐に掛けることにより、マスク本体部から耳に延びる耳掛け紐の上下の間隔が狭められ、マスクの形状を立体的にし、且つ、マスク本体部の左右両側において空間がマスク本体部と顔との間に形成される。
これにより、マスクと顔との密着が緩和され、マスクと顔との間に熱が蓄積されることを抑止でき、且つ、口や鼻を通るゆっくりとした流れの息はマスク本体部を通過するとともにマスクの側方に形成された空間も通ることとなり、空間を通る分呼吸が楽になる。一方くしゃみや咳などをした際の強く速い息は、口及び鼻の前面を覆っているマスク本体部の内部を通過するので、マスク本体部で濾過され、これらによる唾の飛散等は十分に防止できる。
本考案にかかる一実施形態のマスクを示す斜視図 本考案にかかる一実施形態の耳掛け紐用留め具を示す斜視図 同耳掛け紐用留め具を示す正面図 同耳掛け紐用留め具を示す側面図 同マスクの使用例を示す斜視図
本考案にかかる一実施形態のマスクの耳掛け紐用留め具及びマスクについて説明する。図1に、マスクの耳掛け紐用留め具(以下「留め具」とする)10を備えたマスク12を示す。
マスク12は、マスク本体部14と耳掛け紐16とを備え、耳掛け紐16に留め具10が取り付けられている。マスク本体部14は、上縁14aと下縁14bと右側縁14cと左側縁14dとを備えた、概ね長方形状で、布もしくは不織布等から形成されている。マスク本体部14の右側縁14cと左側縁14dには、それぞれ耳掛け紐16が取り付けられている。
耳掛け紐16は、適度な弾性を有する例えばゴム紐等からなり、マスク本体部14の右側縁14cには右耳掛け紐16cが、マスク本体部14の左側縁14dには左耳掛け紐16dが取り付けられている。
右耳掛け紐16cは、右側縁14cの上端部に一端が取り付けられ、下端部に右耳掛け紐16cの他端が取り付けられ、マスク本体部14の右側縁14cを含めて環状に形成されている。
左耳掛け紐16dは、左側縁14dに、右耳掛け紐16cと同様に取り付けられている。耳掛け紐16は、適度な長さと張力とを有し、右耳掛け紐16c及び左耳掛け紐16dをそれぞれ耳の後ろに掛け、マスク12を顔に装着したとき、マスク本体部14を適度な張力で顔に密着させる。
尚、耳掛け紐16は、ゴム紐が好ましいが、適度な伸縮性を備えるか、あるいは長さが調整可能であればゴム製でなくともよい。また、マスク12は、マスク本体部14と耳掛け紐16が別体でなく、マスク本体部14と耳掛け紐16が一体で形成されているものでもよい。
留め具10を、図2に示す。留め具10は、10〜15mm程度の長さと5mm程度の横幅を有する形状で、全体が基本的に合成樹脂材料で形成されている。留め具10は、中央に胴部10aを備え、胴部10aの長手方向両端に、取付部としての挟み込み部10bを備えている。胴部10aと挟み込み部10bとは、概ね滑らかに連続して形成されている。
図3に留め具10の正面図を、図4に留め具10の側面図を示す。留め具10は、図3に示すように、長手方向に沿ってほぼ同一の横幅を備えている。胴部10aと挟み込み部10bとの間には、図4に示すように適度な段差が設けられている。挟み込み部10bは、ほぼ円形の外形を有し、それぞれの内部に切込み13が設けられている。
次に、切込み13について詳しく説明する。切込み13は、図3、図4に示すように、留め具10の同一の側面に開口部13aを有し、開口部13aからそれぞれ、他方の開口部13aに対して遠ざかる方向に斜めにほぼ平行な隙間が延び、隙間の先に保持部13bが設けられている。
開口部13aは、留め具10の胴部10aの湾曲した面と挟み込み部10bの外周部から庇状に延びる突片15との間に開口し、留め具10の長手方向に対して直交する方向に一直線状に開口している。
保持部13bは、適度な直径の筒状の孔で、挟み込み部10bの外形とほぼ同心円状の位置に形成されている。2つの保持部13bは、自然状態におけるマスク本体部14の左右両側縁に取り付けられている上下の耳掛け紐16の間隔より狭い間隔で設けられている。そして、それぞれの切込み13は、胴部10aの中心を挟んで対称となる形に設けられている。
このように切込み13は、滑らかな曲面に形成された胴部10aと突片15との間で外方に広がった開口部13aを備え、そして、開口部13aが徐々に狭まり、ほぼ一定の幅の隙間となり、その後、円筒状の保持部13bに至るように形成されている。
したがって留め具10は、開口部13aを通してマスク12の耳掛け紐16を切込み13に容易に挿入でき、そして、開口部13aから耳掛け紐16を保持部13bに保持させると、耳掛け紐16が保持部13bから容易に外れないようになる。更に、上下の耳掛け紐16を留め具10のそれぞれの切込み13に掛けるとマスク本体部14の左右両側縁が留め具10により上下に引き寄せられ、マスク本体部14がほぼ中央で屈曲される。
次に、留め具10をマスク12に用いた例について説明する。
マスク12の左右の耳掛け紐16の上側の紐には、図1に示すように、留め具10の一方の挟み込み部10bが差し入れられている。すなわち、マスク12には、留め具10が予め耳掛け紐16に取り付けられている。この状態で左右の耳掛け紐16をそれぞれ耳に掛けることにより、マスク12は通常通り顔に装着され、マスク本体部14が口と鼻を覆い、呼吸時には微粒子等を濾過し、咳やくしゃみに対しては唾等の飛散を防止する。
そして、マスク12によって微粒子の吸引を防止するより他者への配慮が重要視される状態になった場合では、留め具10の他方の挟み込み部10bの切込み13を下側の耳掛け紐16に係合させる。留め具10が耳掛け紐16の上下に掛けられた状態を図5に示す。すると、マスク本体部14の上下の耳掛け紐16の間隔が狭められ、これによりマスク12の形状を立体的にし、マスク12と顔との密着が緩和されるとともに、マスク本体部14の左右の端縁が屈曲し、マスク本体部14の側方に、概ね三角形の空間20が顔との間に形成される。
これにより、マスク12の内側に熱が溜まることを抑止でき、又、通常のゆっくりした呼吸時には主にマスク本体部14の両端に形成された空間20を息が通り、楽に呼吸を行うことができる。一方咳やくしゃみをした場合、マスク本体部14が口と鼻の前方に位置しているので、口や鼻からのくしゃみ、咳などの強く速い息はマスク本体部14を通過し、マスク本体部14で濾過することができる。したがって、留め具10により顔とマスク12との間に空間20が形成されていても、他者への問題を生じさせない。
このように本考案のマスクの耳掛け紐用留め具によれば、マスク12を通常に使用することに加え、必要に応じてマスク12を立体的な形状にし、マスク12の左右両端部に空間20を形成して、咳やくしゃみなどを濾過する機能は保持しつつ、空間20を通して呼吸を楽にし、熱の蓄積を抑止することができる。又、留め具10は、滑らかに連続した外形を有していることから、違和感や皮膚等に損傷等を与えることがない。
尚、上記例では、留め具10を予め一方の耳掛け紐16に取り付けていたが、留め具10は、予めマスク12に取り付けていなくてもよい。留め具10を予めマスク12に取り付けていない場合は、留め具10を所持し、必要に応じてマスク12の上下の耳掛け紐16に留め具10の切込み13をそれぞれ取り付けるようにする。
又、留め具10は、合成樹脂製としたが、本考案の留め具10の材質は、合成樹脂に限るものではなく、耳掛け紐16の上下の間隔を狭められれば、紐、布、金属その他でもよい。また、留め具10の外観は、装着しているのが目立たない色(透明を含む)であっても、逆に目立つ色であってもよく、更に、留め具10にキャラクターその他の装飾を付け加えてもよい。
切込み13は、上記例の形状に限るものではなく、耳掛け紐16に取り付けられれば、かぎ状その他の形状であってもよい。切込み13等は、それぞれ留め具10の同一の側面でなく、対向する面に設けられていてもよい。
又、留め具10は、2つの挟み込み部10bの一方の切込み13の隙間幅を狭くし、切込み13の隙間幅を狭くした側の挟み込み部10bを耳掛け紐16に予め掛けるようにし、留め具10を耳掛け紐16から脱落しにくくしてもよい。更に、留め具10は、切込み13でなく、一方の挟み込み部10bに貫通孔を設け、貫通孔に耳掛け紐16を予め通しておき、留め具10を脱落しないようにしてもよい。
本考案は、衛生用マスクに用いられる。
10…留め具、10a…胴部、10b…挟み込み部、12…マスク、13…切込み、13a…開口部、13b…保持部、14…マスク本体部、14c…右側縁、14d…左側縁、15…突片、16…耳掛け紐、20…空間。

Claims (5)

  1. マスクのマスク本体部に設けられた耳掛け紐に取り付ける留め具であり、
    前記マスク本体部の左右両端部上下からそれぞれ耳に延びる前記耳掛け紐の上側紐及び下側紐に取り付ける取付部をそれぞれ有し、
    前記取付部は、自然状態における前記マスク本体部の前記左右両端部の上下間の長さより短い間隔であるマスクの耳掛け紐用留め具。
  2. 前記取付部は、前記耳掛け紐を取り付ける切込みを備えている請求項1に記載の耳掛け紐用留め具。
  3. 前記切込みは、前記切込みの開口部から、他方の開口部に対して遠ざかる方向に延びている請求項2に記載の耳掛け紐用留め具。
  4. 前記耳掛け紐用留め具は、合成樹脂製である請求項1〜3のいずれか1項に記載の耳掛け紐用留め具。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の耳掛け紐用留め具を、前記耳掛け紐に備えたマスク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102232316B1 (ko) * 2020-07-25 2021-03-25 박동열 마스크용 걸이밴드 결속부재
KR20230142297A (ko) * 2022-04-01 2023-10-11 김풍세 다용도 마스크 클립.

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