JP3226785B2 - 携帯電話端末 - Google Patents

携帯電話端末

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JP3226785B2
JP3226785B2 JP10045596A JP10045596A JP3226785B2 JP 3226785 B2 JP3226785 B2 JP 3226785B2 JP 10045596 A JP10045596 A JP 10045596A JP 10045596 A JP10045596 A JP 10045596A JP 3226785 B2 JP3226785 B2 JP 3226785B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信終了時
に自動的に通信回線を切断する通信回線自動切断装置を
備え、コンピュータ端末からモデムを介してデータ通信
を行う際に用いられる携帯電話端末に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、セルラーをはじめとする携帯電話
端末が急速に発展しており、その需要も年々増加してい
る。その中でも今日ではPHS(Personal Handyphone
System)が実用化されるようになり、セルラーとともに
多方面から注目を浴びている。
【0003】従来、データ通信システムのデータ送信系
は、図5に示すように、データ通信するためのデータを
作り出すパソコン等のコンピュータ端末51と、該コン
ピュータ端末51に接続されたモデム52と、通信回線
接続のための携帯電話端末53(例えばPHS)とから
構成されている。
【0004】上記携帯電話端末53は、モデム52から
の信号をディジタル処理するための増幅器54およびP
CM(Pulse-Code Modulation )エンコーダ55と、い
くつかの過去のデータに基づき、上記PCMエンコーダ
55からのデータ信号の圧縮を行うADPCM(Adapti
ve Differential PCM )エンコーダ56と、各種信号処
理を行うチャネルコーディック部57と、無線部58と
が順に接続されて構成されている。
【0005】上記の構成によれば、コンピュータ端末5
1からのデータ信号がモデム52を介して携帯電話端末
53の増幅器54に送信される。そして増幅器54にて
増幅されたデータ信号はPCMエンコーダ55に送られ
てディジタル化される。ディジタル化されたデータ信号
はADPCMエンコーダ56で圧縮され、チャネルコー
ディック部57に送られる。チャネルコーディック部5
7では、TDMA(Time Division Multiple Access
)、TDD(Time Division Duplex)等の各種信号処
理が行われる。その後、各種信号処理のなされたデータ
信号が無線部58からアンテナ59を介して無線電波と
して送出される。このようにして、コンピュータ端末5
1からモデム52と携帯電話端末53とを介してデータ
通信が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
携帯電話端末53におけるデータ通信の終了時には、例
えばユーザが携帯電話端末53の所定のキー、つまり、
電源OFFキーを押すことにより、人為的にデータ通信
回線が切断されるようになっている。したがって、上記
従来の構成では、例えばユーザが電源OFFキーを押し
忘れたり、あるいは押し間違えたりして、データ通信終
了時にデータ通信回線が切断されなかった場合に、長時
間携帯電話端末53の電源がONのままとなる。その結
果、データ通信終了時以降に不要な電力を消費するとい
う問題が生ずる。
【0007】また、上記の問題を解決するために、例え
ばIC(集積回路)等から構成され、データ通信の終了
時にデータ通信回線を自動的に切断する既存の通信回線
自動切断装置を携帯電話端末53に備えて対応すること
も考えられる。しかし、上記装置は構成が複雑であると
共に高価であるため、この場合、携帯電話端末53の大
幅なコストアップを招くという問題が生ずる。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、簡単な構成を有し、デー
タ通信の終了時にデータ通信回線を自動的に切断する携
帯電話端末を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る
帯電話端末は、上記の課題を解決するために、コンピュ
ータ端末からアナログモデムを介して入力されたデータ
信号を無線によってデータ通信する際に用いられる携帯
電話端末であって、上記アナログモデムから入力される
伝送信号の振幅が所定の範囲内か否かを所定の周期で検
出する振幅検出手段と、上記振幅検出手段によって上記
所定の範囲内の信号が所定の周期ごとに連続して検出さ
れたときに、その検出回数をカウントするカウント手段
と、上記カウント手段のカウント値が第1の所定値に達
したときに、通信回線を切断するように制御する制御手
段と、上記所定の範囲をユーザ側が設定するための所定
範囲設定手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】上記の構成によれば、振幅検出手段によっ
て、伝送信号の振幅が所定の周期において所定の範囲内
に収まっているかどうかが検出される。ここで、例えば
通信に必要のないノイズ信号は振幅が小さいので、上記
振幅は上記所定の範囲内に収まるようになる。一方、例
えば通信されるべきデータ信号は所定の振幅を有してい
るので、上記振幅は上記所定の範囲内に収まらない。
【0011】ここで、振幅が上記所定範囲内に収まって
いる信号、つまり、ノイズを示す信号が所定周期ごとに
連続して検出されると、カウント手段はその検出回数を
カウントする。そして、カウント手段のカウント値が第
1の所定値に達すると、制御手段は通信回線を切断する
ように制御する。つまり、通信に必要のないノイズ信号
がある一定時間検出されると、制御手段によって通信回
線が自動的に切断されることになる。
【0012】したがって、上記の構成によれば、例えば
データ通信終了時において、ユーザが携帯電話端末の電
源OFFボタンを押し忘れたり、また押し間違えたりし
て通信回線が切断されなかった場合でも、自動的に通信
回線が切断されるようになる。これにより、データ通信
終了以降に不要に電力が消費されるのを確実に回避する
ことができる。
【0013】また、データ通信の終了時、従来は、コン
ピュータ端末のデータ通信を終了させ、その後携帯電話
端末の電源をOFFにするという操作が必要であった。
しかし、上記構成によれば、コンピュータ端末でデータ
通信を終了させれば、自動的に通信回線が切断されるの
で、従来のような、データ通信終了後の携帯電話端末の
電源切断操作を不要にすることができる。
【0014】また、上記構成によれば、従来のような部
品点数の多い、構成の複雑な通信回線自動切断装置を備
えるのではなく、上述したような構成の簡単な通信回線
を自動で切断する構成を備えているので、携帯電話端末
自体のコストの低減を図ることができる。
【0015】また、所定範囲設定手段が設けられている
ので、ユーザが必要に応じて上記所定の範囲を自由に設
定することが可能となる。これにより、個々のユーザ、
あるいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供すること
ができる。
【0016】請求項2の発明に係る携帯電話端末は、上
記の課題を解決するために、コンピュータ端末からアナ
ログモデムを介して入力されたデータ信号を無線によっ
データ通信する際に用いられる携帯電話端末であっ
て、伝送信号の振幅が所定の範囲内か否かを所定の周期
で検出する振幅検出手段と、上記振幅検出手段によって
上記所定の範囲内の信号が所定の周期ごとに連続して検
出されたときに、その検出回数をカウントするカウント
手段と、上記カウント手段のカウント値が第1の所定値
に達したときに、通信回線を切断するように制御する制
御手段と、イヤホンマイクのプラグがジャックに差し込
まれているかどうかを検出する差込み検出 手段とを備
え、上記制御手段は、上記差込み検出手段からの検出信
号に基づき、上記プラグがジャックからはずれたと判断
した後、上記カウント手段のカウント値が第2の所定値
に達したときに、通信回線を切断するように制御する
とを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、振幅検出手段によっ
て、伝送信号の振幅が所定の周期において所定の範囲内
に収まっているかどうかが検出される。ここで、例えば
通信に必要のないノイズ信号は振幅が小さいので、上記
振幅は上記所定の範囲内に収まるようになる。一方、例
えば通信されるべきデータ信号は所定の振幅を有してい
るので、上記振幅は上記所定の範囲内に収まらない。
【0018】ここで、振幅が上記所定範囲内に収まって
いる信号、つまり、ノイズを示す信号が所定周期ごとに
連続して検出されると、カウント手段はその検出回数を
カウントする。そして、カウント手段のカウント値が第
1の所定値に達すると、制御手段は通信回線を切断する
ように制御する。つまり、通信に必要のないノイズ信号
がある一定時間検出されると、制御手段によって通信回
線が自動的に切断されることになる。
【0019】したがって、上記の構成によれば、例えば
データ通信終了時において、ユーザが携帯電話端末の電
源OFFボタンを押し忘れたり、また押し間違えたりし
て通信回線が切断されなかった場合でも、自動的に通信
回線が切断されるようになる。これにより、データ通信
終了以降に不要に電力が消費されるのを確実に回避する
ことができる。
【0020】また、データ通信の終了時、従来は、コン
ピュータ端末のデータ通信を終了させ、その後携帯電話
端末の電源をOFFにするという操作が必要であった。
しかし、上記構成によれば、コンピュータ端末でデータ
通信を終了させれば、自動的に通信回線が切断されるの
で、従来のような、データ通信終了後の携帯電話端末の
電源切断操作を不要にすることができる。
【0021】また、上記構成によれば、従来のような部
品点数の多い、構成の複雑な通信回線自動切断装置を備
えるのではなく、上述したような構成の簡単な通信回線
を自動で切断する構成を備えているので、携帯電話端末
自体のコストの低減を図ることができる。
【0022】また、イヤホンマイクのプラグが、ジャッ
クに一度差し込まれてから抜けた場合、制御手段は、カ
ウント手段によるカウント値が第2の所定値に達したと
きに、通信回線を切断するように制御する。つまり、上
記のプラグをジャックに差し込んで使用した場合にも、
その差込み状態に基づいて通信回線が自動的に切断され
るようになる。
【0023】したがって、上記構成によれば、例えばデ
ータ通信終了時において、ユーザによって電源がOFF
されなかったとしても、上記のプラグの差込み状態に基
づいて通信回線が切断されるので、その結果、イヤホン
マイク使用時の電源切断忘れにも対応することができ
る。
【0024】請求項3の発明に係る携帯電話端末は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2の構成に
加えて、上記所定の周期をユーザ側が設定するための所
定周期設定手段を備えていることを特徴としている。
【0025】上記の構成によれば、請求項1または2の
構成に加えて、所定周期設定手段が設けられているの
で、ユーザが必要に応じて上記所定の周期を自由に設定
することが可能となる。これにより、個々のユーザ、あ
るいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供することが
できる。
【0026】請求項4の発明に係る携帯電話端末は、上
記の課題を解決するために、請求項1、2または3の構
成に加えて、上記第1の所定値をユーザ側が設定するた
めの所定値設定手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0027】上記の構成によれば、請求項1、2、また
は3の構成に加えて、所定値設定手段が設けられている
ので、ユーザが必要に応じて上記第1の所定値を自由に
設定することが可能となる。これにより、個々のユー
ザ、あるいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供する
ことができる。
【0028】請求項5の発明に係る携帯電話端末は、上
記の課題を解決するために、請求項2、3、または4の
構成に加えて、上記第2の所定値をユーザ側が設定する
ための所定値設定手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0029】上記の構成によれば、請求項2、3、また
は4の構成に加えて、所定値設定手段が設けられている
ので、ユーザが必要に応じて上記第2の所定値を自由に
設定することが可能となる。これにより、個々のユー
ザ、あるいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供する
ことができる。
【0030】また、所定値設定手段により、例えば、第
1の所定値よりも第2の所定値のほうを小さく設定すれ
ば、上記のイヤホンマイクのプラグがジャックから抜け
てからの、回線の切断までに要する時間をさらに短くす
ることができる。その結果、データ通信終了時以降に消
費される電力をさらに削減することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0032】本実施形態に係るデータ通信システムのデ
ータ送信系は、図1に示すように、データ通信するため
のデータを作り出すパソコン等のコンピュータ端末1
と、該コンピュータ端末1に接続されたモデム2と、通
信回線接続のための携帯電話端末3とから構成されてい
る。なお、本実施形態の携帯電話端末3はPHS(Pers
onal Handyphone System)である。
【0033】上記携帯電話端末3は、モデム2からの信
号をディジタル処理するための増幅器4およびPCM
(Pulse-Code Modulation )エンコーダ5と、いくつか
の過去のデータに基づき、上記PCMエンコーダ5から
のデータ信号の圧縮を行うADPCM(Adaptive Diffe
rential PCM )エンコーダ6と、各種信号処理を行うチ
ャネルコーディック部7と、無線部8とが順に接続され
て構成されている。また、図示はしないが、この携帯電
話端末3には、電源ON/OFFキーや、ダイヤル入力
キー等をはじめとする各種入力キー(所定振幅設定手
段、所定周期設定手段、所定値設定手段)が設けられて
いる。
【0034】上記の構成によれば、コンピュータ端末1
からのデータ信号がモデム2を介して携帯電話端末3の
増幅器4に送信される。そして増幅器4にて増幅された
データ信号はPCMエンコーダ5に送られてディジタル
化される。ディジタル化されたデータ信号はADPCM
エンコーダ6で圧縮され、チャネルコーディック部7に
送られる。チャネルコーディック部7では、TDMA
(Time Division Multiple Access )、TDD(Time D
ivision Duplex)、フレームの作成/復元、スクランブ
ル、ならびに簡易秘話等の各種信号処理が行われる。そ
の後、上記のように信号処理されたデータ信号が無線部
8からアンテナ9を介して無線電波として送出される。
このようにして、コンピュータ端末1からモデム2と携
帯電話端末3とを介してデータ通信が行われる。
【0035】また、上記携帯電話端末3は、上記の構成
に加えて、差込み検出回路10(差込み検出手段)と、
通信回線自動切断装置11とを備えている。そして、モ
デム2からの信号が、差込み検出回路10および通信回
線自動切断装置11を介して無線部8に送信されるよう
になっている。
【0036】上記の差込み検出回路10は、図示しない
ヘッドセットジャック(イヤホンマイクジャックとも言
う。また、以下では単にHSJと略記する。)におい
て、イヤホンマイクのプラグの差し込み状態を検出する
機能を有している。
【0037】上記通信回線自動切断装置11は、VOX
(Voice Operated transmission )検出回路12(振幅
検出手段)と、CPU(Central Processing Unit )1
3(制御手段)と、図示しないカウンタ(カウント手
段)とから構成されている。
【0038】VOX検出回路12は、PCMエンコーダ
5から送信された信号の振幅が所定の周期において所定
の範囲内にあるか否かを検出すると共に、上記信号をデ
ータレベル(有音)、またはノイズレベル(無音)を表
す2値の信号に変換する機能を有している。以下、この
2値の信号をVOXデータ信号と称する。このVOXデ
ータ信号は、カウンタおよびCPU13に送信されるよ
うになっている。なお、VOX検出回路12における信
号変換動作については、後で説明する。
【0039】カウンタは、VOX検出回路12からノイ
ズレベルのVOXデータ信号が所定周期ごとに連続して
発生したときに、上記VOXデータ信号をその発生ごと
にカウントする機能を有している。また、CPU13
は、VOX検出回路12から送信される信号、およびカ
ウンタのカウント値に基づき、通信回線の切断/非切断
を制御する機能を有している。
【0040】次に、上述したVOX検出回路12におい
て、送信されたデータ信号を2値のVOXデータ信号に
変換する動作について、図2(a)および図2(b)に
基づいて以下に説明する。
【0041】まず、VOX検出回路12(図1参照)
に、図2(a)に示すようなデータ信号(送信信号)が
キャリア(搬送波)にのって送信されたとする。ここ
で、上記のデータ信号が通信されるべきデータ信号であ
るか否かは、上述したように上記データ信号の振幅が所
定の範囲内にあるか否かで判断される。なお、以下で
は、上記所定の範囲のことをVOXレベルと称する。
【0042】ここで、あらかじめ上記のVOXレベル
を、ノイズ(無音)信号の振幅よりも若干大きくなるよ
うに設定しておく。これにより、データ信号が、例えば
通信に必要のないノイズ信号である場合、上記振幅は上
記所定の範囲内に収まることになる。一方、データ信号
が、例えば通信されるべき真のデータ信号の場合、その
振幅は大きく、上記所定の範囲内には収まらない。これ
により、VOXレベル以上の振幅を有する信号はデータ
レベル(通信されるべき真のデータ)と判断され、VO
Xレベルより小さい振幅を有する信号はノイズレベル
(通信される必要のない無益なデータ)と判断される。
したがって、同図における区間Aおよび区間Cでは、デ
ータ信号の振幅がVOXレベルよりも大きいので、これ
らの区間A、Cにおけるデータ信号はデータレベルであ
ると判断される。一方、区間Bにおいては、データ信号
の振幅はVOXレベルよりも小さいので、この区間Bに
おけるデータ信号はノイズレベルであると判断される。
なお、上記の区間A、B、Cの時間幅であるVOX検出
時間1、2、3は、すべて同じである。これにより、一
定の周期ごとに、データ信号がデータレベルであるか否
かが検出され、判断されることになる。
【0043】ここで、送信されたデータ信号は、上記の
ような判断に基づき、2値のVOXデータ信号に変換さ
れる。すなわち、送信された信号がデータレベルである
場合、VOX検出回路12は、所定のVOX検出時間に
おいてこのときのVOXデータ信号を‘1’レベルとす
る。一方、送信された信号がノイズレベルである場合、
VOX検出回路12は、所定のVOX検出時間において
このときのVOXデータ信号を‘0’レベルとする。つ
まり、図2(a)に示すようなデータ信号が送信された
場合、VOXデータ信号は、図2(b)に示すように、
区間A、Cにおいては‘1’レベルとなり、区間Bにお
いては‘0’レベルとなる。そして、このようなVOX
データ信号はCPU13に送信される。
【0044】上記のようなVOX検出回路12における
信号変換動作に基づき、CPU13(図1参照)は次の
ような動作を行う。
【0045】CPU13に、VOX検出回路12から、
例えば、‘1’レベルのVOXデータ信号が送信された
場合、CPU13はデータ通信が行われているものと判
断し、通信回線を切断しない。一方、例えば、VOX検
出回路12から‘0’レベルのVOXデータ信号が送信
され、しかも、それが所定周期ごとに連続して送信され
た場合、CPU13は、上記カウンタのカウント値と、
あらかじめ設定された設定値(第1の所定値)とを比較
し、それらが等しければ、データ通信が終了しているも
のと判断して通信回線を切断する。
【0046】一方、CPU13は、例えば、差込み検出
回路10(図1参照)からの検出信号によって、イヤホ
ンマイクのプラグがHSJに一度差し込まれてから抜け
たと判断した場合においても、上記と同様の制御を行
う。すなわち、上記のプラグがHSJから抜けてから、
VOX検出回路12からノイズレベルのVOXデータ信
号が所定周期ごとに連続して送信され、上記カウンタの
カウントした値が、あらかじめ設定された設定値(第2
の所定値)に等しくなれば、CPU13は、データ通信
が終了しているものと判断して通信回線を切断するよう
になっている。
【0047】上記の構成によれば、以上のような簡単な
構成、つまり、VOX検出回路12とCPU13とを設
ける構成によって通信回線自動切断装置11を実現する
ことができるので、集積回路等の部材の多い従来の装置
よりも部品点数を低減させ、装置のコストを低減させる
ことができる。また、通信に必要のない信号の伝送が続
いている場合には、CPU13によって自動的に通信回
線が切断されるので、例えば通信回線自動切断装置11
を本実施形態のように携帯電話端末3に適用することに
より、携帯電話端末3において人為的な回線切断忘れ等
が生じた場合に、不要に電力が消費されるのを確実に回
避することができる。
【0048】また、上記構成によれば、差込み検出回路
10が設けられているので、イヤホンマイクのプラグを
ジャックに差し込んで使用した場合、例えばデータ通信
終了時において、ユーザによって電源がOFFされなか
ったとしても、上記のプラグの差込み状態に基づいて通
信回線が切断される。したがって、その結果、イヤホン
マイク使用時の電源切断忘れにも対応することができ
る。
【0049】なお、本発明の携帯電話端末3において、
上記のVOXレベル、VOX検出時間、および第1、第
2の所定値は、メーカー側があらかじめ不揮発性メモリ
に書き込んで設定されているが、ユーザ側が必要に応じ
てそれらを自由に設定することも可能となっている。こ
の場合、音量調節、短縮ダイヤル設定等、他の機能設定
と同様に携帯電話端末3の所望のキーを操作することに
より、制御線14(図1参照)を介して不揮発性メモリ
に書き込んでソフトウェア的に処理することができるよ
うになっている。
【0050】これにより、上記のVOXレベル、VOX
検出時間、および第1および第2の所定値が常に固定さ
れることがなく、個々のユーザ、あるいは使用環境に応
じた携帯電話端末3を提供することができる。
【0051】ところで、あらかじめ設定される上記第1
の所定値と上記第2の所定値とは、上記のキーによって
それぞれ別々に設定されるようになっている。これによ
り、例えば、第1の所定値よりも、第2の所定値のほう
を小さく設定すれば、上記のプラグがHSJから抜けて
から回線が切断されるまでの時間をさらに短くすること
ができる。その結果、データ通信終了時以降に消費され
る電力をさらに削減することができる。
【0052】次に、本発明の携帯電話端末3(図1参
照)において、データ通信回線を自動的に切断する動作
の流れを図3のフローチャートに示し、以下このフロー
チャートに基づいてその動作について説明する。なお、
上記携帯電話端末3にはHSJが設けられているものと
する。
【0053】先ず、ステップ1(以下ではステップを単
にSと略記する)で、モデム2(図1参照)によるデー
タ通信が行われているものとする。次に、差込み検出回
路10(図1参照)は、HSJにイヤホンマイクのプラ
グが差し込まれているかどうかを検出する(S2)。
【0054】S2にて、HSJに上記のプラグが差し込
まれていると判断された場合には、S3においてデータ
通信が終了し、電源がOFFされているかどうかが判別
される。ここで、電源がOFFされている場合には、S
8に移行し、通信回線またはモデム2のリンクが切断さ
れて終了する。
【0055】一方、S2にて、HSJに上記のプラグが
差し込まれていない場合、およびS3にてデータ通信が
終了しておらず、かつ電源がOFFされていなければ、
S4でカウンタのカウント値Xがリセットされ、次にS
5において、ノイズレベルのVOXデータ信号が検出さ
れたかどうかが判別される。
【0056】ここで、ノイズレベルのVOXデータ信号
が検出されていなければS1に戻り、以上の動作を繰り
返す。一方、S5で、ノイズレベルのVOXデータ信号
が検出された場合には、カウンタのカウント値Xを1増
加させて(S6)、S7に移行する。そしてS7におい
て、上記カウント値Xと、回線を切断するためにあらか
じめ設定された設定値Y(例えば、第1の所定値)とが
等しいかどうかが判別される(なお、S2において、イ
ヤホンマイクのプラグがHSJにいったん差し込まれて
から抜けたと判断された場合は、S7では、カウンタの
カウント値Xと、設定値Yとして第2の所定値とが等し
いかどうかが判断される)。
【0057】このとき、上記カウント値Xと設定値Yと
が等しくなければS5に戻る。そして、S5にて、上記
カウント値Xが設定値Yよりも小さいときに、ノイズレ
ベルのVOXデータ信号が検出されなければ(すなわ
ち、データレベルのVOXデータ信号が検出されれ
ば)、S1の状態に戻りデータ通信中と認識される。
【0058】一方、S7にて、上記カウント値Xと上記
設定値Yとが等しいと判断された場合には、S8に移行
し、通信回線またはモデム2のリンクが切断されて終了
する。
【0059】上記の構成によれば、例えばデータ通信終
了時において、ユーザが携帯電話端末3の電源OFFボ
タンを押し忘れたり、また押し間違えたりして通信回線
が切断されなかった場合でも、自動的に通信回線が切断
されるようになる。これにより、データ通信終了以降に
不要に電力が消費されるのを確実に回避することができ
る。
【0060】また、従来は、データ通信の終了時、コン
ピュータ端末1(図1参照)のデータ通信を終了させ、
その後携帯電話端末3の電源をOFFにするという操作
が必要であった。しかし、上記構成によれば、コンピュ
ータ端末1でデータ通信を終了させれば、自動的に通信
回線が切断されるので、従来のような、データ通信終了
後の携帯電話端末3の電源切断操作を不要にすることが
できる。
【0061】また、上記構成によれば、従来のような部
品点数の多い、構成の複雑な通信回線自動切断装置を携
帯電話端末3に備えるのではなく、上述したような構成
の簡単な通信回線自動切断装置11(図1参照)を備え
ているので、携帯電話端末3自体のコストの低減を図る
ことができる。
【0062】なお、上記のフローチャートでは、HSJ
が設けられた携帯電話端末3を用いて説明したが、HS
Jが設けられていない場合は、S2をとばしてS1から
直接S3に移行すればよい。これにより、HSJが設け
られていない携帯電話端末3を用いても、同図に示すフ
ローチャートに基づいて、データ通信終了時にデータ通
信回線が自動的に切断されることになる。したがって、
この場合でも本実施形態と同様の効果が得られるのは勿
論である。
【0063】なお、本実施形態では、コンピュータ端末
1からモデム2、携帯電話端末3を介してデータ信号を
送信する送信系について説明したが、図4に示すよう
に、データ信号を受信する受信系においても、本発明の
通信回線自動切断装置11が設けられていれば、本実施
形態と同様の効果が得られる。この場合、送信系と異な
る点は、VOX検出回路12が、ADPCMエンコーダ
6から送信される信号に基づき信号変換動作を行う点だ
けであり、VOX検出回路12からの検出信号に基づく
CPU13の制御は、送信系と全く同様である。これに
より、データ信号の受信終了時に、ユーザによって携帯
電話端末3の電源がOFFされなかった場合に、通信回
線自動切断装置11によって自動的に通信回線が切断さ
れるようになり、その結果、受信終了時以降に不要に電
力が消費されるのを確実に回避することができる。
【0064】また、本実施形態では、通信回線自動切断
装置11を携帯電話端末3としてのPHSに適用して説
明したが、上記通信回線自動切断装置11をセルラーに
適用してもよい。
【0065】セルラーの場合、図示はしないが、図1に
示すPHSの構成において、ADPCMエンコーダ6
が、VSELP(Vector Sum Excited Linear Predicti
on)エンコーダとなっているだけである。セルラーのV
SELPエンコーダは、人間の発声モデルをもとにして
音声データの圧縮を行うものであり、ADPCMエンコ
ーダ6を備えるPHSとはデータの圧縮方法が違うだけ
である。つまり、セルラーとPHSとは、VSELPエ
ンコーダ以外の構成については同じである。したがっ
て、本実施形態の通信回線自動切断装置11をセルラー
に適用しても、本実施形態と同様の効果が得られること
は勿論である。
【0066】なお、本実施形態では、通信回線自動切断
装置11を携帯電話端末3に適用した例について説明し
たが、これに限ることはない。例えばモデムを介してコ
ンピュータ端末同士でデータ通信を行う場合であって
も、上記の通信回線自動切断装置11を適用することに
より、データ通信終了時の電源切断忘れによって電力が
不要に消費されるのを確実に回避することができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明に係る携帯電話端末は、
以上のように、コンピュータ端末からアナログモデムを
介して入力されたデータ信号を無線によってデータ通信
する際 に用いられる携帯電話端末であって、上記アナロ
グモデムから入力される伝送信号の振幅が所定の範囲内
か否かを所定の周期で検出する振幅検出手段と、上記振
幅検出手段によって上記所定の範囲内の信号が所定の周
期ごとに連続して検出されたときに、その検出回数をカ
ウントするカウント手段と、上記カウント手段のカウン
ト値が第1の所定値に達したときに、通信回線を切断す
るように制御する制御手段と、上記所定の範囲をユーザ
側が設定するための所定範囲設定手段とを備えている
成である。
【0068】それゆえ、データ通信終了時、ユーザによ
って通信回線が切断されなかった場合でも、通信回線自
動切断装置によって通信回線が自動的に切断されるの
で、データ通信終了以降に不要な電力が消費されるのを
確実に回避することができるという効果を奏する。
【0069】また、データ通信の終了時、従来は、コン
ピュータ端末のデータ通信を終了させ、その後携帯電話
端末の電源をOFFにするという操作が必要であった。
しかし、上記構成によれば、コンピュータ端末でデータ
通信を終了させれば、自動的に通信回線が切断されるの
で、従来のような、データ通信終了後の携帯電話端末の
電源切断操作を不要にすることができるという効果を併
せて奏する。
【0070】また、所定範囲設定手段が設けられている
ので、ユーザが必要に応じて上記所定の範囲を自由に設
定することが可能となる。これにより、個々のユーザ、
あるいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0071】請求項2の発明に係る携帯電話端末は、以
上のように、コンピュータ端末からアナログモデムを介
して入力されたデータ信号を無線によってデータ通信す
る際に用いられる携帯電話端末であって、伝送信号の振
幅が所定の範囲内か否かを所定の周期で検出する振幅検
出手段と、上記振幅検出手段によって上記所定の範囲内
の信号が所定の周期ごとに連続して検出されたときに、
その検出回数をカウン トするカウント手段と、上記カウ
ント手段のカウント値が第1の所定値に達したときに、
通信回線を切断するように制御する制御手段と、イヤホ
ンマイクのプラグがジャックに差し込まれているかどう
かを検出する差込み検出手段とを備え、上記制御手段
は、上記差込み検出手段からの検出信号に基づき、上記
プラグがジャックからはずれたと判断した後、上記カウ
ント手段のカウント値が第2の所定値に達したときに、
通信回線を切断するように制御する構成である。
【0072】それゆえ、データ通信終了時、ユーザによ
って通信回線が切断されなかった場合でも、通信回線自
動切断装置によって通信回線が自動的に切断されるの
で、データ通信終了以降に不要な電力が消費されるのを
確実に回避することができるという効果を奏する。
【0073】また、データ通信の終了時、従来は、コン
ピュータ端末のデータ通信を終了させ、その後携帯電話
端末の電源をOFFにするという操作が必要であった。
しかし、上記構成によれば、コンピュータ端末でデータ
通信を終了させれば、自動的に通信回線が切断されるの
で、従来のような、データ通信終了後の携帯電話端末の
電源切断操作を不要にすることができるという効果を併
せて奏する。
【0074】また、データ通信終了時において、ユーザ
によって携帯電話端末の電源がOFFされなかったとし
ても、上記のプラグの差込み状態に基づいて通信回線が
切断されるので、その結果、イヤホンマイク使用時の電
源切断忘れにも対応することができるという効果を奏す
る。
【0075】請求項3の発明に係る携帯電話端末は、以
上のように、請求項1または2の構成に加えて、上記所
定の周期をユーザ側が設定するための所定周期設定手段
を備えている構成である。
【0076】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、所定周期設定手段が設けられているの
で、ユーザが必要に応じて上記所定の周期を自由に設定
することが可能となる。これにより、個々のユーザ、あ
るいは使用環境に応じた携帯電話端末を提供することが
できるという効果を奏する。
【0077】請求項4の発明に係る携帯電話端末は、以
上のように、請求項1、2、または3の構成に加えて、
上記第1の所定値をユーザ側が設定するための所定値設
定手段を備えている構成である。
【0078】それゆえ、請求項1、2、または3の構成
による効果に加えて、ユーザが必要に応じて上記第1の
所定値を自由に設定することが可能となる。これによ
り、個々のユーザ、あるいは使用環境に応じた携帯電話
端末を提供することができるという効果を奏する。
【0079】請求項5の発明に係る携帯電話端末は、以
上のように、請求項2、3、または4の構成に加えて、
上記第2の所定値を設定するための所定値設定手段を備
えている構成である。
【0080】それゆえ、請求項2、3、または4の構成
による効果に加えて、ユーザが必要に応じて上記第2の
所定値を自由に設定することが可能となる。これによ
り、個々のユーザ、あるいは使用環境に応じた携帯電話
端末を提供することができるという効果を奏する。
【0081】また、所定値設定手段により、例えば、第
1の所定値よりも第2の所定値のほうを小さく設定すれ
ば、上記のイヤホンマイクのプラグがジャックから抜け
てからの、回線の切断までに要する時間をさらに短くす
ることができる。その結果、データ通信終了時以降に消
費される電力をさらに削減することができるという効果
を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信回線自動切断装置および携帯
電話端末の送信系における一構成例を示すブロック図で
ある。
【図2】上記携帯電話端末において、(a)は、VOX
検出回路に送信されるデータ信号を示す波形図であり、
(b)は、上記データ信号に基づいて変換されたVOX
データ信号である。
【図3】データ通信回線を自動的に切断する動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】受信系のデータ通信システムを示すブロック図
である。
【図5】従来の携帯電話端末の一構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ端末 2 モデム 3 携帯電話端末 10 差込み検出回路(差込み検出手段) 11 通信回線自動切断装置 12 VOX検出回路(振幅検出手段) 13 CPU(制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04L 13/00 - 13/18 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ端末からアナログモデムを介
    して入力されたデータ信号を無線によってデータ通信す
    る際に用いられる携帯電話端末であって、 上記アナログモデムから入力される伝送信号の振幅が所
    定の範囲内か否かを所定の周期で検出する振幅検出手段
    と、 上記振幅検出手段によって上記所定の範囲内の信号が所
    定の周期ごとに連続して検出されたときに、その検出回
    数をカウントするカウント手段と、 上記カウント手段のカウント値が第1の所定値に達した
    ときに、通信回線を切断するように制御する制御手段
    と、 上記所定の範囲をユーザ側が設定するための所定範囲設
    定手段とを備えていることを特徴とする携帯電話端末。
  2. 【請求項2】コンピュータ端末からアナログモデムを介
    して入力されたデータ信号を無線によってデータ通信
    際に用いられる携帯電話端末であって、伝送信号の振幅が所定の範囲内か否かを所定の周期で検
    出する振幅検出手段と、 上記振幅検出手段によって上記所定の範囲内の信号が所
    定の周期ごとに連続して検出されたときに、その検出回
    数をカウントするカウント手段と、 上記カウント手段のカウント値が第1の所定値に達した
    ときに、通信回線を切断するように制御する制御手段
    と、 イヤホンマイクのプラグがジャックに差し込まれている
    かどうかを検出する差込み検出手段とを備え、 上記制御手段は、上記差込み検出手段からの検出信号に
    基づき、上記プラグがジャックからはずれたと判断した
    後、上記カウント手段のカウント値が第2の所定値に達
    したときに、通信回線を切断するように制御することを
    特徴とする携帯電話端末。
  3. 【請求項3】上記所定の周期をユーザ側が設定するため
    の所定周期設定手段を備えていることを特徴とする請求
    1または2に記載の携帯電話端末。
  4. 【請求項4】上記第1の所定値をユーザ側が設定するた
    めの所定値設定手段を備えていることを特徴とする請求
    項1、2、または3に記載の携帯電話端末。
  5. 【請求項5】上記第2の所定値をユーザ側が設定するた
    めの所定値設定手段を備えていることを特徴とする請求
    項2、3、または4に記載の携帯電話端末。
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