JP3225810U - Wドリンク容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造上及び利用上容易で利便性に優れており、洩れることなく、逆さにすることなく、一人でも二人でも清潔に楽しく二種類の飲料を飲むことを可能にした便利なWドリンク容器を提供する。【解決手段】ドリンク容器であって、一対の飲み口を備え、前記各飲み口に接続する飲料容器を備え、前記飲料容器同士を並列接続し、前記ドリンク容器が合成樹脂製及び/又は金属製であること、前記一対の飲み口が螺合蓋付き101、102及び/又はリンプル付き蓋であること、前記一対の飲み口の一方が螺合蓋付きであり、他の一方がリンプル付き蓋であること、前記飲料容器同士を着脱可能に並列接続した。【選択図】図1

Description

本考案は、二種類の飲料を収容可能にした或いは同一種類の飲料を小分けして収容可能にした便利なWドリンクボトルに関するものである。
現在市販されている飲料ボトルや飲料缶は、1種類の飲料しか飲むことができなく、しかも缶が大きい為飲み残しが多く捨てるのでむだである。また二種類を飲むにも二本では多量でこれも無駄である。これらのことから、飲料缶又は飲料ボトルを、別々に開封でき、しかも一方の飲み終えた飲料がこぼれ落ちることなく、2種類の飲料を1つの缶で飲むことができるとして、一本の飲料ボトルか飲料缶で別種の飲み物を収容して一人でも2人でも、時をおいて或いは前後して別種の飲み物を楽しむことが出来る考案が要望されていた。これらの要望に答えるべく、従来は特許文献1〜3に記載の考案が公知である。
特許文献1では、図5に示すように、上下二段に連結したリンプル付蓋のダブルドリンク缶で、上下缶それぞれに別種の飲み物が入っているものが紹介されている。
特許文献2では、図6に示すように、Wリンプル付蓋の縦二列一体成型体の飲料缶が紹介されている。
特許文献3では、図7に示すように、飲料ボトルの底板とリンプル付き飲料缶の各底板間を固定連結して、上下二段に仕切ったものが紹介されている。
実用新案公開平2−97226号公報 実用新案公開平4−35525号公報 実用新案登録第3086280号公報
前記紹介の考案は、製造的、構造的、整理的等に好ましくなくいずれも実現化されていないのが現状である。
即ち、特許文献1の上下のダブルドリンク缶は、構造上製造が極めて困難であり不能に近い。その上、上側になる缶から飲んで次に下側になる缶を飲もうとすると先に飲んだ缶を完全に飲み干さない限り、逆さにした際、零れてしまい始末が悪い。このため受け皿式の座面等が必要になる。また上下面に飲み口が有る為、縦長になり配列収容容積を多く必要する。
特許文献2のWリンプル付蓋の縦二列一体成型の飲料缶は、製造過程での一体成形が極めて困難であり実現不能である。また一人専用缶であり二人での交互ドリンクは衛生上好ましくない。また一方を開けて飲みその途中で他方を開けて飲む場合は、零れることが多く困難であり、ストローが必要になる。
特許文献3の上下二段の飲料容器は、製造上極めて困難であり、且つ縦長のため箱詰め整理上多くの場所を必要とし、しかもリンプル式蓋の下部容器を先に開けると前記特許文献1のダブルドリンク缶と同様の問題が提起される。
本考案は、製造上容易であり、また逆さにすることなく、一人でも二人でも清潔に楽しく二種類の飲料を飲むことを可能にして前記問題を解決した便利なWドリンク容器を提供する。
上記課題を満足させる本考案の における主な技術構成は、次の(1)〜(5)の通りである。
(1)、ドリンク容器であって、一対の飲み口を備え、前記各飲み口に接続する飲料容器を備え、前記飲料容器同士を並列接続したことを特徴とするWドリンク容器。
(2)、前記ドリンク容器が合成樹脂製及び/又は金属製であることを特徴とする前記に(1)に記載のWドリンク容器。
(3)、前記一対の飲み口が螺合蓋付き及び/又はリンプル付き蓋であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のWドリンク容器。
(4)、前記一対の飲み口の一方が螺合蓋付きであり、他の一方がリンプル付き蓋であることを特徴とするに(1)又は(2)に記載のWドリンク容器。
(5)、前記飲料容器同士を着脱可能に並列接続したことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか一つに記載のWドリンク容器。
前記着脱可能に並列接続する手段は、嵌合式、ボタン式、シール接続式、磁石式、面フフスナ式等がある。
また飲み口は、螺合蓋やリンプル付蓋に限定するものではなく、王冠式、シールラベル式、突き破り式等公知の蓋を適宜さいようすることが出来る。
本考案のWドリンク容器は、前記構成により、製造上及び利用上容易で利便性に優れており、飲む際は洩れることなく、逆さにすることなく、一人でも二人でも清潔に楽しく二種類の飲料を飲むことを可能にした利便性の優れたWドリンク容器である。
実施例1のWドリンク容器を示す説明図である。 実施例2のWドリンク容器を示す説明図(1)である。(2)は嵌合具による嵌合連結前の状態を示す斜視説明図である。 実施例3のWドリンク容器を示す説明図である。 実施例4のWドリンク容器を示す説明図である。 特許文献1の上下のダブルドリンク缶図。 特許文献2のWリンプル付蓋の縦二列一体成型の飲料缶図。 特許文献3の上下二段の飲料容器図。
考案を実施するための形態を図1〜図4に示す実施例により詳細に説明する。
実施例1を図1に示す。
図1に示すWドリンク容器100は合成樹脂製であり、一対の螺合蓋式の飲み口101,102を備え、前記各飲み口101,102に接続する半円弧タイプの飲料容器103、104を備え、前記飲料容器103、104の同士の背中同士を一体的に成形し或いは接着剤等で接着固定したものである。
このWドリンク容器100は螺合蓋式の飲み口101,102のため、一人であるいは二人でストローを活用すれば夫々好きな時に飲むことが出来る
実施例2を図2に示す。
図2の(1)に示すWドリンク容器200はアルミニウム・鉄等の金属製であり、一対のリンプル式の飲み口201,202を備え、前記各飲み口201,202に接続する半円弧タイプの飲料容器203、204を備え、(2)に示すように前記飲料容器203、204の同士の背中を嵌合具205,206で着脱可能に嵌合接続したものである。
このWドリンク容器200は、購入後に嵌合具405、406を(2)に示すように離間して分離し、一人であるいは二人で夫々好きな時に飲むことが出来る。
実施例3を図3に示す。
図3に示すWドリンク容器300は、合成樹脂製であり、一方を螺合蓋付きの飲み口301とし、他方をリンプル式の飲み口302とし、前記各飲み口301,302に接続する半円弧タイプの飲料容器303、304を備え、前記飲料容器303、304の同士の背中同士を一体的に成形したものである。
このWドリンク容器300は、螺合蓋付きの飲み口301側の飲料はいつでも好きな時に飲むことが出来る。またリンプル式の飲み口302側の飲料は、螺合蓋付きの飲み口301側を閉めておけばいつでものむことが出来るが、飲み口301側の飲料はリンプル式の飲み口302側の飲料を飲む前に全量飲み干すことが好ましい。
実施例4を図4に示す。
図4に示すWドリンク容器400は、金属製であり、一方を螺合蓋付きの飲み口401とし、他方をリンプル式の飲み口402とし、前記各飲み口401,402に接続する半円弧タイプの飲料容器403、404を備え、前記飲料容器403、404の同士の背中同士を前例同様の嵌合具405、406で着脱可能に嵌合接続したものである。
このWドリンク容器400は、購入後に嵌合具405、406を離間して分離して一人であるいは二人で夫々好きな時に飲むことが出来る。
本考案は、前述の優れた作用効果を呈しており、愛飲者には勿論ドリンク産業界に革命的なサービス商品となり販売拡大寄与と発展に貢献すること多大なものがある。
100:Wドリンク容器
101,102:螺合蓋式の飲み口
103、104:半円弧タイプの飲料容器
200:Wドリンク容器
201,202:リンプル式の飲み口
203、204:半円弧タイプの飲料容器
205,206:嵌合具
300W:ドリンク容器
301:螺合蓋付きの飲み口
302:リンプル式の飲み口
303、304:半円弧タイプの飲料容器
400:Wドリンク容器
401:螺合蓋付きの飲み口
402:リンプル式の飲み口
403、404:半円弧タイプの飲料容器
405、406:嵌合具

Claims (1)

  1. ドリンク容器であって、一対の飲み口を備え、前記各飲み口に接続する飲料容器を備え、前記飲料容器同士を並列接続したことを特徴とするWドリンク容器。
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