JP3228504U - 対話補助具 - Google Patents

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【課題】聴覚障害者との対話をスムーズに行うことができる対話補助具を提供する。【解決手段】対話補助具1は、健常者であるホストHに装着される装着具2と、画面31とホストHの音声を認識して画面に文字データとして表示する音声入力プログラム33とを有するスマートフォン30を、聴覚障害者であるゲストに向けた姿勢で装着具に取り付ける取付具4と、を有する。ゲストは、画面31に表示された文字データを確認することによりホストの話す内容を理解することができる。【選択図】図2

Description

本考案は、対話補助具、特に、難聴者、中途失聴者および高齢者に代表される聴覚障害者との円滑な対話を実現するための対話補助具に関する。
例えば、特許文献1には、広告や告知等の情報発信を行うための情報発信端末であるスマートフォンを取り付けた帽子が記載されている。
実用新案登録第3222834号公報
しかしながら、特許文献1に記載の帽子では、周囲の人へ一方的に情報を発信するだけであり、装着者であるホストと周囲にいるゲストとの相互通行のコミュニケーションを図ることが困難である。
本考案の目的は、相互通行のコミュニケーション、特に、難聴者、中途失聴者および高齢者に代表される聴覚障害者に音声を通じて内容を正確に伝え、当該聴覚障害者との円滑な対話を実現可能な対話補助具を提供することにある。
前記目的は、以下(1)〜(4)の本考案により達成される。
(1) ホストに装着される装着具と、
画像表示部と、前記ホストの音声を認識して前記画像表示部に文字データとして表示する音声入力プログラムと、を有する画像表示端末を、聴覚障害者であるゲストに向けた姿勢で前記装着具に取り付ける取付具と、を有することを特徴とする対話補助具。
(2) 前記画像表示部に表示された前記文字データによって、前記ゲストに前記ホストの話しを理解させる上記(1)に記載の対話補助具。
(3) 前記装着具は、前記ホストの頭部に装着される上記(1)または(2)に記載の対話補助具。
(4) 前記ホストに装着される鏡を有し、
前記鏡を介して前記画像表示部に表示された前記文字データを前記ホストに確認させる上記(1)から(3)のいずれかに記載の対話補助具。
本考案によれば、ホストの声がゲストの方に向けて取り付けられた画像表示端末の画像表示部に文字データとして表示されるため、ゲストは、画像表示部に表示された文字データを確認することによりホストの話しを理解することができる。そのため、ホストとゲストとの円滑な対話が可能となる。
本考案の対話補助具を用いてホストとゲストとが対話をしている様子を示す模式図である。 図1の対話補助具を示す斜視図である。 図2の対話補助具の変形例を示す斜視図である。 図2の対話補助具の変形例を示す斜視図である。
以下、本考案の対話補助具を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1に示す対話補助具1は、健常者に代表される正常な発声機能を有する者であるホストHと、難聴、中途失聴者および高齢者に代表される聴覚障害者であるゲストGとの対話を補助し、ホストHとゲストGとの円滑な対話、コミュニケーションを実現するための補助具である。
図2に示すように、対話補助具1は、ホストHに装着される装着具2と、画像表示端末3を装着具2に取り付けるための取付具4と、ホストHに装着される鏡5と、を有する。
画像表示端末3は、例えば、スマートフォン30であり、画像表示部である画面31と、マイクロフォン32と、を有する。また、スマートフォン30には、音声入力プログラム33がインストールされている。音声入力プログラム33は、マイクロフォン32に入力されたホストHの声を認識して文字データに変換し、変換した文字データを画面31に表示する機能を有する。音声入力プログラム33としては、特に限定されないが、例えば、Shamrock Records(シャムロック・レコード)株式会社が提供する「UDトーク(登録商標)」が挙げられる。
なお、画像表示端末3としては、上述した機能を発揮することができれば、スマートフォン30に限定されず、例えば、スマートフォン以外の携帯電話、スマートフォンよりもサイズが大きいタブレット端末等であってもよい。ただし、携帯性、画面31の大きさおよび重量等の観点からスマートフォンを用いることが最も好ましい。また、例えば、マイクロフォン32が内蔵され、音声入力プログラム33がインストールされた本体と、画面31を有するモニターと、が別体となっていてもよい。この場合は、モニターを装着具2に取り付ければよい。
また、スマートフォン30に内蔵されたマイクロフォン32を用いず、図3に示すように、外付けのマイクロフォン7をスマートフォン30に接続して用いてもよい。これにより、高性能なマイクロフォンを用いることができ、音声入力プログラム33の音声入力精度が高まる。また、マイクロフォンの位置自由度が増し、例えば、ホストHの口に近接して配置することもできる。なお、図3では、マイクロフォン7は、衣服8の襟にクリップやピンを用いて保持されていているが、これに限定されず、例えば、ホストHの頭部に装着された装着具2とは別のヘッドセットに保持されていてもよいし、装着具2に保持されていてもよいし、ホストHが自ら把持してもよい。
図2に示すように、装着具2は、ホストHに装着され、取付具4を介してスマートフォン30を保持する。装着具2の構成は、このような機能を発揮することができれば、特に限定されない。
本実施形態の装着具2は、ホストHの頭部に装着される。装着具2をホストHの頭部に装着することにより、スマートフォン30をホストHの頭部の近傍で保持することができる。そのため、マイクロフォン32でホストHの声を拾い易くなり、音声入力プログラム33の音声入力精度が高まる。また、ゲストGは、画面31に表示された文字データを確認すると共に、ホストHの表情を観察することができる。そのため、ホストHの話しのニュアンスをより正確に理解することができる。例えば、文字データだけではまじめな話なのが冗談なのか判断し難い場面があるが、ホストHの表情を同時に観察することができれば、この判断が容易につく。
装着具2としては、特に限定されず、例えば、全周にツバがある各種ハット、前方にツバがあるまたはツバのない各種キャップ等の帽子、サンバイザー(バイザー付きヘッドバンド)、ヘルメット、ヘッドギア、ヘッドバンド、ヘアバンド、はちまき、眼鏡(視力矯正を伴わない所謂「伊達眼鏡」を含む)、サングラス等、頭部に装着できるものであれば如何なるものであってもよい。なお、図示の構成では、装着具2は、サンバイザー20であり、頭部に巻かれるヘッドバンド21と、ヘッドバンド21から突出したバイザー22と、を有する。
このように、本実施形態の装着具2は、ホストHの頭部に装着されるが、装着具2の構成は、これに限定されず、例えば、首、肩、腕、胴、脚等に装着される構成であってもよい。
取付具4は、スマートフォン30を装着具2に取り付けるための器具である。取付具4は、サンバイザー20のヘッドバンド21を挟み込むクリップ41と、クリップ41から延びる支持棒42と、支持棒42に設けられ、スマートフォン30を吸着して保持する吸盤43と、を有する。このような構成では、クリップ41でヘッドバンド21を挟み込むことにより取付具4がサンバイザー20に固定され、吸盤43にスマートフォン30を吸着させることによりスマートフォン30が取付具4に固定される。これにより、スマートフォン30は、取付具4を介してサンバイザー20に保持される。
ただし、取付具4の構成としては、スマートフォン30をサンバイザー20に取り付けることができれば、特に限定されない。例えば、吸盤43に替えて、クリップでスマートフォン30を挟み込んで保持する構成としてもよいし、面ファスナーを用いてスマートフォン30を保持する構成としてもよい。また、本実施形態では、取付具4と装着具2とが別体で構成されているが、これに限定されず、取付具4と装着具2とが一体で構成されていてもよい。
ここで、スマートフォン30は、取付具4を介してサンバイザー20に保持された状態では、ホストHの頭部の側方に位置する。これにより、ホストHとゲストGとが互いの顔を合わせるのにスマートフォン30が邪魔にならない。したがって、ホストHとゲストGとの対話がよりスムーズで自然なものとなる。また、スマートフォン30が取付具4を介してサンバイザー20に保持された状態では、スマートフォン30の画面31は、ホストHの正面側すなわちゲストG側を向く。これにより、ホストHから画面31に表示される文字データを確認し易くなる。
ただし、スマートフォン30の位置は、特に限定されず、例えば、ホストHの顔の正面に配置されていてもよい。また、ホストHとゲストGの体のポジション、利き目等の関係で、ホストHの顔の左側に配置するか右側に配置するかを選択してもよい。顔の左右どちら側に配置するかは、ゲストGの良聴耳が左右どちらの耳であるかに応じて決定することができる。また、スマートフォン30の姿勢は、縦向きに限定されず、横向きであってもよい。
鏡5は、ホストHが、自身の声が正確に文字データに変換されて画面31に表示されているかを確認するのに用いられる。前述したように、スマートフォン30は、ホストHの頭部の側方に保持される。そのため、画面31がホストHの視野に入らず、ホストH自身が画面31に表示される文字データを確認することは困難である。そこで、鏡5に画面31を映すことにより、ホストHが、自身の声が正確に文字データに変換されて画面31に表示されているかを確認できるようにしている。
鏡5は、鏡本体51と、鏡本体51を保持するホルダー52と、を有する。ホルダー52は、ホストHの首に引っ掛ける構成となっている。ホルダー52をホストHの首に引っ掛けると、ホルダー52に保持された鏡本体51がホストHの頭部正面に位置する。鏡本体51は、ホルダー52に対して姿勢が可変となっており、ホストHは、鏡本体51を見たときに、鏡本体51に画面31が映るように鏡本体51の姿勢を調整する。これにより、ホストHは、鏡5を利用して、自身の声が正確に文字データに変換されて画面31に表示されているかをリアルタイムで確認することができる。そのため、ゲストGとの対話をよりスムーズに行うことができる。
なお、画面31に表示される文章が誤変換である場合、ホストHは、指をクロスさせてバツ印を作る、手を横に振る等のジェスチャー、あるいは、その他の手段によってゲストGに対して誤変換が生じていることを知らせたうえで、もう一度初めから話し始めればよい。
ただし、鏡5の構成としては、ホストHが画面31をリアルタイムで確認することができれば、特に限定されない。例えば、鏡本体51が1枚だと、ホストHは、反転した画面31を確認しなければならない。そのため、鏡本体51を2枚設け、これら2枚の鏡本体51を介して反転のない画面31を確認できる構成としてもよい。また、例えば、ホルダー52は、ホストHの首にかける構成ではなく、装着具2に固定する構成となっていてもよいし、頭、腕、胴、脚等に装着される構成であってもよい。また、例えば、音声入力プログラム33の音声入力精度が高い場合、ホストHの音声入力スキルが高い場合等、ホストHが画面31を確認する必要がない場合には、鏡5を省略してもよい。
また、鏡5に変えて、画面31を撮像するカメラと、当該カメラの撮像データを表示するディスプレイとを備えるモニターを用いてもよい。このようなモニターとしては、特に限定されないが、例えば、スマートフォンを用いることができる。また、上述したスマートフォン30を2台準備し、1台をゲストGに見せるために用い、もう1台をホストHが入力結果を確認するために用いてもよい。
以上、対話補助具1の構成について詳細に説明した。次に、対話補助具1を用いたホストHとゲストGとの対話方法について説明する。まず、ホストHは、対話補助具1およびスマートフォン30を上述したように自身に装着し、音声入力プログラム33を起動させる。これにより、対話の準備が整う。
この状態で、ホストHがゲストGに話しかけると、マイクロフォン32がホストHの声を拾い、マイクロフォン32が拾ったホストHの声を音声入力プログラム33が認識して文字データに変換し、変換した文字データを画面31に表示する。そのため、ゲストGは、画面31に表示された文字データを確認することにより、リアルタイムでホストHの話しを理解することができる。特に、前述したように、ゲストGは、ホストHの表情を見ながら画面31を確認することができるため、話しのニュアンスを正確に理解することができる。このようにしてホストHの話しを理解したゲストGは、口頭、筆談、手話等の各種手段によってホストHに話し返せばよい。
この繰り返しにより、ホストHとゲストGとの会話がスムーズかつ自然に行われる。このような方法によれば、前述したようにスマートフォン30を頭部に取り付けているため、ホストHは、スマートフォン30を手に把持する必要がない。そのため、ホストHは、会話の際に両手を自由に使え、ジェスチャー、各種作業、指差し等の会話の補助動作を容易に行うことができる。
以上、本考案の対話補助具を図示の実施形態に基づいて説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本考案に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、図4の構成では、装着具2としてヘアバンド23を用い、スマートフォン30を横向きにして頭部正面、額のあたりに取り付けている。また、鏡5およびマイクロフォン7をそれぞれヘアバンド23に取り付けている。このように、スマートフォン30を額のあたりに取り付けることにより、ゲストGが画面31を確認し易くなる。また、スマートフォン30を横向きにすることにより、縦向きの場合と比べて画面31に横一列に表示される文字数が多くなるため、ゲストGは、文字データを読み易くなる。
1 対話補助具
2 装着具
20 サンバイザー
21 ヘッドバンド
22 バイザー
23 ヘアバンド
3 画像表示端末
30 スマートフォン
31 画面
32 マイクロフォン
33 音声入力プログラム
4 取付具
41 クリップ
42 支持棒
43 吸盤
5 鏡
51 鏡本体
52 ホルダー
7 マイクロフォン
8 衣服
G ゲスト
H ホスト

Claims (4)

  1. ホストに装着される装着具と、
    画像表示部と、前記ホストの音声を認識して前記画像表示部に文字データとして表示する音声入力プログラムと、を有する画像表示端末を、聴覚障害者であるゲストに向けた姿勢で前記装着具に取り付ける取付具と、を有することを特徴とする対話補助具。
  2. 前記画像表示部に表示された前記文字データによって、前記ゲストに前記ホストの話しを理解させる請求項1に記載の対話補助具。
  3. 前記装着具は、前記ホストの頭部に装着される請求項1または2に記載の対話補助具。
  4. 前記ホストに装着される鏡を有し、
    前記鏡を介して前記画像表示部に表示された前記文字データを前記ホストに確認させる請求項1から3のいずれか1項に記載の対話補助具。
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