JP3227577U - 眉描補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常的に眉メイクを行う人がバランスのとれた美しい眉を手軽に描くことを可能にする、操作性と視認性に優れた眉描補助具を提供する。
【解決手段】眉描補助具Aは、棒状体1を備え、該棒状体1の一端部側に設けられた手持ち部2と、該手持ち部2の側から棒状体1の他端部側に向けて延設された目盛り部3と、を少なくとも備える。手持ち部2を備えることにより、片手でつまむだけで眉描補助具Aを保持できるため、操作性に優れ、位置を確認しながら眉を描くことを可能とする。更に、目盛り部3を設けることで、バランスのとれた美しい眉を描くことを可能にする。
【選択図】図1

Description

本考案は、顔に眉を描く際に、バランスのとれた眉の配置や形状を決めるための眉描補助具、並びに眉描具に関する。
眉は人の顔の第一印象を決める上で重要なポイントになることが分かってきており、このため、近年、化粧業界等において眉メイクは注目を集めている。しかし、個人の顔のタイプや好みは千差万別であり、バランスの取れた眉を描くことは困難である。
バランスの取れた眉を描くためには、眉間側から眉の始点となる眉頭、眉の頂点となる眉山、眉の終点となる眉尻を含む三点(以下、基準三点という。)の位置を、目や鼻のパーツからの距離を測ることにより、適切に見出すことが重要である。この基準三点に基づいて眉を描写することで、バランスの取れた美しい眉を形成することができる。
また、個人が日常的に眉メイクを行う際、前記基準三点の把握は、眉を描くことと同時進行で行うことが多い。したがって、眉の形や配置を決めるための眉描補助具は、誰が使用しても眉を描くべき位置の確認が容易であり、その操作も簡単であることが求められる。
例えば、特許文献1に記載の眉描補助具は、本体アーム部に目盛り部を有し、前記三点の位置決めを、各人の顔の大きさ及び目や鼻等の位置、大きさ、形状に合わせて左右同時に行うことを可能にしている。さらに、眉テンプレートを利用することで、眉を描くことを容易にしている。
また、特許文献2に記載の眉描補助具は、垂直支柱部材、傾斜支柱部材と水平連結部材を有し、眉頭と眉尻の位置決めを容易に行うことを可能にしている。また、眉毛が完全に抜け落ちて眉頭や眉尻の位置がわからなくなったような人々に対しても、バランスの良い眉を簡単に描けるという優れた効果を発揮する。さらに、眉テンプレートにメッシュ部材を配設することで、メッシュ部材がアイブローの筆圧をガードするとともにベタ塗りの防止をし、アイブローで描かれる眉型が不自然に濃くならないという優れた効果を発揮している。
特開2012‐55388号公報 特開2010‐184008号公報
しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2に示すような眉描補助具は、両手で操作する手順が必要となってしまうため、操作性があまり良くないという問題があった。また、眉頭・眉山・眉尻の基準三点の位置決めと、眉を描く操作とを同時に行うことが難しいため、思い通りの眉を描くのには、手間がかかるという課題があった。
そこで、本考案は、片方の手の指でつまむように持って操作でき、かつ使用者に適した眉を描くことを可能にする眉描補助具、並びに眉描具を提供することを目的とする。
本考案は、眉を描く際に使用される道具であり、棒状体を備え、該棒状体の一端部側に設けられた手持ち部と、該手持ち部の側から前記棒状体の他端部側に向けて延設された目盛り部と、を少なくとも備える、眉描補助具を提供する。本考案は、前記他端部側の先端部に、該先端部の視認性を高めるための目印部が設けられていてもよい。また、前記目印部は、前記目盛り部と間隔を開けることなく隣接して設けられていてもよい。また、前記目印部は、前記目盛り部の前記先端部側の表示領域に、他の表示領域と識別可能に設けられていてもよい。加えて、前記目盛り部が所定間隔で色分け表示されていてもよい。さらに、前記手持ち部には、少なくとも一つの扁平面が設けられており、前記扁平面と同じ方向を向くように前記目盛り部が配置されていてもよい。前記扁平面は、前記手持ち部の表裏関係にある対向領域にそれぞれ形成されており、各扁平面と同じ方向を向くように前記目盛り部がそれぞれ設けられていてもよい。更に、前記目盛り部は、該目盛り部に表示されている目盛りの位置を特定可能な標識を少なくとも一つ備えていてもよい。本考案に係る眉描補助具の構成は、眉描具に形成してもよい。これらの眉描具が、化粧筆、化粧ブラシ、ペンシル型アイブローのいずれかであってもよい。
本考案によれば、簡単な片手操作で、眉の描くべき位置や眉の長さを確認しながら眉を描くことができるので、それぞれの使用者に適したバランスのとれた美しい眉を描くことを可能にする。
本考案に係る眉描補助具の第一実施形態例(A1)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の使用例(眉頭Maの描き方)について第一実施形態例(A1)を用いて説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の使用例(眉山Mbの描き方)について第一実施形態例(A1)を用いて説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の使用例(眉尻Mcの描き方)について第一実施形態例(A1)を用いて説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の使用例(眉尻Mcの別の描き方)について第一実施形態例(A1)を用いて説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の使用例(眉尻Mcの更に別の描き方)について第一実施形態例(A1)を用いて説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の第二実施形態例(A2)の外観を表す図である。 第二実施形態例(A2)における棒状体1の他端部(先端部)1B側の先端領域を拡大した図である。 本考案に係る眉描補助具の第三実施形態例(A3)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第四実施形態例(A4)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第五実施形態例(A5)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第六実施形態例(A6)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第七実施形態例(A7)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第八実施形態例(A8)の外観を表す図である。 本考案に係る眉描補助具の第八実施形態例(A8)の使用例について説明する図である。 本考案に係る眉描補助具の第八実施形態例(A8)について、眉頭Maを決める際の使用例を説明する図である。 図16は、本考案に係る眉描具Bの実施形態例を説明する図である。
以下、添付した図面を参照して、本考案に係る眉描補助具の代表的な実施形態例について具体的に説明する。なお、本考案の概念は、以下に説明する実施形態例によって狭く限定されることはない。各図面において、共通する部分については、同じ符号を用いて説明する。
<第一実施形態>
まず、図1は、本考案に係る眉描補助具Aの第一実施形態例(符号A1)の外観を表す図である。この第一実施形態例である眉描補助具A1は、符号1で示す棒状体を備えている。さらに、眉描補助具A1は、この棒状体1の一端部1A側に設けられた手持ち部2と、該手持ち部2の側から前記棒状体1の他端部(先端部)1B側に向けて延設された目盛り部3と、を備えている。また、図1に示す符号Hは使用者の手であって、眉描補助具A本体の手持ち部2を人差し指と親指でつまんで使用した状態を示しており、この点、以下、同様である。
図1においては、前記棒状体1の形状が長尺の円柱体で表されているが、必ずしもこの円柱体の形状に限られない。例えば、棒状体1は、楕円柱体、四角柱体、若しくは長尺平板状体などであってもよい。また、前記棒状体1の材質については、特に限定されないが、一例を挙げると、木、合成樹脂、金属、紙などを自由に用いることができる。
この棒状体1のサイズは、特に限定はされないが、例えば、一般的な眉描用メイク用具の長さと同程度であると利便性が良いという理由により、長さは10.0〜17.5cm程度が望ましい。また、棒状体1の直径又は幅は、前記棒状体1の太さが前記基準三点の位置決める際に邪魔にならない程度の直径又は幅が望まれるという理由により、1.5cm以下、さらに望ましくは1.0cm以下が好ましい。
更に、前記棒状体1の一端部1A側に形成される前記手持ち部2は、眉描補助具A1を使用する際に、使用者が手で持つ部分として機能し、一般には、使用者の手Hの指(例えば、親指と、人差し指又は中指)でつまむようにして支持される部分となる。この手持ち部2は、前記棒状体1自体を加工して形成してもよいし、該棒状体1とは別体に形成した部品を接着、嵌着等により結合させて形成してもよい。なお、この手持ち部2の長さについては、特に限定されないが、指でつまむことができる程度の長さが確保されていればよく、例えば、1.0〜3.0cm程度が望ましい。
目盛り部3は、棒状体1に「定規」としての役割を担わせるために、該棒状体1の所定領域において長さ(距離)の目盛を表示させた部位である。例えば、目盛り部3には、最小1mm単位の目盛が表示されていて、かつ1cm単位の間隔も視認し易く目盛を表示する。この目盛り部3の全長は、特に限定はされないが、前記基準三点の位置決めをする際に少なくとも小鼻nの外側部分との接点n1から眉頭Maまでの距離が測れる程度が必要であるとの理由により、少なくとも10.0cm以上を確保するのが望ましい。
次に、図2から図6に基づいて、本考案に係る眉描き補助具Aの使用方法について、第一実施形態例の眉描補助具A1を例に挙げて、以下に説明する。
まず、図2では、眉間側の眉Mの先端である眉頭Maの位置を決める方法が示されている。この図2に表すような方法では、顔に眉Mを描くのに先立って、まず、眉頭Maの位置を決める。この際には、前記眉描補助具A1を縦に(顔の上下方向に)真っ直ぐ持って、鼻の左右に膨らんだ部分である小鼻nの外側部分との接点n1にその棒状体1の直線ラインを合わせる。そうすると、前記棒状体1に沿うライン上に眉頭Maの好適な位置を見出すことができる。
ここで、眉の描き方は個人の顔のバランスや好みや流行によって多種多様である。したがって、眉頭Maの位置決め方法については、図2に示される方法に必ずしも限定されない。例えば、図示はしないが、図2と同様に、小鼻nの水平方向の中心n2に棒状体1が重なるように合わせ、このときの棒状体1からまっすぐ上方へ延びる延長線上、あるいは棒状体1の他端部(先端部)1Bに眉頭Maの好適な位置を見出してもよい。あるいは、図示はしないが、棒状体1を小鼻nとの上記接点n1から目頭E1に向けて合わせることにより、該棒状体1からまっすぐ上方へ延びる延長線上に、あるいは棒状体1の他端部(先端部)1Bに、眉頭Maの位置を見出してもよい。
次に図3は、眉描補助具A1を用いて、眉Mの頂点位置である眉山Mbの位置を決める方法の一例を説明するための図である。この図3に表すように、眉描補助具A1を黒目の端E2aから縦に真っ直ぐ合わせた延長線上に眉山Mbの好適な位置を見出すことができる。なお、眉山Mbの位置決め方法については、この図3に示した方法に限られない。例えば、眉描補助具A1の目盛り部3で眉Mの全長を測り、眉頭Maから眉Mの全長の2/3に相当する距離に位置する点に眉山Mbの位置を見出すこともできる。
続いて、図4は、眉描補助具A1を用いて、眉Mの最も耳側に位置する眉尻Mcの位置を決める方法の一例を説明するための図である。この図4に示すように、眉描補助具A1を小鼻nとの上記接点n1から目尻E3を通る位置に合わせる。眉尻Mcの好適な位置は、眉描補助具A1の棒状体1の延長線上、あるいは該棒状体1の他端部(先端部)1B付近に見出すことができる。
また、眉尻Mcは、眉頭Maと顔正面視左右方向に同じ高さ(位置)にすると、眉Mの全体のバランスが良くなる。具体的には、図5に示すように、予め定めた眉頭Maから前記左右方向に水平に眉描補助具A1を合わせた状態で、眉尻Mcの位置を決める方法を採用することもできる。
さらに、使用者が短い眉を好む場合は、上記以外にも眉尻Mcを決める方法例がある。図6に示すように、眉描補助具A1を口角の端Kから目尻E3を通る位置に合わせる。眉尻Mcの好適な位置は、眉描補助具A1の棒状体1の延長線上、あるいは該棒状体1の他端部(先端部)1B付近に見出すことができる。
このように、眉描補助具A1は、眉Mを描くときに重要な眉頭Ma、眉山Mb、眉尻Mcという重要な基準三点を見出すことが非常に容易になる。そして、前記眉描補助具A1は、以下で説明するような実施形態例を採用することにより、前記棒状体1の他端部(先端部)1Bや前記目盛り部3の視認性や前記棒状体1の操作性を向上させて、より効果的に眉Mを描くことを可能にする。
<第二実施形態>
図7は、本考案に係る眉描補助具の第二実施形態例(符号A2)の外観を表す図である。この第二実施形態例である眉描補助具A2は、既述した第一実施形態例(眉描補助具A1)の基本的な構成、即ち、棒状体1、手持ち部2、目盛り部3を備えており、かつ該目盛り部3のさらに先に(棒状体1の他端部(先端部)1B側に)、符号4で示す目印部が設けられていることが特徴である。
前記目印部4が設けられている眉描補助具A2は、前記棒状体1の他端部(先端部)1Bの位置の視認性を顕著に高めることができる。このため、使用者は、眉頭Ma、眉山Mb、眉尻Mcの基準三点の位置を一層容易に把握し、目で特定できるようになる。
図7に示す眉描補助具A2おいては、目印部4が球状に形成されている例を示しているが、必ずしもこの形状に限定されない。例えば、この目印部4の形状は、円盤状、三角柱状、四角柱状、矢印形状等々、自由に選択することができる。
目印部4は、棒状体1を形成する材料の先端部を切削等して、所定の形状に形成してもよい。または、棒状体1とは別体に成形した目印部4を、前記棒状体1に接着、嵌着等させて一体化してもよい。あるいは、棒状体1の他端部(先端部)1Bに目立つ色(例えば、赤色)を塗布等して付すことにより目印部4を形成し、前記他端部(先端部)1Bの視認性を高めるようにしてもよい。
ここで、図8においては、第二実施形態例A2の棒状体1の他端部(先端部)1B側の先端領域を拡大して示す。この図8に示すように、目印部4は、目盛り部3と間隔を空けずに設けてもよい。即ち、目印部4は、目盛り部3に隣接して(直接接して)設けてもよい。このような構成によって、目印部4は、前記棒状体1の他端部(先端部)1Bの位置の視認性を向上させることに寄与するとともに、目印部4は、目盛り部3で距離を測定するときの略基準点としての役割を果たすことにもなるので、この点で大変便利である。
<第三実施形態>
図9は、本考案に係る眉描補助具の第三実施形態例(符号A3)の外観を表す図である。この第三実施形態例である眉描補助具A3は、上記した目印部4が、棒状体1の他端部(先端部)1B側の目盛り部3の表示領域の中に、他の表示領域と識別可能に設けられている構成を備えていることが特徴である。
前記構成についてより具体的に説明すると、眉描補助具A3には、目盛り部3の目盛り表示領域の中に目印部4が設けられている。例えば、眉描補助具A3では、棒状体1の他端部(先端部)1B側の目盛り部3の0.5〜1.0cm分の領域に、この領域の目盛り表示がそのまま視認できるようにした状態で、それ以外の目盛り表示領域とは異なる目立つ色(例えば、赤色)を付すようにする。この構成によって、前記目印部4は、棒状体1の他端部(先端部)1Bの位置の視認性を上げることに寄与するだけでなく、該目印部4の先端が目盛り部3で距離を測定するときの正確な基準点としての役割も果たすことにもなり、一層便利である。
なお、特に図示はしないが、図7に示すような所定の立体形状(例えば、球状)に形成された目印部4を図9に示した目印部4と同様の位置、即ち目盛り部3の先端領域として設けてもよい。この際には、目印部4の長さを正確に決めておくようにし、例えば、その長さを0.5cmとした時には、該目印部4に続いて0.5cm以降の目盛り表示が手持ち部2に至るまで表示されるようにする。このような構成では、目印部4の先端が目盛り部3の先端と一致しているので、定規の先端として用いることができることに加え、目印部4自体が(図9に示すような目印部4よりも)一層視認し易くなる。
<第四実施形態>
図10は、本考案に係る眉描補助具の第四実施形態例(符号A4)の外観を表す図である。この第四実施形態例である眉描補助具A4の目盛り部3は、その目盛表示域が所定の間隔ごとに色分けされていることが特徴である。この特徴により、眉描補助具A4は、目盛り部3の距離表示やその感覚を把握し易くなるため、特に、弱視の使用者や視力が衰えた高齢の使用者に特に好適となる。
この図10に示す例では、目盛り部3は1cm間隔ごとに交互に色分けされているが、その色分け間隔はこれに限定されることなく、例えば、0.5cm間隔でもよいし、2.0cm間隔でもよい。また、色分けは複数の色を用いて行ってもよい。なお、色分けは、目盛り部3自体に行なったり、あるいは、目盛り部3を透明材料で形成しておき、そこから透けて見える棒状体1に色分けを施したりしてもよい。
<第五実施形態>
図11は、本考案に係る眉描補助具の第五実施形態例(符号A5)の外観を表す図である。第五実施形態例である眉描補助具A5は、手持ち部2の一部に、平らな扁平面21を備えることが特徴である。この扁平面21を手持ち部2に設けることによって、前記棒状体1を指の腹でつまみ易くなるという利点がある。
加えて、眉描補助具A5では、前記扁平面21と同じ方向を向くように目盛り部3が配置された構成を採用することにより、前記扁平面21を指でつまむようにして眉描補助具A5を持つと、前記目盛り部3が正面を向き易くなるという利点が生まれる。つまり、使用者が化粧時に対峙している鏡の方向か、あるいは顔の方向に目盛り部3が向き易くなる。これにより、使用者が眉描補助具A5を手で持つときに、前記扁平面21を意識して持つようにするだけで、前記目盛り部3の向きを鏡の方向に合わせる作業が軽減される。
眉描補助具A5の前記扁平面21は、円柱体である前記棒状体1を例に挙げれば、該棒状体1に連設された同円柱体であるの手持ち部2の一部を、例えば、削ったり、押しつぶしたりする等したり、予め扁平に成形された手持ち部2を棒状体1に結合させたりしてもよい。
<第六実施形態>
図12は、本考案に係る眉描補助具の第六実施形態例(符号A6)の外観を表す図である。この図12に表される、第六実施形態例である眉描補助具A6は、手持ち部2に備えられた前記扁平面21が、対向する表裏関係にある一対の扁平面21a,21bが設けられていることが特徴である。換言すると裏表関係にあると言える一対の扁平面21a,21bを有することによって、使用者が手持ち部2を持とうとする際に、この扁平面21a,21bを挟むように自然に指でつまんで持つように仕向けることができる。
加えて、この眉描補助具A6では、一対の目盛り部3,3が、前記扁平面21a,21bのそれぞれと同じ方向を向くように配置されていることも特徴である。即ち、対向する目盛り部3,3も扁平面21a,21bと同じ対向関係になっている。このため、使用者が手持ち部2を自然に手で持つと(指でつまむと)、指の腹は自ずと対向関係にある一対の扁平面21a,21bに当たることになる。その結果、一対ある目盛り部3,3のいずれか一方が鏡側に必ず向くようになる。このため、眉描補助具A6を使用する時には、使用者は目盛り部3,3の向きを気にする必要が全く無くなるので、使用者にとって大変便利である。
<第七実施形態>
図13は、本考案に係る眉描補助具の第七実施形態例(符号A7)の外観を表す図である。第七実施形態例である眉描補助具A7に設けられた手持ち部2は、この図13に示されているように、前記棒状体1よりも幅広に形成されており、その結果、扁平面22が外観視へら状(棒状体1の直径又は幅を超える幅を有する、扁平状をなす手持ち部2の形状)を呈して設けられている。このようなへら状を呈する扁平面22の場合は、さらに使用者が指で安定して持ち易くなる。加えて、前記棒状体1が円柱体のようを形態であっても、この扁平面22がストッパーとなって、眉描補助具A7を机上や化粧台上に置いたときの転がりを防止することができるという利点も生まれる。さらに、あえて図示はしないが、眉描補助具A7は、第六実施形態A6のように、対向する裏表関係にある一対の扁平面がへら状を呈して設けられていてもよい。
<第八実施形態>
続いて、図14は、本考案に係る眉描補助具の第八実施形態例(符号A8)の外観を表す図である。この図14に表されている、第八実施形態例である眉描補助具A8は、目盛り部3においてその目盛表示の位置を特定できる標識5が少なくとも一つ設けられていることが特徴である。
眉描補助具A8に前記標識5が存在することにより、使用者が眉Mを描く時に、毎回、眉山Mbや眉尻Mcの位置を決める手間を省くことができる。即ち、その使用者にとって好適な眉山Mbや眉尻Mcの位置を、使用者が毎回決め直す作業が不要になるという大きな利点がある。
ここで、標識5は、例えば、ゴム製のリング部材で形成することができる。例えば、ゴム製のリング部材を棒状体1の直径より小さく形成しておくことにより、棒状体1に標識5を拡径させて装着したときには、該棒状体1を締め付ける作用を発揮させることができるので、標識5の位置を固定できるという利点がある。
前記標識5は、このようなゴム製のリング部材に限定されることがなく、粘着シールやクリップなどを採用してもよい。標識5には、眉山Mbを指し示すように、上方を指し示す形状やデザインを付してもよい。標識5は、棒状体1に対してスライドできるように可動可能にしてもよい。
図15は、本考案の第八実施形態例である眉描補助具A8の使用例を説明する図である。この図15において示すように、眉描補助具A8は、眉頭Maの位置に目印部4を合わせ、水平に配置する。このとき、棒状体1の目盛り部3の領域に装着された二つの標識(ここでは、ゴム製リングを例示)51,52をそれぞれ眉山Mb、眉尻Mcに合わせて位置決めしておくようにする。これにより、それ以後、使用者は、眉の眉山Mbや眉尻Mcの位置決めを毎回行う必要がなくなる。
また、前記標識5は、眉頭Maの位置を把握する際に利用してもよい。図16は、眉描補助具A8について眉頭Maを決める際の使用例を説明する図である。まず、顎先(顎の最下点)t1から小鼻nの最下点n3までの距離L1と該最下点n3から眉頭Maまでの距離L2が等しくなるように(L1=L2となるように)眉頭Maの高さ(位置)を決めると、バランスの良い眉Mを描くことができる。
具体的には、まず、使用者は、眉描補助具A8の目印部4が下に(顎t側に)くるように持ち、このときの目印部4の先端を顎tの顎先(顎の最下点)t1に合わせ、そしてこの状態で前記小鼻nの最下点n3の位置に一致する目盛り部3に標識51を固定する。次に、使用者は、眉描補助具A8の目印部4が上(頭側)を向くように持ち直し、前記標識51を前記小鼻nの最下点n3の位置に合わせ、続いて標識52を顎先(顎の最下点)t1の位置に固定する。このような操作を行うことで、標識52から標識51までの距離(つまり、顎先(顎の最下点)t1から小鼻nの最下点n3までの距離)L1と、標識51から目印部4までの距離(つまり、小鼻nの最下点n3から眉頭Maまでの距離)L2が等しくなる。即ち、顎先(顎の最下点)t1から小鼻nの最下点n3までの距離L1を基準として標識51,52が等間隔に目盛り部3に配置されることになる。例えば、このような方法によって、標識51,52のそれぞれの目盛り部3における配置箇所を予め調整しておくことにより、眉頭Maの好適な位置を一層容易に見出すことが可能となる。
また、使用する標識5が一つの場合でも、眉頭Maの位置決めは可能である。例えば、使用者は、眉描補助具A8を目印部4が上にくるように真っ直ぐに持ち、目印部4を小鼻nの最下点n3の位置に合わせる。このとき、顎tの顎先(顎の最下点)t1の位置に一致する目盛り部3に標識51を固定する。次に、使用者は、眉描補助具A8を真っ直ぐ持ったまま、標識51を小鼻nの最下点n3と同じ高さになるように移動させると、目印部4は眉頭Maの好適な高さを示すようになる。つまり、顎先(顎の最下点)t1から小鼻nの最下点n3までの距離L1と等しくなる、小鼻nの最下点n3から眉頭Maまでの距離L2をとることができる。
図17は、本考案に係る眉描具Bの実施形態例を説明する図である。この図17には、本考案の第一〜第八実施形態例である眉描補助具A1〜A8の構成を備える眉描具Bが例示されている。
この図17に示された眉描具Bは、眉メイク用の眉描具を構成する棒状体部分(軸棒部分)に本考案に係る眉描補助具Aの構成を備えている。例えば、眉描具Bは、眉メイク道具の代表例である化粧筆、化粧ブラシ、ペンシル型アイブローなどを挙げることができる。図16(A)は、眉メイク用の化粧筆B1の一例、同図(B)は眉メイク用の化粧ブラシB2の一例、同図(C)は、眉メイク用のペンシル型アイブローB3の一例をそれぞれ表している。
このような眉描具Bを採用することによって、化粧筆、化粧ブラシ、ペンシル型アイブローなどの機能に、本考案に係る眉描補助具の機能を合体させることができる。このように眉描補助具Aの機能が眉メイク用の化粧筆B1などと一体となっていることは、特に、日常的に眉メイクを行う使用者にとっては利便性が高い。それは、使用者が保有する化粧ポーチなどに収容された数ある化粧道具の中から化粧筆などとは別に用意された眉描補助具Aをわざわざ探す手間が省けるからである。
図17において、眉描補助具Aが組み込まれる眉描具Bとして、化粧筆B1、化粧ブラシB2、ペンシル型アイブローB3が挙げられているが、これに限定されず、眉を実際に描くことができる機能を持っている道具であればよい。
眉描補助具Aの目盛り部3は、図17に示すように、化粧筆B1、化粧ブラシB2、ペンシル型アイブローB3のそれぞれの軸棒部分に形成し、目印部4は、同軸棒部分などの先端(筆、ブラシ、アイブロー部分とは反対側の端部)に形成し(図17参照)、手持ち部2については、軸棒の根本部分、あるいは筆、ブラシ、アイブロー部分を軸棒に固定するために用いられるサック部(特に、図示せず。)等に形成してもよく、この場合、手に持ち易く、かつ目盛り部3の向きがわかり易いように扁平なサック形状としてもよい。このように眉描補助具Aの機能が、眉メイク用の化粧筆B1、化粧ブラシB2、ペンシル型アイブローB3などと一体となっていることで、使用者が眉を描くときに、眉描具Bと眉描補助具Aを持ち替える手間を省くことができる。
1 棒状体
1A 棒状体1の一端部
1B 棒状体1の他端部(先端部)
2 手持ち部
3 目盛り部
4 目印部
5(51,52)標識
21(21a,21b) 扁平面
22 へら状の扁平面
A 眉描補助具
A1〜A8 本考案の第一〜第八実施形態例である眉描補助具
B 眉描具
B1 化粧筆
B2 化粧ブラシ
B3 ペンシル型アイブロー
E1 目頭
E2 黒目
E2a 黒目の端
E3 目尻
H 使用者の手
K 口角の端
M 眉
Ma 眉頭
Mb 眉山
Mc 眉尻
L1 顎先から小鼻の最下点までの距離
L2 小鼻の最下点から眉頭までの距離
n 小鼻
n1 小鼻nの外側部分との接点
n2 小鼻nの水平方向の中心
n3 小鼻nの最下点
t 顎
t1 顎先(顎の最下点)


















Claims (10)

  1. 眉を描く際に使用される道具であり、棒状体を備え、該棒状体の一端部側に設けられた手持ち部と、該手持ち部の側から前記棒状体の他端部側に向けて延設された目盛り部と、を少なくとも備える、眉描補助具。
  2. 前記他端部側の先端部に、該先端部の視認性を高めるための目印部が設けられている、請求項1に記載の眉描補助具。
  3. 前記目印部は、前記目盛り部と間隔を開けることなく隣接して設けられている、請求項2に記載の眉描補助具。
  4. 前記目印部は、前記目盛り部の前記先端部側の表示領域に、他の表示領域と識別可能に設けられている、請求項2に記載の眉描補助具。
  5. 前記目盛り部が所定間隔で色分け表示されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の眉描補助具。
  6. 前記手持ち部には、少なくとも一つの扁平面が設けられており、
    前記扁平面と同じ方向を向くように前記目盛り部が配置されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の眉描補助具。
  7. 前記扁平面は、前記手持ち部の表裏関係にある対向領域にそれぞれ形成されており、各扁平面と同じ方向を向くように前記目盛り部がそれぞれ設けられている、請求項6に記載の眉描補助具。
  8. 前記目盛り部は、該目盛り部に表示されている目盛りの位置を特定可能な標識を少なくとも一つ備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の眉描補助具。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の眉描補助具の構成を備える、眉描具。
  10. 請求項9に記載した眉描具が、化粧筆、化粧ブラシ、ペンシル型アイブローのいずれかである、眉描具。










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