JP3228450U - プラグインユニット収納筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供する。【解決手段】プラグインユニット収納筐体1は、鉛直方向に互いに平行に配置され、長手方向に複数のネジ孔2が所定間隔をあけて穿設された、プラグインユニット3をネジ止め固定するための左右一対の取付けレール4a,4bと、左右一対の取付けレール4a,4bの間に鉛直に配置固定され、プラグインユニット3がプラグイン接続される複数極の幹線バー5a,5b,5cと、を備えている。左側の取付けレール4aには、一列だけ縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設され(一列のネジ孔列)、右側の取付けレール枠材4bには、二列にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されている(二列のネジ孔列)。【選択図】図1

Description

本考案は、複数極の幹線バーにブレーカ等の電気機器(プラグインユニット)がプラグイン接続されるプラグイン式の分電盤、配電盤、分岐盤、制御盤等(以下、総称して単に「分電盤」という)に用いられる、プラグインユニットを収納するためのプラグインユニット収納筐体に関する。
工場やビルディング等における屋内配線は、例えば、屋上や地下の変電室から各フロアに照明用、動力用、OA機器用等の電力を供給するための強電用幹線、および、電話用、インターネット用等の各種信号を供給するための弱電用幹線を敷設し、各フロアにおいては、強電用幹線を分電盤に接続し、分電盤に設けられた分岐ブレーカから天井裏や床下等に配線を行って照明やコンセントに接続すると共に、弱電用幹線を端子盤に接続し、この端子盤から床下等を経て所定箇所に配線を行っている。
ここで使用されている分電盤の構造の多くは、ユニット化されたキュービクル(筐体)タイプによるものである。例えば、非特許文献1には、左右一対の側面板と、当該左右一対の側面板を任意の間隔をもって連結する正面側の窓枠板と、底面板と、前記左右一対の側面板の間に鉛直に配置固定され、プラグインユニット(分岐ブレーカ)がプラグイン接続される複数極の幹線バーと、を備えたプラグインユニット収納筐体が開示されている。このプラグインユニット収納筐体の前記窓枠板の左右の枠材は、プラグインユニット(分岐ブレーカ)の取付けレールとなっており、前記左右の枠材には、それぞれ、縦方向(長手方向)に複数のネジ孔が所定間隔をあけて穿設されている。そして、プラグインユニット(分岐ブレーカ)は、当該プラグインユニット(分岐ブレーカ)の背面側のアダプタのプラグイン端子を、前記複数極の幹線バーに差し込むと共に、前記アダプタを前記ネジ孔にネジ止め固定することにより、プラグインユニット収納筐体に収納固定されるようにされている。なお、プラグインユニット(分岐ブレーカ)は、プラグインユニット収納筐体の縦方向(長手方向)に必要数だけ収納固定することができる(増設可能)。また、プラグインユニット(分岐ブレーカ)の取外しは、取付ネジを緩めた後、引き抜くことによって簡単に行うことができる。
このように、非特許文献1に開示されたプラグインユニット収納筐体は、プラグインユニット(分岐ブレーカ)の増設や取外しが容易で、施工性に優れたものとなっている。
東和電機工業株式会社、"プラグインブレーカユニット収納配電盤"、[令和2年6月23日検索]、インターネット<URL:https://www.towagp.co.jp/service/technical/pluginbreaker/>
ところで、このような構造のプラグイン分電盤においては、作業者が誤って当該プラグイン分電盤の背面側から幹線バーに触れて感電してしまうことがないような対策を講じる必要がある。
また、消防法では、「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカであることを容易に判別できるように、当該ブレーカの周りを赤い鉄板(赤カクヘキ)で囲むことが義務付けられている。
しかし、上記従来のプラグインユニット収納筐体は、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能な構造とはなっておらず、改良の余地があった。
本考案は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係るプラグインユニット収納筐体の構成は、
(1)互いに平行に配置され、長手方向に複数のネジ孔が所定間隔をあけて穿設された、プラグインユニットをネジ止め固定するための一対の取付けレールと、前記一対の取付けレールの間に配置固定され、前記プラグインユニットがプラグイン接続される複数極の幹線バーと、を備えたプラグインユニット収納筐体であって、
前記一対の取付けレールの少なくともいずれか一方に、少なくとも二列にわたって前記ネジ孔が穿設されている(少なくとも二列のネジ孔列が形成されている)ことを特徴とする。
本考案のプラグインユニット収納筐体の上記(1)の構成によれば、以下のような作用効果が得られる。
すなわち、プラグインユニットは、一対の取付けレールの内側のネジ孔列を利用して、当該プラグインユニット収納筐体にネジ止め固定され、それ以外のネジ孔列は、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品を当該プラグインユニット収納筐体にネジ止め固定するために利用することができる。
したがって、本考案のプラグインユニット収納筐体の上記(1)の構成によれば、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供することができる。
本考案のプラグインユニット収納筐体の上記(1)の構成においては、以下の(2),(3)のような構成にすることが好ましい。
(2)少なくとも二列にわたって形成されたネジ孔列のうち、外側のネジ孔列の前記ネジ孔に感電防止用の保護バリアがネジ止め固定される。
上記(2)の好ましい構成によれば、作業者が誤ってプラグインユニット収納筐体の背面側から幹線バーに触れて感電してしまうことを防止することができる。
また、取付けレールに、プラグインユニットの取付け用の内側(一列目)のネジ孔列とは別に、外側(二列目、三列目、・・・)のネジ孔列を設けたことにより、前記プラグインユニットの取付けを邪魔することなく、感電防止用の保護バリアを当該プラグインユニット収納筐体に容易に取り付けることが可能となる。
(3)少なくとも二列にわたって形成されたネジ孔列のうち、外側のネジ孔列の前記ネジ孔を利用して、消防法に準拠した赤カクヘキがネジ止め固定される。
上記(3)の好ましい構成によれば、「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカの周りを赤カクヘキで囲むことができ、当該赤カクヘキによって囲まれたブレーカが「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカであることを容易に判別することができる。
また、取付けレールに、プラグインユニットの取付け用の内側(一列目)のネジ孔列とは別に、外側(二列目、三列目、・・・)のネジ孔列を設けたことにより、前記プラグインユニットの取付けを邪魔することなく、消防法に準拠した赤カクヘキを当該プラグインユニット収納筐体に容易に取り付けることが可能となる。
本考案によれば、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供することができる。
本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の基本構成を示す斜視図 本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の上部の一部を示す拡大斜視図 本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の窓枠板の上部の一部を示す正面図 本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体に感電防止用の保護バリアを取り付けた状態を示す斜視図 本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体に消防法に準拠した赤カクヘキを取り付けた状態を示す斜視図 本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体に負荷名称ホルダを取り付けた状態を示す斜視図
以下、好適な実施形態を用いて本考案を更に具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
[プラグインユニット収納筐体の基本構成]
まず、本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の基本構成について、図1から図3を参照しながら説明する。
図1は本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の基本構成を示す斜視図、図2は当該プラグインユニット収納筐体の上部の一部を示す拡大斜視図、図3は当該プラグインユニット収納筐体の窓枠板の上部の一部を示す正面図である。
図1から図3に示すように、本実施形態のプラグインユニット収納筐体1は、鉛直方向に互いに平行に配置され、縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が所定間隔をあけて穿設された、プラグインユニット3をネジ止め固定するための左右一対の取付けレール4a,4bと、左右一対の取付けレール4a,4bの間に鉛直に配置固定され、プラグインユニット3がプラグイン接続される複数極の幹線バー5a,5b,5cと、を備えている。
左右一対の取付けレール4a,4bの少なくともいずれか一方には、少なくとも二列にわたってネジ孔2が穿設されている(少なくとも二列のネジ孔列が形成されている)。
本実施形態のプラグインユニット収納筐体1の構成によれば、以下のような作用効果が得られる。
すなわち、プラグインユニット3は、左右一対の取付けレール4a,4bの内側のネジ孔列(図3の左右の一列目のネジ孔列)を利用して、当該プラグインユニット収納筐体1にネジ止め固定し、それ以外のネジ孔列(図3の右側の二列目のネジ孔列)は、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品を当該プラグインユニット収納筐体1にネジ止め固定するために利用することができる。
したがって、本実施形態のプラグインユニット収納筐体1の構成によれば、感電防止用の保護バリア、消防法に準拠した赤カクヘキ等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供することができる。
より詳細には、プラグインユニット収納筐体1は、左右一対の側面板6a,6bと、当該左右一対の側面板6a,6bを任意の間隔をもって連結する正面側の窓枠板7と、底面板8と、を備えている。左右一対の側面板6a,6b間には、複数の取付けフレーム9が上下に等間隔で架設されている。そして、複数極の幹線バー5a,5b,5cは、各取付けフレーム9にボルト締めされた状態で、鉛直に配置固定されている。
このプラグインユニット収納筐体1の窓枠板7の左右の枠材が、プラグインユニット3の取付けレール4a,4bとなっており、当該取付けレール4a,4bには、それぞれ、縦方向(長手方向)にプラグインユニット3をネジ止め固定するための複数のネジ孔2が所定間隔をあけて(15mmピッチで)穿設されている。
プラグインユニット3は、背面側のアダプタ3aと、正面側のブレーカ3bと、により構成されている。アダプタ3aは、背面の短手方向に形成された三本の溝(図示せず)の内側にプラグイン端子(図示せず)を有し、長手方向の両端に取付けレール4a,4bにネジ止め固定するための取付片が形成されている。ブレーカ3bは、アダプタ3aの正面に取り付けられて、前記プラグイン端子と電気的に接続されている。
そして、プラグインユニット3は、前記プラグイン端子を、複数極の幹線バー5a,5b,5cに差し込み、かつ、前記取付片を取付けレール4a,4bに当接させ、当該取付けレール4a,4bに穿設されたネジ孔2に前記取付片に挿通させた取付ネジ3cを螺着することにより、プラグインユニット収納筐体1に収納固定される。なお、プラグインユニット3は、プラグインユニット収納筐体1の縦方向(長手方向)に必要数だけ収納固定することができる(増設可能)。また、プラグインユニット3の取外しは、取付ネジ3cを緩めた後、引き抜くことによって簡単に行うことができる。
窓枠板7には、上下に隣り合うプラグインユニット3の間、および、プラグインユニット3を取り付けた後の空きスペースにブランクカバー10が取り付けられる。ブランクカバー10は、その両端部を取付けレール4a,4bに当接させ、当該取付けレール4a,4bに穿設されたネジ孔2に前記両端部に挿通させた取付ネジ10aを螺着することにより、窓枠板7に取り付けられる。なお、図1等においては、図面を見やすくするために、上下に隣り合うプラグインユニット3の間のブランクカバー10のみを描いている。
かかる構成によれば、プラグインユニット収納筐体1の正面側に幹線バー5a,5b,5cが露出することはないので、作業者が誤ってプラグインユニット収納筐体1の正面側から幹線バー5a,5b,5cに触れて感電してしまうことを防止することができる。
窓枠板7の左側の枠材(取付けレール4a)には、一列だけ縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されている(図3の左側の一列目のネジ孔列)。また、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)には、二列にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されている(図3の右側の一列目のネジ孔列と二列目のネジ孔列)。左右の一列目のネジ孔列は、プラグインユニット3をネジ止め固定するために利用される。また、右側の二列目のネジ孔列は、後述する感電防止用の保護バリア11等のネジ止め固定等、種々の目的のために利用される。
[プラグインユニット収納筐体の利用態様]
次に、本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体の利用態様について、図4,図5をも参照しながら説明する。
図4は本考案の一実施形態におけるプラグインユニット収納筐体に感電防止用の保護バリアを取り付けた状態を示す斜視図、図5は当該プラグインユニット収納筐体に消防法に準拠した赤カクヘキを取り付けた状態を示す斜視図である。
(感電防止用の保護バリアの取付け)
図4に示すように、保護バリア11は、プラグインユニット収納筐体1とほぼ同じ高さを有する3mm厚の長方形状のポリカーボネート板からなっている。保護バリア11の左側の縁部には、上中下の三箇所にネジ孔(図示せず)が穿設されている。
保護バリア11は、上中下三箇所のネジ孔を、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に形成された二列目のネジ孔列(図3を参照)の上中下三つのネジ孔2に合致させ、絶縁ボルト12を螺着することにより、プラグインユニット収納筐体1に取り付けられている。
このように保護バリア11をプラグインユニット収納筐体1に取り付ければ、作業者が誤って当該プラグインユニット収納筐体1の背面側から幹線バー5a,5b,5cに触れて感電してしまうことを防止することができる。
また、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に、プラグインユニット3の取付け用の一列目のネジ孔列とは別に、二列目のネジ孔列を設けたことにより、プラグインユニット3の取付けを邪魔することなく、保護バリア11をプラグインユニット収納筐体1に容易に取り付けることが可能となる。
プラグインユニット収納筐体1に取り付けられた保護バリア11の正面側の面には、各プラグインユニット3の真横に位置して負荷名称ホルダ14が貼り付けられている。負荷名称ホルダ14は、ポリカーボネートやアクリル樹脂等の透明な樹脂で構成されている。そして、当該負荷名称ホルダ14には、紙製、樹脂製、金属製等の負荷名称板14aが差し込まれている。
かかる構成によれば、各ブレーカがどの負荷に対応するブレーカなのかを容易に判別することが可能となるので、メンテナンス等の作業性の向上を図ることができる。
(消防法に準拠した赤カクヘキの取付け)
図5に示すように、赤カクヘキ13は、鉄製の矩形状の板材からなり、内側にはブレーカ3bとほぼ同じ大きさの矩形状の穴13aが開いている。また、赤カクヘキ13の四隅には、ネジ孔(図示せず)が穿設されている。
赤カクヘキ13は、「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカ3b’の周りを囲んだ状態で取り付けられる。この場合、赤カクヘキ13は、左側上下のネジ孔を窓枠板7の左側の枠材(取付けレール4a)に穿設された一列目のネジ孔列の二つのネジ孔2に合致させ、右側上下のネジ孔を窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に穿設された二列目のネジ孔列の二つのネジ孔2に合致させ(図3を参照)、取付ネジ13bを螺着することにより、プラグインユニット収納筐体1に取り付けられている。
このように赤カクヘキ13をプラグインユニット収納筐体1に取り付ければ、赤カクヘキ13によって囲まれたブレーカ3bが「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカ3b’であることを容易に判別することができる。
また、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に、プラグインユニット3の取付け用の一列目のネジ孔列とは別に、二列目のネジ孔列を設けたことにより、プラグインユニット3の取付けを邪魔することなく、赤カクヘキ13をプラグインユニット収納筐体1に容易に取り付けることが可能となる。
また、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に設けられた二列目のネジ孔列は、感電防止用の保護バリア11、消防法に準拠した赤カクヘキ13以外の他の付属品の取付けに利用することもできる。すなわち、本実施形態によれば、感電防止用の保護バリア11、消防法に準拠した赤カクヘキ13等、種々の付属品の取付けに対応可能なプラグインユニット収納筐体を提供することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、左右一対の側面板6a,6bと、当該左右一対の側面板6a,6bを任意の間隔をもって連結する正面側の窓枠板7と、底面板8と、を備えたプラグインユニット収納筐体1(ただし、幹線バーを除く)を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。本考案のプラグインユニット収納筐体は、互いに平行に配置され、長手方向に複数のネジ孔が所定間隔をあけて穿設された、プラグインユニットをネジ止め固定するための一対の取付けレールと、前記一対の取付けレールの間に配置固定され、前記プラグインユニットがプラグイン接続される複数極の幹線バーと、を備えていればよい。
また、上記実施形態においては、窓枠板7の左側の枠材(取付けレール4a)に一列だけ縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設され(図3の左側の一列目のネジ孔列)、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に二列にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されている(図3の右側の一列目のネジ孔列と二列目のネジ孔列)場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。左右一対の取付けレールの少なくともいずれか一方に、少なくとも二列にわたってネジ孔2が穿設されていればよい。
例えば、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に三列以上にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されていてもよい(三列以上のネジ孔列)。また、窓枠板7の左側の枠材(取付けレール4a)に二列以上にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設され(二列以上のネジ孔列)、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に一列だけ縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されていてもよい(一列のネジ孔列)。また、窓枠板7の左右の枠材(左右一対の取付けレール4a,4b)の双方に二列以上にわたって縦方向(長手方向)に複数のネジ孔2が穿設されていてもよい(二列以上のネジ孔列)。
また、上記実施形態においては、プラグインユニット収納筐体1に取り付けられた保護バリア11の正面側の面に、各プラグインユニット3の真横に位置して負荷名称ホルダ14が貼り付けられている場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、負荷名称ホルダ15の左縁部にネジ孔(図示せず)を穿設し、当該ネジ孔を、窓枠板7の右側の枠材(取付けレール4b)に形成された二列目のネジ孔列の二つのネジ孔2に合致させ(図3を参照)、取付ネジ15bを螺着することによってプラグインユニット収納筐体1に取り付けるようにしてもよい。これも、プラグインユニット収納筐体1の利用態様の一つである。なお、図6中、参照符号15aは負荷名称ホルダ15に差し込まれる負荷名称板を示している。
1 プラグインユニット収納筐体
2 ネジ孔
3 プラグインユニット
3a アダプタ
3b ブレーカ
3b’ 「消火栓ポンプ」という名称の負荷に対応するブレーカ
3c,10a,13b 取付ネジ
4a,4b 取付けレール
5a,5b,5c 幹線バー
6a,6b 側面板
7 窓枠板
8 底面板
9 取付けフレーム
10 ブランクカバー
11 保護バリア
12 絶縁ボルト
13 赤カクヘキ
13a 矩形状の穴
14,15 負荷名称ホルダ
14a,15a 負荷名称板

Claims (3)

  1. 互いに平行に配置され、長手方向に複数のネジ孔が所定間隔をあけて穿設された、プラグインユニットをネジ止め固定するための一対の取付けレールと、前記一対の取付けレールの間に配置固定され、前記プラグインユニットがプラグイン接続される複数極の幹線バーと、を備えたプラグインユニット収納筐体であって、
    前記一対の取付けレールの少なくともいずれか一方に、少なくとも二列にわたって前記ネジ孔が穿設されていることを特徴とするプラグインユニット収納筐体。
  2. 少なくとも二列にわたって形成されたネジ孔列のうち、外側のネジ孔列の前記ネジ孔に感電防止用の保護バリアがネジ止め固定される、請求項1に記載のプラグインユニット収納筐体。
  3. 少なくとも二列にわたって形成されたネジ孔列のうち、外側のネジ孔列の前記ネジ孔を利用して、消防法に準拠した赤カクヘキがネジ止め固定される、請求項1に記載のプラグインユニット収納筐体。
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