JP3225854U - 炭マット及び履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 効果的に足裏などの人体を温めることができるのみならず、血行を促して体調を整えることができる炭マットを提供する。【解決手段】 利用者が足を炭マット100に乗せると、足裏から熱ないし赤外線が放出される。これにより、保温材110及び気泡保温材120を介して熱が炭シート130に伝達され、炭入り小袋132が温められる。炭入り小袋132は、断熱枠134による遮熱作用及び気泡保温材140による断熱作用により、熱が下側に逃げるのが低減されている。このため、炭入り小袋132の炭は、より効果的に温められる。すると、炭の電子力が高まるようになり、反射シート142による炭電子の反射効果も加わって、足裏に作用する炭電子力が強くなり、足裏の血流が促進されて、足裏が暖められる。また、凹凸板150による凹凸によって、足裏のツボが痛みのない滑らかな刺激を受けるようになり、血流が促進されて足裏が暖められる。【選択図】図1

Description

本考案は、炭を利用して足の裏側などを温める炭マット及び履物に関する。
湯たんぽは、冷え性の人が、冬季に体を暖めて、寝付きを良くして就寝するために利用されている。このような湯たんぽとしては、例えば、下記特許文献1に開示された技術がある。
特開2003−24363号公報
しかしながら、以上のような背景技術に示す湯たんぽを利用して例えば足裏を温める場合、湯たんぽからの熱が単に足裏に伝わるのみであることから、良好な保温効果が期待できない。また、湯たんぽは、高温のお湯を扱うことから、手間がかかるとともに危険性もあり、低温やけど等の恐れがある。更に、湯たんぽの温度が下がると、暖め効果も低下してしまう。長時間、安全で、かつ、暖め効果が持続することが好ましい。
本考案は、以上の点に着目したもので、その目的は、効果的に足裏などを温めることができるのみならず、長時間温め効果を持続することができる炭マット及び履物を提供することを、その目的とする。
前記目的を達成するため、本考案の炭マットは、人体を温めるための炭マットであって、気泡によって保温を行う第一の気泡保温材,前記人体からの放射熱により温められる炭を含む炭シート,この炭シートに対し、気泡によって保温を行う第二の気泡保温材,を積層した構造となっており、前記炭シートの炭を前記人体からの熱で温めることによって得た保温効果により、人体の血流を促して体調を整えるようにしたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、人体のツボを刺激する凹凸を備えた凹凸板を更に積層し、前記炭シートの炭を前記人体からの熱で温めることによって得た保温効果と、前記凹凸板の刺激との相互作用により、人体の血流を促して体調を整えるようにしたことを特徴とする。他の形態によれば、前記人体と前記第一の気泡保温材との間に、炭入りのクッション材を設けたことを特徴とする。更に他の形態によれば、前記炭シートを、炭を小袋に分けて断熱枠に収納した構造としたことを特徴とする。あるいは、前記炭の熱ないし電子が人体側と反対側に放出されるのを防ぐ断熱・反射シートを積層したことを特徴とする。
本考案の履物は、前記いずれかの炭マットを中敷きとしたことを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案による炭は、特殊高温焼成されたもので、炭の電子力が極めて優れたものであり、人体から放射される熱によって炭シートの炭を暖めることとしたので、炭の電子や赤外線の放射率が高まり、これらが人体に作用することで、血流がより促進される。このため、人体が効果的に暖められるようになるとともに、持続した保温効果を得ることができる。
本考案の実施例1の主要断面を示す図である。 前記実施例における積層構造を示す図である。 本考案の実施例2を示す図である。 本考案の実施例3を示す図である。 本考案の実施例4を示す図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
本実施例は、本考案を人体の足裏に適用したものである。図1には、本考案の実施例1の炭マット(炭パッド)の主要断面構造が示されており、図2には、積層状態が示されている。組み立てた状態における図2の#A−#A線に沿って矢印方向に見た断面が図1である。これらの図において、炭マット100は、収納容器200内に収納されている。収納容器200には、容器本体202に両足を乗せることができる大きさであって、爪先側が高くなるように傾斜した開口204が設けられており、爪先側には覆い206が設けられている。炭マット100は、容器本体202内に収納されている。
次に、炭マット100は、上から、保温材110,気泡保温材120,炭シート130,気泡保温材140,凹凸板150,ベースボード160を積層した構造となっている。
これらのうち、保温材110はクッション性を備えており、例えば、ウレタンなどのスポンジ材料が使用されている。保温材110にも炭が混入されている。気泡保温材120,140は、気泡がシート内に密閉されたエアーパッキンないし気泡緩衝材を使用しており、気泡内部の空気が温められることで、保温効果が得られるようになっている。
炭シート130は、複数の炭入り小袋132と断熱枠134とによって構成されている。炭としては、高温焼成された不純物が少ないものを使用する。不純物が少ないほど、炭の中の電子の流れ(炭の電子力)が向上する。また、炭を小袋状とすることで、短時間で温まるようにもなる。複数の炭入り小袋132は、断熱枠134内に敷設されており、炭入り小袋132の熱が下側の気泡保温材140の方向に逃げないようにしている。下側の気泡保温材140の裏面側(凹凸板150側)には、断熱・反射シート142が設けられている。断熱・反射シート142は、上述した炭の熱ないし電子を反射する機能を備えている。
次に、凹凸板150は、足裏側の表面に三角柱状の凸材152が設けられている。凸材152は、頂部が突出しておらず、滑らかになっている(図1参照)。このような凹凸板150に、上述した保温材110,気泡保温材120,炭シート130,気泡保温材140が重ねられているため、凹凸による足裏の刺激が滑らかになる。凹凸板150の下側のベースボード160は、収納容器200に炭マット100を収納したときに、足を乗せやすくするために、爪先側が高くなるような傾斜形状となっている。
以上のような積層構造の炭マット100は、全体が化粧カバー(図示せず)によって覆われており、この状態で収納容器200に収納されている。
次に、本実施例の全体的な作用を説明する。図1に示すように、炭マット100は、収納容器200内に収容される。そして、利用者が足を炭マット100に乗せると、足裏から熱ないし赤外線が放出される。これにより、保温材110及び気泡保温材120を介して熱が炭シート130に伝達され、炭入り小袋132が温められる。炭入り小袋132は、断熱枠134による遮熱作用及び気泡保温材140による断熱作用により、熱が下側に逃げるのが低減されている。このため、炭入り小袋132の炭は、より効果的に温められるようになる。
すると、炭の電子力が高まるようになり、反射シート142による炭電子の反射効果も加わって、足裏に作用する炭電子力が強くなり、足裏の血流が促進されて、足裏が暖められるようになる。加えて、本実施例では、凹凸板150による凹凸によって、足裏のツボが痛みのない滑らかな刺激を受けるようになり、血流が更に促進されて足裏が暖められるようになる。足裏の血流が良くなると、更には全身の血流も促進されるようになり、足裏のみならず身体が全体として暖められ、体調を整えることができる。
以上のように、本実施例によれば、足裏から放射される熱を熱源とするとともに、この熱によって炭シート130の炭が暖められ、炭の電子力や赤外線の放射率も向上し、これらが足裏に作用することで、血流が促される。また、凹凸板150による刺激によっても血流が促される。これらの血行促進作用により、足裏から更には人体の全体が効果的に暖められるようになり、体調が整えられるといった優れた効果が期待できる。
次に、図3を参照しながら、本考案の実施例2について説明する。まず、同図(A)の例は、上述した凹凸板150がない例で、炭マット300は、収納容器210内に収納されている。収納容器210は、両足を乗せることができる大きさであって、全体が箱型となっている。炭マット300は、上から、保温材110,気泡保温材120,炭シート130,気泡保温材140,断熱・反射シート142(図示せず)を積層した構造となっている。必要があれば、ベースボードを追加してもよい。この例においても、足裏から放射される熱によって炭シート130の炭が暖められ、炭の電子力や赤外線の放射率が向上し、これらが足裏に作用することで、血流が促進される。
同図(B)の例は、本考案をスリッパ400に応用した例である。同図に示すように、スリッパ400の中敷き部分に炭マット300を敷いている。上述した実施例のように、炭マット100や300に足を乗せている場合よりも、スリッパ400を履いて歩いている場合のほうが、更に血行が良くなる。同図(C)は、炭シートの他の例である。同図に示すように、炭シート230は、上述した炭入り小袋132よりも更に細かく仕切られた炭層232の左右上下を、気泡性のある炭電子の放射透過材234で密閉した構造となっている。このようにすることで、足裏などからの放熱を受けた炭層232や放射透過材234中の炭の中の電子の流れが更に強くなり、足裏に作用する炭電子力が向上する。
次に、図4を参照しながら、本考案の実施例3について説明する。本実施例は、同図(A)に示すように、上述した炭マット300に固定用バンド500を取り付けたものである。固定用バンド500は、炭マット300の大きさに対応する幅となっており、面ファスナー502,504(一方がオスで他方がメス)が設けられている。同図(B)は、使用状態の一例が示されており、例えば仰臥位の状態で足の甲に固定用バンド500で炭マット300を取り付けるようにする。なお、炭マット300と固定用バンド500を別々としてもよいし、固定用バンド500に対して炭マット300を着脱自在としてもよい。
次に、図5を参照しながら、本考案の実施例4について説明する。本実施例は、上述した炭マット300を下肢に使用した例である。同図において、炭マット300Aは、ふくらはぎの下に敷かれており、炭マット300Bは、太ももの上に載せられている。炭マット300A,300Bは、炭マット300と同じ構造であるが、保温材110が人体側となるように取り付けられる。図示の例では、固定用バンド500は用いていないが、必要があれば用いてもよい。また、固定用バンド500の代わりに、貼付シート600を利用して貼り付けるようにしてもよい。このように、人体の各部に適用しても、前記実施例と同様に血流が促され、人体が暖められるようになる。
<他の実施例> なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、前記実施例では、収納容器200を、方形の箱形状としたが、円形その他の形状としてよい。また、覆い206を省略するようにしてもよい。凹凸板150の凹凸形状も、同様に各種の形状としてよい。
(2)本考案の炭マットは、作業場や家庭内で常用したり、寝床内の下肢のみならず、全身マットにも適用することができ、炭活用による血流の促進効果を得ることができる。個人差や時間帯によって異なるが、本願マットを3〜4分程度使用すると、足裏から全身に至る血流が促されて暖かさを感じ始めるようになるので、例えば冬季の冷えた脱衣室や浴室に入っても立ちくらみや目まいを低減することができる。
(3)前記実施例では、気泡保温材140の裏面側に断熱・反射シート142を設けたが、炭シート130の下側に設けてもよい。
(4)前記実施例では、炭マットをスリッパの中敷きに適用したが、各種の履物に適用してよい。
(5)前記実施例では、足裏やふくらはぎ等に炭マットを使用したが、人体の各部に対して適用してよい。
本考案によれば、人体から放射される熱によって炭シートの炭を暖めることとしたので、炭の電子や赤外線の放射率が高まり、これらが人体に作用することで、血流が促進される。一般の室内空気暖房を高めても、上半身はほてって下半身は温まり難くいのに対し、本願考案は低暖房でも人体が効果的に暖められ、持続した保温効果を得ることができ、人体の暖房に好適であり、省エネで健康的でもある。
100,300,300A,300B:炭マット
110:保温材
120,140:気泡保温材
130,230:炭シート
132:炭入り小袋
134:断熱枠
142:断熱・反射シート
150:凹凸板
152:凸材
160:ベースボード
200,210:収納容器
202:容器本体
204:開口
206:覆い
232:炭層
234:放射透過材
400:スリッパ
500:固定用バンド
502,504:面ファスナー
600:貼付シート

Claims (6)

  1. 人体を温めるための炭マットであって、
    気泡によって保温を行う第一の気泡保温材,
    前記人体からの放熱により温められる炭を含む炭シート,
    この炭シートに対し、気泡によって保温を行う第二の気泡保温材,
    を積層した構造となっており、
    前記炭シートの炭を前記人体からの熱で温めることによって得た保温効果により、人体の血流を促して体調を整えるようにしたことを特徴とする炭マット。
  2. 人体のツボを刺激する凹凸を備えた凹凸板を更に積層し、
    前記炭シートの炭を前記人体からの熱で温めることによって得た保温効果と、前記凹凸板の刺激との相互作用により、人体の血流を促して体調を整えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の炭マット。
  3. 前記人体と前記第一の気泡保温材との間に、炭入りのクッション材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の炭マット。
  4. 前記炭シートを、炭を小袋に分けて断熱枠に収納した構造としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の炭マット。
  5. 前記炭の熱ないし電子が人体側と反対側に放出されるのを防ぐ断熱・反射シートを積層したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の炭マット。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の炭マットを中敷きとしたことを特徴とする履物。
JP2020000308U 2019-12-26 2020-01-31 炭マット及び履物 Active JP3225854U (ja)

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