JP3228639U - 住宅 - Google Patents

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栄和 小林
栄和 小林
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Abstract

【課題】少人数世帯向けの一戸建て住宅を安価に提供する。【解決手段】住宅10は、床面が長方形であり、玄関ドア21と、玄関ホール34と、トイレ33と、シューズインクローゼット32とを含み、壁芯面積が9.7平方メートル以上、10平方メートル以下である規格化された玄関ユニット31と、床面の寸法が玄関ユニットと同じ寸法である台所ユニット51と、床面が長方形である浴室ユニット41と、床面が長方形である1個以上の居室61、62とが廊下を介さずに接続され、全体の壁芯面積が玄関ユニットの壁芯面積の5倍から7倍の平屋建てである。ユニットの規格化により設計および施工のコストを低減できる。【選択図】図6

Description

本考案は、住宅に関する。
複数階建ての建物において、建物の長手方向と略直交する向きに階段を配置する狭小建物が提案されている(特許文献1)。都市部の住宅密集地に存在する狭くて細長い土地を、効率よく活用して住空間を確保できる。
特開2019−120030号公報
郊外においては、都市部に比べると土地の価格は大幅に安価である上に、相続等により土地を取得できる場合もある。そのため、都市部に比べると建物自体の建築コストが占める割合が大きくなる。
さらに郊外においては、経済的な余裕が比較的少ない一人親家庭、老夫婦および単身等の少人数世帯であっても、マンション、アパート等の集合住宅ではなく一戸建て住宅に居住したいというニーズが多い。
一つの側面では、少人数世帯向けの一戸建て住宅を安価に提供することを目的とする。
住宅は、床面が長方形であり、玄関ドアと、玄関ホールと、トイレと、シューズインクローゼットとを含み、壁芯面積が9.7平方メートル以上、10平方メートル以下である規格化された玄関ユニットと、床面の寸法が前記玄関ユニットと同じ寸法である台所ユニットと、床面が長方形である浴室ユニットと、床面が長方形である1個以上の居室とが廊下を介さずに接続されており、全体の壁芯面積が前記玄関ユニットの壁芯面積の5倍から7倍の平屋建てである。
一つの側面では、少人数世帯向けの一戸建て住宅を安価に提供できる。
住宅の正面図である。 住宅の背面図である。 住宅の左側面図である。 住宅の右側面図である。 住宅の外観参考図である。 住宅の間取図である。 実施の形態2の住宅の間取図である。 実施の形態3の住宅の間取図である。 実施の形態4の住宅の間取図である。 実施の形態5の住宅の間取図である。 実施の形態6の住宅の間取図である。 実施の形態6の変形例の住宅の間取図である。 玄関ユニットの変形例を説明する説明図である。
[実施の形態1]
図1は、住宅10の正面図である。図2は、住宅10の背面図である。図3は、住宅10の左側面図である。図4は、住宅10の右側面図である。図1は南側から、図2は北側から、図3は西側から、図4は東側からそれぞれ住宅10を見た状態を示す。図5は、住宅10の外観参考図である。図5は、後述するデッキ柵17および玄関ドア21の形状が図1の正面図とは異なる変形例を示す。
住宅10は、平面視で略長方形の平屋建てであり、敷地の南側が前面道路に面している。住宅10の四方は、前側壁11、後側壁12、左側壁13および右側壁14の4枚の外壁により囲まれている。屋根15は南北に勾配を有する切妻屋根であり、左側壁13および右側壁14は妻壁を有する。
前側壁11には、横線で示すアクセントが設けられている。前側壁11の一部が窪ませてあり、窪んだ場所に玄関ドア21が設けられている。玄関ドア21の南側に玄関ポーチ24が配置されている。玄関ポーチ24の端に、1段の階段22が設けられている。前側壁11の西側に掃出窓231が設けられている。掃出窓231の南側にウッドデッキ16が設けられている。
なお、外壁に設けられる給排気口および換気口等については、図示を省略する。これらは、換気扇等の住宅設備および間取りに基づいて適宜配置される。
図6は、住宅10の間取図である。方位記号で示すように、図6においては上が北を示す。住宅10は、いわゆる1LDK(Living Dining Kitchen)である。住宅10は、実線で囲んだ玄関ユニット31、破線で囲んだ浴室ユニット41と、一点鎖線で囲んだ台所ユニット51と、リビングダイニング61と、洋室62とを含む。
台所ユニット51は、住宅10の北西側に配置されている。浴室ユニット41は住宅10の北東側に配置されている。玄関ユニット31は、住宅10の南東側に配置されている。玄関ユニット31と浴室ユニット41との間に、洋室62が配置されている。台所ユニット51の南側、かつ洋室62および玄関ユニット31の西側に、リビングダイニング61が配置されている。
台所ユニット51と浴室ユニット41との間にドアが設けられている。リビングダイニング61には、玄関ユニット31につながるドアと、洋室62につながるドアとが設けられている。すなわち、玄関ユニット31、台所ユニット51、および洋室62は、それぞれリビングダイニング61に直接接続されている。なお、リビングダイニング61および洋室62は、居室の例示である。
リビングダイニング61の南側に前述のウッドデッキ16が配置されている。ウッドデッキ16の床面は、縦横比が約1:2の長方形である。具体的には、ウッドデッキ16は奥行き約1820ミリメートル、幅約3640ミリメートルである。ウッドデッキ16は、室内の床の高さよりもわずかに低い程度であり、4本のデッキ脚18により支えられている。居住者は、掃出窓231を通ってウッドデッキ16に出入りできる。
左側壁13および右側壁14は、前側壁11よりも南側に突出する突出壁19を備える。突出壁19の突出長は、ウッドデッキ16の奥行きの約半分、すなわち約910ミリメートルである。図3および図4に示すように、突出壁19は左側壁13および右側壁14と一体であり、上部は屋根15に連結している。図5に示すように、屋根15の端は、ウッドデッキ16の床面の約3分の2以上を覆う庇を形成する。
ウッドデッキ16の縁に、デッキ柵17が設けられている。デッキ柵17は、左側壁13に連続する突出壁19の端部から南向きに延び、ウッドデッキ16の南側の縁を通って東側の縁の半分までの場所に設けられている。すなわち、ウッドデッキ16のうち、玄関ドア21に近い部分にはデッキ柵17が設けられていない。したがって屋内を通らずに、玄関ポーチ24からウッドデッキ16に直接入ることが可能である。
デッキ柵17の形状は、幼児の有無等の家族構成、デザイン上の好み、および、前面道路の通行量等に基づいて、適宜決定できる。玄関ドア21の形状は、住人の利き手およびデザイン上の好み当に基づいて適宜決定できる。前述のとおり、図5においてはデッキ柵17および玄関ドア21の形状が図1の正面図とは異なる変形例を示す。
突出壁19および屋根15に一部が覆われているため、ウッドデッキ16は半室内的な空間になる。気候の良い時期であれば、掃出窓231を開け放つことにより、ウッドデッキ16とリビングダイニング61とを一体にして活用できる。
玄関ユニット31は、前述の玄関ドア21および玄関ポーチ24の一部に加えて、シューズインクローゼット32、トイレ33および玄関ホール34を含む。シューズインクローゼット32およびトイレ33には、それぞれ窓23が設けられている。
玄関ユニット31の床面は、縦横比が約4:3であり、長辺方向を東西に向けた長方形である。具体的には、玄関ユニット31の壁芯寸法は、縦約2730ミリメートル、横約3640ミリメートルであり、いわゆる6畳間相当の広さである。玄関ポーチ24の一部を含んだ玄関ユニット31の壁芯面積は約9.9平方メートルである。なお、実際の建築物においては図面に対して数パーセントの誤差が発生する可能性が存在することは、技術常識である。
台所ユニット51の床面は、玄関ユニット31の床面とほぼ同一寸法であり、長辺方向を東西に向けて配置されている。台所ユニット51は、システムキッチン52、パントリー53および床下収納庫54を含む。システムキッチン52は、隣接するリビングダイニング61に居る人と会話をしながら作業を行なえる対面型であり、台所ユニット51の南側の部分に配置されている。システムキッチン52の東側は、台所ユニット51とリビングダイニング61との間の通路になっている。台所ユニット51の北面および西面には、窓23が設けられている。
浴室ユニット41の床面は、縦横比が約1:2であり、長辺方向を東西に向けた長方形である。浴室ユニット41の長辺と、玄関ユニット31の長辺とはほぼ同一長さである。具体的には、浴室ユニット41の壁芯寸法は、縦約1820ミリメートル、横約3640ミリメートルである。浴室ユニット41は、長さ方向に2分割して西側に洗面所を、東側に浴室42をそれぞれ有する。
リビングダイニング61の床面は、縦横比が約2:3であり、長辺方向を南北に向けた長方形である。リビングダイニング61の短辺と、玄関ユニット31および台所ユニット51の長辺とは、ほぼ同一長さである。具体的には、リビングダイニング61の壁芯寸法は、縦約5460ミリメートル、横約3640ミリメートルである。
リビングダイニング61の北西側の隅に、スタディカウンター67が設けられている。スタディカウンター67は、たとえば学習机または書斎机の代わりに使用できる。リビングダイニング61には、前述の掃出窓231に加えて西向きに2個の窓23が設けられている。
洋室62の床面は玄関ユニット31の床面とほぼ同一寸法である。洋室62には、2個の窓23が設けられている。洋室62と浴室ユニット41との間に、クローゼットおよび棚等の収納スペースが設けられている。収納スペースの縦横比は約1:4である。具体的には、縦約910ミリメートル、横約3640ミリメートルである。
玄関ユニット31、浴室ユニット41、台所ユニット51、リビングダイニング61および洋室62は、廊下を介さずに接続されている。なお、リビングダイニング61および洋室62は、居室の例示である。
なお、図6に示す間取図は例示である。たとえば、玄関ホール34と洋室62との間の壁にドアが設けられていてもよい。ドアの代わりに引き戸が使用されてもよい。洋室62が和室であってもよい。リビングダイニング61の代わりに、洋室62と同程度の寸法の居室が2つ配置されていてもよい。パントリー53および床下収納庫54を設けなくてもよい。
本実施の形態によると、屋根15の寸法が東西に約8.2メートル、南北に約10.6メートルである平屋住宅を提供できる。住宅10の壁芯面積は約58平方メートルであり、玄関ユニット31の壁芯面積の約5.8倍である。住宅10の壁内面積は約56平方メートル、すなわち約17坪である。
東西に約9メートル、南北に約12メートルの長方形であり、南側に前面道路を有する土地があれば、隣接する敷地との間の距離を十分に確保して実施の形態の住宅10を建設できる。平屋であるため、2階建て、3階建てに比べて低コストかつ短工期で住宅10を建設できる。シンプルな切妻屋根であるため、雨漏り等のトラブルが発生しにくい住宅10を実現できる。
本実施の形態によると、屋内を通らずに玄関ポーチ24からウッドデッキ16に直接入れるため、ウッドデッキ16を縁側のような半公共的な場所に利用できる。
浴室ユニット41および台所ユニット51の設計を様々な設計プランで共通に利用することにより、短い期間で注文住宅の設計および施工を行なえる。そのため、設計および施工のコストを低減できる。さらに住宅設備機器および建材を共通化することにより、材料コストを低減できる。
なお、玄関ドア21は前面道路の向きに合わせて配置する必要があるため、玄関ユニット31については、あらかじめ用意された複数の設計から適切なものが選択される。以後の実施の形態で、種々の設計プラン例を説明する。
[実施の形態2]
本実施の形態は、ウッドデッキ16の両側に突出壁19を備える住宅10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図7は、実施の形態2の住宅10の間取図である。本実施の形態の住宅10は、玄関ポーチ24のリビングダイニング61側の壁に連続する3枚目の突出壁19を備える。したがって、ウッドデッキ16の両側に突出壁19が設けられている。
デッキ柵17は、一方の突出壁19の端部と、他方の突出壁19の端部とを繋ぐように設けられている。
本実施の形態によると、ウッドデッキ16の両側に突出壁19が設けられているため、さらに屋内に近い環境のウッドデッキ16を実現できる。玄関ポーチ24からウッドデッキ16が見えにくいため、玄関で来客に応対している最中であってもウッドデッキ16およびリビングダイニング61のプライバシーが守られる住宅10を提供できる。さらに、玄関ポーチ24からリビングダイニング61に直接入れないため、防犯面で安心感のある住宅10を提供できる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、北側に玄関ドア21を備える住宅10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図8は、実施の形態3の住宅10の間取図である。本実施の形態の住宅10の敷地は、北側が前面道路に面している。
本実施の形態においては、北側から順に玄関ユニット31、浴室ユニット41および和室63が配置されている。和室63と浴室ユニット41との間に、押し入れおよび棚等の収納スペースが設けられている。浴室ユニット41は、窓23および出入口の配置を除いて実施の形態1から3と同一の構成である。なお、和室63は居室の例示である。
玄関ユニット31は、実施の形態1の玄関ユニット31とほぼ南北に対称の形状であり、北側に玄関ドア21、玄関ポーチ24および階段22を備える。玄関ホール34は引き戸を介して台所ユニット51に連結している。リビングダイニング61には、洗面所43につながる引き戸と、和室63につながる引き戸とが設けられている。
リビングダイニング61と和室63との南側に、ウッドデッキ16が配置されている。リビングダイニング61にも、和室63にも、掃出窓231が設けられている。ウッドデッキ16の両側に、左側壁13および右側壁14にそれぞれ連続する突出壁19が配置されている。
本実施の形態によると、前面道路が北側に存在する土地に適した住宅10を提供できる。気候の良い時期であれば、掃出窓231を開け放つことにより、リビングダイニング61および和室63の一方または両方と、ウッドデッキ16とを一体にして活用できる。
[実施の形態4]
本実施の形態は、東側に玄関ドア21を備える住宅10に関する。実施の形態3と共通する部分については、説明を省略する。
図9は、実施の形態4の住宅10の間取図である。本実施の形態の住宅10の敷地は、東側が前面道路に面している。
本実施の形態の玄関ユニット31は、東側に玄関ドア21、玄関ポーチ24および階段22を備える。玄関ドア21は、玄関ユニット31の短辺側に設けられており、玄関ホール34はほぼ正方形であるが、玄関ユニット31全体の寸法は実施の形態1から実施の形態3と同一である。すなわち、玄関ユニット31の外寸および構成要素は規格化されている。
本実施の形態においては、スタディカウンター67が実施の形態3よりも短く、左側壁13に設けた窓23の数も少ない。スタディカウンター67のサイズは、家族構成等に応じて適宜決定できる。窓23の配置は、隣接する土地の状態等により適宜決定できる。スタディカウンター67の寸法および窓23の配置は、図8と同様であってもよい。
本実施の形態によると、玄関ユニット31を変更するだけで、実施の形態3の住宅10の設計を前面道路が東側に存在する敷地向けの住宅10の設計に変更できる。
[実施の形態5]
本実施の形態は、2LDKの住宅10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図10は、実施の形態5の住宅10の間取図である。敷地の南側が前面道路に面しており、玄関ユニット31は南側に玄関ドア21を有する。本実施の形態の玄関ユニット31は、実施の形態1の玄関ユニット31と東西にほぼ対称な形状である。
玄関ユニット31の東側にリビングダイニング61が配置されている。リビングダイニング61の北側に台所ユニット51および浴室ユニット41が順に配置されている。玄関ユニット31の北側に和室63および洋室62が順に配置されている。
リビングダイニング61には、玄関ユニット31につながるドアが設けられている。リビングダイニング61と台所ユニット51との境界部には、和室63につながる引き戸が設けられている。台所ユニット51には、洋室62につながるドアと、浴室ユニット41につながる引き戸とが設けられている。
洋室62および和室63の床面は、玄関ユニット31の床面とほぼ同一寸法である。洋室62には、2個の窓23が設けられている。和室63には1個の窓23が設けられている。洋室62と和室63との間に、クローゼットおよび押し入れ等の収納スペースが設けられている。収納スペースの縦横比は約1:4である。具体的には、縦約910ミリメートル、横約3640ミリメートルである。
リビングダイニング61の床面は、縦横比が約5:3の長方形である。リビングダイニング61の短辺と、玄関ユニット31および台所ユニット51の長辺とは、ほぼ同一長さである。具体的には、リビングダイニング61の壁芯寸法は、縦約4550ミリメートル、横約3640ミリメートルである。
リビングダイニング61の南側にウッドデッキ16が配置されている。ウッドデッキ16の床面は、縦横比が約1:2の長方形である。具体的には、ウッドデッキ16は奥行き約1820ミリメートル、幅約3640ミリメートルである。
デッキ柵17は、右側壁14に連続する突出壁19の端部から南向きに延び、ウッドデッキ16の南側の縁を通って西側の縁の半分までの場所に設けられている。すなわち、ウッドデッキ16のうち、玄関ドア21に近い部分にはデッキ柵17が設けられていない。したがって、玄関を通らずにウッドデッキ16に直接上がることが可能である。
本実施の形態によると、屋根15の寸法が東西に約8.2メートル、南北に約11.5メートルである平屋住宅を提供できる。住宅10の壁芯面積は約64.6平方メートルであり、玄関ユニット31の壁芯面積の約6.5倍である。住宅10の壁内面積は約62平方メートル、すなわち約19坪である。
[実施の形態6]
本実施の形態は、屋根15付きの車庫68を備える2LDKの住宅10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図11は、実施の形態6の住宅10の間取図である。本実施の形態の住宅10においては、図6を使用して説明した実施の形態1と同様に、北東側に浴室ユニット41が配置されている。玄関ユニット31は、収納スペースを挟んで浴室ユニット41の南側に配置されている。玄関ユニット31の南側は車庫68になっている。右側壁14の一部に、開口部である車庫68への出入口69が設けられている。出入口69は、車両から出た排ガスを排出する換気口の機能も果たす。
玄関ユニット31と車庫68との西側に、リビングダイニング61が配置されている。リビングダイニング61の北側に台所ユニット51が、リビングダイニング61の西側に洋室62および和室63が配置されている。リビングダイニング61には、玄関ユニット31につながる引き戸と、洋室62につながるドアと、和室63につながる引き戸が設けられている。
リビングダイニング61と和室63との南側に、ウッドデッキ16が配置されている。リビングダイニング61にも、和室63にも、掃出窓231が設けられている。ウッドデッキ16の両側に突出壁19が設けられている。一方の突出壁19は、左側壁13に連続している。他方の突出壁19は、玄関ポーチ24のリビングダイニング61側に配置された中間壁25に連続している。デッキ柵17は、一方の突出壁19の端部と、他方の突出壁19の端部とを繋ぐように設けられている。
洋室62および和室63には、それぞれ窓23が設けられている。洋室62の北側に、クローゼット等の収納スペースが設けられている。洋室62と和室63との間にも、クローゼットおよび押し入れ等の収納スペースが設けられている。
洋室62の床面は、玄関ユニット31の床面とほぼ同一寸法である。洋室62の長辺と、玄関ユニット31の短辺とが平行に配置されている。和室63の縦横比は約1:1である。具体的には、和室63は一辺が約2730ミリメートルの正方形である洋室62の北側および南側に配置された収納スペースの縦横比は約1:3である。具体的には、縦約910ミリメートル、横約2730ミリメートルである。
図示を省略するが、屋根15は南北に勾配を有する切妻屋根であり、左側壁13および右側壁14は妻壁を有する。屋根15は、ウッドデッキ16の一部および車庫68の一部を覆う。
本実施の形態によると、屋根15の寸法が東西に約11メートル、南北に約10メートルである平屋住宅を提供できる。車庫68を除いた住宅10の壁芯面積は約70平方メートルであり、玄関ユニット31の壁芯面積の約7倍である。
本実施の形態によると、雨の日でも傘を使わずに車に乗り降りできる屋根付きの車庫68を有する住宅10を提供できる。
[変形例]
図12は、実施の形態6の変形例の住宅10の間取図である。本変形例の住宅10は、洋室62および和室63が存在しない。屋根15の寸法は、実施の形態1と同様に東西に約8.2メートル、南北に約10.6メートルである。本変形例によると、図6を使用して説明した実施の形態1と同様の土地に建設可能である、屋根付きの車庫68を備える住宅10を提供できる。
実施の形態1から実施の形態5の住宅10についても、本実施の形態と同様に追加の居室または屋根付きの車庫68を設ける設計変更が可能である。規格化された玄関ユニット31と、共通の浴室ユニット41および台所ユニット51とを活用しながら、敷地の広さおよび施主のニーズに応じた住宅10を設計し、提供できる。
[実施の形態7]
本実施の形態は、規格化された玄関ユニット31のバリエーションに関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図13は、玄関ユニット31の変形例を説明する説明図である。図13Aは、北側に玄関ドア21を配置した玄関ユニット31を示す。図8を使用して説明した実施の形態4の玄関ユニット31との相違は、玄関ユニット31の短辺側に玄関ドア21が配置されていることである。
図13Bは、南側に玄関ドア21を配置した玄関ユニット31を示す。図6を使用して説明した実施の形態1の玄関ユニット31との相違は、玄関ユニット31の短辺側に玄関ドア21が配置されていることである。
図13A、図13Bとも、図9を使用して説明した実施の形態5の玄関ユニット31と同様に、玄関ホール34はほぼ正方形である。玄関ユニット31全体の寸法は実施の形態1と同一である。
以上に説明したように、玄関ドア21の配置が異なる複数の玄関ユニット31から、前面道路の向きおよび敷地の形状に応じた玄関ユニット31を適宜選択することで、適切な住宅10を設計できる。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した意味では無く、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 住宅
11 前側壁
12 後側壁
13 左側壁
14 右側壁
15 屋根
16 ウッドデッキ
17 デッキ柵
18 デッキ脚
19 突出壁
21 玄関ドア
22 階段
23 窓
231 掃出窓
24 玄関ポーチ
25 中間壁
31 玄関ユニット
32 シューズインクローゼット
33 トイレ
34 玄関ホール
41 浴室ユニット
42 浴室
43 洗面所
51 台所ユニット
52 システムキッチン
53 パントリー
54 床下収納庫
61 リビングダイニング(居室)
62 洋室(居室)
63 和室(居室)
67 スタディカウンター
68 車庫
69 出入口

Claims (5)

  1. 床面が長方形であり、玄関ドアと、玄関ホールと、トイレと、シューズインクローゼットとを含み、壁芯面積が9.7平方メートル以上、10平方メートル以下である規格化された玄関ユニットと、
    床面の寸法が前記玄関ユニットと同じ寸法である台所ユニットと、
    床面が長方形である浴室ユニットと、
    床面が長方形である1個以上の居室とが廊下を介さずに接続されており、
    全体の壁芯面積が前記玄関ユニットの壁芯面積の5倍から7倍である平屋建ての
    住宅。
  2. 前記玄関ユニットは床面の縦横比が4:3であり、
    前記浴室ユニットは、床面の縦横比が1:2であり、長辺の長さが前記玄関ユニットの長辺の長さと同一である
    請求項1に記載の住宅。
  3. 前記居室は、長辺または短辺の長さが前記玄関ユニットの長辺の長さと同一である
    請求項1または請求項2に記載の住宅。
  4. 前記居室の南側に配置されたウッドデッキと、
    前記ウッドデッキの東側および西側に設けられており、前記ウッドデッキの床面から庇までの高さを有する突出壁とを備え、
    前記突出壁の少なくとも一方は、住宅の西側または東側の外壁と一体である
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の住宅。
  5. 前記庇は、前記ウッドデッキの床面の3分の2以上を覆い、
    前記突出壁は、南側への突出長が相互に同一である
    請求項4に記載の住宅。
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